JP2004290105A - Plant cultivation container - Google Patents

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JP2004290105A
JP2004290105A JP2003087989A JP2003087989A JP2004290105A JP 2004290105 A JP2004290105 A JP 2004290105A JP 2003087989 A JP2003087989 A JP 2003087989A JP 2003087989 A JP2003087989 A JP 2003087989A JP 2004290105 A JP2004290105 A JP 2004290105A
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JP
Japan
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plant cultivation
container
cultivation container
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bottom wall
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JP2003087989A
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Takehiko Mukoyama
武彦 向山
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MUKOYAMA ORCHIDS CO Ltd
Original Assignee
MUKOYAMA ORCHIDS CO Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a plant cultivation container fully suppressing root rot in plant cultivation. <P>SOLUTION: This plant cultivation container 1 has a structure composed of a bottom wall 2 and a cylindrical side wall 4 continuously set with the bottom wall 2 and having an opening part on the upper part. The inner surface of the bottom wall 2 and the side wall 4 is a satin-like uneven surface 6. A side through-hole 8 and a bottom through-hole 10 are each formed on the wall side 4, and a drain hole 14 is formed on the bottom wall 2. The plant cultivation container 1 having the structure makes it possible to decrease close contact of roots in the container and excellently grow plants through suppressing production of root rot owing to excellent air permeability and drainage properties. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物栽培容器、特に植物の苗を育成するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
花卉、野菜等の植物の栽培においては、これらの植物の苗をポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂からなる植物栽培容器中で育成することが一般的である。苗を良好に生長させるためには、根が健全に発育することが必要であり、そのためには、根に充分な量の酸素が供給されることが望ましい。しかし、通常栽培に用いられる樹脂製の容器は通気性が悪く、培土中への酸素の供給が不足して、根腐れを生じてしまう場合があった。
【0003】
樹脂製容器中において酸素の供給が不充分となる原因の一つとしては、容器壁面近傍や容器下部に水が滞留してしまうことが挙げられる。すなわち、容器中に水が滞留することによって培土における水分が過剰となり、これにより通気性が阻害されて、根腐れの原因となっていた。
【0004】
かかる水分の滞留及びそれに起因する通気性の低下を改善するために、近年では側壁にスリットを形成することによって通気性を向上させた植物栽培容器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−43838号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記側壁にスリットを形成させた植物栽培容器を用いた場合であっても、根腐れを十分に抑制することは困難であった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、植物の栽培において根腐れを充分に抑制できる植物栽培容器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らが詳細に検討を行ったところ、植物栽培容器中で生じる根腐れは、根が容器の壁面や底部に密着するために生じていることが判明した。すなわち、容器内において根が伸長すると、やがて壁面に到達し、到達後は壁面に沿って伸長するようになる。従って、根の多くの部分は壁面に密着した状態で生長するため、容器の通気性が良好であり培土中に充分な量の酸素が供給されていたとしても、かかる密着部位において根は酸素を吸収することができず、これにより根に対する酸素の供給が不充分となり、結果的に根腐れを生じてしまう。そして、このことから、根と壁面との密着を防ぐことができれば、根腐れの発生を充分に抑制できるという知見を得た。
