JP2004289551A - 携帯端末に接続自在な電話機装置 - Google Patents

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正博 岩野
Kazuro Takeda
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Abstract

【目的】携帯電話の如き携帯端末の利便性をより十全に確保し得る電話機装置を提供する。
【構成】交換機からの局線に接続されるべき通話路を介して送受話機能を奏する通話回路を含む電話機装置であり、通話路コネクタプラグを備えた携帯端末の該通話路コネクタプラグに着脱自在に接続され得るコネクタジャックと、該コネクタジャックに該コネクタプラグが接続されている限り、該通話路を該コネクタジャックに接続するスイッチ手段とを含む。該携帯端末は、該接続された通話路を介して通話をなす。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆電話の如き電話機装置及び移動電話又はPHS(Personal Handy Phone System)の如き携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動電話又はPHSと称される携帯電話の利用を支える無線中継局の拡充が進み、携帯電話が広く利用されている。その一方で、従来街角で多数見かけられた公衆電話ボックスは撤去される傾向にある。かかる携帯電話は、無線中継局が近辺にあれば何時でも何処でも通話可能であるばかりでなく、予め登録可能な内蔵電話帳を駆使することで容易な発信が可能であり、更にはインターネットを介したネットサイトとの通信も可能なことから非常に利便性の高いものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話の利便性の維持にはなお幾つかの問題が存在する。例えば、都市部から離れた地域では近隣に無線中継局が存在しない場合があり、無線電話網との接続ができずに通話が不可能となる。また、携帯電話の動作に必要な電力が内蔵バッテリーにより供給されることから、この蓄電電力が消耗した場合にはもとより通話が不可能になる。
【0004】
そこで、本発明の目的は、携帯端末の利便性をより十全に確保し得る電話機装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による電話機装置は、交換機からの局線に接続されるべき通話路を介して送受話機能を奏する通話回路を含む電話機装置であり、携帯端末に備えられた通話路コネクタプラグに着脱自在に接続され得るコネクタジャックと、該コネクタジャックに該通話路コネクタプラグが接続されている限り、該通話路を該コネクタジャックに接続するスイッチ手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】
第2の発明による電話機装置は、交換機からの局線に接続されるべき通話路を介して送受話機能を奏する通話回路を含む電話機装置であり、通話路コネクタプラグを備えた携帯端末と、該通話路コネクタプラグに着脱自在に接続され得るコネクタジャックと、該コネクタジャックに該通話路コネクタプラグが接続されている限り、該通話路を該コネクタジャックに接続するスイッチ手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による電話機装置として公衆電話端末及び携帯電話端末を含むシステム全体の構成を示している。本実施例においては,電話機装置として通常の公衆電話端末を含む構成例を示している。
【0008】
公衆電話端末20a乃至20cの複数が公衆電話網40に接続される。公衆電話網40は、接続される加入者電話に電話サービスを提供する通常のネットワークである。説明の容易性から3つの公衆電話端末20a乃至20cが示されているが、それ以上多数の公衆電話端末が接続され得る。
公衆電話端末20a乃至20cの各々は、通常の公衆電話の公衆電話機能を有すると共に、接続ケーブル30を介して携帯電話端末10を接続する機能を有する。これにより、公衆電話端末20a乃至20cの各々は、携帯電話端末10に対して公衆電話網40へのアクセスポイントとして機能する。
【0009】
本発明による携帯電話端末10は、携帯電話網50を介した携帯電話機能を有すると共に、接続ケーブル30を介して公衆電話端末20a乃至20cの何れかに接続され得る。本図の例では公衆電話装置20bを介して接続されている。
接続ケーブル30は、電源路31と通話路32を含む。電源路31により、公衆電話端末20bから携帯電話端末10に電力が供給される。通話路32により、公衆電話端末20bを介して公衆電話網50との間で通話のための信号が相互に伝送される。
【0010】
