JP2004307056A - Bag body - Google Patents

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JP2004307056A
JP2004307056A JP2003140085A JP2003140085A JP2004307056A JP 2004307056 A JP2004307056 A JP 2004307056A JP 2003140085 A JP2003140085 A JP 2003140085A JP 2003140085 A JP2003140085 A JP 2003140085A JP 2004307056 A JP2004307056 A JP 2004307056A
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Japanese (ja)
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Kazutaka Konishi
一敬 小西
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KONISHI SHIGYO KK
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KONISHI SHIGYO KK
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bag body having air permeability at any time or under certain conditions for preventing an intrusion of a foreign material such as an insect or dust, suppressing the increase of production cost and the number of production process for easy production and reduced cost. <P>SOLUTION: In the bag body, some or all of bonded portions are formed as adhesive lines composed by disposing a plurality of adhesive portions elongated in the extending direction of strip-shaped bonded portions longitudinally intermittently. Each adhesive portion has at least one longitudinal end inclined or bent from the inner side of the bag body toward the center part in the width direction of the adhesive portion to have an enlarged space, and a space between the longitudinally adjacent adhesive portions is secured with a ventilation hole. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【従来技術】
米、麦等の穀物は、5kgや10kg等所定量づつ袋体に分別包装した上で供給されており、この袋体としては各種合成樹脂シートを用いて形成されたものが使用されている。従来、この種の袋体に関しては、収容した穀物の鮮度を維持する、或いは輸送・保管の為に袋体を積み重ねた場合でも破けないようにする等の観点から、収容された穀物等から発生するガスや、穀物の収容時に同時に封入された空気を排出するための工夫がなされている。かかる工夫が施された袋体としては、従前に於いては、袋体に微細な孔(多くの場合、内径0.5〜3mm程度)を設けたものが提案されている。しかしながらこのような袋体に於いては、袋体内のガス・空気を排出することは可能とはなるものの、同時に外気が袋体内に容易に進入可能なものとなってしまうため不適となる。つまり、場合によっては水その他の液体の進入をも許容せざるを得ない袋体となってしまうことから、穀物の鮮度保持上等の観点では十分なものとはなっていない。
【0002】
そこで、従前に於いては、袋体周縁の融着シール部に直線状の未融着部(多くの場合、1〜5mm幅程度)を数箇所形成して、この未融着部から脱気を行う方法も行われている。このような方法を採用した袋体は、該袋体の内部の圧力が上昇すると未融着部が開口して脱気を実現し、また袋体の内部が高くない場合には、該未融着部は閉塞して外気の進入を阻止することができる。しかしながら、この未融着部が狭いと意図する脱気効果が得られず、脱気効果を確実なものとするために未融着部を幅広く形成すると、今度は小虫などの様に自力で進入してくるものを阻止することができない。かかる小虫の侵入は、食品の衛生管理上確実に回避すべき問題であることから、脱気効果を確実なものとしながらも、更に小虫の進入を阻止できる袋体の開発が望まれていた。
【0003】
このような袋体に関し、本願出願人は先に特許文献1を提案している。この文献に記載の袋体では、脱気のための流路を複雑にすることで、小虫などの侵入を阻止することが可能である。しかしながら、この文献に記載の袋体では、脱気通路が複雑であることから、大量のガスを排出しなければならない場合などにおいては、必ずしも最適とは言い難いものとなっていた。
【0004】
依って、小虫が侵入してくる危険性を確実に払拭した上で、更により効率的な脱気効果を有する袋体の提供が、現在望まれているのである。
【0005】
また、この様な袋体内からの脱気を行い、袋体内への外気の進入を阻止可能な袋体は、更に野菜の様なガスを発生する生鮮食料品の収容にも好適に使用されることから、係る分野に於いても上記袋体の開発が望まれていた。
【0006】
一方、調理済みの食材などを収容し、電子レンジなどで加熱する際に使用される袋体に於いては、常には袋体内が外気とは完全に遮断されており、袋体内に膨脹ガスや蒸気が充満した場合には、これらを放出可能であることが望ましい。依って、かかる機能を有しながらも、製造容易とする袋体の開発も望まれている。
【0007】
【特許文献1】特開2000−211042号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
依って本発明は、上記課題を解決し、常に或いは一定の条件で通気性を確保した上で、小虫や埃等の異物の侵入を阻止する袋体の提供を課題とするものであり、更に製造コストや製造工程の増加をなくして、安価且つ容易に製造可能な袋体を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、シート状部材を帯状に貼り合わせてなる貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成されており、各貼着部は、その長さ方向端部の少なくとも一方が、袋体の内側から貼着部の幅方向中央に向かって傾斜又は曲折して膨らんでおり、長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されている袋体を提供する。
【0010】
かかる本発明の袋体では、断続的に繋がる貼着部の長さ方向一端部又は両端部を、袋体の内側から貼着部の幅方向中央に向かって傾斜又は曲折して膨らむように形成していることから、その貼着部同士間に確保される通気口は、少なくとも貼着条の幅方向略中央から、袋体の内側に向かって幅が広がるものとして形成される。これにより、袋体の内側における通気口の開口が確保され、確実に袋体内の余分なガスを脱気することが可能となる。即ち、単に矩形の貼着部を断続的に配置した場合、脱気に際しては、貼着条の袋体内における長さ方向に沿う辺でシート状部材が曲折し、向かい合うシート状部材同士が密着して通気口を閉じることから、効果的に脱気されない事態も存在するが、本発明の袋体では、袋体内側に存在する通気口の開口が大きく形成されていることから、このような貼着条の長さ方向に沿う辺でのシート状部材の曲折をなくし、確実な脱気効果を奏することができる。
【0011】
また本発明は、上記課題を解決する為、シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成されており、長さ方向に隣り合う貼着部同士の間には通気口が確保され、この通気口の開口断面積は、袋体の内側から外側に向かって小さくなっているか、又は大きくなっている袋体を提供する。
【0012】
このように、貼着部同士の間に設けられる通気口の開口断面積を、袋体の内側から外側に向かって小さくなるか、又は大きくなるように形成する、即ち、袋体の内側から外側に向かって広がる通気口を形成するか、又は袋体の内側から外側に向かって狭まった通気口を形成することで、この通気口が形成された箇所には、貼り合わせ部の延伸方向に交差する向きの皺が生じる事になり、その結果、通気口が開口しやすくなる。従ってこのような袋体も、袋体内の圧力が一定以上になれば通気口が確実に開口し、袋体内の気体を排出することができる袋体となる。
【0013】
なお、通気口の開口断面積を、袋体の内側から外側に向かって小さく又は大きくして形成しているか否かは、当該通気口の袋体内側開口断面積と、袋体外側開口断面積との対比により決定されるもので、一般には両開口同士間がどのようになっているかについては考慮する必要はない。即ち、通気口の開口部(即ち、袋体の内側および外側における開口)の断面積が、袋体内側の開口部より袋体外側の開口部の方が小さければ、通気口の開口断面積は袋体の内側から外側に向かって小さく形成されていることになり、通気口の開口部の断面積が、袋体内側の開口部より袋体外側の開口部の方が大きければ、通気口の開口断面積は袋体の内側から外側に向かって大きく形成されていることになる。
【0014】
