JP2004312679A - デュオバイナリ光伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】PRBSに対する伝送特性に影響を受けず、また、既存のフィードバック形態のプリコーダ及び電気式低帯域通過フィルタを使用せず、波長分割に強い特性を有するデュオバイナリ光伝送装置を提供する。
【解決手段】駆動増幅器360、マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器370、光搬送波を出力するレーザ光源380に加え、Tフリップフロップ(Toggle Flip-Flop)310及びANDゲート330を備えることにより、入力データ信号の‘1’のグループごとに分離して各信号が相互に異なる位相を有するように変調させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デュオバイナリ(duobinary)光伝送装置に関する。
通常、高密度波長分割多重(Dense Wavelength Division Multiplexing;DWDM)光伝送システムは、一本の光ファイバ内で複数の波長を使用して伝送することにより伝送効率を高めることができ、伝送速度に無関係に光信号を伝送することができるので伝送量が増加している超高速インターネット網に幅広く使用されているシステムである。しかし、急激なデータトラヒックの増加及び40Gbps以上の高速データの伝送要求により、既存のNRZを利用した光強度変調では、50GHzのチャンネル間隔以下で過度のチャンネル間干渉及び歪曲による伝送容量の拡張に限界がある。また、既存のバイナリ(binary)NRZ伝送信号のDC周波数成分と変調のとき拡散された高周波成分は、光ファイバ媒体内での伝播に際し非直線性と散乱を引き起こして、10Gbps以上の高速データ伝送において伝送距離に限界がある。
そこで最近では、光デュオバイナリ技術が、色分散(chromatic dispersion)による伝送距離の制限を克服できる光伝送技術として研究されている。デュオバイナリ伝送の主な長所は、伝送スペクトルが一般的なバイナリ伝送に比べて減少することである。分散制限システムにおいて、伝達距離は、伝送スペクトル帯域幅の自乗に反比例する。これは、伝送スペクトルが1/2に縮小されれば伝達距離は4倍に増加することを意味する。
さらに、搬送波周波数がデュオバイナリ伝送スペクトル内で抑圧されるので、光ファイバ内で刺激を受けたブリュアン散乱(Brillouin Scattering)によって引き起こされた光電力出力に対する制限を緩和させることができる。
図1は、従来のデュオバイナリ光伝送装置の一構成例を示す。
図1に示すように、従来のデュオバイナリ光伝送装置は、2−レベルデータ信号をディジタル信号に符号化するプリコーダ10、低域通過フィルタ(Low Pass Filter;LPF)20,21、駆動増幅器30,31、マッハ・ツエンダ干渉計型光強度変調器40、及び光搬送波を出力するレーザ光源50で構成される。このような構成を有するデュオバイナリ光伝送システムでは、伝送対象の2−レベルデータ信号を差動プリコーダ(differential precoder)10に印加して符号化し、電気式低域通過フィルタ20,21を通して3−レベルの電気信号に変える。低域通過フィルタ20,21の出力は、駆動増幅器30,31により増幅された後にマッハ・ツエンダ干渉計型光強度変調器(Mach-Zehnder-interferometer-type optical intensity modulator)40の駆動信号として利用され、レーザ光源50から出力された光搬送波が、マッハ・ツエンダ干渉計型光強度変調器40で駆動信号により光強度変調されてデュオバイナリ光信号Fとして出力される。
図2は、従来のデュオバイナリ光伝送装置に使用されているプリコーダ10の構造を示す。
図2に示すように、従来のプリコーダ10は、排他的論理和(XOR)ゲート11と、排他的論理和ゲート11の出力信号を遅延要素12で1データビットだけ時間遅延させてフィードバック(feedback)する構造を有する。
しかし、高速のデータ信号の場合、排他的論理和ゲート自体で1データビット以上の時間遅延を有するので、プリコーダの製作に難しさがある。また、電気式低帯域通過フィルタを利用して3−レベルデータ信号を作るとき、擬似雑音ビットシーケンス(Pseudo-Random bit sequence;PRBS)の影響を大きく受けるようになり、擬似雑音ビットシーケンス(PRBS)の長さが長くなることに従って信号伝送特性の劣化が深刻になってシステムの実現に難しさがあった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、擬似雑音ビットシーケンス(PRBS)に対する伝送特性に影響を受けないデュオバイナリ光伝送装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、既存のフィードバック形態のプリコーダ及び電気式低帯域通過フィルタを使用せず、波長分割に強い特性を有するデュオバイナリ光伝送装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、光搬送波をデータ信号で変調しデュオバイナリ光信号を出力するデュオバイナリ光伝送装置において、2−レベルデータ信号を受信してその上昇エッジごとにトグルされた出力信号を出力するT(トグル)フリップフロップと、これら2−レベルデータ信号及びトグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、2−レベルデータ信号の反転信号を所定の時間遅延させて出力する遅延器と、この遅延器の出力信号の強度を減少させる減衰器と、論理積ゲートの出力信号及び減衰器の出力信号を合わせて3−レベル信号を出力するパワー結合器と、を備え、その3−レベル信号により光搬送波を変調することを特徴とする。