【0009】
このような知見に基づいて本発明の植物栽培容器は、底壁と、この底壁に連続して設けられた筒状の側壁とから構成される樹脂製の植物栽培容器であって、少なくとも側壁の内面が、微細な凹凸が形成されている凹凸面であることを特徴とする。
【0010】
このような植物栽培容器中においては、根が壁面に到達し、更に壁面に沿って伸長した場合であっても、壁面に多数形成されている微小な凹凸により根と壁面との接触面積が小さくなり、根の密着を抑制することができる。また、この凹凸によって、容器に収容される培土と壁面との間にも微小な空隙が多数生じるようになり、かかる空隙中に含まれる空気により、根への酸素供給が効率良く行われるようになる。このような凹凸面は、梨地状の面とすることが好ましく、また、複数の微小な突条を有する面とすることもできる。
【0011】
また、本発明の植物栽培容器においては、底壁及び側壁の両方又はそのいずれか一方に孔が形成されていることが好ましい。底壁及び/又は側壁に孔が形成されていることにより、容器中の水分の排出を良好に行うことができ、また、通気性が良好となる。特に、側壁に孔が形成されている場合は、上述の微細な凹凸により形成された培土と壁面との間の微小な空隙を介して、培土から揮発した水分の容器外部への排出及び容器外部からの培土への空気の取り込みを容易に行うことができるようになる。
【0012】
さらにまた、側壁に孔が形成されている場合には、任意の水平断面における側壁の全周に対する孔の幅の総和が、底壁に近い水平断面ほど大きくなると好ましい。通常、植物栽培容器は上部に開口部を有していることから、容器上部に存在する水分はかかる開口部から容易に揮発するため、容器上部に水分が滞留することは少ない。これに対して容器下部の水分は開口部からの揮発が困難であることから水分が滞留し易い傾向にある。そこで、上記のようにして孔の大きさが容器下部に向かって相対的に大きくなるようにすることによって、容器下部の水分を効率よく外部に排出することが可能となる。
【0013】
そして、上記と同様の観点に基づいて、容器の底壁に近づくにつれて形成する側壁の孔の数を多くすることが好ましい。これにより容器下部における水の排出が更に促進されると共に、容器中に水分が均一に存在するようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。なお、本明細書において「上」や「下」等の向きを示す語は容器を水平面に縦置きとした状態での語として用いることとする。
【0015】
図1は、本発明の植物栽培容器の好適な一実施形態を示す斜視図である。植物栽培容器1は、底壁2と、底壁2に連続して設けられた筒状の側壁4とから構成されている。かかる植物栽培容器1は、上部に開口部を有する構造とされ、内部に植物栽培用の培土を収容できるようになっている。そして、このような植物栽培容器1は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材料により形成される。
【0016】
植物栽培容器1における底壁2及び側壁4の内面は、微細な凹凸が多数形成されている梨地状の凹凸面6となっている。ここで、梨地状とは、面上に不定形の微小な凹凸が多数形成されている形状をいい、換言すれば表面が粗面化されている形状である。
【0017】
また、側壁4には、複数のスリット状の通気孔(側面通気孔8)が、植物栽培容器1の垂直方向に沿って設けられており、側壁4の下部には下部通気孔10が設けられている。側面通気孔8は、側壁4を上下方向に3分割した場合における中段部及び下段部に、それぞれ同一高さに並ぶように複数配置されている。そして、この側面通気孔8は、栽培する植物の根が極力容器外部に突出しないようなサイズで設けられており、その幅(水平方向のサイズ)は、好ましくは3mm以下、より好ましくは2mm以下、更に好ましくは1mm以下であり、その長さ(上下方向のサイズ)は、側壁4の上下方向の長さに対して1/4〜1/3程度である。
【0018】
かかる側面通気孔8は、任意の水平断面における容器(側壁4)の全周に対する側面通気孔8の幅の総和が、底壁2に近い断面ほど大きくなっている。これは、植物栽培容器1はその全周が容器下部に向かって小さくなるように形成されているのに対し、側面通気孔8はそれぞれ同一の幅で形成されているためであり、側面通気孔8の幅の総和は容器下部にいくほど全周に対して相対的に大きくなる。そしてさらに、下部通気孔10は側面通気孔8よりも多く形成されており、具体的には、下部通気孔10の数が16であるのに対して側面通気孔8の数は8である。
【0019】
図2は図1に示す植物栽培容器1の縦断面図であり、図3は、植物栽培容器1の底面図である。図示されるように、底壁2には、中央部が植物栽培容器1の容器内部に突出するように突出部12が設けられており、その上部が平坦形状とされて上底部16が形成されている。また、かかる上底部16の端部から底壁2の底面部にかけて複数のスリット状の排水孔14が放射状に設けられている。さらに、側壁4の下部から底壁2の外周部近傍に連続して下部通気孔10が設けられている。
【0020】
このような植物栽培容器1は、引抜き成形等の従来公知の方法により形成され、また、梨地状の凹凸面6は、表面が粗面化されている成形用の金型を用いることにより形成させることができる。
【0021】
このような構成を有する植物栽培容器1によれば、植物の栽培において以下に示すような作用を生じるようになる。まず、底壁2及び側壁4の内面(凹凸面6)に形成された微小な凹凸により、栽培される植物の根が伸長して壁面に到達した場合であっても、根と壁面との接触面積が小さくなり、両者の密着が低減される。さらに、かかる凹凸により栽培用の培土と壁面との間には微小な空隙が形成され、かかる空隙中に空気を保持することができるようになり、これにより培土及び根への酸素供給が有利に行われる。
【0022】
また、側壁4に側面通気孔8が形成されていることにより、容器内部の通気性及び排水性が特に良好となる。容器上部においては、開口部を通じて容易に水分が蒸発し、この部分に水分が滞留することは通常少ない。これに対し、容器の中段部から下段部にかけては開口部による水分の蒸発が困難であり、特に容器下部にいくほど水分が滞留しやすい傾向にある。側面通気孔8は、このような容器の中断部から下段部に存在する水分を効果的に蒸発させる作用を有しており、この部分における水分の滞留を抑制することが可能となる。