このような貼着条は、台形に形成した各貼着部を同じ向きに断続的に配置して形成するか、或いは長尺楕円形状に形成した各貼着部を断続的に配置して形成することができる。特に袋体内への小虫の侵入を効果的に阻止する為には、貼着部は台形とし、その長辺を袋体の外側に向けて配置することが望ましい。これにより、貼着条における袋体の外側に存在する辺側に、台形貼着部の長辺同士間で構成される狭い開口(通気口の開口)が形成され、小虫の侵入を阻止できる為である。また、かかる貼着部同士間に確保される通気口は、その最も狭い部分の開口幅が、当該通気口を閉じた状態において、2〜20mmであることが望ましく、更に2〜15mm、特に2〜10mmが望ましい。
【0015】
また、袋体内の気体の排出能力(以下、排気能力とも言う)を一層向上させる為には、貼着部同士の間に設けられる通気口の開口断面積を、袋体の内側から外側に向かって大きく形成する事が望ましい。この場合でも、通気口の最も狭い部分の開口幅は、当該通気口を閉じた状態において、2〜20mmであることが望ましく、更に2〜15mm、特に2〜10mmが望ましい。
【0016】
よって本発明の袋体では、小虫の侵入を確実に阻止する為には、望ましくは通気口の開口面積が、袋体の内側に開口する開口部よりも、袋体の外側に開口する開口部の方が小さく形成され、排気能力を一層向上させる為には、望ましくは通気口の開口面積が、袋体の内側に開口する開口部よりも、袋体の外側に開口する開口部の方が大きく形成される。
【0017】
そして、上記本発明に係る袋体では、貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、その袋体の内側に開口する開口部の近傍に、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部を形成するのが望ましい。かかるスポット部は、三角形、矩形その他の多角形、楕円その他の円形など様々形状とすることができる。但し、このスポット部における袋体の中心側に存在する辺又は点(以下、スポット部内側辺/点)は、貼着条の袋体内における長さ方向に沿う辺よりも、袋体の内側に存在する事が望ましい。これにより、スポット部と貼着部とを最短距離で結ぶラインに直交するように脱気のための通路が確保され、スポット部を形成しない場合よりも、通気口における袋体の内側開口を大きくすることができる為である。なお、スポット部の袋体の外側に存在する辺又は点(以下、スポット部外側辺/点)は、貼着条の中、即ち貼着部同士間に確保される通気口の中に存在していても良く、また貼着条の外、即ち貼着部同士間に確保される通気口よりも袋体の内側に存在していても良い。更にこのスポット部は、通常、1つの通気口に1つ形成することになるが、1つの通気口に2つ以上形成しても良い。このようなスポット部を形成する事により、袋体内から余分なガスを排出する脱気効果をより優れたものとすることができる。このスポット部を形成することによる脱気効果の向上のメカニズム(作用)は定かではないが、スポット部を形成することにより、貼着条の袋体内における長さ方向に沿う辺でのシート状部材の曲折が阻止されることも起因しているものと考えられる。このようなスポット部は、袋体内部に存在する圧力(気体)を通気口に導入する開口(通路)を確保するものとして形成される必要があるから、少なくともスポット部の袋体の中心側に存在する辺又は点は、貼着条よりも袋体の内側に出ていなければならない。
【0018】
また、貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部を、当該通気口内に形成することも望ましい。このスポット部も、1つの通気口に1つ形成する他、1つの通気口に2つ以上形成することもできる。このように、スポット部を通気口内に形成する事により、袋体内から余分なガスを排出する脱気効果をより優れたものとすることができる。このスポット部を形成することによる脱気効果の向上のメカニズム(作用)は定かではないが、スポット部を形成することにより、通気口が形成された部分には一層複雑な皺が生じることになり、これにより通気口の開口が容易に行われる為と考えられる。このようなスポット部は、袋体内部に存在する圧力(気体)を通気口に導入する開口(通路)を確保するものとして形成される必要がある
また、本発明では前記課題を解決する為、上記スポット部を用いてなる袋体を提供する。即ち、シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成され、長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されており、貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、その袋体の内側に開口する開口部の近傍に、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が形成されている袋体である。この様に形成した袋体でも、上記の如く、袋体内から余分なガスを排出する脱気効果をより優れたものとすることができる。
【0019】
また、本発明では前記課題を解決する為、シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成され、長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されており、貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が、当該通気口内に形成されている袋体を提供する。
【0020】
なお、上記の如くスポット部を形成した袋体では、袋体内における収容物の脱落を阻止するとの効果も有するものとなる。このような効果は、特に培養土など、細小目のものを収容する場合に望ましいものとなる。
【0021】
更に、本発明の袋体では、前記貼着条を形成する貼着部の何れか又は全てに、貼着部の長さ方向略中央から、袋体の内側に向かって突起する様に、向かい合うシート状部材同士を貼着した突起部を形成することもできる。特にこのような突起部を形成する場合、袋体の製造に使用されるシート状部材は、破裂しにくい又は硬めのものであることが望ましい。このような突起部を形成することにより、袋体内から余分なガスを排出する脱気効果をより優れたものとすることができる。貼着条の袋体内における長さ方向に沿う辺でのシート状部材の曲折が阻止され、袋体の内側における通気口の開口を確実にすることができる為と考えられる。
【0022】
そして本発明の袋体に於いては、当然の事ながら、上記スポット部と突起部との両者を形成することもできる。
【0023】
上記本発明に係る袋体は、上下左右の4箇所の縁部同士を貼り合わせた袋体、上下及び中央の3箇所の縁部同士を貼り合わせた袋体、或いは上下の2箇所の縁部同士を貼り合わせた袋体等、如何なる袋体に於いても、少なくともその貼り合わせ部の一ヶ所を、上記の如き貼着条で貼り合わせたものであれば良く、これにより袋体内からの排気のみ可能であって、袋体内への外気及び小虫の進入を阻止可能な通気性を有する袋体が実現する。即ち、本発明の袋体は背貼りにより閉じてなる袋体でも実施でき、この場合には、背貼りの部分を通気性を有する貼り合わせ部、即ち上記貼着部と通気口とからなる貼着条とすることができる。
【0024】
また本発明に係る袋体の製造に使用されるシート状部材は、各種袋体の製造に使用される様々な材料で形成されたシート状部材を用いることができ、特に合成樹脂を用いて形成されたシート状部材が好適に使用される。
【0025】
かかる袋体を形成するシート状部材として、熱可塑性樹脂等、加熱融着可能なシート状部材を使用する場合、その貼り合わせはヒートシールにより行うことができる。つまり、製袋機によりヒートシールを行う場合には、それに使用される型(即ち、シールバー)を、前記貼着条(即ち、断続する貼着部)、スポット部、突起部を形成する様に調整しておけば、何ら通常のシールを行うのと変わりなく容易に本発明の袋体を製造することができる。また該シート状部材として複合フィルムを使用する場合、該複合フィルムは、少なくともその貼り合わせる面同士が熱可塑性樹脂の様な加熱融着可能なものであれば使用する事が可能である。更に、シート状部材が加熱融着するものでない場合には、各種の接着剤等を用いて貼り合わせることができる。即ち、本明細書における「貼着」とは、加熱融着か接着剤による接着かを問わず、何らかの方法により貼り付けることを意味する。
【0026】
本発明に係る袋体は、その内部圧力が高い状態、即ち穀物などの収容物と一緒に空気が封入された状態、或いは収容物が保存中にガスを発生した状態に於いては、貼着部間に確保される通気口は袋体の内部圧力によって圧し広げられて開口し、袋体内のガス・空気を脱気することができる。そして、袋体内のガス・空気が脱気され、袋体内の圧力が外気と同等或いはそれよりも低い状態になると、この通気口は外気圧により押し潰されて閉塞し、外気が袋体内に進入する事態を阻止することができる。そして、通気口は圧し潰されて閉塞していることから、自力で侵入し得る小虫などであっても、袋体内に進入することはできない。依って、衛生上も有利な袋体となる。
【0027】
この様な袋体は、実際の使用の場面に於いては、前記穀物や野菜等の収容の他にも、例えば電子レンジなどに於いて使用される食品を収容する為の袋体に好適に使用することもできる。つまり、この種袋体では、衛生上の観点から、常には袋体内は外気から遮断されていることが望ましく、電子レンジで加温する場合には、袋体内に発生する水分や加圧ガスを排気する為に、袋体内は外気と連通する事が望ましい為である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態に基づき、本発明を説明する。
【0029】
図1、3、4、6、7は、本発明に係る袋体の実施の形態を示す正面図であり、図2は、図1に示した袋体におけるA−A’断面図、図5は図4に示した袋体の変更例を示す要部拡大図である。
【0030】
〔実施の形態1〕
