JP2004302834A - 電子メールプログラム、電子メールシステム及び電子メールの開封確認方法 - Google Patents

電子メールプログラム、電子メールシステム及び電子メールの開封確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】送信メールの送信時に開封確認を要求する相手先を個々に設定することができ、リターンメールのメッセージ形式を編集することができ、又は受信時点或いは開封時点よりも後の時点で返信することができる電子メールシステム。
【解決手段】分散型ネットワーク20に接続される電子メールサーバ装置30及び40と、電子メールサーバ装置に接続されるメールボックス装置60と、電子メールサーバ装置に接続される端末装置100及び120を具える電子メールシステムにおいて、端末装置は、開封確認要求に応答して送信されるリターンメールの送信を受信時点又は開封時点よりも後の時点でもリターンメールの作成が実行できる機能手段と、作成されたリターンメールのメッセージ形式を編集することができる機能手段と、開封確認を要求するに際し、特定の相手先のみを指定することができる機能手段とを具えている。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)を使用し、いわゆる電気通信回線を介して相互に接続されている分散型ネットワーク上で送信メールの開封状況及び受信状況の双方又はいずれか一方を確認するための機能を具えた電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びにこの電子メールシステムにより実現される電子メールの受信又は開封確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
受信側電子メールサーバ装置又は受信端末にインストールされているメールプログラムが送信されてきたメールを受信するか、又はメール本文が開封されたときに、その開封確認とそのメールの識別情報とをメールとして送信端末(送信側電子メールサーバ装置)に対して返答させるために起動するプログラム情報をもつ送信メールを送信し、受信端末が送信端末により送信された送信メールを受信した場合に、その送信メール内に送信メールを受信するか、又は送信メールを開封した際に起動するプログラム情報に沿って返答動作し、送信側電子メールサーバ装置において、送信メール送信後に受信された返信メールに基づき受信端末からの開封確認の判断結果が得られると、その受信された応答メールから識別情報を抽出して、その識別情報に対応する送信メールの送信結果を開封済みとして記憶するようにした電子メールシステムが知られている。(例えば、特許文献1、請求項7及び段落0022参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開平10−293732号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の電子メールシステムでは、例えば複数の送信メールを送信端末から異なる複数の宛先に送信する際に、すべての宛先に対して開封確認、すなわちそれぞれすべての受信端末からの応答メール(以下、リターンメールとも称する。)の送信を要求するか、又はすべての宛先に対して受信或いは開封確認を要求しないかのいずれかを選択できるが、複数の宛先のうち、1又は2以上の所望の宛先のみを選択して、開封確認を要求する手段がなかった。
【0005】
また、電子メールプログラムの機能において、受信メール受信時又は開封時に送信相手に開封確認を求められた場合に、開封確認のためのリターンメールを送信するか否かを確認し、受信者が送信を可とした場合のみにリターンメールが送信される機能を具えているものがある。このとき、例えば操作ミス等によりリターンメールの送信を受信メールの受信時点又は開封時点で行うことができなかった場合には、リターンメールを送信する必要があったとしても、再びリターンメールを送信することはできなかった。
【0006】
さらに、相手先に開封確認を要求された場合に、リターンメールを送信するに際して、メッセージ形式は、電子メールプログラムにより予め設定された所定の形式のみに限定されていた。
【0007】
そこで、この発明の目的は、送信メールの送信時に受信又は開封確認を要求する相手先を個々に設定することができる電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びにこの電子メールシステムにより実現される電子メールの受信又は開封確認方法を提供することにある。
【0008】
また、この発明の目的は、受信又は開封確認要求が付された受信メールに対して即座にリターンメールを送信しなかった場合にも、受信時点又は開封時点よりも後の時点に改めてリターンメールを送信することができる電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びに電子メールの受信又は開封確認方法を提供することをにある。
【0009】
さらにまた、この発明の目的は、受信又は開封確認要求が付された受信メールに対してリターンメールを送信するに際して、メッセージ形式(本文)を編集することができる電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びに電子メールの受信又は開封確認方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
これらの目的の達成を図るため、この発明の電子メールシステムは、下記のような構成上の特徴を有している。
【0011】
