JP2004278676A - Emergency shutoff system - Google Patents

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JP2004278676A
JP2004278676A JP2003071296A JP2003071296A JP2004278676A JP 2004278676 A JP2004278676 A JP 2004278676A JP 2003071296 A JP2003071296 A JP 2003071296A JP 2003071296 A JP2003071296 A JP 2003071296A JP 2004278676 A JP2004278676 A JP 2004278676A
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air
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Kazuyoshi Hayashi
和由 林
Kazuyuki Yamamoto
和志 山本
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Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an emergency shutoff system capable of reducing the work content. <P>SOLUTION: The emergency shutoff system has a structure in which an emergency shutoff valve 1 arranged on a tank-type vehicle performs opening and shutting of a valve by means of hydraulic pressure. A hydraulic pipe 3 filled with working oil conveying oil pressure to the emergency shutoff valve 1 and an air source 8 are connected with each other via an air-oil pressure converter 3 converting pneumatic pressure to hydraulic pressure, a selector valve 7 is arranged between the pneumatic-to-hydraulic pressure converter 3 and the air source 8, and air pressure supplied from the air source 8 is converted into oil pressure with switching motions of the selector valve 7 via the pneumatic-to-hydraulic pressure converter 3. Further, switching operation of the emergency shutoff valve 1 is performed by reducing the oil pressure by release of air. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルクローリやバルクローリなどに設けられた緊急遮断弁であって、特に人が力をかけずに開閉することができる緊急遮断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
タンク内にLPガスなどの液化ガスや、石油などの燃料を積んで搬送先の貯槽へこれらを充填するためのタンクを備えた特殊運搬車両があるが、図5は、そのうちのバルクローリを示した側面図である。このバルクローリ100は、走行車両101の台車102にタンク103が搭載され、そのタンク103が各種弁や計器などを介してホースリール箱104内に格納された充填ホース及び均圧ホースに接続されている。
【0003】
各種弁や計器などが配管されたバルクローリの流体回路は、バルク貯槽に液化ガスを充填する他、供給基地から液化ガスをタンク103内に受け入れるための液ラインやガスラインを備え、弁計器箱105内に各種弁や計器を格納して構成されている。そして、このバルクローリ100は、タンク103内の液化ガスをバルク貯槽へ充填するための液送り手段として液送ポンプ106が配管され、エンジンのPTO107から取り出した回転によって駆動する方式が採られている。図6は、そうした液送ポンプ106や各種弁、計器などによって構成されたバルクローリ100の流体回路を示した回路図である。
【0004】
そこで、このバルクローリ100で液化ガスを受入れる場合には、先ずカップリング111に液化ガス供給ホースが、またカップリング121にはガスホースがそれぞれ基地側から連結される。そして、ハンドポンプ131のレバー操作によって発生する油圧により緊急遮断弁110,120が開けられ、続いて液取入弁112や通気弁122が開けられる。これにより、基地側から液化ガスの供給が開始される。基地側から送られた液化ガスは、液受入ライン141を通ってタンク103内に送り込まれ、その一方でタンク103内の気相ガスは、液化ガスの充填に伴って加圧され、ガス戻しライン142を通って送られ、基地側で回収される。
【0005】
タンク103内の液化ガスが許容量に達したことが確認されると、不図示の制御装置から電磁弁132に開信号が送られる。そして、電磁弁132が開けられると、緊急遮断弁110,120が油圧から解放されて閉じるため、基地側からタンク103への供給が遮断されて受け入れが終了する。その後、液取入弁112や通気弁122が閉じられて基地側と連結された供給ホース及びガスホースが外され、液化ガスの積み込みが完了する。これによって、タンク103内には数カ所のバルク貯槽を廻って充填することができるだけの液化ガスが積み込まれる。
【0006】
次に、バルクローリ100によるバルク貯槽へ液化ガスの充填は、ホースリール箱104から充填ホース115と均圧ホース125とが送り出され、先端のカップリング116,126がバルク貯槽に連結される。そして、受入時と同様に弁計器箱105内の油圧ハンドポンプ131のレバー操作によって発生する油圧により緊急遮断弁21,41が開けられ、バルク貯槽への充填準備が完了する。そこで、液送ポンプ106がPTO107から取り出したエンジン出力によって駆動し、タンク103内の液化ガスがバルク貯槽へと送り込まれ、充填作業が行われる。
【0007】
このときタンク103内の液化ガスは、黒塗りの矢印によって示すように、液送ポンプ106の液送りによって液充填ライン143を通り、フレキシブルチューブ117及び充填ホース115を介してバルク貯槽へと充填されていく。一方、バルク貯槽内の気相ガスは、白抜き矢印で示すように、均圧ホース125からフレキシブルチューブ127を介してガス回収ライン144に送られ、タンク103内へと回収される。そして、液充填が完了すると、不図示の制御装置からの信号によって電磁弁132が開けられ、緊急遮断弁110,120が油圧から解放されて閉じ、バルク貯槽への液充填が終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした従来のバルクローリの緊急遮断弁は、前述したように液化ガスを受入れたりバルク貯槽への充填を行う場合、油圧ハンドポンプ131を使用していたため、レバー操作よって弁を開ける作業が必要であった。また緊急遮断弁の開閉には他にプッシュプルワイヤを使用したものもあるが、そうした構造では、作業者がプッシュプルワイヤを引っ張って弁を開けなければならなかった。
【0009】
すなわち従来の構造では、油圧ポンプの場合は作業者が油圧ハンドポンプ131のレバー138を何度も動かして油圧を上げなければならず、またプッシュプルワイヤの場合には、大きな力をかけて引っ張らなければならなかった。こうした作業は、バルクローリのみならず、緊急遮断弁を備える一般のローリについても同様に行われることであった。そのため従来から、ローリといわれるタンク型の車両に設置されている緊急遮断弁に関し、その開閉にともなって力を要する作業をなくした作業内容の軽減が求められていた。
【0010】
一方、前述したバルクローリによってバルク貯槽へ液充填を行う場合には、油圧ポンプ及びプッシュプルワイヤのいずれも手動で弁を開けなければならなかったため、作業者がホースリール箱104から充填ホース115と均圧ホース125とを送り出してバルク貯槽に連結した後、バルクローリに戻って緊急遮断弁110,120を開けなければならず、更にその後は再びバルク貯槽に戻って流量計を監視しながら充填しなければならなかった。バルク貯槽は、一般に建物の裏側に設置されていることが多い。そのため、バルクローリの停車した位置からバルク貯槽が離れていると、作業が面倒なことに加えてバルクローリとバルク貯槽との往復に時間がかかって作業効率も良くなかった。
【0011】
そこで、本発明は、係る課題を解決すべく、作業内容を軽減する緊急遮断システムを提供することを目的とする。または、緊急遮断弁の開閉を自動化する緊急遮断システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る緊急遮断システムは、タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が油圧によって弁の開閉を行う構造のものであって、その緊急遮断弁に油圧を伝達する作動油が充填された油圧管と、エア圧を油圧に変換する空・油圧変換器を介してエア源とが接続され、その空・油圧変換器とエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧を空・油圧変換器を介して油圧に変換し、また圧縮エアを解放して油圧を下げることにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるようにしたものであることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る緊急遮断システムは、タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が、エアシリンダを備えたアクチュエータによってワイヤを引っ張って弁の開閉を行う構造のものであって、エアシリンダと、そのエアシリンダに圧縮エアを送るエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧によってアクチュエータを介してワイヤを引張り、また圧縮エアを解放して引張りを解除することにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるようにしたものであることを特徴とする。
【0014】
更に、本発明に係る緊急遮断システムは、前記切換弁が電磁弁であって、タンク型車両に備えられた制御装置によってその切り換え動作が制御されるものであることを特徴とする。
【0015】
よって本発明によれば、切換弁の操作だけでエア圧によって油圧を上げ下げして緊急遮断弁の開閉を行うため、作業者は従来のように力をかけて緊急遮断弁を開閉する必要がなくなったことで作業内容が軽減される。
また、切換弁の操作だけでエア圧によってアクチュエータを動作させ、それによってワイヤを介して緊急遮断弁の開閉を行うため、作業者は従来のように力をかけて緊急遮断弁を開閉する必要がなくなったことで作業内容が軽減される。
更に、その切換弁を電磁弁にすることにより、制御装置による電気スイッチの切り換えで油圧を上げ下げするエア圧の調整が可能になるので、緊急遮断弁の開閉を自動化することが可能となる。
【0016】