図1に示す袋体は、重ね合わせた2枚のシート状部材Sの四辺を貼着してなる袋体であって、長さ方向に沿う左右両辺に存在する貼り合わせ部が袋体内外における通気性を確保するものとして形成されている。即ち、左右両辺に存在する貼り合わせ部は帯状に長く形成されており、これは、その延伸方向に長く形成された複数の貼着部2を、長さ方向に断続的に配置してなる貼着条1として形成されて、長さ方向に隣り合う貼着部2同士間には通気口3が確保されている。そして各貼着部2は、その長さ方向両端部が、袋体の内側から貼着部2の幅方向中央に向かって傾斜又は曲折して膨らむものとして形成されている。図1に示す態様に於いて、各貼着部2は台形に形成されており、これは長辺を外側に向けた状態でその長さ方向に断続的に並べられている。その結果、各貼着部2同士の間には、袋体の内側から外側に向かって狭くなっている通気口3が確保されて、袋体内のガスの効果的な排出を可能にする。
【0031】
特に図1において、最も狭い部分の幅αは2〜10mmに形成されることが望ましい。この幅αは、通気口3が閉じた状態、即ち重なり合うシート状部材S同士が密着した状態において測定される。また、この通気口3を形成する為の、各貼着部2端辺の水平面に対する傾斜角θは、15°から80°、望ましくは30°から80°、更に望ましくは45°から65°に形成される。
【0032】
図1における貼着部2における貼着状態を、図2のA−A’断面図に示す。この図2においては、貼着部2の確認を容易にするため、この貼着部2を幅広く記載しているが、実際は、重なり合うシート状部材S同士が密接し得る程度の幅となる。この図2からも明らかなように、2枚のシート状部材Sは貼着部2によって接合され、各貼着部2同士の間には図面手前方向から奥に向かって窄むように形成されている。図2中、通気口2の上下に見える部分は、図面手前から奥に向かって窄んでいる貼着部2の傾斜した部分である。
【0033】
また、貼着条1は、図3に示すように、各貼着部2を長尺の楕円形状に形成し、これを長さ方向に断続的に設けることもできる。また図11に示すように、各貼着部2を長尺の半円形に形成することもできる。これらの場合でも、各貼着部2同士間に出現する通気口3は、袋体の内側から貼着条1の幅方向中央に向かって狭くなる様に形成されている。依って、この態様に示す袋体に於いても、内部に閉じこめられたか、或いは内部で発生したガスを、確実に排出することが可能となる。
【0034】
この実施の形態に於いて、袋体を構成するシート状部材Sは特にその材質が制限されることはないが、望ましくは熱可塑性の樹脂を用いて形成されたシート状部材Sが使用され、この場合、貼着条1はヒートシールによって形成されることが望ましい。
【0035】
〔実施の形態2〕
図4に示す袋体は、前記図1及び3に示した袋体同様、四辺に設けられる貼り合わせ部の内、左右両側に存在する貼り合わせ部が通気性を有するものとして形成されている。但しこの実施の形態に示す袋体では、図1に示した袋体における通気口3の袋体の内側に、重なり合うシート状部材S同士をスポット状に貼り合わせたスポット部4が設けられている。このスポット部4を設けることにより、袋体内における通気口3の開口が確保され、より確実に袋体内のガスを脱気することができる。
【0036】
このスポット部4を形成する際の他の態様を図5に示す。先ず図5(a)は、図4に示したスポット部4と大凡同じような滴型に形成されているが、その袋体外側に向かう先端は、貼着条1から離れて(即ち貼着部2同士の間に出現する通気口3から外れた位置に)存在する点で前記図4に示したものとは相違する。このように形成しても脱気効果の向上が図られる。また図5(b)は、スポット部4における、袋体の外側に向かう辺を平坦に形成している。この図5(b)に示すように、スポット部4の袋体外側に向かう先端が貼着条1から離れて存在する場合には、その先端と貼着条1における袋体内側の辺との水平距離βを1〜10mm、更に1〜5mm、特に1〜3mm程度にすることが望ましい。この水平距離βが10mmを超えて形成される場合には、袋体を形成する材質にも依るが、結局スポット部4が形成されないのと殆ど同じになってしまう為である。また、図5(c)に示すスポット部4は、袋体外側に向かって尖るように配置された三角形に形成されている。そしてこの図5(c)に示す態様では、特に貼着部2における端辺の形状が図1、図4、図5(a)、図5(b)に示したものとは異なっている。即ち、この図に示す貼着部2は、その長さ方向端辺が、袋体の内側から、貼着部2の幅方向略中央まで窄んで傾斜し、そこから袋体外側に向かい同じ幅で形成されている。このような貼着部2とした場合、通気口3の最も狭い部分の幅が確実に確保され、貼着条1の通気口3周りにおけるシート状部材S同士の貼り合わせ強度を強くすることができる(即ち貼り合わせ部を剥がれにくくする)。図5(d)に示すスポット部4は、通気口3から外れた位置に存在する六角形のスポット部4と、通気口3の中に存在する小さな円形のスポット部4とを組み合わせた態様を示している。そして、図5(e)に示すスポット部4は、長尺に形成した楕円形状のスポット部4を、通気口3から外れた位置に設けている。なお、この図5(e)に示すように、スポット部4を設ける場合、単に矩形の貼着部2を断続的に並べて貼着部2とすることができ、このように形成しても、十分な脱気効果を得ることができる。
【0037】
更にスポット部は、図10に示すように、袋体の内側に向かって2つ以上(図10では2つ)に枝分かれさせることもできる。このように枝分かれしたスポット部を形成することにより、シート状部材Sは、この枝分かれした部分で複雑に湾曲し、その結果、通気口の開口が確実なものとなるため、十分な脱気効果を発揮することができる。
【0038】
〔実施の形態3〕
図6に示す袋体も、前記2つの実施の形態(図1、図3及び図4)に示した袋体と同様に、四辺に設けられる貼り合わせ部の内、左右両側に存在する貼り合わせ部が通気性を有するものとして形成されている。但しこの実施の形態に示す袋体では、前記2つの実施の形態とは異なり、貼着条1を形成する貼着部2の全てには、貼着部2の長さ方向略中央から、袋体の内側に向かって突起する突起部5が形成されている。この突起部5は、貼着部2と同じように、向かい合うシート状部材S同士を貼着して形成されており、貼着部2と一体状に、又は貼着部2に近接させて別に形成することもできる。このような突起部5を設けることにより、袋体内における通気口3の開口が確保され、より確実に袋体内のガスを脱気することができる。
【0039】
図6中、この突起部5は湾曲して突起するもとして形成されているが、その他にも矩形その他の多角形状に突起させることもできる。但し、袋体が膨張した際に、突起部5先端に集中的に膨張時の力が付加されることを考えれば、当該突起部5は図面に示すように湾曲して突起することが望ましい。
【0040】
また、この突起部5の突起具合、即ち貼着部2の袋体内側の辺からの突出距離γは、2〜20mm、更に2〜15mm、特に2〜10mmであることが望ましい。突出距離γが2mm以下では、この突起部5を設けないのと同じになってしまい、20mmを超えて形成されると、突起部5における貼着の強度やシート状部材Sの強度を保つことが困難となる。
【0041】
なお、この図6に示すように突出部を設けた場合であっても、当然に前記実施の形態2で説明したようなスポット部4を全て又は何れかの通気口3近傍に設けることもできる。
【0042】
更に、この実施の形態に於いては、図7に示すように突起部5と貼着部2とを一体化して突起貼着部6とすることもできる。即ち、この図7に示す袋体では、前記実施の形態1に示したような台形の貼着部2の間に、この突起貼着部6を配置し、貼着部2と突起貼着部6との間に通気口3を確保するものである。このように形成した貼着条も、通気口の袋体内側における開口が確保されることから、確実に袋体内の気体を排出することができる。
【0043】
〔実施の形態4〕
図8は、長さ方向に隣り合う貼着部同士の間に形成される通気口の開口断面積を袋体の内側から外側に向かって大きく形成した態様を示している。
【0044】
即ち、前記図1に示した袋体では、各貼着部2を台形に形成し、その長辺を外側に向けて長さ方向に断続的に配置することで、各貼着部2同士の間に形成される通気口3’は、袋体の内側から外側に向かって狭く、即ち、通気口3’の開口断面積が袋体の内側から外側に向かって小さく形成されている。本実施の形態では、通気口3’の開口断面積を袋体の内側から外側に向かって大きく形成するべく、図1に示したような台形の貼着部2’を、長辺を内側に向けて長さ方向に断続的に配置している。なお、図8中、貼着部2’の向き以外は図1に示したものと同じ構成であることから、各構成については同一符号を付して、その説明を省略する。
【0045】
この図8に示す如く、通気口3’の開口断面積を袋体の内側から外側に向かって大きく形成することにより、即ち、袋体の内側から外側に向かって広がる通気口3’を形成することにより、各通気口には貼着条1の延伸方向に交差する向きに伸びる皺が生じ、その結果、一層の排気能力の向上が図られることになる。
【0046】
また、この図8に示す態様の袋体においては、更に図9に示すように、袋体の外側に向かって広がる通気口3’内に、前記図4に示した形状のスポット部4’を配置することができる。かかるスポット部4’は、その他にも図5や図10に示した形状に形成することができる。但し、この態様においてスポット部4’を設ける場合、当該スポット部は、図4、5および10に示すものとは異なり、少なくともその一部が通気口3’内に存在する必要がある。即ち、この態様におけるスポット部4’は、その一部が通気口3’外に存在してもよく、また全部が通気口3’内に存在しても良い。そして図9に示すように、袋体の外側に向かって広がる通気口3’内に、図10に示した形状のスポット部4(即ち、袋体の内側に向かって枝分かれさせたスポット部)を設ける場合、このスポット部4において枝分かれされた部分を袋体の内側に向ける他、更に袋体の外側に向けることもできる。何れの場合でも、枝分かれした部分でシート体Sは複雑に湾曲し、その結果、通気口の開口が確実なものとなるため、十分な脱気効果を発揮することができる。
【0047】
上記実施の形態1〜4に示した袋体は、穀物を収容する場合や、食品を収容し電子レンジで加温する際に使用する場合等に於いて顕著な効果を発揮する。つまり、この袋体は、内部に特段の圧力が生じない状態、例えば輸送・保存などに於いては、袋体内は外気と完全に遮断されていることから、衛生的であり米などの穀物や加工済み食品などを安心して収容することができる。そして、袋体内に空気等も一緒に閉じこめた場合、袋体内に収容した物からガスが発生した場合、或いは袋体内に収容した食品を電子レンジなどで加温して内部の圧力が上昇した場合等に於いては、袋体の内部圧力により通気口3が開口し、袋体内の蒸気・空気。ガスなどを外部に放出することができる。その結果、袋体が破裂することなく、また袋体内の収容物が湿ることなく、更に簡易且つ確実に平積することのできる袋体が実現する。
