JP2004315177A - Paper transporting device and image forming device - Google Patents

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JP2004315177A JP2003112838A JP2003112838A JP2004315177A JP 2004315177 A JP2004315177 A JP 2004315177A JP 2003112838 A JP2003112838 A JP 2003112838A JP 2003112838 A JP2003112838 A JP 2003112838A JP 2004315177 A JP2004315177 A JP 2004315177A
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賢司 上田
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a paper transporting device and an image forming device capable of reducing the variation among paper sheets without placing a burden on control. <P>SOLUTION: This paper transporting device comprises a first transporting roller E mounted at the downstream part with respect to a paper roller for transporting the paper sheet, a second transporting roller E<SB>1</SB>mounted at the downstream part of the first transporting roller E, and a transport sensor G mounted at the downstream part of the first transporting roller E for detecting the presence or absence of the paper sheet. When the paper sheets are continuously supplied, a time T1 from the passage of a rear end of the leading paper sheet through a transport sensor position, to the passage of a leading end of the trailing paper through the transport sensor position is measured by the transport sensor G, and a time for feeding the trailing paper sheet at a speed V2 higher than a speed V1 of the leading paper sheet, is determined based on the time T1. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザープリンタ、ＰＰＣ、ＦＡＸ等の画像形成装置および画像形成装置に設けられる用紙搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図５に従来の画像形成装置（例えば特許文献１参照）の給紙搬送部（ＦＲＲ分離方式を使用）の横断面を示す。用紙積載台１に積載された用紙２は先端位置がＡの位置にある。用紙搬送装置に給紙開始を伝える給紙信号がＯＮとなるのをトリガとしてピックアップローラ３が下降、回転し用紙を分離部Ｂに送り出す。フィードローラ４、リバースローラ５はピックアップローラの駆動と同時に駆動され用紙を１枚に分離する。この実施例ではピックアップローラ、フィードローラ、リバースローラは１つのモータで駆動されている。
【０００３】
１枚に分離された用紙２の先端がセンサＣに達すると、ピックアップローラが上昇して駆動が切れ、ピックアップローラによる用紙の搬送が無くなる。その後、用紙はフィードローラの搬送力により搬送され搬送ローラＥに達する。フィードローラの駆動は、フィードローラ駆動ＯＮ後一定時間ｔ１後に切れるが、このときの用紙先端位置Ｆは用紙先端が搬送ローラＥに達した後となるよう設定されている。
【０００４】
フィードローラの駆動が切れた後は、用紙は搬送ローラＥにより送られる。その後、用紙先端がセンサＧ、搬送ローラＥ１を通過する。用紙先端がセンサＧを通過したこと（すなわち、センサＧが用紙先端を検知したこと）をトリガとして感光体６への画像書込みが開始される（センサＧがＯＮしてから２０ｍｓｅｃ後に画像書込みスタートというような制御による）。
【０００５】
搬送ローラＥ，Ｅ１はそれぞれ別のモータ（搬送ローラモータ（図示せず））で駆動されている。用紙先端がセンサＩに達した後ｔ２後（このとき用紙先端はレジストローラＪに達するようにｔ２が設定されておりレジストローラは停止している。このｔ２の設定により、用紙先端はレジストローラの前でたるみを作りスキュー補正を行う。この実施例ではｔ２＝３７．５ｍｓｅｃに搬送ローラモータはＯＦＦとなり搬送ローラＥ，Ｅ１は駆動ＯＦＦとなる。
【０００６】
その後レジストローラの駆動ＯＮと同時に搬送ローラモータはＯＮとなり搬送ローラＥ，Ｅ１は回転を始め用紙を感光体６と転写ローラ７からなる転写部に送られ画像を転写される。レジストローラＯＮのタイミングはセンサＧがＯＮ後 時間ｔ３後にＯＮとなるよう設定されている。これにより感光体６に書き込まれた画像と用紙位置を合わせている。
【０００７】
【特許文献１】
特開平１１−５９９６５号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
コピー、プリンタ等の画像形成装置において、従来は用紙を連続して搬送する場合、１枚給紙後次の用紙を給紙する際に間隔を空けて（以降この 間隔を紙間とする）給紙し、搬送しているものがほとんどである。
【０００９】
用紙先端をセンサで検知させ、画像書き込みのトリガとする、レジストローラ部用紙先端を止めてスキュー補正、画像との位置合わせを行う等の理由のため、用紙搬送時にはある一定以上の紙間は必要であり、紙間をあけるには給紙部で用紙を送り出す際に紙間をあけて送り出すのが簡単であることから、給紙部で紙間をあけて用紙を搬送することが一般的な方法となっている。
【００１０】
しかし、給紙部で紙間を開けていることによる不具合も生じている。近年コピー、プリンタ等の画像形成装置において生産性向上等理由から紙間をできるだけ短縮したいというニーズが大きくなってきている。
【００１１】
これは、同一線速（用紙送り速度）であれば紙間距離が短いほどコピー、プリントの速度が速くできることから、従来より低コスト化を求める（同一プリント速度を狙うのであればローラの回転数をあげる必要がないためモータ等の部品を１ランク低価格のものを使用できる）、静音化（同一プリント速度を狙うのであればローラの回転数をあげる必要がないためモータの騒音を下げられる）、耐久性を向上（紙間で余分にモータを回す必要がないことなどから耐久性を向上できる）などを目的とするものである。しかし、従来の給紙部で紙間を開ける方式では以下のような不具合があった。
【００１２】
（１）給紙時の用紙のスリップのバラツキによる紙間のバラツキ
用紙は用紙を搬送するローラの搬送力と用紙を搬送する際の負荷との関係によりスリップを生じながら搬送される。このとき搬送力が負荷に対して充分に大きいとスリップは小さく安定した線速で送られる。しかし一般に給紙用ローラによる用紙搬送では、分離部での負荷が給紙用ローラの搬送力に対して比較的大きい場合が多く、また、分離状態、用紙の種類などによっても負荷のバラツキを生じる。またローラの経時でのゴムの劣化、紙粉、汚れ等の付着による摩擦係数の低下等によって搬送力がバラツキやすい。このため他の搬送用ローラなどに比べてスリップが大きく、またそのバラツキも大きくなりやすい。この結果として給紙開始から用紙先端が搬送ローラＥに送られるまでの間で用紙線速がばらつきやすく、結果として紙間のバラツキが大きくなってしまう（用紙先端が搬送ローラＥに噛んだ後は、搬送ローラの搬送力が加わるため、負荷に対して用紙の搬送力が十分に大きくなるためスリップによる線速のばらつきは小さくなる）。
【００１３】
紙間のバラツキが大きくなると紙間がばらついた状態で、必要な紙間を確保するためには紙間の中央値を大きめに設定し、紙間がばらついても必要な紙間を確保できる用にする必要があった。このため紙間を小さくするためには紙間のバラツキを小さくする必要がある。
【００１４】
（２）用紙の待機位置のバラツキによる紙間距離のバラツキ
給紙される用紙の先端位置は、用紙の待機位置（図５のＡ）から分離部Ｂまでの間で待機している。従来の給紙部で紙間を開ける方式で用紙を連続して給紙する場合、用紙の先端位置のバラツキが紙間距離のばらつきとなってしまう。このため、上記（１）と同様に紙間のバラツキが大きくなると紙間がばらついた状態で必要な紙間を確保するためには紙間の中央値を大きめに設定し、紙間がばらついても必要な紙間を確保できる用にする必要があった。
【００１５】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、制御に負担をかけることなく、紙間のバラツキを小さくできる用紙搬送装置および画像形成装置を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１に記載された発明は、電子写真方式等の画像形成装置における用紙搬送装置において、用紙を用紙積載部から送り出すための給紙用ローラと、用紙を１枚に分離するための分離手段と、用紙ローラより下流に設けられた用紙を搬送するための第１の搬送ローラと、前記第１の搬送ローラの下流に設けられた第２の搬送ローラと、前記第１の搬送ローラの下流に設けられ、用紙の有無を検知する搬送センサとを備えた用紙搬送装置において、連続して給紙を行う場合には、前記搬送センサにより、先行紙後端が搬送センサ位置を通過してから後行用紙先端が搬送センサ位置を通過するまでの時間Ｔ１を測定し、この時間Ｔ１の値により、後行用紙を先行紙速度Ｖ１より速い速度Ｖ２で送る時間を決定することを特徴とする。
【００１７】
この請求項１に記載された発明によれば、紙間時間Ｔ１を測定し、これにより後行紙の増速時間Ｔ２を変更することで、紙間のバラツキを抑えることが可能である。これにより紙間のバラツキを考慮して設定していた紙間の設定値を小さくすることが可能となる。
【００１８】
また、請求項２に記載された発明は、請求項１に記載された発明において、先行紙の後端が搬送センサを通過するときの用紙送り速度を 通常の線速Ｖ１とし、後行紙の先端が搬送センサを通過するときの用紙送り速度を通常の線速より早い速度Ｖ２とした時、後行紙の先端が搬送センサを通過した後 後行紙を通常の線速より早い速度Ｖ２で送りつづける時間Ｔ２は、Ｔ２≦Ｖ１×Ｔ１／（Ｖ２−Ｖ１） となるように設定されていることことを特徴とする。
【００１９】
この請求項２に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、後行紙が先行紙に追いつかないための条件にて増速時間Ｔ２を設定することで、後行紙が先行紙に追いつくことなく補正後の紙間を最小に保つことが可能となり、紙間のバラツキを抑えることが可能である。
【００２０】
また、請求項３に記載された発明は、請求項２に記載された発明において、Ｔ１の値が通紙ごとに毎回測定され、測定されたＴ１の値から毎回Ｔ２の値が計算により求められて制御に使用されることを特徴とする。
【００２１】
この請求項３に記載された発明によれば、請求項２に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、時間Ｔ１の測定を毎給紙ごとに行い、増速時間Ｔ２を毎回計算して求め、このＴ２の値により増速時間を変更することにより、紙間のバラツキを毎回精度良く補正することが可能となる。
【００２２】
また、請求項４に記載された発明は、請求項２に記載された発明において、Ｔ１の値が通紙ごとに毎回測定され、測定されたＴ１の値から毎回Ｔ２の値がデータとして格納されたテーブルを参照することにより求められて制御に使用されることを特徴とする。
【００２３】
この請求項４に記載された発明によれば、請求項２に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、簡易的にＴ２を求めることが可能であり、制御の簡略化が可能となる。
【００２４】
また、請求項５に記載された発明は、請求項１に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されることを特徴とする。
【００２５】
この請求項５に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、毎回給紙時にＴ１測定と、このＴ１の値によりＴ２を求めるに要する負荷（制御の複雑化、制御上の遅延、などのマイナス面）を低減する事が可能となる。毎回測定でなく代表的な値で代用することによる精度の低下には、数回のＴ１測定値の平均をとることで精度の低減を防止する。
【００２６】
また、請求項６に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、この用紙搬送装置を用いた画像形成装置の電源が入れられた後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め以降の制御に使用され、次回電源が入れられその後最初の給紙が行われる次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００２７】
この請求項６に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、装置の電源が切られている間に紙間に影響を及ぼす要因（例えば紙の種類、ローラ類の交換など）が行われえる可能性がある。このため画像形成装置の電源が入れられて、その給紙カセットからの連続給紙の規定枚後の数枚分のＴ１を測定しＴ２を求めることはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００２８】
