JP2004300980A

JP2004300980A - Exhaust system of engine

Info

Publication number: JP2004300980A
Application number: JP2003093217A
Authority: JP
Inventors: Teruyuki Ito; 輝之伊東
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2003-03-31
Filing date: 2003-03-31
Publication date: 2004-10-28

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve durability and reliability of an exhaust manifold 24 by effectively radiating heat at the periphery of a sensor mounting boss for cooling. <P>SOLUTION: In the exhaust system of an engine, an air intake port 42 for taking in traveling wind inside an exhaust cover 26, and a guide chamber 44 for guiding the flow of traveling wind from the air intake port 42 to the sensor mounting boss are formed at the exhaust cover 26 for covering the exhaust manifold 24, where the sensor mounting boss is mounted. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エキゾーストマニホールド等の排気管を覆う排気カバーの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】
特許文献１には、エキゾーストマニホールド等の排気管に接続する触媒ケースを覆うカバーに導風部を設け、この導風部からカバー内に走行風を導入することにより、カバー内の温度を低下させる技術が開示されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−１３８８１２号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような排気管には、一般的に、触媒用の酸素センサ等のセンサを固定・支持するためのセンサ取付ボスが設けられる。このようなセンサ取付ボスは、一般的に、一部が排気管の壁を貫通して排気通路内に突出した状態で、排気管に溶接・固定される。従って、排気管の中でも、センサ取付ボスの近傍が局所的に高温となり易く、強度・剛性的にも弱いので、排気管の耐久性を低下させる大きな要因となっていた。
【０００５】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、センサ取付ボスの周囲を効果的に放熱・冷却し、排気管の耐久性・信頼性を向上する新規なエンジンの排気装置及びその排気カバーを提供することを主たる目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
センサ取付ボスが取り付けられた排気管と、この排気管を覆う排気カバーと、を備える。この排気カバーに、カバー内部に走行風を取り入れる空気取入口と、この空気取入口から上記センサ取付ボスへ向かう走行風の流れをガイドするガイドチャンバと、を形成する。
【０００７】
【発明の効果】
空気取入口からカバー内部に取り入れられた走行風は、ガイドチャンバによりガイドされてセンサ取付ボスへ適切に向かうこととなる。従って、センサ取付ボスを適切に放熱・冷却し、排気管の耐久性・信頼性を向上することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】
図１０及び図１１は、本発明に係るエンジン１０及びその排気装置を搭載した車両のエンジンルーム１２の内部を簡略的に示している。
【００１０】
車両前方側Ｆｒに設けられたエンジンルーム１２内には、いわゆるＦＲ型（フロントエンジン・後輪駆動）のエンジン１０が縦置き姿勢で搭載されているとともに、このエンジン１０よりも車両前方側Ｆｒに、ラジエータ１６、エンジンシュラウド１８、エンジンファン２０及びベルト２２等が設けられている。車両前面側には、エンジンルーム１２内に走行風Ｗを取り入れるためのグリル１４が設けられている。そして、エンジン１０の排気側の側壁には、排気管としてのエキゾーストマニホールド２４（図４〜７及び図９，図１０参照）が取り付けられ、このエキゾーストマニホールド２４を覆うように、排気カバー２６が取り付けられている。エキゾーストマニホールド２４には酸素センサとしてのＡ／Ｆセンサ２８が取り付けられるとともに、レベルゲージ３０が取り付けられている。排気カバー２６には、Ａ／Ｆセンサ２８との干渉を回避するセンサ取付用孔３２が形成されている。なお、図１０，１１ではセンサ取付用孔３２が円形に描かれているが、図１に示すような半円弧状の形状であってもよい。排気カバー２６には、エキゾーストマニホールド２４の下流側に接続する触媒コンバータ（図示省略）を覆う触媒カバー３４が取り付けられている。なお、簡素化のため、インテークマニホールド等の構成を図示省略している。
【００１１】
図９を参照して、エキゾーストマニホールド２４には、上記のＡ／Ｆセンサ２８が貫通・固定されるセンサ取付ボス３６が取り付けられている。センサ取付ボス３６は、エキゾーストマニホールド２４と別体のほぼ円筒状をなし、例えばエキゾーストマニホールド２４の壁面に形成されたボス取付孔３８を貫通した姿勢で、このボス取付孔３８の周縁に溶接により固着されている。Ａ／Ｆセンサ２８は、センサ取付ボス３６に形成されるセンサ取付孔４０に螺合しつつ貫通し、排気通路の長手方向に直交する姿勢で、エキゾーストマニホールド２４内の排気通路に突出している。このように、Ａ／Ｆセンサ２８及びセンサ取付ボス３６の一部が高温な排気通路内に突出・さらされているため、熱的に厳しい環境にあり、放熱・冷却の必要性が高い。また、エキゾーストマニホールド２４内の排気通路の中でも、センサ取付ボス３６が突出する部分の近傍は、Ａ／Ｆセンサ２８へのガス当たりを平均化するために徐々に縮径された構造となっており、この点でも熱的に厳しい環境にあり、放熱・冷却の必要性が高い。本実施例は、このようなセンサ取付ボス３６の近傍へ向けて積極的に走行風を送り込むことにより、センサ取付ボス３６近傍を効果的に放熱・冷却し、ひいてはエキゾーストマニホールド２４の耐久性・信頼性を向上するものである。
【００１２】
図１〜８は本実施例の要部をなす排気カバー２６を単体で示しており、図１〜３はそれぞれ図１０，１１の矢印Ｆ〜Ｈに対応する側面図、正面図及び上面図であり、図４〜８はそれぞれ図１，２のＡ−Ａ〜Ｅ−Ｅ線に沿う断面図である。排気カバー２６は、アルミニウム合金等の薄板状の金属材により一体的に折曲形成されており、エンジン１０の排気側の側壁と共同してエキゾーストマニホールド２４を覆い囲っている。この排気カバー２６には、カバー内部に走行風Ｗを取り入れる空気取入口４２と、この空気取入口４２からセンサ取付ボス３６へ向かう走行風Ｗ１（図１１参照）の空気流れをガイドするガイドチャンバ４４と、が形成されている。
【００１３】
ガイドチャンバ４４は、排気カバー２６の内表面と、その内側に収容配置されているエキゾーストマニホールド２４の外表面と、の間に画成される空間であり、他の部分に比して相対的に大きな空間となっている。排気カバー２６には、エキゾーストマニホールド２４の外表面とともにガイドチャンバ４４を画成するチャンバ壁４６が形成されており、このチャンバ壁４６は、排気カバー２６の他の壁面に対してエキゾーストマニホールド２４から離間する方向へ部分的に膨んでいる（張り出している）。
【００１４】
