JP2004294900A - 教育システム - Google Patents
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Abstract
【課題】受講者の現状のスキル、職種、業務ステップなどに応じて受講者に必要な教材を過不足なく提供することができる教育システムを提供する。
【解決手段】学習サーバ1は、利用者端末3からのアクセスに応じてログインすると、利用者端末3を利用している学習者の個人情報データ16を取得すると共に、学習マップデータ17を取得し、かつ、取得した個人情報データ16のうち学習項目の指定と学習マップデータ17とを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、学習者の個人情報データ16の学習項目をキーとして、その個人情報データ16の習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して利用者端末3に提示する。
【選択図】 図1
【解決手段】学習サーバ1は、利用者端末3からのアクセスに応じてログインすると、利用者端末3を利用している学習者の個人情報データ16を取得すると共に、学習マップデータ17を取得し、かつ、取得した個人情報データ16のうち学習項目の指定と学習マップデータ17とを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、学習者の個人情報データ16の学習項目をキーとして、その個人情報データ16の習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して利用者端末3に提示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用して学習者に学習を提供する教育システム、特にデータベースから学習教材を抽出して学習コースを構成する教育システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の教育システムは、ネットワークに接続された教育システムサーバと、受講者の受講ID、習熟度などを保存する受講者データベースとを備え、前記の教育システムサーバは、受講者データベースに保存された受講者データを基に受講者のレベルをチエックして受講コースを選択し、また、受講者の習熟度に応じて次のステップの受講コースを選択し、最終的には習熟度チエックによる受講終了か否かを判断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−265207号公報(第3頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、社内教育では、職種や業務ステップなどに応じて学習者に必要な学習項目が予め設定されることがあり、前述した従来の教育システムでは、このような点が考慮されておらず、受講者の現状のスキル、職種、業務ステップなどに応じて受講者に必要な教材を過不足なく提供することができないという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る教育システムは、学習サーバと、学習サーバにネットワークを介して接続される学習者の端末とで構築される教育システムにおいて、学習者の情報、各種学習項目、その学習項目に対する学習者の習得状況、及び学習者に必要な学習項目の指定が関連付けられて個人情報データとして格納された第1の記憶手段と、各種学習項目を割り当てたデータが学習マップデータとして格納された第2の記憶手段とを備え、学習サーバは、端末からのアクセスに応じてログインすると、その端末を利用している学習者の個人情報データを第1の記憶手段から取得すると共に、学習マップデータを第2の記憶手段から取得し、かつ、取得した個人情報データのうち学習項目の指定と学習マップデータとを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、その学習者の個人情報データの学習項目をキーとして、個人情報データの習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して端末に提示する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態を示す教育システムのブロック構成図である。図中に示す教育システムは、例えば、社内の教育担当部署に設置された学習サーバ1と、社員が利用している利用者端末3と、学習サーバ1と同様に教育担当部署に設置された管理者端末4と、学習サーバ1、利用者端末3及び管理者端末4がそれぞれ接続されたネットワーク2(イントラネット)とで構築されている。前述した学習サーバ1は高性能のパソコンサーバからなり、利用者端末3及び管理者端末4はパソコンからなっている。
【0007】
このシステム上の学習サーバ1は、通信部11と、学習管理部12と、個人情報管理部13と、学習知識管理部14と、教材部品管理部15とを有し、通信部11を除く各管理部12〜15は、図示していないが、例えば学習サーバ1の記憶装置上に格納されたソフトウェアプログラムによって構成されている。さらに、この学習サーバ1は、記憶装置上に格納された個人情報データ16、学習マップデータ17、知識構造データ18、教材部品データ19及び教材ひな型データ20を有している。なお、これらのデータを教育システム上のデータベースとして外部記憶装置に格納してもよい。
【0008】