接続ケーブル30の一端は、携帯電話端末10の例えば底部に設けられた接続コネクタ61に繋げられ、その他端は公衆電話端末20a乃至20cに設けられた同様の接続コネクタ62に繋げられる。その運用形態としては、公衆電話端末20a乃至20cの各々に接続ケーブル30を常時備えるか、又は携帯電話端末10の備品として備える形態の何れかの形態が考えられる。接続ケーブル30は、携帯電話端末10及び公衆電話端末20a乃至20cに対して着脱自在である。尚、携帯電話端末10は、移動電話又はPHS電話の如き携帯端末であり、対応して携帯電話網50は移動電話網又はPHS電話網である。
【0011】
図2は、図1に示される接続状態の携帯電話端末10及び公衆電話端末20bのより詳細の構成を示している。尚、図1に示される公衆電話端末20a乃至20cの何れの構成も同一である。公衆電話端末20bは、メイン処理部21と、入力部22と、表示部23と、課金処理部25と、回線制御部24と、認証処理部26と、携帯電話インターフェース部27と、電力供給部28と、通話回路29と、スイッチ回路39と、接続コネクタ62とを有する。
【0012】
メイン処理部21は、入力部22、表示部23、課金処理部25、回線制御部24、認証処理部26、携帯電話インターフェース部27、通話回路29及びスイッチ回路39に接続され、これら各部の処理制御を行う。メイン処理部21は、通常のCPU及びメモリからなるコンピュータ演算装置により実現され得る。
入力部22は、通常のダイヤル入力、暗証番号の入力及びその他の操作入力を受け付ける機能を有する。表示部23は、メニュー画面等の画面を表示して動作状況を操作者に表示する機能を有する。課金処理部25は、現金若しくはテレホンカード、クレジットカード又は携帯電話課金先の何れかを決済方法として課金処理を行う機能を有する。回線制御部24は、公衆電話網40との間の通話路を介して通話のための通信制御手順を実行する機能を有する。認証処理部26は、携帯電話端末10の接続ケーブル30を介した接続に応じて携帯電話端末10の認証を行う機能を有する。携帯電話インターフェース部27は、電源路31及び通話路32を介して接続される携帯電話端末10との間で電力供給及び通信信号の交換を各々行う機能を有する。電力供給部28は、携帯電話端末10にその必要な電力を供給する機能を有し、好ましくは更に携帯電話端末10の蓄電電力を供給する機能を有する。通話回路29は、操作者との間の音声入出力を公衆電話網40に含まれる交換機からの局線に接続される通話路を介して送受話する機能を有する。スイッチ回路39は、操作者の「携帯電話接続サービスの選択」の指示に応じて通常の公衆電話サービス、即ち、内部の通話回路29を用いる構成から携帯電話端末10との間で通話路を設ける設定に切り替えるスイッチ手段を提供する。この切り替えは、ソフトウェア制御によりなされても良いし、接続コネクタ62の取り付けに応じてなされても良いし、更には操作者の選択指示によりなされても良い。
【0013】
接続コネクタ62は、電源路31と通話路32の各々を接続するコネクタジャック63を有する。接続ケーブル30のコネクタピン64が係合することにより電源路31と通話路32の電気的接続がなされる。尚、コネクタジャック63及びコネクタピン64との組み合わせは相互に交換可能であり電源路31と通話路32の電気的な接続がなされれば良く、多様な形状をとり得る。
【0014】
携帯電話端末10は、メイン処理部11と、入力部12と、表示部13と、内蔵メモリ15と、電源部16と、回線制御部14と、公衆電話インターフェース部17と、通話回路19と、スイッチ回路38と、接続コネクタ61とを備える。メイン処理部11は、入力部12、表示部13、内蔵メモリ15、回線制御部14及び公衆電話インターフェース部17、通話回路19、スイッチ回路38に接続されてこれら各部の処理制御を行う。メイン処理部11は、中央演算装置(CPU)を含む通常のコンピュータにより実現され得る。
【0015】
入力部12は、ダイヤル入力及びその他操作入力を受け付ける機能を有する。表示部13は、メニュー及び操作結果等の情報を表示する機能を有する。公衆電話インターフェース部17は、電源路31を介して公衆電話端末20bから電力供給を受けて電源部16に供給する機能と、通話路32を介して公衆電話端末20bとの間で通信信号を交換する機能を有する。内蔵メモリ15は、暗証番号及び電話番号等の設定情報を格納する機能を有する。該設定情報は、入力部12を介して操作者の入力により設定及び変更が可能である。回線制御部14は、携帯電話網50及び公衆電話網40との間で通話のための通信制御手順を実行する機能を有する。電源部16は、電源路31を介して公衆電話端末20からの電力供給を受けて蓄電すると共に携帯電話端末10の各部に電力を供給する機能を有する。通話回路19は、操作者との間の音声入出力を携帯電話網50又は公衆電話網40との間の通話路32を介して送受話する機能を有する。スイッチ回路38は、回線制御部14おける携帯電話網50との接続と公衆電話網40との接続とを相互に切り替えるスイッチ手段を提供する。この切り替えは、ソフトウェア制御によりなされても良いし、操作者による接続ケーブル30の接続に応じて、更には操作者の選択指示によりなされても良い。
