JP2004314936A - 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子 - Google Patents

水平ヘッドレスト付リクライニング椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP2004314936A
JP2004314936A JP2003428318A JP2003428318A JP2004314936A JP 2004314936 A JP2004314936 A JP 2004314936A JP 2003428318 A JP2003428318 A JP 2003428318A JP 2003428318 A JP2003428318 A JP 2003428318A JP 2004314936 A JP2004314936 A JP 2004314936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
head
reclining
reclining seat
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003428318A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Omura
春樹 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003428318A priority Critical patent/JP2004314936A/ja
Publication of JP2004314936A publication Critical patent/JP2004314936A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

【課題】リクライニング椅子に座った個人が、身体の中で一番重い頭部の重量が自分の頸椎および脊椎に掛かっていて十分リラックス出来ないことを解決すること、および「一般のリクライニング椅子」において、これに座った個人がそのリクライニング椅子が体型番に合っていないため十分リラックス出来ないでいたことを解決する。
【解決手段】「リクライニング椅子」において、縦方向の荷重を支える水平なヘッドレスト2を設け、さらに、この「リクライニング椅子」において、水平ヘッドレスト2の位置が、個人の座高の高低に合わせられる機構7、およびリクライニングの角度の如何によらず常に水平を保てるようにする機構3を設ける。
【選択図】図1

Description

個々人が、社会生活、ビジネスの遂行過程等で、多大なストレスを受ける傾向は益々強まっており、そのストレス解消は社会的な急務である。その最も簡単な解決策は休息である。一般に休息は、個々人の身体をリラックスさせることにより、身体的、精神的な開放感を得ることであり、「リクライニング椅子」に座ることは、一般的に簡単で、短時間で休息できることで知られている。個々人が、自分の体型に合致した「リクライニング椅子」に座ることによって、身体的な緊張を解放し、より短時間に開放感を実感できれば、個々人の日常の生活での活力増進を図れ、社会的、産業上のメリットは計り知れない。
従来、「リクライニング椅子」においては、腰部にとって望ましい、優しいものであること、脊椎にとっては変形することの少なく、その姿勢が悪くならないこと等が主に追求されてきた。したがって、首および頭部の安楽性については十分配慮されているとは言い難く、特に医学的には、頸椎に掛かっている負担の軽減、保護、脊椎の負担軽減、伸張等について特に配慮されていないため、従来の「リクライニング椅子」では、本当の意味でのリラックス状態が得られたとは言い切れなかった。
従来、「リクライニング椅子」は、頭部を背もたれに沿って位置させるため、通常体重の1/4から1/5を占める頭部の荷重は半分程度頸椎から脊椎に掛かったままなので、ベッドのように横臥する場合を除けば、従来の「リクライニング椅子」はリラックスの度合いが大きくなかった。そこで、本発明の「リクライニング椅子」において、座った時に身体の頭部の荷重のうち、脊椎方向に掛かっている頭部荷重を軽減させる。
また、従来の「リクライニング椅子」は、個々人の体型に合わせることの出来るものではないため、臀部の位置を決めても、体型の大小により身体の各部の位置が椅子にぴったり合っているとは言えず、特に後頭部の位置を個人の体型に合わせて設定することは出来なかった。そこで、本発明の「リクライニング椅子」において、個々人の身体に合わせて頭部、臀部および腰の位置が決められ、身体が最大限リラックス出来る新しい「リクライニング椅子」を実現する。
本発明は、課題を解決する手段として、図1に示すような「リクライニング椅子」に、(1)頭部の縦方向の荷重を支えるために、後頭部を置く水平なヘッドレストを設けること、(2)背もたれの角度が変わっても、ヘッドレストの水平性が保たれること、(3)座った時の臀部の位置からヘッドレストまでの距離を変えられることの三つの機構を設けることである。
本発明の「リクライニング椅子」は、社会生活に忙しい個々人の日常生活における限られた時間、たとえば車両に乗って座席に座った時のホッとした時間、また自宅でやっと得た安息の時間等に、特に頸椎、脊椎に掛かる負担を軽減することにより、極めてゆったりとした開放感を感じることでストレスを解消することができる。併せて、脊椎、頸椎、腰椎等に異常の無い健常者でも、潜在的な脊椎関連の病気の予防が出来、健康維持に役立つほか、脊椎、頸椎、腰椎等に異常を持っている病人にとっては、病気の進むのを阻止するばかりでなく、病気の治療にも役立つ効果がある。
「リクライニング椅子」において、座った状態で後頭部を乗せるため、図1に示すように、2の水平なヘッドレストを設ける。
「リクライニング椅子」において、図1に示すように、1の背もたれ部分および2のヘッドレストを固定している平行四辺形の構造体3が機能して、1の背もたれ部分の角度が変わっても、構造体3の上方部に位置する2のヘッドレストは、常に水平な状態を保つことができる。
「リクライニング椅子」において、図1に示すように、1の背もたれ部分を固定している平行四辺形の可動式構造体3の上部に、蛇腹式の可動式構造体4を乗せ、これを上下することにより、2のヘッドレストを水平に保ったまま、その高さを変えることができる。
水平ヘッドレスト2にはヘッドレスト・スカート8が、図3のように背もたれ1の前面上部に垂れており、水平ヘッドレスト2の上下に合わせて移動する。また、このスカートは背もたれの一部をなし、背もたれ1の上部中心下部で背もたれ1の裏側に入り込むようになっている。また、水平ヘッドレストの他端最奥部にはヘッドストッパー9がついていて、「リクライニング椅子」が後部から衝撃を受けた時に、後頭部を守るようになっている。
2のヘッドレストを水平に保ったままその高さを変える調節機能として、図2に示すように構造体4の高さ調節・固定機構7がある。これは、構造体4の高さを手動または電動モータにより駆動、可変し、ヘッドレスト2の高さを調節、固定するものである。
補助的な調節機能として、図1に示すように背もたれ角度調節機構5がある。これは、平行四辺形の可動構造体3を手動または電動モータにより駆動、可変し、リクライニング椅子背もたれ部分の基礎構造体6に対する角度を調節、固定するものである。
本発明の活用例として、旅客航空機の客席の座席、JR新幹線のグリーン車、私鉄の遊覧用特別車両の座席、長距離運行バス、遊覧バス等の座席、普通乗用車の助手席等には装着して、利用者の利便を図ることができる。また、一般家庭用の安楽椅子、座椅子のほか、オフィスの休憩室用の椅子、ホテルの客室用のリラックスチェア、病院、老人ホーム等の休息用の椅子等として設置されれば歓迎されよう。
水平ヘッドレスト付リクライニング椅子の横面図を示す。 水平ヘッドレスト高さ調節・固定機構を示す。 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子の外観図を示す。
符号の説明
1 背もたれ
2 ヘッドレスト
3 平行四辺形可動式構造体
4 蛇腹式可動式構造体
5 背もたれ角度調節・固定機構
6 基礎構造体
7 ヘッドレスト高さ調節・固定機構
8 ヘッドレスト・スカート
9 ヘッド・ストッパー

