JP2004301028A - Noise restraint device in construction machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベルやクレーンなどの建設機械に備えられ、特に、エンジンの回転数を制御して騒音を抑えるのに好適な建設機械における騒音抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術について、油圧ショベルを例にあげて説明する。
【0003】
油圧ショベルに原動機として搭載されるエンジンは、指令装置からの目標エンジン回転数の指令信号に基づき、制御手段としてのコントローラによって制御される構成となっている。この指令装置は、例えば、燃料レバー、ダイアルまたはアップダウンスイッチなどによって構成され、目標とするエンジンの回転数を設定するもので、運転者などが手動操作することにより操作量に対応した信号をコントローラに出力するようになっている。また、エンジンの回転数を検出する回転数検出手段を備え、この回転数検出手段からの信号をコントローラに出力している。コントローラは、記憶部を備え、この記憶部には振動レベルなどがピーク状に高くなるのに伴って騒音レベルが高くなる特定回転数域を予め格納している。
【0004】
このような構成により、コントローラは、エンジンの回転数を読み込み、この回転数が特定回転数域内にあるか否かを判定しつつ、エンジンの回転数が特定回転数域内にあると判定したときには、コントローラで予め設定した駆動信号を出力する。そして、エンジンの回転数を、例えば10rpm程度だけ変更(増速または減速)している。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平9−32596号公報
(第4−5頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように構成される建設機械、例えば油圧ショベルでは、掘削などの作業を行う関係より常時高いエンジン回転数で使用されることから、エンジンの作動により発生する騒音が本体の中では最大の騒音源となっている。このため、特に、住宅地、商店街などの人口の密集する都市部にて使用する際、エンジンの騒音が周囲に影響を与えてしまう問題がある。
【0007】
また、近年では、騒音低減のための規制が厳しくなってきているので、エンジンの騒音を下げることが重要となっている。
【0008】
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、建設機械が周囲環境に与える騒音を、できる限り低減するようにした建設機械における騒音抑制装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願請求項1に係る発明は、本体に設けられたエンジンと、このエンジンの目標エンジン回転数を指令する指令装置と、この指令装置から出力される信号に基づき、エンジン回転数を制御する制御手段とを備えた建設機械における騒音抑制装置において、前記本体もしくは前記本体近傍に騒音検出手段を設け、この騒音検出手段で検出した前記本体の周囲の騒音レベルに基づく信号を入力し、この信号から前記騒音レベルに近づくように予め騒音レベルと対応させて設定した目標エンジン回転数を前記制御手段に出力する騒音抑制手段を備え、前記制御手段は前記指令装置からの信号もしくは前記騒音抑制手段からの目標エンジン回転数に基づいた信号のどちらかで制御する構成にしてある。
【0010】
このように構成した請求項1に係る発明では、予め騒音レベルと対応させて目標エンジン回転数を設定してあるので、エンジン回転数は検出した騒音レベルに近づくように制限され、これに伴って、周囲の騒音レベルに対応して建設機械を稼動でき、騒音レベルを抑えることができる。
【0011】
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記騒音検出手段を、本体の周囲の周囲騒音レベルもしくは、この周囲騒音レベルと本体から発生する本体の騒音レベルとからなる全騒音レベルを検出する構成にしてある。
【0012】
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、エンジンの始動前に検出した前記周囲騒音レベルに基づく信号を出力し、もしくは、エンジン始動後に検出した前記全騒音レベルに基づく信号を出力する前記騒音検出手段を備え、前記騒音抑制手段には、前記周囲騒音レベルと対応させた目標エンジン回転数に最高エンジン回転数を制限させるための設定値を予め記憶する記憶部と、前記周囲騒音レベルと前記全騒音レベルとを比較する比較部と、この比較部で比較した騒音レベルのうち前記全騒音レベルが前記周囲騒音レベルより高いか否かを判定する判定部と、この判定部で前記全騒音レベルが高いと判定された時に前記記憶部にアイドル回転数より高く設定された作業可能な最低エンジン回転数を、前記制御手段に出力する出力部とを備えた構成にしてある。
【0013】
このように構成した請求項3に係る発明では、エンジン始動前に周囲騒音レベルを検出し、この周囲騒音レベルに基づいて周囲騒音レベルに近い状態となるように最高エンジン回転数を設定してエンジン回転数を制御できるので、深夜及び早朝などに全騒音レベルを抑えたエンジン回転数で作業を行うことができる。
【0014】
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記騒音抑制手段は、タイマ機能を有し、予め設定された時間毎に前記騒音検出手段により前記全騒音レベルを検出し、この検出した騒音レベルに基づいて新たに設定した目標エンジン回転数を前記制御手段に出力するように構成してある。
