JP2004310165A - デリバリサービスシステム、サービス提供装置機及びそれに用いる予約方法並びにその決済方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動販売機1は携帯端末2から基地局3を通してコンテンツ要求を受信すると、携帯端末2から通知される電話番号によって携帯端末であることを認識し、携帯端末2から得たユーザID及びパスワードと、課金サーバ5からのパスワードとを比較して携帯端末2の確認・承認を行う。自動販売機1は携帯端末2の確認・承認を行うと、コンテンツサーバ6からコンテンツの提供を受け、そのコンテンツを商品・サービスとしてユーザに提供するとともに、そのコンテンツの課金情報を課金サーバ5に送る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデリバリサービスシステム、サービス提供装置及びそれに用いる決済方法並びにその予約方法に関し、特に自動販売機等における商品やコンテンツの予約及び決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、缶飲料やペットボトルの飲料、食品物、嗜好品等を販売するための自動販売機の普及が進んでいる。自動販売機の中には、音楽や映画等をCD(Compact Disc)やビデオテープ等の記録媒体に格納して販売するものもある。これらはいずれも完成品を自動販売機内に蓄積しておいて、現金投入時に受取り口にセットされるようになっている。
【0003】
一方、自動販売機から購入する物品の決済には、携帯端末(例えば、携帯電話機)を使用するものも提案されている。例えば、この決済方法としては、携帯電話機に対して携帯電話側決済サーバから決済IDを通知し、その決済IDを用いて自動販売機から物品やサービスを受ける方法(第1の方法)(例えば、特許文献1参照)、予約時にサーバから携帯端末に予約番号を通知し、携帯端末からネットワークを介して自動販売機に予約番号とユーザIDとを送信して物品やサービスの提供を受ける方法(第2の方法)(例えば、特許文献2参照)、が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−195642号公報(第7〜9頁、図1)
【特許文献2】
特開2002−92704号公報(第5〜7頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動販売機では、物品やサービスの完成品、あるいは音楽や映画等のパッケージされたもの等を筐体内に収容しておかなくてはならず、また現金をも扱うため、防犯上の対応策(例えば、頑丈な鍵を取付けたり、不正に解錠しようとするのを検知するセンサの取付け等)を施さなければならず、コストが上昇してしまうという問題がある。
【0006】
また、音楽や映画等のコンテンツを自機内に蓄積しておき、ユーザによる現金投入を確認してから、それらのコンテンツを記録媒体に書込むようにした自動販売機の場合には、コンテンツの記録媒体への書込み終了まで、ユーザを待たせることとなる。この場合、ユーザは現金を投入した手前、その場から離れることはできない。
【0007】
上記の第1の方法及び第2の方法では、携帯端末側の決済機構を使用するため、現金を使用する必要がなくなるが、自動販売機には物品やサービスの完成品、あるいは音楽や映画等のパッケージされたもの等を収容しておかなくてはならない。
【0008】
しかも、決済IDや予約番号、ユーザIDが漏洩した場合、あるいは携帯端末を紛失した場合には、自動販売機から物品やサービスの完成品等が不正に持ち去られることとなり、しかもユーザがその代価を支払うことにもなりかねない。
【0009】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、サービス提供装置に防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることができるデリバリサービスシステム、サービス提供装置及びそれに用いる決済方法並びにその予約方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデリバリサービスシステムは、コンテンツを提供するコンテンツサーバと、予め固有情報が付与されかつ前記コンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するサービス提供装置と、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識する認識手段と、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行う確認手段と、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供する出力手段と、その提供したコンテンツの課金を前記端末に対して行う課金サーバとを備えている。
【0011】
本発明によるサービス提供装置は、コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するサービス提供装置であって、自装置への端末からの要求を認識する認識手段と、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行う確認手段と、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供する出力手段と、その提供したコンテンツの課金情報を前記端末に対して行う課金サーバに通知する手段とを備え、自装置に予め付与された固有情報に基づいて前記端末が自装置に対して接続している。
【0012】
本発明による予約方法は、コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの予約方法であって、固有情報が予め付与されたサービス提供装置側に、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、当該端末からのコンテンツの予約を受付けるステップと、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行するステップとを備えている。
