JP2004278847A - Air barrier fan device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の屋外に面した窓ガラスの内側にロールブラインドと段差部とによって窓空間を構成し、柵状のエアバリアファンによって居室内に有効な循環風路(エアバリアシステム)を生じせしめて快適な居住状態を現出・維持すると同時に、窓ガラスの危険予防や居室内の清掃性等にも優れたエアバリアファン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外に面した窓際のエアバリアファン装置に関しては、各種のものが提案され、既に知られている。
例えば、ブラインド下端に温風発生装置を設け、窓とブラインドで形成される空間を暖めるようにしたブラインドがある(例えば、特許文献1参照)。
また、床板に設けた通気口から空気を誘引し、プッシュファンと排気ファンとで、日射光線遮蔽物と窓ガラス間のペリメータゾーンの空調方法がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、ブラインドの下端部と送風装置を結合し、床面から離間配置してエアーバリア換気するシステムがある(例えば、特許文献3参照)。
また、窓とスクリーン(またはブラインド)の間の空間を送風ファン(および排気ファン)によって構成するエアバリア装置がある(例えば、特許文献4参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭63−289192号公報(第2頁、第1−2図)
【特許文献2】
特開2000−291972号公報(第2−3頁、第1図、第9図)
【特許文献3】
特開2002−98383号公報(第5−8頁、第1図、第4−7図)
【特許文献4】
特開2000−337052号公報(第2−3頁、第1図、第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来からペリメータゾーンの空調方法やエアーバリア換気システム等の種々の方式が既に提案されている。
つまり、これらの従来技術は、1年を通じて複雑に変化する窓際の温熱環境(日射や外気温の影響を直接的に受ける環境)に対して、その結露防止や空調方法、換気、熱負荷についてシステム的に快適な居住空間をつくるものであり、その点については確かに夫々に有用・特異性を有するものと考えられる。
【0005】
しかしながら、殊に高層の建物(その中でも、例えば、十分な自然採光と眺望性を重視した全面がガラス張りの建物)に関して、その屋外に面した全面の窓ガラスに対する危険(例えば、窓ガラスにぶつかる等)予防の配慮や、数多くの居室内の清掃作業(例えば、部屋の窓際の隅にごみなどが吹き溜まる等)性の配慮については、これら従来技術のいずれにもその記載がなく、したがって、その意味で、危機管理や清掃管理等の問題が生じていることにもなる。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、建物の屋外に面した窓ガラスの内側に窓空間を形成し、エアバリアファンによって居室内に有効な循環風路(エアバリアシステム)を生じせしめて、快適な居住状態を現出・維持すると同時に、窓ガラスに近づくことの危険防止の構成・表示と、居室内の清掃作業を簡易に出来ること等を兼ね備えた構成を特徴とするエアバリアファン装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のエアバリアファン装置は、建物の屋外に面した窓ガラスと、前記窓ガラス内側に窓空間を区画形成するロールブラインドと、前記窓空間の下部は居室内の床面と区画したやや高い段差部と、前記段差部に立脚し、かつ柵状に水平設置したエアバリアファンとで構成し、前記エアバリアファンにより前記居室内の空気を前記窓空間内へ送風することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、屋外に面した窓ガラスの内側に、ロールブラインドと、やや高い段差部とを設けることによって、格別の窓空間を居室と仕切って構成することとなり、エアバリアファンによって有効な循環風路(エアバリアシステム)を形成することができる。つまり、殊に夏季の輻射熱対策、冬季のコールドドラフト対策・結露対策に有効となって快適な居住状態を現出・維持することができる。
そして、柵状のエアバリアファンと段差部とによって構成された窓空間は、居室との区画を格別とし、屋外に面した窓ガラスに近づくことへの危険防止のための構成を兼ね備えたものになっている。つまり、構造的に、視覚的(色調を工夫すれば、より一層効果的になる)に、窓空間内に人が踏み込んで立ち入ることが出来にくくなる(窓ガラスに近づけない)構成としている。
【0009】
さらに、窓空間を、やや高い段差部とロールブラインドとで構成しているので、居室内から窓空間へほこりやごみが進入し、窓空間の中が吹き溜まりとなることを防ぎ、つまりごみ等が手前の段差部で留まることになって、居室内の床面上の清掃作業を容易にする区画とすることができる。