すなわち分散型ネットワークと、分散型ネットワークに接続される複数の電子メールサーバ装置と、電子メールサーバ装置に接続されるメールボックス装置と、複数の電子メールサーバ装置に接続される複数の端末装置を具える電子メールシステムにおいて、端末装置は、受信又は開封確認要求に応答して送信されるリターンメールの送信を、受信又は開封確認要求の受信時点又は開封時点ではなく、受信時点又は開封時点よりも後の時点でもリターンメールの作成が実行できるリターンメール作成部と、作成されたリターンメールのメッセージ形式を編集することができるリターンメール編集部とを具えている。
【0012】
この端末装置は、好ましくは送信メールの送信時に開封確認を要求するに際し、特定の相手先のみを指定することができる開封確認要求相手先指定部をさらに具えているのがよい。
【0013】
この発明のメールシステムの構成によれば、送信メールの送信時に受信又は開封確認を要求する相手先を個々に設定することができる。また、電子メールの受信時点又は開封時点で即時にリターンメールを返信しなかった場合にも電子メールの受信時点又は開封時点より後の時点で改めてリターンメールを返信することができる。さらにリターンメールを送信するに際して、メッセージ形式を任意に編集することができる。
【0014】
この発明の電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びにこの電子メールシステムにより実現される電子メールの受信又は開封確認方法によれば、従来のハードウェア資産に大きな変更、構成の付加等を行うことなく、より利便性の高い受信又は開封確認機能を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。また、以下の説明に用いる各図において同様の構成成分については、同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する場合もあることを理解されたい。
【0016】
図1を参照して、この発明の電子メールシステムの構成例につき説明する。図1は、この発明の電子メールシステム10の構成を説明するための概略的なブロック図である。電子メールシステム10は、例えばTCP/IPを用いたインターネット等のいわゆる分散型ネットワーク20に複数のメールサーバが接続されて構成されている。この例では、送信側メールサーバ装置30及び受信側メールサーバ装置40が電気通信回線50(50a,50b)により、分散型ネットワーク20に、互いに電子メールの送受信が可能となるように接続されている。ここでいう電気通信回線50とは、電気、光等の媒体による有線又は無線による情報回線をいう。
【0017】
送信側メールサーバ装置30には、送信メール及び受信メールのデータを格納し、保存し、かつ保存されたデータを読み出すことが可能となるように、送信側メールボックス60が接続されている。同様に、受信側メールサーバ装置40には、受信側メールボックス70が接続されている。この例では、メールボックス60及び70は、メールサーバ装置30及び40に対して、独立した外部装置として接続されている例を示したが、メールボックス60及び70は、例えばメールサーバ装置30及び40の内部に格納されているメールサーバ装置30及び40自体を構成する装置であってもよい。
【0018】
この例では、送信側メールサーバ装置30は、電気通信回線50aにより送信側LAN(Local Area Network)80にデータ送信を行うことが可能となるように接続されている。同様に受信側メールサーバ装置40は、電気通信回線50bにより受信側LAN90に接続されている。送信側LAN80には、送信側端末装置100を含む複数の端末装置がデータ送信が可能なように接続されている。同様に受信側LAN90には、受信側端末装置120を含む複数の端末装置が接続されている。
【0019】
この例では、メールサーバ装置30及び40に、LAN80及び90をそれぞれ介して、端末装置100及び120が接続される例を挙げたが、メールサーバ装置30及び40に対して、例えばLAN80及び90を介さずに電気通信回線50(50a,50b)により直接的に、端末装置100及び120が接続されていてもよい。
【0020】
次に、図2を参照して、送信側メールサーバ装置30及び受信側メールサーバ装置40のハードウェア構成例につき説明する。なお、これらメールサーバ装置30及び40のハードウェア構成は、同一とすることができる。
【0021】
図2は、この発明の電子メールシステムを構成するメールサーバ装置を代表して送信側メールサーバ装置30のハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【0022】
送信側メールサーバ装置30は、CPU31、記憶装置32及びRAM34を具えている。これらCPU31、記憶装置32及びRAM34は、内部バス35にそれぞれ接続されている。
【0023】
CPU31は、制御プログラムに従って、送信側メールサーバ装置30の制御と、入力されてくる各種の命令を実行するユニットである。記憶装置32は、CPU31により実行されるオペレーティングシステム32a及びアプリケーションプログラム32bを格納して保存する、例えばハードディスクのような記憶手段である。またRAM34は、記憶装置32に格納されているオペレーティングシステム32a及びアプリケーションプログラム32bを含む各種のプログラムをCPU31に供給して、実行させるための一時記憶手段であるランダムアクセスメモリ装置である。
【0024】
また、内部バス35には、メールボックスインターフェース(I/F)36、LAN制御部37及び網(ネットワーク)制御部38が、それぞれ接続されている。
【0025】
メールボックスインターフェース(I/F)36は、送信側メールサーバ装置30と送信側メールボックス60との間でデータを双方向でやりとりするための機能手段である。