【0013】
本発明による他の予約方法は、コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの予約方法であって、予約サーバ側に、前記予約サーバへの端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、当該端末からのコンテンツの予約を受付けるステップと、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行するステップとを備えている。
【0014】
本発明による決済方法は、コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの課金方法であって、固有情報が予め付与されたサービス提供装置側に、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供するステップと、その提供したコンテンツの課金情報を前記端末に対して行う課金サーバに通知するステップとを備えている。
【0015】
すなわち、本発明のデリバリサービスシステムは、予め電話番号等の固有情報が付与された自動販売機において、携帯端末、固定電話機、パーソナルコンピュータ等の端末からの要求であることを認識すると、それらの端末からのユーザIDやパスワードの入力を通してそれらの端末の確認・承認を行い、確認・承認がとれた時にコンテンツサーバから提供されるコンテンツを記録媒体や紙媒体に出力して提供するとともに、そのコンテンツの料金を、上記の各種端末の通信料金やインタネットの接続料金等を管理徴収する課金サーバが課金している。
【0016】
これによって、本発明のデリバリサービスシステムでは、コンビニエンスストア等で実施されているサービス等を、設置台数が圧倒的に多い自動販売機から提供することが可能となり、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
【0017】
この場合、自動販売機においては、単に、ユーザやコンテンツのディジタル情報を扱うのみなので、販売機内に商品や現金を蓄積する必要がないため、自動販売機に対して防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
【0018】
また、本発明のデリバリサービスシステムでは、コンテンツの予約要求時に、予約番号、乱数、バーコード情報を付して予約情報としてユーザに伝達し、予約情報が自動販売機に入力された時にユーザに対して商品、サービスを提供している。これによって、本発明のデリバリサービスシステムでは、自動販売機に対して防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムは自動販売機1と、携帯端末2と、基地局3と、スイッチノード4と、課金サーバ5と、コンテンツサーバ6と、インタネット100とから構成されている。
【0020】
自動販売機1には予め電話番号が付されており、図示せぬ公衆回線網及びスイッチノード4を介して課金サーバ5に接続するように図示しているが、図示せぬ基地局とスイッチノード4とを介して課金サーバ5に接続するように構成することも可能である。その場合には、自動販売機1に移動通信網の電話番号が付されることとなる。
【0021】
また、自動販売機1はインタネット100を介して課金サーバ5及びコンテンツサーバ6に接続されている。尚、自動販売機1は課金サーバ5にスイッチノード4を介して接続することも可能である。また、スイッチノード4は回線交換のみでなく、パケット交換やIP(Internet Protocol)スイッチ(ルータ)等もサポートしている。
【0022】
図2は図1の自動販売機1の構成を示すブロック図である。図2において、自動販売機1は通信制御部11と、端末認証部12と、予約制御部13と、表示部14と、入力部15と、記録媒体書込み部16と、プリンタ部17と、予約情報読込み部18とから構成されている。
【0023】
通信制御部11はインタネット100及びスイッチノード4との間の通信を制御する。端末認証部12は通信制御部11を通して接続される携帯端末2からの情報とそれに対応する課金サーバ5からの情報とを基に、携帯端末2が自動販売機1を利用可能な端末かどうかの認証を行う。
【0024】
予約制御部13は端末認証部12において認証された端末からの予約情報の受付けを行い、その予約情報に対応する予約番号等を端末側に返信する。尚、予約制御部13で受付ける予約は音楽や映画等の音声信号や画像信号、あるいは電子本等のディジタルデータ等を記録媒体[CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ビデオテープ等]に書込むのに時間を要する場合の予約等である。
【0025】
地図情報や観光案内情報等のデータの紙媒体への印字でサービスを提供する場合には、原則として予約を受付けることはない。但し、紙媒体への印字でも書籍等の体裁をとるものについては予約を受付けることもある。
【0026】
表示部14は商品やサービスを提供する場合にその案内や操作手順を示すガイダンスメニュー等を表示し、入力部15は端末からの入力を必要とする情報以外の情報の入力に用いられるキー等である。
【0027】
記録媒体書込み部16は上記の記録媒体への音声信号、画像信号、ディジタルデータ等を書込みを行う機構であり、プリンタ部17は紙媒体への地図情報や観光案内情報等のデータの印字を行う機構である。予約情報読込み部18は紙媒体やカード媒体[IC(Integrated Circuit)カード、磁気カード等]から予約情報を読込む機構である。
【0028】
図3は本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムの動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムの動作について説明する。まず、自動販売機1が携帯端末2からの要求に対して商品やサービスを即座に提供する場合の動作について説明する。