また同時に、エアバリアファンの運転についても、ロールブラインドと段差部の間隙によって、居室内の床面上等からの塵埃等の吸込み(吸気・流入)を積極的に軽減化することができるので、エアバリアファン内のフィルターの洗浄・交換頻度(メンテナンス)を少なくすることができる。
さらに窓(ガラス)際への物置き(書類やケース、書棚や書庫等)としての利用を極めて困難にする構成とすることができる。
以上より、仕事や作業、生活等の環境を整備し、美観や視野、インテリア性等の諸条件を総合的に損なわないようにより一層向上させることができるものとなる。
【0010】
請求項2記載の発明は、エアバリアファンの吸気口とロールブラインドの下端部とで形成する吸込口(仮に相当部分とする)とを、最短距離(短絡的に)で結ぶことができ、エアバリアファンの運転によって、積極的に居室内の空気を全体的(偏らずに)に吸気(スリット状・平面状の気流)することができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、殊に、夏季は、日射量、外気温を検知して空調機等と連動(設定値に自動運転制御)させたり、手動運転に切替え(選択して)て、快適な居住状態を維持することができる。冬季についても、同様に外気温を検知して空調機等と連動(設定値に自動運転制御)させたり、手動に切替えて、快適な居住状態を維持することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、居室の使用用途、使用時間(時刻)・使用頻度、広さ等々に応じて自在に設計・設置し、エアバリアファンの運転操作を簡易化し、快適な居住状態を維持することができる。
【0013】
請求項5記載の発明は、柵状のエアバリアファンは、建物の強度上の補強・補助部材を兼ねたり、窓ガラスに近づけない防護具としての構成(部材)を兼ねたり、運転制御は容易(操作ミスのない)に操作ができて、また居室のインテリア性や美観を損なわないようにすることができる。
また、柵状のエアバリアファンの補強(水平のたわみ強度等)を兼ね、内部に電気配線を一括して収めることができ、美観を損なうことがない。
【0014】
請求項6記載の発明は、建物の屋外に面した殆んど全部のガラス窓(建物の開口部分)に対応して設置するので、建物全体の管理面、個別の操作面、同一性、メンテ性、応急性、空調性等の点で優れたものとすることができる。
【0015】
(実施例)
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係るエアバリアファン装置の窓空間部の縦断面の概要を示す図である。図1において、1は建物(例えば、高層の全面がガラス張りの建物)2の屋外に面した窓ガラスを示し、同様構造の階上及び階下も示したものである。
3は、屋内側の居室を示し、床面4及び天井5によって構成している。6は、ロール(式)ブラインドを示し、屋外に面した窓ガラス1の内側との間に窓空間7を形成(エアバリア空間を形成)している。ロールブラインド6は、天井5部に取り付けされた巻き機(図示しない)によって適宜の位置に昇降(操作)されるが、エアバリアファン8の運転(後述する)時は、ロールブラインド6の下端部9と段差部10との間に所定寸法のスリット状の間隙11を形成するように予め設定がなされている。ロールブラインド6の下端部9は、重し(延伸用や振れ防止用)や間隙11(スリット状の吸込口)形成の直線用具等を兼ねたものである。
窓空間7の下部は、居室3の床面4よりもやや高い段差部10を設け、さらにこの窓空間7の中に柵12状のエアバリアファン8を設置している。13は、エアバリアファン8の途中の支柱であり、エアバリアファン8の両端は例えば柱14(後述の図4)や壁15(後述の図4)等に支持されている。支柱13内には、エアバリアファン8の運転制御用の配線を内装している。
【0016】
図2は、図1の同要部の詳細を示す縦断面略図、図3は、エアバリアファンの縦断面略図である。
図2、図3において、エアバリアファン8は、クロスフローファン(例えば、エアコン等に用いられている吹出し用のクロスフロー方式のプッシュファン)やその駆動装置、操作・運転(制御)装置等を、断面が例えば円筒状の柵12内(ケーシングを兼ねて柵12としている)に内装している。
また、運転(スイッチ用)の操作盤18用、メンテナンス用等に柵12の該部にカバー(開閉蓋)等を設けている。エアバリアファン8は、これらを仮に総称するもの(以下、同じ)とする。
本実施例において、柵12の最外径は120mmφ、内装のクロスフローファンの長さは300mm、および500mmのものが用いられている。エアバリアファン8の設置は、高さが床面4の上方に600mm 、窓空間7内の水平距離が窓ガラス1より265mm、ロールブラインド6より180mmの中間位置に設置されている。