このようなデュオバイナリ光伝送装置は、3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、光搬送波を出力する光源と、駆動信号により光搬送波を変調しデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器を備えることができる。
減衰器は、遅延器の出力信号の強度を半分に減少させるものとするとよい。また、Tフリップフロップ及び論理積ゲートは、入力される2−レベルデータ信号の奇数番目又は偶数番目の‘1’のグループを分離させるものとし、そして、パワー結合器から出力される3−レベル信号は、2−レベルデータ信号における奇数番目(又は偶数番目)の‘1’のグループが上位レベル、偶数番目(又は奇数番目)の‘1’のグループが下位レベル、‘0’が中間レベルとして生成されるものとすることができる。この場合、その分離された2−レベルデータ信号の‘1’のグループは、相互に180°(π)の位相差を有することになる。
また、本発明によれば、光搬送波をデータ信号で変調しデュオバイナリ光信号を出力するデュオバイナリ光伝送装置において、2−レベルデータ信号を受信してその上昇エッジごとにトグルされた出力信号を生成するTフリップフロップと、これら2−レベルデータ信号及びトグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、2−レベルデータ信号の反転信号を所定の時間遅延させる遅延器と、論理積ゲートの出力信号及び遅延器の出力信号を合わせて3−レベル信号を出力する加算器と、を備え、その3−レベル信号により光搬送波を変調することを特徴とする。
このようなデュオバイナリ光伝送装置は、3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、光搬送波を出力する光源と、駆動信号により光搬送波を変調しデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器と、を備えることができる。
Tフリップフロップ及び論理積ゲートは、入力される2−レベルデータ信号の奇数番目又は偶数番目の‘1’のグループを分離させるものとし、そして、加算器から出力される3−レベル信号は、2−レベルデータ信号における奇数番目(又は偶数番目)の‘1’のグループが上位レベル、偶数番目(又は奇数番目)の‘1’のグループが下位レベル、‘0’が中間レベルとして生成されるものとすることができる。その分離された2−レベルデータ信号の‘1’のグループは、変調後、相互に180°(π)の位相差を有するようになる。
加算器は、論理積ゲートの出力信号を反転させるインバータと、該インバータの出力端にベースが連結され、負荷抵抗と第1電流源との間にコレクタ−エミッタ電流通路が形成された第1トランジスタと、遅延器の出力端にベースが連結され、負荷抵抗と第2電流源との間にコレクタ−エミッタ電流通路が形成された第2トランジスタと、を備え、その第1電流源の電流を第2電流源の電流の2倍とした構成とすることができる。
また、本発明によれば、入力される2−レベルデータ信号の上昇エッジごとにトグルされて出力信号を生成するトグル回路と、これら2−レベルデータ信号及びトグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、その論理積信号と2−レベルデータ信号を反転させ且つ遅延させた信号とを結合して3−レベル信号を出力する結合器と、を備えたことを特徴とするデュオバイナリ光伝送装置が提供される。
この場合、3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、光搬送波を出力する光源と、駆動信号により光搬送波を変調させてデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器と、を備えることができる。また、2−レベルデータ信号を反転させ且つ遅延させた信号の光強度を減衰させて結合器へ入力する減衰器を備えることができる。
本発明によるデュオバイナリ光伝送装置は、既存のフィードバック形態のプリコーダ及び電気式低帯域通過フィルタを使用せず、デュオバイナリ信号の交差する位相特性を使用することにより、擬似雑音ビットシーケンス(PRBS)に対する影響をなくすことができる。また、波長分割に強い特性を有する伝送システムを実現することにより、伝送距離を増加させ、伝送速度の高速化を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭するために公知の機能又は構成に対する詳細な説明は省略する。なお、図面中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符号及び番号を共通使用するものとする。