【0023】
さらに、側壁4の下部から底壁2の外周部近傍にかけて下部通気孔10が形成されていることにより、植物栽培容器1中の滞留水分が顕著に減少するようになる。植物の根が伸長する際には、側壁4に到達した根は更に側壁4に沿って下方に伸長するため、植物が生長するにつれて底壁2と側壁4との連接部に根が集中してしまう場合が多く、この部分には特に水分が滞留する傾向にある。植物栽培容器1においては下部通気孔10が形成されていることにより、この部分の排水性が向上し、容器下部に滞留した水分が効果的に排出される。
【0024】
またさらに、水平断面における容器の全周に対する側面通気孔8の幅の総和が容器下部にいくほど大きくなっており、また、下部通気孔10の数は側面通気孔8の数よりも多く形成されている。すなわち、通気孔8,10の面積が容器下部にいくほど容器に対して相対的に大きくなっていることから、容器下部に存在する水分を更に効率よく蒸発させることができるようになると同時に、容器中に水分が偏在するのを防いで全体の水分量を均一に保つことも可能となる。
【0025】
そして、この側面通気孔8及び下部通気孔10は、凹凸面6と培土との間に形成された微小な空隙を利用して、排水性及び通気性を更に向上させ得る作用を有している。この場合、培土中に保持されている水分は、蒸発することにより一旦空隙内に存在するようになる。側壁4に通気孔8,10が形成されていない場合は、この蒸発した水分は再び培土に吸収されるか又は再び液化して下部に流れるのに対して、側壁4に通気孔8,10が形成されている場合は、空隙内の水分がこれらを通じて容易に外部に排出される。また、通気孔8,10を通じて空隙中に外部の空気を送り込むことも可能であり、この空隙中の空気により培土更には根への酸素供給も充分に行われるようになる。
【0026】
また、底壁2に排水孔14の形成された突出部12が設けられていることにより、底壁2と植物栽培容器1を載置する平面とが密接しなくなるため、容器下部に滞留した水分が効率よく流出するようになり、さらに容器に収容されている培土内部の通気性も良好となる。同時に、突出部12は、底壁2の強度を向上させる作用も有しており、植物栽培容器1の変形等を低減することができる。
【0027】
このような作用を有する植物栽培容器1によれば、植物の栽培において、容器及び培土中における水分の滞留を抑制することが可能となり、根への酸素の供給を充分に行うことができるようになるため、栽培中の根腐れの発生が大幅に抑制され、植物を良好に育成することが可能となる。
【0028】
そして、このような植物栽培容器1は、野菜、花卉等の種々の植物の栽培に用いることができる。なかでも、根を壁面に沿って伸長させる傾向が強く、また、過剰な水分による酸素の欠乏により根腐れを生じやすい性質を有するシンビジューム、ファレノプシス、カトレア類、オドントグロッサム類、パフィペディラム、ミルトニヤ、デンドロビューム、エピデンドラム、ジゴペタラム、オンシジューム等のラン科植物に対して特に好適に用いることができる。
【0029】
以上、本発明の植物栽培容器の好適な一実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
【0030】
例えば、植物栽培容器1に形成される側面通気孔8の長さ(上下方向のサイズ)は、上記した長さに限定されるものではなく、側壁4の上端から底壁2との連接部に連続するように設けられていてもよい。しかし、容器の強度を充分に保つ観点からは、側壁4の上下方向の長さに対して1/2以下であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。
【0031】
また、排水孔14と下部通気孔10とは、連続して設けられていてもよく、同様に、側面通気孔8と下部通気孔10とは連続して設けられていてもよい。しかし、容器の強度を保つ観点からは、それぞれ分離して設けられていることが好ましい。
【0032】
さらに、下部通気孔10は、必ずしも側壁4の下部から底壁2の外周部近傍に連続するように形成されている必要はなく、側壁4の下部にのみ形成されていても同様な効果を奏することができる。
【0033】
またさらに、植物栽培容器1において、側面通気孔8は上述したような直線状のスリット形状である必要はなく、根が外部に突出しないサイズである限り種々の形態をとることができる。具体的には、例えば、円形状や、歪曲したスリット状等とすることができる。また、側面通気孔8が直線状のスリット形状である場合は、かかる側面通気孔8は、必ずしも植物栽培容器1の垂直方向に沿って形成されている必要はなく、垂直方向に対して傾いていてもよい。
【0034】
さらにまた、底壁2の外面であり、植物栽培容器1を載置する面と接触する部分には、梨地形状の微小な凹凸が形成されていてもよい。このような凹凸形状は、植物栽培容器1の滑り止めの効果を奏するものである。
【0035】
また、本発明の植物栽培容器においては、微細な凹凸が形成された凹凸面は必ずしも梨地状の面には限定されない。かかる面は、例えば、微小な突起が多数形成された面とすることもでき、また複数の微細な突条を有する面とすることもできる。図4は、本発明の植物栽培容器の第2実施形態を示す斜視図であり、図5は本発明の植物栽培容器の第3実施形態を示す斜視図である。
【0036】
図4に示される植物栽培容器20は、内面が梨地状の面の代わりに断面が三角形状である複数の微小な突条からなる凹凸を有する面(突条面26)となっていること以外は植物栽培容器1と同様の構成を有するものである。また、図5に示される植物栽培容器30は、内面が梨地状の面の代わりに断面形状が矩形である複数の微小な突条からなる凹凸を有する面(突条面36)となっていること以外は植物栽培容器1と同様の構成を有するものである。
【0037】
これらの突条面26及び36を構成する突条は、根と壁面との密着を防止するため微細に形成されている必要があり、その間隔は0.05〜10mmであると好ましく、0.1〜7mmであるとより好ましく、0.2〜5mmであると更に好ましく、また、その高さは0.05〜10mmであると好ましく、0.1〜7mmであるとより好ましく、0.2〜5mmであると更に好ましい。