【0029】
ユーザは自動販売機1を利用する場合、その自動販売機1に表示されているその販売機固有の電話番号に電話を掛ける。自動販売機1は携帯端末2から基地局3を通してコンテンツ要求(図1のa)を受信すると(図3のS1)、携帯端末2から通知される電話番号によって携帯端末であることを認識する(図3のS2)。
【0030】
自動販売機1は携帯端末からの要求であることを認識すると、予めメモリ(図示せず)に蓄積されたガイダンスメニューを携帯端末2に送り(図3のS3)、携帯端末2を使用するユーザのユーザID、パスワードを要求する。
【0031】
ユーザが携帯端末2からユーザID、パスワードを自動販売機1に送信すると(図3のS4)、自動販売機1は携帯端末2から得たユーザIDを課金サーバ5に送り(図3のS5)、課金サーバ5からユーザIDに対応するパスワードを得ると(図3のS6)、そのパスワードと携帯端末2から得たパスワードとを比較して携帯端末2の確認・承認を行う(図3のS7)。
【0032】
自動販売機1は上記の処理で携帯端末2の確認・承認を行うと、インタネット100を介してコンテンツサーバ6にユーザからのコンテンツ要求(図1のb)を送信し(図3のS8)、コンテンツサーバ6からコンテンツの提供を受ける(図3のS9)。自動販売機1はコンテンツサーバ6からのコンテンツ(図1のc)を記録媒体書込み部16またはプリンタ部17から商品・サービス(図1のd)としてユーザに提供するとともに(図3のS10)、そのコンテンツの課金情報(図1のe)を課金サーバ5に送る(図3のS11)。
【0033】
この場合、自動販売機1からユーザに対しては、地図情報や観光案内情報等のデータの紙媒体への印字でのサービス、あるいは短時間で記録媒体への書込みが可能なサービス(例えば、少ない容量かつディジタルデータで提供する電子本等)が提供されることとなる。
【0034】
図4は本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図であり、図5は本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートであり、図6(a)〜(c)及び図7(a)〜(c)は図1の自動販売機1から携帯端末2へのガイダンスメニューの一例を示す図である。これら図2と図4〜図7とを参照して本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作について説明する。
【0035】
ユーザは自動販売機1−1を利用する場合、その自動販売機1−1に表示されているその販売機固有の電話番号に電話をかける。自動販売機1−1は携帯端末2から基地局3−1を通してコンテンツ要求(図4のa)を受信すると(図5のS21)、携帯端末2から通知される電話番号によって携帯端末であることを認識する(図5のS22)。
【0036】
自動販売機1−1は携帯端末からの要求であることを認識すると、予めメモリ(図示せず)に蓄積されたガイダンスメニューを携帯端末2に送り(図5のS23)、携帯端末2を使用するユーザのユーザID、パスワードを要求するとともに、コンテンツの予約か否かを問い合わせる。コンテンツの予約ではない場合、自動販売機1−1は上述した商品やサービスの提供の動作を行う。
【0037】
自動販売機1−1はコンテンツの予約の場合、携帯端末2に対してコンテンツ販売メニューとして、「お客様のユーザID及びパスワードを入力して下さい。」という内容のテキストを送り、「ユーザID:◎◎◎◎◎◎」、「パスワード:◇◇◇◇◇◇」の入力を待つ[図6(a)参照]。
【0038】
ユーザが携帯端末2からユーザID、パスワードを送信すると(図5のS24)、自動販売機1−1は携帯端末2から得たユーザIDを課金サーバ5に送り(図5のS25)、課金サーバ5からユーザIDに対応するパスワードを得ると(図5のS26)、そのパスワードと携帯端末2から得たパスワードとを比較して携帯端末2の確認・承認を行う(図5のS27)。
【0039】
自動販売機1−1は上記の処理で携帯端末2の確認・承認を行うと、携帯端末2に対してコンテンツ選択メニューとして、「お客様のご希望のコンテンツを選択して下さい。」という内容のテキストを送り、「1)×××× 2)○○○○3)△△△△ 4)▽▽▽▽ ・・・」という提供可能なコンテンツの中からの選択を待つ[図6(b)参照]。
【0040】
続いて、自動販売機1−1はコンテンツが選択されると、携帯端末2に対して記録媒体選択メニューとして、「お客様のご希望の記録媒体を選択して下さい。」という内容のテキストを送り、「1)CD 2)MD 3)DVD 4)ビデオテープ ・・・」という提供可能な記録媒体の中からの選択を待つ[図6(c)参照]。
【0041】
自動販売機1−1は記録媒体が選択されると、携帯端末2に対してお引き渡し場所選択メニューとして、「商品をお客様にお引き渡しする場所を選択して下さい。」という内容のテキストを送り、「日時: 17 日 13:30」、「場所: 田町駅」の入力を待つ[図7(a)参照]。尚、商品やサービスを受けたい自動販売機1−2の電話番号が分かっていれば、「指定:」の欄に自動販売機1−2の電話番号を入力することで、指定することも可能である。
【0042】
自動販売機1−1は日時や場所が入力されると、携帯端末2に対してお引き渡し場所選択メニューとして、「商品をお客様にお引き渡しする場所が検索されました。お引き渡しする場所:田町駅 A−3自動販売機 A−3自動販売機の電話番号は、『×××−×××−××××』です。着信時にランプを点灯してお知らせします。」という内容のテキストを送る[図7(b)参照]。
【0043】
さらに、自動販売機1−1は携帯端末2に対して、予約番号のお知らせとして、「お客様の予約番号は『********』です。ランプの点灯している自動販売機に接続されましたら、携帯端末からご入力下さい。ご利用、ありがとうございました。」という内容のテキストを送る[図7(c)参照]。
【0044】