【0048】
特にシート状部材として、ポリエチレンやポリプロピレン(特に無延伸ポリプロピレン)等の伸び易い材質を単体又は複合して形成されたフィルムが使用される場合には、実施の形態2や3に示したように突出したスポット部や突起部を設けることにより、袋体内からの排気を容易に行うことができる。
【0049】
また、前記実施の形態1〜4では、四辺を貼り合わせてなる袋体に基づいて説明したが、その他にも、正面又は背面に貼り合わせ部を設けてなる所謂背貼りされた袋体でも実施することができる。この場合、通気性を有する貼り合わせ部、即ち上記貼着部と通気口とからなる貼着条は、背貼りの部分に形成することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、通気性を確保した上で、小虫や埃等の異物の侵入を阻止することのできる袋体が提供される。依って、袋体内に収容される物と同時に封入される空気や、収容された後に収容物から発生するガスなどを適宜排出可能な通気性を有する袋体となる。本発明に於けるシール方法は、従来のシール方法に於いてシールパターン(即ち、製袋機に於けるシールバーのパターン)を変更すれば実施可能であることから、本発明により、排気のみ可能な袋体を容易に製造することができる。
【0051】
そして本発明に係る袋体が十分な脱気効果を有することから、袋体の平積を簡易且つ確実に行うことができ、更に袋体の破裂を阻止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋体の実施の態様を示す正面図。
【図2】図1に示す袋体のA−A’断面図。
【図3】袋体の他の実施の態様を示す正面図。
【図4】袋体の更に他の実施の態様を示す正面図。
【図5】スポット部の他の態様を示す要部拡大図。
【図6】袋体の更に他の実施の態様を示す正面図。
【図7】袋体の更に他の実施の態様を示す正面図。
【図8】袋体の更に他の実施の態様を示す正面図。
【図9】図9に示す袋体の他の態様を示す正面図。
【図10】スポット部の他の態様を示す要部拡大図。
【図11】袋体の更に他の実施の態様を示す正面図。
【符号の説明】
1 貼着条
2 貼着部
3 通気口
4 スポット部
5 突起部
6 突起貼着部
S シート状部材
[0001]
[Prior art]
Grains such as rice and wheat are supplied after being separated and packaged in bags of a predetermined amount such as 5 kg or 10 kg, and bags formed using various synthetic resin sheets are used. Conventionally, bags of this type have been generated from stored grains, etc., from the viewpoint of maintaining the freshness of the stored grains or preventing the bags from being broken even when they are stacked for transportation and storage. In order to discharge the gas and the air enclosed at the same time as the grain is stored, some measures have been taken. As a bag with such a device, a bag provided with a fine hole (in many cases, an inner diameter of about 0.5 to 3 mm) has been proposed. However, in such a bag, although it is possible to discharge gas and air in the bag, it is not suitable because outside air can easily enter the bag at the same time. In other words, in some cases, the bag must be allowed to enter water and other liquids, so that the bag is not sufficient from the viewpoint of maintaining freshness of the grain.
[0002]
Therefore, in the related art, a linear unfused portion (often about 1 to 5 mm in width) is formed in the fused seal portion at the periphery of the bag body, and deaeration is performed from the unfused portion. There is also a way to do it. The bag adopting such a method realizes deaeration by opening the unfused portion when the pressure inside the bag increases, and when the inside of the bag is not high, the unfused The attachment portion can be closed to prevent the outside air from entering. However, if this unfused part is narrow, the intended degassing effect cannot be obtained, and if the unfused part is formed widely to ensure the degassing effect, this time, like a small insect, by itself We cannot stop what comes in. Since the invasion of such small insects is a problem that must be reliably avoided in food hygiene management, it is desired to develop a bag body that can further prevent the insects from entering while ensuring the deaeration effect. Was.
[0003]
Regarding such a bag, the present applicant has previously proposed Patent Document 1. In the bag described in this document, invasion of small insects and the like can be prevented by complicating the flow path for degassing. However, in the bag described in this document, the deaeration passage is complicated, so that it is not always optimal when a large amount of gas must be discharged.
[0004]
Therefore, it is now desired to provide a bag having an even more efficient degassing effect while reliably eliminating the danger of invading insects.
[0005]
Further, such a bag capable of deaeration from the inside of the bag and preventing the outside air from entering the inside of the bag is also suitably used for storing fresh food products which generate gas such as vegetables. Therefore, the development of the above-mentioned bag body has been desired also in such a field.
[0006]
On the other hand, in a bag used for storing cooked foods and heating with a microwave oven or the like, the inside of the bag is always completely shut off from the outside air, and inflating gas or the like is contained in the bag. When steam is full, it is desirable that these can be released. Therefore, development of a bag which has such a function and is easy to manufacture is also desired.