チャンバ壁４６は、車両上方側に面するチャンバ上側壁４７と、車両下方側に面するチャンバ下側壁４８（チャンバ部分壁）と、を有しており、ほぼ平坦な面をなすチャンバ下側壁４８に、上記の空気取入口４２が形成されている。空気取入口４２は、カバー内部へ取り込んだ走行風が斜め下方のセンサ取付ボス３６へ向けて良好に流れるように、センサ取付ボス３６に対し、走行風の上流側であって、かつ、エンジン・車両の前方・上方側に配設されている。この空気取入口４２からセンサ取付ボス３６側（Ａ／Ｆセンサ２８及びセンサ取付用孔３２側）へ向かう内部走行風Ｗ１の進行方向に沿って、ガイドチャンバ４４の通路横断方向のほぼ三角形状の断面積が徐々に縮小するように、ガイドチャンバ４４の空間形状が設定されている。すなわち、ガイドチャンバ４４は、特にセンサ取付ボス３６近傍の下流側で、センサ取付ボス３６へ向けて縮小する三角形状の範囲、すなわち図１や図２の波線５２で挟まれた領域に対応して形成されている。
【００１５】
排気カバー２６には、センサ取付ボス３６に対応する位置に、Ａ／Ｆセンサ２８が通り抜けるセンサ取付用孔３２が形成されている。従って、空気取入口４２より排気カバー２６の内部に導入された走行風は、センサ取付ボス３６の近傍のセンサ取付用孔３２を通してカバー外部へ流れ易くなっている。
【００１６】
図３にも示すように、空気取入口４２は、車両搭載状態で鉛直上方から目視できない位置に配置されている。すなわち、空気取入口４２の鉛直上方にはチャンバ上側壁４７が存在し、このチャンバ上側壁４７の裏側に空気取入口４２が位置することとなる。従って、上方からの落下物やオイル等の可燃物が空気取入口４２から誤って排気カバー２６の内部に直接的に入ることがなく、空気取入口４２によりカバー本来の保護機能が損なわれることはない。
【００１７】
図１１に示すように、ガイドチャンバ４４の内部を通過する内部走行風Ｗ１の流れ方向は、このガイドチャンバ４４の周囲・外側のエンジンルーム１２内を流れる外部走行風Ｗ２の流れ方向とほぼ一致し、この外部走行風Ｗ２に沿って流れるように、ガイドチャンバ４４や空気取入口４２の形状・位置等が設定されている。従って、エンジンルーム１２内を流れる走行風を効率的にガイドチャンバ４４内に取り込むことができ、センサ取付ボス３６周辺の放熱性が更に向上する。
【００１８】
空気取入口４２が形成されるチャンバ下側壁４８は、少なくとも走行風の流れ方向に対して直交しておらず、走行風の流れに直交する面に対して所定の角度をもって傾斜している。従って、空気取入口４２は、車両前後方向（図１の紙面に沿う方向）に沿って流れる走行風に対して傾斜しており、図１に示すようにエンジン・車両の側方から見て開口しているために、この空気取入口４２を通してガイドチャンバ４４内に乱流等を生じることなくスムースに走行風を取り込むことができる。そして、チャンバ下側壁４８の周縁には折曲部５４が形成されているが、この折曲部５４での剥離が少なく、取入空気を十分確保しつつ、折曲部５４を設けることによって強度の向上を図ることができる。仮に流れの直交面（図１の紙面に直交する面）に沿って空気取入口が形成されていると、空気取入口の周縁や折曲部で乱流や剥離等を生じ易くなってしまう。更に、このようにエンジン・車両の側方から見て開口して平坦なチャンバ下側壁４８に空気取入口４２をプレス加工により容易に成形することができる。
【００１９】
更にいえば、空気取入口４２は、図２に示すように、エンジン・車両の前方から見ても開いており、走行風の流れ方向（車両前後方向）に沿う面に対しても傾斜している。従って、車両走行風を有効に取り込むことができる。
【００２０】
以上のように本発明を具体的な実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、横置きエンジンに本発明を適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係るエンジンの排気カバーを単体で示す図１０の矢視Ｆに対応する側面図。
【図２】上記排気カバーを単体で示す図１０の矢視Ｇに対応する正面図。
【図３】上記排気カバーを単体で示す図１１の矢視Ｈに対応する上面図。
【図４】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図５】図１のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図６】図１のＣ−Ｃ線に沿う断面図。
【図７】図１のＤ−Ｄ線に沿う断面図。
【図８】図２のＥ−Ｅ線に沿う断面図。
【図９】Ａ／Ｆセンサ，センサ取付ボス及びエキゾーストマニホールドの断面図。
【図１０】エンジンルーム内を簡略的に示す上面図。
【図１１】同じくエンジンルーム内を簡略的に示す側面図。
【符号の説明】
１０…エンジン
１２…エンジンルーム
２４…エキゾーストマニホールド（排気管）
２６…排気カバー
２８…Ａ／Ｆセンサ
３６…センサ取付ボス
４２…空気取入口
４４…ガイドチャンバ
４６…チャンバ壁
４８…チャンバ下側壁（チャンバ部分壁）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in an exhaust cover that covers an exhaust pipe such as an exhaust manifold.
[0002]
[Prior art]
In Patent Literature 1, an air guide is provided on a cover that covers a catalyst case connected to an exhaust pipe such as an exhaust manifold, and running air is introduced into the cover from the air guide to lower the temperature inside the cover. The technology is disclosed.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2002-138812 A
[Problems to be solved by the invention]
Generally, the exhaust pipe as described above is provided with a sensor mounting boss for fixing and supporting a sensor such as an oxygen sensor for a catalyst. Generally, such a sensor mounting boss is welded and fixed to the exhaust pipe in a state where a part thereof penetrates the wall of the exhaust pipe and projects into the exhaust passage. Therefore, even in the exhaust pipe, the temperature near the sensor mounting boss is likely to be locally high and the strength and rigidity are weak, which has been a major factor in lowering the durability of the exhaust pipe.
[0005]
The present invention has been made in view of such a problem, and a novel engine exhaust device that effectively radiates and cools the periphery of a sensor mounting boss and improves the durability and reliability of an exhaust pipe, and a device thereof. Its main purpose is to provide exhaust covers.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An exhaust pipe to which a sensor mounting boss is attached, and an exhaust cover that covers the exhaust pipe are provided. The exhaust cover has an air intake for taking traveling wind into the cover, and a guide chamber for guiding the flow of traveling wind from the air intake to the sensor mounting boss.