【0015】
このように構成した請求項4に係る発明では、定期的に全騒音レベルを検出するようにしたので、周囲騒音レベルが変化した場合についても、この周囲の環境に対応したエンジン回転数制御を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の建設機械における騒音抑制装置の実施形態を図1ないし4に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明の建設機械における騒音抑制装置を示す全体構成図であり、図2は、本発明の最高エンジン回転数の設定処理手順を示すフローチャートである。図3は、本発明の一実施形態による騒音抑制装置の処理手順を示すフローチャートであり、図4は、エンジン回転数と騒音レベルとの関係を示す特性線図である。
【0018】
一般に、油圧ショベル,クレーンなどの建設機械にあっては、エンジンとしてのディーゼルエンジンを搭載し、このディーゼルエンジンにより油圧源となる油圧ポンプなどを駆動するようにしてある。
【0019】
図1において、1は油圧ショベルを示し、この油圧ショベル1は、走行モータ(図示せず)などを有した走行体2aと、この走行体2a上に旋回可能にとりつけられた旋回体2bと、この旋回体2b上に俯仰動可能に取付けられた作業機4とから大略構成されている。ここで、走行体2aと旋回体2bとで本体3を構成し、本体3内部(正確には旋回体2b上)には、後述するエンジン11や油圧ポンプ(図示せず)などが搭載されている。
【0020】
作業機4は、旋回体2b上に俯仰動可能に設けられたブーム5と、このブーム5の先端に回動可能に設けられたアーム6と、このアーム6の先端に回動可能に設けられたバケット7とを備え、ブーム5を俯仰動させるブームシリンダ8と、アーム6を回動させるアームシリンダ9と、バケット7を回動させるバケットシリンダ10とから構成されている。
【0021】
11はディーゼルエンジンなどからなるエンジンを示し、12はこのエンジン11に付設されるガバナを示している。ガバナ12は、ガバナレバー13が増速方向H及び減速方向Lに回動することにより、この回動角に応じてこのエンジン11の回転数を増減させるものである。ガバナ12にはガバナレバー13の回動範囲を規制するストッパ14A,14Bが設けられ、ガバナレバー13はばね15によってストッパ14A側に向けて常時付勢されている。そして、ガバナレバー13がストッパ14Aに当接したときに、ガバナ12はエンジン11の回転数を最低回転数(アイドル回転数または零)とし、ガバナレバー13がストッパ14Bに当接したときに、エンジン11の回転数を最高回転数(フル回転数)に設定する。
【0022】
16はガバナ12のガバナレバー13を回動させる電動モータ、例えばステッピングモータを示し、ステッピングモータ16の出力軸には回動レバー16Aがリンク17を介してガバナレバー13に取付けられており、回動レバー16Aを増速方向H及び減速方向Lに回動させるように設けてある。
【0023】
本実施形態では、上記ガバナ12,ガバナレバー13,ストッパ14A,14B,ばね15,ステッピングモータ16,回動レバー16A及びリンク17によって、エンジン11の回転数を制御する制御手段30を構成している。制御手段30は、上記の構成に限られるものではない。
【0024】
18はエンジン回転数を検出し検出信号を出力する回転数センサを示し、後述するコントローラ23に実回転数としての検出信号を出力させるものである。19はエンジン11の目標回転数を手動操作により指令する指令手段を示し、この指令手段19からの指令信号あるいは前記回転数センサ18からの検出信号に基づいて、前記ステッピングモータ16に駆動信号を出力させるものである。
【0025】
以上の構成については、従来技術と同様な構成である。次に本発明の要部について説明する。
【0026】
本発明における一実施形態では、図1に示すように、騒音レベルを測定する騒音検出手段としての高感度のマイクロフォン20は、例えば、建設機械としての油圧ショベル1の本体3の運転室上部に位置する屋根に備えてある。ここで、騒音レベルとは、油圧ショベル1の稼動する周囲の周囲騒音レベルY,もしくは油圧ショベル1の稼動時の全騒音レベルAを示す。また、全騒音レベルAとは、エンジン始動後に測定した騒音レベルを示し、エンジン始動前に測定した周囲騒音レベルYとエンジン始動後に本体3から発生する本体3の騒音レベルA1とのログの和で表されるものとする。
【0027】
【数1】
マイクロフォン20は、始動スイッチ21に接続され、エンジン始動前において、始動スイッチ21が押されると周囲騒音レベルYを検出するように設けてあり、検出した周囲騒音レベルYを後述するコントローラ23の入力部24に入力するように接続してある。すなわち、エンジン始動前においてマイクロフォン20を作動可能にバッテリ22と始動スイッチ21とを接続してある。また、エンジン始動後においてマイクロフォン20は、全騒音レベルAを検出するように、コントローラ23の後述する出力部28より出力される指令信号を、マイクロフォン20に入力するように接続してある。
【0028】
23は騒音抑制手段としてのコントローラを示し、このコントローラ23は、入力部24,出力部28,記憶部25,比較部26及び判定部27から構成してある。
【0029】