[0007]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-211102
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, the present invention has been made to solve the above problems, and to provide a bag for preventing invasion of foreign substances such as small insects and dust, while ensuring air permeability under constant or constant conditions. It is another object of the present invention to provide an inexpensive and easily manufacturable bag without increasing the production cost and the production process.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention is a bag body provided with at least one or more bonding portions formed by bonding sheet-like members in a belt shape, and any or all of the bonding portions have a belt-like shape. A plurality of sticking portions that are long in the extending direction of the sticking portion are formed as sticking strips arranged intermittently in the length direction, and each sticking portion has at least one of its longitudinal ends. One of the bags is inclined or bent from the inside of the bag toward the center in the width direction of the sticking portion and swells, and a ventilation hole is secured between the sticking portions adjacent in the length direction. provide.
[0010]
In the bag of the present invention, one end or both ends in the length direction of the sticking portion connected intermittently are formed so as to incline or bend from the inside of the bag toward the center in the width direction of the sticking portion so as to expand. As a result, the ventilation hole secured between the adhering portions is formed such that the width increases at least from the approximate center in the width direction of the adhering strip toward the inside of the bag. Thereby, the opening of the ventilation hole inside the bag body is secured, and it becomes possible to reliably degas excess gas in the bag body. That is, when the rectangular sticking portion is simply intermittently arranged, at the time of deaeration, the sheet-like member bends at the side along the length direction in the bag of the sticking streak, and the facing sheet-like members come into close contact with each other. There is a situation in which the vent is not effectively degassed because the vent is closed, but in the bag of the present invention, such a large opening of the vent located inside the bag is formed. It is possible to eliminate the bending of the sheet-like member on the side along the length direction of the attachment, and to achieve a reliable deaeration effect.
[0011]
Further, in order to solve the above-described problems, the present invention is a bag body provided with at least one or more bonding portions in which sheet-like members are bonded in a belt shape, and any or all of the bonding portions are in a belt shape. A plurality of sticking parts long in the stretching direction of the sticking part are formed as sticking strips arranged intermittently in the length direction, and between sticking parts adjacent in the length direction. A vent is provided and the open cross-sectional area of the vent provides a bag that decreases or increases from the inside to the outside of the bag.
[0012]
In this way, the opening cross-sectional area of the vent provided between the adhering portions is formed so as to decrease or increase from the inside to the outside of the bag, that is, from the inside of the bag to the outside. By forming a vent that spreads out toward the inside, or by forming a vent that narrows from the inside to the outside of the bag body, the portion where the vent is formed intersects with the extending direction of the bonded portion. This causes wrinkles in the direction in which the air vents are opened. Therefore, such a bag is also a bag capable of discharging the gas in the bag, when the pressure in the bag becomes a certain level or more, the vent is reliably opened.
[0013]
It should be noted that whether or not the opening cross-sectional area of the vent is formed to be smaller or larger from the inside to the outside of the bag body depends on the opening cross-sectional area of the inside of the bag and the outside cross-sectional area of the bag. In general, it is not necessary to consider how the two openings are located. That is, if the cross-sectional area of the opening of the vent (that is, the opening inside and outside the bag) is smaller at the opening outside the bag than at the opening inside the bag, the opening cross-sectional area of the vent is If the cross-sectional area of the opening of the ventilation opening is larger at the opening outside the bag than at the opening inside the bag, the opening of the ventilation opening will be smaller. The opening cross-sectional area increases from the inside to the outside of the bag.
[0014]
Such a sticking strip is formed by intermittently arranging the sticking portions formed in a trapezoid in the same direction, or by intermittently arranging the sticking portions formed in a long elliptical shape. can do. In particular, in order to effectively prevent invasion of small insects into the bag body, it is desirable that the sticking section is trapezoidal and that the long side thereof is disposed toward the outside of the bag body. Thus, a narrow opening (opening of the vent) formed between the long sides of the trapezoidal sticking portion is formed on the side of the sticking strip outside the bag body, and the invasion of small insects can be prevented. That's why. In addition, the vent hole secured between the adhering portions preferably has an opening width of the narrowest portion of 2 to 20 mm, more preferably 2 to 15 mm, particularly 2 to 15 mm in a state where the vent hole is closed. 10 to 10 mm is desirable.
[0015]
Further, in order to further improve the gas discharging ability (hereinafter, also referred to as an exhausting ability) in the bag, the opening cross-sectional area of the ventilation hole provided between the adhering portions is increased from the inside to the outside of the bag. It is desirable to make it large. Also in this case, the opening width of the narrowest portion of the vent is preferably 2 to 20 mm, more preferably 2 to 15 mm, particularly 2 to 10 mm when the vent is closed.
[0016]
Therefore, in the bag of the present invention, in order to surely prevent the infestation of small insects, the opening area of the vent preferably has an opening opening outside the bag rather than an opening opening inside the bag. In order to further improve the exhaust capacity, the opening area of the vent is desirably smaller in the opening portion opening outside the bag than the opening opening inside the bag. Are formed large.
[0017]
Then, in the bag according to the present invention, any or all of the vents secured between the adhering portions are provided with the sheet-shaped members facing each other in the vicinity of the opening opening inside the bag. It is desirable to form a spot portion adhered in a spot shape. Such spots can have various shapes such as triangles, rectangles and other polygons, ellipses and other circles. However, the side or point existing on the center side of the bag in the spot portion (hereinafter referred to as the spot side inner side / point) is located on the inside of the bag rather than the side along the length direction of the sticking strip in the bag. It is desirable to be present. Thereby, a passage for deaeration is secured so as to be orthogonal to the line connecting the spot portion and the sticking portion at the shortest distance, and the inner opening of the bag body at the ventilation hole is made larger than when the spot portion is not formed. Because you can do it. In addition, the sides or points existing outside the bag of the spot portion (hereinafter, the outside portions / points of the spot portion) are present in the sticking strips, that is, in the ventilation holes secured between the sticking portions. It may also be present outside the sticking strip, that is, inside the bag body than the vent provided between the sticking parts. Further, one spot portion is usually formed in one vent, but two or more spot portions may be formed in one vent. By forming such a spot portion, the degassing effect of discharging extra gas from the bag body can be further improved. The mechanism (action) of improving the degassing effect by forming the spot portion is not clear, but by forming the spot portion, the sheet-like member on the side along the length direction of the sticking strip in the bag body. It is considered that this is also due to the fact that the bending of is prevented. Since such a spot needs to be formed to secure an opening (passage) for introducing the pressure (gas) existing inside the bag into the vent, at least the spot is located at the center side of the bag in the spot. The existing side or point must extend inside the bag rather than the sticking strip.
[0018]
It is also desirable to form a spot in which the sheet-like members facing each other are attached in a spot shape to any or all of the vents secured between the adhering portions. One spot may be formed in one vent, and two or more spots may be formed in one vent. By forming the spot portion in the vent, the degassing effect of discharging extra gas from the bag body can be further improved. Although the mechanism (action) of improving the degassing effect by forming the spot portion is not clear, formation of the spot portion causes more complicated wrinkles in the portion where the vent is formed. It is considered that this facilitates opening of the vent. Such a spot needs to be formed to secure an opening (passage) for introducing the pressure (gas) existing inside the bag into the vent.
Further, in order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a bag using the above-mentioned spot portion. That is, it is a bag body provided with at least one or more laminating portions in which the sheet-like members are laminated in a band shape, and any or all of the laminating portions are plural in a direction in which the band-shaped laminating portion extends. The adhering portion is formed as an adhering strip that is intermittently arranged in its length direction, and a ventilation hole is secured between adjoining adjoining portions in the length direction, and between adhering portions. Any or all of the vents secured in the vicinity of the opening that opens to the inside of the bag body, a bag body having a spot formed by sticking facing sheet-like members to each other in a spot shape. is there. Even with the bag formed in this manner, as described above, the degassing effect of discharging excess gas from the bag can be further improved.