【0016】
接続コネクタ61は、接続コネクタ62と同様にして電源路31と通話路32の各々の電気的接続をなす機能を有する。
変形例として、内蔵メモリ15は、マルチメディアカード又はスマートメディアカード等のメモリカードとして携帯電話端末10から着脱自在にしても良い。一方、公衆電話端末20a乃至20cの各々にメモリカードスロットを設け、これに該メモリカードを装填することで、暗証番号及び電話帳等の設定情報を当該公衆電話端末20bに転送する形態としても良い。この場合、公衆電話端末20bがこの転送された電話帳を表示することで、操作者は、公衆電話端末20bを直接使用して公衆電話網40に接続することも可能になる。
【0017】
図3は、図2に示される公衆電話端末及び携帯電話端末の処理手順のシーケンスを示している。以下、図3に示される処理シーケンスについて図2に示される構成要素を適宜参照しつつ説明する。
先ず、公衆電話端末20bは、メインメニューを表示して操作者からの選択指示を待っている状態において、携帯電話端末10を携帯する操作者から「携帯電話接続サービス」の選択を受け付け、通常の公衆電話サービスから携帯電話接続サービスに切り替える(ステップS1)。即ち、通話回路29を公衆電話網40に接続された通話路から切り離し、携帯電話端末10の通話路に接続する。次いで、該操作者から「課金方法の選択」及び「番号通知の選択」を受け付ける(ステップS2)。課金方法の選択の選択肢としては、例えば、現金、テレホンカード、クレジットカード又は携帯電話課金先の如く4つの決済方法の選択肢がある。番号通知の選択肢としては、「当該公衆電話端末の番号を相手先に通知する」、「携帯電話端末の加入者番号を相手先に通知する」或いは「相手先に何れの番号も通知しない、即ち非通知」がある。
【0018】
次に、操作者が接続ケーブル30を携帯電話端末10と公衆電話端末20bとの間に接続する(ステップS3)。これに応じて公衆電話端末20bは、携帯電話端末10に給電を開始する(ステップS4)。給電される電力は、携帯電話端末10の通話動作を可能とする電力量であることを要し、更には携帯電話端末10に内蔵されるバッテリーに充電を可能とする電力量としても良い。
【0019】
次に、公衆電話端末20bは、携帯電話端末10の認証及び課金方法の認証を行う(ステップS5)。かかる認証処理の内容は、携帯電話端末10及びその操作者が公衆電話網接続サービスを受ける適正なものか否かの認証と、クレジットカード等の決済手段が適正なものであるか否かの認証とを含む。次いで、以上の認証の結果ついて判断する(ステップS6)。もし認証が不成功の場合には、再度メニュー画面を表示し最初のステップに戻る(ステップS1)。もし認証に成功した場合には次のステップに進む。
【0020】
次に、携帯電話端末10は、公衆電話端末20bを介して公衆電話網40との間に通話可能な通話路を設定する(ステップS7)。これにより、携帯電話端末10からの発信動作が可能となる。これにより、携帯電話端末10は、設定された通話路を介して発信先の相手電話端末との通話を行う(ステップS8)。併せて、通話量に応じた課金処理を行う(ステップS9)。
【0021】
次に、当該通話の終了に応じて、公衆電話端末20bはメインメニューを表示して操作者からの選択指示を待ち、操作者から「携帯電話接続サービス終了」の選択を受け付け、通常の公衆電話サービスに戻る(ステップS10)。即ち、携帯電話端末10との通話路を切り離し、通話回路29を再び公衆電話網40への通話路に接続する。次いで、公衆電話端末20bは、例えば「接続ケーブル30を外して下さい」の表示にて操作を促すようにしても良い。そして、操作者は、接続ケーブル30を取り外すことで、携帯電話端末10と公衆電話端末20bとの間の接続を切る(ステップS11)。これにより、公衆電話端末20bは携帯電話端末10への給電を終了する(ステップS12)。
【0022】
以上の処理手順のシーケンスにより、携帯電話端末10は、公衆電話端末20bを介した携帯電話接続サービスを受けることができる。かかる処理手順は、公衆電話端末20a又は20cにおいても同様である。
図4は、図3のステップS4に示される認証処理の詳細の処理手順を示している。ここで、本図に示される処理シーケンスについて図2に示される構成要素を適宜参照しつつ説明する。
【0023】