【0038】
このような構成を有する植物栽培容器20及び30によっても、壁面と根との密着を抑制する効果、及び側面通気孔8との併用による通気性及び排水性の向上効果を植物栽培容器1と同等に奏することができ、植物栽培容器20及び30も、ラン等の植物の育成を良好に行うことが可能となる。
【0039】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0040】
(実施例1)
図1に示す本発明の植物栽培容器(ポリプロピレン製、容量850mL、上部開口部の表面積(cm)を容器高さ(cm)で除した値は8)に、バーク(ニュージーランド産バーク、平均径10mm、商品名MO2−A、向山蘭園社製)を導入して底面層とし、その上に緩効性肥料であるモルコート13−11−13の180日タイプ(向山蘭園社製)3gを略均一になるように載せた。そして、コチョーランであるPhal.MY JOSEPH‘Obje’を手で保持しながら植物栽培容器中に配置させ、その周囲に上記と同一のバークを導入して培地への植付けを行った。
【0041】
そして、植え付けられたコチョーランを温室中で自動潅水により育成した。なお、自動潅水は、容器下部から水が流出する程度に行い、晴天時には2〜3日に1回、曇天時には3〜4日に一回の割合で実施した。
【0042】
栽培開始から6ヵ月後、コチョーランの株は良好に生育し、平均根重は42g/1株であった。なお、コチョーランの根にはほとんど傷みは生じていなかった。
【0043】
(比較例1)
底壁及び壁面の内面に凹凸を有しておらず、また、側壁に通気孔を有していないこと以外は実施例1と同様の形状を有する植物栽培容器を用い、実施例1と同様にしてコチョーランの育成を実施した。
【0044】
栽培開始から6ヵ月後、株の生育は普通であり、平均根重は27g/1株であった。また、壁面に接触していた部位において、根には若干の傷みが生じていた。
【0045】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の植物栽培容器によれば、根の壁面への密着を抑制することができ、また、排水性が良好であるため容器中の水分の滞留が低減され、更に、通気性が良好であるため根への酸素供給が充分に行われるようになる。そして、これにより育成中における根腐れの発生が低減されて良好な栽培を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植物栽培容器の好適な一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す植物栽培容器1の縦断面図である。
【図3】植物栽培容器1の底面図である。
【図4】本発明の植物栽培容器の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明の植物栽培容器の第3実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…植物栽培容器、2…底壁、4…側壁、6…凹凸面、8…側面通気孔、10…下部通気孔、12…突出部、14…排水孔、16…上底部、20…植物栽培容器、26…突条面、30…植物栽培容器、36…突条面。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a container for cultivating a plant, particularly to a container for growing a plant seedling.
[0002]
[Prior art]
In the cultivation of plants such as flowers and vegetables, it is common to grow seedlings of these plants in plant cultivation containers made of resins such as polyethylene and polypropylene. In order for seedlings to grow well, it is necessary that the roots grow healthy, and for that purpose, it is desirable that a sufficient amount of oxygen be supplied to the roots. However, the resin container used for ordinary cultivation has poor air permeability, and the supply of oxygen into the cultivation soil is insufficient, which may cause root rot.
[0003]
One of the causes of insufficient supply of oxygen in the resin container is that water stays near the container wall surface or in the lower portion of the container. That is, since water stays in the container, the moisture in the cultivation soil becomes excessive, thereby impairing the air permeability and causing root rot.
[0004]
In order to improve the retention of moisture and the decrease in air permeability due to the water retention, a plant cultivation container in which air permeability is improved by forming a slit in a side wall has recently been proposed (for example, see Patent Document 1). ).