[0019]
Further, in the present invention, in order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a bag body having at least one or more laminating portions in which a sheet-like member is laminated in a band shape, and any or all of the laminating portions have a band shape A plurality of sticking parts long in the stretching direction of the sticking part are formed as sticking strips arranged intermittently in the length direction, and a ventilation hole is provided between sticking parts adjacent in the length direction. In any or all of the vents that are secured and secured between the adhering portions, a bag body in which spot portions in which opposed sheet-like members are adhered in a spot shape is formed in the vent holes. I will provide a.
[0020]
Note that the bag having the spot portion formed as described above also has an effect of preventing the falling of the contents in the bag. Such an effect is particularly desirable when accommodating small-sized objects such as culture soil.
[0021]
Further, in the bag of the present invention, any or all of the sticking portions forming the sticking strips are opposed to each other so as to protrude toward the inside of the bag from substantially the center in the length direction of the sticking portion. It is also possible to form a projection in which the sheet-like members are adhered to each other. In particular, when such a projection is formed, it is desirable that the sheet-like member used for manufacturing the bag body is hard to burst or hard. By forming such protrusions, the degassing effect of discharging extra gas from the bag body can be further improved. It is considered that the bending of the sheet-like member on the side along the length direction of the sticking strip in the bag body is prevented, and the opening of the air vent inside the bag body can be surely ensured.
[0022]
In the bag of the present invention, both the spot portion and the projection portion can be formed.
[0023]
The bag according to the present invention is a bag in which four edges (upper, lower, left and right) are bonded together, a bag in which three upper, lower, and central edges are bonded, or two upper and lower edges. Any bag, such as a bag that is bonded to each other, may be one in which at least one portion of the bonded portion is bonded with the bonding strip as described above, thereby exhausting air from the bag. Only, and a bag having air permeability capable of preventing outside air and small insects from entering the bag is realized. That is, the bag body of the present invention can be carried out also with a bag body which is closed by back bonding, and in this case, the back bonding part is a bonded part having air permeability, that is, a bonding part comprising the above-mentioned bonding part and a vent. It can be a landing.
[0024]
Further, as the sheet-like member used for manufacturing the bag according to the present invention, a sheet-like member formed of various materials used for manufacturing various types of bags can be used, and particularly formed using a synthetic resin. The used sheet member is preferably used.
[0025]
When a heat-fusible sheet-like member such as a thermoplastic resin is used as the sheet-like member forming such a bag, the lamination can be performed by heat sealing. In other words, when heat sealing is performed by a bag making machine, the mold used for the heat sealing (ie, the seal bar) is formed in such a manner that the adhesive strip (ie, the intermittent adhesive portion), the spot portion, and the projecting portion are formed. If the above-mentioned adjustment is made, the bag of the present invention can be easily manufactured as in the case of performing normal sealing. When a composite film is used as the sheet-like member, the composite film can be used as long as at least its surfaces to be bonded are heat-fusible, such as a thermoplastic resin. Furthermore, when the sheet-shaped members are not heat-sealed, they can be bonded using various adhesives or the like. That is, in the present specification, "sticking" means sticking by any method regardless of whether it is heat-sealed or bonded with an adhesive.
[0026]
The bag according to the present invention is stuck in a state where its internal pressure is high, that is, in a state where air is sealed together with a container such as grain, or in a state where the container generates gas during storage. The ventilation holes secured between the parts are opened by being squeezed and opened by the internal pressure of the bag body, so that gas and air in the bag body can be degassed. When the gas and air in the bag are degassed and the pressure in the bag becomes equal to or lower than that of the outside air, the vent is crushed and closed by the outside air pressure, and the outside air enters the bag. Can be prevented. Since the vent is crushed and closed, even small insects or the like that can invade by themselves cannot enter the bag. Therefore, the bag is advantageous in terms of hygiene.
[0027]
Such a bag is preferably used for storing food used in, for example, a microwave oven, in addition to storing the cereals and vegetables in actual use. Can also be used. In other words, from the viewpoint of hygiene, it is desirable that the bag body is always shielded from the outside air from the viewpoint of hygiene.When heating with a microwave oven, moisture and pressurized gas generated in the bag body are reduced. This is because it is desirable that the inside of the bag communicate with the outside air in order to exhaust air.
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the drawings.
[0029]
1, 3, 4, 6, and 7 are front views showing an embodiment of a bag according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA ′ of the bag shown in FIG. FIG. 5 is an enlarged view of a main part showing a modification of the bag shown in FIG. 4.
[0030]
[Embodiment 1]
The bag body shown in FIG. 1 is a bag body formed by sticking four sides of two sheet-shaped members S which are superimposed, and a bonding part existing on both right and left sides along the length direction is provided inside and outside the bag body. It is formed to ensure air permeability. That is, the bonding portions existing on both the left and right sides are formed in a long strip shape, and this is a bonding process in which a plurality of bonding portions 2 formed long in the extending direction are intermittently arranged in the length direction. A vent 3 is formed between the adhering parts 2 which are formed as attachments 1 and are adjacent in the length direction. Each sticking portion 2 is formed such that both end portions in the length direction incline or bend from the inside of the bag toward the center in the width direction of the sticking portion 2 so as to expand. In the embodiment shown in FIG. 1, each of the sticking portions 2 is formed in a trapezoidal shape, and these are intermittently arranged in the length direction with the long sides facing outward. As a result, a vent 3 narrowing from the inside to the outside of the bag is secured between the adhering portions 2 to enable effective discharge of gas in the bag.
[0031]
In particular, in FIG. 1, it is desirable that the width α of the narrowest portion is formed to be 2 to 10 mm. The width α is measured in a state in which the vent 3 is closed, that is, in a state in which the overlapping sheet members S are in close contact with each other. Further, the inclination angle θ of the end side of each sticking portion 2 with respect to the horizontal plane for forming the vent 3 is from 15 ° to 80 °, preferably from 30 ° to 80 °, and more preferably from 45 ° to 65 °. It is formed.
[0032]
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG. In FIG. 2, in order to facilitate confirmation of the sticking portion 2, the sticking portion 2 is widely described. However, in actuality, the sticking portion 2 has such a width that the overlapping sheet-like members S can be in close contact with each other. As is clear from FIG. 2, the two sheet-like members S are joined by the sticking portions 2, and are formed between the sticking portions 2 so as to be narrowed from the front side of the drawing toward the back. . In FIG. 2, portions that are visible above and below the ventilation hole 2 are inclined portions of the sticking portion 2 that narrows from the front to the back of the drawing.
[0033]
In addition, as shown in FIG. 3, the sticking strip 1 may be formed such that each sticking portion 2 is formed in a long elliptical shape, and this is provided intermittently in the length direction. Further, as shown in FIG. 11, each of the sticking portions 2 can be formed in a long semicircular shape. Also in these cases, the ventilation holes 3 appearing between the adhering portions 2 are formed so as to become narrower from the inside of the bag toward the center in the width direction of the adhering strip 1. Therefore, also in the bag shown in this embodiment, it is possible to reliably discharge the gas trapped inside or generated inside.
[0034]
In this embodiment, the material of the sheet member S constituting the bag body is not particularly limited, but a sheet member S formed using a thermoplastic resin is preferably used. In this case, it is desirable that the adhesive strip 1 is formed by heat sealing.
[0035]
[Embodiment 2]
The bag shown in FIG. 4 is formed, like the bags shown in FIGS. 1 and 3, of the bonding parts provided on the four sides, the bonding parts existing on both the left and right sides having air permeability. However, in the bag shown in this embodiment, a spot portion 4 in which overlapping sheet members S are stuck together in a spot shape is provided inside the bag of the vent 3 in the bag shown in FIG. . By providing the spot portion 4, the opening of the vent 3 in the bag body is secured, and the gas in the bag body can be more reliably degassed.