図3は、本発明によるデュオバイナリ光伝送装置の第1実施例を示す。同図において、駆動増幅器(Drive Amplifier)360、マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器370、及び光搬送波を出力するレーザ光源380は、図1に示した従来のデュオバイナリ光伝送装置のものと同様である。本発明の特徴は、従来のフィードバックループを使用したプリコーダ及び電気式低帯域通過フィルタを使用せず、1つのトグルフリップフロップ(Toggle Flip-Flop;T.FF)310、遅延器320、論理積(AND)ゲート330、減衰器340、及びパワー結合器(Combiner)350を備えた点にある。
図4は図3に示したノードA〜Fでの出力信号のタイミング図である。図3及び図4を参照して本例のデュオバイナリ光伝送システムの動作及び信号フローを説明すると次のようである。
伝送対象の2−レベルデータ信号Aはトグル回路としてのトグルフリップフロップ(T.FF)310に入力され、また、2−レベルデータ信号の反転信号/Aは遅延器320に入力される。トグルフリップフロップ310により、データ信号Aのライジングエッジ(rising edge)ごとにトグルされた信号Bが出力される。これらデータ信号A及びトグルフリップフロップ出力信号Bは、ANDゲート330に入力されて信号Cとして出力される。このようにトグルフリップフロップ及びANDゲートを使用した理由は、データ信号の‘1’のグループを分離させるためである。すなわち、奇数番目(又は偶数番目)‘1’のグループを分離させ、奇数番目(又は偶数番目)‘1’のグループは上位レベル、偶数番目(又は奇数番目)‘1’のグループは下位レベル、‘0’は中間レベルとして生成するためである。
遅延器320を通じて所定の時間遅延したデータ信号の反転信号/Aは、減衰器340に入力される。減衰器340は、遅延器320の出力信号のを減少させ半分の信号Dを生成する。このとき、遅延器320は、トグルフリップフロップ310自体の時間遅延とANDゲート330に対する影響を考慮して、後段のパワー結合器350で正確に減衰器340の出力信号DとANDゲート330の出力信号Cとの位相を合わせるためにある。
さらに図3を参照すると、ANDゲート330の出力信号C及び減衰器340の出力信号Dは、パワー結合器350により合わせられて2−レベルから3−レベルに変換される。3−レベルに変換された信号は、駆動増幅器360へ入力されてマッハ・ツエンダ干渉計型光変調器370の駆動信号として出力され、レーザ光源380から印加される光搬送波を2−レベルの光信号に変調させる。ここで、駆動増幅器360が1つの出力信号を生成する場合、該1つの出力信号は、単一電極を有するマッハ・ツエンダ変調器(single arm MZ modulator)の駆動信号として使用され、駆動増幅器360の出力信号が第1出力信号と該第1出力信号の反転信号である第2出力信号となる場合、二重電極を有するマッハ・ツエンダ変調器(dual arm MZ modulator)の駆動信号として使用されることができる。
図5は、本発明によるデュオバイナリ光伝送装置の第2実施例を示す。同図において、デュオバイナリ光伝送装置は、トグルフリップフロップ510、遅延器520、ANDゲート530、駆動増幅器550、マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器560、及びレーザ光源570を含み、これらは図3に示したデュオバイナリ光伝送装置の構成と同様である。本実施例の特徴は、データ信号の反転信号(/A)及びその信号の強度を半分に減少させる減衰器を使用せず、図3に示したようなパワー結合器の代わりに加算器(Adder)540を使用することにある。
図6Aは、図5に示した加算器540の詳細な回路図であり、図6Bは、当該加算器540の入力信号に対する論理真理値表である。
図6Aにおいて、図5に示した参照符号‘+’に該当する第1入力信号Cがin1であり、参照符号‘−’に該当する第2入力信号Gがin2である。第1入力信号in1は、インバータ61により論理反転した後、第1トランジスタQ1のベースへ入力される。第2入力信号in2は、第2トランジスタQ2のベースへ入力される。各トランジスタQ1,Q2は、エミッタに電流源62,63を有しているが、第1トランジスタQ1のエミッタに連結された電流源62の電流は、第2トランジスタQ2のエミッタに連結された電流源63に比べて2倍である。そして、各トランジスタQ1,Q2のコレクタは、負荷抵抗(load resistor)Rに連結されている。各トランジスタQ1,Q2のオン又はオフ状態に従って負荷抵抗Rに、電流値0,i,2iのうちのいずれかが流れ得る。結局、加算器540の出力電圧は、信号‘0’、‘iR’、‘2iR’になる。
