JP2004282875A

JP2004282875A - Uninterruptible power supply unit and method for managing uninterruptible power supply

Info

Publication number: JP2004282875A
Application number: JP2003069628A
Authority: JP
Inventors: Terumichi Kimura; 照道木村; Hiroyuki Matsuo; 浩之松尾; Mizuo Nishimaki; 瑞夫西牧
Original assignee: Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority date: 2003-03-14
Filing date: 2003-03-14
Publication date: 2004-10-07

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an uninterruptible power supply unit wherein wasteful operation of stopping or starting power supply can be prevented from being performed and adverse effect of power being supplied to an object to be supplied with power for a short time can be prevented by this prevention. <P>SOLUTION: Power supply from a power source 2 to information processing equipment 19 is backed up and based on anomalies in the power source 2 or on the schedule data SD for instructing preset stop/start of power supply, power supply is stopped. When power supply is started, after the anomaly in the power source 2 has been removed or based on the schedule data SD, a power supply stop processing unit 32 operates, if the time of recovery of the power source 2 is within a power supply stop period based on the schedule data SD; and the stop processing unit continues to stop the power supply and starts power supply according to the starting instruction by the schedule data SD. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ装置などの電源のバックアップが必要な電源供給対象装置に、停電時でも暫らくの間、電気を供給する無停電電源装置及び無停電電源管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図４に、従来のＵＰＳ（ＵｎｉｎｔｅｒｒｕｐｔｉｂｌｅＰｏｗｅｒＳｕｐｐｌｙ：無停電電源装置）を用いたシステムのブロック構成図を示し、その説明を行う。
ＵＰＳ１は、各種装置に電気を供給するための電源２と情報処理装置１９との間に電線２ａによって接続されており、電源２の停電などの不具合によって情報処理装置１９へ電気が供給されなくなった際に、電源２の代わりに電気を供給するものである。
【０００３】
ＵＰＳ１は、バッテリ３と、切替スイッチ４と、電源監視部５と、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６と、ＵＰＳ処理部８とを備え、更に、ＵＰＳ処理部８に、電源供給停止処理部７と、タイマ９と、時計１０と、スケジュール処理部１２及びシャットダウン処理部１３を有するＵＰＳ管理処理部１１と、通信制御部１４と、スケジュールデータ記憶部１５と、ＵＰＳ遅延時間記憶部１６とを備えて構成されている。
【０００４】
情報処理装置１９は、停止処理管理部２０と、情報処理装置１９の停止処理を制御するための各種の停止処理情報Ｄ１，Ｄ２，…が記憶された停止処理情報記憶部２１とを備えて構成されている。
また、スケジュールデータ記憶部１５、ＵＰＳ遅延時間記憶部１６及びＵＰＳ遅延時間記憶部１６には、パーソナルコンピュータなどの設定装置２３から操作者の操作によって、任意にデータの書き込み／読み出しが行えるようになっている。
【０００５】
次に、これらの構成要素の説明を行う。
バッテリ３は、電源２から供給される電気を蓄積するものである。
電源監視部５は、電源２から正常に電気が出力されているか否かの電源状態を監視する。また、電源２の異常（以下、電源異常ともいう）を検知した際に、切替スイッチ４を電源２側からバッテリ３側への接続状態に切り替えると共に、その電源異常とバッテリ動作中を知らせる電源異常情報を、ＵＰＳ管理処理部１１へ通知するものである。
【０００６】
また、電源監視部５は、電源異常の復旧を検知した際に、切替スイッチ４をバッテリ３側から電源２側への接続状態に切り替えると共に、その電源異常の復旧を知らせる電源復旧情報を、電源供給停止処理部７へ通知するようになっている。
切替スイッチ４は、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６との連携によって、通常、電源２と情報処理装置１９とを接続しており、電源監視部５の電源異常検知時のスイッチング制御によって、バッテリ３と情報処理装置１９とを接続するスイッチングを行うものである。
【０００７】
ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６は、電源供給停止処理部７のスイッチング制御に応じてＯＮ／ＯＦＦとされるものである。
通信制御部１４は、通信線１８ａを介してＵＰＳ１と情報処理装置１９との間で通信を行うように制御するものである。
スケジュールデータ記憶部１５は、操作者が設定装置２３で行う設定操作に応じて、設定装置２３から送られてくるスケジュールデータＳＤを記憶するものである。スケジュールデータＳＤの一例を図５に示す。このスケジュールデータＳＤは、情報処理装置１９の停止／起動の時刻を示すものであり、２００２年１月２日２０時０分に情報処理装置１９を停止させ、２００２年１月３日７時０分に起動させることを示す。
【０００８】
ＵＰＳ遅延時間記憶部１６は、操作者が設定装置２３で行う設定操作に応じて、設定装置２３から送られてくるＵＰＳ遅延時間値を記憶するものである。
シャットダウン処理部１３は、電源監視部５から電源異常情報が通知された際に、通信制御部１４を介して情報処理装置１９の停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令を送信すると共に、電源供給停止処理部７に対して、シャットダウン命令（情報処理装置１９への電源供給停止命令）とＵＰＳ遅延時間記憶部１６に記憶された後述のＵＰＳ遅延時間値とを通知するものである。以下、シャットダウン命令及びＵＰＳ遅延時間値を含んで、Ｓコマンドという。
【０００９】
ＵＰＳ遅延時間値は、情報処理装置１９がバッテリ３からの電源供給を受けている間に、情報処理の動作を停止することによって、その情報処理に悪影響を及ぼさないように電源を切断することが可能な状態（電源切断可能状態）とするまでの時間を示すものである。
スケジュール処理部１２は、スケジュールデータ記憶部１５に記憶されたスケジュールデータＳＤを読み込み、このの停止時刻又は起動時刻と、時計１０の時刻（以下、現在時刻ともいう）とを常時比較し、現在時刻が停止時刻になった時に、停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令を送信し、また、電源供給停止処理部７へシャットダウン／リストア命令（以下、ＳＲコマンドという）を出力する。
【００１０】
ＳＲコマンドは、ＵＰＳ遅延時間値と、後述の停止時間値とを含んで構成される。
停止時間値は、スケジュールデータＳＤに応じて、情報処理装置１９への電源供給を停止させてから起動させるまので時間を示すものである。この停止時間値は、スケジュール処理部１２で作成されるものであり、現在時刻が停止時刻になった時に、起動時刻から現在時刻を減算することによって作成される。例えば、現在時刻が図５に示す２００２年１月２日２０時０分である場合、起動時刻は２００２年１月３日７時０分なので、停止時間値は１１時間となる。
【００１１】
また、スケジュール処理部１２は、現在時刻ｔｎが起動時刻ｔ２を超えた時に、読み込んだスケジュールデータＳＤを削除する。
電源供給停止処理部７は、電源異常時にＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＦＦとする。即ち、シャットダウン処理部１３からＳコマンドを受けた際に、そのＳコマンド中のＵＰＳ遅延時間値をタイマ９にセットしてタイマ９をスタートさせ、この後、タイマ９がタイムアップした際に（ＵＰＳ遅延時間経過した際に）、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＦＦとするものである。これによって、電源切断可能な状態となっている情報処理装置１９への電源供給が停止され、情報処理装置１９が停止するようになっている。
【００１２】
また、電源供給停止処理部７は、電源監視部５から電源復旧情報を受けると、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮとするようになっている。
更に、電源供給停止処理部７は、スケジュールデータＳＤに応じてＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮ／ＯＦＦする。即ち、スケジュール処理部１２からＳＲコマンドを受けた際に、そのＳＲコマンド中のＵＰＳ遅延時間値をタイマ９にセットしてタイマ９をスタートさせ、この後、タイマ９がタイムアップした際に（ＵＰＳ遅延時間経過した際に）、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＦＦとする。
