JP2004316044A - カップ部のみのブラジャー - Google Patents

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JP2004316044A
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JP
Japan
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cup
breast
brassiere
polyurethane foam
polymer gel
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JP2003141165A
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English (en)
Inventor
Koichi Okamoto
浩一 岡本
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Kurosu Industry Co Ltd
Original Assignee
Kurosu Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】背中の大きく開いたブラジャーを着用してもブラジャーが見えず、着脱が楽で、着脱時も着用中も気持ち悪くなく、非常軽く、コストが安く、寿命が長く、大きい乳房の女性も快適に着用できる、カップのみからなるブラジャーを提供することである。
【解決手段】本発明はカップ部に軟式ポリウレタンォームを使用し乳房との接着面に柔軟で人体に良く密着する音響結合用高分子ゲルを接着する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は、カップ部のみで構成されるブラジャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
既存しているブラジャーの装着方法の多くは、胸部から背中に装着するベルト状の物が多く、背中の大きく開いた外衣ではブラジャーが見えてしまう問題点があった。
【0003】
また、吸着性のバストパットが既に特開9−299388、特開200−54202で公開されているが、どちらも減圧に伴う吸引力での豊胸を目的としているパットである為、被着面であるバストの大きさがパットのバスト当接面バスト当接面以上の大きさであると、バストパット内の減圧が起こらず、装着が不可能になりバストの形状を復元できない。その為に着用者のバストサイズに制限が起こりやすくなる。またバストを被うように作成されており大きさが大きくなってしまう。またシリコーンゴム製又はポリオレフィン系樹脂製で出来てる為、非常に重い。また吸引型の為、何かの拍子に空気が入ったら一瞬にして外れる為、不安感が残り、その為に既存のバックバンド伴うブラジャーとの併用が好ましくなる為、前述の吸引型のバストパットの単独での使用は困難であった。
【0004】
また、特開2002−242003のブラジャーは着用者乳房部分に当接する面に、粘着剤を塗布している為、着用するのが気持ち悪く、またブラジャーを外す時、肌にくっ付いてる粘着剤を剥がさないといけないため痛く苦痛で着脱が不便であった。またブラジャーを剥がした後に粘着物が肌にくっ付いたままになっている場合がありそれを取るのも苦痛だった。
【0005】
また、シリコンのパットにシリコン性樹脂粘着物を付けたものがあるが、コストが非常に高かった。またシリコン性樹脂粘着物は寿命が短い為、消費者は頻繁に買い替えをしなければならなく、価格の安いものを求めていた。またシリコン製の為重く、着用を続けると肩が凝ったり、乳房が垂れる現象がおこっていた。また、Eカップ、Fカップ、Gカップ等の乳房の大きい人用の商品はシリコンのパットの大きさが大きく非常に重い製品になる為、製品化することは非現実的だった。また着用時、パットと接する部分は皮膚呼吸が出来ない為、身体に良い商品ではなかった。
【0006】
【発明の課題】
上記の問題を解決したカップ部のみからなるブラジャーを開発することである。
【0007】
【課題の解決手段】
本発明はカップ部に軟式ポリウレタンフォームを使用し乳房との接着面に柔軟で人体に良く密着する音響結合用高分子ゲルを接着する。
【0008】
【実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を添付図面に基いて説明する。
【0009】
図7に示すようにカップ部の軽量化とコストダウンをはかる為、カップ部の素材として軽くてコストが安く空気を通す軟式ポリウレタンフォームを使用した。しかし軟式ポリウレタンフォームは黄変する為、軟式ポリウレタンフォームに肌色の着色料を混ぜ黄変を目立たない様にする。この時、肌色の着色料を使用したのは本発明のブラジャーを着用した時、外衣に本発明のブラジャーを透けにくくさせる為である。その軟式ポリウレタンフォームのカップの乳房部分に当接する面に、柔軟で人体に良く密着し、汚れにくく、水洗いが出来る為、何度も使用でき、人体への安全性が優れている音響結合用高分子ゲルを接着する。しかし軟式ポリウレタンフォームの表面は凹凸の為、軟式ポリウレタンフォームの種類によっては、凹凸が激しく音響結合用高分子ゲルを軟式ポリウレタンフォームの乳房部分に当接する面に上手く接着できない場合があった。そのような軟式ポリウレタンフォームを使用した場合は、軟式ポリウレタンフォームのカップの乳房部分に当接する面にポリウレタンフィルムを接着して表面を平らにして音響結合用高分子ゲルを接着した。
【0010】
なお軟式ポリウレタンフォームに水分を含ませない為、又見栄えを良くする為にポリウレタンフィルムで軟式ポリウレタンフォームの全体の面を被っても良い。またポリウレタンフィルムでないフィルムを使用しても良い。また空気を通す超微多孔ポリウレタンフィルムを使用するのが望ましいことは言うまでもない。本発明のブラジャーの大きさ、形はAカップ用、Bカップ用、Cカップ用、Dカップ用、Eカップ用、Fカップ用、Gカップ用等、乳房の大きさ、形に合わせて変化する。また図9の様に左右のカップを一体型にしても良いし、図10の様にフロントホックを付けても良い。また軟式ポリウレタンフォームに肌色の着色料を混ぜ黄変を目立たない様にする代わりに軟式ポリウレタンフォームの表面全体に肌色の生地を接着し軟式ポリウレタンフォムの黄変を隠すようにしても良い。また音響結合用高分子ゲルは、軟式ポリウレタンフォームの乳房部分に当接する面全体に塗っても良いし、部分的に塗っても良い。また音響結合用高分子ゲルの代わりにシリコン系ゲルまたはポリウレタン系ゲルを使用しても良い。
【0011】
【発明の効果】
よって、背中の大きく開いたブラジャーを着用してもブラジャーが見えず、着脱が楽で、着脱時も着用中も気持ち悪くなく、非常軽く、軽いことにより音響結合用高分子ゲルの粘着力が多少落ちても長時間乳房に粘着させることが可能な為、従来の商品より遥かに寿命が長く、また大きい乳房用の商品を使用しても重くなく快適に着用でき、しかもコストが安く、また軟式ポリウレタンフォームに音響結合用高分子ゲルを直接塗った場合はポリウレタンフォームの凸部にしか音響結合用高分子ゲルが塗られない為、凹部の部分では皮膚呼吸が出来き、また軟式ポリウレタンフォームに空気を通す超微多孔ポリウレタンフィルム接着しその上に音響結合用高分子ゲルを部分的にしか接着しなかった場合も、音響結合用高分子ゲルを接着してない部分では皮膚呼吸が出来るブラジャーが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の正面図。
【図2】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の底面図。
【図3】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の上面図。
【図4】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の下面図。
【図5】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の左面図。
【図6】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の右面図。
【図7】この発明のブラジャーの右乳房用カップの一例の図1のA−Bを結ぶ直線でカットした断面図。
【図8】この発明のブラジャーの右乳房用カップと左乳房用カップの一例の正面図。
【図9】右乳房用カップと左乳房用カップを一体化させたこの発明のブラジャーの一例の正面図。
【図10】右乳房用カップと左乳房用カップにフロントホックを付けたこの発明のブラジャーの一例の正面図。
【符号の説明】
1 軟式ポリウレタンフォーム
2 音響結合用高分子ゲル

