JP2004289795A - Pnniネットワークにおける呼経路指定を改善するための手順 - Google Patents

Pnniネットワークにおける呼経路指定を改善するための手順 Download PDF

Info

Publication number
JP2004289795A
JP2004289795A JP2003396939A JP2003396939A JP2004289795A JP 2004289795 A JP2004289795 A JP 2004289795A JP 2003396939 A JP2003396939 A JP 2003396939A JP 2003396939 A JP2003396939 A JP 2003396939A JP 2004289795 A JP2004289795 A JP 2004289795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
destination
crankback
lgn
peer group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003396939A
Other languages
English (en)
Inventor
Carl Rajsic
カール・ラジエシツク
Maged Edward Shaker
マゼド・エドワード・シエイカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Canada Inc
Original Assignee
Alcatel Canada Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alcatel Canada Inc filed Critical Alcatel Canada Inc
Publication of JP2004289795A publication Critical patent/JP2004289795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/26Route discovery packet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/04Interdomain routing, e.g. hierarchical routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • H04L45/247Multipath using M:N active or standby paths

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】クランクバックメッセージングを使ってPNNIネットワークにおける呼経路指定を改善する方法およびシステムを提供する。
【解決手段】入口境界ノードは、接続試行に失敗した場合、宛先論理グループノード(LGN)遮断クランクバック手順を使って、上流側経路指定可能ノードに別のリンクを介してその接続を経路指定するよう指示する。その入口境界ノードが、最下位レベルのピアグループにある場合は、その上流側経路指定可能ノードに、下流側終端遮断(SEB)クランクバックメッセージが送信される。その入口境界ノードが、最下位レベルピアグループにない場合は、その上流側経路指定可能ノードに、宛先LGN遮断クランクバックメッセージが送信され、このメッセージは、宛先LGNに至るリンクが遮断されていることをその経路指定ノードに知らせる特別な情報を含む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、データ通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、そのようなネットワークで呼接続を経路指定する方法に関する。
交換システム(「交換ネットワーク」とも呼ばれる)は、データ通信ネットワークを介してデータ通信ネットワーク間でデータを経路指定する。交換システムは、一般に、データ通信ネットワークの各要素間のデータ通信経路を提供する複数の交換器および交換器のクラスタ(「ノード」)を含む。
交換ネットワークの「トポロジ」とは、交換ネットワークの各ノードの個々の(物理的および論理的)構成および相互接続を指す。交換ネットワークのトポロジの知識を使って、そのネットワークを通る通信経路を計算する。
少数の個々の交換器を含む交換システムでは、このトポロジは、ごく簡単であり、システム中の個々のノードおよび各ノード間の通信リンクを識別することによって記述することができる。しかし、より大規模で複雑なネットワークでは、そのネットワークのすべてのノード間のすべてのリンクを識別するのに必要なデータ量が、相当広範囲になり得る。