[0036]
FIG. 5 shows another embodiment when the spot portion 4 is formed. First, FIG. 5 (a) is formed in a drop shape substantially similar to the spot portion 4 shown in FIG. 4, but the tip toward the outside of the bag is separated from the sticking strip 1 (that is, sticking). It differs from the one shown in FIG. 4 in that it is present (at a position deviated from the vent 3 that appears between the parts 2). Even if it is formed in this way, the deaeration effect is improved. In FIG. 5B, the side of the spot portion 4 toward the outside of the bag is formed flat. As shown in FIG. 5B, when the tip of the spot portion 4 toward the outside of the bag exists away from the sticking strip 1, the tip and the side of the sticking strip 1 on the inner side of the bag are present. The horizontal distance β is desirably 1 to 10 mm, more preferably 1 to 5 mm, and particularly preferably about 1 to 3 mm. If the horizontal distance β exceeds 10 mm, it is almost the same as the case where the spot portion 4 is not formed, though it depends on the material forming the bag. Further, the spot portion 4 shown in FIG. 5C is formed in a triangular shape arranged so as to point toward the outside of the bag. In the embodiment shown in FIG. 5 (c), the shape of the end side of the sticking portion 2 is different from those shown in FIGS. 1, 4, 5 (a) and 5 (b). That is, the sticking portion 2 shown in this figure has its longitudinal end narrowed from the inside of the bag to the approximate center of the sticking portion 2 in the width direction, and has the same width from there toward the outside of the bag. It is formed with. In the case of such a sticking portion 2, the width of the narrowest portion of the vent 3 is reliably ensured, and the bonding strength of the sheet-like members S around the vent 3 of the sticking strip 1 can be increased. (That is, the bonded portion is hardly peeled off). The spot part 4 shown in FIG. 5D has a mode in which a hexagonal spot part 4 existing at a position deviated from the vent 3 and a small circular spot 4 existing in the vent 3 are combined. Is shown. The spot portion 4 shown in FIG. 5E has an elongated elliptical spot portion 4 provided at a position off the vent 3. In addition, as shown in FIG. 5E, when the spot portion 4 is provided, the rectangular bonding portions 2 can be simply arranged intermittently to form the bonding portion 2. A sufficient deaeration effect can be obtained.
[0037]
Further, as shown in FIG. 10, the spot portion may be branched into two or more (two in FIG. 10) toward the inside of the bag. By forming the branched spots in this way, the sheet-shaped member S is complicatedly curved at the branched portions, and as a result, the opening of the ventilation hole is assured. Can be demonstrated.
[0038]
[Embodiment 3]
The bag body shown in FIG. 6 is also the same as the bag bodies shown in the two embodiments (FIGS. 1, 3 and 4), and is a bonding part provided on the left and right sides of the bonding parts provided on the four sides. The part is formed as having air permeability. However, in the bag body shown in this embodiment, unlike the above two embodiments, all of the sticking portions 2 forming the sticking strips 1 are provided with a bag from the substantially longitudinal center of the sticking portion 2. A protrusion 5 protruding toward the inside of the body is formed. The protruding portion 5 is formed by sticking the sheet members S facing each other, similarly to the sticking portion 2, and is formed integrally with the sticking portion 2 or separately from the sticking portion 2. It can also be formed. By providing such a protruding portion 5, the opening of the vent 3 in the bag body is secured, and the gas in the bag body can be more reliably degassed.
[0039]
In FIG. 6, the protruding portion 5 is formed so as to be curved and protruded, but may be protruded in a rectangular shape or other polygonal shapes. However, considering that the force at the time of inflation is concentrated on the tip of the protruding portion 5 when the bag is inflated, it is desirable that the protruding portion 5 bends and protrudes as shown in the drawing.
[0040]
It is desirable that the degree of protrusion of the protrusion 5, that is, the protrusion distance γ of the sticking part 2 from the inner side of the bag is 2 to 20 mm, more preferably 2 to 15 mm, and particularly preferably 2 to 10 mm. If the protrusion distance γ is 2 mm or less, it is the same as not providing the protrusion 5. If the protrusion distance γ exceeds 20 mm, the sticking strength and the strength of the sheet-like member S at the protrusion 5 are maintained. Becomes difficult.
[0041]
In addition, even in the case where the protruding portion is provided as shown in FIG. 6, the spot portion 4 as described in the second embodiment can naturally be provided near all or any of the ventilation holes 3. .
[0042]
Further, in this embodiment, as shown in FIG. 7, the projection 5 and the sticking part 2 can be integrated into a projection sticking part 6. That is, in the bag shown in FIG. 7, the protrusion sticking portion 6 is arranged between the trapezoidal sticking portions 2 as described in the first embodiment, and the sticking portion 2 and the protrusion sticking portion are arranged. 6 to secure the vent 3. Since the adhesive strip formed in this way also secures the opening of the vent inside the bag, the gas in the bag can be reliably discharged.
[0043]
[Embodiment 4]
FIG. 8 shows a mode in which the opening cross-sectional area of the vent formed between the adhering portions adjacent in the length direction is increased from the inside to the outside of the bag.
[0044]
That is, in the bag shown in FIG. 1, each of the sticking portions 2 is formed in a trapezoid, and the long sides thereof are intermittently arranged in the length direction toward the outside, so that the sticking portions 2 The vent 3 'formed therebetween is narrower from the inside to the outside of the bag, that is, the cross-sectional area of the opening of the vent 3' is reduced from the inside to the outside of the bag. In the present embodiment, in order to increase the cross-sectional area of the opening of the vent 3 ′ from the inside to the outside of the bag body, the trapezoidal sticking portion 2 ′ as shown in FIG. It is arranged intermittently in the length direction. In FIG. 8, since the configuration is the same as that shown in FIG. 1 except for the direction of the sticking portion 2 ', the same reference numerals are given to each configuration, and description thereof will be omitted.
[0045]
As shown in FIG. 8, by forming the opening cross-sectional area of the vent 3 ′ to increase from the inside to the outside of the bag, that is, to form the vent 3 ′ extending from the inside to the outside of the bag. As a result, wrinkles extending in the direction intersecting with the extending direction of the adhesive strip 1 are generated in each vent, and as a result, the exhaust capacity is further improved.
[0046]
Further, in the bag of the embodiment shown in FIG. 8, as shown in FIG. 9, a spot portion 4 'having the shape shown in FIG. 4 is formed in a vent 3' extending toward the outside of the bag. Can be arranged. The spot portion 4 'can be formed in other shapes as shown in FIGS. However, in the case where the spot portion 4 'is provided in this embodiment, the spot portion is different from those shown in FIGS. That is, a part of the spot portion 4 ′ in this embodiment may exist outside the vent 3 ′, or the whole may exist inside the vent 3 ′. Then, as shown in FIG. 9, a spot portion 4 having a shape shown in FIG. 10 (that is, a spot portion branched toward the inside of the bag body) is provided in a vent 3 'extending toward the outside of the bag body. In the case of providing, the portion branched in the spot portion 4 may be directed to the inside of the bag, or may be further directed to the outside of the bag. In any case, the sheet body S is curved in a complicated manner at the branched portion, and as a result, the opening of the ventilation hole is assured, so that a sufficient deaeration effect can be exhibited.
[0047]
The bags described in Embodiments 1 to 4 above exhibit a remarkable effect when accommodating cereals or when accommodating foods and heating them in a microwave oven. In other words, the bag body is sanitary and has no hysteresis because there is no special pressure inside, for example, during transportation and storage, because the bag body is completely shut off from the outside air. Processed foods can be safely stored. When air is trapped in the bag, gas is generated from the material contained in the bag, or when the food contained in the bag is heated by a microwave oven or the like and the internal pressure is increased. In such a case, the vent 3 is opened by the internal pressure of the bag, and steam and air in the bag are opened. Gas and the like can be released to the outside. As a result, it is possible to realize a bag body that can be more easily and reliably stacked without breaking the bag body and without damaging the contents in the bag body.