また、本発明に係る緊急遮断システムは、前記エア源が、タンク型車両に備えられているエアコンプレッサであることを特徴とする。
よって、本発明によれば、もともと車両に搭載されているエアコンプレッサを利用して緊急遮断弁を開閉するようにしたので、簡易な構成によりコストをかけることなく課題解決を図ることができる。
【0017】
また、本発明に係る緊急遮断システムは、前記空・油圧変換器又は前記アクチュエータと電磁弁との間に手動の3方切換弁が接続され、その3方切換弁は、前記エア源にも直接接続されたものであることを特徴とする。
よって、本発明によれば、電磁弁を使って緊急遮断弁の開閉を自動化することが可能であるとともに、電源OFFの状態でも3方切換弁を手動操作することによって緊急遮断弁を閉じることが可能になる。
【0018】
また、本発明に係る緊急遮断システムは、前記油圧管には、手動の油圧抜き弁が配管されたものでることを特徴とする。
よって、本発明によれば、例えば空・油圧変換器の動作不良により緊急遮断弁に油圧がかかったままの状態になってしまっても、作動油を抜くことにより油圧を下げて緊急遮断弁を閉じることができる。
【0019】
また、本発明に係る緊急遮断システムは、前記アクチュエータとエア源との間に手動で圧縮エアを解放するための放出弁を有することを特徴とする。
よって、本発明によれば、例えば電磁弁などの動作不良によりアクチュエータにエア圧がかかったままの状態になってしまっても、圧縮エアを抜くことによりエア圧を下げて緊急遮断弁を閉じることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る緊急遮断システムの一実施形態について、バルクローリを例に挙げて図面を参照しながら以下に説明する。そこで先ず、バルクローリのタンク下に設けられている緊急遮断弁について説明する。図1は、緊急遮断弁を示した断面図であるが、これは従来からバルクローリに使用されているものである。バルクローリには、前述したように液ラインとガスラインとの2箇所に緊急遮断弁が設けられており、両者は口径が異なる以外は共に図1に示すものと同じ構造をなしている。ここでは液用の緊急遮断弁について説明する。
【0021】
緊急遮断弁1は、ボディの側面と筒状下端の開口にあけられたポート21,22の間に弁座23が形成され、弁孔24を塞ぐように重なった主弁25と補助弁26とが上方から弁座23に当てられている。主弁25は、その中心にパイロット孔25aが形成され、そのパイロット孔25aを塞ぐように補助弁26がその主弁25に対して上方から当てられている。こうした補助弁26は、パイロット孔25aを貫通し、ガイド27を通って上下に直線移動が可能なロッド28と一体になっている。そして補助弁26は、スプリング29によって下方に付勢され、そのロッド28には、スプリング29の付勢力に抗して補助弁26を持ち上げるためのカム30が下端に当てられている。一方、主弁25にも下方からスプリング31が当てられて上方への付勢力が働くようになっている。
【0022】
そこで、この緊急遮断弁1では、図示する弁閉状態からカム30が回転してロッド28が持ち上げられると、図2(a)に示すように補助弁26が上昇して主弁25から離れ、主弁25のパイロット孔25aがポート21,22間を連通させる。これによって液化ガスは、ポート21から入り、主弁25のパイロット孔25aを通ってポート22から流出するようになる。この時、ポート22側に接続された配管ラインに圧力がない場合には、背圧によって主弁25は弁閉状態になっている。そして、パイロット孔25aを流れる液化ガスによってタンク側の圧と配管ライン側の圧とが均圧状態になると、図2(b)に示すようにスプリング31の付勢力によって主弁25が持ち上げられて全開状態になる。
【0023】
本実施形態の緊急遮断システムは、この緊急遮断弁1の開閉を自動化するために構成されたものであり、特に図3は、第1実施形態のシステム構成を示した図である。
緊急遮断弁1には、作動油が充填された油圧管2を介してエア圧を油圧に変換する空・油圧変換器3が接続されている。すなわち、本実施形態では、前記従来例のように、油圧ハンドポンプの操作による油圧で緊急遮断弁1のカム30を回転運動させていたのと同様に、油圧管2内の作動油に圧力をかけ、油圧によって緊急遮断弁1のカム30を回転運動させるようにしたものである。そして、その油圧管2には作動油の圧力を逃がすため、分岐管2aに手動の油圧抜き弁4が配管されている。
【0024】
空・油圧変換器3は、エアラインによって3方切換弁5に接続され、その3方切換弁5は、更に一方がエアライン6aに配管されたエア用電磁弁7を介してエア源8に接続され、他方はエアライン6bによって直接エア源8に接続されている。エア源8は、もともとバルクローリに搭載されているエアコンプレッサが利用される。緊急遮断弁1は、こうした構成によりエア用電磁弁7の切り換えによって開閉動作が行われるようになっているが、そのエア用電磁弁7の切換動作は、バルクローリに設けられている制御装置による電気スイッチのON/OFFによって制御されるようになっている。
【0025】
続いて、緊急遮断システムの作用を、バルクローリによって行われる各作業内容に対応させて以下に説明する。
図3に示すバルクローリの緊急遮断システムは、エア用電磁弁7を使用して自動切り換えが可能な自動操作、3方切換弁5を使用する手動操作、そして油圧抜き弁4を使用する非常停止操作がある。通常は、自動操作によって液化ガスの受入れ及び充填が行われる。そこで、先ず自動操作による供給基地からの液化ガスの受入れについて説明する。
【0026】
供給基地で液化ガスの供給を受ける場合、バルクローリを所定位置に停車させてパーキングブレーキを引き、エンジンを停止させる。そして、エンジンが停止状態でキースイッチをONにすることにより電源が入る。その後、キャブ内にある操作パネルによって制御装置の設定が走行モードから受入れモードに切り換えられる。
【0027】
ところでバルクローリは、走行時及び作業時の各種条件によるインターロックがかけられており、走行時には、制御装置が弁計器箱の扉の開閉を検出するリミットスイッチの状態を確認し、閉じられている場合にはエア用電磁弁7が図3に示す切換状態になって、空・油圧変換器3にはエア圧がかからないようになっている。3方切換弁5は、通常、エアライン6a側のポートが連通し、A矢印で示す方向に圧縮エアが流れるようになっている。従って、エア源8からの圧縮エアは、エアライン6b上ではエア用電磁弁7によって遮断され、またエアライン6bからの圧縮エアは、3方切換弁5が遮断されているため空・油圧変換器3にはエア圧が作用しない。そのため、走行時には緊急遮断弁1に油圧が作用せず、図1に示すように弁閉状態になっている。
【0028】
一方、弁計器箱の扉が開けられると、制御装置がリミットスイッチの検出信号から開状態を確認して電気スイッチをON状態にし、エア用電磁弁7が図3に示す状態からポートQ側に切り換えられる。そのため、エア源8の圧縮エアが、エア用電磁弁7から3方切換弁5を介して空・油圧変換器3へと流れ、空・油圧変換器3では、そのエア圧が油圧管2内の作動油を加圧し、エア圧から油圧への変換が行われる。そして、その油圧によって前述したように図1に示す緊急遮断弁1のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに続いて主弁25が開く(図2(b)参照)。こうした動作は、液用及びガス用の緊急遮断弁1とも同じように行われる。
【0029】
緊急遮断弁1が開き、液取入弁24や通気弁44(図6参照)が開けられた後、連結された供給ホースから液化ガスの供給が行われ、またガスホースからは逆にタンク内の気相ガスが供給基地側へ回収される。液化ガスの受入れが終了すると、液取入弁や通気弁が閉じられ、基地側と連結された供給ホース及びガスホースが外されてバルクローリでは弁計器箱の蓋が閉じられる。このときも制御装置がリミットスイッチからの検出信号によって閉状態を確認し、電気スイッチをOFF状態にし、エア用電磁弁7が図3に示すようにポートP側に戻される。
【0030】
これによりエア用電磁弁7から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、空・油圧変換器3を介して加圧されていた作動油の圧力が下がって緊急遮断弁1が閉じる。すなわち、図2(b)に示す状態から、カム30に回転力を与えていた油圧がなくなったことで、補助弁26がスプリング29の付勢力によって下降し、主弁25も弁座23に当接して弁閉状態に戻る。
そして、弁計器箱の扉が閉じたことによりインターロックが解除されて走行可能になり、操作パネルは受入れモードから走行モードに切り換えられ、エンジンの始動後、パーキングブレーキが戻されてバルクローリが発進する。なお、弁計器箱の扉が閉じられていない場合には、操作パネルが走行モードに切り換わらない。
【0031】
続いて、バルク貯槽への液化ガス充填時には、パーキングブレーキを引いて停車状態にし、キャブ内の操作パネルによって走行モードから充填モードに切り換えられる。これにより、エア用電磁弁7の電気スイッチがON状態になり、前述したと同様にエア用電磁弁7が図3に示す状態からポートQ側に切り換えられる。そのため、エア源8からの圧縮エアが、そのエア用電磁弁7から3方切換弁5を介して空・油圧変換器3へと流れ、空・油圧変換器3では、そのエア圧が油圧管2内の作動油を加圧し、エア圧から油圧への変換が行われる。油圧によって図1に示す緊急遮断弁1のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに伴って主弁25が開く(図2(b)参照)。
【0032】
その後、ホースリール箱から充填ホースと均圧ホースとが送り出され、先端のカップリングがバルク貯槽に連結され、液送ポンプの駆動により液化ガスがタンク内から送り出されてバルク貯槽へと充填される。液送ポンプは、リモコンからのONスイッチによって駆動し、作業者はバルク貯槽側に居て充填状況を流量計を見ながら監視する。
また、充填中はバルクローリの各状態について監視が行われ、異常検出が行われた場合に、それを検出した各スイッチの検知信号を制御装置が受けて緊急停止措置がとられる。異常が検出される場合としては、例えばガス漏れが生じた場合、他車が追突した場合、充填中にも関わらず誤って発信してしまうような場合(パーキングブレーキを監視)、作業者が非常停止スイッチを押した場合などである。
【0033】
そこで、異常を示す検知信号を制御装置が受けた場合には、エア用電磁弁7は、電気スイッチがOFFされてポートQ側から図3に示すようにポートP側に切り換えられる。そのため、エア用電磁弁7から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、空・油圧変換器3を介して圧縮エアに加圧されていた作動油の圧力が下がって緊急遮断弁1が閉じる。また、同時に液送ポンプの駆動も停止し、充填作業が中断される。
【0034】
一方、異常なく充填が終了した場合には、設定流量に達したところで制御装置が電気スイッチをOFF状態にし、液送ポンプの駆動が停止する。そして、充填ホースと均圧ホースとがバルク貯槽から外されてホースリール箱内に格納される。
その後、キャブ内の操作パネルによって充填モードから走行モードに切り換えられると、これによって電気スイッチがOFF状態になり、エア用電磁弁7は、ポートQ側から図3に示すようにP側に切り換えられる。
【0035】
そのため、エア用電磁弁7から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、空・油圧変換器3を介して圧縮エアに加圧されていた作動油の圧力が下がって緊急遮断弁1が閉じる。すなわち、図2(b)に示す状態から、カム30に回転力を与えていた油圧がなくなったことで、補助弁26がスプリング29の付勢力によって下降し、主弁25も弁座23に当接して弁閉状態に戻る。そして、エンジンの始動後、パーキングブレーキが戻されてバルクローリが発進する。
【0036】