前記の個人情報データ16は、例えば図2に示すように、個人ID161と、氏名162と、学習項目163と、習得状況164と、タスク情報165とで構成されている。習得状況164は、各種学習項目に対する学習者の習得状況を示す列で、図中の「○」は習得済み(テストがある場合は合格)を示し、「×」は未習得(テストがある場合は不合格)を示し、「−−−」 は未学習を示している。また、「↓」は入れ子の学習項目に準拠する旨を示しており、この学習項目の入れ子構造については後述する。タスク情報165は、学習日程と学習者に必要な学習項目の指定情報とでなっている。
【0009】
例えば、1段目の個人情報データは、個人ID161がA0001のMM(氏名162)さんが、学習項目A、学習項目Cの中の学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3を学習し、その内、学習項目Aと、学習項目Cの中の学習項目C:C1及び学習項目C:C3とが習得済みである旨を示し、学習項目Bが未学習、学習項目C:C2が未習得(不合格;学習中)である旨を示している。また、タスク情報165として4月10にT1を、4月17日にT3を実行する予定である旨を示している。学習項目C、学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3のような入れ子構造は、例えば商品知識の場合、学習項目Cが商品全体についての特長、学習項目C:C1が性能についての特長、学習項目C:C2がデザインについての特長のように学習項目を細分化することを示しており、再起的に入れ子構造を構成できる。
【0010】
なお、個人情報データ16の学習項目163と習得状況164は、予め試験や自己判断による申請、又は業務実績などに応じて管理者か学習者の何れかが入力し、また、タスク情報165は、受講者或いは上司が入力するか、グループウェアシステムのスケジュールなどの情報を自動的に入力したものである。
【0011】
前述した学習マップデータ17は、各種学習項目を割り当てたデータで、例えば図3に示すように、各種の学習項目171と複数のタスク172との関係をデータとして保持している。図中の「○」は必要な学習項目を示し、「−−−」 は不必要な学習項目、「↓」及び「↑」は入れ子構造の学習項目に準拠する旨を示している。例えば、タスクT1は学習項目Aの習得が必要であることを示し、タスクT2は学習項目A、学習項目B、学習項目C:C1の習得がそれぞれ必要であることを示し、タスクT3は学習項目A、学習項目Cの中の学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3の習得がそれぞれ必要であることを示している。
【0012】
知識構造データ18は、各種学習項目を階層的に構成したデータで、例えば図4に示すように、学習項目全体が学習項目A、学習項目B、学習項目Cなど各種の学習項目から構成されている。学習項目Aから学習項目Bへの矢印は、学習項目Aを習得した後に学習項目Bを学習する、即ち学習項目Bは学習項目Aの習得を前提条件とすることを示している。学習項目Cは、学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3の各学習項目から構成されていることを示し、学習項目C:C1を習得した後に学習項目C:C2を学習することを示している。また、各学習項目に対してそれぞれ説明がリンクされており、学習項目からその内容の説明を参照できるようになっている。
【0013】
教材部品データ19は、例えば図5に示すように、タイトル191、ファイル形式192、サイズ193、学習項目194、学習形式195、内容説明196及びデータ実体197から構成されている。例えば、教材部品データ19の1段目の場合は、タイトルが「商品X:概要」、5ページのプレゼンテーションファイルで、学習項目Aについて標準時間5分で学習する教材である旨を示している。なお、この教材部品データ19は、教材コンテンツの標準化規格であるSCORM(Sharable Content Obiect Reference Model)の形式でもよく、その場合、General:Titleがタイトル191、Technical:Format がファイル形式192、Technical:Sizeがサイズ193、Classification:Taxonpath:Taxonが学習項目194、Educational:LearningResourceTypeが学習形式195、General:Descriptionが内容説明196に相当する。
【0014】
教材ひな型データ20は、例えば図6に示すように、コース目標説明ひな型データ201、コース内容説明ひな型データ202、教材部品開始ひな型データ203、教材部品終了ひな型データ204、コース終了ひな型データ205から構成されている。各ひな型は、教材部品データ19の特殊形で、学習項目には設定がなく、教材形式はひな型となっている。例えば、学習コース目標ひな型データ201のデータ実体197は、例えば図7に示すようになっている。この一例では、「A」に個人情報データ16から取得した氏名162が挿入され、「B」に予定のタスク情報165が挿入され、学習者の利用者端末3のモニタ上に提示される。
【0015】
前記のように構成された実施の形態の教育システムの動作について説明する。なお、学習マップデータ17は、図3に示すような状態であるものとする。これは、予め管理者が管理者端末4を通じてタスク情報と学習に必要な学習項目とを考慮して入力したものである。まず始めに、学習者に対して必要な学習項目を提示する処理について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0016】
