JP2004285592A - Embedding material for concrete slab and concrete slab using embedding material - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリートスラブ用の埋込材と該埋込材を持つコンクリートスラブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より合成樹脂発泡体や軽量金属管をコンクリート層中に埋め込んでなるコンクリートスラブは知られている。例えば、特許文献1(特公平2−41614号公報)には、水平に建て込んだ脱型仮型枠面から必要とするかぶり厚さ分だけ浮かせた状態で合成樹脂発泡体からなる軽量埋込材を適宜の固定具を用いて固定しておき、そこに必要な配筋を行った後、現場打ちコンクリートを埋込材の上方にも必要なかぶり厚さが取れるようにして打設したコンクリートスラブが記載されている。この構成のいわゆる中空コンクリートスラブは埋込材の分だけ軽量化が図られる一方において、埋込材と埋込材との間にはコンクリートスラブ厚み分のコンクリートが存在していることにより所要の剛性も確保される。
【0003】
【特許文献1】
特公平2−41614号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構成のコンクリートスラブを施工するに際して、脱型仮型枠に適宜の固定具を用いて埋込材を所要位置に固定した後、現場打ちコンクリートを打設することとなるが、埋込材は打設するコンクリートよりも比重が小さいために、打設したコンクリートからの浮力を受ける。浮力を受けて埋込材が浮き上がるとスラブ上面とのかぶり厚さが少なくなり、また、埋込材の直上に上端筋が走っている場合には、上端筋に衝接してしまう。
【0005】
そのような事態が生じないように、従来のコンクリートスラブでは、埋込材を固定する固定具を狭い間隔で多数個配置するようにしており、現場作業量が多くなっている。また、埋込材が発泡樹脂成形品の場合、成形型との関係で一個の埋込材の長さにも限度があり、長くても1m程度が普通である。そのために、長さの長いスパン(現在では、1スパン8m程度のものが多くなっている)を持つコンクリートスラブを作る場合に、複数個の埋込材を長手方向に一直線状に配置していく作業が必要となるが、その配置作業も容易でない。また、埋込材の端面同士の突き合わせ部分近傍に作用する浮力によって、双方の端部領域が浮き上がり突き合わせ部分に隙間が生じ、そこに現場打ちコンクリートが入り込んで、予定した軽量化(中空率)が得られなくなることが起こる。
【0006】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、施工現場での埋込材の取り付け作業を簡素化すると共に、埋込材の端部同士の突き合わせ部に隙間が生じるのを回避して、予定した中空率を確実に確保できるようにしたコンクリートスラブ用埋込材およびその埋込材を用いたコンクリートスラブを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による埋込材は、当該埋込材をその固定具と共にコンクリートに埋め込んで形成されるコンクリートスラブに用いられる埋込材であって、2個以上の単位埋込体が長手方向に連続している埋込材本体と、該埋込材本体の少なくとも頂部稜線に沿ってその長手方向のほぼ全長にわたり配置された補強用の桟木材とからなることを特徴とする。好ましくは、頂部稜線と対称位置となる底部稜線に沿ってもその長手方向のほぼ全長にわたり補強用の桟木材が配置される。
【0008】
上記のように、本発明によるコンクリートスラブ用埋込材は、長手方向に連続した複数個の単位埋込体と少なくともその頂部稜線に沿って配置された桟木材とからなる。桟木材が長手方向に走っていることにより、埋込材全体の曲げに対する剛性(耐性)は大きくなる。特に、頂部稜線とその対称位置にある底部稜線の双方に沿って2本の桟木材を配置する場合には、大きな曲げ耐性を示す。この曲げ耐性の向上は基本的に桟木材の物性に依存し、個々の単位埋込体の長手方向の長さに左右されるものではない。そのために、単位埋込体として長さの短いものを用いても、所要の曲げ耐性を備えた埋込材を得ることができる。例えば、従来の成形型を用いて成形した例えば1m程度あるいはそれより短い長さの単位埋込体を、その端面を対向させ姿勢で必要本数だけ長手方向に配列し、その状態で、その稜線に沿って桟木材を取り付けることにより、所望の埋込材を得ることができる。
【0009】