[0005]
[Patent Document 1]
Published Japanese Utility Model Application No. 5-43838
[Problems to be solved by the invention]
However, it was difficult to sufficiently suppress root rot even when using a plant cultivation container having a slit formed in the side wall.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a plant cultivation container capable of sufficiently suppressing root rot in plant cultivation.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted a detailed study and found that root rot occurring in a plant cultivation container is caused by roots closely adhering to a wall surface or a bottom portion of the container. That is, when the root elongates in the container, the root eventually reaches the wall surface, and after reaching the root, the root elongates along the wall surface. Therefore, since many parts of the root grow in close contact with the wall surface, even if the container has good air permeability and a sufficient amount of oxygen is supplied during the cultivation, the root absorbs oxygen at such a contact part. It cannot be absorbed, which results in an insufficient supply of oxygen to the roots, resulting in root rot. From this fact, it has been found that if the adhesion between the root and the wall surface can be prevented, the occurrence of root rot can be sufficiently suppressed.
[0009]
Based on such knowledge, the plant cultivation container of the present invention is a resin plant cultivation container composed of a bottom wall and a cylindrical side wall provided continuously to the bottom wall, and at least the side wall Is characterized in that the inner surface is an uneven surface on which fine unevenness is formed.
[0010]
In such a plant cultivation container, even when the root reaches the wall surface and further extends along the wall surface, the contact area between the root and the wall surface is small due to a large number of minute irregularities formed on the wall surface. And the adhesion of the root can be suppressed. In addition, due to the unevenness, a large number of minute gaps are also generated between the soil and the wall surface accommodated in the container, and the air contained in the gaps allows oxygen to be efficiently supplied to the roots. Become. Such an uneven surface is preferably a satin-finished surface, and may be a surface having a plurality of minute projections.
[0011]
Further, in the plant cultivation container of the present invention, it is preferable that holes are formed in both or one of the bottom wall and the side wall. By forming the hole in the bottom wall and / or the side wall, the water in the container can be satisfactorily discharged, and the air permeability becomes good. In particular, when a hole is formed in the side wall, the moisture volatilized from the cultivation is discharged to the outside of the container and discharged outside the container through a minute gap between the cultivation and the wall formed by the fine unevenness described above. The air can be easily taken into the soil from the soil.
[0012]
Furthermore, when a hole is formed in the side wall, it is preferable that the sum of the widths of the holes with respect to the entire circumference of the side wall in an arbitrary horizontal cross section increases as the horizontal cross section approaches the bottom wall. Usually, since the container for plant cultivation has an opening in the upper part, the water present in the upper part of the container volatilizes easily from the opening, so that the water does not stay in the upper part of the container in a small amount. On the other hand, the water in the lower part of the container is difficult to volatilize from the opening, so that the water tends to stay easily. Therefore, by making the size of the hole relatively large toward the lower part of the container as described above, it is possible to efficiently discharge the water in the lower part of the container to the outside.
[0013]
Then, based on the same viewpoint as described above, it is preferable to increase the number of holes in the side wall formed closer to the bottom wall of the container. This further promotes the discharge of water at the lower part of the container, and also makes the water uniformly exist in the container.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The same reference numerals are given to the same elements, and duplicate description will be omitted. Note that in this specification, terms indicating directions such as "up" and "down" are used as words when the container is placed vertically on a horizontal surface.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view showing a preferred embodiment of the plant cultivation container of the present invention. The plant cultivation container 1 includes a bottom wall 2 and a cylindrical side wall 4 provided continuously with the bottom wall 2. The plant cultivation container 1 has a structure having an opening at an upper portion, and is capable of accommodating cultivation soil for plant cultivation therein. And such a plant cultivation container 1 is formed of a synthetic resin material such as polyethylene and polypropylene.
[0016]
The inner surfaces of the bottom wall 2 and the side wall 4 of the plant cultivation container 1 are pear-skin-like uneven surfaces 6 on which a number of fine irregularities are formed. Here, the satin shape refers to a shape in which a large number of irregular fine irregularities are formed on the surface, in other words, a shape in which the surface is roughened.
[0017]
Further, a plurality of slit-shaped ventilation holes (side ventilation holes 8) are provided in the side wall 4 along the vertical direction of the plant cultivation container 1, and a lower ventilation hole 10 is provided in a lower portion of the side wall 4. ing. A plurality of side surface ventilation holes 8 are arranged in the middle part and the lower part when the side wall 4 is vertically divided into three so as to be arranged at the same height. The side ventilation holes 8 are provided in such a size that the roots of the plant to be cultivated do not protrude outside the container as much as possible, and the width (size in the horizontal direction) is preferably 3 mm or less, more preferably 2 mm or less. The length (the size in the vertical direction) is more preferably about 1/4 to 1/3 of the length of the side wall 4 in the vertical direction.