学習者が利用者端末3を通じて学習サーバ1にログインすると、学習サーバ1の学習管理部12は、まず個人情報管理部13に命令を送り、ログインした学習者に対する各種情報を個人情報データ16から取得する(S100)。例えば、個人IDがA0001のMMさんがログインした場合、学習項目163と習得状況164とをペアとして、学習項目Aと、学習項目Cの中の学習項目C:C1及び学習項目C3とが習得済みである情報を取得し、学習項目C:C2が未習得(不合格;学習中)、学習項目Bが未学習という情報を取得し、タスク情報165として、4月10日にT1を、4月17日にT3を実行する予定の情報を取得する。
【0017】
しかる後、学習管理部12は、学習知識管理部14に命令を送り、学習マップデータ17と知識構造データ18とをそれぞれ取得する(S101)。次に、学習管理部12は、個人情報データ16より取得した学習者のタスク情報165と学習マップデータ17のタスク172とから学習者に課せられた学習項目を抽出する(S102)。MMさんの場合は、4月10日にT1を実行するために学習項目Aの習得が必要となり、4月17日にT3を実行するために学習項目Aと学習項目Cの習得が必要であることになる。
【0018】
そして、学習管理部12は、学習者の学習項目163をキーとして、習得状況164とS102で抽出した各学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出する(S103)。MMさんの場合、4月10日にT1を実行する学習項目Aは既に習得して終了しているため、4月17日に実行するT3の中から不足分の学習項目を抽出する。この場合、「×」が記載されている未習得の学習項目C:C2が不足分の学習項目となる。
【0019】
次に、学習管理部12は、不足分の学習項目が前提条件(前提知識)をクリアしているかどうかを知識構造データ18に基づいてチェックし(S104)、クリアしていない前提条件がある場合は、このフローチャートには図示していないが学習項目として追加する。MMさんの場合は、学習項目C:C2が学習項目C:C1の習得を前提条件としているが、学習項目C:C1については既に習得済みであるため、その条件はクリアしていることになる。
【0020】
その後、学習管理部12は、S103で取得した不足分の学習項目C:C2に対する説明を知識構造データ18から取得し、不足分の学習項目を学習する必要がある旨、及び学習項目の説明のデータを通信部11からネットワーク2上に配信し、該当する学習者の利用者端末3のモニタ上に図9に示す情報を提示させる(S105)。ここで、学習者がモニタ上の「学習開始ボタン」をクリックすると(S106)、学習サーバ1の学習管理部12は、タスクを実行するために必要な学習項目の提示処理を終了し、その学習項目の学習に必要な学習コース作成のための学習教材構成処理の開始に入る。
【0021】
次に、前述した学習コース作成のための学習教材構成処理の動作について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
学習サーバ1の学習管理部12は、前述したように学習者の操作による学習開始を検知すると、教材部品管理部15に命令を送り、学習開始を要求した学習者に必要な学習項目に対する教材部品データ19を取得し、教材ひな型データ20からコース目標説明ひな型データ201、コース内容説明ひな型データ202、教材部品開始ひな型データ203、教材部品終了ひな型データ204及びコース終了ひな型データ205を取得する(S200)。この時、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合、それらの教材部品データ19を取得する。MMさんの例では、教材部品データ19として、学習項目C:C2の教材部品である「商品X:操作」というタイトルの講義映像のデータを取得する。
【0022】
その後、学習管理部12は、取得した個人情報データ16のうち氏名161とタスク情報165とを図7に示すコース目標説明ひな型データ201に挿入し、コース目標説明の教材を構成する(S201)。MMさんの場合では、コース目標説明ひな型データの「A」に氏名の「MM」を挿入し、「B」に予定のタスク「T3」を挿入する。
【0023】
次に、コース内容説明ひな型データ202に、取得した教材部品データ19の学習項目を挿入し、コース内容説明の教材を構成する(S202)。この時、教材部品データ19の学習項目に対して前提条件とする学習項目があるかどうかを既に取得した知識構造データ18から判別する。前提条件とする学習項目がある場合は、その学習項目の後に前記の教材部品データ19の学習項目が配置されるように順序を決定する。また、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合は、それらを選択して学習できるようにその旨をコース内容説明ひな型データ202に挿入し、コース内容説明の教材を構成する。MMさんの場合は、コース内容説明ひな型データ202に学習項目C:C2を挿入して、コース内容説明の教材を構成する。
【0024】