複雑な交換ネットワークのトポロジを記述するのに必要な情報量を低減するために、いくつかの方法が提案されている。1つの方法は、各物理ノードをグループ(「ピアグループ」)にグループ化するものであり、このグループは、グループ内に個々のノードの特性の総体を含む特性を有する個々の論理ノード(「論理グループノード」)であると見なされる。このような論理グループノードを、さらに、他の物理ノードおよび/または論理ノードと共にグループ化して、次々と上位レベルのピアグループを形成し、ピアグループおよび論理グループノードの階層を作成することができる。
物理ノードを、ノードの論理グループのレベルにグループ化できるネットワークの一例が、「PNNI」ネットワークである。PNNIは、「Private Network Node Interface」または「Private Network Network Interface」を意味し、ATMフォーラムによって開発された経路指定およびシグナリングプロトコルである。PNNI経路指定プロトコルは、私設ATM交換ネットワーク内の交換器および交換器のクラスタの間で、トポロジ情報を配布するために使用される。PNNIシグナリングプロトコルは、ネットワークを介した呼セットアップメッセージのシグナリングによって、PNNIネットワーク内でデータ接続を確立するために使用される。
PNNIネットワークは、PNNI経路指定およびシグナリングプロトコルを利用するネットワークである。PNNI経路指定プロトコル内において、論理グループノード(LGN)とは、PNNI経路指定階層の一レベルで動作するための単一点としての下位レベルピアグループ(PG)の抽象的表現である。論理グループノードは、構成によって交換システム内で作成され、PNNI経路指定プロトコルの作用の結果として動的に動作可能になる。PNNI経路指定階層内において、最下位レベルノードとは、PNNI経路指定プロトコルの単一インスタンスを表す抽象概念である。最下位レベルノードは、構成によって交換システム内で作成され、常に動作可能である。また、LGNまたは最下位レベルノードは、本願では論理ノードまたはノードとも呼ばれる。本願で使用する他の用語には、呼セットアップメッセージが、そこからピアグループに入る入口境界ノード、および呼セットアップメッセージが、そこからピアグループを出る出口境界ノードがある。
PNNI経路指定プロトコルは、一般に、一群の関連する交換器間でネットワークトポロジおよびネットワークリソースの変更に関する情報を配布するために、ATM製品で使用される。トポロジ情報は、そのネットワークトポロジに応じて、階層的に、または平坦な単一ピアグループ中で編成され配布される。階層を使えば、ネットワークはそのトポロジを極めて多数のノードにまで拡大することができる。PNNI実装は、マルチレベル階層ネットワークに存在し関与するために必要なサポートを提供する。
階層ネットワークでは、PNNI経路指定ドメイン内のノードを、ピアグループにグループ化する。同じピアグループ内のノードは、ピアグループリーダ(PGL)を選ぶ。このピアグループリーダは、第2の階層レベルにあると同時に最下位レベルの論理ノードとしても存在する、論理グループノード(LGN)をアクティブ化する役割を担う。新しくアクティブ化されたLGNは、第2の階層レベルにある他の近隣のLGNとPNNI経路指定情報を交換する。近隣のLGNとは、他の下位レベルPGLが、隣接するピアグループからインスタンス化した他のLGNである。情報を交換する他に、LGNは、それをインスタンス化したPGLを介して、上位レベルから下位レベルのピアグループに情報を伝播する。これは、下位レベルピアグループ中のすべてのノードが、アクティブ化されたLGNが存在する上位レベルピアグループ中のその他のLGNに関して同じ情報を持つためである。1つのノードによって収集された階層トポロジ情報から、経路指定テーブルが作成され、各交換器は、PNNIシグナリングプロトコルを使って呼を経路指定する際にそれらのテーブルを使用する。PNNIネットワークおよび階層グループ化については、参照によって本明細書にその内容が組み込まれる「Method for Advertising Reachable Address Information in a Network」という名称の同時係属の米国出願に記載されている。