また、請求項７に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、この用紙搬送装置を用いた画像形成装置に設けられたタイマーにより、マシン設置後、あるいは前回測定後一定の時間が経過後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、前回測定後一定の時間が経過した後の次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００２９】
この請求項７に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、前回測定から一定時間経過した後にはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきに対して影響が出ると考えられる。このため、上記構成のように、一定時間経過後にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは、ローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができより紙間を短縮することが可能となる。
【００３０】
また、請求項８に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置の給紙積載部に用紙が新たにセットされた情報を得たときその後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、用紙が新たにセットされた情報を得た次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００３１】
この請求項８に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、用紙が新たにセットされた場合、用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して、増速時間Ｔ２を求めることは、用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００３２】
また、請求項９に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置の給紙カセットが引き出され再度セットされた情報を得たとき、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、給紙カセットが引き出され再度セットされた情報を得た次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００３３】
この請求項９に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、給紙カセットが引き出され、再度セットされた場合用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため、用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００３４】
また、請求項１０に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード゛」を選択時、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、測定モードを選択する次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００３５】
この請求項１０に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード」を選択時に時間Ｔ１が測定されることから、ユーザー、あるいはメンテナンスを行なう者が「測定モード」を選択したときに、時間Ｔ１が測定される。これによりユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００３６】
また、請求項１１に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったとき、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、接続された外部装置により指令があった次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする。
【００３７】
この請求項１１に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったときに時間Ｔ１が測定されることから、遠隔操作にて時間Ｔ１の測定とＴ２の決定が可能である。これにより、装置の近くにいなくても遠隔操作にてユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ より紙間を短縮することが可能となる。
【００３８】
また、請求項１２に記載された発明は、請求項５に記載された発明において、時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、複数の給紙カセットを持つ場合、給紙カセットごとに上記動作を行うことを特徴とする。
【００３９】
この請求項１２に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、各給紙カセットごとにＴ１を測定し、Ｔ２を求めることが可能となることから、給紙カセットが複数ある場合でも、問題なく増速時間の補正が可能であり、紙間のバラツキを抑えることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００４０】
また、請求項１３に記載された発明は、請求項１に記載された発明において、測定された紙間の時間Ｔ１の値があらかじめ定められた値以上である場合、ユーザーにメンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする。
【００４１】
この請求項１３に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このため、本構成のように、ユーザーに前もってメンテナンスを必要とする旨を情報として知らせることで、このような不具合を未然に防止することが可能となる。
【００４２】
また、請求項１４に記載された発明は、請求項１ないし請求項１３のいずれか１項に記載された発明において、測定された紙間の時間Ｔ１の値があらかじめ定められた値以上である場合、装置本体の保守管理部門にそのメンテナンスが必要である旨の情報を流すことを特徴とする。
【００４３】
この請求項１４に記載された発明によれば、請求項１ないし請求項１３のいずれか１項に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このため本構成のように、給紙部での紙間があらかじめ設定した値より大きくなった場合に、用紙搬送装置または画像形成装置の保守管理部門に用紙搬送装置または画像形成装置のメンテナンスが必要である旨の情報を流すことで、ユーザーの手を煩わすことなく、適切なメンテナンスの時期をユーザーが知ることができ、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）を未然に防止することが可能となる。
【００４４】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【００４５】
図１には、本発明の一実施形態の用紙搬送装置を組み込んだ画像形成装置１００が示されている。この画像形成装置は、複写機として構成されており、自動給紙装置１０２と装置本体１０３とから成る。装置本体には、シート供給部を構成する用紙載置台１および感光体６などの主要な構成要素が設けられている。
【００４６】
図２には、図１の画像形成装置のシート給送部の要部が拡大して示されている。ここに示されている主要な構成要素は、図５の従来と同じであるため、図５と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【００４７】
センサＧは用紙の有無を検知するセンサであり、図５の従来構成では用紙先端がセンサＧに達したことを検知したことをトリガとして、感光体６への画像書込みが開始するためのセンサとして使用していた。本実施例では、その働きに加え給紙時の紙間のバラツキを低減するためにも使用している。
【００４８】
センサＧの位置は、搬送ローラＥからＬＧ−Ｅ距離に設けられており、用紙先端が搬送ローラＥから距離ＬＧ−Ｅに達したときに、センサＯＮ、用紙の後端が搬送ローラＥから距離ＬＧ−Ｅに達したときに、センサＯＦＦとなるように設けられている（図４のステップＳ４）。
【００４９】
センサＧを用紙が通過する際、先行紙は用紙の送り速度を通常の送り速度Ｖ１で、後行紙は用紙の送り速度をＶ２（Ｖ２＞Ｖ１）で送られるよう制御される（図４のステップＳ１〜Ｓ３）。詳しくは、先行紙後端がセンサＧを用紙が通過したことが検知されると、搬送ローラＥは送り速度をＶ１→Ｖ２に増速され、後行紙先端がるセンサＧを通過する際には、後行紙の送り速度はＶ２となるように制御される。このセンサＧにより、先行紙後端がセンサを通過してから、後行紙先端がセンサを通過するまでの時間Ｔ１を測定し、時間Ｔ１に応じて、後行紙の増速して送る時間Ｔ２をかえるように制御される（図４のステップＳ５〜Ｓ１３）。ここでは、後行紙を増速して送る時間Ｔ２は、後行紙が搬送センサを通過してからの時間である。
【００５０】
時間Ｔ２は以下の式（１）により求められる。
【００５１】
Ｔ２≦Ｖ１×Ｔ１／（Ｖ２−Ｖ１）・・・（１）
これは以下のように求めれられたものである。すなわち、先行紙（線速Ｖ１）後端が搬送センサを抜けた後、後行紙（線速Ｖ２）先端が搬送センサに達する時間はＴ１である。このときの紙間距離Ｉ１（図２参照）は、Ｉ１＝Ｖ１×Ｔ１（先行紙線速がＶ１であるため）となる。また、後行紙（線速Ｖ２）先端が搬送センサに達した後時間Ｔ２後に先行紙が進む距離Ｌ１は、Ｌ１＝Ｖ１×Ｘ（先行紙線速がＶ１であるため）となる。また、後行紙（線速Ｖ２）先端が搬送センサに達した後、時間Ｔ２後に後行紙が進む距離Ｌ１は、Ｌ２＝Ｖ２×Ｘ（先行紙線速がＶ１であるため）となる。後行紙（線速Ｖ２）先端が搬送センサに達した後、時間Ｔ２２後の紙間距離Ｉ２（図３参照）は、Ｉ２＝ Ｉ１ ＋Ｌ１ − Ｌ２＝（Ｖ１×Ｔ１）＋（Ｖ１×Ｔ２）−（Ｖ２×Ｔ２）＝（Ｖ１×Ｔ１）−（Ｖ２−Ｖ１）×Ｔ２となる。後行紙先端が先行紙後端に追いつかないためには、Ｉ２≧０である必要がある。このため、（Ｖ１×Ｔ１）−（Ｖ２−Ｖ１）×Ｔ２≧０となる。よって、Ｔ２≦Ｖ１×Ｔ１／（Ｖ２−Ｖ１）が導かれる。
【００５２】
以上より、上式を満たす場合、後行紙が先行紙に追いつくことは防止できる。この例では、時間Ｔ１の測定を毎給紙ごとに行い、増速時間Ｔ２を毎回計算して求め、このＴ２の値により増速時間を変更している。これにより、紙間のバラツキを毎回精度良く補正することが可能となる。
【００５３】
以上の構成によれば、紙間時間Ｔ１を測定し、これにより後行紙の増速時間Ｔ２を変更することで、紙間のバラツキを抑えることが可能である。これにより紙間のバラツキを考慮して設定していた紙間の設定値を小さくすることが可能となる。また、後行紙が先行紙に追いつかないための条件にて増速時間Ｔ２を設定することで、後行紙が先行紙に追いつくことなく補正後の紙間を最小に保つことが可能となり、紙間のバラツキを抑えることが可能である。また、時間Ｔ１の測定を毎給紙ごとに行い、増速時間Ｔ２を毎回計算して求め、このＴ２の値により増速時間を変更することにより、紙間のバラツキを毎回精度良く補正することが可能となる。
【００５４】
次に、第１の変形例を説明する。この第１の変形例と前述した実施形態との相違点は、増速時間Ｔ２を求めるのに計算ではなく、Ｔ１の値によるテーブル参照としている点である。これにより簡易的にＴ２を求めることが可能であり、制御の簡略化が可能となる。
【００５５】
次に、第２の変形例を説明する。この第２の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、本実施例では画像形成装置の電源が入れられて、その給紙カセットからの最初の連続給紙の数枚分のＴ２を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられ、その後最初の給紙が行われるとき）までは、時間Ｔ２使用する、という点である。
【００５６】
以上の構成によれば、毎回給紙時にＴ１測定と、このＴ１の値によりＴ２を求めるに要する負荷（制御の複雑化、制御上の遅延、などのマイナス面）を低減する事が可能となる。毎回測定でなく代表的な値で代用することによる精度の低下には、数回のＴ１測定値の平均をとることで精度の低減を防止する。
【００５７】
また、装置の電源が切られている間に紙間に影響を及ぼす要因（例えば紙の種類、ローラ類の交換など）が行われえる可能性がある。このため画像形成装置の電源が入れられてその給紙カセットからの連続給紙の規定枚後の数枚分のＴ１を測定しＴ２を求めることはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００５８】
次に、第３の変形例を説明する。この第３の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、本実施例では設けられたタイマーによりマシン設置後 あるいは前回測定後一定の時間が経過後の最初の連続給紙の数枚分のＴ１を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられその後最初の給紙が行われるとき）までは時間Ｔ２使用する、という点である。
【００５９】
前回測定から一定時間経過した後にはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきに対して影響が出ると考えられる。このため、上記構成のように、一定時間経過後にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは、ローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができより紙間を短縮することが可能となる。