入力部24には、マイクロフォン20により検出される周囲騒音レベルY及び全騒音レベルAのそれぞれに基づいた信号と、指令装置19からの指令信号と、エンジン始動後においては、回転数センサ18から出力されたエンジン回転数に基づく信号とを入力するようにしてある。記憶部25には、周囲騒音レベルYに対応させて設定した目標エンジン回転数と、全騒音レベルAに対応させて設定した目標エンジン回転数とを予め記憶し、掘削作業の可能な最低エンジン回転数を予め設定してある。また、タイマに予め設定される時間tを記憶してある。さらに、マイクロフォン20により検出した周囲騒音レベルY及び全騒音レベルAに基づくエンジン回転数を記憶可能にしてある。比較部26には、測定した周囲騒音レベルYと全騒音レベルAとを比較させ、判定部27には、比較部26で比較された騒音レベルのうち全騒音レベルが周囲騒音レベルより高いか否かを判定するように設定してある。出力部28には、判定部27において全騒音レベルが周囲騒音レベルに比べて高いと判定された時に、この騒音レベルに対応した目標エンジン回転数としての出力信号、すなわち、記憶部25にアイドル回転数より高く設定された作業可能な最低エンジン回転数に対応する出力信号を、ステッピングモータ16に出力するように設定してある。また、出力部28には、マイクロフォン20へ騒音検出のための指令信号を出力するように設定し、エンジン11に備えてあるスタータ29へエンジン始動のための指令信号を出力するように設定してある。
【0030】
上述したコントローラ23は、騒音抑制手段としての制御機能を有している他、ここでは説明を省略するが、馬力制御やスピードセンシング制御などの制御機能を備えてある。
【0031】
また、指令装置19としての例えば、燃料レバーは、目標とするエンジンの回転数を設定するもので、このレバーが動作されると、後述する騒音抑制手段としての処理が行われていたとしても、この処理をOFFにするようにしてある。すなわち、燃料レバーが動かされた時に限っては、燃料レバーからの指令した信号を優先させ、従来技術と同様に、運転者などが手動操作することにより操作量に対応した信号をコントローラ23に出力するように設定してある。
【0032】
次に、コントローラ23による処理手順を、図2及び図3に示されたフローチャートを参照しながら説明する。
【0033】
まず、初めに、エンジン始動前の処理手順について図2を用いて説明する。
【0034】
(ステップ1)油圧ショベルで作業する場合には、始動スイッチ21をONにしてバッテリ22からマイクロフォン20及びコントローラ23に電気を導く。
【0035】
(ステップ2)マイクロフォン20により周囲騒音レベルYを測定し、この周囲騒音レベルYを入力信号としてコントローラ23の入力部24に送る。
【0036】
(ステップ3)入力部24に入力された周囲騒音レベルYは、コントローラ23の比較部25において、記憶部25より読み出された掘削作業可能な最低エンジン回転数Nminに対応する騒音レベルX(以下騒音レベルXとする)と比較される。その後、コントローラ23の判定部27により、騒音レベルXに対して周囲騒音レベルYが騒音レベルX以下か否かを判定する。ここで、掘削作業可能な最低エンジン回転数とは、アイドル回転数よりは回転数の高い、例えば、1500rpm程度を示す。
【0037】
(ステップ4〜6)判定部27において、周囲騒音レベルYが騒音レベルX以下と判定されると、予め設定してある掘削作業可能な最低エンジン回転数Nminを作業時の最高エンジン回転数として設定し、記憶部25に記憶する。
【0038】
(ステップ7〜9)一方、判定部27において、周囲騒音レベルYが騒音レベルXよりも高いと判定されると、周囲騒音レベルYに対応させて予め設定してある最高エンジン回転数Nmaxを、作業時の最高エンジン回転数として設定し、記憶部25に記憶する。つまり、作業時のエンジン回転数を、最低エンジン回転数Nminより高く最高エンジン回転数Nmax以下の範囲となるように設定する。
【0039】
これらの手順を経てエンジン1が始動される。
【0040】
次に、図3に示したフローチャートを参照しながら、エンジン始動後の処理手順について説明する。
【0041】
(ステップ10)油圧ショベルのブームシリンダ8,アームシリンダ9及びバケットシリンダ10を作動させ、ブーム5,アーム6及びバケット7を動かして作業する際に、エンジン1やポンプ(図示せず)などの騒音を含む全騒音レベルAをマイクロフォン20により測定し、この全騒音レベルAをコントローラ23の入力部24に入力する。
【0042】
(ステップ11)コントローラ23の判定部27において、エンジン始動前に測定した周囲騒音レベルYに対して、全騒音レベルAが高いか否かを判定する。
【0043】
(ステップ12,13)例えば、図4のIの領域の点αに示すように、早朝や深夜における市街地などで油圧ショベルの全騒音レベルAが周囲騒音レベルYより高くなる場合(油圧ショベルから出る騒音レベルよりも周囲の騒音レベルが低い場合)には、比較部26により騒音レベルの比較処理を行い、判定部27において全騒音レベルAが周囲騒音レベルYより高いと判定する。そして、出力部28により、ガバナレバー13を下限ストッパ14Aに当接する方向に回動させる制御信号を、作業可能な最低エンジン回転数を指令する信号としてステッピングモータ16,ガバナ12を介してエンジン11に出力する。これにより、図4の直線上の点αを騒音レベル及びエンジン回転数を下げる方向に、すなわち、点α´に移動させる。よって、エンジン回転数は、掘削作業可能な最低エンジン回転数Nminに設定され、この最低エンジン回転数Nminに対応する最低全騒音レベルAmin(騒音レベルX)で作業を行う。
【0044】