以上は自動操作の場合を説明したが、車両の電源がOFF状態で緊急遮断弁1の自動開閉ができない場合には、手動によって緊急遮断弁1の開閉が行われる。そこで、次に手動操作及び非常停止操作について説明する。
【0037】
電源がOFFのとき、エア用電磁弁7は図3に示すようにポートP側がエアライン6aに接続され、大気解放状態になっている。そこで、B矢印で示す方向に圧縮エアが流れるようエアライン6b側に3方切換弁5が切り換える。従って、エア源8からの圧縮エアは、エアライン6bを通って3方切換弁5から空・油圧変換器3へと流れ、空・油圧変換器3では、そのエア圧が油圧管2内の作動油を加圧し、エア圧から油圧への変換が行われる。そのため、油圧によって図1に示す緊急遮断弁1のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに伴って主弁25が開く(図2(b)参照)。
【0038】
逆に緊急遮断弁1を閉じる時は、3方切換弁5の連通がエアライン6a側に切り換えられる。これにより圧縮エアがエア用電磁弁7から大気解放され、エア圧が落ちたて空・油圧変換器3を介して加圧されていた作動油の圧力が下がって緊急遮断弁1が閉じる。
一方、例えば空・油圧変換器3の動作不良により緊急遮断弁1に油圧が作用したままの状態になってしまった場合には、非常停止操作として油圧抜き弁4が開けられる。これにより油圧管2から作動油が抜き取られ、カム30を回転させる油圧が落ちて開状態の緊急遮断弁1が閉じる。
【0039】
以上、緊急遮断システムの一実施形態をバルクローリを例に挙げて説明したが、この緊急遮断システムによれば、緊急遮断弁1を開閉させるための油圧をエア圧から得るようにしたので、従来は油圧ハンドポンプの手動で行っていた作業が不要になって作業内容を軽減することができた。また、エア用電磁弁7を使用して自動化することによって、バルクローリとバルク貯槽との間を緊急遮断弁1を開閉させるために作業者が往復するようなこともなくなり、作業効率の向上が図られた。
【0040】
そして、エア源8にはもともとバルクローリに搭載されているエアコンプレッサを利用したので、コストをかけることなく作業内容の軽減、及び緊急遮断弁の開閉を自動化させることができた。
また、3方切換弁5を設けたことにより、電源OFFの状態でもその3方切換弁5を手動操作することによって緊急遮断弁を閉じることが可能である。
更に、例えば空・油圧変換器3の動作不良により緊急遮断弁1に油圧がかかったままの状態になってしまっても、油圧抜き弁4で作動油を抜くことにより油圧を下げて、充填作業などの緊急停止が可能である。
【0041】
次に、緊急遮断弁の開閉を自動化した緊急遮断システムの第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態のシステム構成を示した図である。特に、第2実施形態では、緊急遮断弁を直接開閉させる手段としてワイヤを利用し、液用とガス用の緊急遮断弁1A,1Bを同時に開閉させるようにしたものである。緊急遮断弁1A,1Bは、図1及び図2に示した緊急遮断弁1と同じ構成のものである。従って適宜、図1及び図2に示す緊急遮断弁1の構成を示して説明する。
【0042】
緊急遮断弁1A,1Bは、それぞれのカム30がワイヤ51a,51bを引っ張る力によって回転が与えられるように構成されている。そのワイヤ51a,51bは、他方がエアシリンダ61によって構成されたアクチュエータ52に連結されている。アクチュエータ52は、固定プレート60にエアシリンダ61が取り付けられ、伸縮作動するピストンロッド62の先端にワイヤ51a,51bに連結されたスライダ63が軸着されている。すなわち、本実施形態では、前記従来例のように、手動で行っていたプッシュプルワイヤの操作を圧縮エアで駆動するアクチュエータ52を利用して行わせるようにしたものである。
【0043】
アクチュエータ52は、エアシリンダ61がエアライン53aによって3方切換弁54に接続され、その3方切換弁54は、更に一方がエアライン53bに配管されたエア用電磁弁55を介してエア源56に接続され、他方はエアライン53cによって直接エア源56に接続されている。エア源56は、もともとバルクローリに搭載されているエアコンプレッサが利用されている。緊急遮断弁1A,1Bは、こうした構成によりエア用電磁弁55の切り換えによって開閉動作が行われるようになっているが、そのエア用電磁弁55の切換動作は、バルクローリに設けられている制御装置による電気スイッチのON/OFFによって制御されるようになっている。更に、エアライン53aには、手動で圧縮エアを放出する放出弁57が配管されている。
【0044】
続いて、緊急遮断システムの作用を、バルクローリによって行われる各作業内容に対応させて以下に説明する。本実施形態のバルクローリの緊急遮断システムは、前記第1実施形態で説明したと同様に、エア用電磁弁55を使用して自動切り換えが可能な自動操作と、3方切換弁54を使用する手動操作、そして放出弁56を使用する非常停止操作とがある。
【0045】
先ず、自動操作によって供給基地で液化ガスの供給を受ける場合、バルクローリを所定位置に停車させてパーキングブレーキを引き、エンジンを停止させる。そして、エンジンが停止状態でキースイッチをONにすることにより電源が入る。その後、キャブ内にある操作パネルによって制御装置の設定が走行モードから受入れモードに切り換えられる。
【0046】
バルクローリは、走行時及び作業時の各種条件によるインターロックがかけられているため、走行時には、制御装置が弁計器箱の扉の開閉を検出するリミットスイッチの状態を確認し、閉じられていることによりエア用電磁弁55が図4に示す切換状態になって、アクチュエータ52にはエア圧がかからないようになっている。3方切換弁54は、通常、エアライン53b側のポートが連通し、C矢印で示す方向に圧縮エアが流れるようになっている。従って、エア源56からの圧縮エアは、エアライン53b上ではエア用電磁弁55によって遮断され、またエアライン53cからの圧縮エアは、3方切換弁54が遮断されているためアクチュエータ52にはエア圧が作用しない。そのため、走行時には緊急遮断弁1A,1Bに油圧が作用せず、図1に示すように弁閉状態になっている。
【0047】
そこで、弁計器箱の扉が開けられると、制御装置がリミットスイッチの検出信号から開状態を確認して電気スイッチをON状態にし、エア用電磁弁55が図4に示す状態からポートS側に切り換えられる。そのため、エア源56の圧縮エアが、エア用電磁弁55から3方切換弁54を介してアクチュエータ52へと流れ、アクチュエータ52がエアシリンダ61の伸長作動によりワイヤ51a,51bを引っ張る。これにより図1に示す緊急遮断弁1(1A,1B)のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに続いて主弁25が開く(図2(b)参照)。
【0048】
そして、緊急遮断弁1(1A,1B)が開き、液取入弁や通気弁が開けられた後、連結された供給ホースから液化ガスの供給が行われ、またガスホースからは逆にタンク内の気相ガスが供給基地側へ回収される。液化ガスの受入れが終了すると、液取入弁や通気弁が閉じられ、基地側と連結された供給ホース及びガスホースが外されてバルクローリでは弁計器箱の蓋が閉じられる。このときも制御装置がリミットスイッチからの検出信号によって閉状態を確認し、電気スイッチをOFF状態にし、エア用電磁弁55が図4に示すようにポートR側に戻される。
【0049】
従って、エア用電磁弁55から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、アクチュエータ52によってワイヤ51a,51bを介して作用していた引張力から解放された緊急遮断弁1(1A,1B)が閉じる。すなわち、図2(b)に示す状態から、カム30に回転力を与えていた引張力がなくなったことで、補助弁26がスプリング29の付勢力によって下降し、主弁25も弁座23に当接して弁閉状態に戻る。
そして、弁計器箱の扉が閉じたことによりインターロックが解除されて走行可能になり、操作パネルは受入れモードから走行モードに切り換えられ、エンジンの始動後、パーキングブレーキが戻されてバルクローリが発進する。
【0050】
続いて、バルク貯槽への液化ガス充填時には、パーキングブレーキを引いて停車状態にし、キャブ内の操作パネルによって走行モードから充填モードに切り換えられる。これにより、エア用電磁弁55の電気スイッチがON状態になり、前述したと同様にエア用電磁弁55が図4に示す状態からポートS側に切り換えられる。そのため、エア源56からの圧縮エアが、そのエア用電磁弁55から3方切換弁54を介してアクチュエータ52へと流れ、アクチュエータ52では、エアシリンダ61が伸長作動し、ワイヤ51a,51bが引っ張られて図1に示す緊急遮断弁1(1A,1B)のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに伴って主弁25が開く(図2(b)参照)。
【0051】
その後、ホースリール箱104から充填ホースと均圧ホースとが送り出され、先端のカップリングがバルク貯槽に連結され、液送ポンプの駆動により液化ガスがタンク内から送り出されてバルク貯槽へと充填される。液送ポンプは、リモコンからのONスイッチによって駆動し、作業者はバルク貯槽側に居て充填状況を流量計を見ながら監視する。
また、充填中はバルクローリの各状態について監視が行われ、異常検出が行われた場合に、それを検出した各スイッチの検知信号を制御装置が受けて緊急停止措置がとられる。
【0052】
そこで、異常を示す検知信号を制御装置が受けた場合には、エア用電磁弁55は、電気スイッチがOFFにされてポートS側から図4に示すようにポートR側に切り換えられる。そのため、エア用電磁弁55から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、アクチュエータ52によってワイヤ51a,51bを介して作用していた引張力から解放された緊急遮断弁1(1A,1B)が閉じる。また、同時に液送ポンプの駆動も停止し、充填作業が中断される。
【0053】
一方、異常なく充填が終了した場合には、設定流量に達したところで制御装置が電気スイッチをOFF状態にし、液送ポンプの駆動が停止する。そして、充填ホースと均圧ホースとがバルク貯槽から外されてホースリール箱内に格納される。そして、キャブ内の操作パネルによって充填モードから走行モードに切り換えられると、これによって電気スイッチがOFF状態になり、エア用電磁弁55は、ポートS側から図4に示すようにP側に切り換えられる。
【0054】
そのため、エア用電磁弁55から圧縮エアが大気解放されてエア圧が落ち、アクチュエータ52によってワイヤ51a,51bを介して作用していた引張力から解放された緊急遮断弁1(1A,1B)が閉じる。すなわち、図2(b)に示す状態から、カム30に回転力を与えていた引張力がなくなったことで、補助弁26がスプリング29の付勢力によって下降し、主弁25も弁座23に当接して弁閉状態に戻る。そして、エンジンの始動後、パーキングブレーキが戻されてバルクローリが発進する。
【0055】
以上は自動操作の場合を説明したが、車両の電源がOFF状態で緊急遮断弁1(1A,1B)の自動開閉ができない場合には、手動によって緊急遮断弁1(1A,1B)の開閉が行われる。そこで、次に手動操作及び非常停止操作について説明する。
【0056】
電源がOFFのとき、エア用電磁弁55は図4に示すようにポートR側がエアライン53bに接続し、大気解放状態になっている。そこで、D矢印で示す方向に圧縮エアが流れるようエアライン53c側に3方切換弁54が切り換える。従って、エア源56からの圧縮エアは、エアライン53cを通って3方切換弁54からアクチュエータ52へと流れ、アクチュエータ52では、エアシリンダ61が伸長作動してワイヤ51a,51bを引っ張る。そのため、油圧によって図1に示す緊急遮断弁1(1A,1B)のカム30が回転運動し、ロッド28が持ち上げられて補助弁26が開状態となり(図2(a)参照)、それに伴って主弁25が開く(図2(b)参照)。
【0057】