さらに、教材部品開始ひな型データ203に、既に取得した教材部品データ19に対する内容説明196を挿入し、S200の処理で取得した教材部品データ19(MMさんの場合は商品Xの操作についての講義映像)、教材部品の終了を知らせる教材部品終了ひな型データ204の順に単元の教材を構成する(S203)。この時、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合は、前記のS203の処理を繰り返してそれぞれ単元の教材を構成する。この場合、複数の単元教材が選択できるようにする。そして最後に、コース終了ひな型データ205を配して全体の学習コースを構成し(S204)、学習者に必要な学習項目に対する学習コースの作成処理を終了する。
【0025】
ここで、学習教材構成処理(図10参照)により作成された学習コースの一例について図11に示すフローチャートを参照して説明する。
S301は図10に示すS201の処理で作成されたコース目標説明の教材であり、S302はS202の処理で作成されたコース内容説明の教材であり、利用者端末3のモニタ上に学習者の操作に応じて順に表示する。S303はS203の処理によって作成された各単元の教材で、教材部品開始ひな型データ203から作成された単元開始説明と(S3031)、教材部品データ19に基づいて作成された単元教材と(S3032)、教材部品終了ひな型データ204で作成された単元終了説明とから構成され(S3033)、学習者の操作に応じて単元開始説明→単元教材→単元終了説明の順に利用者端末3のモニタ上に表示する。
【0026】
S304はS202の処理で同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19があった場合に作成され、S305とS306は前記のS303と同様にS203の処理で作成された各単元の教材で、それぞれ単元開始説明、単元教材及び単元終了説明で構成される。S307はS204の処理でコース終了ひな型データ205から作成されたコース終了説明で、学習コースの終了時に表示するようになっている。
【0027】
以上のように本実施の形態によれば、学習サーバ1の学習管理部12が、利用者端3からのアクセスに応じてログインすると、その利用者端末3を利用している学習者に対する学習項目163、習得状況164及びタスク情報165を個人情報データ16から取得し、次に、学習マップデータ17および知識構造データ18を取得し、学習者のタスク情報165と学習マップデータ17のタスク172とを照合して、学習者に課せられた学習項目を抽出し、個人情報データ16の学習項目163をキーとして、習得状況164と抽出した学習項目とを照合して不足分の学習項目を抽出し、その後、この不足分の学習項目の前提条件がクリアされているかどうかをチェックし、クリアされていない前提条件がある場合は、学習項目として追加し、不足分の学習項目について学習する必要がある旨を利用者端末3提示することにより、学習者の習得知識及びタスクに応じて、必要な学習項目を提示することができるという効果が得られる。
【0028】
また、その学習項目が提示された学習者が学習をする旨を指定すると、学習に必要な学習項目に対する教材部品を教材部品データ19から取得し、これから全体の学習コースを構成するようにしたので、学習者の習得知識及びタスクに応じて、必要な学習項目を過不足なく学習することができるという効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、端末を利用している学習者の個人情報データを第1の記憶手段から取得すると共に、学習マップデータを第2の記憶手段から取得し、かつ、取得した個人情報データのうち学習項目の指定と学習マップデータとを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、学習者の個人情報データの学習項目をキーとして、個人情報データの習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して端末に提示するようにしたので、学習者の習得知識に応じて必要な学習項目を提示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す教育システムのブロック構成図である。
【図2】個人情報データの内容を示す図である。
【図3】学習マップデータの一例を示す図である。
【図4】知識構造データの一例を示す図である。
【図5】教材部品データの一例を示す図である。
【図6】教材ひな型データの一例を示す図である。
【図7】コース目標説明ひな型データによるコース目標説明の画像の一例を示す図である。
【図8】学習者に対して必要な学習項目を提示するまでの動作を示すフローチャートである。
【図9】学習項目の提示画像の一例を示す図である。
【図10】学習コース作成のための学習教材構成処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】学習教材構成処理により作成された学習コースの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 学習サーバ、2 ネットワーク、3 利用者端末、4 管理者端末、11 通信部、12 学習管理部、13 個人情報管理部、14 学習知識管理部、15 教材部品管理部、16 個人情報データ、17 学習マップデータ、18 知識構造データ、19 教材部品データ、20 