(ステップ14,15)一方、例えば、図4のIの領域の点βに示すように、昼間の線路脇や高速道路周辺などで(ステップ12,13)とは逆に周囲騒音レベルYが油圧ショベルの全騒音レベルAより高くなる場合には、比較部26により騒音レベルの比較処理を行い、判定部27において周囲騒音レベルYが全騒音レベルAより高いと判定する。そして、出力部28により、ガバナレバー13を上限ストッパ14Bに当接する方向に回動させる制御信号を、掘削作業可能な最低エンジン回転数より高い任意エンジン回転数を指令する信号としてステッピングモータ16,ガバナ12を介してエンジン11に出力する。これにより、例えば、図4上の点βを騒音レベル及びエンジン回転数を上げる方向に、すなわち、点β´方向へ移動させる。よって、記憶部25に記憶された最高エンジン回転数Nmax以下の任意エンジン回転数Nで作業が行われ、この任意エンジン回転数Nに対応する任意の全騒音レベルAで作業を行う。
【0045】
(ステップ16)その後、記憶部25にタイマ機能を働かせるため予め設定された時間tが経過したか否かを判定部27により判定する。時間tが経過していれば、ステップ10に戻って、マイクロフォン20により全騒音レベルAaを新たに測定し、上述の処理を繰り返す。
【0046】
(ステップ17)上述したステップ13,ステップ15のそれぞれの全騒音レベルAに基づいて、継続して掘削作業を行う。その後、ステップ16に戻って、時間tが経過したか否かを判定部27により判定する。
【0047】
始動スイッチ21がOFFされると上述した騒音抑制手段23による処理が終了する。
【0048】
このように構成した一実施形態によれば、マイクロフォン20で検出した周囲騒音レベルYに基づく信号を入力し、この信号から周囲騒音レベルYに近づくように予め周囲騒音レベルYと対応させて設定した目標エンジン回転数をコントローラ23に出力するように騒音抑制手段を構成したので、例えば、深夜及び早朝などの住宅地の密集した場所で作業を行う時に、周囲の騒音レベルを考慮して周囲の騒音レベルに近づけるようにエンジン回転数を制御でき、従来に比べて騒音レベルを抑えることができる。これに伴って、騒音レベルが周囲に与える影響を緩和することができ、騒音低減のための規制に適用させることができる。
【0049】
また、制御手段は指令装置からの信号もしくは騒音抑制手段により処理した信号のどちらかで制御する構成としたので、周囲の騒音レベルを気にする必要のない時には、任意のエンジン回転数を選択して作業を行うことが可能となって、使用性を向上することができ、効率の良い作業を行うことができる。
【0050】
全騒音レベルAを、エンジン始動後に定期的に検出し、新たに検出した全騒音レベルAaを基にして新たなエンジン回転数を設定するようにしたので、周囲の騒音レベルの変化に応じてエンジン回転数を制御することができ、これに伴って、従来に比べて作業現場の周囲環境への影響を最小限に留めることができる。
【0051】
なお、上述した実施形態では、マイクロフォン20を油圧ショベル1の本体3の運転室上部に位置する屋根に備えるものについて説明したが、本発明は、これに限定されず、掘削や旋回等の作業の支障とならない、例えば、油圧ショベル1の作業機4のバケット7を最大延出部に位置させ旋回体2bを旋回した場合にバケット7が当接しない位置、つまり、最大旋回範囲外で、かつ、本体3の近傍で周囲騒音レベルYと全騒音レベルAとが検出可能な場所に配置し、マイクロフォン20により検出した騒音レベルを騒音抑制手段23へ無線により出力し、騒音抑制手段23からの指令信号を無線により入力する構成にしても同様な作用効果を有する。
【0052】
なお、上述した実施形態では、ガバナ12を機械的に制御するものについて説明したが、本発明は、これに限定されず、電子ガバナを用いてエンジンを制御するものに適用しても同様な作用効果を有する。
【0053】
また、上述した実施形態では、油圧ショベル1を例に挙げて説明したが、本発明は、これに限定されず、クレーンなどの他の建設機械に適用しても同様の作用効果を有する。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、騒音検出手段で検出した騒音レベルに基づく信号を入力し、この信号から騒音レベルに近づくように予め騒音レベルと対応させて設定した目標エンジン回転数を制御手段に出力するようにしたので、周囲の騒音レベルを考慮して周囲の騒音レベルに近づけるようにエンジン回転数を制御でき、従来に比べて騒音レベルを抑えることができる。これに伴って、騒音レベルが周囲に与える影響を緩和することができる。また、制御手段は指令装置からの信号もしくは騒音抑制手段により処理した信号のどちらかで制御するようにしたので、周囲の騒音レベルを気にする必要のない時には、騒音抑制手段による処理を行わず、手動操作によって指令装置からエンジン回転数を設定することができ、周囲環境の状況に応じたエンジン回転数の設定を行うことが可能となって、効率の良い作業を行うことができる。
【0055】
また、特に請求項3記載の発明によれば、エンジン始動前に周囲騒音レベルを検出し、もしくは、エンジン始動後に全騒音レベルを検出する騒音検出手段を備え、騒音抑制手段の判定部によって、全騒音レベルが周囲騒音レベルより大きいと判定された時には、記憶部に記憶された設定値の中の作業可能な最低エンジン回転数としての作業可能な最低エンジン回転数を制御手段に出力するようにしたので、周囲の騒音レベルに応じて周囲の騒音レベルに近づけるようにエンジン回転数を制御でき、従来に比べて作業現場の周囲環境への影響を最小限に留めることができる。
【0056】