先ず、公衆電話端末20cは、携帯電話端末10からこれに予め設定されている暗証番号を取得する(ステップS21)。暗証番号の設定は、携帯電話巻末10内の内蔵メモリ15に設定されている。次いで、操作者からの暗証番号入力を受け付ける(ステップS22)。尚、暗証番号は,ダイヤルキー入力可能な数字とするのが好ましい。
【0024】
次に、公衆電話端末20bは、先に取得された暗証番号と操作者により入力された暗証番号を比較して、認証成否(即ち認証OK)を判断する(ステップS23)。もし不成功の場合には、認証に失敗したとして本処理手順を終了する。一方、暗証番号が一致して認証に成功した場合には、次のステップに進む。
次に、決済手段の投入を受け付ける(ステップS24)。決済手段としては現金若しくはテレホンカード又はクレジットカードである。次いで、決済方法の種別に応じて処理を振り分ける(ステップS25)。決済方法が現金若しくはテレホンカードである場合には投入額を確認し、通話に要求される額以上に相当する場合には認証をOKとする(ステップS26)。そうでない場合には認証NGとする。一方、決済方法がクレジットカードである場合には、公衆電話網40を介して当該クレジットカード発行会社に当該クレジットカードの認証を依頼する(ステップS27)。この場合、必要に応じて操作者に当該クレジットカードの暗証番号の入力を求めてクレジットカード利用者、即ち操作者の認証をなしても良い。更に、課金先を携帯電話網とする決済方法の場合には、携帯電話の加入者番号等の加入者情報を公衆電話網40を介して課金先に送信し、携帯電話網の課金先への認証依頼を行う(ステップS28)。次いで、これらの認証依頼に対する課金先の認証結果を取得する(ステップS29)。最後に、これらの課金認証がOKであるかNGであるかの結果を伴って処理を終了する(ステップS30)。
【0025】
以上の処理手順の認証処理により、携帯電話端末を紛失して他人が本携帯電話接続サービスを盗用する危険を回避することができる。又、課金手段の十分なセキュリティが確保されることで、多様な決済手段を操作者は選択することができる。尚、セキュリティ上問題がなければ、クレジットカード会社等の課金先への認証依頼を割愛して暗証番号による公衆電話端末20a乃至20c内部にとどまる認証処理とすることも可能である。
【0026】
図5は、携帯電話端末及び公衆電話端末の画面例を示している。ここで、(a)メインメニュー画面、(b)課金先選択画面、(c)番号通知選択画面及び(d)携帯電話画面が各々示されている。
公衆電話端末の表示画面のうちの(a)メインメニュー画面は、通常の公衆電話サービス、即ち、公衆電話端末の受話器及びダイヤルを通して通常の公衆電話通信を提供する旨を表示している。更に、メインメニュー画面は、「1.携帯電話接続サービスの開始」及び「2.携帯電話接続サービス終了」の選択を促すメッセージを表示して、何れかの選択を操作者に促している。
【0027】
(b)課金先選択画面は、携帯電話接続サービスのサービス料金支払方法選択メニューを提供し、操作者に、「1.現金」、「2.テレホンカード」、「3.クレジットカード」又は「4.携帯電話」の何れかを操作者に選択するように促している。 (c)番号通知選択画面は、発信者番号通知選択メニューを提供し、「1.公衆電話」、「2.携帯電話番号」又は「3.非通知」の何れかを操作者に選択するように促している。かかる選択を操作者がなすことにより、発信元の電話番号として相手先に通知するを、当該公衆電話端末の番号とするか、携帯電話端末自身の電話番号とするか、更には非通知の何れかにするかを指定することができる。電話通信においては、予め登録されている番号ではない場合或いは番号非通知の場合に電話の相手先が着信を拒否する場合がある。かかる場合にも、本画面を通した番号通知の設定により発信者番号を通知してかかる不手際を回避することが可能となる。
【0028】
携帯電話端末における(d)携帯電話画面は、公衆電話網接続中と表示し、併せて発信者番号を表示している例を示している。この画面を表示することにより、携帯電話端末の操作者は通常の携帯電話網を介した通信とは異なる公衆電話端末を介した公衆電話網との接続による電話である旨を区別して認識することができる。
【0029】
以上の実施例から明らかなように、本発明による電話機装置及び携帯端末によれば、移動電話又はPHSの如き携帯端末においても公衆電話の如き通常の電話機を介した通話が可能となる。従って、無線中継局が近辺になく通話不能な状況においても、本発明による電話機装置に接続して利用することにより携帯電話の利用が可能となる。これは、電話機装置が公衆電話ボックスの電話機の如く多数の設置が見込まれるものであることからその利用可能性は高い。当然に公衆電話から直接に通話をなすことも可能であるが、日常的に使用している携帯電話の内蔵電話帳が使用可能であり容易な発信操作が可能となる。さらには、公衆電話から発信おいて電話着信先が接続を拒否されるような場合においてより有用である。更に、公衆電話網における高速通信が可能であることからインターネット利用時における高速通信を提供し得る。また、波及効果として利用頻度が格段に低下傾向にある公衆電話の利便性を回復することができる。