単位埋込体は発泡ポリスチレンのような合成樹脂の発泡体が好ましいが、現場打ちするコンクリートよりも比重が小さいものであれば、これに限らず既知の中空埋込材を用いることができる。その場合、かさ比重が0.5以下のものが好ましい。埋込材の形状や大きさは施工しようとするコンクリートスラブの設計条件に合わせて適宜選択すればよいが、施工現場で現場打ちコンクリートが裏面側に迅速かつ十分に回り込むことができるように、単位埋込体の長手方向に直交する断面形状は、少なくとも底部から上方に向けて次第に広がっていく形状としておくことが望ましい。長手方向に直交する断面形状が円形や楕円形であることは好ましいが、円形あるいは楕円形の上面側と逆三角形状の下面側との組み合わせのような断面形状であってもよい。上面側が平坦面であってもよい。ただし、この場合には、当該平坦面の短手方向幅の中央部分が「頂部稜線」に相当するものとして、その部分に桟木材を配置する。
【0010】
埋込材の表面は凹凸のない滑らかな平坦面であることは現場打ちコンクリートとの馴染みをよくするために望ましく、また打設作業を行いやすくするためにも望ましい。そのために、好ましくは単位埋込体に桟木材が入り込む大きさと断面形状を持つ凹溝を形成し、その中に桟木材を埋め込むようにする。好ましくは、埋め込み時に接着剤を用いて、両者を接着一体化する。
【0011】
桟木材の材料は、長手方向に連続する単位埋込体の集合体である埋込材本体の曲げ剛性(耐性)を向上させうる物性を持つ材料であれば任意であり、合板、繊維強化プラスチック、竹材、木材、薄肉金属型棒、等であってよい。コストや加工性から合板は最も好ましい。断面形状も任意であり、また、中実体でも中空体でもよい。
【0012】
本発明によるコンクリートスラブは、上記した埋込材がその固定具と共にコンクリート中に埋め込まれていることを特徴とする。施工に際し、従来知られた方法によりコンクリート打込用の脱型仮型枠を建て込み、該仮型枠を利用して埋込材固定用に固定具を取り付ける。固定具は埋込材の底面側を受ける下部固定具と該下部固定具の乗せられた状態の埋込材の上面側を抑え込むための帯状部材とで構成されるのが望ましい。
【0013】
所要の間隔で下部固定具を脱型仮型枠に取り付け、その上に上記した埋込材を載置する。その際に、頂部稜線に沿って取り付けた桟木材が最も上位にくるようにする。その後、帯状部材を用いて埋込材を下部固定具に止め付ける。埋込材が不要に回転するのを防止するために、ビスなどにより桟木材部分と帯状部材とを一体化することが望ましい。所要の固定作業を行い、かつ、必要に応じて所要の配筋を行った後、現場打ちコンクリートを打設する。打設したコンクリートは埋込材の下面側にも回り込みながら埋込材を包み込む状態となり、埋込材に浮力を与えて浮き上がらせようとする。しかし、埋込材は固定具に取り付けた帯状部材により抑えられており、埋込材全体が浮き上がることはない。浮力により帯状部材に埋込材に食い込もうとするが、桟木材が走っているために、食い込みは抑制される。
【0014】
固定具と固定具との間の埋込材にも浮力が作用する。しかし、埋込材は長手方向の全長にわたり桟木材が組み込まれており、上方への湾曲は抑えられる。そのために、上方のコンクリートのかぶり厚さが少なくなることはなく、上に位置する配筋と接触することもない。上方に向けて湾曲するのが抑えられるので、単位埋込体の端面同士の接続部分に隙間が生じることもない。それらのことから、コンクリート打ち込み後に、上下面のコンクリートのかぶり厚さや中空率を初期設計値どおりに維持することができる。また、桟木の存在により浮力よって埋込材が上方に向けて湾曲するのを抑制できるので、固定具の間隔も広めに設定することができ、埋込材の固定作業も簡素化できる。
【0015】
実際の施工現場では、埋込材の固定作業時に、あるいは周囲の配筋を行うときに、さらには現場打ちコンクリートを打設するときに、作業者が埋込材の上を歩行することがおうおうにして起こり得る。単位埋込体は強度が不十分であり、歩行により単位埋込体が変形する恐れがある。本発明による埋込材では埋込材本体の全長にわたり桟木材が配置されているので、作業者が一寸した注意を払うことで、すなわち、桟木材の上を歩くようにすることで、上記のような変形が生じるのを効果的に抑制することかできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好ましい実施の形態に基づき図を参照しながら説明する。図1は本発明による埋込材を説明する図であり、図1aは組み付け前の状態を示しており、図1bは組み付け後の状態を示している。図2は図1に示した埋込材を用いて中空コンクリートスラブを施工する工程を説明する図であり、図3は埋込材が固定具により取り付けられた状態を示す拡大した断面図で示している。図4は用いる固定具を分解して示している。
【0017】
この実施の形態において、単位埋込体1は断面円形をなす発泡スチロール成形品であり、直径10cm〜20cm程度、長さ80cm〜110cm程度のものである。単位埋込体1には直径方向の対向する位置に長手方向に沿う断面矩形状の上凹溝2と下凹溝3が形成されている。なお、直径や長さは単なる例示であり、施工しようとする中空コンクリートスラブの条件や発泡成形型などを勘案して、適宜選定すればよい。