【００１３】
また、ＳＲコマンド中の停止時間値をタイマ９にセットしておき、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＦＦとしたタイミングでタイマ９をスタートさせ、この後、タイマ９がタイムアップした際に、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮとするものである。
停止処理情報記憶部２１は、操作者が設定装置２３で行う設定操作に応じて、設定装置２３から送られてくる各種の停止処理情報Ｄ１，Ｄ２を記憶するものである。
【００１４】
停止処理管理部２０は、ＵＰＳ１のスケジュール処理部１２又はシャットダウン処理部１３からの情報処理の停止命令を受けた際に、停止処理情報記憶部２１に記憶された停止処理情報Ｄ１，Ｄ２に応じて情報処理の動作を停止することによって、情報処理装置１９を電源切断可能状態とするものである。
このような構成のＵＰＳ１を用いたシステムにおいて、ＵＰＳ１が行う無停電電源管理処理の動作を説明する。
【００１５】
最初に、電源２に何らかの異常が発生して電源供給が行えなくなった場合の電源供給停止処理（電源異常による電源供給停止処理）の動作を説明する。
まず、電源監視部５によって、電源２の異常が検知された場合、スイッチング制御によって切替スイッチ４が電源２側からバッテリ３側への接続状態に切り替えられると共に、その電源異常情報がＵＰＳ管理処理部１１へ通知される。
【００１６】
ＵＰＳ管理処理部１１では、その電源異常情報を受けたシャットダウン処理部１３から通信制御部１４を介して情報処理装置１９の停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令が送信されると共に、Ｓコマンドが電源供給停止処理部７へ出力される。
また、情報処理の停止命令を受けた情報処理装置１９においては、バッテリ３からの電源供給を受けているが、停止処理管理部２０によって、停止処理情報記憶部２１に記憶された停止処理情報Ｄ１，Ｄ２に応じて情報処理の動作が停止された後、電源切断可能状態とされる。
【００１７】
更に、Ｓコマンドを受けた電源供給停止処理部７においては、図６のフローチャートに示す電源供給停止処理が行われる。
まず、電源供給停止処理部７は、電源供給停止処理を起動する前に、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮとしなければならない。このため、ステップＡ１の判定において、電源供給停止処理が初回の場合は、ステップＡ２において、Ｓｔａｒｔフラグ（スタートフラグ）が１とされ、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＮとされる。
【００１８】
一方、ステップＡ１の判定の結果、電源供給停止処理が初回でない場合は、ステップＡ３において、Ｓコマンドが入力されたか否かが判定される。ここでは、上記のようにシャットダウン処理部１３からＳコマンドが送られてくるので、Ｓコマンドが入力された状態となる。
このようにＳコマンドが入力されると、ステップＡ４において、Ｓコマンド中のＵＰＳ遅延時間値がタイマ９にセットされて、タイマ９がスタートされる。
【００１９】
このスタート後、ステップＡ５において、タイマ９がタイムアップしたか否かが判定される。この結果、タイムアップしたと判定されると（ＵＰＳ遅延時間経過したと判定されると）、ステップＡ６において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦとされる。これによって、電源切断可能な状態となっている情報処理装置１９への電源供給が停止され、情報処理装置１９が停止する。
【００２０】
次に、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理を、図６に加え図７に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図７のステップＢ１において、スケジュール処理部１２で、スケジュールデータ記憶部１５に記憶されたスケジュールデータＳＤの停止時刻ｔ１及び起動時刻ｔ２と、時計１０の現在時刻ｔｎとが読み込まれ、ステップＢ２において、現在時刻ｔｎと停止時刻ｔ１とが比較される。
【００２１】
この比較結果、ｔ１＞ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが、図５に示す停止時刻ｔ１の２００２年１月２日２０時０分に達していない場合は、本スケジュール運転による電源供給停止／起動処理は終了する。
また、ｔ１＝ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが、停止時刻ｔ１の２００２年１月２日２０時０分となった場合は、ステップＢ３において、停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令が送信される。同時に、ステップＢ４において、現在時刻ｔｎの２００２年１月２日２０時０分から起動時刻ｔ２の２００２年１月３日７時０分が減算されることによって停止時間値Ｔｓ＝１１時間が求められる。そして、その停止時間値ＴｓとＵＰＳ遅延時間値ｔｄとを含むＳＲコマンドが作成され、電源供給停止処理部７へ出力される。
【００２２】
一方、上記比較結果がｔ１＜ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが停止時刻ｔ１を過ぎた場合は、ステップＢ５において、起動時刻ｔ２と現在時刻ｔｎとが比較される。この比較結果、Ｔ２＜ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが起動時刻ｔ２を超えた場合は、ステップＢ６において、読み込まれたスケジュールデータＳＤが削除される。
【００２３】
また、ステップＢ５の比較結果がｔ２≧ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが起動時刻ｔ２以内の場合は、ステップＢ３及びＢ４が実行される。
次に、上記ステップＢ４でスケジュール処理部１２から出力されたＳＲコマンドが、電源供給停止処理部７に入力された場合の電源供給停止処理を、図６を参照して説明する。
【００２４】
この場合、ステップＡ３において、電源供給停止処理部７にはＳコマンドが入力されておらず、ステップＡ７において、ＳＲコマンドが入力されたか否かが判定されることになる。
即ち、ステップＡ７において、ＳＲコマンドが入力されたので、ステップＡ８において、ＳＲコマンド中のＵＰＳ遅延時間値ｔｄと停止時間値Ｔｓ＝１１時間とがタイマ９にセットされる。まずはＵＰＳ遅延時間値ｔｄを基に、タイマ９がスタートされる。この後、ステップＡ９において、タイマ９がＵＰＳ遅延時間ｔｄ後にタイムアップすると、ステップＡ１０において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦとされる。
【００２５】
このＯＦＦとされたタイミングで、ステップＡ１１において、停止時間値Ｔｓ＝１１時間を基にタイマ９がスタートされる。この後、ステップＡ１２において、タイマ９が１１時間後にタイムアップすると、ステップＡ１３において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＮとされる。これによって、電源２から情報処理装置１９へ電源供給が開始される。
【００２６】
次に、スケジュール運転による電源供給の停止と、電源２の異常（例えば停電）による電源供給の停止とが重なった場合の処理を、図６及び図７に加え、図８に示すタイムチャートを参照して説明する。
図８（ａ）に示すように、ＵＰＳ１には、日時２００２年１月２日２０時０分（２００２／１／２／２０：００）に電源供給を停止し、２００２年１月３日７時０分（２００２／１／３／７：００）に起動するようにスケジュール設定が行われている。
【００２７】
このスケジュール運転による電源供給停止／起動処理によって、日時２００２／１／２／２０：００に電源供給が停止され、日時２００２／１／３／７：００に起動される。
しかし、このケースでは図８の（ｂ）に示すように、電源２が日時２００２年１月２日１８時０分（時刻１８：００）に停止し、当日の時刻２１：００に復旧することを前提としているので、時刻１８：００において、前述の電源異常による電源供給停止処理で説明したように、電源監視部５によって電源２の異常が検知され、図８（ｃ）に示すように、情報処理装置１９への電源供給が停止する。
【００２８】
その後、時刻２１：００に電源２が復旧すると、電源監視部５では、その復旧が検知される。この検知時には、電源監視部５の制御によって切替スイッチ４が電源２側に切り替えられ、また電源供給停止処理部７には、電源監視部５から電源復旧情報が入力されるので、これによってＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＮとされる。従って、図８（ｃ）に示すように、情報処理装置１９への電源供給が起動される。この起動は、上記のスケジュール運転による電源供給停止／起動処理が掛かっているので、符号Ｐ１で示すように直ぐに停止される。
この種の従来の装置として、例えば特許文献１に記載のものがある。
【００２９】
【特許文献１】
特開平１０−２１５５２８号公報
【００３０】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の無停電電源装置（ＵＰＳ）においては、図８（ｂ）に示す時刻２１：００の電源復旧によって、図８（ｃ）に符号Ｐ１で示すように情報処理装置１９への電源供給が起動されても、スケジュール運転によって直ぐに電源供給が停止される。
【００３１】
また、スケジュールの停止時刻ｔ１と電源復旧時刻とが重なった場合や、停止時刻ｔ１の直前に電源復旧となった場合、まず、電源復旧情報に基づく電源供給停止処理部７の制御によってＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＮとされる。この時、電源供給停止処理部７に、スケジュール処理部１２で作成されたＳＲコマンドが入力され、これをトリガとしてＵＰＳ遅延時間の経過を待った後にＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦとされるので、結果的に、電源供給が起動した直後に停止されることになる。