教材ひな型データ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを利用して学習者に学習を提供する教育システム、特にデータベースから学習教材を抽出して学習コースを構成する教育システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の教育システムは、ネットワークに接続された教育システムサーバと、受講者の受講ID、習熟度などを保存する受講者データベースとを備え、前記の教育システムサーバは、受講者データベースに保存された受講者データを基に受講者のレベルをチエックして受講コースを選択し、また、受講者の習熟度に応じて次のステップの受講コースを選択し、最終的には習熟度チエックによる受講終了か否かを判断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−265207号公報(第3頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、社内教育では、職種や業務ステップなどに応じて学習者に必要な学習項目が予め設定されることがあり、前述した従来の教育システムでは、このような点が考慮されておらず、受講者の現状のスキル、職種、業務ステップなどに応じて受講者に必要な教材を過不足なく提供することができないという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る教育システムは、学習サーバと、学習サーバにネットワークを介して接続される学習者の端末とで構築される教育システムにおいて、学習者の情報、各種学習項目、その学習項目に対する学習者の習得状況、及び学習者に必要な学習項目の指定が関連付けられて個人情報データとして格納された第1の記憶手段と、各種学習項目を割り当てたデータが学習マップデータとして格納された第2の記憶手段とを備え、学習サーバは、端末からのアクセスに応じてログインすると、その端末を利用している学習者の個人情報データを第1の記憶手段から取得すると共に、学習マップデータを第2の記憶手段から取得し、かつ、取得した個人情報データのうち学習項目の指定と学習マップデータとを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、その学習者の個人情報データの学習項目をキーとして、個人情報データの習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して端末に提示する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態を示す教育システムのブロック構成図である。図中に示す教育システムは、例えば、社内の教育担当部署に設置された学習サーバ1と、社員が利用している利用者端末3と、学習サーバ1と同様に教育担当部署に設置された管理者端末4と、学習サーバ1、利用者端末3及び管理者端末4がそれぞれ接続されたネットワーク2(イントラネット)とで構築されている。前述した学習サーバ1は高性能のパソコンサーバからなり、利用者端末3及び管理者端末4はパソコンからなっている。
【0007】
このシステム上の学習サーバ1は、通信部11と、学習管理部12と、個人情報管理部13と、学習知識管理部14と、教材部品管理部15とを有し、通信部11を除く各管理部12〜15は、図示していないが、例えば学習サーバ1の記憶装置上に格納されたソフトウェアプログラムによって構成されている。さらに、この学習サーバ1は、記憶装置上に格納された個人情報データ16、学習マップデータ17、知識構造データ18、教材部品データ19及び教材ひな型データ20を有している。なお、これらのデータを教育システム上のデータベースとして外部記憶装置に格納してもよい。
【0008】
前記の個人情報データ16は、例えば図2に示すように、個人ID161と、氏名162と、学習項目163と、習得状況164と、タスク情報165とで構成されている。習得状況164は、各種学習項目に対する学習者の習得状況を示す列で、図中の「○」は習得済み(テストがある場合は合格)を示し、「×」は未習得(テストがある場合は不合格)を示し、「−−−」 は未学習を示している。また、「↓」は入れ子の学習項目に準拠する旨を示しており、この学習項目の入れ子構造については後述する。タスク情報165は、学習日程と学習者に必要な学習項目の指定情報とでなっている。
【0009】
例えば、1段目の個人情報データは、個人ID161がA0001のMM(氏名162)さんが、学習項目A、学習項目Cの中の学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3を学習し、その内、学習項目Aと、学習項目Cの中の学習項目C:C1及び学習項目C:C3とが習得済みである旨を示し、学習項目Bが未学習、学習項目C:C2が未習得(不合格;学習中)である旨を示している。また、タスク情報165として4月10にT1を、4月17日にT3を実行する予定である旨を示している。学習項目C、学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3のような入れ子構造は、例えば商品知識の場合、学習項目Cが商品全体についての特長、学習項目C:C1が性能についての特長、学習項目C:C2がデザインについての特長のように学習項目を細分化することを示しており、再起的に入れ子構造を構成できる。
【0010】
なお、個人情報データ16の学習項目163と習得状況164は、予め試験や自己判断による申請、又は業務実績などに応じて管理者か学習者の何れかが入力し、また、タスク情報165は、受講者或いは上司が入力するか、グループウェアシステムのスケジュールなどの情報を自動的に入力したものである。
【0011】
