JP2004313836A - 液体塗布具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】使用前は容器部11内側の消毒液Lと容器部11外側の塗布部材13とを密閉部12によって分離させているので、消毒液Lが染み込んだ状態で塗布部材13を長期にわたって保持することに起因する塗布部材13の劣化や消毒液Lの変質を防止できる。また、使用時には、シール部材17を剥がすことでこれと一体の閉塞部材15を供給孔14から引き抜いて塗布部材13に消毒液Lを含浸させることができる。この際、塗布部材13に対する消毒液Lの供給量、ひいては塗布部材13による液体の塗布量は、供給孔14によって規制されるので、適量とすることができる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
液体を充填した容器の先にスポンジを付けて、このスポンジに液体を含浸させ、塗布対象となる表面にスポンジを軽く押し当てるようにして液体を塗布する液体塗布具が便宜に使用されている。例えば、皮膚に化粧品や医療品を塗布するものや、靴にワックスを塗布するのに使用されている。
【0002】
このような液体塗布具において、使用前に、液体がスポンジに染み込んだ場合、長期間にわたって未使用状態が継続すると、スポンジが劣化したり、液体が変質したりするおそれがある。
【0003】
そこで、このような不具合を防止すべく、使用前にはスポンジに液体が染み込まないようにした、すなわち容器を密閉して容器中の液体とスポンジとを隔離させるようにしたものが、例えば特許文献1に記載されている。
【0004】
このものは、液体(例えば、化粧品,医療品クリーニング剤,ワックス状つや出し剤等)を充填した容器を引き裂き可能なカバーで密閉するとともに、スポンジの内側に孔あけ手段として丸い物体を保持している。使用に際しては、丸い物体をスポンジの上から押圧し、この丸い物体によってカバーを引き裂いて孔をあける。そして、容器内の液体をこの孔を通してスポンジに供給し、スポンジに含浸させる。その後、スポンジに含浸させるようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2869818号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来例によると、液体塗布具の使用に際して、容器を密閉してカバーに、丸い物体を押し付けて孔をあけているので、その孔の形状や大きさがばらついて、容器からスポンジに供給される液体の量が多すぎる場合や、逆に少なすぎる場合が発生して、スポンジに対して適量の液体を供給するのが困難であるという問題があった。すなわち、塗布量を微妙に調整したいような使用には適していないという問題である。
【0007】
本発明は、上述の問題を解決すべく、塗布部材に対する液体の供給量が適量となるようにした液体塗布具を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、被塗布面に押し当てるようにして液体を塗布する液体塗布具において、内側に液体を貯留する容器部と、前記容器部を密閉する密閉部と、液体を含浸可能な塗布部材であって前記容器部外側における前記密閉部近傍に取り付けられた塗布部材と、前記密閉部に穿設されて、前記容器部内側の液体を前記塗布部材側に導く供給孔と、前記液体塗布具の使用前には前記供給孔を閉塞するとともに、使用時には人手によって取り除かれて前記供給孔を開放する閉塞部材と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の液体塗布具において、前記閉塞部材は、前記供給孔に挿着された引き抜き可能な栓部材によって構成されている、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の液体塗布具において、前記塗布部材を収納する収納室と、前記収納室を密閉する剥離可能なシール部材と、を備える、ことを特徴とする。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の液体塗布具において、前記栓部材は、前記シール部材と一体的に構成されて、前記シール部材の剥離動作による前記収納室の開放に連動して、前記供給孔から引き抜かれる、ことを特徴とする。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に記載の液体塗布具において、1枚のシール部材によって複数の液体塗布具の収納室を閉鎖する、ことを特徴とする。
【0013】
請求項6に係る発明は、請求項1に記載の液体塗布具において、前記閉塞部材は、前記供給孔を閉塞する蓋部材であり、前記供給孔に前記塗布部材側から挿入されて前記蓋部材に透孔を開ける孔明け部材を備え、前記孔明け部材は、前記供給孔に挿入される部分に、前記容器内側の液体を前記塗布部材側に導く連通孔を有する、ことを特徴とする。
【0014】
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の液体塗布具において、前記蓋部材は、少なくともその一部に、前記孔明け部材による破断が容易な脆弱部を有する、ことを特徴とする。
【0015】
請求項8に係る発明は、請求項6又は7に記載の液体塗布具において、前記塗布部材を覆うカバー部材を有する、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において、同一の符号を付したものは、同様の構成又は作用を有するものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。
