JP2004287063A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】ビデオカメラにより遠隔地から無線で送信された画像信号の受信レベルが低下したとき、一時的なチラツキが発生したり、同期が取れず画面が流れたり、映像が途絶えるのを防止する。
【解決手段】ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイであって、受信した画像信号を一旦フレーム毎に逐次フレームメモリーに保存し、該フレームメモリーから逐次読み出して表示部に画像表示し、受信レベルが低下した場合は、前記フレームメモリに保存されているフレーム画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【選択図】 図2
【解決手段】ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイであって、受信した画像信号を一旦フレーム毎に逐次フレームメモリーに保存し、該フレームメモリーから逐次読み出して表示部に画像表示し、受信レベルが低下した場合は、前記フレームメモリに保存されているフレーム画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヘッドマウントディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドマウントディスプレイは軽量小型化が進み、用途が拡大してきている。図1は従来技術によるヘッドマウントディスプレイの外観斜視図である。ヘッドマウントディスプレイ1に、透視型ディスプレイ2、カメラ部3、ヘッドセット4、PDA接続i/f部5及び不図示の視線入力部を設け、PDA接続i/f部5に不図示の無線送受信機能付きのPDAを接続する。透視型ディスプレイ2、カメラ部3、ヘッドセット4の動作を、視線入力部への視線入力によって操作し、PDA接続i/f部5、PDAを介して外部機器へ画像、音声を送信し、また外部機器から画像、音声を受信し、透視型ディスプレイ2、ヘッドセット4に伝えるものである。
【0003】
外界の透視、画像の表示、視線入力操作可能な透視型ディスプレイ、視線方向の外界を撮像可能なカメラ部、音声入力可能なヘッドセット、PDA接続i/f部をヘッドマウント部に備えているので、一体型ヘッドマウントディスプレイと無線通信機能付きPDAを接続して無線端末装置を構成することにより、無線通信機能付きPDAをポケット等に保持すれば、両手が自由にならない状況においても、一体型ヘッドマウントディスプレイのみで視線入力操作により、テキストデータを含む画像、音声通信ができるものである。(例えば特許文献1参照)
【0004】
これにより、通勤時の混雑した電車の中や野次馬で混雑した事故現場等、両手が自由にならない状況等においても、それぞれ無線を介してデータベースより引きだした画像を確認したり、現場の映像を無線で送信したりすることができる。
【0005】
本発明に係わるヘッドマウントディスプレイは、ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイである。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−20997号公報(第5頁、図7)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ビデオカメラにより遠隔地から無線で送信された画像信号の受信レベルが低下したとき、一時的なチラツキが発生したり、同期が取れず画面が流れる、最悪は映像が途絶えることがある。
【0008】
ヘッドマウントディスプレイで見ている映像は一過性であり、見直しができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイであって、受信した画像信号を一旦フレーム毎に逐次フレームメモリーに保存し、該フレームメモリーから逐次読み出して表示部に画像表示し、受信レベルが低下した場合は、前記フレームメモリに保存されているフレーム画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【0010】
前記ヘッドマウントディスプレイは、音声認識手段と画像記憶メモリーを有し、音声指示により前記フレームメモリーに保存された画像を画像記憶メモリーに保存するヘッドマウントディスプレイとする。
【0011】
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、音声指示により画像記憶メモリーに保存された静止画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は本発明によるヘッドマウントディスプレイのブロック図である。11は表示部、12は映像制御部、13は受信部、14はアンテナ、15はフレームメモリー、16は記憶メモリー、17は受信レベル検出部、18は音声認識部、19はマイク、20はビデオカメラ、21は送信部、22はアンテナである。ビデオカメラ20で撮影された映像は、送信部21で所定の無線方式に変調され、アンテナ22から送信される。送信されたデータはアンテナ14で受信され、受信部13で映像信号に復調され、受信レベル検出部17と映像制御部12に送られる。受信レベル検出部17では受信レベルの判定をし、判定結果を映像制御部12に送る。通常、受信部13から映像制御部12に送られた映像信号は、逐次フレームメモリー15にフレーム毎に一旦記憶される。該フレームメモリー15に記憶された映像信号は映像制御部12で読み出し、表示部11で表示する。
【0013】
受信レベル検出部17の判定で受信レベルが低下したと判定された場合、映像制御部12はフレームメモリー15に記憶されている映像信号を表示部11に表示し続ける。受信レベルの低下した映像信号は、フレームメモリー15への記憶を停止される。
【0014】
記憶メモリー16への画像信号保存は、音声により指示する。音声の指示はマイク19から入力され音声信号に変換される。マイク19からの音声信号は音声認識部18で認識され、映像制御部12でフレームメモリー15の画像信号を記憶メモリー16に保存する。記憶メモリー16には複数の画像信号を記憶することが可能である。
【0015】