【００３２】
これらのように、ＵＰＳ１の無停電電源管理においては、電源供給が起動後直ぐに停止されるといった無駄な電源供給の停止／起動動作が行われる問題がある。
また、その無駄な電源供給によって情報処理装置１９には、短時間、電源供給が行われることになるので、情報処理装置１９に悪影響を及ぼす可能性が生じるという問題がある。
【００３３】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、無駄な電源供給の停止／起動動作が行われることを防止することができ、この防止によって電源供給対象装置に短時間、電源供給が行われることに起因する悪影響を防止することができる無停電電源装置及び無停電電源管理方法を提供することを目的としている。
【００３４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項１による無停電電源装置は、電源から電源供給対象装置への電源供給をバックアップすると共に、前記電源の異常又は予め設定された前記電源供給の停止／起動を指示するスケジュール情報に基づき前記電源供給を停止し、前記電源の異常の復旧又は前記スケジュール情報に基づき前記電源供給を起動する無停電電源装置において、前記電源の復旧時刻が、前記スケジュール情報に基づく前記電源供給の停止期間内である場合に前記電源供給の停止を継続し、前記スケジュール情報による起動指示によって前記電源供給の起動を行う処理手段を備えたことを特徴としている。
【００３５】
この構成によれば、電源の異常によって電源供給対象装置への電源供給を停止した後に、スケジュール情報に基づく電源の停止期間となり、この期間内に電源が復旧したとしても、従来のように、その復旧によって電源供給が一旦起動して直ぐにスケジュール情報に基づき停止するといったことが無くなる。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
【００３６】
また、本発明の請求項２による無停電電源装置は、請求項１において、前記処理手段は、前記電源の異常による停止後、前記スケジュール情報に基づく停止の指示がない状態で前記電源が復旧した場合に、少なくとも、前記電源供給対象装置をバックアップ電源供給時において悪影響防止のため電源切断可能状態とするＵＰＳ遅延時間に対応する時間は、前記電源からの電源供給を起動しないように制御することを特徴としている。
【００３７】
この構成によれば、スケジュール情報の停止時刻と電源復旧時刻とが重なった場合や、停止時刻の直前に電源復旧となった場合でも、従来のように、電源復旧による電源供給を起動してＵＰＳ遅延時間経過後に、その電源供給を停止するといった動作が行われない。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
【００３８】
また、本発明の請求項３による無停電電源管理方法は、電源から電源供給対象装置への電源供給をバックアップすると共に、前記電源の異常又は予め設定された前記電源供給の停止／起動を指示するスケジュール情報に基づき前記電源供給を停止し、前記電源の異常の復旧又は前記スケジュール情報に基づき前記電源供給を起動する無停電電源管理方法において、前記電源の障害による前記電源供給の停止後に、前記障害が復旧した時刻が、前記スケジュール情報に基づく前記電源供給の停止期間内である場合に前記電源供給の停止を継続し、前記スケジュール情報による起動指示によって前記電源供給の起動を行うことを特徴としている。
【００３９】
この方法によれば、電源の異常によって電源供給対象装置への電源供給を停止した後に、スケジュール情報に基づく電源の停止期間となり、この期間内に電源が復旧したとしても、従来のように、その復旧によって電源供給が一旦起動して直ぐにスケジュール情報に基づき停止するといったことが無くなる。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
【００４０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
（実施の形態）
図１（ａ）及び（ｂ）は、本発明の実施の形態に係るＵＰＳを用いたシステムのブロック構成図である。但し、図１（ａ）及び（ｂ）に示す本実施の形態において、図４に示した従来例の各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００４１】
図１（ａ）に示す本実施の形態のＵＰＳ３１が、従来のＵＰＳ１と異なる点は、電源供給停止処理部３２が行う処理にある。
即ち、電源供給停止処理部３２は、後述で説明するカウント設定値Ｃｎが設定され、電源監視部５から電源復旧情報が入力された際に、シャットダウン処理部１３からＳコマンド及びスケジュール処理部１２からのＳＲコマンドが入力されていないと、カウント動作を行い、このカウント値がカウント設定値Ｃｎとなった場合に、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮとする機能を備える。
【００４２】
また、カウント設定値Ｃｎは、電源復旧情報が入力された際に、少なくとも、スケジュール処理部１２がＳＲコマンドを発行するまでの間、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６をＯＮさせないようにするための時間に対応する値である。
言い換えれば、電源２の異常による電源供給の停止後、スケジュールデータＳＤに基づく停止の指示がない状態で電源２が復旧した場合に、少なくとも、情報処理装置１９をバックアップ電源供給時において悪影響防止のため電源切断可能状態とするＵＰＳ遅延時間に対応する時間は、電源２からの電源供給を起動しないようにする時間に対応するカウント値が、カウント設定値Ｃｎとして設定される。
【００４３】
また、電源供給停止処理部３２は、スケジュール処理部１２からＳＲコマンドが入力された場合に、従来例で説明したスケジュール運転による電源供給停止／起動処理を行い、シャットダウン処理部１３からＳコマンドが入力された場合に、従来例で説明した電源異常による電源供給停止処理を行うようになっている。
このような構成のＵＰＳ３１を用いたシステムにおいて、ＵＰＳ３１が行う無停電電源管理処理の動作を説明する。
【００４４】
最初に、電源異常による電源供給停止処理の動作を説明する。
まず、電源監視部５によって、電源２の異常が検知された場合、スイッチング制御によって切替スイッチ４が電源２側からバッテリ３側への接続状態に切り替えられると共に、その電源異常情報がＵＰＳ管理処理部１１へ通知される。
ＵＰＳ管理処理部１１では、その電源異常情報を受けたシャットダウン処理部１３から通信制御部１４を介して情報処理装置１９の停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令が送信されると共に、Ｓコマンドが電源供給停止処理部３２へ出力される。
【００４５】
また、情報処理の停止命令を受けた情報処理装置１９においては、バッテリ３からの電源供給を受けているが、停止処理管理部２０によって、停止処理情報記憶部２１に記憶された停止処理情報Ｄ１，Ｄ２に応じて情報処理の動作が停止された後、電源切断可能状態とされる。
更に、Ｓコマンドを受けた電源供給停止処理部３２においては、図２のフローチャートに示す電源供給停止処理が行われる。
【００４６】
まず、ステップＣ１において、Ｓコマンドが入力されたか否かが判定される。ここでは、上記のようにシャットダウン処理部１３からＳコマンドが送られてくるので、Ｓコマンドが入力された状態となる。
このようにＳコマンドが入力されると、ステップＣ２において、Ｓコマンド中のＵＰＳ遅延時間値がタイマ９にセットされて、タイマ９がスタートされる。
【００４７】
このスタート後、ステップＣ３において、タイマ９がタイムアップしたか否かが判定される。この結果、タイムアップしたと判定されると（ＵＰＳ遅延時間経過したと判定されると）、ステップＣ４において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦとされる。これによって、電源切断可能な状態となっている情報処理装置１９への電源供給が停止され、情報処理装置１９が停止する。
【００４８】
次に、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理を、図２に加え、図７に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、図７のステップＢ１において、スケジュール処理部１２で、スケジュールデータ記憶部１５に記憶されたスケジュールデータＳＤの停止時刻ｔ１及び起動時刻ｔ２と、時計１０の現在時刻ｔｎとが読み込まれ、ステップＢ２において、現在時刻ｔｎと停止時刻ｔ１とが比較される。
【００４９】
この比較結果、ｔ１＞ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが、図５に示す停止時刻ｔ１の２００２年１月２日２０時０分に達していない場合は、本スケジュール運転による電源供給停止／起動処理は終了する。
また、ｔ１＝ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが、停止時刻ｔ１の２００２年１月２日２０時０分となった場合は、ステップＢ３において、停止処理管理部２０へ情報処理の停止命令が送信される。同時に、ステップＢ４において、現在時刻ｔｎの２００２年１月２日２０時０分から起動時刻ｔ２の２００２年１月３日７時０分が減算されることによって停止時間値Ｔｓ＝１１時間が求められる。そして、その停止時間値ＴｓとＵＰＳ遅延時間値ｔｄとを含むＳＲコマンドが作成され、電源供給停止処理部３２へ出力される。
【００５０】
一方、上記比較結果がｔ１＜ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが停止時刻ｔ１を過ぎた場合は、ステップＢ５において、起動時刻ｔ２と現在時刻ｔｎとが比較される。この比較結果、Ｔ２＜ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが起動時刻ｔ２を超えた場合は、ステップＢ６において、読み込まれたスケジュールデータＳＤが削除される。
【００５１】
また、ステップＢ５の比較結果がｔ２≧ｔｎの場合、即ち、現在時刻ｔｎが起動時刻ｔ２以内の場合は、ステップＢ３及びＢ４が実行される。
次に、上記ステップＢ４でスケジュール処理部１２から出力されたＳＲコマンドが、電源供給停止処理部３２に入力された場合の電源供給停止処理を、図２を参照して説明する。
