JP2004283435A - Rfコイル装置および磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

Rfコイル装置および磁気共鳴撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】任意のFOVを形成することが可能なRFコイル装置、および、そのようなRFコイル装置を備えた磁気共鳴撮影装置を実現する。
【解決手段】静磁場、勾配磁場およびRF磁場を撮影の対象に印加して収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、RF磁場の印加および磁気共鳴信号の受信の少なくともいずれかを行うためのRFコイル(108)を有し、このRFコイルでは、並列接続された複数のコイルエレメントの電流比が調節手段(110,160,170)によって調節される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RFコイル(radio frequency coil)装置および磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、FOV(field of view)が可変なRFコイル装置、および、そのようなRFコイル装置を備えた磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴撮影装置の中には、RFコイルを制御してFOVを変更するようにしたものがある。そのような磁気共鳴撮影装置では、バードケージ(bird cage)型のメインコイル(main coil)の両端に1対のサブコイル(subcoil)を組み合わせ、これらサブコイルの機能をオンオフ(on−off)することにより、FOVを大小2段階に切り換えるようにしている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
ボスカンプ(Boskamp)、ファースト ドロップオフ シリンドリカル アールエフ トランスミット コイルズ(Fast drop off cylindrical RF transimt coils)、「アイエスアールエム 2002 ブック オブ アブストラクツ 874(ISRM2002 book of abatracts 874)」、(米国)、2002年
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のRFコイルは、FOVを2段階に切り換えるだけであり、任意のFOVを形成することはできない。
【0005】
そこで、本発明の課題は、任意のFOVを形成することが可能なRFコイル装置、および、そのようなRFコイル装置を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、並列接続された複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する調節手段と、を具備することを特徴とするRFコイル装置である。
【0007】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、静磁場、勾配磁場およびRF磁場を撮影の対象に印加して収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、前記RF磁場の印加および前記磁気共鳴信号の受信の少なくともいずれかを行うためのRFコイル装置を有し、このRFコイル装置は、並列接続された複数のコイルエレメントと、前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する調節手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置である。
【0008】
上記各観点での発明では、調節手段により複数のコイルエレメントの電流比を調節するので、電流比に応じてFOVが定まり、これによって任意のFOVを形成することができる。
【0009】
前記調節手段は前記複数のコイルエレメントのアドミッタンスを調節することにより電流比を調節することが、電流比の調節を容易にする点で好ましい。
【0010】
前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの静電容量を調節することによりアドミッタンスを調節することが、アドミッタンスの調節を容易にする点で好ましい。
【0011】
前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量を一定に保ちつつ前記複数のコイルエレメントの電流比を調節することが、共振周波数を不変にする点で好ましい。
【0012】
前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比を記憶していることが、電流比の計算を容易にする点で好ましい。
【0013】
前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量をも調節することが、共振周波数を変更する点で好ましい。
【0014】
前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比および前記複数のコイルエレメントの回路定数を記憶していることが、電流比の計算を容易にする点で好ましい。
【0015】
前記複数のコイルエレメントは、コイル軸を共有しこのコイル軸上に間隔をあけて配置されることが、FOVの調節を軸に沿って行う点で好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。本装置の構成によって、本発明の磁気共鳴撮影装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0017】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム(magnet system)100を有する。マグネットシステム100は主磁場マグネット部102、勾配コイル部104および送信コイル部106を有する。これら主磁場マグネット部102および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。
【0018】
マグネットシステム100の内部空間に、対象1がクレードル500に搭載されて搬入および搬出される。クレードル500は、クレードル駆動部120によって駆動される。
【0019】
対象1の撮影部位は受信コイル部108内に収容されている。受信コイル部108は、概ね円筒形をしている。受信コイル部108は、複数のコイルエレメント(coil element)を有する。個々のコイルエレメントに流れる電流の比が電流比調節部110によって調節される。受信コイル部108および電流比調節部110については後にあらためて説明する。
【0020】
主磁場マグネット部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。
【0021】
主磁場マグネット部102は例えば永久磁石を用いて構成される。永久磁石を用いることにより静磁場を簡便に発生することができる。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよい。
【0022】
勾配コイル部104は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0023】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。これはオブリーク(oblique)とも呼ばれる。なお、本装置では対象1の体軸の方向をz軸方向とする。
