JP2004292180A - 強誘電体材料及びその製造方法 - Google Patents

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崇 後藤
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Abstract

【課題】残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の強誘電体材料は、BiTi12のような、酸化物であり、ペロブスカイト構造を有する強誘電体材料の酸素サイトの一部、特にペロブスカイト構造中の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されている。これにより、強誘電体材料の双極子の分極反転が容易化して抗電解Ecが小さくなるとともに、リーク電流が減少して残留分極値Prが大きくなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、強誘電体メモリ等に使用される強誘電体材料及びその製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、強誘電体材料はヒステリシス特性を有しており、従来より、その特性を利用した強誘電体不揮発性メモリ(FeRAMまたはFRAM)が種々開発されている。この強誘電体不揮発性メモリは、そのキャパシタ部に強誘電体薄膜が使用された構造となっている。
【0003】
図5には、強誘電体材料のヒステリシス特性の例が示される。図5の横軸は電界Eであり、縦軸は分極Pである。図5に示されたヒステリシス特性において、電界Eが0のときの分極が残留分極値Prであり、分極Pが0になるときの電界が抗電界Ecである。
【0004】
上述した強誘電体不揮発性メモリにおいて、消費電力を低減させるためには、使用される強誘電体材料の抗電界Ecを小さくする必要があり、疲労特性(素子の使用可能回数)を向上させ、素子の信頼性を高めるためには、強誘電体材料の残留分極値Prを大きくする必要がある。
【0005】
このような強誘電体材料の特性の改善のために、非特許文献1、非特許文献2では、酸化物強誘電体材料の金属サイトを他の元素で置換する方法が提案されている。例えば、酸化物強誘電体材料としてBiTi12(BIT)を使用する場合には、Ti(チタン)サイトの一部がW(タングステン)またはV(バナジウム)に置換され、Bi(ビスマス)サイトの一部がLa(ランタン)に置換される。
【0006】
【非特許文献1】P. H. Park et al., Nature, 401, 683 (1999)
【0007】
【非特許文献2】Y. Noguchi et al., Jpn. J. Appl. Phys., 39, L1 259 (2000)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の酸化物強誘電体材料の金属サイトを他の元素で置換する方法では、強誘電体材料の残留分極値Prを大きくすると抗電界Ecも大きくなり、逆に残留分極値Prを小さくすると抗電界Ecも小さくなってしまい、十分な特性向上を図れないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料及びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、強誘電体材料であって、酸化物である強誘電体材料の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されたことを特徴とする。
【0011】
また、上記強誘電体材料は、ペロブスカイト構造を有することを特徴とする。
【0012】
また、上記強誘電体材料において、前記ペロブスカイト構造のAサイトには、K、Na、Ca、Ba、Pb、Sr、Biの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置され、Bサイトには、Fe、Mn、Co、Cr、Ti、Ta、Nb、V、Wの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置されることを特徴とする。
【0013】
また、上記酸化物である強誘電体材料はBiTi12あることを特徴とする。
【0014】
また、上記強誘電体材料において、前記酸素サイトが、窒素原子または窒素イオンに代わってホウ素、炭素または硫黄のいずれかの原子またはイオンで置換されたことを特徴とする。
【0015】
また、上記強誘電体材料において、前記置換された酸素サイトの割合は、置換前の全酸素サイトの0.01%から2%の範囲であることを特徴とする。
【0016】
上記各構成において、酸化物である強誘電体材料、例えばBiTi12の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオン等で置換されることにより、酸素欠陥が減少し、リーク電流を減少できるとともに分極反転を容易化できるので、残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料を提供できる。
【0017】
また、強誘電体材料の製造方法であって、酸化物である強誘電体材料を、アンモニア気流中において、200℃〜800℃の温度範囲で、5〜60分間処理することを特徴とする。
【0018】
また、上記強誘電体材料の製造方法において、前記酸化物である強誘電体材料は、BiTi12であることを特徴とする。
【0019】
上記各構成によれば、残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料の製造方法を提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について説明する。
【0021】
