JP2004278581A - Constant flow valve - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水源と直結して使用する温水洗浄便座などの機器における定流量弁に関するもので、特に定流量の特性が少ない流量設定に適するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、温水洗浄便座など給水源と直結して使用する機器においては、給水源の元圧変動による吐出流量の変化を抑えるため、定流量弁が組み込まれている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この定流量弁は、図22、図23に示すように、器状の弁体1と、弁体1と当接する支持部材2、および弁体1と支持部材2の間に挿入されるスプリング3から主として構成されている。そして、弁体1の側壁部にはスリット4よる絞り流路が構成され、流体圧力によりスリット4の面積を徐々に変化させ、定流量特性が出せるようにしている。すなわち、このスリット4による絞り流路は、低圧動作時に面積が多く、高圧動作時に面積が小さな領域で動作するよう設定されているため、流体圧力上昇に対応して流路面積が減少され、流体圧力の変動による流量変化を抑え、定流量特性を発揮するものであった。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2596767号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の定流量弁は、簡単な構成で形状も小さく、簡易的な流量制御の目的のために、広く使用されているが、給水源の元圧が0.75MPaで流量を1.5L/min以下に制御するような場合、すなわち、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合、流体の通過する隙間は0.1mm程度のオーダて制御する必要があるが、構成上、1mmのオーダで精度保証することは困難であり、流量のバラツキが大きいという課題があった。また、元圧が0.75MPaで流量を1.5L/min以下に絞る場合、絞り量が非常に大きくなり、絞り部分でキャビテーションなど流体の不安定現象が発生しやすく、通水騒音が発生する課題があった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定しかつ騒音発生のない定流量弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の定流量弁は、配管の内径に対して所定の隙間を有して設けた弁体と、弁体を弾性支持し、かつ中央付近に流路を有する支持部材との当接面間に、外周より中心に向けて弁体の外周と支持部材の流路とを連通させる絞り流路を構成したものである。
【0008】
これにより、絞り流路の流れ方向の長さが確保され、この長さの中で圧力降下も生ずるため、流量設定はこの絞り流路の長さを調整することにより、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定して制御することが可能であり、また圧力降下がゆっくりと生ずるためキャビテーションなど騒音発生もなく動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、給水源と直結して使用する機器に内蔵され給水源と接続された配管と、この配管の内径に対して所定の隙間を有して設けた弁体と、この弁体の後流側の配管内にあり、流れ方向に力を受ける弁体を弾性支持し、かつ中央付近に流路を有する支持部材とを備え、前記弁体と支持部材との当接面間に、外周より中心に向けて弁体の外周と支持部材の流路とを連通させる絞り流路を構成した定流量弁とすることにより、絞り流路の流れ方向の長さが確保され、この長さの中で圧力降下も生ずるため、流量設定はこの絞り流路の長さを調整することにより、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定して制御することが可能であり、また圧力降下がゆっくりと生ずるためキャビテーションなど騒音発生もなく動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、弁体と支持部材とのいずれか一方の当接面に、外周より中心に向けて凹み部を設けて他の当接面との間に絞り流路を構成した請求項1に記載の定流量弁とすることにより、絞り流路を簡単に構成でき、動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、絞り流路の流れ方向の長さを、絞り流路の断面の有効長さより長くした請求項1または2に記載の定流量弁とすることにより、より安定した流量制御と、キャビテーションなどの騒音抑制が可能で、動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、弁体と支持部材とのいずれか一方の当接面に、支持部材の流路を囲み、外周に達する一対の突起を設けて他の当接面間に弁体の外周と支持部材の流路とを連通させる絞り流路を構成した請求項1に記載の定流量弁とすることにより、流体圧力により突起部分が変位するため、初期変位量が大きくとれ、定流量弁の立ち上がり特性を改善することができる。また突起により、高圧部と低圧部とが仕切られシールすることになるため、確実にシールされ定流量弁を安定して動作させることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は、絞り流路内に、さらに弁体の外周と支持部材の流路とを連通させる溝を形成した請求項4に記載の定流量弁とすることにより、突起の変位による絞り流路の絞りと、突起が完全に変位した後は、溝で絞りを形成する2段の絞りができ、立ち上がり特性の改善は変位しやすい突起の変位で対応し、高圧時の安定動作は溝による絞りで安定して動作させるものである。