記憶メモリー16に保存されている画像は音声指示により表示部11に表示できる。保存されている複数枚の画像は音声指示により順次表示することができる。これにより、一過性の映像を保存したいときに保存しておき、見たいときに見ることが可能となる。不要になった画像は削除すれば良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のヘッドマウントディスプレイによれば、ビデオカメラにより遠隔地から無線で送信された画像信号の受信レベルが低下した場合でも、フレームメモリーに記憶されているフレーム画像を表示するので、一時的なチラツキが発生したり、同期が取れず画面が流れたり、映像が途絶えることは無くなる。
【0017】
また、ヘッドマウントディスプレイで見ていた映像を、必要な画像を画像記憶メモリーに蓄積しておき、後で見直すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるヘッドマウントディスプレイの外観斜視図
【図2】本発明によるヘッドマウントディスプレイのブロック図
【符号の説明】
1 ヘッドマウントディスプレイ
2 透視型ディスプレイ
3 カメラ部
4 ヘッドセット
5 PDA接続i/f部
11 表示部
12 映像制御部
13 受信部
14 アンテナ
15 フレームメモリー
16 記憶メモリー
17 受信レベル検出部
18 音声認識部
19 マイク
20 カメラ
21 送信部
22 アンテナ
【発明の属する技術分野】
本発明はヘッドマウントディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドマウントディスプレイは軽量小型化が進み、用途が拡大してきている。図1は従来技術によるヘッドマウントディスプレイの外観斜視図である。ヘッドマウントディスプレイ1に、透視型ディスプレイ2、カメラ部3、ヘッドセット4、PDA接続i/f部5及び不図示の視線入力部を設け、PDA接続i/f部5に不図示の無線送受信機能付きのPDAを接続する。透視型ディスプレイ2、カメラ部3、ヘッドセット4の動作を、視線入力部への視線入力によって操作し、PDA接続i/f部5、PDAを介して外部機器へ画像、音声を送信し、また外部機器から画像、音声を受信し、透視型ディスプレイ2、ヘッドセット4に伝えるものである。
【0003】
外界の透視、画像の表示、視線入力操作可能な透視型ディスプレイ、視線方向の外界を撮像可能なカメラ部、音声入力可能なヘッドセット、PDA接続i/f部をヘッドマウント部に備えているので、一体型ヘッドマウントディスプレイと無線通信機能付きPDAを接続して無線端末装置を構成することにより、無線通信機能付きPDAをポケット等に保持すれば、両手が自由にならない状況においても、一体型ヘッドマウントディスプレイのみで視線入力操作により、テキストデータを含む画像、音声通信ができるものである。(例えば特許文献1参照)
【0004】
これにより、通勤時の混雑した電車の中や野次馬で混雑した事故現場等、両手が自由にならない状況等においても、それぞれ無線を介してデータベースより引きだした画像を確認したり、現場の映像を無線で送信したりすることができる。
【0005】
本発明に係わるヘッドマウントディスプレイは、ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイである。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−20997号公報(第5頁、図7)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ビデオカメラにより遠隔地から無線で送信された画像信号の受信レベルが低下したとき、一時的なチラツキが発生したり、同期が取れず画面が流れる、最悪は映像が途絶えることがある。
【0008】
ヘッドマウントディスプレイで見ている映像は一過性であり、見直しができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイであって、受信した画像信号を一旦フレーム毎に逐次フレームメモリーに保存し、該フレームメモリーから逐次読み出して表示部に画像表示し、受信レベルが低下した場合は、前記フレームメモリに保存されているフレーム画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【0010】
前記ヘッドマウントディスプレイは、音声認識手段と画像記憶メモリーを有し、音声指示により前記フレームメモリーに保存された画像を画像記憶メモリーに保存するヘッドマウントディスプレイとする。
【0011】
前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、音声指示により画像記憶メモリーに保存された静止画像を表示するヘッドマウントディスプレイとする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は本発明によるヘッドマウントディスプレイのブロック図である。11は表示部、12は映像制御部、13は受信部、14はアンテナ、15はフレームメモリー、16は記憶メモリー、17は受信レベル検出部、18は音声認識部、19はマイク、20はビデオカメラ、21は送信部、22はアンテナである。ビデオカメラ20で撮影された映像は、送信部21で所定の無線方式に変調され、アンテナ22から送信される。送信されたデータはアンテナ14で受信され、受信部13で映像信号に復調され、受信レベル検出部17と映像制御部12に送られる。受信レベル検出部17では受信レベルの判定をし、判定結果を映像制御部12に送る。通常、受信部13から映像制御部12に送られた映像信号は、逐次フレームメモリー15にフレーム毎に一旦記憶される。該フレームメモリー15に記憶された映像信号は映像制御部12で読み出し、表示部11で表示する。
【0013】
受信レベル検出部17の判定で受信レベルが低下したと判定された場合、映像制御部12はフレームメモリー15に記憶されている映像信号を表示部11に表示し続ける。受信レベルの低下した映像信号は、フレームメモリー15への記憶を停止される。
【0014】
記憶メモリー16への画像信号保存は、音声により指示する。音声の指示はマイク19から入力され音声信号に変換される。マイク19からの音声信号は音声認識部18で認識され、映像制御部12でフレームメモリー15の画像信号を記憶メモリー16に保存する。記憶メモリー16には複数の画像信号を記憶することが可能である。