【0018】
桟木材5、6は例えば合板から作られた長尺材であり、その断面形状は単位埋込体1に形成した上凹溝2と下凹溝3に挿入できる形状とされる。この例において、上桟木材5と下桟木材6は同じ断面形状であるが、異なっていてもよい。その場合には、それに応じて上凹溝2と下凹溝3の断面形状も変えられる。桟木材5、6の長さは、少なくと単位埋込体1の2本分の長さである。好ましくは、施工現場において単位埋込体1が長手方向に連続して配置される本数だけの長さとされる。
【0019】
必要本数の単位埋込体1を上凹溝2と下凹溝3がそれぞれ連続するようにして長手方向に配列し埋込材本体10とする。図示の例では2本の単位埋込体1により埋込材本体10としているが、これは例示であり、実際には、より多くの本数の単位埋込体1により埋込材本体10が構成されるのが普通である。そのようにして配列した埋込材本体10の上凹溝2と下凹溝3に酢酸ビニル系アクリルエマルジョン、エチレン酢酸ビニルコポリマー系ホットメルトのような接着剤を塗布し、必要に応じて上桟木材5と下桟木材6側にも接着剤を塗布する。上桟木材5と下桟木材6側に接着剤を塗布しただけで十分な場合もある。
【0020】
その状態で、上桟木材5を上凹溝2内に、下桟木材6に下凹溝3を挿入し、接着剤の硬化を待つ。それにより、本発明でいう埋込材20が完成する。図示の例では、上桟木材5および下桟木材6の上面は埋込材本体の表面とほぼ同一面となっているが、必ずしも同一面でなくてもよい。また、上桟木材5および下桟木材6は共に断面での長辺側が水平方向となるようにして凹溝内に挿入されているが、双方あるいはいずれか一方90度姿勢を変えた状態で挿入するようにしてもよい。この場合は、埋込材により大きな曲げ剛性を与えることができる。
【0021】
中空コンクリートスラブを施工するに際しては、定法により脱型仮型枠30を建て込み、その上に下端筋31を配筋する。次に、固定具40の下部固定具41を脱型仮型枠30の所定位置に取り付け、その上に上記した埋込材20を載置し、帯状部材42を用いて埋込材20を下部固定具41に固定する。それを必要とされる列数だけ行う(図2b)(図3、図5も参照)。
【0022】
下部固定具41の取り付けには、脱型仮型枠30の上面所定位置にナット部材43を置き、裏面からボルト44を差し込みかつネジ込んで、ナット部材43を脱型仮型枠30の上面所定位置に固定する。その位置に下部固定具41を置き、その底面からボルト45を固定されたナット部材43にねじ込む。それにより、下部固定具41は脱型仮型枠30に固定される。同様にして、必要個数の下部固定具41を整列状態で固定し、固定した下部固定具41の上に、埋込材20を載置する。その際に、図示のように、上桟木材5が最も上位となるようにして載置する。次に、帯状部材42の一方のフック46を下部固定具41の止め片47に系着し、帯状部材42を埋込材20の上面に掛け渡した後、他方のフック48を下部固定具41の他方の止め片49に係止する。そして、釘50あるいはビスなどを帯状部材42の上から上桟木材5に打ち込む。以下、この作業をすべての下部固定具41に対して行う。それにより、埋込材20は固定具40に不動の状態で取り付けられる。
【0023】
その後、図2cに示すように必要に応じて上端筋32を配筋し、図2dに示すように現場打ちコンクリート33を打設する。打設したコンクリート33は埋込材20の下面側にも回り込みながら埋込材20を包み込む状態となる。コンクリート33の硬化を待ち、ボルト44を取り外し、脱型仮型枠30を除去することにより、本発明でいうコンクリートスラブ用埋込材を用いたコンクリートスラブが完成する。
【0024】
前記したように、現場打ちコンクリート33は埋込材20に浮力を生じさせる。しかし、埋込材20は脱型仮型枠30に固定した下部固定具41に取り付けた帯状部材42により抑えられており、埋込材20全体が浮き上がることはない。浮力により帯状部材42は単位埋込体1内に食い込もうとするが、上桟木材5が走っているために、食い込みは抑制される。
【0025】
固定具40、40間の埋込材20にも浮力が作用するが、固定具40を比較的広い間隔で配置しても、長手方向の全長にわたり取り付けた補強材として機能する桟木材5、6が有効に作用して、上方への湾曲は抑えられる。そのために、上方のコンクリートのかぶり厚さが少なくなることはなく、上端筋32と接触することもない。上方に向けて湾曲するのが抑えられるので、単位埋込体1の端面同士の接続部分に隙間が生じることもない。また、上桟木材5の上を作業者が歩くようにすることにより、単位埋込体1に不要な変形が生じるのも阻止できる。
【0026】
【発明の効果】