自動販売機1−1は携帯端末2に対して上述したような予約情報(図4のb)を送信するとともに(図5のS28)、上記の選択されたコンテンツ及び記録媒体を基に課金情報を算出し、その課金情報(図4のc)を課金サーバ5に対して送出する(図5のS29)。課金サーバ5は自動販売機1−1から問合せのあったユーザIDに対応させて課金情報を蓄積する。
【0045】
また、自動販売機1−1は上記の選択されたコンテンツ及び記録媒体と予約情報とからなるコンテンツ・予約情報(図4のd)を上記の検索した「自動販売機A−3」である自動販売機1−2にスイッチノード4−1,4−2及び有線回線網200を介して送信する(図5のS30)。尚、自動販売機1−1,1−2は図示せぬ基地局やインタネット100を介して相互に接続可能であり、基地局やインタネット100を介して相互に接続されている場合には、上記のコンテンツ・予約情報がそれらを介して自動販売機1−1から自動販売機1−2へと送信される。
【0046】
自動販売機1−2は自動販売機1−1からコンテンツ・予約情報が入力されると、コンテンツ要求(図4のe)をコンテンツサーバ6に送信し(図5のS31)、コンテンツサーバ6からユーザが希望するコンテンツ(図4のf)を取得する(コンテンツ提供)(図5のS32)。自動販売機1−2は記録媒体書込み部16にて、コンテンツサーバ6から取得したコンテンツをユーザが希望する記録媒体に書込む。
【0047】
自動販売機1−2は移動後の携帯端末2からの電話によって、ユーザに発行した予約情報(図4のg)が入力されたことを確認すると(図5のS33)、記録媒体書込み部16にてコンテンツが書込まれた記録媒体、またはプリンタ部17にてコンテンツが印字された紙媒体を取出し口に置くことで、商品・サービス(図4のh)をユーザに提供する(図5のS34)。
【0048】
このように、本実施例では、予め電話番号等の固有番号が付与された自動販売機1,1−1,1−2において、携帯端末2からの要求であることを認識すると、ユーザIDやパスワードの入力を通して携帯端末2の確認・承認を行い、確認・承認がとれた時にコンテンツサーバ6から提供されるコンテンツを記録媒体や紙媒体に出力して提供するとともに、その料金を、携帯端末2の通信料金を管理徴収する課金サーバ5が課金することによって、コンビニエンスストア等で実施されているサービス等を、設置台数が圧倒的に多い自動販売機1,1−1,1−2から提供することができ、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
【0049】
この場合、自動販売機1,1−1,1−2においては、単に、ユーザやコンテンツのディジタル情報を扱うのみなので、自動販売機1,1−1,1−2内に商品や現金を蓄積する必要がないため、自動販売機1,1−1,1−2に対して防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることができる。尚、自動販売機1,1−1,1−2内には、コンテンツが記録されていない記録媒体や紙媒体があるが、これらはディジタル情報が記録される前のものであり、商品的にほとんど無価値である。
【0050】
また、本実施例では携帯端末2として携帯電話機を用いる場合について述べているが、移動通信が可能なPDA(Personal Digital Assistant)やノート型パーソナルコンピュータ等のモバイル端末でもよく、これに限定されない。
【0051】
さらに、本実施例では、コンテンツとして、音楽等の音声データや映画等の映像データを考えているが、その他にコンサート会場、映画館、劇場、野球場、サッカー場等の各種会場への入場券の情報、または実際の各種商品(例えば、贈答品等)の引き換え情報、あるいはお中元やお歳暮等の贈答品の発送情報等も扱うことが可能であり、上記の例に限定されない。つまり、商品やサービスを提供するための情報(実際に商品となるディジタルデータを含む)であれば、様々なものに適用可能である。
【0052】
さらにまた、本実施例では、自動販売機1,1−1,1−2において、ユーザへの課金を課金サーバ5に直接ユーザ情報を送信することで行っているが、コンテンツサーバ6にユーザ情報(ユーザID、パスワード、コンテンツの購入情報等)を記録しておき、コンテンツの提供元から課金サーバ5に対して請求を行うようにしてもよく、これに限定されない。
【0053】
本実施例では、コンテンツの予約要求時に、単に予約番号を付して予約情報としてユーザに伝達しているが、予約情報としてはバーコード情報を付して予約情報としてユーザに伝達しても、乱数を発生させてその乱数を予約情報としてユーザに伝達してもよく、これらに限定されない。バーコード情報の場合には、携帯端末2の表示画面にそのバーコード情報を表示させ、予約情報読込み部18にて光学的に読込むことも可能であり、あるいは予約情報読込み部18にて文字情報を光学的に読込むことも可能である。
【0054】
本実施例では、自動販売機1,1−1,1−2において、予め電話番号を付与しているが、ユーザの目前にある自動販売機が特定可能であれば、電話番号以外の固有の識別情報でもよく、これに限定されない。この固有の識別情報としては、例えばIP(Intermet Protocol)アドレス、電子メールアドレス、URL(Uniform Resource Locator)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)等を用いることが可能である。
【0055】
また、本実施例では、予約した商品やサービスの提供を受ける際に、自動販売機1,1−1,1−2を介して商品やサービスの受け渡しを行っているが、自動販売機以外の受け渡しボックスにて商品やサービスの受け渡しを行ってもよく、これに限定されない。
【0056】
図8は本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図であり、図9は本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートである。これら図8及び図9を参照して本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作について説明する。
【0057】