【0024】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(encode)勾配磁場またはフェーズエンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。リードアウト勾配磁場は周波数エンコード勾配磁場と同義である。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部104は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0025】
送信コイル部106は静磁場空間に対象1の体内のスピン(spin)を励起するためのRF磁場を形成する。以下、RF磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルス(pulse)ともいう。励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号は、受信コイル部108によって受信される。
【0026】
なお、受信コイル部108は送信コイル部106の代わりにRFパルスの送信を行うためのRFコイルとして用いることができる。また、送受信に兼用することもできる。以下、受信コイル部108を受信専用とした例で説明するが、送信用または送受兼用の場合も同等である。
【0027】
磁気共鳴信号は、周波数ドメイン(domain)すなわちフーリエ(Fourier)空間の信号となる。位相軸方向および周波数軸方向の勾配により、磁気共鳴信号のエンコードを2軸で行うので、磁気共鳴信号は2次元フーリエ空間における信号として得られる。フェーズエンコード勾配およびリードアウト勾配は、2次元フーリエ空間における信号のサンプリング位置を決定する。以下、2次元フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。
【0028】
勾配コイル部104には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部104に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部104における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
【0029】
送信コイル部106にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140は送信コイル部106に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。
【0030】
受信コイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、受信コイル部108が受信した受信信号をディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0031】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150にはシーケンス(sequence)制御部160が接続されている。シーケンス制御部160は、電流比調節部110ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して磁気共鳴信号の収集を遂行する。
【0032】
シーケンス制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。シーケンス制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリはシーケンス制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。シーケンス制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0033】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0034】
データ処理部170はシーケンス制御部160に接続されている。データ処理部170はシーケンス制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0035】
受信コイル部108、電流比調節部110、シーケンス制御部160およびデータ処理部170からなる部分は、本発明のRFコイル装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明のRFコイル装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0036】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間はkスペースに対応する。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより画像を再構成する。
【0037】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointingdevice)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0038】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0039】
図2に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:SpinEcho)法のパルスシーケンスである。
【0040】
すなわち、(1)はSE法におけるRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0041】
同図に示すように、90°パルスによりスピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。90°励起から所定の時間後に、180°パルスによる180°励起すなわちスピン反転が行われる。このときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスについての選択的反転が行われる。
【0042】
90°励起とスピン反転の間の期間に、リードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのディフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0043】
スピン反転後、リードアウト勾配Grでスピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコーMRを発生させる。スピンエコーMRはデータ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。このようなパルスシーケンスが周期TR(repetition time)で64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0044】
磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例を図3に示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー(GRE:Gradient Echo)法のパルスシーケンスである。
【0045】
すなわち、(1)はGRE法におけるRF励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびグラディエントエコーMRのシーケンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0046】
同図に示すように、α°パルスによりスピンのα°励起が行われる。αは90以下である。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。