経路指定テーブルは、呼を経路指定するノードが、呼の転送先の宛先ノードに至るソース経路リストである指定中継リスト(DTL)を作成するために使用する。DTLは、ユーザ呼セットアップメッセージが進行するPNNIネットワークを通る経路を記述する、PNNIノードおよびポートIDのリストである。階層ネットワークでは、DTLのスタックを使って、ネットワーク中の異なる階層レベルにおいて取られる経路を表す。DTLはこのスタック上に、DTL発信元および入口境界ノードによって追加(プッシュ)され、その呼の経路沿いの出口境界ノードによって除去(ポップ)される。DTLスタックは、PNNIシグナリングプロトコルを使用する呼をセットアップするために、セットアップメッセージに入れて送信される。
本願では、クランクバック機能に言及する。ATMフォーラムが開発したPNNIシグナリングプロトコルは、クランクバックをサポートしている。PNNIクランクバックでは、あるノードでセットアップに失敗した呼を、DTLをDTLスタックに最後にプッシュしたノードにまで後退させる。このノードは、DTL発信元であっても入口境界ノードであってもよい。クランクバックには、その呼が遮断されたのがどこかを示す十分な情報が含まれる。このクランクバック中の情報は、遮断タイプ(ノード、リンク、そのリンクの下流側の終端)、および遮断の位置(ノード遮断タイプのノードID、またはリンク遮断タイプのリンクの両端における上流側ノードIDおよび下流側ノードID)を提供する。PNNI仕様のクランクバック手順によれば、それ自体のピアグループ内で呼の経路指定に失敗した入口境界ノードは、「ノード遮断」または「リンク遮断」クランクバックメッセージを用いて、その呼を上位レベルにクランクバックしなければならない。したがって、最後のピアグループ中の入口境界ノード(すなわち最下位レベルの宛先物理ノードに経路指定する入口境界ノード)は、その入口境界ノードが、その呼を宛先ノードまで経路指定できなかった場合、上位レベルでヌルの下流側ノードID(すべて0)を含むリンク遮断クランクバックメッセージを生成することができる。これによれば、その宛先LGNが遮断され、したがって、他に有効な経路が存在し得る場合でも、他の経路指定可能な入口境界ノードおよび/またはその宛先向けのDTL発信元からのさらなる経路変更の試行が停止される。この問題は、ある呼について、その宛先LGNのピアグループに至る複数の入口境界ノードがあり、その呼がその宛先LGNのピアグループに入る別の入口境界ノードを選択していれば経路が存在したにもかかわらず、選択された入口境界ノードが、その宛先ノードに至る経路を見つけられないときに表面化する。この状況は、一般に、呼が、宛先LGNピアグループ中の特定の入口境界ノードを選択し、(たとえば、帯域幅不足のために)その入口境界ノードから実際の物理宛先ノードまで使用可能な経路がないときに発生する。
PNNIプロトコルに記載されているクランクバック規定の制限を、以下の例で示す。
図1を参照すると、最上位レベルDTL(A−B−C)に従って、A.1からC.3に呼が発せられる。ピアグループBにおいて、出口境界ノードB.2は、この呼をC.1に転送する。リンクC.1−C.3上の帯域幅が不十分であるため、入口境界ノードC.1は、この呼をクランクバックしなければならない。従来技術のPNNIクランクバック手順によれば、ノードC.1は、第2のレベル(C,0)でリンク遮断クランクバックを生成する。このクランクバックは、ピアグループB中をDTL発信元であるA.1まで逆伝播される。A.1は、宛先ピアグループが遮断されていると理解するので、AとCの間に直接のリンクがあっても、その宛先までの他の経路を試みない。
図2を参照すると、最上位レベルDTL(A−C)を使って、A.1からC22に呼が発せられる。ピアグループCでは、入口境界ノードC1(物理ノードC11)は、リンクC11−C22上の帯域幅が不十分であるため、この呼を経路指定することができない。従来技術のPNNIクランクバック手順によれば、入口境界ノードC1(物理ノードC11)は、それがその呼のDTLスタックの最後のLGNにあるため、リンク遮断クランクバック(C,0)を生成する。DTL発信元A.1は、このクランクバックを受け取ると、LGN Cが遮断されていると解釈する。LGN Cは宛先LGNであるため、経路A−B−Cが有効な経路であっても、他の経路を試みることができない。
本願は、PNNI仕様に記載されているPNNIクランクバック手順における前述の制限に対処するものである。
本発明は、ATMネットワークの分野に関し、詳細には、PNNIシグナリングプロトコルを使ったATMネットワークにおける呼接続のセットアップに関する。詳細には、本発明は、宛先論理グループノード(LGN)への呼経路指定試行が、このLGNのピアグループ内で失敗したときに使用される、PNNIクランクバック手順を対象とする。問題は、現在、これらの手順によれば、他に有効な経路が存在する場合であっても、その宛先LGNの遮断が生じ得ることである。
PNNIクランクバック手順に宛先LGN遮断クランクバック手順を加えることにより、呼の経路指定可能性が高まり、ネットワークにおける呼遮断が低減される。