【0026】
LAN制御部37は、送信側メールサーバ装置30とLAN80との間のデータ通信の制御を行うための機能手段である。
【0027】
LANインターフェース(I/F)37’は、送信側メールサーバ装置30をLAN80に接続して、LAN80と送信側メールサーバ装置30との間で、データ通信を行うためのインターフェースとしての機能手段である。
【0028】
網制御部38は、送信側メールサーバ装置30と、ネットワーク20との間で、通信制御を行うための機能手段である。網(ネットワーク)インターフェース(I/F)38’は、送信側メールサーバ装置30とネットワーク20との間でデータ通信を行うためのインターフェースとしての機能手段である。
【0029】
次に図3を参照して、送信側端末装置100及び受信側端末装置120のハードウェア構成例につき説明する。なお、端末装置100及び120のハードウェア構成は、原則として同一であり、既に説明したメールサーバ装置30及び40の構成例と同様のいわゆるフォン・ノイマン型アーキテクチャにより構成されるコンピュータ装置が想定されている。
【0030】
図3は、この発明の電子メールシステムを構成する端末装置を代表して送信側端末装置100のハードウェア構成例を説明するためのブロック図である。
【0031】
送信側端末装置100は、CPU101、記憶装置102及びRAM103を具えている。これらCPU101、記憶装置102及びRAM103は、それぞれが相互に機能できるように、内部バス104にそれぞれ接続されている。
【0032】
CPU101は、制御プログラムに従って、送信側端末装置100の制御と、入力されてくる各種の命令を実行するユニットである。記憶装置102は、CPU102により実行されるオペレーティングシステム102a及び電子メールプログラム102baを含むアプリケーションプログラム102bを格納して保存する、例えばハードディスクといった記憶手段である。またRAM103は、記憶装置102に格納されているオペレーティングシステム102a及びアプリケーションプログラム102baを含む各種のプログラムをCPU102に供給して、実行させるための一時記憶手段であるランダムアクセスメモリ装置である。
【0033】
また、内部バス104には、入力部105、表示部106及びLANインターフェース(I/F)107が、上述したCPU101、記憶装置102及びRAM103、入力部105、表示部106及びLANインターフェース(I/F)107を含むハードウェアが互いに協働できるように、それぞれ接続されている。
【0034】
送信側端末装置100は、LANインターフェース(I/F)107を介して電気通信回線50によりLAN80に接続される。
【0035】
入力部105は、端末装置及びメールサーバ装置に対して、ユーザーが例えば宛先、送信メールのテキスト(本文)等の入力、メール送信及びメール受信動作を実行させるために、オペレーティングシステム102a及びアプリケーションプログラム102bの動作によりCPU101に実行させる命令を入力するためのキーボード、マウス等の入力手段である。
【0036】
表示部106は、CPU101の制御に従って、電子メールプログラム102baの動作状況、ヘッダ情報を含めた受信メールの内容等を、ユーザに対して表示する例えば液晶ディスプレイといった表示手段である。
【0037】
LANインターフェース(I/F)107は、送信側端末装置100をLAN80に接続して、LAN80と送信側端末装置100との間で、データ通信を行うためのインターフェースとしての機能手段である。
【0038】
ここで、図4を参照して、この発明のメールシステムに使用される電子メールのフォーマットについて説明する。図4は、この発明のメールシステムに適用される送信及び受信メールのデータのフォーマットを説明するための図である。特に、受信又は開封確認を受信者に要求する場合の受信又は開封確認要求が付された送信メールのフォーマットについて図示してある。
【0039】
送信メール140は、従来のメールシステムで使用されているフォーマットと同様のフォーマットを有している。すなわち、送信メール140は、ヘッダ部142とボディ部144を含んでいる。
【0040】
ヘッダ部には、To:(宛先)、From:(発信者)、Subject:(用件)等のヘッダ情報が含まれている。さらにこの例では受信者に受信又は開封確認を要求するためのリターンメールの返送先を特定するためのヘッダ情報であるDisposition−Notification−To:(リターンメールの返信先)が含まれている。
【0041】
なお、リターンメールの構造については、ヘッダ部にDisposition−Notification−To:のヘッダ情報が組み込まれていないことを除き、原則として既に説明した返信メール140の構造と同様であるので、その詳細な説明は、省略する。
【0042】
次に、図5を参照して、この発明の電子メールシステムを構成するメールサーバ装置、すなわち送信側メールサーバ装置30及び受信側メールサーバ装置40と、端末装置、すなわち送信側端末装置100及び受信側端末装置120とのそれぞれの機能について説明する。
【0043】
図5は、メールサーバ装置及びメールサーバ装置に接続されているメールボックス、並びに端末装置のそれぞれの機能を説明するための概略的なブロック図である。
【0044】
図5には、代表としてメールサーバ装置30、メールボックス60及び送信側端末装置100それぞれの機能部及びこれらの機能的な接続関係を模式的な機能ブロック図として示してある。
【0045】