【0047】
α°励起後、フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、リードアウト勾配Grによりまずスピンをディフェーズし、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエコーMRを発生させる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150によりビューデータとして収集される。このようなパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0048】
図2または図3のパルスシーケンスによって得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法またはGRE法に限るものではなく、例えばファーストスピンエコー(FSE:FastSpin Echo)法やエコープラナーイメージング(EPI:Echo Planar Imaging)等、他の適宜の技法のものであってよいのはいうまでもない。データ処理部170は、メモリに収集したビューデータに基づいて画像を再構成する。
【0049】
図4に、受信コイル部108の電気的構成の一例を示す。同図に示すように、受信コイル部108は3つのコイルエレメント810,820,830を並列接続したものとなっている。コイルエレメント810,820,830は、本発明におけるコイルエレメントの実施の形態の一例である。なお、コイルエレメント数は3に限らず適宜の複数であってよい。以下、コイルエレメント数が3である例について説明するが、それ以外の複数の場合も同様である。
【0050】
各コイルエレメント8i0(i=1〜3)は、キャパシタCiおよび可変キャパシタVCiが直列に接続された導電体のループとなっている。全てのコイルエレメント810〜830は、受信コイル部108の中心軸すなわちコイル軸に沿って例えば等間隔のような所定の間隔で配置されている。コイルエレメント810〜830に並列にキャパシタC0が接続され、このキャパシタC0の両端が信号端子となっている。この信号端子から受信信号が取り出される。なお、送信用または送受兼用の場合は、送信信号の供給端子となる。
【0051】
図5に、受信コイル部108の電気回路の一例を示す。同図に示すように、各コイルエレメント8i0は、インダクタLi、キャパシタCiおよび可変キャパシタVCiの直列回路で表される。可変キャパシタVCiは可変容量ダイオード(diode)と固定容量キャパシタの並列回路によって構成される。並列回路の両端に電圧viが印加され、この電圧によって可変キャパシタVCiの静電容量が調節される。電圧viは電流比調節部110から与えられる。
【0052】
図6に、電流比調節部110のブロック図を示す。同図に示すように、電流比調節部110は、マイクロプロセッサ(microprocessor)602、メモリ604およびD/A変換器606,608,610を有する。マイクロプロセッサ602は、シーケンス制御部160による制御の下で、メモリ604に記憶されたプログラムを実行し、D/A(digital−to−analog)変換器606〜610を通じて可変キャパシタVC1〜VC3の静電容量を調節するための電圧v1〜v3をそれぞれ出力する。
【0053】
マイクロプロセッサ602、メモリ604、D/A変換器606,608,610、シーケンス制御部160およびデータ処理部170からなる部分は、本発明における調節手段の実施の形態の一例である。
【0054】
受信コイル部108では、可変キャパシタVC1,VC2,VC3の静電容量を個々に変化させることにより、コイルエレメント810,820,830に流れる電流i1,i2,i3の比を様々に変えることができる。
【0055】
受信コイル部108における感度分布はコイルエレメント810,820,830に流れる電流i1,i2,i3の比によって定まるので、電圧v1,v2,v3によって可変キャパシタVC1,VC2,VC3の静電容量を個々に変化させ、それらのアドミッタンス(admittance)変化によって電流i1,i2,i3の比を変えることにより、受信コイル部108の感度分布を変化させることができる。静電容量を利用することにより、アドミッタンスを容易に変更することができる。アドミッタンスを利用することにより、電流比を容易に変更することができる。
【0056】
図7に、感度分布の変化の例を示す。同図における曲線a,b,c,dはそれぞれ所定の電流比に対応する感度分布を示す。曲線aは、コイルエレメント810の電流比をとくに大きくした場合であり、コイルエレメント810が存在するコイル軸上の位置P1において最大の感度を持つ。曲線bは、コイルエレメント820の電流比をとくに大きくした場合であり、コイルエレメント820が存在するコイル軸上の位置P2において最大の感度を持つ。曲線cは、コイルエレメント830の電流比をとくに大きくした場合であり、コイルエレメント830が存在するコイル軸上の位置P3においてそれぞれ最大の感度を持つ。曲線dは、コイルエレメント810,820,830の電流比をほぼ均等にした場合であり、コイル軸上の位置P1からP3にかけてほぼ均一な感度分布を持つ。
【0057】
感度が所定量(例えば−3db)低下するところまでが磁気共鳴撮影用のFOVとなるので、これによって、FOVa〜FOVdがそれぞれ設定される。コイルエレメント810〜830の電流比は適宜に連続的に調節することができるので、任意の感度分布を形成することができ、それによって任意のFOVを得ることができる。また、コイルエレメント810〜830がコイル軸上に所定の間隔で配置されていることにより、FOVの調節をコイル軸に沿って行うことができる。
【0058】
図8に、FOV設定時の本装置の動作のフロー(flow)図を示す。同図に示すように、ステージ(stage)801で、FOVを指定する。FOVの指定は、撮影の目的に応じて使用者により表示部180および操作部190を通じて行われる。
【0059】
次に、ステージ803で、コイルエレメントの電流比を計算する。電流比の計算はデータ処理部170によって行われる。データ処理部170は、予め測定等によって求めたFOVと電流比の関係を記憶したデータテーブル(data table)等を用いて、電流比を計算する。あるいは、予め判明している受信コイル部108の電磁的特性に基づいて、シミュレーション(simulation)等を通じて電流比を求めてもよい。
【0060】
次に、ステージ805で、可変キャパシタVCiの静電容量の比を計算する。静電容量比の計算はデータ処理部170によって行われる。データ処理部170は、コイルエレメントのアドミッタンス(admittance)の比を上記の電流比に一致させるための、可変キャパシタVCiの静電容量の比を計算する。
【0061】
次に、ステージ807で、制御電圧viの比を計算する。この計算もデータ処理部170によって行われる。データ処理部170は、可変キャパシタVCiの制御特性を示すデータテーブル等を用いて、可変キャパシタVCiの静電容量の比に対応した制御電圧viの比を計算する。
【0062】
なお、ステージ803から807までの計算は、予め実験等によって求めたFOV対viの比の関係を記憶したデータテーブル等を用いて行うことにより、容易かつ高速に行うことができる。
【0063】
次に、ステージ809で、コイル全体の静電容量が変わらないようにviの値を決定する。この決定はデータ処理部170によって行われる。データ処理部170は、制御特性データテーブルおよびコイル定数データテーブル等を用いて、viの比を維持しつつコイルエレメント810〜830の並列回路全体としての静電容量を一定とするviの値を決定する。これによって、可変キャパシタVCiの調節にも拘わらず、受信コイル部108の共振周波数を不変にすることができる。なお、受信対象の磁気共鳴信号の周波数変化に追従するときは、コイル全体の静電容量を変えて共振周波数を変化させるようにしてもよい。