逆に緊急遮断弁1(1A,1B)を閉じる時は、3方切換弁54の連通がエアライン53b側に切り換えられる。これにより圧縮エアがエア用電磁弁55から大気解放されてエア圧が落ち、アクチュエータ52によってワイヤ51a,51bを介して作用していた引張力から解放された緊急遮断弁1(1A,1B)が閉じる。
一方、例えばエア用電磁弁55や3方切換弁54動作不良により圧縮エアが抜けず、アクチュエータ53のエアシリンダ61が伸長状態のままになってしまった場合には、非常停止操作として閉じられた放出弁57が開けられる。これによりエアライン53aから圧縮エアが放出されて、カム30を回転させるワイヤ51a,51bの引張力から解放され、開状態の緊急遮断弁1(1A,1B)が閉じる。
【0058】
以上、本実施形態の緊急遮断システムによれば、緊急遮断弁1(1A,1B)を開閉させるためのワイヤ51a,51bを、エアシリンダ61で構成されたアクチュエータ53によって引っ張るようにしたので、従来は手動で行っていた作業が不要になって作業内容を軽減することができた。また、エア用電磁弁55を使用して自動化することによって、バルクローリとバルク貯槽との間を緊急遮断弁1(1A,1B)を開閉さえるために作業者が往復するようなこともなくなり、作業効率の向上が図られた。
【0059】
そして、エア源56にはもともとバルクローリに搭載されているエアコンプレッサを利用したので、コストをかけることなく作業内容の軽減、及び緊急遮断弁の開閉を自動化させることができた。
また、3方切換弁54を設けたことにより、電源OFFの状態でもその3方切換弁54を手動操作することによって緊急遮断弁を閉じることが可能である。
更に、エア用電磁弁55などの動作不良によりエアシリンダ61に圧縮エアが送り込まれたまま緊急遮断弁1(1A,1B)が開いた状態になってしまっても、放出弁4で圧縮エアをを抜くことによりエアシリンダ61に対するエア圧を下げて、充填作業などの緊急停止が可能である。
【0060】
なお、本発明の緊急遮断システムは前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態はバルクローリについて説明したが、同じように緊急遮断弁をもったタンクローリなどにも本発明の緊急遮断システムは適用できる。
また、前記実施形態は、自動化した緊急遮断システムを説明したが、エア用電磁弁55の代わりに手動の切換弁であってもよい。この場合でも、緊急遮断弁を開閉する油圧はエア源のエア圧が利用されるため作業者の力は必要ない。
更に、前記実施形態ではエア源にバルクローリに搭載されたエアコンプレッサを利用したが、外部からエア圧が得られれば、外部のエアコンプレッサなどに接続可能な構成にしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明は、タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が油圧によって弁の開閉を行う構造のものであって、その緊急遮断弁に油圧を伝達する作動油が充填された油圧管と、エア圧を油圧に変換する空・油圧変換器を介してエア源とが接続され、その空・油圧変換器とエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧を空・油圧変換器を介して油圧に変換し、またエアを解放して油圧を下げることにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるようにしたので、作業内容を軽減する緊急遮断システムを提供することが可能となった。
【0062】
本発明は、タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が、エアシリンダを備えたアクチュエータによってワイヤを引っ張って弁の開閉を行う構造のものであって、エアシリンダと、そのエアシリンダに圧縮エアを送るエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧によってアクチュエータを介してワイヤを引張り、また圧縮エアを解放して引張りを解除することにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるよう構成したので、作業内容を軽減する緊急遮断システムを提供することが可能となった。
【0063】
また、本発明は、切換弁を電磁弁にしてタンク型車両に備えられた制御装置によってその切り換え動作を制御するようにしたので、緊急遮断弁の開閉を自動化する緊急遮断システムを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】緊急遮断弁を示した断面図である。
【図2】緊急遮断弁の開閉動作を示した断面図である。
【図3】自動化が可能な緊急遮断システムの第1実施形態を示したシステム構成図である。
【図4】自動化が可能な緊急遮断システムの第2実施形態を示したシステム構成図である。
【図5】バルクローリを示した側面図である。
【図6】バルクローリの流体回路を示した回路図である。
【符号の説明】
1 緊急遮断弁
2 油圧管
3 空・油圧変換器
4 油圧抜き弁
5 3方切換弁
7 エア用電磁弁
8 エア源
25 主弁
26 補助弁
30 カム
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an emergency shutoff valve provided on a bulk lorry, a bulk lorry, or the like, and particularly to an emergency shutoff system that can be opened and closed by a person without applying force.
[0002]
[Prior art]
There is a special transportation vehicle equipped with a tank for loading liquefied gas such as LP gas or fuel such as petroleum in the tank and filling them into the storage tank at the destination. FIG. 5 shows a bulk lorry of which. It is a side view. In the bulk lorry 100, a tank 103 is mounted on a carriage 102 of a traveling vehicle 101, and the tank 103 is connected to a filling hose and a pressure equalizing hose stored in a hose reel box 104 via various valves and instruments. .
[0003]
The fluid circuit of the bulk lorry in which various valves and instruments are provided is provided with a liquid line and a gas line for filling the liquefied gas from the supply base into the tank 103 in addition to filling the liquefied gas into the bulk storage tank. Various valves and instruments are stored inside. The bulk lorry 100 is provided with a liquid feed pump 106 as a liquid feed means for filling the liquefied gas in the tank 103 into the bulk storage tank, and is driven by rotation taken out of the PTO 107 of the engine. FIG. 6 is a circuit diagram showing a fluid circuit of the bulk lorry 100 constituted by such a liquid feed pump 106, various valves, and instruments.
[0004]
Therefore, when the liquefied gas is received by the bulk lorry 100, first, a liquefied gas supply hose is connected to the coupling 111, and a gas hose is connected to the coupling 121 from the base side. Then, the emergency shutoff valves 110 and 120 are opened by the hydraulic pressure generated by the lever operation of the hand pump 131, and then the liquid intake valve 112 and the ventilation valve 122 are opened. Thereby, the supply of the liquefied gas from the base side is started. The liquefied gas sent from the base side is sent into the tank 103 through the liquid receiving line 141, while the gaseous phase gas in the tank 103 is pressurized as the liquefied gas is charged, and the gas return line It is sent through 142 and collected at the base.
[0005]
When it is confirmed that the liquefied gas in the tank 103 has reached the allowable amount, an open signal is sent from the control device (not shown) to the electromagnetic valve 132. When the electromagnetic valve 132 is opened, the emergency shutoff valves 110 and 120 are released from the hydraulic pressure and closed, so that the supply from the base side to the tank 103 is shut off and the reception is completed. Thereafter, the liquid intake valve 112 and the ventilation valve 122 are closed, the supply hose and the gas hose connected to the base side are disconnected, and the loading of the liquefied gas is completed. As a result, liquefied gas enough to fill around several bulk storage tanks is loaded in the tank 103.