[0007]
【The invention's effect】
The traveling wind introduced into the inside of the cover from the air intake is guided by the guide chamber and appropriately directed to the sensor mounting boss. Therefore, the sensor mounting boss can be appropriately radiated and cooled, and the durability and reliability of the exhaust pipe can be improved.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0009]
10 and 11 schematically show the inside of an engine room 12 of a vehicle equipped with the engine 10 and the exhaust device according to the present invention.
[0010]
In an engine room 12 provided on the vehicle front side Fr, a so-called FR type (front engine / rear wheel drive) engine 10 is mounted in a vertically installed posture, and the engine 10 is mounted on the vehicle front side Fr with respect to the engine 10. , A radiator 16, an engine shroud 18, an engine fan 20, a belt 22, and the like. On the front side of the vehicle, a grill 14 for taking in the traveling wind W into the engine room 12 is provided. An exhaust manifold 24 (see FIGS. 4 to 7 and FIGS. 9 and 10) as an exhaust pipe is attached to a side wall on the exhaust side of the engine 10, and an exhaust cover 26 is attached so as to cover the exhaust manifold 24. Have been. An A / F sensor 28 as an oxygen sensor is attached to the exhaust manifold 24, and a level gauge 30 is attached to the exhaust manifold 24. The exhaust cover 26 is provided with a sensor mounting hole 32 for avoiding interference with the A / F sensor 28. In FIGS. 10 and 11, the sensor mounting hole 32 is drawn in a circular shape, but may have a semicircular arc shape as shown in FIG. A catalyst cover 34 that covers a catalytic converter (not shown) connected downstream of the exhaust manifold 24 is attached to the exhaust cover 26. Note that, for simplicity, the configuration of the intake manifold and the like is not shown.
[0011]
Referring to FIG. 9, a sensor mounting boss 36 to which the above-mentioned A / F sensor 28 penetrates and is fixed is attached to the exhaust manifold 24. The sensor mounting boss 36 has a substantially cylindrical shape separate from the exhaust manifold 24, and is fixed to the periphery of the boss mounting hole 38 by welding, for example, in a posture penetrating a boss mounting hole 38 formed in the wall surface of the exhaust manifold 24. Have been. The A / F sensor 28 penetrates while screwing into a sensor mounting hole 40 formed in the sensor mounting boss 36, and protrudes into the exhaust passage in the exhaust manifold 24 in a posture orthogonal to the longitudinal direction of the exhaust passage. As described above, since a part of the A / F sensor 28 and the sensor mounting boss 36 protrudes and is exposed in the high-temperature exhaust passage, it is in a thermally severe environment, and the need for heat radiation and cooling is high. Also, in the exhaust passage in the exhaust manifold 24, the vicinity of the portion where the sensor mounting boss 36 protrudes has a structure in which the diameter is gradually reduced in order to average the gas contact with the A / F sensor 28. Also in this respect, the environment is thermally severe, and the need for heat radiation and cooling is high. In the present embodiment, the traveling wind is actively sent toward the vicinity of the sensor mounting boss 36, thereby effectively radiating and cooling the vicinity of the sensor mounting boss 36, and thus the durability and reliability of the exhaust manifold 24. It improves the performance.