図6Aを参照すると、各トランジスタQ1,Q2の入力信号が‘1’の場合は、トランジスタがオフ状態になって電流が流れないようになり、各トランジスタQ1,Q2に入力信号‘0’が印加される場合は、オン状態になって電流源の電流が流れるようになる。たとえば、第1及び第2入力信号in1,in2が両方とも論理レベル‘1’である場合、インバータ61により論理レベル‘0’に反転して第1トランジスタQ1に入力され、第2トランジスタQ2には論理レベル‘1’が入力される。従って、第1トランジスタQ1のみオン状態になって2iの電流が負荷抵抗Rへ流れるようになり、出力電圧は2iRになる。また、たとえば、第1及び第2入力信号in1,in2が両方とも論理レベル‘0’である場合、第2トランジスタQ2のみがオン状態になって負荷抵抗Rにiの電流が流れ、出力電圧はiRになる。
図6Bは、図6Aに示した加算器540の入力信号に対する論理真理値表である。加算器540の出力信号Out(図5のH)がAC-カップルされた信号であれば、2iRの信号は論理レベル‘+1’に、iRの信号は論理レベル‘0’に、0の信号は論理レベル‘−1’に表現されることができる。図5に示した加算器540で第1入力信号in1が‘1’で第2入力信号in2が‘0’である場合は存在しない。
図7は、図5に示した各ノードA〜C及びG〜Iでの信号波形を示すもので、図5及び図7を参照して本実施例のデュオバイナリ光伝送装置の動作及び信号フローを説明すると次のようである。
図5に示したノードA〜Cに関する動作は図3と同一であるので、図7に示す信号波形A〜Cは図5と同一である。ANDゲート530の出力信号C及び遅延器520の出力信号Gは、加算器540に入力され、加算器540は図6で説明したようにして3−レベル出力信号Hを生成する。加算器540の3−レベル出力信号Hは、駆動増幅器550により増幅されてマッハ・ツエンダ干渉計型光変調器560の駆動信号として入力される。ここで、図3と同様に、駆動増幅器550が1つの出力信号を生成する場合、単一電極を有するマッハ・ツエンダ変調器の駆動信号として使用され、駆動増幅器550が第1出力信号及び該第1出力信号の反転信号である第2出力信号の2つの出力信号を生成する場合、二重電極を有するマッハ・ツエンダ変調器の駆動信号として使用されることができる。
図8は、マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器を通じてデュオバイナリ光信号に変調される過程を示す。図3に示した信号E又は図5に示した信号Hの3−レベル信号がマッハ・ツエンダ干渉計型光変調器にそれぞれ入力されて、180度(π)の位相差を有するデュオバイナリ光信号F及びIを生成する。このとき、マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器のバイアスは、変調器の特性曲線の最小点(null point)に位置させる。
以上、本発明の詳細につき具体的実施形態により説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲のみならず、その範囲と均等なものにより定められるべきである。
従来のデュオバイナリ光伝送装置の構成例を示す図。 従来のデュオバイナリ光伝送装置に使用されているプリコーダの構造を示す図。 本発明によるデュオバイナリ光伝送装置の第1実施例を示す図。 図3に示した各ノードA〜Fでの信号波形を示す図。 本発明によるデュオバイナリ光伝送装置の第2実施例を示す図。 図6Aは図5に示した加算器の詳細な回路図、図6Bは、図6Aに示した加算器の入力信号に対する論理真理値表。 図5に示した各ノードA〜C及びG〜Iでの信号波形を示す図。 マッハ・ツエンダ干渉計型光変調器を通じてデュオバイナリ光信号に変調される過程を示す図。
符号の説明
310,510 トグルフリップフロップ(T.FF)
320,520 遅延器
330,530 ANDゲート
340 減衰器(Attenuator)
350 パワー結合器
360,550 駆動増幅器
370,560 光変調器
540 加算器
380,570 光源

Claims (15)

  1. 光搬送波をデータ信号で変調しデュオバイナリ光信号を出力するデュオバイナリ光伝送装置において、
    2−レベルデータ信号を受信してその上昇エッジごとにトグルされた出力信号を出力するTフリップフロップと、
    前記2−レベルデータ信号及び前記トグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、
    前記2−レベルデータ信号の反転信号を所定の時間遅延させて出力する遅延器と、
    前記遅延器の出力信号の強度を減少させる減衰器と、
    前記論理積ゲートの出力信号及び前記減衰器の出力信号を合わせて3−レベル信号を出力するパワー結合器と、を備え、
    前記3−レベル信号により光搬送波を変調することを特徴とするデュオバイナリ光伝送装置。