【００６０】
次に、第４の変形例を説明する。この第４の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、用紙搬送装置の給紙積載部に用紙が新たにセットされた情報を得たとき、その後の最初の連続給紙の数枚分のＴ１を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられその後最初の給紙が行われるとき）までは時間Ｔ２使用する、という点である。
【００６１】
用紙が新たにセットされた場合、用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して、増速時間Ｔ２を求めることは、用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００６２】
次に、第５の変形例を説明する。この第５の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、用紙搬送装置の給紙カセットが引き出され、再度セットされた情報を得たとき、その後の最初の連続給紙の数枚分のＴ１を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられその後最初の給紙が行われるとき）までは時間Ｔ２使用する、という点である。
【００６３】
給紙カセットが引き出され、再度セットされた場合用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため、用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００６４】
次に、第６の変形例を説明する。この第６の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード」を選択時、その後の最初の連続給紙の数枚分のＴ１を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられその後最初の給紙が行われるとき）までは時間Ｔ２使用する、という点である。
【００６５】
以上の構成では、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード」を選択時に時間Ｔ１が測定されることから、ユーザー、あるいはメンテナンスを行なう者が「測定モード」を選択したときに、時間Ｔ１が測定される。これによりユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００６６】
次に、第７の変形例を説明する。この第７の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）時間Ｔ１を測定するのは、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったとき、その後の最初の連続給紙の数枚分のＴ１を測定し、（２）そのＴ１の平均値を用いてＴ２を求め、（３）次回のＴ１測定時（次回電源が入れられその後最初の給紙が行われるとき）までは時間Ｔ２を使用する、という点である。
【００６７】
以上の構成によれば、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったときに時間Ｔ１が測定されることから、遠隔操作にて時間Ｔ１の測定とＴ２の決定が可能である。これにより、装置の近くにいなくても遠隔操作にてユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ より紙間を短縮することが可能となる。
【００６８】
次に、第８の変形例を説明する。この第８の変形例と前述した実施形態との相違点は、（１）装置が複数の給紙カセットを持ち、（２）各給紙カセットごとに時間Ｔ１の測定、Ｔ２の決定が行われる、という点である。
【００６９】
以上の構成では、各給紙カセットごとにＴ１を測定し、Ｔ２を求めることが可能となることから、給紙カセットが複数ある場合でも、問題なく増速時間の補正が可能であり、紙間のバラツキを抑えることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００７０】
次に、第９の変形例を説明する。この第９の変形例と前述した実施形態との相違点は、測定された紙間の時間Ｔ１の値があらかじめ定められた値以上である場合、ユーザーにメンテナンスを促す表示を行うという点である。
【００７１】
規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このため、この第９の変形例の構成のように、ユーザーに前もってメンテナンスを必要とする旨を情報として知らせることで、このような不具合を未然に防止することが可能となる。
【００７２】
次に、第１０の変形例を説明する。この第１０の変形例と前述した実施形態との相違点は、給紙部での紙間があらかじめ設定した値より大きくなった場合に、用紙搬送装置または画像形成装置の保守管理部門に、用紙搬送装置または画像形成装置のメンテナンスが必要である旨の情報を流すという点である。
【００７３】
規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このためこの第１０の変形例の構成のように、給紙部での紙間があらかじめ設定した値より大きくなった場合に、用紙搬送装置または画像形成装置の保守管理部門に 用紙搬送装置または画像形成装置のメンテナンスが必要である旨の情報を流すことで、ユーザーの手を煩わすことなく、適切なメンテナンスの時期をユーザーが知ることができ、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）を未然に防止することが可能となる。
【００７４】
【発明の効果】
請求項１に記載された発明によれば、紙間時間Ｔ１を測定し、これにより後行紙の増速時間Ｔ２を変更することで、紙間のバラツキを抑えることが可能である。これにより紙間のバラツキを考慮して設定していた紙間の設定値を小さくすることが可能となる。
【００７５】
請求項２に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、後行紙が先行紙に追いつかないための条件にて増速時間Ｔ２を設定することで、後行紙が先行紙に追いつくことなく補正後の紙間を最小に保つことが可能となり、紙間のバラツキを抑えることが可能である。
【００７６】
請求項３に記載された発明によれば、請求項２に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、時間Ｔ１の測定を毎給紙ごとに行い、増速時間Ｔ２を毎回計算して求め、このＴ２の値により増速時間を変更することにより、紙間のバラツキを毎回精度良く補正することが可能となる。
【００７７】
請求項４に記載された発明によれば、請求項２に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、簡易的にＴ２を求めることが可能であり、制御の簡略化が可能となる。
【００７８】
請求項５に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、毎回給紙時にＴ１測定と、このＴ１の値によりＴ２を求めるに要する負荷（制御の複雑化、制御上の遅延、などのマイナス面）を低減する事が可能となる。毎回測定でなく代表的な値で代用することによる精度の低下には、数回のＴ１測定値の平均をとることで精度の低減を防止する。
【００７９】
請求項６に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、装置の電源が切られている間に紙間に影響を及ぼす要因（例えば紙の種類、ローラ類の交換など）が行われえる可能性がある。このため画像形成装置の電源が入れられて、その給紙カセットからの連続給紙の規定枚後の数枚分のＴ１を測定しＴ２を求めることはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００８０】
請求項７に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、前回測定から一定時間経過した後にはローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきに対して影響が出ると考えられる。このため、上記構成のように、一定時間経過後にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは、ローラのμ低下、磨耗による紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができより紙間を短縮することが可能となる。
【００８１】
請求項８に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、用紙が新たにセットされた場合、用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して、増速時間Ｔ２を求めることは、用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００８２】
請求項９に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、給紙カセットが引き出され、再度セットされた場合用紙の種類、サイズが変わる可能性がある。用紙の種類、サイズは紙間のばらつきに影響を与えるため、用紙が新たにセットされた場合にＴ１を測定して増速時間Ｔ２を求めることは用紙の種類、サイズなどの違いによる紙間のばらつきを低減するのに有効である。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００８３】
請求項１０に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード」を選択時に時間Ｔ１が測定されることから、ユーザー、あるいはメンテナンスを行なう者が「測定モード」を選択したときに、時間Ｔ１が測定される。これによりユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００８４】
請求項１１に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったときに時間Ｔ１が測定されることから、遠隔操作にて時間Ｔ１の測定とＴ２の決定が可能である。これにより、装置の近くにいなくても遠隔操作にてユーザーまたはメンテナンスを行う者が任意の時期に時間Ｔ１が測定され、適切なＴ２を求めることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができより紙間を短縮することが可能となる。
【００８５】
請求項１２に記載された発明によれば、請求項５に記載された発明と同様の作用効果が得られるとともに、各給紙カセットごとにＴ１を測定し、Ｔ２を求めることが可能となることから、給紙カセットが複数ある場合でも、問題なく増速時間の補正が可能であり、紙間のバラツキを抑えることが可能となる。これにより、増速区間を長く取ることができ、より紙間を短縮することが可能となる。
【００８６】
請求項１３に記載された発明によれば、請求項１に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このため、本構成のように、ユーザーに前もってメンテナンスを必要とする旨を情報として知らせることで、このような不具合を未然に防止することが可能となる。
【００８７】
請求項１４に記載された発明によれば、請求項１ないし請求項１３のいずれか１項に記載された発明と同様の作用効果が得られる。また、規定以上に紙間が大きくなる場合（＝Ｔ１が大きくなる場合）、用紙を搬送するローラの汚れ、経時劣化によるμの低下、ローラの磨耗による用紙線速の低下などメンテナンスを必要とする場合が多い。そのままの状態で適切なメンテナンスを行わないまま機器の使用を続けると、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）が発生する可能性が高くなる。このため本構成のように、給紙部での紙間があらかじめ設定した値より大きくなった場合に、用紙搬送装置または画像形成装置の保守管理部門に用紙搬送装置または画像形成装置のメンテナンスが必要である旨の情報を流すことで、ユーザーの手を煩わすことなく、適切なメンテナンスの時期をユーザーが知ることができ、適切にメンテがされないことによる不具合（ジャム、プリント速度の低下など）を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る用紙搬送装置が適用された画像形成装置の概略構成図である。
【図２】図１の画像形成装置のシート給送部の要部の拡大図である。
【図３】図１の画像形成装置のシート給送部の要部の拡大図である。
【図４】図１の画像形成装置の給紙動作のフローチャートである。
【図５】従来の画像形成装置のシート給送部の要部の拡大図である。
【符号の説明】
１ 用紙載置台
２ 用紙
Ｅ 第１の搬送ローラ
Ｅ１ 第２の搬送ローラ
Ｇ 搬送センサ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming apparatus such as a laser printer, a PPC, and a facsimile, and a sheet transport device provided in the image forming apparatus.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 is a cross-sectional view of a sheet feeding / conveying section (using the FRR separation method) of a conventional image forming apparatus (for example, see Patent Document 1). The sheet 2 loaded on the sheet loading table 1 has the leading end position A. The pickup roller 3 descends and rotates to send out the sheet to the separation unit B, triggered by the ON of the sheet feed signal for notifying the sheet feeding device of the start of sheet feeding. The feed roller 4 and the reverse roller 5 are driven at the same time as the pickup roller is driven, and separate the sheets into one sheet. In this embodiment, the pickup roller, feed roller, and reverse roller are driven by one motor.