[0012]
1 to 8 show an exhaust cover 26 as a main part of the present embodiment by itself, and FIGS. 1 to 3 are side, front and top views respectively corresponding to arrows F to H in FIGS. FIGS. 4 to 8 are sectional views taken along lines AA to EE in FIGS. The exhaust cover 26 is integrally bent from a thin metal material such as an aluminum alloy, and surrounds the exhaust manifold 24 in cooperation with the exhaust side wall of the engine 10. The exhaust cover 26 has an air intake 42 for taking the traveling wind W into the cover, and a guide chamber 44 for guiding the airflow of the traveling wind W1 (see FIG. 11) from the air intake 42 to the sensor mounting boss 36. And are formed.
[0013]
The guide chamber 44 is a space defined between the inner surface of the exhaust cover 26 and the outer surface of the exhaust manifold 24 housed and arranged inside the exhaust cover 26, and is relatively defined as compared with other portions. It is a large space. A chamber wall 46 is formed on the exhaust cover 26 to define a guide chamber 44 together with the outer surface of the exhaust manifold 24. The chamber wall 46 is separated from the exhaust manifold 24 with respect to the other wall surfaces of the exhaust cover 26. Partially bulging (protruding) in the direction in which it does.
[0014]
The chamber wall 46 has a chamber upper side wall 47 facing the vehicle upper side and a chamber lower side wall 48 (chamber partial wall) facing the vehicle lower side, and the chamber lower side wall 48 has a substantially flat surface. The above-mentioned air inlet 42 is formed. The air intake port 42 is located upstream of the traveling wind with respect to the sensor mounting boss 36 and the engine and the engine so that the traveling wind taken into the inside of the cover flows favorably toward the sensor mounting boss 36 obliquely downward. It is located in front of and above the vehicle. Along the traveling direction of the internal traveling wind W1 from the air intake port 42 toward the sensor mounting boss 36 (toward the A / F sensor 28 and the sensor mounting hole 32), a substantially triangular shape in the cross direction of the passage of the guide chamber 44 is formed. The space shape of the guide chamber 44 is set so that the cross-sectional area gradually decreases. In other words, the guide chamber 44 corresponds to a triangular range that is reduced toward the sensor mounting boss 36, particularly on the downstream side near the sensor mounting boss 36, that is, a region sandwiched by the wavy lines 52 in FIGS. Is formed.
[0015]
A sensor mounting hole 32 through which the A / F sensor 28 passes is formed in the exhaust cover 26 at a position corresponding to the sensor mounting boss 36. Therefore, the traveling wind introduced into the exhaust cover 26 from the air inlet 42 easily flows to the outside of the cover through the sensor mounting hole 32 near the sensor mounting boss 36.
[0016]
As shown in FIG. 3, the air intake 42 is arranged at a position where the air intake 42 cannot be seen from vertically above in a vehicle mounted state. That is, the chamber upper side wall 47 exists vertically above the air inlet 42, and the air inlet 42 is located behind the chamber upper side wall 47. Therefore, a flammable substance such as a falling object or oil from above does not accidentally enter the inside of the exhaust cover 26 from the air inlet 42 by mistake, and the original protection function of the cover is not impaired by the air inlet 42. Absent.
[0017]