柵12や支柱13の材質は、強度から金属製(例えば、アルミ押出形材。塗装の皮膜処理も可能)を基本とするが、クロスフローファン等の電気器具を内装しているので、ケーシングとしての接地は欠かせない要件となるのは明白である。この意味では、樹脂製(危険表示等を考慮した着色も自由となる)とするのも可能である。
段差部10は、床面4よりやや高い100mmであり、窓空間7の下部を形成している。
ロールブラインド6は、通気性の無いもの(光透過性やその材質等は限定しない)を基本とするが、有効に窓空間7を形成(エアバリアシステムの要部となる)するのに悪影響を及ぼさない程度の通気性にものであれば使用できる。
この意味において、スラット(式)ブラインドは、気流の乱れや風量(風速)の減少ロス等を生じるので好ましくないといえる。
【0017】
ロールブラインド6の下端部9と段差部10との間の間隙11は、15mmであり、エアバリアファン8の運転によって、居室3内の空気が間隙11からエアバリアファン8の吸気口16に吸気(吸引)される。吸気された空気は、エアバリアファン8の吹出口17から吹出され、窓空間7内を上方に送風される。
エアバリアファン8の吸気口16、吹出口17は、いずれも柵12の円周方向にスリット状に並行に並べて開口したもので、その開口面積は、吸気口16と吹出口17とが同一に設計されている。また、吸気口16の吸気角度aは、「垂直下〜間隙11(または下端部9)に向けて(短絡的な)の範囲内」に設定され、吹出口17の吹出角度bは、「水平から斜上方(窓ガラス1に向かって)に45°〜60°の範囲内」に設定されている。なお、エアバリアファン8の送風速度は、1〜1.5m/sec、送風量は、50〜100m3/hに設定されている。
これらの各設定値(寸法)は、ロールブラインド6がエアバリアファン8の運転による送風の影響を受けて、振れ・揺れたり、騒音を発したりしない(居住者に不快感を与えるような状態にならない)ように設計されている。
【0018】
エアバリアファン8による窓空間7内の送風は、天井5部(天井内、天井裏等)のダクト(図示せず)、空調機(図示せず)へと流れ(経て)、再び居室3内へと循環風路を成している。即ち、窓空間7内のエアバリアファン8の運転によって、有効な循環風路(エアバリアシステム)を形成することができる。
つまり、殊に夏季の輻射熱対策(日射負荷低減)として輻射熱(量)を検知して空調機等と連動(運転制御)したり、また、冬季のコールドドラフト対策及び結露対策として外気温を検知して空調機等と連動(運転制御)することが選択でき、総じて省エネ効果を生じることになる。春季や秋季については、詳細に言及しないが、状況(必要)に応じて空調機、エアバリアファン8の運転や、ロールブラインド6の操作等を適宜選択することになる。
【0019】
エアバリアファン8の運転(制御)操作は、空調機との連動のON〜OFFの選択や、送風量(送風速度)の強〜中〜弱の選択が、操作盤18(後述の図4)によって自在に出来るものとする。また、エアバリアファン8の運転(制御・操作)操作は、居室3の広さ、使用目的、用途や頻度等々により、個々のエアバリアファン8毎やエアバリアファン8の特定のブロック毎に設計・設定がなされる。
なお、19は居室3内への外気の(自然)換気口を示し、適宜手動によって蓋の開閉がなされるものである。20は、(階下の)外気取入口を示し、空調機への外気の取り入れ用に使用されるものである。
以上により、柵12状のエアバリアファン8と段差部10とによって構成された窓空間7は、居室3の床面4との区画を格別とし、屋外に面した窓ガラス1に近づくことへの危険防止のための構成を兼ね備えたものになっている。
つまり、構造的に、視覚的(色調を工夫すれば、より一層効果的になる)に、窓空間7内に人が踏み込んで立ち入ることが出来にくくなる(窓ガラスに近づけない)構成としている。
【0020】
さらに、窓空間7を、やや高い段差部10とロールブラインド6とで構成しているので、居室3内から窓空間7へほこりやごみが進入し、窓空間7の中が吹き溜まりとなることを防ぎ、つまりごみ等が手前の段差部10で留まることになって、居室3内の床面4上の清掃作業を容易にする区画として構成することができる。
また同時に、エアバリアファン8の運転についても、ロールブラインド6と段差部10の間隙11とによって、居室3内の床面4上等からの塵埃等の吸込み(吸気・流入)を積極的に軽減化することができるので、エアバリアファン8内のフィルターの洗浄・交換頻度(メンテナンス)を少なくすることができる。
【0021】
図4は、図1のエアバリアファン装置の建物内の設置状況を示し、(A)は、平面略図、(B)は、屋内(居室)側からの正面(断面)略図である。なお、この両図は、ややこしく難解になるのを避けるために、略図とする。
図4(A)、(B)において、柵12状のエアバリアファン8は、建物2の柱14や(構造)壁15の間を締結し、屋外に面した窓ガラスの全内周を連続かつ包囲して設置している状況を示している。もちろん、柱14や壁15を迂回して設置しても良い。なお、建物2の出入口等の設置は出来ない。