また、特に請求項4記載の発明によれば、前記全騒音レベルを、エンジン始動後に定期的に検出し、この検出した騒音レベルを基にして新たなエンジン回転数を設定するようにしたので、周囲の騒音レベルの変化に応じてエンジン回転数を制御することができ、これに伴って、従来に比べて作業現場の周囲環境への影響を最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械における騒音抑制装置を示す全体構成図である。
【図2】本発明の最高エンジン回転数の設定処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態による騒音抑制装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】エンジン回転数と騒音レベルとの関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 油圧ショベル
2a 走行体
2b 旋回体
3 本体
4 作業機
5 ブーム
6 アーム
7 バケット
8 ブームシリンダ
9 アームシリンダ
10 バケットシリンダ
11 エンジン
12 ガバナ
13 ガバナレバー
14A 下限ストッパ
14B 上限ストッパ
15 ばね
16 ステッピングモータ
16A 回動レバー
17 リンク
18 回転数センサ
19 指令装置
20 マイクロフォン(騒音検出手段)
21 始動スイッチ
22 バッテリ
23 コントローラ(騒音抑制手段)
24 入力部
25 記憶部
26 比較部
27 判定部
28 出力部
29 スタータ
30 制御手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a noise suppression device provided in a construction machine such as a hydraulic shovel or a crane, for example, and more particularly to a noise suppression device for a construction machine suitable for controlling the number of revolutions of an engine to suppress noise.
[0002]
[Prior art]
This type of prior art will be described using a hydraulic excavator as an example.
[0003]
The engine mounted on the hydraulic shovel as a prime mover is configured to be controlled by a controller as control means based on a command signal of a target engine speed from a command device. The command device is configured by, for example, a fuel lever, a dial, or an up / down switch, and sets a target engine speed. A signal corresponding to an operation amount is manually controlled by a driver or the like to a controller. Output. In addition, a rotation speed detection unit for detecting the rotation speed of the engine is provided, and a signal from the rotation speed detection unit is output to the controller. The controller includes a storage unit, and stores in advance a specific rotation speed range in which the noise level increases as the vibration level or the like increases in a peak manner.
[0004]
With such a configuration, the controller reads the engine speed and determines whether or not the engine speed is within the specific speed range while determining whether or not the engine speed is within the specific speed range. The controller outputs a drive signal set in advance by the controller. Then, the number of revolutions of the engine is changed (increased or decelerated) by, for example, about 10 rpm. (For example, see Patent Document 1)