以上のようであり、本発明によれば、施工現場での埋込材の取り付け作業を簡素化できると共に、埋込材が浮力により上方へ湾曲するのを容易な手段で回避することができ、設計値どおりのかぶり厚さや中空率を備えた現場打ち中空コンクリートスラブが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による埋込材を説明する図であり、図1aは組み付け前の状態であり、図1bは組み付け後の状態である。
【図2】図1に示した埋込材を用いて中空コンクリートスラブを施工する工程を説明する図。
【図3】埋込材が固定具により取り付けられた状態を拡大して示す断面図。
【図4】固定具を分解して示す図。
【符号の説明】
1…単位埋込材、2、3…凹溝、5、6…桟木材、10…埋込材本体、20…埋込材、30…脱型仮型枠、31…下端筋、32…上端筋、33…現場打ちコンクリート40…固定具、41…下部固定具、42…帯状部材、50…釘あるいはビス、[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an embedding material for a concrete slab and a concrete slab having the embedding material.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a concrete slab in which a synthetic resin foam or a lightweight metal tube is embedded in a concrete layer is known. For example, Patent Literature 1 (Japanese Patent Publication No. 2-41614) discloses a lightweight embedding made of a synthetic resin foam in a state of being lifted by a required cover thickness from the surface of a temporarily-molded temporary mold frame. The concrete is fixed using appropriate fixing tools, the necessary reinforcement is provided there, and the cast-in-place concrete is cast over the embedded material so that the required cover thickness can be obtained. A slab is described. The so-called hollow concrete slab of this configuration can be reduced in weight by the amount of the embedding material, while the required stiffness due to the presence of concrete for the thickness of the concrete slab exists between the embedding materials. Is also secured.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 2-41614
[Problems to be solved by the invention]
When constructing a concrete slab with the above configuration, after fixing the embedding material to the required position on the demolding temporary formwork by using an appropriate fixture, cast-in-place concrete will be poured. Since the batting material has a lower specific gravity than the concrete to be cast, it receives buoyancy from the cast concrete. When the embedding material is lifted by the buoyancy, the cover thickness with the upper surface of the slab is reduced, and when the upper end muscle runs immediately above the embedding material, it comes into contact with the upper end muscle.