【0030】
また、本発明による電話機装置は、携帯電話に電力供給をなすことが可能である。これにより、例えばバッテリーの予備や充電器を持ち歩くことも少ないのが通常である携帯電話の使用において、携帯電話のバッテリーが切れた場合にも、本発明による電話機装置に接続することで携帯電話の使用及び充電が可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明による電話機装置により、携帯端末の利便性がより十全に確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であり公衆電話端末及び携帯電話端末を含む全体の構成を示しているブロック図である。
【図2】図1に示される公衆電話端末及び携帯電話端末のより詳細の構成を示しているブロック図である。
【図3】図1に示される公衆電話端末及び携帯電話端末のなす処理手順を示しているシーケンス図である。
【図4】図3に示される認証処理ステップのより詳細な処理手順を示しているシーケンス図である。
【図5】公衆電話端末により表示される画面例を示している図である。
【符号の説明】
10 携帯電話
11 メイン処理部
12 入力部
13 表示部
14 回線制御部
15 メモリ
16 電源部
17 公衆電話インタフェース部
19 通話回路
20a乃至20c 公衆電話端末
21 メイン処理部
22 入力部
23 表示部
24 回線制御部
25 課金処理部
26 認証処理部
27 携帯電話インタフェース部
28 電力供給部
29 通話回路
30 接続ケーブル
31 電源路
32 通話路
38、39 スイッチ回路
40 公衆電話網
50 携帯電話網
61、62 接続コネクタ
63 コネクタジャック
64 コネクタピン

Claims (6)

  1. 交換機からの局線に接続されるべき通話路を介して送受話機能を奏する通話回路を含む電話機装置であって、
    携帯端末に備えられた通話路コネクタプラグに着脱自在に接続され得るコネクタジャックと、
    前記コネクタジャックに前記通話路コネクタプラグが接続されている限り、前記通話路を前記コネクタジャックに接続するスイッチ手段と、
    を含むことを特徴とする電話機装置。
  2. 交換機からの局線に接続されるべき通話路を介して送受話機能を奏する通話回路を含む電話機装置であって、
    通話路コネクタプラグを備えた携帯端末と、
    前記通話路コネクタプラグに着脱自在に接続され得るコネクタジャックと、
    前記コネクタジャックに前記通話路コネクタプラグが接続されている限り、前記通話路を前記コネクタジャックに接続するスイッチ手段と、
    を含むことを特徴とする電話機装置。
  3. 前記携帯端末は、前記コネクタジャックに前記通話路コネクタプラグが接続されている限り、前記通話路を前記携帯端末の通話回路に接続するスイッチ手段を含むことを特徴とする請求項2記載の電話機装置。
  4. 前記携帯端末は、前記通話路コネクタプラグを介して供給される電力によって動作可能であることを特徴とする請求項2記載の電話機装置。
  5. 通話量に応じた課金に対する決済方法を操作者の指示により選択する手段を更に含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電話機装置。
  6. 前記携帯端末が前記通話路との接続を許与されるべき端末であることを認証する手段を更に含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電話機装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8249648B2 (en) 2007-09-25 2012-08-21 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Mobile telecommunication terminal, communication system, and computer readable storage medium
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JP2017038128A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日本電信電話株式会社 公衆電話機、通信システムおよび公衆電話機の動作方法

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