前述した学習マップデータ17は、各種学習項目を割り当てたデータで、例えば図3に示すように、各種の学習項目171と複数のタスク172との関係をデータとして保持している。図中の「○」は必要な学習項目を示し、「−−−」 は不必要な学習項目、「↓」及び「↑」は入れ子構造の学習項目に準拠する旨を示している。例えば、タスクT1は学習項目Aの習得が必要であることを示し、タスクT2は学習項目A、学習項目B、学習項目C:C1の習得がそれぞれ必要であることを示し、タスクT3は学習項目A、学習項目Cの中の学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3の習得がそれぞれ必要であることを示している。
【0012】
知識構造データ18は、各種学習項目を階層的に構成したデータで、例えば図4に示すように、学習項目全体が学習項目A、学習項目B、学習項目Cなど各種の学習項目から構成されている。学習項目Aから学習項目Bへの矢印は、学習項目Aを習得した後に学習項目Bを学習する、即ち学習項目Bは学習項目Aの習得を前提条件とすることを示している。学習項目Cは、学習項目C:C1、学習項目C:C2、学習項目C:C3の各学習項目から構成されていることを示し、学習項目C:C1を習得した後に学習項目C:C2を学習することを示している。また、各学習項目に対してそれぞれ説明がリンクされており、学習項目からその内容の説明を参照できるようになっている。
【0013】
教材部品データ19は、例えば図5に示すように、タイトル191、ファイル形式192、サイズ193、学習項目194、学習形式195、内容説明196及びデータ実体197から構成されている。例えば、教材部品データ19の1段目の場合は、タイトルが「商品X:概要」、5ページのプレゼンテーションファイルで、学習項目Aについて標準時間5分で学習する教材である旨を示している。なお、この教材部品データ19は、教材コンテンツの標準化規格であるSCORM(Sharable Content Obiect Reference Model)の形式でもよく、その場合、General:Titleがタイトル191、Technical:Format がファイル形式192、Technical:Sizeがサイズ193、Classification:Taxonpath:Taxonが学習項目194、Educational:LearningResourceTypeが学習形式195、General:Descriptionが内容説明196に相当する。
【0014】
教材ひな型データ20は、例えば図6に示すように、コース目標説明ひな型データ201、コース内容説明ひな型データ202、教材部品開始ひな型データ203、教材部品終了ひな型データ204、コース終了ひな型データ205から構成されている。各ひな型は、教材部品データ19の特殊形で、学習項目には設定がなく、教材形式はひな型となっている。例えば、学習コース目標ひな型データ201のデータ実体197は、例えば図7に示すようになっている。この一例では、「A」に個人情報データ16から取得した氏名162が挿入され、「B」に予定のタスク情報165が挿入され、学習者の利用者端末3のモニタ上に提示される。
【0015】
前記のように構成された実施の形態の教育システムの動作について説明する。なお、学習マップデータ17は、図3に示すような状態であるものとする。これは、予め管理者が管理者端末4を通じてタスク情報と学習に必要な学習項目とを考慮して入力したものである。まず始めに、学習者に対して必要な学習項目を提示する処理について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0016】
学習者が利用者端末3を通じて学習サーバ1にログインすると、学習サーバ1の学習管理部12は、まず個人情報管理部13に命令を送り、ログインした学習者に対する各種情報を個人情報データ16から取得する(S100)。例えば、個人IDがA0001のMMさんがログインした場合、学習項目163と習得状況164とをペアとして、学習項目Aと、学習項目Cの中の学習項目C:C1及び学習項目C3とが習得済みである情報を取得し、学習項目C:C2が未習得(不合格;学習中)、学習項目Bが未学習という情報を取得し、タスク情報165として、4月10日にT1を、4月17日にT3を実行する予定の情報を取得する。
【0017】
しかる後、学習管理部12は、学習知識管理部14に命令を送り、学習マップデータ17と知識構造データ18とをそれぞれ取得する(S101)。次に、学習管理部12は、個人情報データ16より取得した学習者のタスク情報165と学習マップデータ17のタスク172とから学習者に課せられた学習項目を抽出する(S102)。MMさんの場合は、4月10日にT1を実行するために学習項目Aの習得が必要となり、4月17日にT3を実行するために学習項目Aと学習項目Cの習得が必要であることになる。
【0018】
そして、学習管理部12は、学習者の学習項目163をキーとして、習得状況164とS102で抽出した各学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出する(S103)。MMさんの場合、4月10日にT1を実行する学習項目Aは既に習得して終了しているため、4月17日に実行するT3の中から不足分の学習項目を抽出する。この場合、「×」が記載されている未習得の学習項目C:C2が不足分の学習項目となる。
【0019】