[0006]
Next, for filling the liquefied gas into the bulk storage tank by the bulk lorry 100, the filling hose 115 and the equalizing hose 125 are sent out from the hose reel box 104, and the couplings 116 and 126 at the tips are connected to the bulk storage tank. Then, the emergency shutoff valves 21 and 41 are opened by the hydraulic pressure generated by operating the lever of the hydraulic hand pump 131 in the valve instrument box 105 in the same manner as at the time of receiving, and the preparation for filling the bulk storage tank is completed. Then, the liquid feed pump 106 is driven by the engine output taken out of the PTO 107, the liquefied gas in the tank 103 is fed into the bulk storage tank, and the filling operation is performed.
[0007]
At this time, the liquefied gas in the tank 103 passes through the liquid filling line 143 by the liquid feed of the liquid feed pump 106 and is filled into the bulk storage tank via the flexible tube 117 and the filling hose 115 as indicated by the black arrow. To go. On the other hand, the gaseous phase gas in the bulk storage tank is sent from the equalizing hose 125 to the gas recovery line 144 via the flexible tube 127 as shown by the white arrow, and is recovered into the tank 103. When the liquid filling is completed, the electromagnetic valve 132 is opened by a signal from a control device (not shown), the emergency shut-off valves 110 and 120 are released from the hydraulic pressure and closed, and the liquid filling into the bulk storage tank ends.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, such a conventional bulk lorry emergency shut-off valve uses a hydraulic hand pump 131 when receiving a liquefied gas or filling a bulk storage tank as described above, so that it is necessary to open the valve by operating a lever. there were. Others use push-pull wires to open and close the emergency shut-off valve, but in such a structure, the operator had to pull the push-pull wire to open the valve.
[0009]
That is, in the conventional structure, in the case of the hydraulic pump, the operator must move the lever 138 of the hydraulic hand pump 131 many times to increase the hydraulic pressure. In the case of the push-pull wire, the worker applies a large force to pull the hydraulic pump. I had to. Such an operation is to be performed not only on a bulk lorry but also on a general lorry having an emergency shut-off valve. For this reason, it has been required to reduce the work content of the emergency shut-off valve installed in a tank-type vehicle called a lorry, which eliminates the work required for opening and closing.
[0010]
On the other hand, when filling the bulk storage tank with the above-described bulk lorry, both the hydraulic pump and the push-pull wire had to manually open the valve. After sending out the pressure hose 125 and connecting it to the bulk storage tank, it is necessary to return to the bulk lorry and open the emergency shutoff valves 110 and 120, and then return to the bulk storage tank again to fill while monitoring the flow meter. did not become. Bulk storage tanks are often located behind buildings. Therefore, when the bulk storage tank is far from the position where the bulk lorry stops, the work is troublesome, and it takes time to reciprocate between the bulk lorry and the bulk storage tank, resulting in poor work efficiency.
[0011]
Therefore, an object of the present invention is to provide an emergency shut-off system that reduces the work content in order to solve such a problem. Another object is to provide an emergency shutoff system that automates opening and closing of an emergency shutoff valve.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
An emergency shut-off system according to the present invention has a structure in which an emergency shut-off valve provided in a tank-type vehicle opens and closes the valve by hydraulic pressure, and the hydraulic shut-off valve is filled with hydraulic oil that transmits hydraulic pressure. A pipe and an air source are connected via an air / hydraulic converter that converts air pressure to oil pressure, and a switching valve is provided between the air / hydraulic converter and the air source. The air pressure from the air source is converted to oil pressure via an air / hydraulic converter, and the compressed air is released to lower the oil pressure so that the emergency shutoff valve can be opened and closed. It is characterized by.
[0013]
Further, the emergency shut-off system according to the present invention, the emergency shut-off valve provided in the tank type vehicle has a structure that opens and closes the valve by pulling a wire by an actuator having an air cylinder, A switching valve is provided between the air cylinder and an air source that sends compressed air, and the switching operation of the switching valve pulls the wire through the actuator by air pressure from the air source, and releases the compressed air to pull. By releasing, the opening and closing operation of the emergency shutoff valve is performed.
[0014]
Further, the emergency shutoff system according to the present invention is characterized in that the switching valve is an electromagnetic valve, and the switching operation is controlled by a control device provided in the tank type vehicle.
[0015]
Therefore, according to the present invention, the emergency shutoff valve is opened and closed by raising and lowering the oil pressure by air pressure only by operating the switching valve, so that the operator does not need to apply force to open and close the emergency shutoff valve as in the related art. This reduces work content.
In addition, since the actuator is operated by air pressure only by operating the switching valve, thereby opening and closing the emergency shut-off valve through a wire, the operator needs to open and close the emergency shut-off valve with force as in the conventional case. The work content is reduced due to the disappearance.
Further, by using an electromagnetic valve as the switching valve, it becomes possible to adjust the air pressure for raising and lowering the hydraulic pressure by switching the electric switch by the control device, so that the opening and closing of the emergency cutoff valve can be automated.
[0016]
Further, the emergency shutoff system according to the present invention is characterized in that the air source is an air compressor provided in a tank type vehicle.
Therefore, according to the present invention, since the emergency shut-off valve is opened and closed using the air compressor originally mounted on the vehicle, the problem can be solved with a simple configuration without increasing the cost.
[0017]
In the emergency shut-off system according to the present invention, a manual three-way switching valve is connected between the pneumatic-hydraulic converter or the actuator and the solenoid valve, and the three-way switching valve is directly connected to the air source. It is characterized by being connected.
Therefore, according to the present invention, it is possible to automate the opening and closing of the emergency shutoff valve using the electromagnetic valve, and to close the emergency shutoff valve by manually operating the three-way switching valve even when the power is off. Will be possible.
[0018]
The emergency shutoff system according to the present invention is characterized in that the hydraulic pipe is provided with a manual hydraulic pressure release valve.
Therefore, according to the present invention, even if the emergency shut-off valve is kept in a state where the hydraulic pressure is still applied due to, for example, a malfunction of the air-hydraulic converter, the hydraulic oil is drained to lower the hydraulic pressure and the emergency shut-off valve is operated. Can be closed.
[0019]
Further, the emergency shutoff system according to the present invention is characterized in that the emergency shutoff system has a discharge valve for manually releasing the compressed air between the actuator and the air source.
Therefore, according to the present invention, even if air pressure is applied to the actuator due to, for example, malfunction of the solenoid valve or the like, the air pressure is reduced by removing the compressed air to close the emergency shutoff valve. Can be.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the emergency cutoff system according to the present invention will be described below with reference to the drawings, taking a bulk lorry as an example. Therefore, first, the emergency shutoff valve provided under the tank of the bulk lorry will be described. FIG. 1 is a sectional view showing an emergency shut-off valve, which is conventionally used for a bulk lorry. As described above, the bulk trolley is provided with emergency shutoff valves at two locations, a liquid line and a gas line, and both have the same structure as that shown in FIG. 1 except that the diameters are different. Here, the emergency shutoff valve for liquid will be described.
[0021]
The emergency shutoff valve 1 includes a main valve 25 and an auxiliary valve 26 in which a valve seat 23 is formed between ports 21 and 22 opened in the side surface of the body and the opening at the lower end of the cylinder, and covers the valve hole 24. Is applied to the valve seat 23 from above. A pilot hole 25a is formed at the center of the main valve 25, and an auxiliary valve 26 is applied to the main valve 25 from above so as to close the pilot hole 25a. The auxiliary valve 26 penetrates the pilot hole 25a and is integrated with a rod 28 that can move up and down linearly through a guide 27. The auxiliary valve 26 is urged downward by a spring 29, and a cam 30 for lifting the auxiliary valve 26 against the urging force of the spring 29 is applied to a lower end of the rod 28. On the other hand, the spring 31 is also applied to the main valve 25 from below, so that an upward urging force is applied.
[0022]
Therefore, in this emergency shut-off valve 1, when the cam 30 rotates from the illustrated valve-closed state and the rod 28 is lifted, the auxiliary valve 26 rises and separates from the main valve 25 as shown in FIG. A pilot hole 25a of the main valve 25 allows communication between the ports 21 and 22. As a result, the liquefied gas enters through the port 21 and flows out of the port 22 through the pilot hole 25a of the main valve 25. At this time, when there is no pressure in the piping line connected to the port 22 side, the main valve 25 is in the valve closed state due to the back pressure. When the pressure on the tank side and the pressure on the pipe line side are equalized by the liquefied gas flowing through the pilot hole 25a, the main valve 25 is lifted by the urging force of the spring 31, as shown in FIG. It becomes fully open.
[0023]
The emergency shutoff system according to the present embodiment is configured to automate opening and closing of the emergency shutoff valve 1, and FIG. 3 is a diagram illustrating a system configuration according to the first embodiment.
An air / hydraulic converter 3 for converting air pressure into hydraulic pressure is connected to the emergency cutoff valve 1 via a hydraulic pipe 2 filled with hydraulic oil. That is, in the present embodiment, the pressure is applied to the hydraulic oil in the hydraulic pipe 2 in the same manner as in the conventional example in which the cam 30 of the emergency shut-off valve 1 is rotated by the hydraulic pressure by operating the hydraulic hand pump. The cam 30 of the emergency shutoff valve 1 is rotated by hydraulic pressure. In addition, a manual hydraulic pressure release valve 4 is provided in the branch pipe 2a to release the pressure of the hydraulic oil in the hydraulic pipe 2.