[0003]
When the leading end of the separated sheet 2 reaches the sensor C, the pickup roller rises and the drive is stopped, and the conveyance of the sheet by the pickup roller is stopped. Thereafter, the sheet is transported by the transporting force of the feed roller and reaches the transport roller E. The drive of the feed roller is cut off after a fixed time t1 after the drive of the feed roller is turned ON. At this time, the leading edge position F of the sheet is set so that the leading edge of the sheet reaches the transport roller E.
[0004]
After the drive of the feed roller is stopped, the sheet is fed by the transport roller E. Thereafter, the leading edge of the sheet is the sensor G, 1 Pass through. The image writing to the photoconductor 6 is started by triggering that the leading edge of the sheet has passed the sensor G (that is, the sensor G has detected the leading edge of the sheet) (the image writing start is called 20 msec after the sensor G is turned on). Such control).
[0005]
Transport rollers E, E 1 Are driven by different motors (transport roller motors (not shown)). After t2 after the leading edge of the sheet reaches the sensor I (at this time, t2 is set so that the leading edge of the sheet reaches the registration roller J, and the registration roller is stopped. With the setting of t2, the leading edge of the sheet is set to the position of the registration roller. In this embodiment, the transport roller motor is turned off at t2 = 37.5 msec, and the transport rollers E and E are slack-corrected. 1 Is turned off.
[0006]
Thereafter, the conveyance roller motor is turned ON at the same time as the drive of the registration roller is turned ON, and the conveyance rollers E, E 1 Starts the rotation, and the sheet is sent to a transfer section including the photosensitive member 6 and the transfer roller 7 to transfer the image. The timing of the registration roller ON is set so that the sensor G is turned ON after a time t3 after the sensor G is turned ON. As a result, the image written on the photoconductor 6 is aligned with the paper position.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-11-59965
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
2. Description of the Related Art Conventionally, in an image forming apparatus such as a copying machine or a printer, when paper is continuously conveyed, an interval is provided when feeding the next sheet after feeding one sheet (hereinafter, this interval is referred to as a sheet interval). Most of them are paper and transported.
[0009]
A certain amount of paper space is required during paper transport for reasons such as detecting the leading edge of the paper with a sensor and using it as a trigger for image writing, stopping the leading edge of the registration roller paper to correct skew, and aligning with the image. In order to increase the space between the papers, it is easy to feed the paper with a space between them when sending out the paper in the paper feed unit. Has become the way.
[0010]
However, there is also a problem due to the gap between the sheets in the sheet feeding unit. In recent years, in image forming apparatuses such as copying machines and printers, there is an increasing need to shorten the sheet interval as much as possible for reasons such as improvement in productivity.
[0011]
This is because if the linear speed (paper feed speed) is the same, the shorter the distance between papers, the faster the copying and printing speed can be. Therefore, cost reduction is required. There is no need to raise the motor and other parts, so you can use one-price low-priced parts), noise reduction (if you aim for the same printing speed, there is no need to increase the number of rotations of the roller, so you can reduce the motor noise). The purpose is to improve the durability (the durability can be improved because there is no need to rotate the motor extra between papers). However, the conventional method of opening a sheet with a paper feeding unit has the following disadvantages.
[0012]
(1) Sheet-to-sheet variations due to variations in paper slip during paper feeding
The sheet is conveyed while slipping due to the relationship between the conveying force of the rollers for conveying the sheet and the load at the time of conveying the sheet. At this time, if the conveying force is sufficiently large with respect to the load, the slip is small and the sheet is fed at a stable linear speed. However, in general, when the paper is transported by the paper feed roller, the load at the separation unit is often relatively large with respect to the transport force of the paper feed roller, and the load varies depending on the separation state, the type of paper, and the like. . In addition, the conveyance force is likely to vary due to deterioration of the rubber with the passage of time of the roller, a decrease in the coefficient of friction due to adhesion of paper dust, dirt, and the like. For this reason, the slip is large and the variation tends to be large as compared with other transport rollers. As a result, the linear velocity of the sheet tends to fluctuate from the start of sheet feeding until the leading edge of the sheet is fed to the transport roller E, and as a result, the variation between the sheets increases (after the leading edge of the sheet is caught by the transport roller E, In addition, since the conveying force of the conveying roller is applied, the conveying force of the sheet becomes sufficiently large with respect to the load, so that the variation in the linear velocity due to the slip is reduced.
[0013]
When the dispersion between the papers becomes large, the paper spacing varies.To secure the required paper spacing, set the median between the papers to be large, so that the required paper spacing can be secured even if the paper spacing varies. I needed to. For this reason, in order to reduce the space between sheets, it is necessary to reduce the variation between the sheets.