  2. 3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、光搬送波を出力する光源と、前記駆動信号により前記光搬送波を変調しデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器と、を備える請求項1記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  3. 減衰器は、遅延器の出力信号の強度を半分に減少させる請求項1記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  4. Tフリップフロップ及び論理積ゲートは、入力される2−レベルデータ信号の奇数番目又は偶数番目の‘1’のグループを分離させ、そして、パワー結合器から出力される3−レベル信号は、前記2−レベルデータ信号における奇数番目(又は偶数番目)の‘1’のグループが上位レベル、偶数番目(又は奇数番目)の‘1’のグループが下位レベル、‘0’が中間レベルとして生成される請求項3記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  5. 分離された2−レベルデータ信号の‘1’のグループは、変調後、相互に180°(π)の位相差を有するようになる請求項4記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  6. 光変調器は、1又は2の電極を有するマッハ・ツエンダ干渉型光変調器である請求項3記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  7. 光搬送波をデータ信号で変調しデュオバイナリ光信号を出力するデュオバイナリ光伝送装置において、
    2−レベルデータ信号を受信してその上昇エッジごとにトグルされた出力信号を生成するTフリップフロップと、
    前記2−レベルデータ信号及び前記トグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、
    前記2−レベルデータ信号の反転信号を所定の時間遅延させる遅延器と、
    前記論理積ゲートの出力信号及び前記遅延器の出力信号を合わせて3−レベル信号を出力する加算器と、を備え、
    前記3−レベル信号により光搬送波を変調することを特徴とするデュオバイナリ光伝送装置。
  8. 3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、光搬送波を出力する光源と、前記駆動信号により前記光搬送波を変調しデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器と、を備える請求項7記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  9. Tフリップフロップ及び論理積ゲートは、入力される2−レベルデータ信号の奇数番目又は偶数番目の‘1’のグループを分離させ、そして、加算器から出力される3−レベル信号は、前記2−レベルデータ信号における奇数番目(又は偶数番目)の‘1’のグループが上位レベル、偶数番目(又は奇数番目)の‘1’のグループが下位レベル、‘0’が中間レベルとして生成される請求項7記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  10. 分離された2−レベルデータ信号の‘1’のグループは、変調後、相互に180°(π)の位相差を有するようになる請求項9記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  11. 加算器は、論理積ゲートの出力信号を反転させるインバータと、該インバータの出力端にベースが連結され、負荷抵抗と第1電流源との間にコレクタ−エミッタ電流通路が形成された第1トランジスタと、遅延器の出力端にベースが連結され、前記負荷抵抗と第2電流源との間にコレクタ−エミッタ電流通路が形成された第2トランジスタと、を備え、前記第1電流源の電流が、前記第2電流源の電流の2倍である請求項7記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  12. 光変調器は、1又は2の電極を有するマッハ・ツエンダ干渉計型光変調器である請求項8記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  13. 入力される2−レベルデータ信号の上昇エッジごとにトグルされて出力信号を生成するトグル回路と、
    前記2−レベルデータ信号及び前記トグルされた出力信号を論理積する論理積ゲートと、
    前記論理積信号と前記2−レベルデータ信号を反転させ且つ遅延させた信号とを結合して3−レベル信号を出力する結合器と、を備えたことを特徴とするデュオバイナリ光伝送装置。
  14. 3−レベル信号を受信して駆動信号を生成する駆動増幅器と、
    光搬送波を出力する光源と、
    前記駆動信号により前記光搬送波を変調させてデュオバイナリ光信号を出力する干渉計型光変調器と、を備える請求項13記載のデュオバイナリ光伝送装置。
  15. 2−レベルデータ信号を反転させ且つ遅延させた信号の光強度を減衰させて結合器へ入力する減衰器を備える請求項13記載のデュオバイナリ光伝送装置。
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