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-9-32596 (page 4-5, FIG. 1)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Since the construction machine configured as described above, for example, a hydraulic shovel, is always used at a high engine speed for work such as excavation, the noise generated by the operation of the engine is the largest noise in the main body. Source. For this reason, there is a problem that the noise of the engine affects the surroundings particularly when used in a densely populated urban area such as a residential area or a shopping street.
[0007]
In recent years, regulations for noise reduction have become stricter, and it is important to reduce engine noise.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described state of the art, and an object of the present invention is to provide a noise suppression device for a construction machine in which the noise given to the surrounding environment by the construction machine is reduced as much as possible.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an invention according to
[0010]
In the invention according to
[0011]
In the invention according to claim 2 of the present application, in the invention according to
[0012]
The invention according to claim 3 of the present application is the invention according to claim 2, wherein a signal based on the ambient noise level detected before starting the engine is output, or the signal based on the total noise level detected after starting the engine is output. A storage unit for storing a preset value for limiting a maximum engine speed to a target engine speed corresponding to the ambient noise level, comprising: A comparing unit that compares the ambient noise level with the total noise level, and a determining unit that determines whether the total noise level is higher than the ambient noise level among the noise levels compared by the comparing unit. When the determination unit determines that the total noise level is high, the workable minimum engine rotation speed set higher than the idle rotation speed in the storage unit is sent to the control unit. It is then configured to include an output section for force.
[0013]
According to the third aspect of the present invention, the ambient noise level is detected before the engine is started, and the maximum engine speed is set based on the ambient noise level so as to be close to the ambient noise level. Since the number of revolutions can be controlled, the work can be performed at an engine revolution number in which the total noise level is suppressed, such as at midnight or early morning.