[0024]
The pneumatic / hydraulic converter 3 is connected to a three-way switching valve 5 by an air line, and the three-way switching valve 5 is further connected to an air source 8 via an air solenoid valve 7 which is piped to an air line 6a. The other is directly connected to the air source 8 by the air line 6b. As the air source 8, an air compressor originally mounted on a bulk lorry is used. The emergency shut-off valve 1 is configured such that the opening and closing operation is performed by switching the air solenoid valve 7 by such a configuration. The switching operation of the air solenoid valve 7 is performed by an electric control by a control device provided in the bulk lorry. It is controlled by ON / OFF of a switch.
[0025]
Next, the operation of the emergency shutoff system will be described below in accordance with the contents of each operation performed by the bulk lorry.
The emergency shutoff system of the bulk lorry shown in FIG. 3 is an automatic operation that can be automatically switched by using the air solenoid valve 7, a manual operation that uses the three-way switching valve 5, and an emergency stop operation that uses the hydraulic release valve 4. There is. Usually, the liquefied gas is received and filled by an automatic operation. Therefore, first, the reception of the liquefied gas from the supply terminal by the automatic operation will be described.
[0026]
When liquefied gas is supplied at the supply terminal, the bulk lorry is stopped at a predetermined position, the parking brake is applied, and the engine is stopped. When the key switch is turned on while the engine is stopped, the power is turned on. Thereafter, the setting of the control device is switched from the traveling mode to the receiving mode by the operation panel in the cab.
[0027]
By the way, the bulk lorry is interlocked according to various conditions during running and working, and when running, the control device checks the state of the limit switch that detects the opening and closing of the valve instrument box door, and it is closed. The air solenoid valve 7 is in the switching state shown in FIG. 3 so that no air pressure is applied to the pneumatic / hydraulic converter 3. The three-way switching valve 5 normally communicates with a port on the air line 6a side, and allows compressed air to flow in a direction indicated by an arrow A. Therefore, the compressed air from the air source 8 is shut off on the air line 6b by the solenoid valve 7 for air, and the compressed air from the air line 6b is converted from air to hydraulic pressure because the three-way switching valve 5 is shut off. No air pressure acts on the vessel 3. Therefore, during traveling, the hydraulic pressure does not act on the emergency cutoff valve 1, and the valve is in a closed state as shown in FIG.
[0028]
On the other hand, when the door of the valve instrument box is opened, the control device confirms the open state from the detection signal of the limit switch, turns on the electric switch, and moves the air solenoid valve 7 from the state shown in FIG. Can be switched. Therefore, the compressed air from the air source 8 flows from the air solenoid valve 7 to the pneumatic / hydraulic converter 3 via the three-way switching valve 5, and the air pressure in the pneumatic / hydraulic converter 3 Is pressurized and the air pressure is converted to hydraulic pressure. Then, as described above, the cam 30 of the emergency shutoff valve 1 shown in FIG. 1 is rotated by the hydraulic pressure, the rod 28 is lifted, and the auxiliary valve 26 is opened (see FIG. 2A). The main valve 25 opens (see FIG. 2B). These operations are performed in the same manner as the liquid and gas emergency shutoff valves 1.
[0029]
After the emergency shutoff valve 1 is opened and the liquid intake valve 24 and the vent valve 44 (see FIG. 6) are opened, the supply of the liquefied gas is performed from the connected supply hose, and the gas in the tank is reversed from the gas hose. The gas phase gas is recovered to the supply terminal side. When the reception of the liquefied gas is completed, the liquid intake valve and the vent valve are closed, the supply hose and the gas hose connected to the base side are disconnected, and the lid of the valve instrument box is closed in the bulk lorry. Also at this time, the control device confirms the closed state based on the detection signal from the limit switch, turns off the electric switch, and returns the air solenoid valve 7 to the port P side as shown in FIG.
[0030]
As a result, the compressed air is released to the atmosphere from the air solenoid valve 7 and the air pressure drops, and the pressure of the hydraulic oil pressurized via the pneumatic-hydraulic converter 3 drops, and the emergency shut-off valve 1 closes. That is, from the state shown in FIG. 2B, the hydraulic pressure that has given the rotational force to the cam 30 disappears, so that the auxiliary valve 26 is lowered by the urging force of the spring 29, and the main valve 25 also contacts the valve seat 23. And returns to the valve closed state.
When the door of the valve instrument box is closed, the interlock is released and the vehicle can run, the operation panel is switched from the receiving mode to the running mode, and after the engine is started, the parking brake is returned and the bulk lorry starts. . If the door of the valve instrument box is not closed, the operation panel does not switch to the traveling mode.
[0031]
Subsequently, when the liquefied gas is charged into the bulk storage tank, the parking brake is pulled to stop the vehicle, and the operation mode is switched from the traveling mode to the charging mode by the operation panel in the cab. Thus, the electric switch of the air solenoid valve 7 is turned on, and the air solenoid valve 7 is switched from the state shown in FIG. Therefore, compressed air from the air source 8 flows from the air solenoid valve 7 to the pneumatic / hydraulic converter 3 via the three-way switching valve 5, and the air pressure in the pneumatic / hydraulic converter 3 The hydraulic oil in 2 is pressurized, and conversion from air pressure to hydraulic pressure is performed. The cam 30 of the emergency shut-off valve 1 shown in FIG. 1 is rotated by hydraulic pressure, the rod 28 is lifted and the auxiliary valve 26 is opened (see FIG. 2A), and the main valve 25 is opened accordingly (FIG. 2A). 2 (b)).
[0032]
After that, the filling hose and the equalizing hose are sent out from the hose reel box, the coupling at the tip is connected to the bulk storage tank, and the liquefied gas is sent out of the tank by the driving of the liquid feed pump and filled into the bulk storage tank. . The liquid feed pump is driven by an ON switch from a remote controller, and an operator is on the bulk storage tank side and monitors the filling state while watching the flow meter.
During the filling, the status of the bulk lorry is monitored, and when an abnormality is detected, the control device receives a detection signal of each switch that has detected the abnormality and takes an emergency stop measure. When an abnormality is detected, for example, when a gas leak occurs, when another vehicle collides, or when a signal is erroneously transmitted while charging (monitoring the parking brake), the For example, when the stop switch is pressed.
[0033]
Therefore, when the control device receives a detection signal indicating abnormality, the air electromagnetic valve 7 is switched off from the port Q to the port P as shown in FIG. 3 by turning off the electric switch. Therefore, the compressed air is released from the air from the air solenoid valve 7 to the atmosphere and the air pressure drops, and the pressure of the hydraulic oil pressurized to the compressed air via the pneumatic-hydraulic converter 3 decreases, and the emergency shutoff valve 1 closes. . At the same time, the driving of the liquid feed pump is stopped, and the filling operation is interrupted.
[0034]
On the other hand, when the filling is completed without abnormality, the control device turns off the electric switch when the set flow rate is reached, and the driving of the liquid feed pump is stopped. Then, the filling hose and the equalizing hose are removed from the bulk storage tank and stored in the hose reel box.
Thereafter, when the operation mode is switched from the filling mode to the traveling mode by the operation panel in the cab, the electric switch is turned off, and the solenoid valve 7 for air is switched from the port Q side to the P side as shown in FIG. .
[0035]
Therefore, the compressed air is released from the air from the air solenoid valve 7 to the atmosphere and the air pressure drops, and the pressure of the hydraulic oil pressurized to the compressed air via the pneumatic-hydraulic converter 3 decreases, and the emergency shutoff valve 1 closes. . That is, from the state shown in FIG. 2B, the hydraulic pressure that has given the rotational force to the cam 30 disappears, so that the auxiliary valve 26 is lowered by the urging force of the spring 29, and the main valve 25 also contacts the valve seat 23. And returns to the valve closed state. After the engine is started, the parking brake is released and the bulk lorry starts.
[0036]
The case of the automatic operation has been described above. However, if the emergency shutoff valve 1 cannot be automatically opened and closed while the power of the vehicle is off, the emergency shutoff valve 1 is manually opened and closed. Therefore, the manual operation and the emergency stop operation will be described next.
[0037]
When the power is off, the air solenoid valve 7 is connected to the air line 6a on the port P side as shown in FIG. Then, the three-way switching valve 5 switches to the air line 6b side so that the compressed air flows in the direction indicated by the arrow B. Therefore, the compressed air from the air source 8 flows from the three-way switching valve 5 to the pneumatic-hydraulic converter 3 through the air line 6b, and the air pressure in the pneumatic-hydraulic converter 3 The hydraulic oil is pressurized, and a conversion from air pressure to hydraulic pressure is performed. Therefore, the cam 30 of the emergency shut-off valve 1 shown in FIG. 1 is rotated by hydraulic pressure, the rod 28 is lifted and the auxiliary valve 26 is opened (see FIG. 2A), and the main valve 25 is opened accordingly. (See FIG. 2 (b)).
[0038]
Conversely, when closing the emergency cutoff valve 1, the communication of the three-way switching valve 5 is switched to the air line 6a side. As a result, the compressed air is released from the air solenoid valve 7 to the atmosphere, and the air pressure drops, the pressure of the hydraulic oil pressurized via the air-hydraulic converter 3 drops, and the emergency shut-off valve 1 closes.