【0017】
<実施の形態1>
図1〜図3に、本発明に係る液体塗布具の一例として、実施の形態1に係る液体塗布具10を示す。これらの図のうち、図1は液体塗布具10を斜め上方から見た斜視図、図2は液体塗布具10の縦断面図、図3は使用時の液体塗布具10を斜め下方から見た斜視図である。なお、以下の説明では、液体塗布具10によって塗布される液体が、医療用の消毒液Lであり、この消毒液Lの塗布対象が人体の皮膚である場合を例に説明する。
【0018】
液体塗布具10は、これらの図に示すように、消毒液(液体)Lを貯留する容器部11と、この容器部11を密閉する密閉部12と、この密閉部12の近傍に取り付けられた塗布部材13と、密閉部12に穿設された供給孔14と、この供給孔を閉塞する閉塞部材15とを主要構成要素として備えている。
【0019】
さらに、本実施の形態においては、上述の塗布部材13を収納する収納室16と、この収納室16を密閉するシール部材17とを備えている。
【0020】
以下、容器部11から順に説明する。
【0021】
容器部11は、円錐台状に形成されていて、内側には消毒液Lが貯留されている。この容器部11は、液体塗布具10の使用に際して、使用者の手の指でつままれる部分である。なお、容器部11の形状については、円錐台状に限定されるものではなく、角錐台状、円柱状、角柱状等の任意の形状を選択することができる。
【0022】
密閉部12は、上述の容器部11の底部(図1中の下部)を密閉するように設けられている。この密閉部12によって、容器部11内側の消毒液Lは、外部から隔絶されて外気に触れることがなく、したがって、長期にわたって所期の効能を維持できるようになっている。
【0023】
塗布部材13としては、多孔質の弾性部材や発泡樹脂、例えばスポンジやウレタンフォームを使用することができる。その外には綿(特に医療用や育児用の清浄綿)を使用することができる。塗布部材13は、例えば接着剤によって上述の密閉部12の下面に接着して固定する。塗布部材13は、後述の収納室16に同じく後述のシール部材17によって圧縮された状態で収納されている。この塗布部材13は、後述するように、使用時には消毒液Lを含浸して膨張するようになっている。
【0024】
供給孔14は、図2に示すように、上述の密閉部12のほぼ中央を上下方向に貫通するように穿設されている。供給孔14は、拡大図である図4に示すように、下部ほど大径となるテーパ状に形成されている。供給孔14は、上述の容器部11と後述の収納室16とを連通していて、容器部11内側の消毒液Lを収納室16に収納されている上述の塗布部材13に導くものである。なお、供給孔14は、上述のようにテーパ状に形成する代わりに、ストレートに形成するようにしてもよい。この場合でも、次に説明する閉塞部材15がテーパ状に形成されることにより、消毒液Lの供給孔14からの漏洩を十分防止することができる。
【0025】
閉塞部材15は、例えば軟質のゴムによって上述の供給孔14に合ったテーパ状に形成された棒状の栓部材である。この閉塞部材15は、上述の塗布部材13の中央を貫通し、さらに供給孔14に対して収納室16側(下方)から容器部11側(上方)に向かって栓をするように挿入されている。これにより、容器部11内部の消毒液Lが供給孔14から漏洩するのを防止している。なお、この閉塞部材15は、これを積極的(意図的)に供給孔14から引き抜こうとする力に対しては、比較的容易に引き抜くことができるようになっている。また、閉塞部材15は、後述するように、シール部材17と一体的に構成されている。
【0026】
収納室16は、上述の塗布部材13を収納するためのものである。収納室16の天井部は、上述の密閉部12によって構成され、また側壁16aは、密閉部12の周縁部を下方に垂下させるようにして環状に形成されている。この収納部16は、下方に向けて開口する開口部を有しており、この開口部は、次に説明するシール部材17によって閉鎖されている。
【0027】
以上説明した容器部11と密閉部12と収納室16とは、例えば合成樹脂によって一体に形成されている。
【0028】
シール部材17は、シート状の部材をほぼ円形に形成したものであり、上述の収納室16の開口部全体を塞ぐように、側壁16の下端縁にその全周にわたって、例えば熱接着により貼着されている。シール部材17の外周の一部には、図3に示すように、剥離時に握るための突起17aが設けてある。またシール部材17のほぼ中央には、図2,図3に示すように、上述の閉塞部材15が、上方を向くように固定されている。シール部材17は、収納室16を密閉してこの収納室16に塗布部材13を圧縮した状態で収納するとともに、閉塞部材15によって供給孔14を閉塞している。このように、シール部材17が収納室16を密閉しているので、収納室16に収納された塗布部材13は、外気に触れることなく、極めて清潔な状態を長期にわたって維持することができる。また、万一、消毒液Lが供給孔14から漏れ出した場合でも、収納室16の外部に漏れ出すことはない。なお、シール部材17は、積極的(意図的)な剥離動作に対しては、比較的容易に剥離できるようになっている。
【0029】
上述構成の液体塗布具10は、以下のようにして使用する。
【0030】
まず、使用者は、一方の手で容器部11を握り、他方の手でシール部材17の突起17aをつかんで、シール部材17を収納室16の開口部から剥がす。これにより塗布部材13が露出される。このとき、同時にシール部材17と一体の閉塞部材15が供給孔14から引き抜かれる。これにより、容器部11内の消毒液Lが供給孔14を通って塗布部材13に供給され、塗布部材13は、消毒液Lを含みながら図3に示すように膨張する。これで消毒液Lを皮膚に塗るための準備が完了する。その後、消毒液Lを含浸した塗布部材13を皮膚に当てるようにして皮膚に沿って適宜に移動させることで、消毒液Lを皮膚に塗布することができる。