したがって、本発明の第1の態様によれば、それぞれのピアグループの経路指定階層に配列されたノードを備えるデータ通信ネットワークを介して接続を経路指定する方法であって、その階層内の発信元ノードと宛先ノードとの間で接続が経路指定され、その接続のための経路が、セットアップ時に、宛先ノードが属するピアグループ中の入口境界ノードを含み、a)入口境界ノードと宛先ノードとの間の接続の完了に失敗したことに応答して、その接続について入口境界ノードが、下流側ヌルノードIDを含むリンク遮断クランクバックメッセージを検出したかどうか判定するステップと、b)検出しなかった場合、入口境界ノードが、そのピアグループに至るリンクが遮断されていることを示す、その経路内の上流側経路指定可能ノードへのクランクバックを開始するステップと、c)上流側経路指定可能ノードにおいて、別のリンクを介してそのピアグループへの接続を経路指定しようと試みるステップとを含む方法が提供される。
本発明の第2の態様によれば、それぞれのピアグループの経路指定階層に配列されたノードを備えるデータ通信ネットワークを介して接続を経路指定するためのシステムであって、その階層内の発信元ノードと宛先ノードとの間で接続が経路指定され、その接続のための経路が、セットアップ時に、宛先ノードが属するピアグループ中の入口境界ノードを含むシステムにおいて、入口境界ノードと宛先ノードとの間の接続の完了に失敗したことに応答して、その接続について入口境界ノードが、下流側ヌルノードIDを含むリンク遮断クランクバックメッセージを検出したかどうか判定し、検出しなかった場合、そのピアグループに至るリンクが遮断されていることを示す、その経路内の上流側経路指定可能ノードへのクランクバックを開始する、入口境界ノードにある手段と、別のリンクを介してそのピアグループに至る接続を経路指定する、上流側経路指定可能ノードにある手段とを含むシステムが提供される。
次に、本発明を、添付の図面を参照してより詳細に説明する。
PNNI仕様に記載されているクランクバック手順は、本発明のクランクバック手順によって修正されている。本明細書で宛先LGN遮断クランクバック手順と呼ぶこれらの手順を使って、最下位レベル宛先ピアグループの入口境界ノード、その呼のDTLスタックの最後のLGNの入口境界ノード(すなわち最下位レベルにない最後のLGN中の入口境界ノード)、およびDTL発信元ノードまたは経路指定可能入口境界ノードは、受け取ったクランクバック情報に基づいて経路指定決定を行う。
この修正された宛先LGN遮断クランクバック手順は、以下のプロトコルに従って動作する。
最下位レベル宛先ピアグループ中の入口境界ノードは、ターゲットアドレスに至る物理宛先ノード自体の遮断以外の任意の理由で、そのピアグループ内での呼の経路指定に失敗したときは常に、下流側終端遮断(SEB)クランクバックを生成する。入口境界ノードは、従来技術では、宛先ノードからリンク遮断クランクバックを受信し、そのクランクバックが、ヌルの下流側ノードIDを含むリンク遮断クランクバックを含むときに、ターゲットアドレスに至る物理ノードがいつ遮断されたかを知る。入口境界ノードが生成したSEBクランクバックによって、上流側ピアグループの出口境界ノードは、従来技術のPNNIクランクバック手順を実施した後、他の入口境界ノードおよびより多くの代替経路に通じる可能性のある、宛先ピアグループに入る他の並列なトランクグループを試みられるようになる。これに失敗した場合、その出口境界ノードは、従来技術のPNNIクランクバック手順を使って、その出口境界ノードと宛先LGNとの間のアップリンクについてのリンク遮断を逆伝播する。これによって、DTL発信元または経路指定可能入口境界ノードが、このリンクを回避してその呼を経路指定し、その宛先LGNに至る他の経路を試みることができるようになる。
同様の障害状況では、最下位レベルにない最後のピアグループ中の入口境界ノードは、下流側終端遮断クランクバックメッセージを生成しない。その代わり、その入口境界ノードは、上位レベルにある並列トランクグループを試みることによる呼待ち時間の増大を回避するために、特別な宛先LGN遮断クランクバックを生成する。この宛先LGNクランクバックの目的は、宛先LGNにおける障害が、最下位レベル物理宛先ノードが遮断されたことによるものではなく、そのピアグループ中の入口境界ノードと宛先との間の経路上の障害によるものであると、下流側経路指定可能ノードに知らせることである。したがって、そのピアグループに至る異なる経路を使って、別の経路指定が試みられることになる。この宛先LGN遮断クランクバックは、いくつか異なる方法で実装することができる。可能な方法の例としては、