[0014]
(2) Variation in distance between papers due to variation in standby position of paper
The leading end position of the fed paper is in a standby state from the standby position of the paper (A in FIG. 5) to the separation unit B. When paper is continuously fed by a conventional paper feeding unit with a gap between papers, variations in the leading end position of the paper cause variations in the distance between the papers. For this reason, as in the case of (1) above, when the variation between the papers becomes large, the median between the papers is set to a large value in order to secure the necessary paper spacing in a state where the paper spacing is varied, and the paper spacing varies. It was also necessary to ensure that the required paper interval could be secured.
[0015]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a paper transport apparatus and an image forming apparatus capable of reducing variations between papers without burdening control. .
[0016]
[Means for Solving the Problems]
According to an aspect of the present invention, there is provided a sheet conveying device in an image forming apparatus such as an electrophotographic system, wherein a sheet feeding roller for sending out a sheet from a sheet stacking unit, and a sheet feeding unit. Separating means for separating sheets, a first transport roller for transporting a sheet provided downstream of the paper roller, a second transport roller provided downstream of the first transport roller, In a paper transport device provided downstream of the first transport roller and having a transport sensor for detecting the presence / absence of paper, when the paper is continuously fed, the trailing edge of the preceding paper is detected by the transport sensor. The time T1 from the passage of the conveyance sensor position to the leading edge of the succeeding sheet passing through the conveyance sensor position is measured, and the value of this time T1 determines the time for sending the succeeding sheet at a speed V2 higher than the preceding sheet speed V1. To decide The features.
[0017]
According to the first aspect of the present invention, it is possible to measure the inter-sheet time T1 and thereby change the speed-up time T2 of the succeeding sheet, thereby suppressing the inter-sheet variation. As a result, it is possible to reduce the set value between the sheets which has been set in consideration of the dispersion between the sheets.
[0018]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the sheet feeding speed when the trailing edge of the preceding sheet passes through the transport sensor is set to the normal linear speed V1, and the leading edge of the following sheet is set. When the paper feed speed when the paper passes through the transport sensor is set to a speed V2 faster than the normal linear speed, the trailing paper continues to be fed at a speed V2 faster than the normal linear speed after the leading edge of the succeeding paper has passed the transport sensor. The time T2 is set so that T2 ≦ V1 × T1 / (V2−V1).
[0019]
According to the second aspect of the invention, the same operation and effect as those of the first aspect of the invention can be obtained, and the speed-up time T2 can be reduced under the condition that the succeeding paper cannot catch up with the preceding paper. By setting, it is possible to keep the corrected paper interval to a minimum without the succeeding paper catching up with the preceding paper, and it is possible to suppress variations between papers.
[0020]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the value of T1 is measured every time a sheet is passed, and the value of T2 is calculated from the measured value of T1 every time. It is characterized by being used for control.
[0021]
According to the third aspect of the invention, the same operation and effect as those of the second aspect of the invention can be obtained, and the time T1 is measured for each sheet feeding, and the speed increase time T2 is calculated each time. By changing the speed-up time according to the value of T2, it is possible to accurately correct the variation between sheets every time.
[0022]
According to a fourth aspect of the present invention, in the second aspect of the invention, the value of T1 is measured every time a sheet is passed, and the value of T2 is stored as data from the measured value of T1 every time. The table is determined by referring to the table and used for control.
[0023]
According to the invention described in claim 4, the same operation and effect as the invention described in claim 2 can be obtained, and T2 can be easily obtained, so that control can be simplified. Become.
[0024]
Further, in the invention described in claim 5, in the invention described in claim 1, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following formula, and is used for subsequent control.
[0025]
According to the fifth aspect of the invention, the same operation and effect as the first aspect of the invention can be obtained, and at the same time, the load required for measuring T1 at each paper feeding and obtaining T2 from the value of T1. (Negative aspects of control complexity, control delay, etc.) can be reduced. To reduce the accuracy by substituting a representative value instead of every measurement, the accuracy is prevented by averaging several T1 measurement values.
[0026]
According to the invention described in claim 6, in the invention described in claim 5, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. Is used to determine the value of T2 from the following, and T1 is measured by several passes after a specified number of sheets after the power of the image forming apparatus using this sheet conveying device is turned on. Then, the value of T2 is obtained from the average value of T1 and used for subsequent control, and the time T2 is used until the next measurement when the power is turned on the next time and the first sheet feeding is performed.
[0027]
According to the invention described in claim 6, the same operation and effect as the invention described in claim 5 can be obtained. Further, there is a possibility that a factor (for example, replacement of a paper type or a roller) affecting a paper interval may be performed while the apparatus is turned off. For this reason, when the power of the image forming apparatus is turned on, T1 is measured for several sheets after the specified number of sheets continuously fed from the sheet cassette, and T2 is obtained. It is effective to reduce As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0028]
Further, in the invention described in claim 7, in the invention described in claim 5, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following, and the value used for the subsequent control is determined by the timer provided in the image forming apparatus using the sheet conveying device, after the machine is installed or after a certain time has elapsed since the previous measurement. T1 is measured by several passes after the number of sheets, and the value of T2 is calculated from the average value of T1. The value of T2 is used for subsequent control, and is used for the next measurement after a certain time has elapsed since the previous measurement. Until then, the time T2 is used.
[0029]
According to the seventh aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained. Further, it is considered that after a certain period of time has elapsed since the previous measurement, the μ between the rollers and the variation between the sheets due to abrasion are affected. For this reason, as in the above configuration, measuring T1 after a lapse of a certain time to obtain the speed-up time T2 is effective in reducing the variation between sheets due to a decrease in μ of the roller and abrasion. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0030]
According to the invention described in claim 8, in the invention described in claim 5, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following, and used for the subsequent control is that when the information that sheets are newly set in the sheet feeding stacking unit of the sheet conveying apparatus is obtained, the number of times after the specified number of sheets has passed is obtained. T1 is measured by paper, the value of T2 is obtained from the average value of T1, and the value of T2 is used for the subsequent control, and the time T2 is used until the next measurement when information on newly set paper is obtained. Features.
[0031]
According to the eighth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained. When a new sheet is set, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of paper affect the variation between papers, measuring T1 when a new paper is set and obtaining the speed-up time T2 is based on the difference between paper types and sizes. This is effective in reducing the variation of. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0032]
According to a ninth aspect of the present invention, in the fifth aspect of the invention, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following, and the subsequent control is performed when the paper cassette of the paper transport device is pulled out and the information that is set again is obtained, and several times after the specified number of papers are passed. , The value of T2 is obtained from the average value of T1, and is used for the subsequent control. The time T2 is used until the next measurement when the sheet cassette is pulled out and the information set again is obtained. It is characterized by the following.
[0033]
According to the ninth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained. Further, when the sheet cassette is pulled out and set again, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of the paper affects the variation between the papers, when the paper is newly set, measuring the T1 to obtain the speed-up time T2 is based on the difference in the type and size of the paper. This is effective for reducing variations. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0034]
According to a tenth aspect of the present invention, in the fifth aspect of the invention, the time T2 is changed when the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following, and the subsequent control is performed when the “measurement mode ゛”, which is provided to be selectable from the paper transport device or the image forming device, is selected, and after a predetermined number of sheets have been selected. T1 is measured by passing the paper several times, and the value of T2 is obtained from the average value of T1. The value of T2 is used for subsequent control, and the time T2 is used until the next measurement for selecting the measurement mode. And
[0035]
According to the tenth aspect, the same function and effect as those of the fifth aspect can be obtained, and the "measurement" provided and provided to be selectable from the sheet conveying device or the image forming device. Since the time T1 is measured when the "mode" is selected, the time T1 is measured when the user or the person performing the maintenance selects the "measurement mode". As a result, the time T1 is measured at an arbitrary time by the user or the person performing the maintenance, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0036]
According to an eleventh aspect of the present invention, in the invention of the fifth aspect, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is determined from the following, and is used for subsequent control only when a command is issued from a sheet transporting device or an external device connected to the image forming apparatus, and a number of times after a specified number of sheets have passed. T1 is measured by paper, and the value of T2 is obtained from the average value of T1. The value of T2 is used for subsequent control, and the time T2 is used until the next measurement commanded by the connected external device. And
[0037]
According to the eleventh aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained, and a command is issued by a paper transport device or an external device connected to the image forming apparatus. Since the time T1 is sometimes measured, it is possible to measure the time T1 and determine T2 by remote control. As a result, the time T1 can be measured at an arbitrary time by a user or a person who performs maintenance by remote control even without being near the apparatus, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the paper interval can be shortened.
[0038]
According to a twelfth aspect of the present invention, in the fifth aspect, the time T2 is changed because the value of T1 is measured in several passes, and the average value of the measured T1 is used. The value of T2 is obtained from the following equation, and the subsequent control is performed when a plurality of sheet cassettes are provided, and the above operation is performed for each sheet cassette.