まず、本発明の基本原理を説明する。一般に、酸化物である強誘電体材料では、金属サイトの不安定さのため、金属サイトの価数が変化しやすい。例えば、金属サイトがチタンである場合は、Ti がTi になる等の変化が起こる。このように、金属サイトの価数が変化すると、これに結合していた酸素がはずれ、酸素欠陥が発生する。酸素欠陥が発生すると、強誘電体材料中に存在する双極子の分極反転が妨げられ、抗電界Ecが増大する。また、酸素欠陥の存在により、電界を印加したときに生ずる強誘電体材料中の双極子の配向または強誘電体材料の構成イオンの変位に、印加された電界のエネルギーが有効に使われる割合が減少し、リーク電流が増大する。これにより残留分極値Prも小さくなってしまう。
【0022】
これに対して、本発明にかかる強誘電体材料は、酸化物である強誘電体材料の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されている点に特徴がある。この、窒素原子または窒素イオンで置換される酸素サイトは、酸素がはずれて酸素欠陥が発生していた位置のサイトであるのが好適である。ただし、実際には酸素原子または酸素イオンが存在する酸素サイトの一部も窒素原子または窒素イオンで置換される。このように、酸素サイトの一部を窒素原子または窒素イオンで置換すると、価数が変化した金属サイトの電荷補償を行うことができ、金属サイトの価数を元に戻すことができる。また、これにより、電荷補償された金属サイトに窒素が結合するので酸素欠陥も減少できる。このため、双極子の分極反転が容易化して抗電解Ecが小さくなるとともに、リーク電流が減少して残留分極値Prが大きくなる。従って、本発明においては、残留分極値Prが大きく、かつ抗電界Ecが小さい強誘電体材料を実現できる。以上が、本発明の基本原理である。
【0023】
本発明の実施形態にかかる強誘電体材料は、上述したように酸化物であるが、特にペロブスカイト構造を有するものが好適である。図1には、ペロブスカイト構造の例が示される。図1において、立方体格子または直方体格子の8個の頂点がAサイトであり、格子の中心がBサイトである。また、酸化物である強誘電体材料の場合、面心位置が酸素サイトとなる。このようなペロブスカイト構造を有する強誘電体材料の場合、ペロブスカイト構造のBO(Bは、Bサイトに入る金属元素)の8面体の変位(Bサイトに入るイオンと酸素イオンの変位)及びAサイトに入るイオンの変位によって強誘電性が発現される。
【0024】
また、本実施形態では、上記ペロブスカイト構造のAサイトに、K、Na、Ca、Ba、Pb、Sr、Biの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置され、Bサイトに、Fe、Mn、Co、Cr、Ti、Ta、Nb、V、Wの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置される。ただし、ペロブスカイト構造は一般式がABO(AはAサイトに配置される元素、BはBサイトに配置される元素)であるので、Aサイト、Bサイトに配置される元素は、その原子価が6価となるように組み合わされる。
【0025】
本実施形態においては、上記ペロブスカイト構造の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されることにより、残留分極値Prを大きくし、抗電界Ecを小さくする効果を奏することができる。これは、強誘電体材料の強誘電性の起源がペロブスカイト構造にあるからである。
【0026】
上述したペロブスカイト構造を有する強誘電体材料としては、ビスマス層状構造酸化物であるBiTi12(BIT)が、大きな残留分極値Prを有することから、有用な強誘電体メモリ用材料と考えられている。このBiTi12は、本発明の重要な適用対象である。図2には、BiTi12のハーフセル(単位格子の2分の1)が示される。図2に示されるように、BiTi12は、Bi(ビスマス)、Ti(チタン)及びO(酸素)からなる2つのペロブスカイト構造を、Bi及びOからなる層状構造が挟み込む構造となっている。本実施形態にかかる強誘電体材料では、BiTi12の2つのペロブスカイト構造の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換される。
【0027】
以上のようにして、酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されることにより、上述した基本原理に従い、強誘電体材料の残留分極値Prを大きくし、かつ抗電界Ecを小さくできる。
【0028】
なお、以上に述べた実施形態では、酸素サイトの一部を窒素原子または窒素イオンで置換していたが、窒素以外の元素で置換してもよい。このような窒素以外の元素としては、ホウ素、炭素または硫黄がある。これらの元素の原子またはイオンで酸素サイトを置換すると、窒素の場合と同様に、価数が変化した金属サイトの電荷補償をすることができ、酸素欠陥を減少させることができる。このため、強誘電体材料の残留分極値Prを大きくし、かつ抗電界Ecを小さくできる。
【0029】
上記各実施形態において、窒素等の原子またはイオンにより置換される酸素サイトの割合は、置換前の全酸素サイトの0.01%から2%の範囲とするのが好適である。置換される酸素サイトの割合が0.01%より小さいと、残留分極値Pr及び抗電界Ecの十分な改善がみられない。また、2%を超えると、電気的中性条件を満たすために酸素欠陥がかえって増加してしまい、リーク電流が多くなって、強誘電体材料の特徴であるヒステリシス特性が失われる。従って、置換される酸素サイトの割合は、上記範囲とするのがよい。
【0030】
上述した本実施形態にかかる強誘電体材料は、酸化物である強誘電体材料を、アンモニア気流中において、200℃〜800℃の温度範囲で、5〜60分間処理することにより製造できる。上記処理温度が200℃より低いと、酸素サイトの窒素置換が十分に行われない。すなわち、窒素原子または窒素イオンにより置換される酸素サイトの割合が、置換前の全酸素サイトの0.01%より低くなる。また、処理時間が5分より短くても、酸素サイトの窒素置換が不十分となる。さらに、上記処理温度が800℃より高くなるか、処理時間が60分より長くなると、酸化物強誘電体材料が熱分解してしまう。従って、上記処理温度及び処理時間の範囲内で窒素置換を行うのが好適である。
【0031】
【実施例】