本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムは携帯端末2の代わりに固定電話機7、あるいはFAX8付きの固定電話機7を配置した以外は上述した本発明の第1の実施例と同様の構成及び動作となっている。但し、自動販売機1と固定電話機7との間で授受される情報は音声データ、ダイヤルパルス信号またはダイヤルトーン信号であることが、上述した本発明の第1の実施例とは異なっている。
【0058】
ユーザは自動販売機1を利用する場合、固定電話機7から、その自動販売機1に表示されているその販売機固有の電話番号、あるいは予め配付されたカタログに掲載された販売機固有の電話番号に電話をかける。自動販売機1は固定電話機7からスイッチノード4を通してコンテンツ要求(図8のa)を受信すると(図9のS41)、固定電話機7から通知される電話番号によって固定電話機であることを認識する(図9のS42)。
【0059】
自動販売機1は固定電話機からの要求であることを認識すると、予めメモリ(図示せず)に蓄積されたガイダンスメニュー(音声データ)を固定電話機7に送り(図9のS43)、固定電話機7を使用するユーザのユーザID、パスワードのダイヤル入力を要求する。
【0060】
ユーザが固定電話機7からユーザID、パスワード[例えば、DTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信号]を送信すると(図9のS44)、自動販売機1は固定電話機7から得たユーザIDを課金サーバ5に送り(図9のS45)、課金サーバ5からユーザIDに対応するパスワードを得ると(図9のS46)、そのパスワードと固定電話機7から得たパスワードとを比較して固定電話機7の確認・承認を行う(図9のS47)。
【0061】
自動販売機1は図6及び図7に示すような内容を音声データにて固定電話機7に送り、選択項目毎にダイヤル入力を要求する。但し、商品やサービスの選択については上記のカタログに記載の番号等のダイヤル入力にて要求する。また、商品やサービスを提供する場所は上記の電話をかけた対象の自動販売機1となる。
【0062】
自動販売機1はユーザが希望するコンテンツの要求(図8のb)をコンテンツサーバ6に送信し(図9のS48)、コンテンツサーバ6からユーザが希望するコンテンツ(図8のc)を取得する(コンテンツ提供)(図9のS49)。自動販売機1は記録媒体書込み部16にて、コンテンツサーバ6から取得したコンテンツをユーザが希望する記録媒体に書込む。
【0063】
自動販売機1は固定電話機7に対して上述したようなユーザから予約された内容に対する予約情報(図8のd)を送信する(図9のS50)。この場合、上記の動作にて予約された内容は、ユーザからのコンテンツ要求を受付けた順番の番号、あるいは乱数等が予約情報として音声にて固定電話機7に通知される。この場合には、固定電話機7がFAX8を備えていれば、その予約情報をFAX信号にてFAX8に通知したり、あるいは上記の数字や記号、またはバーコード情報を予約情報としてFAX信号にてFAX8に通知することも可能である。
【0064】
また、自動販売機1は上記の選択されたコンテンツ及び記録媒体を基に課金情報を算出し、その課金情報(図8のe)を課金サーバ5に対して送出する(図9のS51)。課金サーバ5は自動販売機1から問合せのあったユーザIDに対応させて課金情報を蓄積する。
【0065】
自動販売機1は入力部15または予約情報読込み部18から、ユーザに発行した予約情報(図8のf)が入力されたことを確認すると(図9のS52)、記録媒体書込み部16にてコンテンツを書込んだ記録媒体、またはプリンタ部17にてコンテンツが印字された紙媒体を取出し口に置くことで、商品・サービス(図8のg)をユーザに提供する(図9のS53)。
【0066】
このように、本実施例では、自動販売機1において、固定電話機7からの要求であることを認識すると、ユーザIDやパスワードの入力を通して固定電話機7の確認・承認を行い、確認・承認がとれた時にコンテンツサーバ6から提供されるコンテンツを記録媒体や紙媒体に出力して提供するとともに、その料金を、固定電話機7の通信料金を管理徴収する課金サーバ5が課金することによって、コンビニエンスストア等で実施されているサービス等を、設置台数が圧倒的に多い自動販売機1から提供することができ、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
【0067】
この場合、自動販売機1においては、単に、ユーザやコンテンツのディジタル情報を扱うのみなので、販売機内に商品や現金を蓄積する必要がないため、自動販売機1に対して防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることができる。尚、販売機内には、コンテンツが記録されていない記録媒体や紙媒体があるが、これらはディジタル情報が記録される前のものであり、商品的にほとんど無価値である。
【0068】
図10は本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図であり、図11は本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートである。これら図10及び図11を参照して本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作について説明する。
【0069】
本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムは、予約を受付ける予約サーバ9と、携帯端末2の代わりのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとする)10とを配置した以外は上述した本発明の第1の実施例と同様の構成及び動作となっている。
【0070】
ユーザは自動販売機1を利用する場合、パソコン10からインタネット100を介して予約サーバ9にアクセスする。予約サーバ9はパソコン10からコンテンツ要求(図10のa)を受信すると(図11のS61)、パソコン10からのアクセスであることを認識する(図10のS62)。
【0071】