[0014]
Also, in the invention according to claim 4 of the present application, in the invention according to claim 3, the noise suppression means has a timer function, and the noise detection means detects the total noise level at predetermined time intervals. The target engine speed newly set based on the detected noise level is output to the control means.
[0015]
According to the fourth aspect of the present invention, since the total noise level is detected periodically, even when the ambient noise level changes, the engine speed control corresponding to the surrounding environment is performed. be able to.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a noise suppression device for a construction machine according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0017]
FIG. 1 is an overall configuration diagram illustrating a noise suppression device in a construction machine according to the present invention, and FIG. 2 is a flowchart illustrating a setting process procedure of a maximum engine speed according to the present invention. FIG. 3 is a flowchart illustrating a processing procedure of the noise suppression device according to the embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a characteristic diagram illustrating a relationship between an engine speed and a noise level.
[0018]
Generally, construction machines such as hydraulic excavators and cranes are equipped with a diesel engine as an engine, and the diesel engine drives a hydraulic pump or the like serving as a hydraulic pressure source.
[0019]
In FIG. 1,
[0020]
The work implement 4 is provided with a boom 5 provided on the revolving unit 2b so as to be able to move up and down, an arm 6 provided rotatably at the tip of the boom 5, and a pivotally provided at the tip of the arm 6. And a boom cylinder 8 for raising and lowering the boom 5, an arm cylinder 9 for rotating the arm 6, and a
[0021]
Reference numeral 11 denotes an engine such as a diesel engine, and
[0022]
Reference numeral 16 denotes an electric motor for rotating the governor lever 13 of the
[0023]
In this embodiment, the
[0024]
Reference numeral 18 denotes a rotation speed sensor that detects an engine rotation speed and outputs a detection signal, and causes a
[0025]
The above configuration is the same as the conventional technology. Next, the main part of the present invention will be described.
[0026]
In one embodiment of the present invention, as shown in FIG. 1, a high-
[0027]
(Equation 1)
The
[0028]
[0029]
The input unit 24 includes a signal based on each of the ambient noise level Y and the total noise level A detected by the
[0030]
The
[0031]
Further, for example, the fuel lever as the
[0032]
Next, a processing procedure by the
[0033]
First, a processing procedure before starting the engine will be described with reference to FIG.
[0034]
(Step 1) When working with a hydraulic excavator, the
[0035]
(Step 2) The ambient noise level Y is measured by the
[0036]
(Step 3) The ambient noise level Y input to the input unit 24 is converted into a noise level X (hereinafter referred to as a noise level X) corresponding to the minimum engine speed Nmin at which excavation work is possible, which is read from the
[0037]
(Steps 4 to 6) When the determination unit 27 determines that the ambient noise level Y is equal to or lower than the noise level X, the preset minimum engine speed Nmin at which excavation work can be performed is set as the maximum engine speed during work. Then, it is stored in the
[0038]
(Steps 7 to 9) On the other hand, when the determination unit 27 determines that the ambient noise level Y is higher than the noise level X, the maximum engine speed Nmax set in advance corresponding to the ambient noise level Y is determined by: It is set as the maximum engine speed during work and stored in the
[0039]
The
[0040]
Next, a processing procedure after the engine is started will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
[0041]
(Step 10) When the boom cylinder 8, the arm cylinder 9, and the
[0042]
(Step 11) The determination unit 27 of the
[0043]
(Steps 12 and 13) For example, when the total noise level A of the excavator becomes higher than the ambient noise level Y in an urban area at an early morning or midnight as shown by a point α in the area I in FIG. If the ambient noise level is lower than the noise level), the comparing unit 26 performs a noise level comparison process, and the determining unit 27 determines that the total noise level A is higher than the ambient noise level Y. Then, the output unit 28 outputs a control signal for rotating the governor lever 13 in a direction of contacting the
[0044]
(Steps 14 and 15) On the other hand, for example, as shown by a point β in the area I in FIG. When the noise level is higher than the total noise level A of the shovel, the comparing unit 26 performs a noise level comparison process, and the determining unit 27 determines that the ambient noise level Y is higher than the total noise level A. The output unit 28 uses the control signal for rotating the governor lever 13 in the direction in which the governor lever 13 contacts the
[0045]
(Step 16) Thereafter, the determination unit 27 determines whether or not a preset time t has elapsed in order to activate the timer function in the
[0046]
(Step 17) Excavation work is continuously performed based on the total noise level A of each of
[0047]
When the
[0048]
According to the embodiment configured as described above, a signal based on the ambient noise level Y detected by the
[0049]
In addition, the control means is configured to control with either the signal from the command device or the signal processed by the noise suppression means, so when there is no need to worry about the surrounding noise level, select an arbitrary engine speed. Work can be performed, the usability can be improved, and efficient work can be performed.