【0031】
本実施の形態によると、消毒液L及び塗布部材13は、使用直前まで、外気から完全に隔絶されているので、極めて衛生的である。また、使用前には、消毒液Lと塗布部材13とが分離されていて、塗布部材13に消毒液Lが染み込むことがないので、例えば長期間にわたって未使用状態が継続した場合でも、塗布部材13が劣化したり、消毒液Lが変質したりするおそれがない。
【0032】
さらに、容器部11から塗布部材13に供給される消毒液Lは、途中の供給孔14を介して供給されるので、この供給孔14をあらかじめ適宜な大きさで穿設しておくことにより、消毒液Lの供給量を適宜な量に設定することができ、ひいては塗布量を最適な量に設定することができる。
【0033】
なお、上述の液体塗布具10を使い捨て、いわゆるディスポーザブルとして使用する場合には、さらに衛生的な使用を実現することが可能である。
【0034】
<実施の形態2>
【0035】
図5に、本実施の形態を示す。同図に示す液体塗布具10は、シール部材が異なる点を除いて、上述の実施の形態1のものと同じである。
【0036】
本実施の形態においては、多数の液体塗布具10(同図では20個)を大きな1枚の同一のシール部材18上に配置したものである。すなわち、複数の液体塗布具10の収納室16(図2参照)を、1枚のシール部材18によって密閉するようにしたものである。
【0037】
本実施の形態では、使用に際して、液体塗布具10からシール部材18を剥がすというよりもむしろ、シール部材18から液体塗布具10を取り外すといった使い勝手となる。
【0038】
本実施の形態によると、片手でシール部材18から液体塗布具10を取り外すのみで、塗布部材13に消毒液Lを染み込ませることができるので、多くの液体塗布具10を短時間で使用する場合に好適である。
【0039】
<実施の形態3>
図6,図7に、本実施の形態を示す。図6は、使用前の液体塗布具20の破断斜視図であり、図7は、使用時の液体塗布具20の破断斜視図である。
【0040】
これらの図に示す液体塗布具20は、容器部21、密閉部22、塗布部材23については、それぞれ実施の形態1で説明した液体塗布具10の容器部11、密閉部12、塗布部材13と同様なので説明は省略する。
【0041】
本実施の形態における液体塗布具20は、実施の形態1の液体塗布具10とは異なり、供給孔24はテーパ状ではなくストレートに形成されて、容器部21内側と塗布部材23側とを連通している。また、本実施の形態においては、閉塞部材25は、供給孔24の一方の開口部(図6,図7では容器部21側の開口部)を閉塞するように固定された円板状の蓋状部材によって構成されている。この閉塞部材25は、供給孔24に対応する部分にスリットが形成されていて、破断容易な脆弱部25aを構成している。
【0042】
本実施の形態では、さらに、この脆弱部25aに透孔を穿設するための孔明け部材26が配設されている。
【0043】
穴明け部材26は、円筒状の挿入部26aと、鍔状の大径のストッパ部26bとを有しており、挿入部26aの中心には、連通孔26cが穿設されている。また挿入部26aの先端は、上述の閉塞部材25に透孔を明けるべく、先細りに形成されている。
【0044】
図6に示す、液体塗布具20の使用前の状態では、孔明け部材26は、その挿入部26aの先端側を供給孔24に挿入し、またそのストッパ部26bが塗布部材23に覆われた状態で保持されている。このとき、挿入部26aの先端は、閉塞部材25に当接している。
【0045】
液体塗布具20の使用に際しては、まず、塗布部材23の上から孔明け部材26のストッパ部26bを押圧して挿入部26aを供給孔24に押し込む。挿入部26aの先端が、閉塞部材25の脆弱部25aを突き破って閉塞部材25に孔を明ける。これにより、連通孔26cが容器部21内側と塗布部材23側とを連通させて、容器部21内側の消毒液Lが連通孔26cを介して塗布部材23に到達し、塗布部材23に染み込んでいく。
【0046】
本実施の形態によると、孔明け部材26を塗布部材23の上から押し込むといった簡単な動作で、塗布部材23に消毒液Lを含浸させることができる。また、塗布部材23に対する消毒液Lの供給量が、孔明け部材26の連通孔26cによって規制されるので、この連通孔26cの大きさを適宜に設定することで、供給量、ひいては塗布量を簡単に微調整することが可能となる。さらに、連通孔26cの大きさの異なる孔明け部材26を複数種、準備することにより、孔明け部材26を交換することで、簡単に供給量の異なる液体塗布具を構成することができる。なお、本実施の形態においては、消毒液Lの供給量が供給孔24の大きさによって直接、規制されるわけではないが、この供給孔24に挿着される孔明け部材26の連通孔26cの大きさによって規制されることになる。そして、この連通孔26cの直径を徐々に大きくして供給孔24の直径に近づけたときには、供給量は、供給孔24の大きさによって規制されるのとほぼ等しくなる。
【0047】
本実施の形態において、液体塗布具20の使用前に塗布部材23が露出するのを防止するために、図8に示すような、有底円筒状のカバー部材27を、塗布部材23を覆うように取り付けるようにしてもよい。この場合、さらにカバー部材27を、図5に示すものと同様に、シート状の部材(不図示)の縦横に多数固着しておき、これに本実施の形態に係る液体塗布具20をそれぞれ取り付けるようにしてもよい。