[0005]
In order to prevent such a situation from occurring, in the conventional concrete slab, a large number of fixtures for fixing the embedding material are arranged at narrow intervals, and the amount of work on site is increased. Further, when the embedding material is a molded article of a foamed resin, the length of one embedding material is limited in relation to a molding die, and the length is usually about 1 m at most. For this reason, when making a concrete slab having a long span (currently, about 8 m per span), a plurality of embedding materials are arranged in a straight line in the longitudinal direction. Work is required, but the arrangement work is not easy. In addition, due to the buoyancy acting near the abutting portion between the end surfaces of the embedding material, both end regions are lifted and a gap is generated in the abutting portion, where cast-in-place concrete enters, and the planned weight reduction (hollowness) is achieved. It happens that it becomes impossible to obtain.
[0006]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and simplifies the work of mounting an embedding material at a construction site, and avoids the generation of a gap in a butt portion between ends of the embedding material. Then, an object of the present invention is to obtain an embedding material for a concrete slab and a concrete slab using the embedding material, which can ensure a predetermined hollow ratio.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
An embedding material according to the present invention is an embedding material used for a concrete slab formed by embedding the embedding material in a concrete together with a fixture thereof, wherein two or more unit embedding bodies are continuous in a longitudinal direction. The embedding material main body includes a reinforcing timber that is disposed along at least a top ridge line of the embedding material main body and substantially the entire length in the longitudinal direction. Preferably, the crosspieces for reinforcement are arranged along substantially the entire length in the longitudinal direction also along the bottom ridgeline symmetrical to the top ridgeline.
[0008]
As described above, the embedding material for a concrete slab according to the present invention includes a plurality of unit embedding bodies that are continuous in the longitudinal direction, and crosspieces arranged at least along the top ridge. Since the crosspiece runs in the longitudinal direction, the rigidity (resistance) of the entire embedding material against bending becomes large. In particular, when two crosspieces are arranged along both the top ridge line and the symmetric bottom ridge line, a large bending resistance is exhibited. This improvement in bending resistance basically depends on the physical properties of the crosspiece, and does not depend on the length of each unit embedded body in the longitudinal direction. Therefore, an embedded material having a required bending resistance can be obtained even if a unit embedded body having a short length is used. For example, unit embedded bodies having a length of, for example, about 1 m or shorter formed using a conventional molding die are arranged in the longitudinal direction as many as required in a posture with their end faces facing each other. By attaching the crosspiece along, a desired embedding material can be obtained.
[0009]
The unit embedding body is preferably a foam of a synthetic resin such as expanded polystyrene, but is not limited to this and may be a known hollow embedding material as long as the specific gravity is smaller than the concrete cast in place. In that case, those having a bulk specific gravity of 0.5 or less are preferable. The shape and size of the embedding material may be selected as appropriate according to the design conditions of the concrete slab to be constructed.However, the unit is designed so that the cast-in-place concrete can quickly and sufficiently flow to the back side at the construction site. It is desirable that the cross-sectional shape orthogonal to the longitudinal direction of the embedding body be a shape that gradually widens at least upward from the bottom. It is preferable that the cross-sectional shape orthogonal to the longitudinal direction is circular or elliptical, but a cross-sectional shape such as a combination of a circular or elliptical upper surface and an inverted triangular lower surface may be used. The upper surface side may be a flat surface. However, in this case, it is assumed that the central portion of the flat surface in the widthwise direction corresponds to the “top ridgeline”, and the timber is disposed at that portion.
[0010]
It is desirable that the surface of the embedding material is a smooth flat surface without any irregularities in order to improve the familiarity with the cast-in-place concrete and also to facilitate the casting operation. For this purpose, it is preferable to form a groove having a size and a cross-sectional shape into which the timber enters the unit embedding body, and to embed the timber therein. Preferably, both are bonded and integrated using an adhesive at the time of embedding.
[0011]
Any material can be used for the crosspiece as long as it has a property capable of improving the bending rigidity (resistance) of the embedding material body, which is an aggregate of unit embedding bodies continuous in the longitudinal direction, such as plywood and fiber-reinforced plastic. , Bamboo, wood, thin metal bars, and the like. Plywood is most preferred in terms of cost and workability. The sectional shape is also arbitrary, and may be a solid body or a hollow body.