On the other hand, when the hydraulic pressure is kept acting on the emergency cutoff valve 1 due to, for example, a malfunction of the air-hydraulic converter 3, the hydraulic pressure release valve 4 is opened as an emergency stop operation. As a result, the hydraulic oil is extracted from the hydraulic pipe 2, the hydraulic pressure for rotating the cam 30 drops, and the open emergency shutoff valve 1 is closed.
[0039]
As described above, an embodiment of the emergency shutoff system has been described by taking the bulk lorry as an example. However, according to this emergency shutoff system, the hydraulic pressure for opening and closing the emergency shutoff valve 1 is obtained from the air pressure. The manual work of the hydraulic hand pump is no longer necessary, and the work content can be reduced. In addition, by using the air solenoid valve 7 for automation, the worker does not reciprocate to open and close the emergency shut-off valve 1 between the bulk lorry and the bulk storage tank, thereby improving work efficiency. Was done.
[0040]
Since the air source 8 used was an air compressor originally mounted on the bulk lorry, the work content could be reduced and the opening and closing of the emergency shutoff valve could be automated without increasing the cost.
In addition, the provision of the three-way switching valve 5 allows the emergency shut-off valve to be closed by manually operating the three-way switching valve 5 even when the power is off.
Further, even if the emergency shut-off valve 1 remains in a state where the hydraulic pressure is still applied due to, for example, a malfunction of the air-hydraulic converter 3, the hydraulic pressure is released by the hydraulic release valve 4 to reduce the hydraulic pressure, and the filling operation is performed. Emergency stop such as is possible.
[0041]
Next, a second embodiment of the emergency shutoff system in which the opening and closing of the emergency shutoff valve is automated will be described. FIG. 4 is a diagram showing a system configuration of the second embodiment. In particular, in the second embodiment, a wire is used as a means for directly opening and closing the emergency cutoff valve, and the liquid and gas emergency cutoff valves 1A and 1B are simultaneously opened and closed. The emergency shutoff valves 1A and 1B have the same configuration as the emergency shutoff valve 1 shown in FIGS. Accordingly, the structure of the emergency shutoff valve 1 shown in FIGS. 1 and 2 will be appropriately shown and described.
[0042]
The emergency shutoff valves 1A and 1B are configured such that the respective cams 30 are rotated by a force pulling the wires 51a and 51b. The other of the wires 51 a and 51 b is connected to an actuator 52 constituted by an air cylinder 61. In the actuator 52, an air cylinder 61 is attached to a fixed plate 60, and a slider 63 connected to wires 51a, 51b is axially mounted on the tip of a piston rod 62 that expands and contracts. That is, in the present embodiment, the operation of the push-pull wire, which has been performed manually, is performed using the actuator 52 driven by compressed air, as in the conventional example.
[0043]
The actuator 52 has an air cylinder 61 connected to a three-way switching valve 54 by an air line 53a. The three-way switching valve 54 is further connected to an air source 56 via an air solenoid valve 55, one of which is connected to the air line 53b. And the other is directly connected to the air source 56 by the air line 53c. As the air source 56, an air compressor originally mounted on a bulk lorry is used. The emergency cutoff valves 1A and 1B are configured to open and close by switching the air solenoid valve 55 with such a configuration. The switching operation of the air solenoid valve 55 is performed by a control device provided in the bulk lorry. Is controlled by ON / OFF of an electric switch. Further, a discharge valve 57 for manually discharging compressed air is provided in the air line 53a.
[0044]
Next, the operation of the emergency shutoff system will be described below in accordance with the contents of each operation performed by the bulk lorry. As described in the first embodiment, the emergency shutoff system for the bulk lorry according to the present embodiment includes an automatic operation capable of automatically switching using the air solenoid valve 55 and a manual operation using the three-way switching valve 54. There is an operation, and an emergency stop operation using the discharge valve 56.
[0045]
First, when liquefied gas is supplied at the supply terminal by automatic operation, the bulk lorry is stopped at a predetermined position, the parking brake is applied, and the engine is stopped. When the key switch is turned on while the engine is stopped, the power is turned on. Thereafter, the setting of the control device is switched from the traveling mode to the receiving mode by the operation panel in the cab.
[0046]
Since the bulk lorry is interlocked by various conditions during running and work, the control device checks the state of the limit switch that detects the opening and closing of the valve instrument box door during running, and it is closed. As a result, the air solenoid valve 55 is switched to the switching state shown in FIG. 4, so that no air pressure is applied to the actuator 52. The three-way switching valve 54 normally communicates with a port on the air line 53b side so that compressed air flows in the direction indicated by the arrow C. Therefore, the compressed air from the air source 56 is shut off by the air solenoid valve 55 on the air line 53b, and the compressed air from the air line 53c is shut off by the actuator 52 because the three-way switching valve 54 is shut off. Air pressure does not work. Therefore, during traveling, the hydraulic pressure does not act on the emergency cutoff valves 1A, 1B, and the valves are in a closed state as shown in FIG.
[0047]
Then, when the door of the valve instrument box is opened, the control device confirms the open state from the detection signal of the limit switch, turns on the electric switch, and moves the air solenoid valve 55 from the state shown in FIG. Can be switched. Therefore, compressed air from the air source 56 flows from the air solenoid valve 55 to the actuator 52 via the three-way switching valve 54, and the actuator 52 pulls the wires 51 a and 51 b by the extension operation of the air cylinder 61. Thereby, the cam 30 of the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) shown in FIG. 1 rotates and the rod 28 is lifted to open the auxiliary valve 26 (see FIG. 2 (a)). 25 is opened (see FIG. 2B).
[0048]
Then, after the emergency shut-off valves 1 (1A, 1B) are opened and the liquid intake valve and the vent valve are opened, the supply of the liquefied gas is performed from the connected supply hose. The gas phase gas is recovered to the supply terminal side. When the reception of the liquefied gas is completed, the liquid intake valve and the vent valve are closed, the supply hose and the gas hose connected to the base side are disconnected, and the lid of the valve instrument box is closed in the bulk lorry. Also at this time, the control device confirms the closed state based on the detection signal from the limit switch, turns off the electric switch, and returns the air solenoid valve 55 to the port R side as shown in FIG.
[0049]
Therefore, the compressed air is released to the atmosphere from the air solenoid valve 55, the air pressure drops, and the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) released from the tensile force acting via the wires 51a, 51b by the actuator 52. close. In other words, the auxiliary valve 26 is lowered by the urging force of the spring 29 from the state shown in FIG. It comes into contact and returns to the valve closed state.
When the door of the valve instrument box is closed, the interlock is released and the vehicle can run, the operation panel is switched from the receiving mode to the running mode, and after the engine is started, the parking brake is returned and the bulk lorry starts. .
[0050]
Subsequently, when the liquefied gas is charged into the bulk storage tank, the parking brake is pulled to stop the vehicle, and the operation mode is switched from the traveling mode to the charging mode by the operation panel in the cab. Thereby, the electric switch of the air solenoid valve 55 is turned on, and the air solenoid valve 55 is switched from the state shown in FIG. Therefore, the compressed air from the air source 56 flows from the air solenoid valve 55 to the actuator 52 via the three-way switching valve 54, and in the actuator 52, the air cylinder 61 is extended and the wires 51 a and 51 b are pulled. As a result, the cam 30 of the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) shown in FIG. 1 rotates and the rod 28 is lifted to open the auxiliary valve 26 (see FIG. 2 (a)). 25 is opened (see FIG. 2B).
[0051]
After that, the filling hose and the equalizing hose are sent out from the hose reel box 104, the coupling at the tip is connected to the bulk storage tank, and the liquefied gas is sent out of the tank by the driving of the liquid feed pump to be filled into the bulk storage tank. You. The liquid feed pump is driven by an ON switch from a remote controller, and an operator is on the bulk storage tank side and monitors the filling state while watching the flow meter.
During the filling, the status of the bulk lorry is monitored, and when an abnormality is detected, the control device receives a detection signal of each switch that has detected the abnormality and takes an emergency stop measure.
[0052]
Therefore, when the control device receives the detection signal indicating the abnormality, the air electromagnetic valve 55 is switched off from the port S to the port R as shown in FIG. 4 by turning off the electric switch. Therefore, the compressed air is released to the atmosphere from the air solenoid valve 55, the air pressure drops, and the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) released from the pulling force acting via the wires 51a, 51b by the actuator 52. close. At the same time, the driving of the liquid feed pump is stopped, and the filling operation is interrupted.
[0053]
On the other hand, when the filling is completed without abnormality, the control device turns off the electric switch when the set flow rate is reached, and the driving of the liquid feed pump is stopped. Then, the filling hose and the equalizing hose are removed from the bulk storage tank and stored in the hose reel box. Then, when the operation mode is switched from the filling mode to the traveling mode by the operation panel in the cab, the electric switch is turned off, and the solenoid valve 55 for air is switched from the port S to the P side as shown in FIG. .
[0054]
Therefore, the compressed air is released to the atmosphere from the air solenoid valve 55, the air pressure drops, and the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) released from the pulling force acting via the wires 51a, 51b by the actuator 52. close. In other words, the auxiliary valve 26 is lowered by the urging force of the spring 29 from the state shown in FIG. It comes into contact and returns to the valve closed state. After the engine is started, the parking brake is released and the bulk lorry starts.
[0055]
Although the automatic operation has been described above, if the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) cannot be automatically opened and closed while the power of the vehicle is off, the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) is manually opened and closed. Done. Therefore, the manual operation and the emergency stop operation will be described next.