1)上流側ノードとして設定された宛先LGN、特別なポートID(0xfffffffe)、およびヌルの下流側ノードIDを含む従来技術のPNNIリンク遮断クランクバック、
2)遮断されたLGNのノードIDを含む「宛先LGN」遮断タイプを含む新規のクランクバック、
3)特別なフラグおよび宛先ノードのノードIDを含む従来技術のPNNIノード遮断クランクバック
が含まれる。
これらの例は網羅的なものではなく、本発明では、上流側の経路指定可能ノードが、そのピアグループに至る別のリンクまたは経路を試みることができるように、宛先LGNが遮断されていることを示す他のどんな方法も企図されていることを理解されたい。
DTL発信元(または経路指定可能入口境界ノード)は、(たとえば下流側ヌルノードIDおよび特別なポートID(0xfffffffe)を含むリンク遮断クランクバックとして実装された)「宛先LGN遮断」クランクバックを、最初に送信されたDTLスタックにおけるクランクバックレベルにあるDTL中の最後のノードと、そのDTL中の最後のノードより下流側のノードとの間の遮断されたリンクとして処理する。その遮断されたリンクに基づき、そのDTL発信元(または経路指定可能入口境界ノード)は、そのリンクを迂回する経路を選択することができる。これによって、非最下位レベル宛先ピアグループ中の遮断された入口境界ノードを迂回して経路指定する方法が提供される。
最終的な宛先ノードが遮断されている場合は、従来技術のクランクバック手順が実施され、ヌルの下流側ノードIDおよびゼロポートIDを含むリンク遮断クランクバックが、適切なレベルで生成されることに留意されたい。このクランクバックは、当該の最下位レベル物理宛先ノードまで再度経路指定されることがないように、DTL発信元(または経路指定可能入口境界ノード)に向かって逆伝播される。
図3に、図1で修正されたクランクバック手順を実装した例を示す。A.1がC.3への呼をセットアップすると、その呼は、帯域幅不足のためノードC.1で遮断される。本発明の宛先LGNクランクバック手順を使って、C.1は、下流側終端遮断クランクバックを生成する。出口境界ノードB.2は、このクランクバックを受信すると、そのピアグループに至る他の並列トランクグループを試みる。この事例で、B.2は、その呼を正常に確立できるC.2へのリンクを選択する。
別の事例において、B.2に他の並列トランクグループがない場合、B.2は、そのクランクバックをリンク遮断(B.2−C)に変換し、それがリンク遮断(B−C)に変換されてDTL発信元まで伝播される。このクランクバックを受信すると、A.1は、成功する可能性があるA−C経路を試みる。
図4に、図2で、この場合も修正されたクランクバック手順を実装した例を示す。A.1がC.22への呼をセットアップすると、その呼は、ノードC.11で遮断される。宛先LGN遮断クランクバック手順を使って、C.11は、リンク遮断クランクバック(C,0,port_ID)を生成する。ここでport_IDは、ゼロでない特別なポートID値(0xfffffffe)である。ノードA.1がこのクランクバックを受信すると、この特別なport_ID値によって、A.1は、リンクA−Cが遮断されていると解釈し、したがって、ノードA.1はA−B−C上での経路変更を試みる。
要約すると、本発明は、実際には他の有効な経路上にその呼に十分なリソースが存在するときに、選択された経路上のリソース枯渇による呼接続障害を引き起こすことがある、PNNI規格における問題点への対処法を提供する。この問題点は、単純なネットワークと複雑なネットワークの両方で、一般には、大規模なSPVC経路変更が実施された場合に表面化する。本発明によって提供される対処法は、ユーザがネットワークリソースを最大限に活用するのに役立つ。
この対処法の一代替方法は、ネットワークを過剰供給するものである。しかし、そうするには、すべての入口境界ノードがすべての宛先ノードに到達可能とするのに十分な帯域幅を常時確保するために、より多くの資金、機器、構成などが必要になる。これは非常に高くつく代替方法となるはずであり、この代替方法をすでに実施している場合には、本発明は、過剰供給に使用される機器を解放して他の用途に使用できるようにすることによって、著しいコスト削減を実現することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を記述し図示したが、当分野の技術者には、本発明の要旨を逸脱することなく、多くの変更を実施できることが明らかであろう。しかし、そうした変更は、本発明の定義の完全な範囲内に包含されるものであることを理解されたい。
PNNI仕様によるクランクバック手順の一例を示す図である。 PNNI仕様によるクランクバック手順の別の例を示す図である。 本発明によるクランクバック手順を示す図である。 本発明によるクランクバック手順の別の例を示す図である。