(分散型)ネットワーク20には、電気通信回線50を介して送信側メールサーバ装置30が接続されている。送信側メールサーバ装置30には、送信側メールボックス60が接続されている。送信側メールサーバ装置30には、送信側端末装置100が接続されている。
【0046】
送信側メールサーバ装置30は、メールサーバ装置制御部132を具えている。このメールサーバ装置制御部132は、装置内部で直接的又は間接的に接続されているすべての機能部を統制かつ、制御する機能部である。まず、送信側メールサーバ装置30のメールの送信動作にかかる機能部の接続関係について説明する。
【0047】
メールサーバ装置制御部132には、送信メール作成部134が接続されている。送信メール作成部134には、メール送信部136が接続されている。メール送信部136は、(分散型)ネットワーク20と、メールサーバ装置制御部132とに接続されている。
【0048】
送信側メールサーバ装置30のメールの受信動作にかかる機能部の接続についてみると、まず(分散型)ネットワーク20と、メール受信部138とが接続されている。このメール受信部138は、メールサーバ装置制御部132に接続されている。
【0049】
ここで、図2を用いて既に説明したメールサーバ装置のハードウェア構成例と、上述の各機能部との対応関係を説明する。
【0050】
CPU31が各種制御プログラムを実行させることにより動作する機能ブロックは、メールサーバ装置制御部132、送信メール作成部134、メール送信部136及びメール受信部138である。
【0051】
メールボックス60は、送信メール情報記録部62と、受信メール情報記録部64とを具えている。送信メール情報記録部62及び受信メール情報記録部64それぞれは、メールサーバ装置制御部132、すなわち送信側メールサーバ装置30と互いにデータ通信が可能となるように接続されている。
【0052】
送信側端末装置100は、送信側端末装置制御部201を具えている。端末装置制御部201は、装置内部で直接的又は間接的に接続されているすべての機能部を統制、かつ制御する機能部である。端末装置制御部201は、電気通信回線50及びLAN80により、メールサーバ装置30のメールサーバ装置制御部132に接続されている。
【0053】
ここで、送信側端末装置100によるメールの送信動作にかかる機能部の接続関係について説明する。
【0054】
送信メール編集部203は、受信及び開封確認要求相手先指定部202に接続されている。受信及び開封確認要求相手先指定部202は、端末装置制御部201に接続されている。
【0055】
端末装置制御部201には、送信メール情報取得部205が接続されている。送信メール情報取得部205には、送信メール情報保存部206が接続されている。
【0056】
また、送信側端末装置100のメールの受信動作にかかる機能部の接続についてみると、分散型ネットワーク20と、メール受信部138とが接続されている。このメール受信部138は、メールサーバ装置制御部132に接続されている。
【0057】
端末装置制御部201には、受信メール情報取得部207が接続されている。受信メール情報保存部208には、受信メール情報抽出部209が接続されている。受信メール情報抽出部209には受信メール情報解析・判断部210が接続されている。
【0058】
図3を用いて既に説明した端末装置のハードウェア構成例と、上述の各機能部との対応関係を説明する。
【0059】
CPU101が、RAM103と協働して各種制御プログラムを実行させることにより動作する機能ブロックは、端末装置制御部201、受信又は開封確認要求相手先指定部202、送信メール編集部203、送信メール情報取得部205、送信メール情報保存部206、受信メール情報解析・判断部210、リターンメール生成部211及びリターンメール編集部212である。
【0060】
記憶装置102に対応する機能ブロックは、送信メール情報保存部206と、受信メール情報保存部208とである。
【0061】
次に、図6を参照して、この発明のメールシステムにおける電子メール送信ステップを図5を用いて既に説明した各機能部と関連づけながら説明する。この例では、あるユーザが、複数の宛先に同時にメッセージを送信する場合について説明する。
【0062】
まず、記憶装置102に格納されている電子メールプログラム102baが、オペレーティングシステム102aに制御されて、RAM103及びCPU101の処理により(以下のステップにおいても同様)起動される。ユーザは、端末装置100の表示部106により、電子メールプログラム102baの動作を逐次確認することができる。
【0063】
送信メール編集部203が、ユーザが入力部105を用いて入力した命令に基づいて、送信メールの編集を行う(S101)。具体的には、図4を用いて既に説明した構造を有する送信する相手先の数に応じた複数の電子データが形成され、ヘッダ部142には入力部105により入力された宛先等の所定の事項が、及びボディ部144にも、入力部105により入力された所望の本文(text)が組み込まれる。
【0064】
次いで、開封確認要求相手先指定部202が、ユーザにより指定される相手先のみのヘッダ部に、”Disposition−Notification−To:ユーザ”のヘッダ情報を組み込む(S103)。
【0065】
作成された送信メールデータは、開封確認要求相手先指定部202から、端末装置制御部201の制御を受けて、LANインターフェース107、電気通信回線50、LAN80を介して、メールサーバ装置30のメールサーバ装置制御部132により制御を受ける送信メール作成部134に受け渡される。
【0066】
送信メール作成部134は、送信メールデータにさらなるヘッダ情報を付加する等の処理を行って、即時に送信可能な最終的な形式に送信メールデータのフォーマットを整える(S105)。
【0067】