予約サーバ9はパソコン10からのアクセスであることを認識すると、予めメモリ(図示せず)に蓄積されたガイダンスメニューをパソコン10に送り(図11のS63)、パソコン10を使用するユーザのユーザID、パスワードの入力を要求する。
【0072】
ユーザがパソコン10からユーザID、パスワードを送信すると(図11のS64)、予約サーバ9はパソコン10から得たユーザID及びパスワードを、自装置内に予め蓄積されたユーザID及びパスワードと比較してパソコン10の確認・承認を行う(図11のS65)。
【0073】
予約サーバ9は図6及び図7に示すような内容をパソコン10に送り、選択項目の入力を要求する。この場合、商品やサービスを提供する場所はパソコン10にユーザの希望する地図を表示させ、その地図内に表示された複数の自動販売機のいずれかになる。
【0074】
予約サーバ9はパソコン10によって指定された自動販売機1に、上記の選択されたコンテンツ及び記録媒体と予約情報とからなるコンテンツ・予約情報(図10のb)を送信する(図11のS66)。また、予約サーバ9はパソコン10に対して上述したようなユーザから予約された内容に対する予約情報(図10のc)を送信する(図11のS67)。この場合、上記の動作にて予約された内容は、ユーザからのコンテンツ要求を受付けた順番の番号、あるいは乱数、またはバーコード情報等が予約情報としてパソコン10に通知される。
【0075】
自動販売機1は予約サーバ9からコンテンツ・予約情報が入力されると、コンテンツ要求(図10のd)をコンテンツサーバ6に送信し(図11のS68)、コンテンツサーバ6からユーザが希望するコンテンツ(図10のe)を取得する(コンテンツ提供)(図11のS69)。自動販売機1は記録媒体書込み部16にて、コンテンツサーバ6から取得したコンテンツをユーザが希望する記録媒体に書込む。
【0076】
また、自動販売機1は上記の選択されたコンテンツ及び記録媒体を基に課金情報を算出し、その算出結果及びユーザIDを課金情報(図10のf)を課金サーバ5に対して送出する(図11のS70)。課金サーバ5は自動販売機1か送られてきたユーザIDに対応させて算出結果を蓄積する。
【0077】
自動販売機1は入力部15または予約情報読込み部18から、ユーザに発行した予約情報(図10のg)が入力されたことを確認すると(図11のS71)、記録媒体書込み部16にてコンテンツを書込んだ記録媒体、またはプリンタ部17にてコンテンツが印字された紙媒体を取出し口に置くことで、商品・サービス(図10のh)をユーザに提供する(図11のS72)。
【0078】
このように、本実施例では、予約サーバ9において、パソコン10からの要求であることを認識すると、ユーザIDやパスワードの入力を通してパソコン10の確認・承認を行い、確認・承認がとれた時にそのコンテンツ・予約情報を自動販売機1に通知し、自動販売機1においてコンテンツサーバ6から提供されるコンテンツを記録媒体や紙媒体に出力して提供するとともに、その料金を、パソコン10のインタネットへの接続料金を管理徴収するプロバイダの課金サーバ5が課金することによって、コンビニエンスストア等で実施されているサービス等を、設置台数が圧倒的に多い自動販売機1から提供することができ、ユーザに対する利便性を向上させることができる。
【0079】
この場合、自動販売機1においては、単に、ユーザやコンテンツのディジタル情報を扱うのみなので、販売機内に商品や現金を蓄積する必要がないため、自動販売機1に対して防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることができる。尚、自動販売機1内には、コンテンツが記録されていない記録媒体や紙媒体があるが、これらはディジタル情報が記録される前のものであり、商品的にほとんど無価値である。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、上記のような構成及び動作とすることによって、自動販売機に防犯対策を施すことなく、ユーザに対する利便性を向上させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の自動販売機の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムの動作を示すシーケンスチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートである。
【図6】(a)〜(c)は図1の自動販売機から携帯端末へのガイダンスメニューの一例を示す図る。
【図7】(a)〜(c)は図1の自動販売機から携帯端末へのガイダンスメニューの一例を示す図る。
【図8】本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるデリバリサービスシステムによる予約販売の動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1,1−1,1−2 自動販売機
2 携帯端末
3,3−1,3−2 基地局
4,4−1,4−2 スイッチノード
5 課金サーバ
6 コンテンツサーバ
7 固定電話機
8 FAX
9 予約サーバ
10 パソコン
11 通信制御部
12 端末認証部
13 予約制御部
14 表示部
15 入力部
16 記録媒体書込み部
17 プリンタ部
18 予約情報読込み部
100 インタネット
200 有線回線網
Claims (52)
- コンテンツを提供するコンテンツサーバと、予め固有情報が付与されかつ前記コンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するサービス提供装置と、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識する認識手段と、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行う確認手段と、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供する出力手段と、その提供したコンテンツの課金を前記端末に対して行う課金サーバとを有することを特徴とするデリバリサービスシステム。