[0039]
According to the twelfth aspect of the invention, the same operation and effect as those of the fifth aspect of the invention can be obtained, and at the same time, T1 can be measured for each paper feed cassette to obtain T2. Therefore, even when there are a plurality of paper feed cassettes, the speed-up time can be corrected without any problem, and variations between papers can be suppressed. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0040]
According to a thirteenth aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, when the measured value of the time T1 between the sheets is equal to or longer than a predetermined value, a display prompting the user for maintenance is displayed. It is characterized by performing.
[0041]
According to the thirteenth aspect, the same operation and effect as those of the first aspect can be obtained. Further, when the sheet interval becomes larger than the specified value (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the roller for transporting the sheet, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the sheet due to wear of the roller is required. Often. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. For this reason, such a problem can be prevented beforehand by notifying the user that maintenance is required as information as in the present configuration.
[0042]
According to a fourteenth aspect of the present invention, in the first aspect, the measured value of the time T1 between the sheets is equal to or longer than a predetermined value. In this case, it is characterized in that information indicating that the maintenance is required is sent to the maintenance management section of the apparatus main body.
[0043]
According to the fourteenth aspect, the same operation and effect as those of the first aspect can be obtained. Further, when the sheet interval becomes larger than the specified value (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the roller for transporting the sheet, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the sheet due to wear of the roller is required. Often. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. Therefore, when the paper interval in the paper feeding unit becomes larger than a preset value as in this configuration, the maintenance of the paper conveyance device or the image forming device requires maintenance of the paper conveyance device or the image forming device. By sending information indicating that the maintenance is not necessary, the user can know the appropriate maintenance time without bothering the user, and prevent problems (jam, reduced print speed, etc.) due to improper maintenance. Can be prevented.
[0044]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0045]
FIG. 1 shows an image forming apparatus 100 in which a sheet conveying device according to an embodiment of the present invention is incorporated. This image forming apparatus is configured as a copying machine, and includes an automatic paper feeder 102 and an apparatus main body 103. The main body of the apparatus is provided with main components such as a sheet mounting table 1 and a photoreceptor 6 constituting a sheet supply unit.
[0046]
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of a sheet feeding unit of the image forming apparatus of FIG. The main components shown here are the same as those in the related art shown in FIG. 5, and thus the same reference numerals as those in FIG.
[0047]
The sensor G is a sensor for detecting the presence or absence of a sheet, and in the conventional configuration of FIG. 5, as a trigger for starting writing of an image on the photoconductor 6 by detecting that the leading end of the sheet has reached the sensor G, is used as a trigger. I was using. In the present embodiment, in addition to this function, the present invention is also used to reduce variations between sheets during paper feeding.
[0048]
The position of the sensor G is L GE At the distance, and the leading edge of the sheet is a distance L from the transport roller E. GE Is reached, the sensor is turned on, and the trailing edge of the paper is a distance L from the transport roller E. GE , The sensor is turned off (step S4 in FIG. 4).
[0049]
When the sheet passes through the sensor G, the preceding sheet is controlled to be fed at the normal feed rate V1 and the succeeding sheet is fed at the feed rate V2 (V2> V1) (see FIG. 4). Steps S1 to S3). More specifically, when it is detected that the trailing edge of the preceding sheet has passed the sensor G, the transport speed of the transport roller E is increased from V1 to V2, and when the leading edge of the trailing sheet passes the sensor G, Is controlled so that the feed speed of the succeeding sheet becomes V2. The sensor G measures the time T1 from the time when the trailing edge of the preceding sheet passes through the sensor to the time when the leading edge of the succeeding sheet passes through the sensor. Control is performed to change T2 (steps S5 to S13 in FIG. 4). Here, the time T2 at which the succeeding paper is fed at an increased speed is the time after the following paper has passed the transport sensor.
[0050]
The time T2 is obtained by the following equation (1).
[0051]
T2 ≦ V1 × T1 / (V2−V1) (1)
This was sought as follows. That is, the time after the trailing edge of the preceding paper (linear velocity V1) has passed through the transport sensor and the leading edge of the succeeding paper (linear velocity V2) reaches the transport sensor is T1. The inter-paper distance I1 (see FIG. 2) at this time is I1 = V1 × T1 (because the preceding paper linear velocity is V1). Further, the distance L1 that the preceding sheet travels after the time T2 after the leading end of the following sheet (linear velocity V2) reaches the transport sensor is L1 = V1 × X (because the preceding paper linear velocity is V1). After the leading edge of the following sheet (linear velocity V2) reaches the transport sensor, the distance L1 that the following sheet advances after time T2 is L2 = V2 × X (because the preceding sheet linear velocity is V1). After the leading edge of the succeeding sheet (linear velocity V2) reaches the transport sensor, the sheet interval I2 (see FIG. 3) after time T22 is I2 = I1 + L1−L2 = (V1 × T1) + (V1 × T2). -(V2 x T2) = (V1 x T1)-(V2-V1) x T2. In order that the leading edge of the succeeding sheet cannot catch up with the trailing edge of the preceding sheet, it is necessary that I2 ≧ 0. Therefore, (V1 × T1) − (V2−V1) × T2 ≧ 0. Therefore, T2 ≦ V1 × T1 / (V2−V1) is derived.
[0052]
As described above, when the above expression is satisfied, the following paper can be prevented from catching up with the preceding paper. In this example, the time T1 is measured for each sheet feeding, and the speed increase time T2 is calculated and obtained every time, and the speed increase time is changed according to the value of T2. This makes it possible to accurately correct variations between papers each time.
[0053]
According to the above configuration, it is possible to suppress the variation between the sheets by measuring the sheet interval time T1 and thereby changing the speed-up time T2 of the succeeding sheet. As a result, it is possible to reduce the set value between the sheets which has been set in consideration of the dispersion between the sheets. Further, by setting the speed-up time T2 under the condition that the succeeding sheet cannot catch up with the preceding sheet, it is possible to keep the corrected sheet interval to a minimum without the succeeding sheet catching up with the preceding sheet, It is possible to suppress variations between papers. In addition, the measurement of the time T1 is performed for each sheet feeding, and the speed increase time T2 is calculated and obtained every time, and the speed increase time is changed based on the value of the T2 to accurately correct the variation between the sheets. Becomes possible.
[0054]
Next, a first modified example will be described. The difference between the first modified example and the above-described embodiment is that the acceleration time T2 is determined not by calculation but by referring to a table based on the value of T1. Thus, T2 can be easily obtained, and control can be simplified.
[0055]
Next, a second modified example will be described. The difference between the second modification and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured in the present embodiment when the power of the image forming apparatus is turned on and the first time from the paper cassette is turned on. Measure T2 for several sheets of continuous paper, (2) calculate T2 using the average value of T1, and (3) measure the next time T1 (the next time the power is turned on, then the first paper feed Until that time, the time T2 is used.
[0056]
According to the configuration described above, it is possible to reduce the load (complexity of control, delay in control, etc.) required for measuring T1 at each paper feeding and obtaining T2 based on the value of T1. . To reduce the accuracy by substituting a representative value instead of every measurement, the accuracy is prevented by averaging several T1 measurement values.
[0057]
Further, there is a possibility that a factor (for example, replacement of a paper type or a roller) affecting a paper interval may be performed while the apparatus is turned off. Therefore, when the power of the image forming apparatus is turned on and the T1 of several sheets after the specified number of sheets continuously fed from the sheet cassette is measured and the T2 is obtained, the variation between the sheets due to a decrease in μ of the roller and abrasion is obtained. It is effective to reduce. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0058]
Next, a third modified example will be described. The difference between the third modification and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured after the machine is installed by a timer provided in this embodiment or after a certain time has elapsed after the previous measurement. (1) Measure T1 for several sheets of the first continuous paper feed, (2) calculate T2 using the average value of T1, and (3) measure the next time T1 (the next time the power is turned on and the first paper feed The time T2 is used until the time is performed.
[0059]
It is considered that after a lapse of a predetermined time from the previous measurement, the μ between the rollers and the variation between sheets due to abrasion are affected. For this reason, as in the above configuration, measuring T1 after a lapse of a certain time to obtain the speed-up time T2 is effective in reducing the variation between sheets due to a decrease in μ of the roller and abrasion. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0060]
Next, a fourth modified example will be described. The difference between the fourth modified example and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured when the information that the paper is newly set in the paper feed stacking unit of the paper transport device is obtained. Then, T1 for several sheets of the first continuous sheet feed is measured, (2) T2 is obtained by using the average value of T1, and (3) at the next T1 measurement (the next time the power is turned on and the first feed is performed) The time T2 is used until the paper is performed).