18は、エアバリアファン8を運転(制御)する操作盤を示している。したがって、建物2全体の環境状態の管理面、個別のエアバリアファン8の操作性、機器や機材の同一性(統一性)、そのメンテナンス性、環境変化への応急性、外的変化に対する空調性、非難時の誤認防止性等の諸点で優れたものとすることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、屋外に面した窓ガラスの内側に、ロールブラインドと段差部とによって格別の窓空間を居室と仕切って形成し、エアバリアファンの運転(制御)によって有効な循環風路(エアバリアシステム)を形成することができる。つまり、殊に夏季(輻射熱対策)や冬季(コールドドラフト対策、結露対策)において、快適な居住状態を現出・維持することができる。
そして、窓空間内の柵状のエアバリアファンと段差部との構成は、居室(の床面)との区画を格別とし、屋外に面した窓ガラスに近づくことへの危険防止のための構成とすることを兼ね備えたものになっている。つまり、構造的に、視覚的(色調を工夫すれば、より一層効果的になる)に、窓空間内に人が踏み込んで立ち入ることが出来にくくなる(窓ガラスに近づけない)構成としている。
【0023】
さらに、窓空間の段差部とロールブラインドとの構成は、居室内から窓空間へほこりやごみが進入し、窓空間の中が吹き溜まりとなることを防ぎ、つまりごみ等が手前の段差部で留まることになって、居室内の床面上の清掃作業を容易にする区画とすることができる。
また同時に、エアバリアファンの運転についても、ロールブラインドと段差部の間隙によって、居室内の床面上等からの塵埃等の吸込み(吸気・流入)を積極的に軽減化することができるので、エアバリアファン内のフィルターの洗浄・交換頻度(メンテナンス)を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエアバリアファン装置の窓空間部の縦断面の概要を示す図
【図2】図1の同要部の詳細を示す縦断面の概要を示す図
【図3】図1のエアバリアファンの縦断面略図
【図4】(A)図1のエアバリアファン装置の建物内の配置状況を示す平面略図
(B)屋内側からの正面略図
【符号の説明】
1 窓ガラス
2 建物
3 居室
4 床面
5 天井
6 ロールブラインド
7 窓空間
8 エアバリアファン
9 下端部
10 段差部
11 間隙
12 柵
13 支柱
14 柱
15 壁
16 吸気口
17 吹出口
18 操作盤
19 換気口
20 外気取入口[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
According to the present invention, a window space is formed by a roll blind and a step portion inside a window glass facing the outside of a building, and an effective circulation air path (air barrier system) is generated in a living room by a fence-shaped air barrier fan. The present invention relates to an air barrier fan device which at least attains and maintains a comfortable living state, and at the same time, is excellent in prevention of danger of window glass, cleanability of a living room, and the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various types of air barrier fan devices for windows facing outdoors have been proposed and are already known.
For example, there is a blind provided with a hot air generator at the lower end of the blind to warm a space formed by the window and the blind (for example, see Patent Document 1).
In addition, there is a method of air-conditioning a perimeter zone between a solar radiation shield and a window glass by using a push fan and an exhaust fan to draw air from a vent provided in a floor panel (for example, see Patent Document 2).