【００５２】
この場合、ステップＣ１において、電源供給停止処理部３２にはＳコマンドが入力されておらず、ステップＣ５において、ＳＲコマンドが入力されたか否かが判定されることになる。
即ち、ステップＣ５において、ＳＲコマンドが入力されたので、ステップＣ６において、ＳＲコマンド中のＵＰＳ遅延時間値ｔｄと停止時間値Ｔｓ＝１１時間とがタイマ９にセットされる。まずはＵＰＳ遅延時間値ｔｄを基に、タイマ９がスタートされる。この後、ステップＣ７において、タイマ９がＵＰＳ遅延時間ｔｄ後にタイムアップすると、ステップＡＣ８において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦとされる。
【００５３】
このＯＦＦとされたタイミングで、ステップＣ９において、停止時間値Ｔｓ＝１１時間を基にタイマ９がスタートされる。この後、ステップＣ１０において、タイマ９が１１時間後にタイムアップすると、ステップＣ１１において、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＮとされる。これによって、電源２から情報処理装置１９へ電源供給が開始される。
【００５４】
次に、スケジュール運転による電源供給の停止と、電源２の異常（例えば停電）による電源供給の停止とが重なった場合の処理を、図２及び図７に加え、図３に示すタイムチャートを参照して説明する。
図３（ａ）に示すように、ＵＰＳ３１には、日時２００２年１月２日２０時０分（２００２／１／２／２０：００）に電源供給を停止し、２００２年１月３日７時０分（２００２／１／３／７：００）に起動するようにスケジュール設定が行われている。
【００５５】
このスケジュール運転による電源供給停止／起動処理によって、日時２００２／１／２／２０：００に電源供給が停止され、日時２００２／１／３／７：００に起動される。
しかし、このケースでは図３の（ｂ）に示すように、電源２が日時２００２年１月２日１８時０分（時刻１８：００）に停止し、当日の時刻２１：００に復旧することを前提としているので、時刻１８：００において、前述の電源異常による電源供給停止処理で説明したように、電源監視部５によって電源２の異常が検知され、図３（ｃ）に示すように、情報処理装置１９への電源供給が停止する。
【００５６】
その後、時刻２１：００に電源２が復旧すると、電源監視部５では、その復旧が検知される。この検知時には、電源監視部５の制御によって切替スイッチ４が電源２側に切り替えられ、また、電源供給停止処理部３２に、電源監視部５から電源復旧情報が入力される。
ここで、図２のステップＣ１２の判定においては、電源供給停止処理が初回の場合に該当し、Ｓｔａｒｔフラグ（スタートフラグ）が０とされ、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦの状態となっている。
【００５７】
この際、上記のように、電源供給停止処理部３２に電源復旧情報が入力されると、ステップＣ１３のカウント動作が開始され、この間、ステップＣ１，Ｃ５，Ｃ６，Ｃ１２，Ｃ１３，Ｃ１４の処理が繰り返されることによって、Ｓコマンド又はＳＲコマンドを受信可能な状態になると同時に、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦの状態に保持される。
【００５８】
この際、現在時刻ｔｎ＝２１：００が、停止時刻ｔ１＝２０：００と起動時刻ｔ２＝翌日７：００との間にあるので、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理は、図７のステップＢ５，Ｂ３，Ｂ４が実行される。これによって、ＳＲコマンドが電源供給停止処理部３２へ入力されるので、図２のステップＣ５〜Ｃ１１の処理を進める。
【００５９】
この処理の過程で、ステップＣ９にて停止時間値Ｔｓ＝１１時間を基にタイマ９がスタートされ、ステップＣ１０において、タイマ９が１１時間後にタイムアップするまでは、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６がＯＦＦ状態に保持されるように制御されるので、ステップＣ１４にて、カウント値がカウント設定値Ｃｎとなっても、ステップＣ１５では、ＯＮ／ＯＦＦスイッチ６はＯＮとならない。これによって、図３（ｃ）に符号４０で示すように、情報処理装置１９への電源供給は、翌日７：００まで停止状態を保持する。
【００６０】
このように、本実施の形態のＵＰＳ３１によれば、電源２から情報処理装置１９への電源供給をバックアップすると共に、電源２の異常又は予め設定された電源供給の停止／起動を指示するスケジュールデータＳＤに基づき電源供給を停止し、電源２の異常の復旧又はスケジュールデータＳＤに基づき電源供給を起動する。
【００６１】
この場合に、電源供給停止処理部３２によって、電源２の復旧時刻が、スケジュールデータＳＤに基づく電源供給の停止期間内である場合に電源供給の停止を継続し、スケジュールデータＳＤによる起動指示によって電源供給の起動を行うようにした。
これによって、電源２の異常によって情報処理装置１９への電源供給を停止した後に、スケジュールデータＳＤに基づく電源２の停止期間となり、この期間内に電源２が復旧したとしても、従来のように、その復旧によって電源供給が一旦起動して直ぐにスケジュールデータＳＤに基づき停止するといったことが無くなる。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
【００６２】
また、電源供給停止処理部３２が、電源２の異常による停止後、スケジュールデータＳＤに基づく停止の指示がない状態で電源２が復旧した場合に、少なくとも、情報処理装置１９をバックアップ電源供給時において悪影響防止のため電源２切断可能状態とするＵＰＳ遅延時間に対応する時間は、電源２からの電源供給を起動しないように制御するようにした。
【００６３】
これによって、スケジュールデータＳＤの停止時刻と電源２復旧時刻とが重なった場合や、停止時刻の直前に電源２復旧となった場合でも、従来のように、電源２復旧による電源供給を起動してＵＰＳ遅延時間経過後に、その電源供給を停止するといった動作が行われない。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
従って、無駄な電源供給の停止／起動動作が行われることを防止することができ、この防止によって電源供給対象装置に短時間、電源供給が行われることに起因する悪影響を防止することができる。
【００６４】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、電源から電源供給対象装置への電源供給をバックアップすると共に、電源の異常又は予め設定された電源供給の停止／起動を指示するスケジュール情報に基づき電源供給を停止し、電源の異常の復旧又はスケジュール情報に基づき電源供給を起動する場合に、電源の復旧時刻が、スケジュール情報に基づく電源供給の停止期間内である場合に電源供給の停止を継続し、スケジュール情報による起動指示によって電源供給の起動を行うようにした。
【００６５】
これによって、電源の異常によって電源供給対象装置への電源供給を停止した後に、スケジュール情報に基づく電源の停止期間となり、この期間内に電源が復旧したとしても、従来のように、その復旧によって電源供給が一旦起動して直ぐにスケジュール情報に基づき停止するといったことが無くなる。つまり、電源供給が起動した直後に停止されるといったことが無くなる。
従って、無駄な電源供給の停止／起動動作が行われることを防止することができ、この防止によって電源供給対象装置に短時間、電源供給が行われることに起因する悪影響を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るＵＰＳを用いたシステムのブロック構成図である。
【図２】上記実施の形態のＵＰＳにより実行される電源異常時の電源供給停止処理、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理、及びスケジュール運転による電源供給停止と電源異常時の電源供給停止とが重なった場合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図３】上記実施の形態のＵＰＳにより実行される電源異常時の電源供給停止処理、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理、及びスケジュール運転による電源供給停止と電源異常時の電源供給停止とが重なった場合の処理を説明するためのタイムチャートである。
【図４】従来のＵＰＳを用いたシステムのブロック構成図である。
【図５】スケジュールデータＳＤの一例を示す図である。
【図６】従来のＵＰＳにより実行される電源異常時の電源供給停止処理及び、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理を説明するためのフローチャートである。
【図７】スケジュール運転時のＵＰＳにおけるスケジュール処理部の処理を説明するためのフローチャートである。
【図８】従来のＵＰＳにより実行される電源異常時の電源供給停止処理、スケジュール運転による電源供給停止／起動処理、及びスケジュール運転による電源供給停止と電源異常時の電源供給停止とが重なった場合の処理を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
１，３１ＵＰＳ
２電源
２ａ電線
３バッテリ
４切替スイッチ
５電源監視部
６ＯＮ／ＯＦＦスイッチ
７，３２電源供給停止処理
８ＵＰＳ処理部
９タイマ
１０時計
１１ＵＰＳ管理処理部
１２スケジュール処理部
１３シャットダウン処理部
１４通信制御部
１５スケジュールデータ記憶部
１６ＵＰＳ遅延時間記憶部
１８ａ通信線
１９情報処理装置
２０停止処理管理部
２１停止処理情報記憶部
２３設定装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an uninterruptible power supply device and an uninterruptible power supply management method for supplying electricity to a power supply target device such as a computer device requiring power backup for a while even during a power failure.