[0018]
In the side vent 8, the sum of the widths of the side vents 8 with respect to the entire circumference of the container (side wall 4) in an arbitrary horizontal cross section increases as the cross section approaches the bottom wall 2. This is because the plant cultivation container 1 is formed so that the entire circumference becomes smaller toward the lower portion of the container, whereas the side ventilation holes 8 are formed with the same width, respectively. The sum of the widths of 8 becomes relatively larger with respect to the entire circumference toward the lower part of the container. Further, the number of the lower ventilation holes 10 is larger than the number of the side ventilation holes 8. More specifically, the number of the lower ventilation holes 10 is 16 while the number of the lower ventilation holes 8 is 8.
[0019]
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the plant cultivation container 1 shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a bottom view of the plant cultivation container 1. As shown in the figure, the bottom wall 2 is provided with a protruding portion 12 such that a central portion protrudes into the container of the plant cultivation container 1, and the upper portion thereof has a flat shape to form an upper bottom portion 16. ing. A plurality of slit-shaped drain holes 14 are provided radially from the end of the upper bottom 16 to the bottom of the bottom wall 2. Further, a lower ventilation hole 10 is provided continuously from the lower portion of the side wall 4 to the vicinity of the outer peripheral portion of the bottom wall 2.
[0020]
Such a plant cultivation container 1 is formed by a conventionally known method such as pultrusion molding, and the satin-like uneven surface 6 is formed by using a molding die having a roughened surface. be able to.
[0021]
According to the plant cultivation container 1 having such a configuration, the following effects are produced in plant cultivation. First, even when the roots of a plant to be cultivated extend and reach the wall surface due to minute irregularities formed on the inner surface (irregular surface 6) of the bottom wall 2 and the side wall 4, contact between the root and the wall surface may occur. The area is reduced, and the adhesion between the two is reduced. Furthermore, a minute gap is formed between the soil for cultivation and the wall surface due to the unevenness, so that air can be held in the gap, thereby advantageously supplying oxygen to the soil and the root. Done.
[0022]
In addition, since the side surface ventilation holes 8 are formed in the side wall 4, the air permeability and drainage inside the container are particularly improved. In the upper part of the container, the water easily evaporates through the opening, and the water rarely stays in this portion. On the other hand, it is difficult to evaporate the water through the opening from the middle part to the lower part of the container. In particular, the water tends to stay in the lower part of the container. The side ventilation holes 8 have an effect of effectively evaporating the water present in the lower part from the interrupted portion of the container, and can suppress the retention of the water in this portion.
[0023]
Furthermore, since the lower ventilation hole 10 is formed from the lower portion of the side wall 4 to the vicinity of the outer peripheral portion of the bottom wall 2, the water retained in the plant cultivation container 1 is significantly reduced. When the roots of the plant elongate, the roots reaching the side wall 4 further extend downward along the side wall 4, so that as the plant grows, the root concentrates on the connecting portion between the bottom wall 2 and the side wall 4. In many cases, moisture tends to stay in this portion. Since the lower ventilation hole 10 is formed in the plant cultivation container 1, the drainage of this portion is improved, and the water retained in the lower portion of the container is effectively discharged.
[0024]
Furthermore, the sum of the widths of the side ventilation holes 8 with respect to the entire periphery of the container in the horizontal cross section increases toward the lower part of the container, and the number of lower ventilation holes 10 is formed larger than the number of the side ventilation holes 8. ing. That is, since the area of the ventilation holes 8 and 10 is relatively larger with respect to the container as it goes to the lower part of the container, it is possible to more efficiently evaporate the water present at the lower part of the container, It is also possible to prevent the uneven distribution of water therein and to keep the entire water content uniform.
[0025]
The side air holes 8 and the lower air holes 10 have a function of further improving drainage and air permeability by utilizing minute gaps formed between the uneven surface 6 and the soil. . In this case, the moisture held in the cultivation evaporates and once becomes present in the void. When the ventilation holes 8 and 10 are not formed in the side wall 4, the evaporated water is absorbed again in the cultivation soil or liquefied again and flows downward, whereas the ventilation holes 8 and 10 are formed in the side wall 4. When formed, the water in the voids is easily discharged to the outside through these. It is also possible to feed outside air into the gap through the ventilation holes 8 and 10, and the air in the gap sufficiently supplies oxygen to the soil and the roots.