Claims (20)

  1. それぞれのピアグループの経路指定階層に配列されたノードを備えるデータ通信ネットワークを介して接続を経路指定する方法であって、前記階層内の発信元ノードと宛先ノードとの間で接続が経路指定され、前記接続のための経路が、セットアップ時に、前記宛先ノードが属するピアグループ中の入口境界ノードを含み、
    a)前記入口境界ノードと前記宛先ノードとの間の前記接続の完了に失敗したことに応答して、前記入口境界ノードが、前記接続について下流側ヌルノードIDを含むリンク遮断クランクバックメッセージを検出したかどうか判定するステップと、
    b)検出しなかった場合、前記入口境界ノードが、前記ピアグループに至るリンクが遮断されていることを示す、前記経路内の上流側経路指定可能ノードへのクランクバックを開始するステップと、
    c)前記上流側経路指定可能ノードにおいて、別のリンクを介して前記ピアグループに至る前記接続を経路指定しようと試みるステップと
    を含む方法。
  2. 前記入口境界ノードが、前記経路指定階層の最下位レベルにある前記宛先ノードと同じピアグループにあるとき、前記開始されたクランクバックメッセージが、下流側終端遮断(SEB)メッセージである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記入口境界ノードが、前記宛先ノードと同じピアグループにあるが、前記経路指定階層の最下位レベルにないとき、前記開始されたクランクバックメッセージが、宛先LGN遮断クランクバックである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、下流側ヌルノードIDおよび特別なポートIDを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、前記宛先LGNに至る前記リンクが遮断されていることを、前記上流側経路指定可能ノードに知らせるメッセージである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、前記上流側ノードIDとしての前記宛先LGN、特別なポートID(0xfffffffe)、およびヌルの下流側ノードIDを含むリンク遮断クランクバックである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、宛先LGN遮断タイプおよび前記宛先LGNのノードIDを含むクランクバックである、請求項4に記載の方法。
  8. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、特別なフラグおよび前記宛先LGNのノードIDを含むノード遮断クランクバックである、請求項4に記載の方法。
  9. 前記入口境界ノードが、前記上流側経路指定可能ノードが前記宛先LGNに至る異なるリンクを選択できるように、前記宛先LGNが遮断されていることを示す特別なクランクバック情報を知らせる、請求項4に記載の方法。
  10. 前記経路指定階層がPNNIプロトコルを使って実装される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記データネットワークがATMトラフィックを搬送する、請求項10に記載の方法。
  12. それぞれのピアグループの経路指定階層に配列されたノードを備えるデータ通信ネットワークを介して接続を経路指定するためのシステムであって、前記階層内の発信元ノードと宛先ノードとの間で接続が経路指定され、前記接続のための経路が、セットアップ時に、前記宛先ノードが属するピアグループ中の入口境界ノードを含むシステムにおいて、
    前記入口境界ノードと前記宛先ノードとの間の前記接続の完了に失敗したことに応答して、前記入口境界ノードが、前記接続について下流側ヌルノードIDを含むリンク遮断クランクバックメッセージを検出したかどうか判定し、検出しなかった場合、前記ピアグループに至るリンクが遮断されていることを示す、前記経路内の上流側経路指定可能ノードへのクランクバックを開始する、前記入口境界ノードにある手段と、
    別のリンクを介して前記ピアグループに至る前記接続を経路指定する、前記上流側経路指定可能ノードにある手段と
    を含むシステム。
  13. 前記入口境界ノードが、前記経路指定階層の最下位レベルにある前記宛先ノードと同じピアグループにあるとき、前記開始されたクランクバックメッセージが、下流側終端遮断(SEB)メッセージである、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記入口境界ノードが、前記宛先ノードと同じピアグループにあるが、前記経路指定階層の最下位レベルにないとき、前記開始されたクランクバックメッセージが、宛先LGN遮断クランクバックである、請求項12に記載のシステム。
  15. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、前記宛先LGNに至る前記リンクが遮断されていることを前記上流側経路指定可能ノードに知らせるメッセージである、請求項14に記載のシステム。
  16. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、前記上流側ノードIDとしての前記宛先LGN、特別なポートID(0xfffffffe)、およびヌルの下流側ノードIDを含むリンク遮断クランクバックである、請求項15に記載のシステム。
  17. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、宛先LGN遮断タイプおよび前記宛先LGNのノードIDを含むクランクバックである、請求項14に記載のシステム。
  18. 前記宛先LGN遮断クランクバックが、特別なフラグおよび前記宛先LGNのノードIDを含むノード遮断クランクバックである、請求項14に記載のシステム。
  19. 前記入口境界ノードが、前記上流側経路指定可能ノードが前記宛先LGNに至る異なるリンクを選択できるように、前記宛先LGNが遮断されていることを示す特別なクランクバック情報を知らせる、請求項14に記載のシステム。
  20. 前記経路指定階層が、PNNIプロトコルを使って実装される、請求項12に記載のシステム。
JP2003396939A 2002-12-11 2003-11-27 Pnniネットワークにおける呼経路指定を改善するための手順 Pending JP2004289795A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/315,996 US7283467B2 (en) 2002-12-11 2002-12-11 Procedures for improving call routing in PNNI networks