[0048]
In particular, when a film made of a single or composite material such as polyethylene or polypropylene (especially unstretched polypropylene), which is easily stretched, is used as the sheet-like member, as shown in Embodiments 2 and 3, By providing the spots and projections described above, exhaust from the bag body can be easily performed.
[0049]
Further, in the first to fourth embodiments, the description has been given based on the bag body in which the four sides are bonded. However, the present invention is also applicable to a so-called back-bonded bag body in which a bonding part is provided on the front or the back. can do. In this case, the bonded portion having air permeability, that is, the bonded strip formed of the bonded portion and the ventilation hole can be formed in the back bonded portion.
[0050]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the bag which can prevent invasion of foreign substances, such as a small insect and dust, while ensuring air permeability is provided. Accordingly, the bag has air permeability that can appropriately discharge air or the like that is simultaneously enclosed with the object contained in the bag or gas generated from the contained object after being accommodated. The sealing method in the present invention can be implemented by changing the seal pattern (that is, the pattern of the seal bar in the bag making machine) in the conventional sealing method. A simple bag can be easily manufactured.
[0051]
Further, since the bag according to the present invention has a sufficient deaeration effect, the bag can be easily and reliably flattened, and the bag can be prevented from bursting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment of a bag.
FIG. 2 is a sectional view taken along line AA ′ of the bag shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a front view showing another embodiment of the bag.
FIG. 4 is a front view showing still another embodiment of the bag.
FIG. 5 is an enlarged view of a main part showing another aspect of the spot part.
FIG. 6 is a front view showing still another embodiment of the bag.
FIG. 7 is a front view showing still another embodiment of the bag.
FIG. 8 is a front view showing still another embodiment of the bag.
FIG. 9 is a front view showing another embodiment of the bag shown in FIG. 9;
FIG. 10 is an enlarged view of a main part showing another aspect of the spot part.
FIG. 11 is a front view showing still another embodiment of the bag.
[Explanation of symbols]
1 sticking strips
2 Sticking part
3 vent
4 spots
5 Projection
6 sticking part
S sheet member

Claims (11)

シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、
該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成されており、
長さ方向に隣り合う貼着部同士の間には通気口が確保され、この通気口の開口断面積は、袋体の内側から外側に向かって小さくなっているか、又は大きくなっている袋体。
A bag body comprising at least one or more bonded portions in which a sheet-shaped member is bonded in a belt shape,
Any or all of the bonded portions are formed as bonded strips in which a plurality of bonded portions long in the extending direction of the band-shaped bonded portion are intermittently arranged in the length direction,
A vent is provided between the adhering portions adjacent in the length direction, and the opening cross-sectional area of the vent decreases or increases from the inside to the outside of the bag. .
シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、
該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成されており、
各貼着部は、その長さ方向端部の少なくとも一方が、袋体の内側から貼着部の幅方向中央に向かって傾斜又は曲折して膨らんでおり、
長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されている袋体。
A bag body comprising at least one or more bonded portions in which a sheet-shaped member is bonded in a belt shape,
Any or all of the bonded portions are formed as bonded strips in which a plurality of bonded portions long in the extending direction of the band-shaped bonded portion are intermittently arranged in the length direction,
Each sticking portion, at least one of its longitudinal ends, is inclined or bent from the inside of the bag toward the center in the width direction of the sticking portion, and swells,
A bag body with a vent between the adhering parts that are adjacent in the length direction.
前記貼着条は、台形に形成した各貼着部を同じ向きに断続的に配置して形成されるか、或いは長尺楕円形状に形成した各貼着部を断続的に配置して形成される請求項1又は2記載の袋体。The sticking strip is formed by intermittently arranging the sticking portions formed in a trapezoid in the same direction, or by intermittently arranging the sticking portions formed in a long elliptical shape. A bag according to claim 1 or claim 2. 前記通気口の開口面積は、袋体の内側に開口する開口部よりも、袋体の外側に開口する開口部の方が小さい請求項1〜3の何れか一項記載の袋体。The bag according to any one of claims 1 to 3, wherein an opening area of the vent is smaller at an opening outside the bag than at an opening inside the bag. 前記通気口の開口断面積は、袋体の内側に開口する開口部よりも、袋体の外側に開口する開口部の方が大きい請求項1〜3の何れか一項記載の袋体。The bag according to any one of claims 1 to 3, wherein an opening cross-sectional area of the vent is larger at an opening opening outside the bag than at an opening opening inside the bag. 前記貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、その袋体の内側に開口する開口部の近傍に、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が形成されている請求項1〜3の何れか一項記載の袋体。In any or all of the ventilation holes secured between the adhering portions, a spot portion formed by adhering facing sheet-like members in a spot shape is formed in the vicinity of an opening opening inside the bag body. The bag according to any one of claims 1 to 3, which is formed. 前記貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が、当該通気口内に形成されている請求項1〜6の何れか一項記載の袋体。7. A spot portion in which facing sheet-like members are stuck together in a spot shape is formed in any or all of the vent holes secured between the adhering portions, in the vent holes. A bag according to any one of the preceding claims. シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、
該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成され、長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されており、
貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、その袋体の内側に開口する開口部の近傍に、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が形成されている袋体。
A bag body comprising at least one or more bonded portions in which a sheet-shaped member is bonded in a belt shape,
Any or all of the bonded portions are formed as bonded strips in which a plurality of bonded portions long in the extending direction of the band-shaped bonded portion are intermittently arranged in the length direction. A ventilation hole is secured between the adhering parts adjacent in the direction,
In any or all of the vents secured between the adhering portions, a spot portion formed by adhering facing sheet-like members in a spot shape is formed in the vicinity of an opening opening inside the bag body. Bag body.
シート状部材を帯状に貼り合わせた貼り合わせ部を少なくとも一つ以上備える袋体であって、
該貼り合わせ部の何れかは又は全ては、帯状の貼り合わせ部の延伸方向に長い複数の貼着部を、その長さ方向に断続的に配置してなる貼着条として形成され、長さ方向に隣り合う貼着部同士間には通気口が確保されており、
貼着部同士間に確保される通気口の何れか又は全てには、向かい合うシート状部材同士をスポット状に貼着したスポット部が、当該通気口内に形成されている袋体。
A bag body comprising at least one or more bonded portions in which a sheet-shaped member is bonded in a belt shape,
Any or all of the bonded portions are formed as bonded strips in which a plurality of bonded portions long in the extending direction of the band-shaped bonded portion are intermittently arranged in the length direction. A ventilation hole is secured between the adhering parts adjacent in the direction,
A bag body in which a spot formed by sticking opposed sheet-like members in a spot shape is formed in any or all of the ventilation holes secured between the adhesion portions.
前記貼着条を形成する貼着部の何れか又は全てには、貼着部の長さ方向略中央から、袋体の内側に向かって突起する様に、向かい合うシート状部材同士を貼着した突起部が形成されている請求項1〜9の何れか一項記載の袋体。To any or all of the sticking portions forming the sticking strip, facing sheet-like members were stuck together so as to protrude toward the inside of the bag from a substantially longitudinal center of the sticking portion. The bag according to any one of claims 1 to 9, wherein the protrusion is formed. 前記貼着部同士間に確保される通気口は、その最も狭い部分の開口幅が、当該通気口を閉じた状態において、2〜10mmである請求項1〜10の何れか一項記載の袋体。The bag according to any one of claims 1 to 10, wherein the vent hole secured between the sticking portions has an opening width of a narrowest portion of 2 to 10 mm in a state where the vent hole is closed. body.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008195429A (en) * 2007-02-14 2008-08-28 Asahipac:Kk Powder and grain body storage bag
JP2013184739A (en) * 2012-03-09 2013-09-19 Riitekku Kk Packaging bag and packaging article using the same

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