[0026]
In addition, since the bottom wall 2 is provided with the protruding portion 12 having the drain hole 14 formed thereon, the bottom wall 2 and the plane on which the plant cultivation container 1 is placed are not in close contact with each other. Can efficiently flow out, and the air permeability inside the cultivated soil contained in the container can be improved. At the same time, the protruding portion 12 also has an action of improving the strength of the bottom wall 2, and can reduce deformation and the like of the plant cultivation container 1.
[0027]
According to the plant cultivation container 1 having such an effect, it is possible to suppress the retention of water in the container and the soil during the cultivation of the plant, and to sufficiently supply oxygen to the roots. Therefore, the occurrence of root rot during cultivation is significantly suppressed, and it is possible to grow plants well.
[0028]
And such a plant cultivation container 1 can be used for cultivation of various plants such as vegetables and flowers. Above all, cymbidium, phalenopsis, cattleya, odontoglossums, paphipedilam, miltonia, and dendrobum, which have a strong tendency to elongate the roots along the wall surface and are prone to root rot due to lack of oxygen due to excessive moisture. , Epidendrum, digopetalum, oncidium and the like.
[0029]
As described above, a preferred embodiment of the plant cultivation container of the present invention has been described. However, the present invention is not limited to this embodiment, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
[0030]
For example, the length (the size in the up-down direction) of the side ventilation holes 8 formed in the plant cultivation container 1 is not limited to the above-described length, but extends from the upper end of the side wall 4 to the connection portion with the bottom wall 2. It may be provided so as to be continuous. However, from the viewpoint of sufficiently maintaining the strength of the container, the length is preferably 以下 or less, more preferably 1 / or less, with respect to the length of the side wall 4 in the vertical direction.
[0031]
Further, the drain hole 14 and the lower air hole 10 may be provided continuously, and similarly, the side air hole 8 and the lower air hole 10 may be provided continuously. However, from the viewpoint of maintaining the strength of the container, it is preferable that they are separately provided.
[0032]
Further, the lower ventilation hole 10 does not necessarily need to be formed so as to be continuous from the lower part of the side wall 4 to the vicinity of the outer peripheral part of the bottom wall 2, and the same effect can be obtained even if it is formed only in the lower part of the side wall 4. be able to.
[0033]
Furthermore, in the plant cultivation container 1, the side ventilation holes 8 do not need to have a linear slit shape as described above, and can take various forms as long as the roots do not protrude outside. Specifically, for example, the shape may be a circular shape, a distorted slit shape, or the like. When the side ventilation holes 8 have a linear slit shape, the side ventilation holes 8 do not necessarily need to be formed along the vertical direction of the plant cultivation container 1 and are inclined with respect to the vertical direction. You may.
[0034]
Still further, fine irregularities having a satin finish shape may be formed on a portion of the outer surface of the bottom wall 2 which is in contact with the surface on which the plant cultivation container 1 is placed. Such an uneven shape has an effect of preventing the plant cultivation container 1 from slipping.
[0035]
Moreover, in the container for plant cultivation of the present invention, the uneven surface on which the fine unevenness is formed is not necessarily limited to the satin-like surface. Such a surface may be, for example, a surface on which a large number of fine protrusions are formed, or may be a surface having a plurality of fine protrusions. FIG. 4 is a perspective view showing a second embodiment of the plant cultivation container of the present invention, and FIG. 5 is a perspective view showing a third embodiment of the plant cultivation container of the present invention.
[0036]
The plant cultivation container 20 shown in FIG. 4 has a surface (projection surface 26) having a plurality of minute projections having a triangular cross section instead of a matte surface on the inner surface. Has the same configuration as the plant cultivation container 1. Further, the plant cultivation container 30 shown in FIG. 5 has a surface (projection surface 36) having a plurality of minute projections having a rectangular cross section instead of a matte surface. Except for this, it has the same configuration as the plant cultivation container 1.
[0037]
The ridges forming these ridge surfaces 26 and 36 need to be finely formed to prevent the root from contacting the wall surface, and the interval is preferably 0.05 to 10 mm. The height is more preferably 1 to 7 mm, further preferably 0.2 to 5 mm, and the height is preferably 0.05 to 10 mm, more preferably 0.1 to 7 mm, and 0.2 More preferably, it is 5 mm.
[0038]
Even with the plant cultivation containers 20 and 30 having such a configuration, the effect of suppressing the close contact between the wall surface and the root, and the effect of improving the air permeability and drainage due to the combined use with the side ventilation holes 8 are equivalent to those of the plant cultivation container 1. The plant cultivation containers 20 and 30 can also satisfactorily grow plants such as orchids.
[0039]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples, but the present invention is not limited to these Examples.