【0048】
以上説明した実施の形態1,2の容器部11,21を、指で押したときに変形できるように構成した場合には、押し加減を調整することで、消毒液Lの供給量を微妙に調整することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、使用前は容器部内側の液体と容器部外側の塗布部材とを密閉部によって分離させているので、液体が染み込んだ状態で塗布部材を長期にわたって保持することに起因する塗布部材の劣化や液体の変質を有効に防止することができる。また、使用時には、閉塞部材を開放して密閉部に穿設されている供給孔を介して容器部内側の液体を塗布部材に含浸させることができるので、塗布部材に対する液体の供給量、ひいては塗布部材による液体の塗布量を適量とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の液体塗布具の構成を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1の液体塗布具の縦断面図である。
【図3】実施の形態1の液体塗布具の使用時に、シール部材を剥がしたようすを示す斜視図である。
【図4】実施の形態1における、供給孔及びこれに挿着される閉塞部材の形状を説明する拡大図である。
【図5】実施の形態2を示す斜視図である。
【図6】実施の形態3における使用前の液体塗布具の縦断面図を示す斜視図である。
【図7】実施の形態3における使用時の液体塗布具の縦断面図を示す斜視図である。
【図8】実施の形態3において、塗布部材23に装着するカバー部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,20 液体塗布具
11,21 容器部
12,22 密閉部
13,23 塗布部材
14,24 供給孔
15 閉塞部材(栓部材)
16 収納室
17,18 シール部材
25 閉塞部材(蓋部材)
25a 脆弱部
26 孔明け部材
26a 挿入部
26c 連通孔
27 カバー部材
L 液体(消毒液)
Claims (8)
- 被塗布面に押し当てるようにして液体を塗布する液体塗布具において、
内側に液体を貯留する容器部と、
前記容器部を密閉する密閉部と、
液体を含浸可能な塗布部材であって前記容器部外側における前記密閉部近傍に取り付けられた塗布部材と、
前記密閉部に穿設されて、前記容器部内側の液体を前記塗布部材側に導く供給孔と、
前記液体塗布具の使用前には前記供給孔を閉塞するとともに、使用時には人手によって取り除かれて前記供給孔を開放する閉塞部材と、を備える、
ことを特徴とする液体塗布具。 - 前記閉塞部材は、前記供給孔に挿着された引き抜き可能な栓部材によって構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。 - 前記塗布部材を収納する収納室と、前記収納室を密閉する剥離可能なシール部材と、を備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体塗布具。 - 前記栓部材は、前記シール部材と一体的に構成されて、前記シール部材の剥離動作による前記収納室の開放に連動して、前記供給孔から引き抜かれる、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体塗布具。 - 1枚のシール部材によって複数の液体塗布具の収納室を閉鎖する、
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の液体塗布具。 - 前記閉塞部材は、前記供給孔を閉塞する蓋部材であり、
前記供給孔に前記塗布部材側から挿入されて前記蓋部材に透孔を開ける孔明け部材を備え、
前記孔明け部材は、前記供給孔に挿入される部分に、前記容器内側の液体を前記塗布部材側に導く連通孔を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。 - 前記蓋部材は、少なくともその一部に、前記孔明け部材による破断が容易な脆弱部を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体塗布具。 - 前記塗布部材を覆うカバー部材を有する、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の液体塗布具。
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Cited By (1)
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KR200448873Y1 (ko) | 2008-06-04 | 2010-05-27 | 안종원 | 내용물 함침식 패드를 갖는 포장체 |
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2003
- 2003-04-11 JP JP2003107533A patent/JP2004313836A/ja active Pending
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KR200448873Y1 (ko) | 2008-06-04 | 2010-05-27 | 안종원 | 내용물 함침식 패드를 갖는 포장체 |
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