Claims (3)

  1. 旅客航空機、新幹線等の旅客列車、旅客バスおよび乗用車等の座席のうち、運行従事者、運転者等を除く乗客が利用するリクライニングシート、ならびに一般家庭、オフィス等で使用されるリクライニングチェア(以下、これらをすべて「リクライニング椅子」と呼ぶ。)において、座った状態における頭部の荷重を脊椎から解放し、頭部の荷重を支えることを目的にした、後頭部を乗せるための水平なヘッドレストを設けること。
  2. 「リクライニング椅子」において、異なる個人の体格等に合わせ、背もたれの位置、角度等を調節しても、請求項1のヘッドレストが、常に水平になるようにすること。
  3. 「リクライニング椅子」において、請求項1のヘッドレストが、異なる個人の座高に適合するように、座った時の臀部の位置から、後頭部を乗せるための水平ヘッドレストまでの距離を調節できること。
JP2003428318A 2003-03-31 2003-11-21 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子 Pending JP2004314936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003428318A JP2004314936A (ja) 2003-03-31 2003-11-21 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003127526 2003-03-31
JP2003428318A JP2004314936A (ja) 2003-03-31 2003-11-21 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004314936A true JP2004314936A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33478935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003428318A Pending JP2004314936A (ja) 2003-03-31 2003-11-21 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004314936A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150197170A1 (en) Vehicle chair neck supporting device and method of using the same
EP2802241B1 (en) A comfortable orthopedic chair for prevention of spinal diseases
CN110654286B (zh) 设置于车辆座椅椅背的可调节位置的颈椎支撑装置
KR101618638B1 (ko) 자세교정용 어깨걸이 의자
GB2512136A (en) Seat apparatus for a vehicle
CN210078079U (zh) 一种可调节的坐姿椅
EP2227989B1 (en) Support cushion
CN103042957A (zh) 系列座卧两用交通工具及其气动座卧两用椅
KR200326836Y1 (ko) 자동차용 의자의 목-머리 받침대
US20210114494A1 (en) Portable Neck Support
JP2004314936A (ja) 水平ヘッドレスト付リクライニング椅子
RU140827U1 (ru) Массажное кресло для транспортных средств
CN204749932U (zh) 一种适用于汽车后排座的充气床
CN103284649A (zh) 多功能老人护理椅
DE102012019721A1 (de) Die Halsstütze für Passagiere in den Fahrzeugen
KR200257001Y1 (ko) 높낮이 조절기능을 가지는 의자등받이
CN203280323U (zh) 多功能老人护理椅
WO2008054225A1 (en) Chair
KR20020071790A (ko) 척추 교정용 의자
JP3133194U (ja) 座椅子
JP7300223B1 (ja) カスタムクッション式シートバック
EP4059380B1 (en) Chair for reducing load on buttocks and waist
KR100725147B1 (ko) 허리 받침대를 구비한 등받이
WO2019210333A1 (en) Chair with a head and neck rest
KR20150145907A (ko) 지하철의 노약자석을 위한 열선 간이베개

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205