次いで、メール送信部136は、ネットワーク20を介して、相手先(すなわち相手先の電子メールサーバ装置)に送信メール(データ)を送信する(S106)。
【0068】
このとき、メール送信部136は、メールサーバ装置制御部132の制御により、メールボックス60の送信メール情報記録部62に、送信済みであることを示す何らかの標識情報等を含む送信メール情報(この情報には送信メールデータ自体をも含む。)を伝達する。これらS105及びS106は、メールサーバ装置のアプリケーションプログラムとメールサーバ装置のハードウェアとの協働により実現されるステップである。
【0069】
送信メール情報記録部62は、伝達された送信メール情報をメールボックス60内に記録して保存する(S107)。この送信メール情報には、受信又は開封確認要求がされていること、及びこの確認要求に応答したリターンメールの受信が未だになされていないことを示す何らかの標識情報等を含む情報が含まれている。
【0070】
端末装置100の送信メール情報取得部205は、メールボックス60内に記録された送信メール情報を、メールサーバ装置制御部132及び端末装置制御部201の制御により、端末100内に取得する(S109)。取得された送信メール情報は、送信メール情報保存部206が、記憶装置102に格納して保存する(S111)。この保存された上述の標識情報等を含む送信メール情報は、電子メールプログラム102baにより閲覧可能なように整理され、表示部106によりユーザが上述の標識情報等と目視により認識することができる。つまり、ユーザは、電子メールプログラム102baを介して宛先、送信者、標題及びテキスト等の具体的なメールの内容に加えて、メールが送信されたこと、メールに受信又は開封確認要求が付されていたこと、及び受信者によりメールの受信又は開封が行われ、付された受信又は開封確認要求に応じて、送信されてくるリターンメールの受信が未だに行われていないことを認識することができる。
【0071】
ここまでのステップにより、この発明の電子メール送信ステップが終了する。
【0072】
次に、主として図7を参照して、この発明のメールシステムにおける電子メール受信ステップを、図5を用いて既に説明した各機能部と関連づけながら説明する。この例では、あるユーザが、端末装置100に、電子メールサーバ装置30が受信した電子メールデータ(このデータには、ユーザの受信又は開封確認要求に応答して、送信されたリターンメールデータを含む。)を受信(ダウンロード)するか、又は受信されたメールを開封する場合について説明する。
【0073】
図7は、この発明の電子メール受信ステップを説明するためのフローチャートである。各分岐において、YはYes(はい)を、NはNo(いいえ)を示している。
【0074】
まず、メールサーバ装置30のメール受信部138が、分散型ネットワーク20を介して、他のメールサーバ装置から受信メール(リターンメールを含む。)データを受信する(S201)。
【0075】
受信メール情報(この情報には、図4を用いて既に説明した構成のメール本体のデータを含む。)は、メールサーバ装置制御部132の制御により、メールボックス60の受信メール情報記録部64に格納され記録される(S203)。これらS201及びS203は、端末装置の電子メールプログラム102baによらず、メールサーバ装置のアプリケーションプログラムとメールサーバ装置のハードウェアとの協働により実現されるステップである。
【0076】
次いで、端末装置100の記憶装置102に格納されている電子メールプログラム102baが、オペレーティングシステム102aに制御されて、RAM103及びCPU101の処理により起動される。ユーザは、端末装置100の表示部106により、電子メールプログラム102baの動作を逐次確認することができる。
【0077】
端末装置100の受信メール情報取得部207は、端末装置制御部201及びメールサーバ装置制御部132の制御により、受信メール情報記録部64から受信メール情報を取得する(S205)。
【0078】
受信メール情報保存部208は、受信メール情報取得部207により取得された受信メール情報を端末装置100の記憶装置102内に格納して保存する(S207)。ここまでの動作により、メールサーバ装置30から端末装置100への受信メールのいわゆるダウンロード(受信)が行われ、ヘッダ部に記載されている種々の情報を含めて、受信メールが電子メールプログラム102baを介してユーザに閲覧可能になったことになる。
【0079】
次に、受信メール情報抽出部209は、受信メール情報からヘッダ情報を抽出する(S209)。ここで抽出される情報は、ヘッダ部142に記載されている情報である。この抽出ステップ(S209)は、いわゆるダウンロードの際に、つまり上述したS207と連続的に一連のステップとして、ダウンロードされたすべての受信メール情報に行う設定としてもよいし、或いはダウンロードされた個々の受信メールが、ユーザにより開封、すなわち閲覧される毎に断続的に行う設定とすることもできる。
【0080】
受信メール情報解析・判断部210は、抽出されたヘッダ情報を解析する(S211)。具体的には、ヘッダ部142に受信又は開封確認要求が送信者によりなされていることを示す“Disposition−Notification−To:”の記述が存在するか否かが解析される。
【0081】
ここで受信メール情報解析・判断部210が、受信メールに受信又は開封確認要求が存在すると判断するものとする(S213において、Yが選択される)。
【0082】
受信メール情報解析・判断部210は、リターンメールを送信するかどうかについて、ユーザの意向を確認した後、リターンメールを作成するか否かを判断する。ここでは受信メール情報解析・判断部210が、リターンメールを作成すると判断したものとする(S215において、Yが選択される)。