次に、学習管理部12は、不足分の学習項目が前提条件(前提知識)をクリアしているかどうかを知識構造データ18に基づいてチェックし(S104)、クリアしていない前提条件がある場合は、このフローチャートには図示していないが学習項目として追加する。MMさんの場合は、学習項目C:C2が学習項目C:C1の習得を前提条件としているが、学習項目C:C1については既に習得済みであるため、その条件はクリアしていることになる。
【0020】
その後、学習管理部12は、S103で取得した不足分の学習項目C:C2に対する説明を知識構造データ18から取得し、不足分の学習項目を学習する必要がある旨、及び学習項目の説明のデータを通信部11からネットワーク2上に配信し、該当する学習者の利用者端末3のモニタ上に図9に示す情報を提示させる(S105)。ここで、学習者がモニタ上の「学習開始ボタン」をクリックすると(S106)、学習サーバ1の学習管理部12は、タスクを実行するために必要な学習項目の提示処理を終了し、その学習項目の学習に必要な学習コース作成のための学習教材構成処理の開始に入る。
【0021】
次に、前述した学習コース作成のための学習教材構成処理の動作について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
学習サーバ1の学習管理部12は、前述したように学習者の操作による学習開始を検知すると、教材部品管理部15に命令を送り、学習開始を要求した学習者に必要な学習項目に対する教材部品データ19を取得し、教材ひな型データ20からコース目標説明ひな型データ201、コース内容説明ひな型データ202、教材部品開始ひな型データ203、教材部品終了ひな型データ204及びコース終了ひな型データ205を取得する(S200)。この時、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合、それらの教材部品データ19を取得する。MMさんの例では、教材部品データ19として、学習項目C:C2の教材部品である「商品X:操作」というタイトルの講義映像のデータを取得する。
【0022】
その後、学習管理部12は、取得した個人情報データ16のうち氏名161とタスク情報165とを図7に示すコース目標説明ひな型データ201に挿入し、コース目標説明の教材を構成する(S201)。MMさんの場合では、コース目標説明ひな型データの「A」に氏名の「MM」を挿入し、「B」に予定のタスク「T3」を挿入する。
【0023】
次に、コース内容説明ひな型データ202に、取得した教材部品データ19の学習項目を挿入し、コース内容説明の教材を構成する(S202)。この時、教材部品データ19の学習項目に対して前提条件とする学習項目があるかどうかを既に取得した知識構造データ18から判別する。前提条件とする学習項目がある場合は、その学習項目の後に前記の教材部品データ19の学習項目が配置されるように順序を決定する。また、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合は、それらを選択して学習できるようにその旨をコース内容説明ひな型データ202に挿入し、コース内容説明の教材を構成する。MMさんの場合は、コース内容説明ひな型データ202に学習項目C:C2を挿入して、コース内容説明の教材を構成する。
【0024】
さらに、教材部品開始ひな型データ203に、既に取得した教材部品データ19に対する内容説明196を挿入し、S200の処理で取得した教材部品データ19(MMさんの場合は商品Xの操作についての講義映像)、教材部品の終了を知らせる教材部品終了ひな型データ204の順に単元の教材を構成する(S203)。この時、同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19がある場合は、前記のS203の処理を繰り返してそれぞれ単元の教材を構成する。この場合、複数の単元教材が選択できるようにする。そして最後に、コース終了ひな型データ205を配して全体の学習コースを構成し(S204)、学習者に必要な学習項目に対する学習コースの作成処理を終了する。
【0025】
ここで、学習教材構成処理(図10参照)により作成された学習コースの一例について図11に示すフローチャートを参照して説明する。
S301は図10に示すS201の処理で作成されたコース目標説明の教材であり、S302はS202の処理で作成されたコース内容説明の教材であり、利用者端末3のモニタ上に学習者の操作に応じて順に表示する。S303はS203の処理によって作成された各単元の教材で、教材部品開始ひな型データ203から作成された単元開始説明と(S3031)、教材部品データ19に基づいて作成された単元教材と(S3032)、教材部品終了ひな型データ204で作成された単元終了説明とから構成され(S3033)、学習者の操作に応じて単元開始説明→単元教材→単元終了説明の順に利用者端末3のモニタ上に表示する。
【0026】
S304はS202の処理で同じ学習項目に対して複数の教材部品データ19があった場合に作成され、S305とS306は前記のS303と同様にS203の処理で作成された各単元の教材で、それぞれ単元開始説明、単元教材及び単元終了説明で構成される。S307はS204の処理でコース終了ひな型データ205から作成されたコース終了説明で、学習コースの終了時に表示するようになっている。
【0027】