[0061]
When a new sheet is set, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of paper affect the variation between papers, measuring T1 when a new paper is set and obtaining the speed-up time T2 is based on the difference between paper types and sizes. This is effective in reducing the variation of. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0062]
Next, a fifth modification will be described. The difference between the fifth modification and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured when the sheet cassette of the sheet conveying device is pulled out and the information set again is obtained. (1) Measure T1 for several sheets of the first continuous paper feed, (2) calculate T2 using the average value of T1, and (3) measure the next time T1 (the next time the power is turned on and the first paper feed The time T2 is used until the time is performed.
[0063]
When the sheet cassette is pulled out and set again, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of the paper affects the variation between the papers, when the paper is newly set, measuring the T1 to obtain the speed-up time T2 is based on the difference in the type and size of the paper. This is effective for reducing variations. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0064]
Next, a sixth modification will be described. The difference between the sixth modification and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured by using a “measurement mode” provided to be selectable from the paper transport device or the image forming device. At the time of selection, T1 is measured for several sheets of the first continuous paper supply thereafter, (2) T2 is obtained using the average value of T1, and (3) at the next T1 measurement (when power is turned on next time, Until the first sheet feeding is performed, the time T2 is used.
[0065]
In the above configuration, the time T1 is measured when the “measurement mode” provided to be selectable from the paper transport device or the image forming device is selected, so that the user or the person performing the maintenance can use the “measurement mode”. Is selected, the time T1 is measured. As a result, the time T1 is measured at an arbitrary time by the user or the person performing the maintenance, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0066]
Next, a seventh modification will be described. The difference between the seventh modification and the above-described embodiment is that (1) the time T1 is measured when a command is issued by a sheet transport device or an external device connected to the image forming apparatus, and thereafter, (1) Measure T1 for several sheets of the first continuous paper feed, (2) calculate T2 using the average value of T1, and (3) measure the next time T1 (the next time the power is turned on and the first paper feed Is performed), the time T2 is used.
[0067]
According to the above configuration, since the time T1 is measured when a command is issued from the sheet transport device or the external device connected to the image forming apparatus, the measurement of the time T1 and the determination of T2 can be performed by remote control. It is possible. As a result, the time T1 can be measured at an arbitrary time by a user or a person who performs maintenance by remote control even without being near the apparatus, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the paper interval can be shortened.
[0068]
Next, an eighth modification will be described. The difference between the eighth modification and the above-described embodiment is that (1) the apparatus has a plurality of paper feed cassettes, and (2) the time T1 is measured and T2 is determined for each paper feed cassette. That is the point.
[0069]
In the above configuration, it is possible to measure T1 for each paper feed cassette and obtain T2. Therefore, even when there are a plurality of paper feed cassettes, the speed-up time can be corrected without any problem, and Can be suppressed. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0070]
Next, a ninth modification will be described. The difference between the ninth modified example and the above-described embodiment is that, when the measured value of the time T1 between the sheets is equal to or longer than a predetermined value, a display prompting the user for maintenance is performed. .
[0071]
When the paper interval becomes larger than specified (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the rollers for transporting the paper, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the paper due to wear of the rollers may be required. Many. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. For this reason, as in the configuration of the ninth modified example, by notifying the user that maintenance is required in advance as information, it is possible to prevent such a problem beforehand.
[0072]
Next, a tenth modified example will be described. The difference between the tenth modified example and the above-described embodiment is that when the sheet interval in the sheet feeding unit becomes larger than a preset value, the sheet management unit of the sheet conveying device or the image forming apparatus is instructed to send the sheet. The point is that information indicating that maintenance of the transport device or the image forming device is required is sent.
[0073]
When the paper interval becomes larger than specified (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the rollers for transporting the paper, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the paper due to wear of the rollers may be required. Many. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. For this reason, as in the configuration of the tenth modification, when the sheet interval in the sheet feeding unit becomes larger than a preset value, the maintenance unit of the sheet conveying apparatus or the image forming apparatus notifies the sheet conveying apparatus or the image forming apparatus. By sending information that maintenance of the forming apparatus is necessary, the user can know the appropriate maintenance time without bothering the user and trouble (jam, print speed, etc.) caused by improper maintenance. , Etc.) can be prevented beforehand.
[0074]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, it is possible to suppress the variation between the sheets by measuring the sheet interval time T1 and thereby changing the speed-up time T2 of the succeeding sheet. As a result, it is possible to reduce the set value between the sheets which has been set in consideration of the dispersion between the sheets.
[0075]
According to the second aspect of the invention, the same operation and effect as those of the first aspect of the invention can be obtained, and the speed-up time T2 is set under the condition that the following sheet cannot catch up with the preceding sheet. By doing so, it becomes possible to keep the corrected paper interval to a minimum without the succeeding paper catching up with the preceding paper, and it is possible to suppress variations between papers.
[0076]
According to the invention described in claim 3, the same operation and effect as the invention described in claim 2 can be obtained, and the time T1 is measured for each sheet feeding, and the speed increase time T2 is calculated each time. By changing the speed-up time according to the value of T2, it is possible to accurately correct the variation between sheets every time.
[0077]
According to the invention described in claim 4, the same operation and effect as the invention described in claim 2 can be obtained, T2 can be easily obtained, and control can be simplified. .
[0078]
According to the fifth aspect of the invention, the same operation and effect as those of the first aspect of the invention can be obtained, and at the same time, the load required for measuring T1 at each paper feeding and obtaining T2 from the value of T1 ( On the other hand, it is possible to reduce the negative aspects such as complicated control and delay in control. To reduce the accuracy by substituting a representative value instead of every measurement, the accuracy is prevented by averaging several T1 measurement values.
[0079]
According to the invention described in claim 6, the same operation and effect as the invention described in claim 5 can be obtained. Further, there is a possibility that a factor (for example, replacement of a paper type or a roller) affecting a paper interval may be performed while the apparatus is turned off. For this reason, when the power of the image forming apparatus is turned on, T1 is measured for several sheets after the specified number of sheets continuously fed from the sheet cassette, and T2 is obtained. It is effective to reduce As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0080]
According to the invention described in claim 7, the same operation and effect as the invention described in claim 5 can be obtained. Further, it is considered that after a certain period of time has elapsed since the previous measurement, the μ between the rollers and the variation between the sheets due to abrasion are affected. For this reason, as in the above configuration, measuring T1 after a lapse of a certain time to obtain the speed-up time T2 is effective in reducing the variation between sheets due to a decrease in μ of the roller and abrasion. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0081]
According to the eighth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect are obtained. When a new sheet is set, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of paper affect the variation between papers, measuring T1 when a new paper is set and obtaining the speed-up time T2 is based on the difference between paper types and sizes. This is effective in reducing the variation of. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0082]
According to the ninth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained. Further, when the sheet cassette is pulled out and set again, the type and size of the sheet may change. Since the type and size of the paper affects the variation between the papers, when the paper is newly set, measuring the T1 to obtain the speed-up time T2 is based on the difference in the type and size of the paper. This is effective for reducing variations. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0083]
According to the tenth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained, and the "measurement mode" provided to be selectable from the sheet conveying device or the image forming device. Is selected when "" is selected, the time T1 is measured when the user or a person performing maintenance selects the "measurement mode". As a result, the time T1 is measured at an arbitrary time by the user or the person performing the maintenance, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0084]
According to the eleventh aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained, and when a command is issued from an external device connected to the paper transport device or the image forming device. Since the time T1 is measured at a time, the time T1 can be measured and T2 can be determined by remote control. As a result, the time T1 can be measured at an arbitrary time by a user or a person who performs maintenance by remote control even without being near the apparatus, and an appropriate T2 can be obtained. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0085]
According to the twelfth aspect, the same operation and effect as those of the fifth aspect can be obtained, and T1 can be measured for each paper feed cassette to obtain T2. Therefore, even when there are a plurality of paper feed cassettes, the speed-up time can be corrected without any problem, and variations between papers can be suppressed. As a result, the speed-up section can be lengthened, and the sheet interval can be further reduced.
[0086]
According to the thirteenth aspect, the same function and effect as those of the first aspect can be obtained. Further, when the sheet interval becomes larger than the specified value (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the roller for transporting the sheet, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the sheet due to wear of the roller is required. Often. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. For this reason, such a problem can be prevented beforehand by notifying the user that maintenance is required as information as in the present configuration.
[0087]
According to the fourteenth aspect, the same operation and effect as those of the first aspect can be obtained. Further, when the sheet interval becomes larger than the specified value (= T1 becomes larger), maintenance such as dirt of the roller for transporting the sheet, reduction of μ due to deterioration with time, and reduction of the linear velocity of the sheet due to wear of the roller is required. Often. If the device is continued to be used without performing appropriate maintenance in that state, the possibility of occurrence of trouble (jam, decrease in print speed, etc.) due to improper maintenance increases. Therefore, when the paper interval in the paper feeding unit becomes larger than a preset value as in this configuration, the maintenance of the paper conveyance device or the image forming device requires maintenance of the paper conveyance device or the image forming device. By sending information indicating that the maintenance is not necessary, the user can know the appropriate maintenance time without bothering the user, and prevent problems (jam, reduced print speed, etc.) due to improper maintenance. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an image forming apparatus to which a sheet conveying device according to an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is an enlarged view of a main part of a sheet feeding unit of the image forming apparatus of FIG.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part of a sheet feeding unit of the image forming apparatus of FIG. 1;
FIG. 4 is a flowchart of a sheet feeding operation of the image forming apparatus of FIG. 1;
FIG. 5 is an enlarged view of a main part of a sheet feeding unit of a conventional image forming apparatus.