As shown in FIG. 11, the flow direction of the internal running wind W1 passing through the inside of the guide chamber 44 substantially matches the flow direction of the external running wind W2 flowing in the engine room 12 around and outside the guide chamber 44. The shape and position of the guide chamber 44 and the air intake 42 are set so as to flow along the external traveling wind W2. Therefore, the traveling wind flowing in the engine room 12 can be efficiently taken into the guide chamber 44, and the heat radiation around the sensor mounting boss 36 is further improved.
[0018]
The chamber lower side wall 48 in which the air inlet 42 is formed is not perpendicular to at least the direction of the traveling wind but is inclined at a predetermined angle to a plane perpendicular to the traveling wind. Therefore, the air intake 42 is inclined with respect to the traveling wind flowing along the vehicle front-rear direction (the direction along the plane of FIG. 1), and has an opening as viewed from the side of the engine / vehicle as shown in FIG. As a result, the traveling wind can be smoothly taken in through the air inlet 42 without generating turbulence or the like in the guide chamber 44. A bent portion 54 is formed on the peripheral edge of the lower wall 48 of the chamber. However, the peeling at the bent portion 54 is small, and the strength is obtained by providing the bent portion 54 while sufficiently securing the intake air. Can be improved. If the air intake is formed along a plane perpendicular to the flow (a plane orthogonal to the plane of the paper in FIG. 1), turbulence, separation, and the like are likely to occur at the periphery and the bent portion of the air intake. Furthermore, the air inlet 42 can be easily formed by press working in the flat chamber lower side wall 48 which is open when viewed from the side of the engine / vehicle.
[0019]
Furthermore, as shown in FIG. 2, the air intake port 42 is open even when viewed from the front of the engine / vehicle, and is inclined with respect to a surface along the flow direction of the traveling wind (vehicle longitudinal direction). I have. Therefore, the vehicle traveling wind can be effectively taken in.
[0020]
As described above, the present invention has been described based on the specific embodiments. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and includes various modifications and changes without departing from the gist of the present invention. . For example, the present invention can be applied to a horizontal engine.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view corresponding to an arrow F in FIG. 10 showing an exhaust cover of an engine according to an embodiment of the present invention by itself.
FIG. 2 is a front view corresponding to an arrow G in FIG. 10 showing the exhaust cover alone.
FIG. 3 is a top view corresponding to an arrow H in FIG. 11 showing the exhaust cover alone.
FIG. 4 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 1;
FIG. 5 is a sectional view taken along the line BB of FIG. 1;
FIG. 6 is a sectional view taken along the line CC of FIG. 1;
FIG. 7 is a sectional view taken along the line DD of FIG. 1;
FIG. 8 is a sectional view taken along the line EE in FIG. 2;
FIG. 9 is a cross-sectional view of an A / F sensor, a sensor mounting boss, and an exhaust manifold.
FIG. 10 is a top view schematically showing the inside of the engine room.
FIG. 11 is a side view schematically showing the inside of the engine room.
[Explanation of symbols]
10 ... Engine 12 ... Engine room 24 ... Exhaust manifold (exhaust pipe)
26 ... exhaust cover 28 ... A / F sensor 36 ... sensor mounting boss 42 ... air intake 44 ... guide chamber 46 ... chamber wall 48 ... chamber lower side wall (chamber partial wall)