【0015】
記憶メモリー16に保存されている画像は音声指示により表示部11に表示できる。保存されている複数枚の画像は音声指示により順次表示することができる。これにより、一過性の映像を保存したいときに保存しておき、見たいときに見ることが可能となる。不要になった画像は削除すれば良い。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のヘッドマウントディスプレイによれば、ビデオカメラにより遠隔地から無線で送信された画像信号の受信レベルが低下した場合でも、フレームメモリーに記憶されているフレーム画像を表示するので、一時的なチラツキが発生したり、同期が取れず画面が流れたり、映像が途絶えることは無くなる。
【0017】
また、ヘッドマウントディスプレイで見ていた映像を、必要な画像を画像記憶メモリーに蓄積しておき、後で見直すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるヘッドマウントディスプレイの外観斜視図
【図2】本発明によるヘッドマウントディスプレイのブロック図
【符号の説明】
1 ヘッドマウントディスプレイ
2 透視型ディスプレイ
3 カメラ部
4 ヘッドセット
5 PDA接続i/f部
11 表示部
12 映像制御部
13 受信部
14 アンテナ
15 フレームメモリー
16 記憶メモリー
17 受信レベル検出部
18 音声認識部
19 マイク
20 カメラ
21 送信部
22 アンテナ
Claims (3)
- ビデオカメラにより遠隔地から無線により送信された画像信号を受信して表示するヘッドマウントディスプレイであって、受信した画像信号を一旦フレーム毎に逐次フレームメモリーに保存し、該フレームメモリーから逐次読み出して表示部に画像表示し、受信レベルが低下した場合は、前記フレームメモリに保存されているフレーム画像を表示することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
- 前記ヘッドマウントディスプレイは、音声認識手段と画像記憶メモリーを有し、音声指示により前記フレームメモリーに保存された画像を画像記憶メモリーに保存することを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ。
- 前記ヘッドマウントディスプレイにおいて、音声指示により画像記憶メモリーに保存された静止画像を表示することを特徴とする請求項2記載のヘッドマウントディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078748A JP2004287063A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ヘッドマウントディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003078748A JP2004287063A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ヘッドマウントディスプレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004287063A true JP2004287063A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33293137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003078748A Pending JP2004287063A (ja) | 2003-03-20 | 2003-03-20 | ヘッドマウントディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004287063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013082041A1 (en) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | Mcculloch Daniel | Shared collaboration using head-mounted display |
JP2015233188A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
-
2003
- 2003-03-20 JP JP2003078748A patent/JP2004287063A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013082041A1 (en) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | Mcculloch Daniel | Shared collaboration using head-mounted display |
US9063566B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-06-23 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Shared collaboration using display device |
JP2015233188A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
US10181337B2 (en) | 2014-06-09 | 2019-01-15 | Sony Corporation | Information processor, information processing method, and program |
US10541006B2 (en) | 2014-06-09 | 2020-01-21 | Sony Corporation | Information processor, information processing method, and program |
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