Claims (5)

  1. 軟式ポリウレタンフォームのカップの乳房部分に当接する面に柔軟で人体に良く密着する音響結合用高分子ゲルを接着させた、左乳房用のカップと右乳房用のカップからなるブラジャー
  2. 軟式ポリウレタンフォームのカップの乳房部分に当接する面に音響結合用高分子ゲルの代わりに柔軟で人体に良く密着するシリコン系ゲルを接着させた、左乳房用のカップと右乳房用のカップからなる請求項1に記載のブラジャー
  3. 軟式ポリウレタンフォームのカップの乳房部分に当接する面に音響結合用高分子ゲルの代わりに柔軟で人体に良く密着するポリウレタン系ゲルを接着させた、左乳房用のカップと右乳房用のカップからなる請求項1に記載のブラジャー
  4. 左乳房用のカップと右乳房用のカップにフロントホックを付けた請求項1、請求項2、請求項3に記載のブラジャー
  5. 左乳房用のカップと右乳房用のカップが一体化した請求項1、請求項2、請求項3に記載のブラジャー
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007046431A1 (ja) * 2005-10-21 2007-04-26 Aderans Holdings Co., Ltd. かつら及びその製造方法
JP2008121171A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Shinsaku Yamazaki 減圧室付吸付きブラジャー

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