[Explanation of symbols]
1 Paper loading table
2 paper
E First transport roller
E 1 Second transport roller
G transport sensor

Claims (15)

電子写真方式等の画像形成装置における用紙搬送装置において、
用紙を用紙積載部から送り出すための給紙用ローラと、
用紙を１枚に分離するための分離手段と、
用紙ローラより下流に設けられた用紙を搬送するための第１の搬送ローラと、
前記第１の搬送ローラの下流に設けられた第２の搬送ローラと、
前記第１の搬送ローラの下流に設けられ、用紙の有無を検知する搬送センサと、を備えた用紙搬送装置において、
連続して給紙を行う場合には、前記搬送センサにより、先行紙後端が搬送センサ位置を通過してから後行用紙先端が搬送センサ位置を通過するまでの時間Ｔ１を測定し、この時間Ｔ１の値により、後行用紙を先行紙速度Ｖ１より速い速度Ｖ２で送る時間を決定することを特徴とする用紙搬送装置。In a sheet conveying device in an image forming apparatus such as an electrophotographic system,
A paper feed roller for feeding the paper from the paper stacking unit;
Separating means for separating the paper into one sheet;
A first transport roller for transporting a sheet provided downstream of the sheet roller;
A second transport roller provided downstream of the first transport roller,
A transport sensor provided downstream of the first transport roller and configured to detect the presence or absence of a sheet;
When paper is continuously fed, the transport sensor measures a time T1 from when the trailing edge of the preceding sheet passes through the transport sensor position to when the leading edge of the succeeding sheet passes through the transport sensor position. A sheet conveying device, wherein a time for feeding a succeeding sheet at a speed V2 higher than a preceding sheet speed V1 is determined based on a value of T1. 先行紙の後端が搬送センサを通過するときの用紙送り速度を通常の線速Ｖ１とし、後行紙の先端が搬送センサを通過するときの用紙送り速度を通常の線速より早い速度Ｖ２とした時、後行紙の先端が搬送センサを通過した後 後行紙を通常の線速より早い速度Ｖ２で送りつづける時間Ｔ２は、
Ｔ２≦Ｖ１×Ｔ１／（Ｖ２−Ｖ１）
となるように設定されていることことを特徴とする請求項１に記載の用紙搬送装置。When the paper feed speed when the trailing edge of the preceding paper passes through the transport sensor is the normal linear speed V1, and when the leading edge of the succeeding paper passes the transport sensor is the normal linear speed V2. After the leading edge of the following paper has passed through the conveyance sensor, the time T2 for continuing to feed the following paper at the speed V2 higher than the normal linear speed is:
T2 ≦ V1 × T1 / (V2−V1)
2. The sheet conveying device according to claim 1, wherein the setting is made to be as follows. Ｔ１の値が通紙ごとに毎回測定され、測定されたＴ１の値から毎回Ｔ２の値が計算により求められて制御に使用されることを特徴とする請求項２に記載の用紙搬送装置。3. The sheet conveying device according to claim 2, wherein the value of T1 is measured every time the sheet is passed, and the value of T2 is calculated by calculation from the measured value of T1 and used for control. Ｔ１の値が通紙ごとに毎回測定され、測定されたＴ１の値から毎回Ｔ２の値がデータとして格納されたテーブルを参照することにより求められて制御に使用されることを特徴とする請求項２に記載の用紙搬送装置。The value of T1 is measured every time a sheet is fed, and the value of T2 is obtained from the measured value of T1 by referring to a table storing data as data, and used for control. 3. The paper transport device according to 2. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されることを特徴とする請求項１に記載の用紙搬送装置。2. The method according to claim 1, wherein the time T2 is changed such that the value of T1 is measured in several passes, the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1, and used for subsequent control. 3. The paper transport device according to claim 1. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、この用紙搬送装置を用いた画像形成装置の電源が入れられた後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め以降の制御に使用され、次回電源が入れられその後最初の給紙が行われる次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, and the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1. T1 is measured by several passes after a specified number of sheets after the power of the used image forming apparatus is turned on, the value of T2 is obtained from the average value of T1 and used for subsequent control, and is used for subsequent control. 6. The sheet transporting apparatus according to claim 5, wherein the time T2 is used until the next measurement when the first sheet feeding is performed after the sheet is inserted. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、この用紙搬送装置を用いた画像形成装置に設けられたタイマーにより、マシン設置後、あるいは前回測定後一定の時間が経過後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、前回測定後一定の時間が経過した後の次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, and the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1. A timer provided in the used image forming apparatus measures T1 by several passes after the specified number of sheets after the installation of the machine or after a certain period of time after the previous measurement, and from the average value of T1 6. The sheet conveying device according to claim 5, wherein the value of T2 is obtained and used for subsequent control, and the time T2 is used until a next measurement after a predetermined time has elapsed after the previous measurement. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置の給紙積載部に用紙が新たにセットされた情報を得たとき その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、用紙が新たにセットされた情報を得た次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, and the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1. When the information that a sheet is newly set on the paper stacking unit is obtained T1 is measured by several passes after the specified number of sheets, and the value of T2 is obtained from the average value of T1, and the subsequent control is performed. 6. The sheet conveying apparatus according to claim 5, wherein the time T2 is used until the next measurement when information on a sheet newly set is obtained. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置の給紙カセットが引き出され再度セットされた情報を得たとき、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、給紙カセットが引き出され再度セットされた情報を得た次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, and the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1. When the paper cassette is pulled out and the information set again is obtained, T1 is measured by several passes after the specified number of sheets, and the value of T2 is obtained from the average value of T1. 6. The paper transport apparatus according to claim 5, wherein the time T2 is used until the next measurement when the used paper cassette is pulled out and the information set again is obtained. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置または画像形成装置から選択可能に設けられに設けられた「測定モード」を選択時、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、測定モードを選択する次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1, and the subsequent control is performed using the paper transport device or the image. When the "measurement mode" which is provided to be selectable from the forming apparatus is selected, T1 is measured by several passes after the specified number of sheets, and the value of T2 is obtained from the average value of T1. 6. The sheet conveying device according to claim 5, wherein the time T2 is used until the next measurement for selecting a measurement mode, which is used for subsequent control. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、用紙搬送装置または画像形成装置内に接続された外部装置により指令があったとき、その後の規定の枚数後からの数回の通紙によりＴ１が測定され、このＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用され、接続された外部装置により指令があった次回の測定時までは時間Ｔ２を使用することを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1, and the subsequent control is performed using the paper transport device or the image. When a command is issued by an external device connected to the inside of the forming apparatus, T1 is measured by several passes after the specified number of sheets, and the value of T2 is obtained from the average value of T1. 6. The sheet transport device according to claim 5, wherein the time T2 is used until the next measurement when a command is issued by a connected external device. 時間Ｔ２を変更するのは、Ｔ１の値が数回の通紙において測定され、測定されたＴ１の平均値からＴ２の値を求め、以降の制御に使用されるのは、複数の給紙カセットを持つ場合、給紙カセットごとに上記動作を行うことを特徴とする請求項５に記載の用紙搬送装置。The reason for changing the time T2 is that the value of T1 is measured in several passes, and the value of T2 is obtained from the average value of the measured T1. 6. The sheet conveying device according to claim 5, wherein the above operation is performed for each sheet feeding cassette. 測定された紙間の時間Ｔ１の値があらかじめ定められた値以上である場合、ユーザーにメンテナンスを促す表示を行うことを特徴とする請求項１に記載の用紙搬送装置。2. The paper transporting device according to claim 1, wherein when the measured value of the time T1 between the papers is equal to or longer than a predetermined value, a display prompting the user for maintenance is performed. 測定された紙間の時間Ｔ１の値があらかじめ定められた値以上である場合、装置本体の保守管理部門にそのメンテナンスが必要である旨の情報を流すことを特徴とする請求項１ないし請求項１３のいずれか１項に記載の用紙搬送装置。4. The method according to claim 1, wherein when the measured value of the time T1 between the sheets is equal to or longer than a predetermined value, information indicating that the maintenance is necessary is sent to a maintenance management section of the apparatus main body. 14. The paper transporting device according to any one of the thirteenth aspect. 請求項１ないし請求項１４のいずれか１項に記載された用紙搬送装置を備えた画像形成装置。An image forming apparatus comprising the sheet conveying device according to any one of claims 1 to 14.
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