Claims

An exhaust pipe having a sensor mounting boss, and an exhaust cover that covers the exhaust pipe,
This exhaust cover has an air intake that takes in the traveling wind inside the cover,
A guide chamber for guiding a flow of traveling wind from the air intake to the sensor mounting boss.

The guide chamber is defined between an outer surface of the exhaust pipe and an inner surface of a chamber wall of the exhaust cover,
The exhaust device according to claim 1, wherein the chamber wall partially expands in a direction away from the exhaust pipe.

3. The exhaust system according to claim 1, wherein the guide chamber has a shape in which a cross-sectional area of the passage gradually decreases from the air inlet to the sensor mounting boss. 4.

The engine exhaust device according to any one of claims 1 to 3, wherein the air intake is disposed vertically above the sensor mounting boss.

The shape of the guide chamber is set so that the flow direction of the internal running wind of the guide chamber is substantially the same as the flow direction of the external running wind around the exhaust cover. Engine exhaust system.

The exhaust device for an engine according to any one of claims 1 to 5, wherein the air intake is not vertically opened when the vehicle is mounted on the vehicle.

The exhaust cover has a substantially flat chamber portion wall in which the air intake is formed, a bent portion is formed on a peripheral edge of the chamber portion wall, and the chamber portion wall is orthogonal to the flow of the traveling wind. The exhaust device for an engine according to any one of claims 1 to 6, wherein the exhaust device is inclined with respect to a surface to be formed.

The exhaust system according to any one of claims 1 to 7, wherein the sensor mounting boss penetrates a wall of the exhaust pipe substantially vertically and protrudes into an exhaust passage in the exhaust pipe.

The engine exhaust device according to any one of claims 1 to 8, wherein the engine is mounted in a vertical position in an engine room of a vehicle.

An engine exhaust cover that covers an exhaust pipe to which a sensor mounting boss is attached,
An air intake that takes in air between the exhaust pipe and the exhaust cover,
A guide chamber for guiding the flow of air from the air inlet to the sensor mounting boss.