[0040]
(Example 1)
A plant cultivation container (made of polypropylene, capacity: 850 mL, the value obtained by dividing the surface area (cm 2 ) of the upper opening by the container height (cm) of 8) of the present invention shown in FIG. 10 mm, trade name MO2-A, manufactured by Mukaiyama Orchiden Co., Ltd.) was introduced as a bottom layer, and 3 g of 180-day type (Mukoyama Orchiden Co., Ltd.) of molcoat 13-11-13, which is a slow-release fertilizer, was placed thereon. It was placed so as to be substantially uniform. And Phal. While holding MY JOSEPH 'Obje' by hand, it was placed in a plant cultivation container, and the same bark as above was introduced around the container and planted in a medium.
[0041]
Then, the planted Kochoran was grown in a greenhouse by automatic watering. The automatic irrigation was performed so that water flowed out from the lower part of the container, and was performed once every two to three days in fine weather and once in three to four days in cloudy weather.
[0042]
Six months after the start of the cultivation, the kochoran plant grew well, and the average root weight was 42 g / 1. The roots of Kochoran were hardly damaged.
[0043]
(Comparative Example 1)
A plant cultivation container having the same shape as that of Example 1 except that the bottom wall and the inner surface of the wall surface do not have irregularities, and that the side wall has no ventilation hole, is the same as Example 1. Cultivated Kochoran.
[0044]
Six months after the start of cultivation, the growth of the strain was normal, and the average root weight was 27 g / 1 strain. In addition, at the portion that was in contact with the wall surface, the root was slightly damaged.
[0045]
【The invention's effect】
As described above, according to the plant cultivation container of the present invention, it is possible to suppress the close contact with the wall surface of the root, and because the drainage is good, the retention of water in the container is reduced. In addition, since the air permeability is good, oxygen is sufficiently supplied to the roots. And thereby, generation | occurrence | production of the root rot during growing is reduced, and it becomes possible to perform favorable cultivation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a preferred embodiment of a plant cultivation container of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the plant cultivation container 1 shown in FIG.
FIG. 3 is a bottom view of the plant cultivation container 1. FIG.
FIG. 4 is a perspective view showing a second embodiment of the plant cultivation container of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a third embodiment of the plant cultivation container of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Plant cultivation container, 2 ... Bottom wall, 4 ... Side wall, 6 ... Uneven surface, 8 ... Side ventilation hole, 10 ... Lower ventilation hole, 12 ... Projection, 14 ... Drainage hole, 16 ... Upper bottom part, 20 ... Plant Cultivation container, 26: ridged surface, 30: plant cultivation container, 36: ridged surface.

Claims (6)

底壁と、該底壁に連続して設けられた筒状の側壁とから構成される樹脂製の植物栽培容器であって、
少なくとも前記側壁の内面が、微細な凹凸が形成されている凹凸面である、植物栽培容器。
A resin plant cultivation container comprising a bottom wall and a cylindrical side wall provided continuously to the bottom wall,
A plant cultivation container, wherein at least the inner surface of the side wall is an uneven surface on which fine unevenness is formed.
前記凹凸面が梨地状の面である、請求項1記載の植物栽培容器。The plant cultivation container according to claim 1, wherein the uneven surface is a satin-like surface. 前記凹凸面が複数の微小な突条を有する面である、請求項1記載の植物栽培容器。The plant cultivation container according to claim 1, wherein the uneven surface is a surface having a plurality of minute projections. 前記底壁及び前記側壁の両方又はそのいずれか一方に孔が形成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の植物栽培容器。The plant cultivation container according to any one of claims 1 to 3, wherein a hole is formed in both or one of the bottom wall and the side wall. 前記側壁に孔が形成されている場合において、任意の水平断面における前記側壁の全周に対する前記孔の幅の総和が、前記底壁に近い水平断面ほど大きい、請求項4記載の植物栽培容器。The plant cultivation container according to claim 4, wherein in the case where the hole is formed in the side wall, the sum of the widths of the hole with respect to the entire circumference of the side wall in an arbitrary horizontal cross section is larger as the horizontal cross section is closer to the bottom wall. 前記側壁に孔が形成されている場合において、前記孔の数が前記底壁に近いほうが多い、請求項4又は5記載の植物栽培容器。The plant cultivation container according to claim 4, wherein, when the hole is formed in the side wall, the number of the hole is larger near the bottom wall.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1028950C2 (en) * 2005-05-03 2006-11-06 Voskamp Vollebregt Holding B V Plant pot, contains ventilation holes in side wall and raised cone shaped section of base
FR2939277A1 (en) * 2008-12-08 2010-06-11 Eric Henri Ollivier Irrigation water collecting device for e.g. round shaped horticultural pot utilized to plant plants, has slope on which surface water following watering is flown and for collecting surface water
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