[0056]
When the power is off, the air solenoid valve 55 is connected to the air line 53b on the port R side as shown in FIG. Therefore, the three-way switching valve 54 switches to the air line 53c side so that the compressed air flows in the direction indicated by the arrow D. Accordingly, the compressed air from the air source 56 flows from the three-way switching valve 54 to the actuator 52 through the air line 53c. In the actuator 52, the air cylinder 61 is extended and pulls the wires 51a and 51b. Therefore, the cam 30 of the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) shown in FIG. 1 is rotated by hydraulic pressure, the rod 28 is lifted, and the auxiliary valve 26 is opened (see FIG. 2A). The main valve 25 opens (see FIG. 2B).
[0057]
Conversely, when closing the emergency cutoff valve 1 (1A, 1B), the communication of the three-way switching valve 54 is switched to the air line 53b side. As a result, the compressed air is released to the atmosphere from the air solenoid valve 55 to reduce the air pressure, and the emergency shut-off valve 1 (1A, 1B) released from the tensile force acting via the wires 51a, 51b by the actuator 52. close.
On the other hand, if the compressed air does not escape due to the malfunction of the air solenoid valve 55 or the three-way switching valve 54 and the air cylinder 61 of the actuator 53 remains in the extended state, it is closed as an emergency stop operation. Release valve 57 is opened. As a result, the compressed air is released from the air line 53a, released from the tensile force of the wires 51a, 51b that rotate the cam 30, and the open emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) is closed.
[0058]
As described above, according to the emergency shutoff system of the present embodiment, the wires 51a and 51b for opening and closing the emergency shutoff valves 1 (1A and 1B) are pulled by the actuator 53 constituted by the air cylinder 61. Has eliminated the need for manual work and reduced the work content. In addition, the automation using the electromagnetic valve 55 for air eliminates the need for the worker to reciprocate between the bulk lorry and the bulk storage tank to open and close the emergency shutoff valves 1 (1A, 1B). Efficiency was improved.
[0059]
And since the air compressor originally mounted on the bulk lorry was used as the air source 56, the work content could be reduced and the opening and closing of the emergency shutoff valve could be automated without increasing the cost.
Further, since the three-way switching valve 54 is provided, the emergency shut-off valve can be closed by manually operating the three-way switching valve 54 even when the power is off.
Further, even if the emergency shutoff valve 1 (1A, 1B) is opened while the compressed air is being sent to the air cylinder 61 due to a malfunction of the air solenoid valve 55 or the like, the compressed air is released by the discharge valve 4. , The air pressure on the air cylinder 61 can be reduced, and an emergency stop such as a filling operation can be performed.
[0060]
Note that the emergency shutoff system of the present invention is not limited to the above embodiment, and various changes can be made without departing from the gist of the embodiment.
For example, in the above embodiment, a bulk lorry has been described, but the emergency shutoff system of the present invention can also be applied to a tank lorry having an emergency shutoff valve.
In the above embodiment, the automated emergency shutoff system has been described, but a manual switching valve may be used instead of the air solenoid valve 55. Even in this case, the hydraulic pressure for opening and closing the emergency shut-off valve uses the air pressure of the air source, so that no worker's force is required.
Further, in the above-described embodiment, an air compressor mounted on a bulk lorry is used as an air source. However, if an air pressure can be obtained from the outside, the air source may be configured to be connectable to an external air compressor or the like.
[0061]
【The invention's effect】
The present invention has a structure in which an emergency shut-off valve provided in a tank-type vehicle opens and closes the valve by hydraulic pressure, a hydraulic pipe filled with hydraulic oil for transmitting hydraulic pressure to the emergency shut-off valve, and an air pressure Is connected to an air source via an air-hydraulic converter that converts air to oil pressure, a switching valve is provided between the air-hydraulic converter and the air source, and air from the air source is operated by switching operation of the switching valve. Since the pressure is converted to a hydraulic pressure via an air-hydraulic converter and the air is released to reduce the hydraulic pressure, the emergency shut-off valve is opened and closed, so that an emergency shut-off system for reducing the work content is provided. It became possible to provide.
[0062]
The present invention has a structure in which an emergency shut-off valve provided in a tank type vehicle opens and closes a valve by pulling a wire by an actuator having an air cylinder, and the compressed air is supplied to the air cylinder and the air cylinder. A switching valve is provided between the air source and the air supply source. The switching operation of the switching valve pulls the wire through the actuator by the air pressure from the air source, and releases the compressed air to release the urging. Since the opening and closing operation of the shutoff valve is performed, it is possible to provide an emergency shutoff system that reduces the work content.
[0063]
Also, the present invention provides an emergency shut-off system that automates the opening and closing of the emergency shut-off valve because the switching operation is controlled by a control device provided in the tank-type vehicle using the switching valve as an electromagnetic valve. It has become possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an emergency shutoff valve.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing an opening / closing operation of the emergency cutoff valve.
FIG. 3 is a system configuration diagram showing a first embodiment of an emergency shutoff system that can be automated;
FIG. 4 is a system configuration diagram showing a second embodiment of an emergency shutoff system that can be automated;
FIG. 5 is a side view showing a bulk truck.
FIG. 6 is a circuit diagram showing a fluid circuit of a bulk lorry.
[Explanation of symbols]
1 Emergency shut-off valve
2 Hydraulic pipe
3 Air / hydraulic converter
4 Hydraulic release valve
5 Three-way switching valve
7 Air solenoid valve
8 Air source
25 Main valve
26 Auxiliary valve
30 cams

Claims (7)

タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が油圧によって弁の開閉を行う構造のものであって、その緊急遮断弁に油圧を伝達する作動油が充填された油圧管と、エア圧を油圧に変換する空・油圧変換器を介してエア源とが接続され、その空・油圧変換器とエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧を空・油圧変換器を介して油圧に変換し、また圧縮エアを解放して油圧を下げることにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるようにしたものであることを特徴とする緊急遮断システム。The emergency shut-off valve provided in the tank type vehicle has a structure that opens and closes the valve by hydraulic pressure, a hydraulic pipe filled with hydraulic oil that transmits oil pressure to the emergency shut-off valve, and converts air pressure to hydraulic pressure The air source is connected to the air source via an air-hydraulic converter, and a switching valve is provided between the air-hydraulic converter and the air source. The switching operation of the switching valve reduces the air pressure from the air source. An emergency shut-off system, wherein the emergency shut-off valve is opened and closed by converting the hydraulic pressure into a hydraulic pressure via a hydraulic pressure converter and releasing the compressed air to lower the hydraulic pressure. タンク型車両に設けられた緊急遮断弁が、エアシリンダを備えたアクチュエータによってワイヤを引っ張って弁の開閉を行う構造のものであって、エアシリンダと、そのエアシリンダに圧縮エアを送るエア源との間に切換弁が設けられ、切換弁の切り換え動作によってエア源からのエア圧によってアクチュエータを介してワイヤを引張り、また圧縮エアを解放して引張りを解除することにより、前記緊急遮断弁の開閉操作を行わせるようにしたものであることを特徴とする緊急遮断システム。An emergency shutoff valve provided in a tank type vehicle has a structure in which an actuator having an air cylinder pulls a wire to open and close the valve, and includes an air cylinder and an air source that sends compressed air to the air cylinder. The emergency shutoff valve is opened and closed by pulling the wire through the actuator by the air pressure from the air source by the switching operation of the switching valve and releasing the compressed air by releasing the compressed air. An emergency shut-off system characterized by being operated. 請求項1又は請求項2に記載する緊急遮断システムにおいて、
前記切換弁は電磁弁であって、タンク型車両に備えられた制御装置によってその切り換え動作が制御されるものであることを特徴とする緊急遮断システム。
In the emergency shut-off system according to claim 1 or 2,
An emergency shut-off system, wherein the switching valve is an electromagnetic valve, and the switching operation thereof is controlled by a control device provided in the tank type vehicle.
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する緊急遮断システムにおいて、
前記エア源は、タンク型車両に備えられているエアコンプレッサであることを特徴とする緊急遮断システム。
The emergency shutoff system according to any one of claims 1 to 3,
The emergency shutoff system according to claim 1, wherein the air source is an air compressor provided in a tank type vehicle.
請求項2又は請求項3に記載する緊急遮断システムにおいて、
前記空・油圧変換器又は前記アクチュエータと電磁弁との間に手動の3方切換弁が接続され、その3方切換弁は、前記エア源にも直接接続されたものであることを特徴とする緊急遮断システム。
In the emergency shut-off system according to claim 2 or 3,
A manual three-way switching valve is connected between the pneumatic-hydraulic converter or the actuator and the solenoid valve, and the three-way switching valve is directly connected to the air source. Emergency shutoff system.
請求項1又は請求項3乃至請求項5のいずれかに記載する緊急遮断システムにおいて、
前記油圧管には、手動の油圧抜き弁が配管されたものでることを特徴とする緊急遮断システム。
The emergency shutoff system according to any one of claims 1 or 3 to 5,
An emergency shutoff system, wherein a manual hydraulic pressure release valve is provided in the hydraulic pipe.
請求項2乃至請求項5のいずれかに記載する緊急遮断システムにおいて、
前記アクチュエータとエア源との間に手動で圧縮エアを解放するための放出弁を有することを特徴とする緊急遮断システム。
The emergency shutdown system according to any one of claims 2 to 5,
An emergency shutoff system comprising a release valve between the actuator and an air source for manually releasing compressed air.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110131581A (en) * 2019-05-23 2019-08-16 江西制氧机有限公司 A kind of semitrailer emergency cut-off intelligent controlling device and its control method

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