Further, there is a system in which a lower end portion of a blind is connected to an air blower, and the air blower is ventilated by being separated from a floor surface (for example, see Patent Document 3).
Further, there is an air barrier device in which a space between a window and a screen (or a blind) is configured by a blowing fan (and an exhaust fan) (for example, see Patent Document 4).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-63-289192 (page 2, FIG. 1-2)
[Patent Document 2]
JP-A-2000-291972 (pages 2-3, FIGS. 1, 9)
[Patent Document 3]
JP-A-2002-98383 (pages 5-8, FIG. 1, FIG. 4-7)
[Patent Document 4]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-337052 (Pages 2-3, FIG. 1, FIG. 5)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, various systems such as a perimeter zone air conditioning method and an air barrier ventilation system have been proposed.
In other words, these prior arts provide a system for preventing dew condensation, an air conditioning method, ventilation, and a heat load for a window-side thermal environment (an environment that is directly affected by solar radiation and outside temperature) that changes in a complicated manner throughout the year. It is intended to create a living space that is comfortable in nature, and in that respect, it is considered that each of them has usefulness and specificity.
[0005]
However, especially with respect to high-rise buildings (for example, among others, for example, a building whose entire surface is glass-covered with an emphasis on sufficient natural lighting and viewability), the danger to the entire window glass facing the outside (for example, collision with a window glass, etc.). ) Regarding preventive considerations and considerations for cleaning work in a large number of living rooms (for example, dust and dirt accumulating in the corners of windows in rooms), none of these prior arts mentions them. In that sense, problems such as crisis management and cleaning management have occurred.
[0006]
The present invention has been made in view of such a problem, and forms a window space inside a window glass facing the outside of a building, and a circulation air passage (air barrier system) effective in a living room by an air barrier fan. It is characterized by a structure that combines the appearance and maintenance of a comfortable living state, the prevention and danger of approaching the window glass, and the easy cleaning of the living room. An object is to provide an air barrier fan device.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The air barrier fan device of the present invention has a window glass facing the outside of a building, a roll blind that defines a window space inside the window glass, and a lower portion of the window space defined as a floor surface in a living room. A step portion, and an air barrier fan standing on the step portion and horizontally installed in a fence shape, wherein air in the living room is blown into the window space by the air barrier fan. It is.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to
The window space made up of the fence-shaped air barrier fan and the stepped part has a distinctive partition from the living room, and also has a structure for preventing danger of approaching the window glass facing the outside. Has become. In other words, the structure is such that it is difficult for a person to step into the window space to enter the window space visually (it is more effective if the color tone is devised) (it is not close to the window glass).
[0009]
Furthermore, since the window space is made up of a slightly elevated step and roll blinds, it prevents dust and debris from entering the window space from the living room, and prevents the interior of the window space from becoming trapped. The partition stays at the step portion on the front side, and can be a section that facilitates the cleaning work on the floor surface in the living room.
At the same time, with regard to the operation of the air barrier fan, the suction (intake / inflow) of dust and the like from the floor or the like in the living room can be positively reduced by the gap between the roll blind and the step. The frequency of cleaning / replacement (maintenance) of the filter in the air barrier fan can be reduced.
Furthermore, a configuration that makes it extremely difficult to use as a storage (a document, a case, a bookcase, a bookstore, or the like) near a window (glass) can be provided.
As described above, it is possible to improve the environment such as work, work, and living, and to further improve various conditions such as aesthetics, a visual field, and interior characteristics without compromising the overall condition.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the air inlet of the air barrier fan and the inlet formed by the lower end of the roll blind (provisionally equivalent) can be connected at the shortest distance (short circuit), By the operation of the barrier fan, the air in the living room can be positively and entirely (without bias) sucked (slit-shaped / planar airflow).
[0011]
The invention according to
[0012]
The invention according to
[0013]
According to the fifth aspect of the present invention, the fence-shaped air barrier fan also serves as a reinforcing / auxiliary member for the strength of the building, and also serves as a configuration (member) as a protective device that does not approach the window glass, and operation control is easy. The operation can be performed (without operation errors), and the interior and aesthetics of the living room can be prevented from being impaired.
In addition, it also serves as reinforcement (horizontal deflection strength, etc.) of the fence-shaped air barrier fan, and can collectively house electric wiring therein, so that the appearance is not spoiled.