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004289795A true JP2004289795A (ja) 2004-10-14

Family

ID=32392940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396939A Pending JP2004289795A (ja) 2002-12-11 2003-11-27 Pnniネットワークにおける呼経路指定を改善するための手順

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7283467B2 (ja)
EP (1) EP1432186B1 (ja)
JP (1) JP2004289795A (ja)
CN (1) CN100525292C (ja)
AT (1) ATE515125T1 (ja)
ES (1) ES2368709T3 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7561512B1 (en) * 2003-08-21 2009-07-14 Cisco Technology, Inc. Method and system for enhancing crankback handling in multi-peer group networks
US20060291381A1 (en) * 2005-06-22 2006-12-28 Alcatel Diverse routing for switched connections
US7630377B1 (en) 2006-08-31 2009-12-08 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Method for provisioning circuits on multiple parallel links with a single setup message
JP5135748B2 (ja) * 2006-09-27 2013-02-06 富士通株式会社 伝送装置及びパス設定方法
CN102223249B (zh) * 2011-06-10 2014-01-29 北京交通大学 利用向量网升级ip网的方法及其数据传送的方法
US9509593B2 (en) * 2014-04-22 2016-11-29 Ciena Corporation Systems and methods for diverse connection signaling from disparate source nodes in distributed connection-oriented networks