[0002]
[Prior art]
FIG. 4 shows a block diagram of a system using a conventional UPS (Uninterruptible Power Supply), which will be described.
The UPS 1 is connected between the power supply 2 for supplying electricity to various devices and the information processing device 19 by an electric wire 2a, and power is not supplied to the information processing device 19 due to a failure such as a power failure of the power supply 2. In this case, electricity is supplied instead of the power supply 2.
[0003]
The UPS 1 includes a battery 3, a changeover switch 4, a power monitoring unit 5, an ON / OFF switch 6, and a UPS processing unit 8. The UPS processing unit 8 further includes a power supply stop processing unit 7, a timer, 9, a clock 10, a UPS management processing unit 11 having a schedule processing unit 12 and a shutdown processing unit 13, a communication control unit 14, a schedule data storage unit 15, and a UPS delay time storage unit 16. ing.
[0004]
The information processing apparatus 19 includes a stop processing management unit 20 and a stop processing information storage unit 21 storing various types of stop processing information D1, D2,... For controlling the stop processing of the information processing apparatus 19. Have been.
The schedule data storage unit 15, the UPS delay time storage unit 16, and the UPS delay time storage unit 16 can be arbitrarily written / read out of data by an operator from a setting device 23 such as a personal computer. ing.
[0005]
Next, these components will be described.
The battery 3 stores electricity supplied from the power supply 2.
The power supply monitoring unit 5 monitors a power supply state as to whether or not electricity is normally output from the power supply 2. When an abnormality of the power supply 2 (hereinafter also referred to as a power supply abnormality) is detected, the changeover switch 4 is switched to a connection state from the power supply 2 side to the battery 3 side, and a power supply abnormality indicating that the power supply abnormality and the battery operation is being performed. The information is notified to the UPS management processing unit 11.
[0006]
When detecting the recovery of the power supply abnormality, the power supply monitoring unit 5 switches the changeover switch 4 to the connection state from the battery 3 to the power supply 2 side, and supplies the power supply recovery information for notifying the recovery of the power supply abnormality to the power supply. The supply stop processing unit 7 is notified.
The changeover switch 4 normally connects the power supply 2 and the information processing device 19 in cooperation with the ON / OFF switch 6, and the switching control when the power supply monitoring unit 5 detects a power supply abnormality detects that the battery 3 The switching for connecting to the device 19 is performed.
[0007]
The ON / OFF switch 6 is turned ON / OFF according to the switching control of the power supply stop processing unit 7.
The communication control unit 14 controls communication between the UPS 1 and the information processing device 19 via the communication line 18a.
The schedule data storage unit 15 stores schedule data SD sent from the setting device 23 in accordance with a setting operation performed by the setting device 23 by the operator. FIG. 5 shows an example of the schedule data SD. The schedule data SD indicates the time at which the information processing apparatus 19 was stopped / started. The information processing apparatus 19 was stopped at 20:00:00 on January 2, 2002, and was stopped at 7:00 on January 3, 2002. Indicates to start in minutes.
[0008]
The UPS delay time storage unit 16 stores a UPS delay time value transmitted from the setting device 23 in accordance with a setting operation performed by the operator using the setting device 23.
The shutdown processing unit 13 transmits an information processing stop command to the stop processing management unit 20 of the information processing apparatus 19 via the communication control unit The power supply stop processing unit 7 is notified of a shutdown command (power supply stop command to the information processing apparatus 19) and a UPS delay time value stored in the UPS delay time storage unit 16, which will be described later. Hereinafter, the S command includes the shutdown command and the UPS delay time value.
[0009]
The UPS delay time value can be determined by stopping the information processing operation while the information processing apparatus 19 is receiving the power supply from the battery 3 so that the power is turned off so as not to adversely affect the information processing. It shows the time until it becomes a possible state (power-off possible state).
The schedule processing unit 12 reads the schedule data SD stored in the schedule data storage unit 15, constantly compares the stop time or the start time with the time of the clock 10 (hereinafter, also referred to as the current time), and When the stop time is reached, a stop instruction for information processing is transmitted to the stop processing management unit 20, and a shutdown / restore instruction (hereinafter, referred to as an SR command) is output to the power supply stop processing unit 7.
[0010]
The SR command includes a UPS delay time value and a stop time value described later.
The stop time value indicates a time from when power supply to the information processing apparatus 19 is stopped to when it is started in accordance with the schedule data SD. The stop time value is created by the schedule processing unit 12, and is created by subtracting the current time from the start time when the current time reaches the stop time. For example, if the current time is 20:00 on January 2, 2002 shown in FIG. 5, the start time is 7:00 on January 3, 2002, and the stop time value is 11 hours.
[0011]
When the current time tn exceeds the activation time t2, the schedule processing unit 12 deletes the read schedule data SD.
The power supply stop processing unit 7 turns off the ON / OFF switch 6 when the power is abnormal. That is, when receiving the S command from the shutdown processing unit 13, the UPS delay time value in the S command is set in the timer 9 and the timer 9 is started. Thereafter, when the timer 9 times out (UPS When the delay time has elapsed), the ON / OFF switch 6 is turned off. As a result, the power supply to the information processing device 19 which is in a power-cuttable state is stopped, and the information processing device 19 is stopped.
[0012]
When the power supply stop processing unit 7 receives the power restoration information from the power monitoring unit 5, the power supply stop processing unit 7 turns on the ON / OFF switch 6.
Further, the power supply stop processing unit 7 turns on / off the ON / OFF switch 6 according to the schedule data SD. That is, when the SR command is received from the schedule processing unit 12, the UPS delay time value in the SR command is set in the timer 9 to start the timer 9, and thereafter, when the timer 9 times out (UPS When the delay time has elapsed), the ON / OFF switch 6 is turned off.
[0013]
Also, the stop time value in the SR command is set in the timer 9, and the timer 9 is started at the timing when the ON / OFF switch 6 is turned off. Thereafter, when the timer 9 times out, the ON / OFF is performed. The switch 6 is turned on.
The stop processing information storage unit 21 stores various types of stop processing information D1 and D2 sent from the setting device 23 according to a setting operation performed by the operator using the setting device 23.
[0014]
The stop processing management unit 20 responds to the stop processing information D1 and D2 stored in the stop processing information storage unit 21 when receiving the information processing stop command from the schedule processing unit 12 or the shutdown processing unit 13 of the UPS 1. By stopping the operation of the information processing, the information processing apparatus 19 is turned off.