【0064】
次に、ステージ811で、コイルエレメントにviを供給する。viの供給は電流比調節部110によって行われる。電流比調節部110は、データ処理部170の管理下のシーケンス制御部160による制御の下で制御電圧viを受信コイル部108に供給する。これによって、受信コイル部108のFOVが指定どおりに定まる。このようなFOVの下で前述のような磁気共鳴撮影が行われる。
【0065】
以上、好ましい実施の形態の例に基づいて本発明を説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は、上記の実施の形態の例について、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更や置換等をなし得る。したがって、本発明の技術的範囲には、上記の実施の形態の例ばかりでなく、特許請求の範囲に属する全ての実施の形態が含まれる。
【0066】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、任意のFOVを形成することが可能なRFコイル装置、および、そのようなRFコイル装置を備えた磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】磁気共鳴撮影用のパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図3】磁気共鳴撮影用のパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】受信コイル部の電気的構成を示す図である。
【図5】受信コイル部の回路を示す図である。
【図6】電流比調節部のブロック図である。
【図7】FOV調節の例を示す図である。
【図8】本装置の動作のフロー図である。
【符号の説明】
1 対象
100 マグネットシステム
102 主磁場マグネット部
104 勾配コイル部
106 送信コイル部
108 受信コイル部
110 電流比調節部
120 クレードル駆動部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 シーケンス制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 クレードル

Claims (16)

  1. 並列接続された複数のコイルエレメントと、
    前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する調節手段と、
    を具備することを特徴とするRFコイル装置。
  2. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントのアドミッタンスを調節することにより電流比を調節する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のRFコイル装置。
  3. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの静電容量を調節することによりアドミッタンスを調節する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のRFコイル装置。
  4. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量を一定に保ちつつ前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載のRFコイル装置。
  5. 前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比を記憶している、
    ことを特徴とする請求項1にないし請求項4のうちのいずれか1つ記載のRFコイル装置。
  6. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量をも調節する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3うちのいずれか1つに記載のRFコイル装置。
  7. 前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比および前記複数のコイルエレメントの回路定数を記憶している、
    ことを特徴とする請求項6に記載のRFコイル装置。
  8. 前記複数のコイルエレメントは、コイル軸を共有しこのコイル軸上に間隔をあけて配置される、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載のRFコイル装置。
  9. 静磁場、勾配磁場およびRF磁場を撮影の対象に印加して収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、
    前記RF磁場の印加および前記磁気共鳴信号の受信の少なくともいずれかを行うためのRFコイル装置を有し、このRFコイル装置は、
    並列接続された複数のコイルエレメントと、
    前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する調節手段と、
    を具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  10. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントのアドミッタンスを調節することにより電流比を調節する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の磁気共鳴撮影装置。
  11. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの静電容量を調節することによりアドミッタンスを調節する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の磁気共鳴撮影装置。
  12. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量を一定に保ちつつ前記複数のコイルエレメントの電流比を調節する、
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項11のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  13. 前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比を記憶している、
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項12のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  14. 前記調節手段は前記複数のコイルエレメントの並列回路の全体の静電容量をも調節する、
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項11のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
  15. 前記調節手段はFOVに対応する前記複数のコイルエレメントの電流比および前記複数のコイルエレメントの回路定数を記憶している、
    ことを特徴とする請求項14に記載の磁気共鳴撮影装置。
  16. 前記複数のコイルエレメントは、コイル軸を共有しこのコイル軸上に間隔をあけて配置される、
    ことを特徴とする請求項9ないし請求項15のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
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