- 前記認識手段は、前記端末に予め付与された固有情報を基に当該端末からの要求を認識することを特徴とする請求項1記載のデリバリサービスシステム。
- 前記固有情報は、電話番号であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のデリバリサービスシステム。
- 前記確認手段は、前記端末を特定する特定情報及び予め設定されたパスワードとが入力された時に前記特定情報及びパスワードを予め蓄積された情報と比較して前記端末の確認を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記出力手段は、前記コンテンツを、ディジタルデータを蓄積可能な記録媒体及び紙媒体のいずれかにて提供することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記課金サーバは、少なくとも前記端末の通信料金及びインタネットへの接続料金のいずれかを管理徴収することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記コンテンツの予約を受付ける予約手段と、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行する手段とを含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記端末からの予約情報を読取る読取り手段を前記サービス提供装置に含むことを特徴とする請求項7記載のデリバリサービスシステム。
- 前記予約情報は、少なくとも受付け番号、乱数、バーコード情報のいずれかであることを特徴とする請求項7または請求項8記載のデリバリサービスシステム。
- 前記サービス提供装置は、他のサービス提供装置からの前記コンテンツの情報と前記予約情報とを基に前記コンテンツを外部に提供することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記予約手段と前記予約情報を前記端末に発行する手段とを予約サーバに配設したことを特徴とする請求項7記載のデリバリサービスシステム。
- 前記サービス提供装置は、前記予約サーバからの前記コンテンツの情報と前記予約情報とを基に前記コンテンツを外部に提供することを特徴とする請求項11記載のデリバリサービスシステム。
- 前記端末は、移動通信可能なモバイル端末であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記端末は、少なくとも電話通信が可能な固定端末であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- 前記サービス提供装置は、少なくともサービス及び商品を提供する自動販売機であることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか記載のデリバリサービスシステム。
- コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するサービス提供装置であって、自装置への端末からの要求を認識する認識手段と、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行う確認手段と、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供する出力手段と、その提供したコンテンツの課金情報を前記端末に対して行う課金サーバに通知する手段とを有し、
自装置に予め付与された固有情報に基づいて前記端末が自装置に対して接続することを特徴とするサービス提供装置。 - 前記認識手段は、前記端末に予め付与された固有情報を基に当該端末からの要求を認識することを特徴とする請求項16記載のサービス提供装置。
- 前記固有情報は、電話番号であることを特徴とする請求項16または請求項17記載のサービス提供装置。
- 前記確認手段は、前記端末を特定する特定情報及び予め設定されたパスワードとが入力された時に前記特定情報及びパスワードを予め蓄積された情報と比較して前記端末の確認を行うことを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記出力手段は、前記コンテンツを、ディジタルデータを蓄積可能な記録媒体及び紙媒体のいずれかにて提供することを特徴とする請求項16から請求項19のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記課金サーバは、少なくとも前記端末の通信料金及びインタネットへの接続料金のいずれかを管理徴収することを特徴とする請求項16から請求項20のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記コンテンツの予約を受付ける予約手段と、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行する手段とを含むことを特徴とする請求項16から請求項21のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記端末からの予約情報を読取る読取り手段を含むことを特徴とする請求項22記載のサービス提供装置。
- 前記予約情報は、少なくとも受付け番号、乱数、バーコード情報のいずれかであることを特徴とする請求項22または請求項23記載のサービス提供装置。
- 他装置からの前記コンテンツの情報と前記予約情報とを基に前記コンテンツを外部に提供することを特徴とする請求項22から請求項24のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記端末は、移動通信可能なモバイル端末であることを特徴とする請求項16から請求項25のいずれか記載のサービス提供装置。
- 前記端末は、少なくとも電話通信が可能な固定端末であることを特徴とする請求項16から請求項25のいずれか記載のサービス提供装置。