次に、上記強誘電体材料の製造方法の実施例を、酸化物である強誘電体材料としてBiTi12を使用した場合につき説明する。
【0032】
まず、酸化物強誘電体材料であるBiTi12のペレットを以下のようにして得た。原料であるBi(99.99%、高純度化学研究所製)とTiO(ルチル型、99.99%、高純度化学研究所製)とを、それぞれ、47.5g、12.0g(定比よりBiは2mol%過剰)準備し、これらをエタノール溶媒中で約20時間、ボールミルにより湿式混合し、その後、ロータリーエバポレーターによりエタノールを蒸発、除去した。その後、得られた混合粉末をアルミナルツボの中に入れ、電気炉により800℃の温度で7時間仮焼した。仮焼後、得られた粉末を乳鉢により粉砕し、4ton/cmの圧力で一軸成形することにより、直径13mm、厚さ3mm程度の円盤状ペレットとした。そのペレットを再び、アルミナルツボの中に入れ、電気炉により1050℃の温度で4時間本焼した。このようにして得られたBiTi12の円盤状ペレットをサンドペーパーにより厚さ0.25mmまで研磨した。
【0033】
次に、上記研磨したBiTi12の円盤状ペレットをアンモニア気流中で250℃、10分間処理することにより酸素サイトの一部が窒素で置換されたBiTi12のペレットを得た。
【0034】
以上のようにして得られたBiTi12のペレットを、X線光電子分光法(XPS)により分析した。その際、窒素置換されていないBiTi12ペレット(ブランク試料)についても分析を行った。その結果が図3に示される。図3においては、横軸に結合エネルギーが、縦軸にピーク強度が示されている。また、破線で窒素置換されていないブランク試料の結果(BIT)が、実線で酸素サイトの一部が窒素置換されたBiTi12ペレットの結果(N−BIT)がそれぞれ示されている。図3に示されるように、酸素サイトの一部が窒素で置換されたBiTi12のペレットのスペクトルには、Ti−N結合のピークが存在する。これにより、酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換され、窒素とチタンとの結合が生じていることがわかる。
【0035】
次に、上記酸素サイトの一部が窒素で置換されたBiTi12のペレットのヒステリシス特性を、窒素置換されていないブランク試料とともに測定した。その結果が図4に示される。図4では、横軸に電界が、縦軸に残留分極が示される。また、実線で、酸素サイトの一部が窒素置換されたBiTi12の結果(N−BIT)が、破線でブランク試料の結果(BIT)がそれぞれ示される。図4において、ブランク試料では、2Pr=43μC/cmであり、2Ec=76kV/cmであったが、酸素サイトの一部が窒素置換されたBiTi12では、2Pr=56μC/cmであり、2Ec=70kV/cmであった。以上の結果から、酸素サイトの一部を窒素原子または窒素イオンで置換することにより、BiTi12の残留分極値Prが大きくなり、抗電界Ecが小さくなることがわかる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、酸化物である強誘電体材料、例えばBiTi12の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオン等で置換されることにより、酸素欠陥が減少し、リーク電流を減少できるとともに分極反転を容易化できるので、残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料を提供できる。
【0037】
また、本発明によれば、残留分極値が大きく、かつ抗電界が小さい強誘電体材料の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペロブスカイト構造の説明図である。
【図2】BiTi12のハーフセルの説明図である。
【図3】酸素サイトの一部が窒素置換されたBiTi12のペレット及び窒素置換されていないBiTi12のペレットのX線光電子分光法による分析結果を示す図である。
【図4】酸素サイトの一部が窒素置換されたBiTi12のペレット及び窒素置換されていないBiTi12のペレットのヒステリシス特性を示す図である。
【図5】強誘電体材料のヒステリシス特性の例を示す図である。

Claims (8)

  1. 酸化物である強誘電体材料の酸素サイトの一部が窒素原子または窒素イオンで置換されたことを特徴とする強誘電体材料。
  2. 請求項1記載の強誘電体材料は、ペロブスカイト構造を有することを特徴とする強誘電体材料。
  3. 請求項2記載の強誘電体材料において、前記ペロブスカイト構造のAサイトには、K、Na、Ca、Ba、Pb、Sr、Biの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置され、Bサイトには、Fe、Mn、Co、Cr、Ti、Ta、Nb、V、Wの中から選択される少なくとも一種類の元素が配置されることを特徴とする強誘電体材料。
  4. 請求項1記載の強誘電体材料において、前記酸化物である強誘電体材料がBiTi12あることを特徴とする強誘電体材料。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項記載の強誘電体材料において、前記酸素サイトが、窒素原子または窒素イオンに代わってホウ素、炭素または硫黄のいずれかの原子またはイオンで置換されたことを特徴とする強誘電体材料。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項記載の強誘電体材料において、前記置換された酸素サイトの割合は、置換前の全酸素サイトの0.01%から2%の範囲であることを特徴とする強誘電体材料。
  7. 酸化物である強誘電体材料を、アンモニア気流中において、200℃〜800℃の温度範囲で、5〜60分間処理することを特徴とする強誘電体材料の製造方法。
  8. 請求項7記載の強誘電体材料の製造方法において、前記酸化物である強誘電体材料は、BiTi12であることを特徴とする強誘電体材料の製造方法。
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