【0083】
リターンメール作成部211が、リターンメール(データ)を作成する(S217)。ここでは、リターンメール作成部211が、作成されたリターンメール(データ)のヘッダ部142に所定のヘッダ情報を組み込む。また、このときボディ部144には、このメールがリターンメールであることを説明するためのなんらかの既定のメッセージを組み込む構成としてもよい。
【0084】
リターンメールが作成されると、リターンメール編集部212が起動される。リターンメール編集部212は、リターンメールのボディ部144の編集を行うことができる。リターンメール編集部212は、ユーザが入力部105を用いて入力する所望の本文(text)をボディ部144に組み込む(S219)。このとき、リターンメールの編集に際しては、ヘッダ情報に含まれる送信日時についても編集可能な構成とするのがよい。
【0085】
編集されたリターンメールデータは、端末装置制御部201の制御を受けて、LANインターフェース107、電気通信回線50、LAN80を介して、メールサーバ装置30のメールサーバ装置制御部132により制御を受ける送信メール作成部134に受け渡される。
【0086】
送信メール作成部134は、リターンメールデータにさらなるヘッダ情報を付加する等の処理を行って、即時に送信可能な最終的な形式に送信メール(リターンメール)のフォーマットを整える(S221)。
【0087】
次いで、メール送信部136は、ネットワーク20を介して、相手先の電子メールサーバ装置にリターンメール(データ)を送信する(S223)。
【0088】
このとき、メール送信部136は、メールサーバ装置制御部132の制御により、電気通信回線50、LAN80を介して、端末装置100の受信メール情報取得部207にリターンメールが送信されたことを伝達する。端末装置100の受信メール情報保存部208は、リターンメールが送信されたことを示す情報を対応する受信メール情報に付加する処理を行うことで、既にS207で保存された受信メール情報を更新して保存する(S244)。ユーザは、表示部106を介して、リターンメールが送信されたことを確認することができる。
【0089】
これらS201〜S224の一連のステップにより、受信又は開封確認要求が付された受信メールに対して、即時にリターンメールが作成及び送信(返信)されて、受信ステップは終了する。
【0090】
次に、上述したS213において、受信又は開封確認要求が付されていない(N)場合につき説明する。
【0091】
S213において、Nである場合には、受信メール情報解析・判断部210は、受信メールがリターンメールであるかどうかをヘッダ情報及びtext(本文)の双方又はいずれか一方から判断する(S227)。
【0092】
受信メール情報解析・判断部210が、受信メールをリターンメールであると判断した場合(S227において、Yである。)には、端末装置制御部201により制御される送信メール情報取得部205は、送信メール情報保存部206に保存されている送信メール情報のうち、返信されてきたリターンメールに対応する送信メール情報を更新して保存する(S229)。つまり、ユーザが送信した送信メールが相手先により受信又は開封されたことを示す標識情報等を付加するか、あるいは受信又は開封されていないことを示す標識情報等を削除する処理を、対応する送信メール情報に対して行う。
【0093】
このとき、ユーザが要求した受信又は開封確認要求に応じてリターンメールが返信されてきたこと、すなわち受信又は開封確認要求が付された送信メールが相手に受信又は開封されたことを、ユーザは、表示部106により、受信されたリターンメール自体を受信メール情報により確認するか、又は更新された送信メール情報により確認することができる。
【0094】
S227において、受信メール情報解析・判断部210が、受信リターンメールではない(N)と判断する場合には、そのまま終了する。
【0095】
次に、S215において、リターンメールを送信しなかった(リターンメールを作成することもなかった)場合(N)について説明する。
【0096】
ここでリターンメールを送信しなかった場合とは、例えばユーザの誤操作によりリターンメールを送信することができなかった場合、及びユーザが何らかの事情により、メールの受信時点又はメールの開封時点にリターンメールの送信を行わず、メールの受信時点又はメールの開封時点よりも後の時点でリターンメールを返信することが好ましいと判断した場合等が考えられる。
【0097】
S215において、即時のリターンメール送信が選択されなかった場合には、受信メール情報には、リターンメールの送信が未だ行われていないことを示す標識情報等が記録され、ユーザは、電子メールプログラム及び表示部106により確認することができる。
【0098】
この発明のメールシステム、すなわち電子メールプログラムは、受信又は開封確認要求が付されたメールを受信し、リターンメールの送信が行われておらず、かつ受信後に時間をおいてリターンメールの送信が必要となった場合には、すぐにリターンメール作成部211が起動され、上述したS217からS224までのステップを実行することが可能なように構成されている。
【0099】
従って、S215において、リターンメールを送信することを選択しなかった(N)としても、S225において、リターンメールの送信を選択すると(S225においてY)、リターンメール作成部211がすぐに起動されて、既に説明したS217〜S224までのステップを順次実行することで、受信時点又は開封時点よりも後の所望の時点でリターンメールを送信することができる。ここまでのステップにより、リターンメールを受信メールの受信時に送信しない場合の電子メール受信ステップが終了する。
【0100】