[0014]
Since the invention according to
[0015]
(Example)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a view schematically showing a vertical section of a window space portion of an air barrier fan device according to one embodiment of the present invention. In FIG. 1,
A lower part of the window space 7 is provided with a stepped
[0016]
FIG. 2 is a schematic longitudinal sectional view showing details of the essential part of FIG. 1, and FIG. 3 is a schematic longitudinal sectional view of an air barrier fan.
2 and 3, the
Further, a cover (opening / closing lid) or the like is provided at the corresponding portion of the
In this embodiment, the outermost diameter of the
The material of the
The
The
In this sense, a slat (formula) blind is not preferable because it causes turbulence in the airflow and loss in reducing the air volume (wind speed).
[0017]
The
The
Each of these set values (dimensions) is such that the
[0018]
Ventilation in the window space 7 by the
In other words, the radiant heat (amount) is detected as a measure against radiant heat in summer (reduction of solar radiation load) and interlocked with the air conditioner (operation control), or the outside temperature is detected as a measure against cold draft and dew in winter. Can be selected to be linked (operation control) with an air conditioner or the like, and an energy saving effect is generally generated. The details of the spring and autumn are not described in detail, but the operation of the air conditioner, the operation of the
[0019]
The operation (control) operation of the
As described above, the window space 7 constituted by the fence 12-shaped
That is, structurally, it is configured such that it is difficult for a person to step into the window space 7 and enter the window space 7 (it is more effective if the color tone is devised) (it is not close to the window glass).
[0020]
Furthermore, since the window space 7 is composed of the slightly
At the same time, with respect to the operation of the
[0021]
4A and 4B show the installation state of the air barrier fan device of FIG. 1 in a building. FIG. 4A is a schematic plan view, and FIG. 4B is a front (cross-sectional) schematic view from the indoor (living room) side. In addition, these drawings are simplified in order to avoid confusing and difficult to understand.
4 (A) and 4 (B), a fence 12-shaped
[0022]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a special window space is formed inside a window glass facing the outside by a roll blind and a stepped portion to separate the living room from the room, and the circulation is effectively performed by operating (controlling) the air barrier fan. An air path (air barrier system) can be formed. In other words, it is possible to appear and maintain a comfortable living state particularly in the summer (measures against radiant heat) and in the winter (measures against cold draft, measures against dew condensation).
The configuration of the fence-shaped air barrier fan in the window space and the stepped portion makes the compartment (floor surface) special, and prevents danger of approaching the window glass facing the outside. It is a thing which had both. In other words, the structure is such that it is difficult for a person to step into the window space to enter the window space visually (it is more effective if the color tone is devised) (it is not close to the window glass).
[0023]
Furthermore, the configuration of the step portion of the window space and the roll blind prevents dust and dirt from entering the window space from the living room and forming a pool in the window space, that is, the dust stays at the front step portion. As a result, it is possible to provide a section for facilitating cleaning work on the floor in the living room.
At the same time, with regard to the operation of the air barrier fan, the suction (intake / inflow) of dust and the like from the floor or the like in the living room can be positively reduced by the gap between the roll blind and the step. The frequency of cleaning / replacement (maintenance) of the filter in the air barrier fan can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an outline of a vertical section of a window space portion of an air barrier fan device according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing an outline of a vertical section showing details of the main part of FIG. 3 is a schematic vertical sectional view of the air barrier fan shown in FIG. 1; FIG. 4A is a schematic plan view showing an arrangement state of the air barrier fan apparatus in FIG. 1 in a building; FIG. 4B is a schematic front view from the indoor side;
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記窓ガラス内側に窓空間を区画形成するロールブラインドと、
前記窓空間の下部は居室内の床面と区画したやや高い段差部と、
前記段差部に立脚し、かつ柵状に水平設置したエアバリアファンとを有し、
前記エアバリアファンにより前記居室内の空気を前記窓空間内へ送風することを特徴とするエアバリアファン装置。Window glass facing the outside of the building,
A roll blind for forming a window space inside the window glass,
The lower part of the window space is a slightly high step part partitioned from the floor in the living room,
An air barrier fan that stands on the step portion and is horizontally installed in a fence shape,
The air barrier fan device, wherein air in the living room is blown into the window space by the air barrier fan.
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