The operation of the uninterruptible power supply management process performed by the UPS 1 in the system using the UPS 1 having such a configuration will be described.
[0015]
First, the operation of power supply stop processing (power supply stop processing due to a power supply abnormality) in the case where power supply cannot be performed due to some abnormality occurring in the power supply 2 will be described.
First, when an abnormality of the power supply 2 is detected by the power supply monitoring unit 5, the changeover switch 4 is switched to a connection state from the power supply 2 side to the battery 3 side by switching control, and the power supply abnormality information is transmitted to the UPS management processing unit. 11 is notified.
[0016]
In the UPS management processing unit 11, the shutdown processing unit 13 having received the power failure information transmits an information processing stop command to the stop processing management unit 20 of the information processing device 19 via the communication control unit 14, and executes the S command Is output to the power supply stop processing unit 7.
In addition, in the information processing apparatus 19 that has received the information processing stop instruction, the power is supplied from the battery 3, but the stop processing information D 1 stored in the stop processing information storage unit 21 by the stop processing management unit 20. , D2, the operation of the information processing is stopped, and then the power is cut off.
[0017]
Further, in the power supply stop processing unit 7 receiving the S command, the power supply stop processing shown in the flowchart of FIG. 6 is performed.
First, the power supply stop processing unit 7 must turn on the ON / OFF switch 6 before starting the power supply stop processing. For this reason, if the power supply stop processing is the first time in the determination in step A1, the start flag (start flag) is set to 1 and the ON / OFF switch 6 is turned on in step A2.
[0018]
On the other hand, if the result of determination in step A1 is that power supply stop processing is not the first time, it is determined in step A3 whether an S command has been input. Here, since the S command is sent from the shutdown processing unit 13 as described above, the S command is input.
When the S command is input in this way, in step A4, the UPS delay time value in the S command is set in the timer 9, and the timer 9 is started.
[0019]
After this start, in step A5, it is determined whether or not the timer 9 has timed out. As a result, when it is determined that the time is up (when it is determined that the UPS delay time has elapsed), the ON / OFF switch 6 is turned off in step A6. As a result, the power supply to the information processing apparatus 19 which is in a power-cuttable state is stopped, and the information processing apparatus 19 is stopped.
[0020]
Next, power supply stop / start processing by the scheduled operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 7 in addition to FIG.
First, in step B1 of FIG. 7, the schedule processing unit 12 reads the stop time t1 and the start time t2 of the schedule data SD stored in the schedule data storage unit 15, and the current time tn of the clock 10, and the process proceeds to step B2. , The current time tn and the stop time t1 are compared.
[0021]
As a result of this comparison, if t1> tn, that is, if the current time tn has not reached the stop time t1 shown in FIG. The activation process ends.
If t1 = tn, that is, if the current time tn is the stop time t1 at 20:00:00 on January 2, 2002, in step B3, the stop processing management unit 20 is instructed to stop the information processing. Is sent. At the same time, in step B4, the stop time value Ts = 11 hours is obtained by subtracting 7:00 on January 3, 2002 at the start time t2 from 20:00 on January 2, 2002 at the current time tn. . Then, an SR command including the stop time value Ts and the UPS delay time value td is created and output to the power supply stop processing unit 7.
[0022]
On the other hand, if the comparison result is t1 <tn, that is, if the current time tn has passed the stop time t1, the start time t2 is compared with the current time tn in step B5. As a result of this comparison, if T2 <tn, that is, if the current time tn exceeds the activation time t2, the read schedule data SD is deleted in step B6.
[0023]
If the comparison result of step B5 is t2 ≧ tn, that is, if the current time tn is within the activation time t2, steps B3 and B4 are executed.
Next, a power supply stop process when the SR command output from the schedule processing unit 12 in step B4 is input to the power supply stop processing unit 7 will be described with reference to FIG.
[0024]
In this case, in step A3, no S command has been input to the power supply stop processing unit 7, and in step A7, it is determined whether an SR command has been input.
That is, since the SR command is input in step A7, the UPS delay time value td and the stop time value Ts = 11 hours in the SR command are set in the timer 9 in step A8. First, the timer 9 is started based on the UPS delay time value td. Thereafter, in step A9, when the timer 9 times up after the UPS delay time td, in step A10, the ON / OFF switch 6 is turned off.
[0025]
At the timing of the turning off, the timer 9 is started in step A11 based on the stop time value Ts = 11 hours. Thereafter, when the timer 9 times out after 11 hours in step A12, the ON / OFF switch 6 is turned on in step A13. As a result, power supply from the power supply 2 to the information processing device 19 is started.
[0026]
Next, in addition to FIGS. 6 and 7, the processing when the power supply stoppage due to the scheduled operation and the power supply stoppage due to the abnormality of the power supply 2 (for example, a power failure) are described with reference to the time chart shown in FIG. Will be explained.
As shown in FIG. 8A, the power supply to the UPS 1 is stopped at 20:00:00 (Feb. 2, 2002, 20:00) on January 2, 2002, and the power supply is stopped on January 3, 2002. The schedule is set so as to start at 0:00 (2002/1/3/7: 00).
[0027]
By the power supply stop / start processing by the scheduled operation, the power supply is stopped at the date and time 2002/2/1/20: 00, and the power supply is started at the date and time 2002/1/3/7: 00.
However, in this case, as shown in FIG. 8B, the power supply 2 stops at 18:00 on January 2, 2002 (time 18:00) and is restored at time 21:00 on the day. Therefore, at time 18:00, as described in the above-described power supply stop processing due to the power supply abnormality, the power supply monitoring unit 5 detects the abnormality of the power supply 2 and, as shown in FIG. The power supply to the information processing device 19 stops.
[0028]
Thereafter, when the power supply 2 is restored at time 21:00, the power supply monitoring unit 5 detects the restoration. At the time of this detection, the changeover switch 4 is switched to the power supply 2 side by the control of the power supply monitoring unit 5, and the power supply stop processing unit 7 receives the power restoration information from the power supply monitoring unit 5. The OFF switch 6 is turned ON. Therefore, as shown in FIG. 8C, the power supply to the information processing device 19 is started. Since the power supply is stopped / started by the above-described scheduled operation, the start is immediately stopped as indicated by reference numeral P1.
As this type of conventional apparatus, there is one described in, for example, Patent Document 1.
[0029]
[Patent Document 1]
JP-A-10-215528
[0030]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional uninterruptible power supply (UPS), the power supply to the information processing device 19 is performed as shown by reference numeral P1 in FIG. 8C by the power restoration at time 21:00 shown in FIG. Is activated, the power supply is immediately stopped by the scheduled operation.
[0031]
Further, when the schedule stop time t1 and the power restoration time overlap, or when the power is restored immediately before the stop time t1, first, the power is turned on / off by the control of the power supply suspension processing unit 7 based on the power restoration information. The switch 6 is turned on. At this time, the SR command created by the schedule processing unit 12 is input to the power supply stop processing unit 7, and the ON / OFF switch 6 is turned off after the elapse of the UPS delay time triggered by the SR command. Therefore, the power supply is stopped immediately after the power supply is started.
[0032]
As described above, in the uninterruptible power supply management of the UPS 1, there is a problem that useless power supply stop / start operations such as power supply being stopped immediately after startup are performed.
In addition, since the power is supplied to the information processing device 19 for a short time by the useless power supply, there is a problem that the information processing device 19 may be adversely affected.
[0033]
The present invention has been made in view of such a problem, and can prevent unnecessary power supply stop / start operations from being performed. By this prevention, power supply to a power supply target device can be performed for a short time. It is an object of the present invention to provide an uninterruptible power supply device and an uninterruptible power supply management method that can prevent an adverse effect caused by performing the operation.
[0034]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an uninterruptible power supply according to claim 1 of the present invention provides a backup of power supply from a power supply to a power supply target device, and an abnormality in the power supply or a predetermined stop of the power supply. / In an uninterruptible power supply that stops the power supply based on schedule information instructing start-up and recovers the power supply abnormality or starts the power supply based on the schedule information, the power recovery time is determined by the schedule information. A processing unit that continues to stop the power supply when the power supply is stopped during the power supply stop period based on the schedule information and starts the power supply according to a start instruction based on the schedule information.