S225において、リターンメールの送信を選択しない場合(N)には、ここで一旦、受信ステップは終了するが、受信時点又は開封時点よりも後のどのような時点でも、リターンメール作成部211を起動して、S217〜S224までのステップを順次実行することができる。
【0101】
ここで、上述で説明した電子メール送信ステップ及び返信ステップが、電子メールプログラム102baの制御により、メールサーバ装置及び端末装置の双方又はいずれか一方、すなわちハードウェアが動作することで実行されるステップにつき説明する。
【0102】
すなわち、電子メールを送信するにあたり、その送信ステップを経時的にみれば、この発明の電子メールプログラム102baは、端末装置に、送信メールを編集するステップ(S101)と、受信又は開封確認を要求する相手先を指定するステップ(S103)と、送信メール情報を取得させるステップ(S109)と、送信メール情報を保存させるステップ(S111)とを実行させる。
【0103】
また、電子メールの受信にあたっては、電子メールプログラム102baは、端末装置に、受信メール情報を取得させるステップ(S205)と、取得された受信メール情報を格納して保存させるステップ(S207)と、抽出された受信メール情報を解析させるステップ(S211)と、受信メールに受信又は開封確認要求が存在するか否かを判断させるステップ(S213)と、リターンメールを作成するか否かを判断させるステップ(S215)と、リターンメール(データ)を作成させるステップ(S217)と、リターンメールの編集を行わせるステップ(S219)と、受信メール情報を更新して保存させるステップ(S224)とを実行させる。
【0104】
さらに、上述したS213において、受信又は開封確認要求が付されていない(N)場合には、電子メールプログラム102baは、端末装置に、受信メールがリターンメールであるか否かを判断させるステップ(S227)と、受信メールがリターンメールであると判断された場合(S227において、Yである。)には、既に保存されている送信メール情報のうち、返信されてきたリターンメールに対応する送信メール情報を更新して保存させるステップ(S229)とを実行させる。
【0105】
さらにまた、S215において、受信メールの受信時に即時のリターンメール送信が選択されなかった場合には、電子メールプログラム102baは、端末装置に、受信時点又は開封時点よりも後の所望の時点で上述したS217からS224までのステップを実行させることができる。
【0106】
【発明の効果】
この発明の電子メールプログラム及び電子メールシステムの構成、並びに電子メールの受信又は開封確認方法によれば、送信メールの送信時に受信又は開封確認を要求する相手先を個々に設定することができる。また、電子メールの受信時点又は開封時点で即時にリターンメールを返信しなかった場合にも電子メールの受信時点又は開封時点より後の時点で改めてリターンメールを返信することができる。さらにリターンメールを送信するに際して、メッセージ形式を任意に編集することができる。
【0107】
この発明の電子メールプログラム及びこの電子メールプログラムを含む電子メールシステム、並びに電子メールの受信又は開封確認方法によれば、従来のハードウェア資産に大きな変更、構成の付加等を行うことなく、より利便性の高い受信又は開封確認機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子メールシステムの構成例の説明図である。
【図2】メールサーバ装置の構成例の説明図である。
【図3】端末装置の構成例の説明図である。
【図4】電子メールデータのフォーマットの説明図である。
【図5】電子メールシステムの機能説明図である。
【図6】電子メールの送信ステップの説明図である。
【図7】電子メールの送信ステップの説明図である。
【符号の説明】
10:電子メールシステム
20:分散型ネットワーク
30:送信側メールサーバ装置
31:(メールサーバ装置)CPU
32:記憶装置
32a:オペレーティングシステム
32b:アプリケーションプログラム
34:RAM
35:内部バス
36:メールボックスインターフェース(I/F)
37:LAN制御部
37’:LANインターフェース(I/F)
38:網制御部
38’:網インターフェース(I/F)
40:受信側メールサーバ装置
50:電気通信回線
60:送信側メールボックス
62:送信メール情報記録部
64:受信メール情報記録部
70:受信側メールボックス
80:送信側LAN
90:受信側LAN
100:送信側端末装置
101:(端末装置)CPU
102:(端末装置)記憶装置
102a:(端末装置)オペレーティングシステム
102b:アプリケーションプログラム
102ba:電子メールプログラム
103:(端末装置)RAM
104:(端末装置)内部バス
105:入力部
106:表示部
107:LANインターフェース(I/F)
120:受信側端末装置
132:メールサーバ装置制御部
134:送信メール作成部
136:メール送信部
138:メール受信部
140:送信メール
142:ヘッダ部
144:ボディ部
201:端末装置制御部
202:受信又は開封確認要求相手先指定部
203:送信メール編集部
205:送信メール情報取得部
206:送信メール情報保存部
207:受信メール情報取得部
208:受信メール情報保存部
209:受信メール情報抽出部
210:受信メール情報解析・判断部
211:リターンメール作成部
212:リターンメール編集部

Claims (8)

  1. 分散型ネットワークと、該分散型ネットワークに接続される複数の電子メールサーバ装置と、該電子メールサーバ装置に接続されるメールボックス装置と、該複数の電子メールサーバ装置に接続される複数の端末装置を具える電子メールシステムにおいて、