以上のように本実施の形態によれば、学習サーバ1の学習管理部12が、利用者端3からのアクセスに応じてログインすると、その利用者端末3を利用している学習者に対する学習項目163、習得状況164及びタスク情報165を個人情報データ16から取得し、次に、学習マップデータ17および知識構造データ18を取得し、学習者のタスク情報165と学習マップデータ17のタスク172とを照合して、学習者に課せられた学習項目を抽出し、個人情報データ16の学習項目163をキーとして、習得状況164と抽出した学習項目とを照合して不足分の学習項目を抽出し、その後、この不足分の学習項目の前提条件がクリアされているかどうかをチェックし、クリアされていない前提条件がある場合は、学習項目として追加し、不足分の学習項目について学習する必要がある旨を利用者端末3提示することにより、学習者の習得知識及びタスクに応じて、必要な学習項目を提示することができるという効果が得られる。
【0028】
また、その学習項目が提示された学習者が学習をする旨を指定すると、学習に必要な学習項目に対する教材部品を教材部品データ19から取得し、これから全体の学習コースを構成するようにしたので、学習者の習得知識及びタスクに応じて、必要な学習項目を過不足なく学習することができるという効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、端末を利用している学習者の個人情報データを第1の記憶手段から取得すると共に、学習マップデータを第2の記憶手段から取得し、かつ、取得した個人情報データのうち学習項目の指定と学習マップデータとを照合して学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、学習者の個人情報データの学習項目をキーとして、個人情報データの習得状況と抽出した学習項目とを照合し、学習者に対する不足分の学習項目を抽出して端末に提示するようにしたので、学習者の習得知識に応じて必要な学習項目を提示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す教育システムのブロック構成図である。
【図2】個人情報データの内容を示す図である。
【図3】学習マップデータの一例を示す図である。
【図4】知識構造データの一例を示す図である。
【図5】教材部品データの一例を示す図である。
【図6】教材ひな型データの一例を示す図である。
【図7】コース目標説明ひな型データによるコース目標説明の画像の一例を示す図である。
【図8】学習者に対して必要な学習項目を提示するまでの動作を示すフローチャートである。
【図9】学習項目の提示画像の一例を示す図である。
【図10】学習コース作成のための学習教材構成処理の動作を示すフローチャートである。
【図11】学習教材構成処理により作成された学習コースの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 学習サーバ、2 ネットワーク、3 利用者端末、4 管理者端末、11 通信部、12 学習管理部、13 個人情報管理部、14 学習知識管理部、15 教材部品管理部、16 個人情報データ、17 学習マップデータ、18 知識構造データ、19 教材部品データ、20 教材ひな型データ。
Claims (5)
- 学習サーバと、該学習サーバにネットワークを介して接続される学習者の端末とで構築される教育システムにおいて、
学習者の情報、各種学習項目、該学習項目に対する学習者の習得状況、及び学習者に必要な学習項目の指定が関連付けられて個人情報データとして格納された第1の記憶手段と、
各種学習項目を割り当てたデータが学習マップデータとして格納された第2の記憶手段とを備え、
前記学習サーバは、前記端末からのアクセスに応じてログインすると、当該端末を利用している学習者の個人情報データを前記第1の記憶手段から取得すると共に、学習マップデータを前記第2の記憶手段から取得し、かつ、取得した個人情報データのうち学習項目の指定と前記学習マップデータとを照合して前記学習者に課せられた学習項目を抽出し、さらに、前記学習者の個人情報データの学習項目をキーとして、当該個人情報データの習得状況と抽出した学習項目とを照合し、前記学習者に対する不足分の学習項目を抽出して前記端末に提示することを特徴とする教育システム。 - 各種学習項目を階層的に構成したデータが知識構造データとして格納された第3の記憶手段を備え、前記学習サーバは、不足分の学習項目を抽出した際に、当該学習項目に学習の前提条件となる学習項目が存在するかどうかを前記知識構造データから判別し、前提条件となる学習項目が存在するときは前記個人情報データの習得状況から習得済みかどうかを判別し、習得済みでないときは不足分の学習項目に追加して前記端末に提示することを特徴とする請求項1記載の教育システム。
- 各種学習項目に対してそれぞれ設定された教材部品データが格納された第4の記憶手段を備え、前記学習サーバは、不足分の学習項目を前記端末に提示した後に学習開始の旨を検知したとき、当該端末に提示した学習項目に対応する教材部品データを前記第4の記憶手段から取得し、かつ、該教材部品データに対する全体の学習コースを構成することを特徴とする請求項1又は2記載の教育システム。
- 前記学習サーバは、全体の学習コースを構成する際、同じ学習項目に対して複数の教材部品データが存在するとき、それらの教材部品データを取得して学習できるように構成することを特徴とする請求項3記載の教育システム。
- 前記学習サーバは、全体の学習コースを構成する際に、前提条件となる学習項目を確認したきは、該学習項目に対応する教材部品データを前記第4の記憶手段から取得して、前記の学習コースに組み込むことを特徴とする請求項3又は4記載の教育システム。
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