[0035]
According to this configuration, after the power supply to the power supply target device is stopped due to the power supply abnormality, the power supply is stopped based on the schedule information, and even if the power supply is restored within this period, the power supply is stopped as in the related art. By the restoration, the power supply is not stopped once based on the schedule information immediately after the power supply is started. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
[0036]
Also, in the uninterruptible power supply according to claim 2 of the present invention, in claim 1, after the power supply is stopped due to the abnormality of the power supply, the power supply is restored without a stop instruction based on the schedule information. In this case, at least the time corresponding to the UPS delay time in which the power supply target device is in a power-off state to prevent adverse effects when the backup power is supplied is controlled so as not to start the power supply from the power supply. Features.
[0037]
According to this configuration, even when the stop time of the schedule information and the power restoration time overlap, or when the power is restored just before the stop time, the power supply by the power restoration is activated and the UPS After the elapse of the delay time, the operation of stopping the power supply is not performed. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
[0038]
In the uninterruptible power supply management method according to a third aspect of the present invention, the power supply from the power supply to the power supply target device is backed up, and the abnormality of the power supply or the stop / start of the preset power supply is instructed. In the uninterruptible power supply management method of stopping the power supply based on schedule information and recovering the power supply abnormality or starting the power supply based on the schedule information, after the power supply is stopped due to the power supply failure, the failure occurs. When the time at which the power supply has been restored is within the power supply stop period based on the schedule information, the power supply stop is continued, and the power supply is started by a start instruction based on the schedule information. .
[0039]
According to this method, after the power supply to the power supply target device is stopped due to the power supply abnormality, the power supply is stopped based on the schedule information, and even if the power supply is restored within this period, the power supply is stopped as in the related art. By the restoration, the power supply is not stopped once based on the schedule information immediately after the power supply is started. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
[0040]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Embodiment)
FIGS. 1A and 1B are block diagrams of a system using a UPS according to an embodiment of the present invention. However, in the present embodiment shown in FIGS. 1A and 1B, parts corresponding to the respective parts of the conventional example shown in FIG. 4 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0041]
The difference between the UPS 31 of the present embodiment shown in FIG. 1A and the conventional UPS 1 lies in the processing performed by the power supply stop processing unit 32.
That is, when the count setting value Cn described below is set and the power restoration information is input from the power monitoring unit 5, the power supply stop processing unit 32 transmits the S command and the schedule processing unit 12 from the shutdown processing unit 13. If the SR command is not input, a count operation is performed, and the ON / OFF switch 6 is turned ON when the count value reaches the count set value Cn.
[0042]
The count set value Cn corresponds to a time for preventing the ON / OFF switch 6 from being turned ON at least until the schedule processing unit 12 issues the SR command when the power restoration information is input. Value.
In other words, after the power supply is stopped due to an abnormality in the power supply 2, if the power supply 2 is restored without a stop instruction based on the schedule data SD, at least the information processing apparatus 19 is prevented from being adversely affected at the time of backup power supply. As the time corresponding to the UPS delay time in which the power can be turned off, a count value corresponding to the time during which the power supply from the power supply 2 is not started is set as the count set value Cn.
[0043]
In addition, when the SR command is input from the schedule processing unit 12, the power supply stop processing unit 32 performs the power supply stop / start processing by the schedule operation described in the conventional example, and receives the S command from the shutdown processing unit 13. In this case, the power supply stop processing due to the power supply abnormality described in the conventional example is performed.
The operation of the uninterruptible power supply management process performed by the UPS 31 in the system using the UPS 31 having such a configuration will be described.
[0044]
First, the operation of the power supply stop processing due to the power supply abnormality will be described.
First, when an abnormality of the power supply 2 is detected by the power supply monitoring unit 5, the changeover switch 4 is switched to a connection state from the power supply 2 side to the battery 3 side by switching control, and the power supply abnormality information is transmitted to the UPS management processing unit. 11 is notified.
In the UPS management processing unit 11, the shutdown processing unit 13 having received the power failure information transmits an information processing stop command to the stop processing management unit 20 of the information processing device 19 via the communication control unit 14, and executes the S command Is output to the power supply stop processing unit 32.
[0045]
In addition, in the information processing apparatus 19 that has received the information processing stop instruction, the power is supplied from the battery 3, but the stop processing information D 1 stored in the stop processing information storage unit 21 by the stop processing management unit 20. , D2, the operation of the information processing is stopped, and then the power is cut off.
Further, in the power supply stop processing unit 32 that has received the S command, the power supply stop processing shown in the flowchart of FIG. 2 is performed.
[0046]
First, in step C1, it is determined whether an S command has been input. Here, since the S command is sent from the shutdown processing unit 13 as described above, the S command is input.
When the S command is input in this way, in step C2, the UPS delay time value in the S command is set in the timer 9, and the timer 9 is started.
[0047]
After this start, it is determined in step C3 whether or not the timer 9 has timed out. As a result, when it is determined that the time is up (when it is determined that the UPS delay time has elapsed), the ON / OFF switch 6 is turned off in step C4. As a result, the power supply to the information processing apparatus 19 which is in a power-cuttable state is stopped, and the information processing apparatus 19 is stopped.
[0048]
Next, the power supply stop / start processing by the scheduled operation will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 7 in addition to FIG.
First, in step B1 of FIG. 7, the schedule processing unit 12 reads the stop time t1 and the start time t2 of the schedule data SD stored in the schedule data storage unit 15, and the current time tn of the clock 10, and the process proceeds to step B2. , The current time tn and the stop time t1 are compared.
[0049]
As a result of this comparison, if t1> tn, that is, if the current time tn has not reached the stop time t1 shown in FIG. The activation process ends.
If t1 = tn, that is, if the current time tn is the stop time t1 at 20:00:00 on January 2, 2002, in step B3, the stop processing management unit 20 is instructed to stop the information processing. Is sent. At the same time, in step B4, the stop time value Ts = 11 hours is obtained by subtracting 7:00 on January 3, 2002 at the start time t2 from 20:00 on January 2, 2002 at the current time tn. . Then, an SR command including the stop time value Ts and the UPS delay time value td is created and output to the power supply stop processing unit 32.
[0050]
On the other hand, if the comparison result is t1 <tn, that is, if the current time tn has passed the stop time t1, the start time t2 is compared with the current time tn in step B5. As a result of this comparison, if T2 <tn, that is, if the current time tn exceeds the activation time t2, the read schedule data SD is deleted in step B6.
[0051]
If the comparison result of step B5 is t2 ≧ tn, that is, if the current time tn is within the activation time t2, steps B3 and B4 are executed.
Next, the power supply stop processing when the SR command output from the schedule processing unit 12 in step B4 is input to the power supply stop processing unit 32 will be described with reference to FIG.
[0052]
In this case, in step C1, no S command has been input to the power supply stop processing unit 32, and in step C5, it is determined whether an SR command has been input.
That is, since the SR command is input in step C5, the UPS delay time value td and the stop time value Ts = 11 hours in the SR command are set in the timer 9 in step C6. First, the timer 9 is started based on the UPS delay time value td. Thereafter, in step C7, when the timer 9 times up after the UPS delay time td, in step AC8, the ON / OFF switch 6 is turned off.
[0053]
At the timing of the turning off, the timer 9 is started in step C9 based on the stop time value Ts = 11 hours. Thereafter, when the timer 9 times out after 11 hours in step C10, the ON / OFF switch 6 is turned on in step C11. As a result, power supply from the power supply 2 to the information processing device 19 is started.
[0054]
Next, in addition to FIGS. 2 and 7, the processing when the power supply stoppage due to the scheduled operation and the power supply stoppage due to an abnormality (for example, power failure) of the power supply 2 overlap with each other is described with reference to the time chart shown in FIG. Will be explained.
As shown in FIG. 3A, the power supply to the UPS 31 is stopped at 20:00:00 on January 2, 2002 (2002/2/2/20: 00). The schedule is set so as to start at 0:00 (2002/1/3/7: 00).