[0012]
A concrete slab according to the present invention is characterized in that the above-mentioned embedding material is embedded in concrete together with its fixture. At the time of construction, a temporary molding form for concrete casting is erected by a conventionally known method, and a fixing tool is fixed for fixing the embedding material using the temporary molding form. It is desirable that the fixing device is constituted by a lower fixing device for receiving the bottom surface side of the embedding material and a band-shaped member for holding down the upper surface side of the embedding material on which the lower fixing device is mounted.
[0013]
At a required interval, the lower fixture is attached to the temporary mold release mold, and the above-mentioned embedding material is placed thereon. At that time, the timber attached along the top ridge line should be the highest. After that, the embedding material is fixed to the lower fixture using the band-shaped member. In order to prevent the embedding material from rotating unnecessarily, it is desirable to integrate the crosspiece and the band-shaped member with screws or the like. After performing the required fixing work and, if necessary, arranging the necessary reinforcing bars, cast concrete in place. The poured concrete wraps around the embedding material while wrapping around the lower surface side of the embedding material, and gives buoyancy to the embedding material so as to float. However, the embedding material is suppressed by the band-shaped member attached to the fixture, and the entire embedding material does not rise. The buoyancy tries to dig into the embedding material in the band-shaped member, but since the timber runs, the digging is suppressed.
[0014]
Buoyancy also acts on the implant between the fixtures. However, since the embedding material has the crosspiece wood incorporated over the entire length in the longitudinal direction, upward bending is suppressed. For this reason, the cover thickness of the concrete above does not decrease, and there is no contact with the reinforcing bars located above. Since the upward bending is suppressed, no gap is generated at the connection portion between the end faces of the unit embedded body. From those facts, it is possible to maintain the cover thickness and the hollow ratio of the concrete on the upper and lower surfaces after the concrete is poured, as the initial design values. In addition, since the embedding material can suppress the upward bending of the embedding material due to buoyancy due to the presence of the crosspiece, the interval between the fixtures can be set wider, and the work of fixing the embedding material can be simplified.
[0015]
At the actual construction site, workers may walk on the embedded material when fixing the embedded material, when arranging the surrounding reinforcement, and when placing the cast-in-place concrete. It can happen. The unit embedded body has insufficient strength, and the unit embedded body may be deformed by walking. In the embedding material according to the present invention, since the crosspieces are arranged over the entire length of the embedding material main body, the worker pays a little attention, that is, by walking on the crosspieces, Such deformation can be effectively suppressed.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on preferred embodiments with reference to the drawings. FIG. 1 is a view for explaining an embedding material according to the present invention. FIG. 1a shows a state before assembling, and FIG. 1b shows a state after assembling. FIG. 2 is a view for explaining a process of constructing a hollow concrete slab using the embedding material shown in FIG. 1, and FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing a state where the embedding material is attached by a fixture. ing. FIG. 4 is an exploded view of the fixture used.
[0017]
In this embodiment, the
[0018]
The
[0019]
The required number of
[0020]
In this state, the
[0021]
When constructing the hollow concrete slab, the
[0022]
To attach the
[0023]
Thereafter, as shown in FIG. 2c, the
[0024]
As described above, the cast-in-place concrete 33 causes buoyancy in the embedded
[0025]
Buoyancy also acts on the embedding
[0026]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to simplify the work of mounting the embedding material at the construction site, and to prevent the embedding material from bending upward due to buoyancy by easy means, A cast-in-place hollow concrete slab having a cover thickness and a hollow ratio as designed can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view for explaining an embedding material according to the present invention, wherein FIG. 1a shows a state before assembling and FIG. 1b shows a state after assembling.
FIG. 2 is a diagram illustrating a process of constructing a hollow concrete slab using the embedding material shown in FIG.
FIG. 3 is an enlarged sectional view showing a state in which an embedding material is attached by a fixture.
FIG. 4 is an exploded view showing a fixing device.
[Explanation of symbols]
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2003
- 2003-03-19 JP JP2003076090A patent/JP2004285592A/en active Pending
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