    前記端末装置は、受信又は開封確認要求に応答して送信されるリターンメールの送信を、該受信又は開封確認要求の受信時点又は開封時点ではなく、該受信時点又は開封時点よりも後の時点でもリターンメールの作成が実行できるリターンメール作成部と、作成された前記リターンメールのメッセージ形式を編集することができるリターンメール編集部とを具えていることを特徴とする電子メールシステム。
  2. 前記端末装置は、送信メールの送信時に開封確認を要求するに際し、特定の相手先のみを指定することができる開封確認要求相手先指定部をさらに具えていることを特徴とする請求項1に記載の電子メールシステム。
  3. 分散型ネットワークと、該分散型ネットワークに接続される複数の電子メールサーバ装置と、該電子メールサーバ装置に接続されるメールボックス装置と、該複数の電子メールサーバ装置に接続される複数の端末装置を具える電子メールシステムにおいて、
    前記電子メールサーバ装置は、該電子メールサーバ装置が具える機能部を制御するメールサーバ装置制御部と、他の電子メールサーバ装置から受信メールを受信するメール受信部とを具え、
    前記メールボックス装置は、前記メールサーバ装置制御部に制御されて受信メール情報を格納し、該情報を記録する受信メール情報記録部を具え、
    前記端末装置は、前記受信メール情報記録部から前記受信メール情報を取得する受信メール情報取得部と、該受信メール情報取得部により取得された前記受信メール情報を格納して保存する受信メール情報保存部と、前記受信メール情報を抽出する受信メール情報抽出部と、該受信メール情報抽出部により抽出された前記受信メール情報を解析する受信メール情報解析・判断部と、該受信メール情報解析・判断部の判断に基づいて、リターンメールの送信を、受信メールの受信時点よりも後の時点で実行するために、前記リターンメールの作成を受信メールの受信時点よりも後の時点に行うことができるリターンメール作成部と、作成された前記リターンメールのメッセージ形式を編集することができるリターンメール編集部とを具え、
    前記電子メールサーバ装置は、前記リターンメールを最終的な形式に整える送信メール作成部と、該送信メール作成部により作成された前記リターンメールを送信するメール送信部とを具えることを特徴とする電子メールシステム。
  4. 前記端末装置は、該端末装置が具える機能部を制御する端末装置制御部と、該端末装置制御部に制御され、送信メールの編集を行う送信メール編集部と、送信メールの送信時に受信又は開封確認を要求するに際し、特定の相手先のみを指定することができる受信又は開封確認要求相手先指定部をさらに具えることを特徴とする、請求項3に記載の電子メールシステム。
  5. 端末装置に、リターンメールの送信を、受信又は開封確認要求が付された受信メールの受信時点又は開封時点より後の時点で前記リターンメールの作成を行う機能と、作成された前記リターンメールのメッセージ形式を編集する機能を実現させるための電子メールプログラム。
  6. 前記端末装置に、送信メールの送信時に受信確認又は開封確認を要求するに際し、特定の相手先のみを指定する機能をさらに実現させるための請求項5に記載の電子メールプログラム。
  7. 電子メールサーバ装置のメール受信部が、分散型ネットワークを介して、受信メールを受信するステップと、
    メールボックス装置の受信メール情報記録部が、前記受信メールを格納して記録するステップと、
    端末装置の受信メール情報取得部が、前記受信メール情報記録部から受信メール情報を取得するステップと、
    受信メール情報保存部が、前記受信メール情報取得部により取得された受信メール情報を格納して保存するステップと、
    受信メール情報抽出部が、前記受信メール情報からヘッダ情報を抽出するステップと、
    受信メール情報解析・判断部が、前記受信メール情報抽出部により抽出された前記ヘッダ情報を解析するステップと、
    前記受信メール情報解析・判断部が、前記ヘッダ情報に受信又は開封確認要求が含まれていると解析する場合には、リターンメールの送信を受信時点又は開封時点よりも後の時点で実行するために、リターンメール作成部が、受信時点又は開封時点よりも後の時点でリターンメールを作成するステップと、
    リターンメール編集部が、前記リターンメールのメッセージ形式を編集するステップと、
    電子メールサーバ装置の送信メール作成部が、前記リターンメール編集部により編集された前記リターンメールを、送信可能な最終的な形式に整えるステップと、
    電子メールサーバ装置のメール送信部が、前記リターンメールを送信するステップとを含む電子メールの受信又は開封確認方法。
  8. 複数の宛先に同時に複数の送信メールを送信するに際し、
    送信メール編集部が、前記送信メールの編集を行うステップと、
    受信又は開封確認要求相手先指定部が、前記送信メールのヘッダ部に、特定の相手先のみを指定するヘッダ情報を組み込むステップと、
    送信メール作成部が、送信可能な最終的な形式に前記送信メールのフォーマットを整えるステップと、
    メール送信部が、前記送信メールを送信するステップと、
    送信メール情報記録部が、送信された前記送信メールの送信メール情報をメールボックス内に記録して保存するステップと、
    端末装置の送信メール情報取得部が、前記メールボックス内に記録された前記送信メール情報を、端末装置内に取得するステップと、
    送信メール情報保存部が、取得された前記送信メール情報を、記憶装置に格納して保存するステップとを含む受信又は開封確認方法。
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