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000174755A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Fujitsu Ltd 経路選択方式

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9521831D0 (en) * 1995-10-25 1996-01-03 Newbridge Networks Corp Crankback and loop detection in ATM SVC routing
EP0781007B1 (de) * 1995-12-21 2003-03-12 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Bilden von Leitweginformation in einem ATM-Kommunikationsnetz
US5831975A (en) * 1996-04-04 1998-11-03 Lucent Technologies Inc. System and method for hierarchical multicast routing in ATM networks
US6122753A (en) * 1997-04-09 2000-09-19 Nec Corporation Fault recovery system and transmission path autonomic switching system
US6111881A (en) * 1997-12-29 2000-08-29 Nortel Networks Corporation Signaling protocol for rerouting ATM connections in PNNI environments
US7002906B1 (en) * 1998-08-28 2006-02-21 Cisco Technology, Inc. Method for extending the crankback procedure to any Asynchronous Transfer Mode system
US6778535B1 (en) * 2000-03-29 2004-08-17 At&T Corp. PNNI-based multi-link shortest path Class-of Service routing technique

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000174755A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Fujitsu Ltd 経路選択方式

Also Published As

Publication number Publication date
US20040114508A1 (en) 2004-06-17
US7283467B2 (en) 2007-10-16
EP1432186B1 (en) 2011-06-29
ES2368709T3 (es) 2011-11-21
CN100525292C (zh) 2009-08-05
EP1432186A3 (en) 2007-02-21
EP1432186A2 (en) 2004-06-23
CN1514624A (zh) 2004-07-21
ATE515125T1 (de) 2011-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2430798B1 (en) Dual homed e-spring protection for network domain interworking
JP4778062B2 (ja) プロバイダ・リンク状態ブリッジング
AU740234B2 (en) Method of re-routing in networks
JP4833292B2 (ja) イーサネットのgmpls制御
US8711863B2 (en) Virtual links in a routed ethernet mesh network
US7139278B2 (en) Routing traffic in a communications network
CN101019382B (zh) 通过环形拓扑实现多点服务
US9401817B2 (en) E-spring support of ethernet protection
US6473408B1 (en) Building a hierarchy in an asynchronous transfer mode PNNI network utilizing proxy SVCC-based RCC entities
US20110075554A1 (en) E-spring (g.8032) interworking to provide access protection
KR20130100218A (ko) 주소 기반 캐리어 네트워크의 구별 전달
US6262984B1 (en) Method of preventing overlapping branches in point to multipoint calls in PNNI networks
KR20090099556A (ko) 라우팅 정보 교환의 방법 및 장치와 복수의 네트워크 영역에 걸친 접속 설정
JP2001127782A (ja) 活動トポロジを発見して監視するシステムおよびその方法
JP2007189737A (ja) ソースルーティングシグナリングプロトコル通信ネットワークにおけるコールブロッキングトリガトポロジ更新のためのシステムおよび方法
US7443857B1 (en) Connection routing based on link utilization
CN101163103A (zh) 一种实现快速重路由的方法
US20080304480A1 (en) Method for Determining the Forwarding Direction of Ethernet Frames
US6724734B1 (en) Creating a spanning tree of a network including clusters
JP2004289795A (ja) Pnniネットワークにおける呼経路指定を改善するための手順
CN110719219B (zh) 一种端口状态的配置方法及网络设备
KR20060112713A (ko) 전기통신 네트워크를 위한 osi(iso) 계층2 루프의제어방법
US7002906B1 (en) Method for extending the crankback procedure to any Asynchronous Transfer Mode system
Austin et al. Fast, scalable, and distributed restoration in general mesh optical networks
CN101635656A (zh) 层次化有序地址分组网络中故障检测的方法、系统及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090602

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090901

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100601

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110809