[0050]
The total noise level A is periodically detected after the start of the engine, and a new engine speed is set based on the newly detected total noise level Aa. The number of rotations can be controlled, and accordingly, the influence on the surrounding environment of the work site can be minimized as compared with the related art.
[0051]
In the above-described embodiment, the
[0052]
In the above-described embodiment, an example in which the
[0053]
In the above-described embodiment, the
[0054]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a signal based on the noise level detected by the noise detection means is input, and a target engine speed previously set in correspondence with the noise level from this signal so as to approach the noise level is obtained. Since the output is made to the control means, the engine speed can be controlled so as to approach the ambient noise level in consideration of the ambient noise level, and the noise level can be suppressed as compared with the conventional case. Accordingly, the influence of the noise level on the surroundings can be reduced. In addition, since the control means controls with either the signal from the command device or the signal processed by the noise suppression means, when there is no need to care about the surrounding noise level, the processing by the noise suppression means is not performed. The engine speed can be set from the command device by manual operation, and the engine speed can be set according to the situation of the surrounding environment, so that efficient work can be performed.
[0055]
According to the third aspect of the present invention, there is provided a noise detecting means for detecting an ambient noise level before starting the engine or detecting a total noise level after starting the engine. When it is determined that the noise level is higher than the ambient noise level, the minimum operable engine speed as the minimum operable engine speed among the set values stored in the storage unit is output to the control unit. Therefore, the engine speed can be controlled so as to approach the ambient noise level according to the ambient noise level, and the influence on the surrounding environment at the work site can be minimized as compared with the related art.
[0056]
According to the invention, the total noise level is periodically detected after the engine is started, and a new engine speed is set based on the detected noise level. The engine speed can be controlled according to the change in the surrounding noise level, and accordingly, the influence on the surrounding environment of the work site can be minimized as compared with the related art.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram illustrating a noise suppression device in a construction machine according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a procedure for setting a maximum engine speed according to the present invention.
FIG. 3 is a flowchart illustrating a processing procedure of the noise suppression device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a characteristic diagram showing a relationship between an engine speed and a noise level.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
21
24
Claims (4)
前記本体もしくは前記本体近傍に騒音検出手段を設け、この騒音検出手段で検出した前記本体の周囲の騒音レベルに基づく信号を入力し、この信号から前記騒音レベルに近づくように予め騒音レベルと対応させて設定した目標エンジン回転数を前記制御手段に出力する騒音抑制手段を備え、前記制御手段は前記指令装置からの信号もしくは前記騒音抑制手段からの目標エンジン回転数に基づいた信号のどちらかで制御する構成としたことを特徴とする建設機械における騒音抑制装置。Noise suppression in a construction machine comprising an engine provided in a main body, a command device for commanding a target engine speed of the engine, and control means for controlling the engine speed based on a signal output from the command device In the device,
A noise detecting means is provided in the main body or in the vicinity of the main body, a signal based on a noise level around the main body detected by the noise detecting means is inputted, and a noise level is made to correspond to the noise level in advance so as to approach the noise level from this signal. Noise suppression means for outputting the set target engine speed to the control means, wherein the control means controls either the signal from the command device or the signal based on the target engine speed from the noise suppression means. A noise suppression device for a construction machine, wherein
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EP1908946A2 (en) * | 2006-10-03 | 2008-04-09 | Deere & Company | A system for reducing noise associated with an internal combustion engine and a method for reducing noise associated with an internal combustion engine |
JP2010133149A (en) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Noise control apparatus for construction machine |
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2003
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