- 少なくともサービス及び商品を提供する自動販売機であることを特徴とする請求項16から請求項27のいずれか記載のサービス提供装置。
- コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの予約方法であって、固有情報が予め付与されたサービス提供装置側に、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、当該端末からのコンテンツの予約を受付けるステップと、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行するステップとを有することを特徴とする予約方法。
- コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの予約方法であって、予約サーバ側に、前記予約サーバへの端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、当該端末からのコンテンツの予約を受付けるステップと、前記端末からの予約受付け時に当該予約を特定する予約情報を前記端末に発行するステップとを有することを特徴とする予約方法。
- 前記端末からの予約情報を読取るステップと、前記予約情報の確認がとれた時に予約されたコンテンツを前記サービスとして外部に提供するステップを含むことを特徴とする請求項29または請求項30記載の予約方法。
- 前記端末からの要求を認識するステップは、前記端末に予め付与された固有情報を基に当該端末からの要求を認識することを特徴とする請求項29から請求項31のいずれか記載の予約方法。
- 前記固有情報は、電話番号であることを特徴とする請求項29から請求項32のいずれか記載の予約方法。
- 前記端末の確認を行うステップは、前記端末を特定する特定情報及び予め設定されたパスワードとが入力された時に前記特定情報及びパスワードを予め蓄積された情報と比較して前記端末の確認を行うことを特徴とする請求項29から請求項33のいずれか記載の予約方法。
- 前記予約されたコンテンツを前記サービスとして外部に提供するステップは、前記コンテンツを、ディジタルデータを蓄積可能な記録媒体及び紙媒体のいずれかにて提供することを特徴とする請求項29から請求項34のいずれか記載の予約方法。
- 前記予約情報は、少なくとも受付け番号、乱数、バーコード情報のいずれかであることを特徴とする請求項29から請求項35のいずれか記載の予約方法。
- 他装置からの前記コンテンツの情報と前記予約情報とを基に前記コンテンツを外部に提供することを特徴とする請求項29から請求項36のいずれか記載の予約方法。
- 前記端末は、移動通信可能なモバイル端末であることを特徴とする請求項29から請求項37のいずれか記載の予約方法。
- 前記端末は、少なくとも電話通信が可能な固定端末であることを特徴とする請求項29から請求項37のいずれか記載の予約方法。
- 前記サービス提供装置は、少なくともサービス及び商品を提供する自動販売機であることを特徴とする請求項29から請求項39のいずれか記載の予約方法。
- コンテンツサーバから提供されるコンテンツに基づいたサービスを少なくとも提供するデリバリサービスシステムの課金方法であって、固有情報が予め付与されたサービス提供装置側に、前記サービス提供装置への端末からの要求を認識するステップと、前記端末からの入力情報を基に当該端末の確認を行うステップと、前記端末の確認がとれた時に前記コンテンツサーバから提供される前記コンテンツを外部に提供するステップと、その提供したコンテンツの課金情報を前記端末に対して行う課金サーバに通知するステップとを有することを特徴とする課金方法。
- 前記端末からの要求を認識するステップは、前記端末に予め付与された固有情報を基に当該端末からの要求を認識することを特徴とする請求項41記載の課金方法。
- 前記固有情報は、電話番号であることを特徴とする請求項41または請求項42記載の課金方法。
- 前記端末の確認を行うステップは、前記端末を特定する特定情報及び予め設定されたパスワードとが入力された時に前記特定情報及びパスワードを予め蓄積された情報と比較して前記端末の確認を行うことを特徴とする請求項41から請求項43のいずれか記載の課金方法。
- 前記コンテンツを外部に提供するステップは、前記コンテンツを、ディジタルデータを蓄積可能な記録媒体及び紙媒体のいずれかにて提供することを特徴とする請求項41から請求項44のいずれか記載の課金方法。
- 前記課金サーバは、少なくとも前記端末の通信料金及びインタネットへの接続料金のいずれかを管理徴収することを特徴とする請求項41から請求項45のいずれか記載の課金方法。
- 前記端末からの予約受付け時に当該端末に発行されかつその予約を特定する予約情報を読取るステップを含み、前記予約情報の確認がとれた時に外部に提供されるコンテンツの課金情報を前記課金サーバに通知することを特徴とする請求項41から請求項46のいずれか記載の課金方法。
- 前記予約情報は、少なくとも受付け番号、乱数、バーコード情報のいずれかであることを特徴とする請求項47記載の課金方法。
- 他装置からの前記コンテンツの情報と前記予約情報とを基に前記コンテンツを外部に提供する際にその課金情報を前記課金サーバに通知することを特徴とする請求項47または請求項48記載の課金方法。
- 前記端末は、移動通信可能なモバイル端末であることを特徴とする請求項41から請求項49のいずれか記載の課金方法。
- 前記端末は、少なくとも電話通信が可能な固定端末であることを特徴とする請求項41から請求項49のいずれか記載の課金方法。
- 前記サービス提供装置は、少なくともサービス及び商品を提供する自動販売機であることを特徴とする請求項41から請求項51のいずれか記載の課金方法。
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JP2020522821A (ja) * | 2017-06-09 | 2020-07-30 | 深▲せん▼正品創想科技有限公司 | 販売方法及び装置 |
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