[0055]
By the power supply stop / start processing by the scheduled operation, the power supply is stopped at the date and time 2002/2/1/20: 00, and the power supply is started at the date and time 2002/1/3/7: 00.
However, in this case, as shown in FIG. 3B, the power supply 2 stops at 18:00 on January 2, 2002 (time 18:00) and is restored at time 21:00 on the day. Therefore, at time 18:00, as described in the above-described power supply stop processing due to the power supply abnormality, the power supply monitoring unit 5 detects the abnormality of the power supply 2, and as shown in FIG. The power supply to the information processing device 19 stops.
[0056]
Thereafter, when the power supply 2 is restored at time 21:00, the power supply monitoring unit 5 detects the restoration. At the time of this detection, the changeover switch 4 is switched to the power supply 2 side under the control of the power supply monitoring unit 5, and power supply recovery information is input from the power supply monitoring unit 5 to the power supply stop processing unit 32.
Here, the determination in step C12 in FIG. 2 corresponds to the case where the power supply stop processing is the first time, the Start flag (start flag) is set to 0, and the ON / OFF switch 6 is in the OFF state.
[0057]
At this time, as described above, when the power restoration information is input to the power supply stop processing unit 32, the counting operation in step C13 starts, and during this time, the processing in steps C1, C5, C6, C12, C13, and C14 is stopped. By repeating, the ON / OFF switch 6 is kept in the OFF state at the same time as the state where the S command or the SR command can be received.
[0058]
At this time, since the current time tn = 21: 00 is between the stop time t1 = 20: 00 and the start time t2 = 7: 00 the next day, the power supply stop / start processing by the scheduled operation is performed as shown in FIG. B5, B3, and B4 are executed. As a result, the SR command is input to the power supply stop processing unit 32, and the processing of steps C5 to C11 in FIG. 2 proceeds.
[0059]
In the course of this processing, the timer 9 is started based on the stop time value Ts = 11 hours in step C9, and the ON / OFF switch 6 is turned off until the timer 9 times out after 11 hours in step C10. , The ON / OFF switch 6 is not turned on in step C15 even if the count value becomes the count set value Cn in step C14. As a result, as indicated by reference numeral 40 in FIG. 3C, the power supply to the information processing apparatus 19 is stopped until 7:00 the next day.
[0060]
As described above, according to the UPS 31 of the present embodiment, the power supply from the power supply 2 to the information processing apparatus 19 is backed up, and the schedule data for instructing the abnormality of the power supply 2 or the stop / start of the preset power supply. The power supply is stopped based on the SD, and the power supply is started based on the recovery from the abnormality of the power supply 2 or the schedule data SD.
[0061]
In this case, the power supply stop processing unit 32 continues to stop the power supply when the restoration time of the power supply 2 is within the power supply stop period based on the schedule data SD, and the power supply is stopped by the start instruction based on the schedule data SD. Start of supply is performed.
Thereby, after the power supply to the information processing apparatus 19 is stopped due to the abnormality of the power supply 2, the power supply 2 is stopped based on the schedule data SD, and even if the power supply 2 is restored during this period, as in the related art, By the restoration, the power supply is not stopped once based on the schedule data SD immediately after the power supply is started. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
[0062]
Further, when the power supply stop processing unit 32 is restored after the power supply 2 is stopped due to the abnormality of the power supply 2 and there is no stop instruction based on the schedule data SD, at least the information processing apparatus 19 is turned on at the time of supplying the backup power supply. The power supply from the power supply 2 is controlled so as not to be activated during the time corresponding to the UPS delay time in which the power supply 2 can be cut off to prevent adverse effects.
[0063]
As a result, even when the stop time of the schedule data SD and the power supply 2 restoration time overlap, or when the power supply 2 is restored immediately before the stop time, the power supply by the power supply 2 restoration is started as in the related art. After the elapse of the UPS delay time, the operation of stopping the power supply is not performed. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
Therefore, it is possible to prevent the useless power supply stop / start operation from being performed, thereby preventing the adverse effects caused by the power being supplied to the power supply target device for a short time.
[0064]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the power supply from the power supply to the power supply target device is backed up, and the power supply is stopped based on the power supply abnormality or the preset schedule information for instructing the stop / start of the power supply. In the case where the power supply is restored based on the schedule information or when the power supply is restored based on the schedule information, the suspension of the power supply is continued if the restoration time of the power supply is within the suspension period of the power supply based on the schedule information. The power supply is started by the start instruction.
[0065]
As a result, after the power supply to the power supply target device is stopped due to the power supply abnormality, the power supply is stopped based on the schedule information, and even if the power supply is restored during this period, the power supply is restored by the restoration as in the conventional case. It is not necessary to stop supply based on the schedule information immediately after the supply is started. That is, it is not stopped immediately after the power supply is started.
Therefore, it is possible to prevent useless power supply stop / start operations from being performed, and prevent the power supply target device from being adversely affected by short-time power supply. effective.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a system using a UPS according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 shows a power supply stop process performed by the UPS according to the above-described embodiment when a power failure occurs, a power supply stop / start process performed by a scheduled operation, and a power supply stop performed by a scheduled operation and a power supply stop performed by a power failure. It is a flowchart for demonstrating the process at the time of overlapping.
FIG. 3 shows power supply stop processing at the time of power failure, power supply stop / start processing by schedule operation, and power supply stop by schedule operation and power supply stop at power failure executed by the UPS of the embodiment. It is a time chart for demonstrating the process at the time of overlapping.
FIG. 4 is a block diagram of a system using a conventional UPS.
FIG. 5 is a diagram showing an example of schedule data SD.
FIG. 6 is a flowchart for explaining a conventional power supply stop process performed by a UPS when a power failure occurs and a power supply stop / start process by a scheduled operation.
FIG. 7 is a flowchart illustrating a process of a schedule processing unit in the UPS during a scheduled operation.
FIG. 8 is a diagram illustrating a power supply stop process performed by a conventional UPS when a power failure occurs, a power supply stop / start process performed by a scheduled operation, and a power supply stop performed by a schedule operation and a power supply stop performed when a power failure occurs. 6 is a time chart for explaining the processing of FIG.
[Explanation of symbols]
1,31 UPS
2 Power supply
2a Electric wire
3 Battery
4 Changeover switch
5 Power supply monitoring unit
6 ON / OFF switch
7, 32 Power supply stop processing
8 UPS processing unit
9 Timer
10 Clock
11 UPS management processing unit
12 Schedule processing unit
13 Shutdown processing unit
14 Communication control unit
15 Schedule data storage
16 UPS delay time storage unit
18a Communication line
19 Information processing device
20 Stop processing management unit
21 Stop processing information storage unit
23 Setting device

Claims

The power supply from the power supply to the power supply target device is backed up, and the power supply is stopped based on the abnormality of the power supply or the schedule information for instructing stop / start of the power supply set in advance, and the power supply is stopped. In an uninterruptible power supply that starts the power supply based on recovery or the schedule information,
A processing unit that continues to stop the power supply when the power supply restoration time is within the power supply stop period based on the schedule information, and starts the power supply according to a start instruction based on the schedule information. Uninterruptible power supply.

When the power supply is restored without a stop instruction based on the schedule information after the power supply is stopped due to an abnormality in the power supply, at least the power supply target device is prevented from being adversely affected at the time of backup power supply. The uninterruptible power supply according to claim 1, wherein the power supply from the power supply is controlled so as not to be activated during the time corresponding to the UPS delay time when the power supply can be turned off.

The power supply from the power supply to the power supply target device is backed up, and the power supply is stopped based on the abnormality of the power supply or the schedule information for instructing stop / start of the power supply set in advance, and the power supply is stopped. In the uninterruptible power management method for starting the power supply based on the recovery or the schedule information,
After the power supply is stopped due to the power supply failure, if the time at which the failure is recovered is within the power supply suspension period based on the schedule information, the power supply suspension is continued, and the power supply is started based on the schedule information. An uninterruptible power supply management method, wherein the power supply is started according to an instruction.