【0014】
請求項6に記載の発明は、突起の形状を先端の幅が小さく、根本の形状の幅を大きく設定した請求項4〜6のいずれか1項に記載の定流量弁とすることにより、低圧時に突起の変位量を大きくでき、定流量弁の立ち上がり特性をさらに改善したものである。
【0015】
請求項7に記載の発明は、溝の断面積より絞り流路の断面積を大きく設定した請求項5または6に記載の定流量弁とすることにより、絞り流路の断面積が多く必要な定流量弁の立ち上がり特性が良くなり、さらに、高圧時の安定性もよい定流量弁を構成することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施例1)
図1〜図3は本発明の実施例1における定流量弁を示すものである。
【0018】
図において、10は温水洗浄便座などの機器に直結した給水源を示す。11は前記機器に内蔵され、給水源10と接続された配管である。配管11には、配管11の内径に対して側壁が所定の隙間を有する器状の弁体12と、この弁体12の後流側の配管11内に流れ方向に力を受ける弁体12を弾性支持する円板状の支持部材13とを備えている。支持部材13はゴムなどの弾性体で形成され、中央付近に流路14を有するものであり、配管11に設けられた固定部15により配管11内に固定されている。
【0019】
そして、前記弁体11の外底面と支持部材13の上面との当接面間には、外周より中心に向けて弁体11の外周と支持部材13の流路14とを連通させる絞り流路17を構成している。この絞り流路17は、本実施例では、弁体12の外底面である支持部材13との当接面に、弁体12の外周より弁体12の中心を通って凹み部16を横断するように設けて構成している。また、絞り流路17は、その流れ方向の長さLを、絞り流路17の断面の有効長さWより長く設定しているものである。
【0020】
以上のように構成された定流量弁について、以下その動作、作用について説明する。
【0021】
まず、給水源10より供給された水は、配管11と弁体12の側壁との隙間を通って弁体12の凹み部16と支持部材13とで構成される絞り流路17を通過し、流路14より配管11をさらに流れて行く。給水源10の圧力が上昇すると、弁体12に作用する流体圧力が上昇するため、弁体12が支持部材13に圧接する力が強くなり、支持部材13が弾性変形する。これにより、支持部材13の一部が、弁体12の凹み部16に変形して入り込み、絞り流路17の流路面積が減少する。絞り流路17の流路面積が減少すると、絞り流路17の圧力損失が大きくなり、給水源10の圧力が高くなっても、流量は一定になるよう制御される。
【0022】
定流量弁での減圧は、主としてこの絞り流路17で生ずるが、絞り流路17の流れ方向の長さが確保され、この長さの中で圧力降下も生ずるため、流量設定はこの絞り流路17の長さを調整することにより、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定して制御することが可能であり、また圧力降下がゆっくりと生ずるためキャビテーションなど騒音発生もなく動作特性の優れた定流量弁が得られる。特に、絞り流路17が断面の有効長さWより、流れ方向の長さLを長く設定しているため、より安定した流量制御と、キャビテーションなどの騒音抑制が可能で、動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【0023】
このように、本実施例では、従来例における課題を解決し、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定しかつ騒音発生のない定流量弁を提供するすることができる。
【0024】
(実施例2)
次に、図4〜図6により本発明の実施例2における定流量弁について説明する。実施例1との相違は、絞り流路17の構成の仕方にあり、他は同じである。
【0025】
すなわち、本実施例では、支持部材13の弁体12との当接面に、支持部材13の外周より支持部材13の中心を通って凹み部16を横断するように設けて絞り流路17を構成しているものである。実施例1とは、凹み部16を設ける部材が逆である。
【0026】
以上のように構成された定流量弁は、給水源10の圧力上昇により、支持部材13が弾性変形して、支持部材13の凹み部16の断面積が減少し、絞り流路17の流路面積が減少する。これにより、実施例1と同様、流量は一定になるよう制御されるものである。
【0027】
(実施例3)
次に、図7〜図9により本発明の実施例3における定流量弁について説明する。実施例1との相違は、絞り流路17の構成の仕方にあり、他は同じである。
【0028】
すなわち、本実施例では、弁体12の外底面である支持部材13との当接面に、支持部材13の流路14を囲み、外周に達する一対の円弧状の突起19を設け、これにより、支持部材13の当接面との間に弁体12の外周と支持部材13の流路14とを連通させる絞り流路17を構成したものである。さらに説明すると、円弧状の突起19の両端部は、平行して対向しており、ここに絞り流路17が構成されているものである。
【0029】
以上のように構成された定流量弁は、給水源10の圧力上昇により、弁体12に作用する流体圧力が上昇するため、弁体12が支持部材13に圧接する力が強くなり、一対の突起19の圧接で支持部材13が弾性変位する。その結果、弁体12に設けた突起19と支持部材13が圧接することで構成される絞り流路17の断面積が減少する。これにより、実施例1と同様、流量は一定になるよう制御されるものである。
【0030】
また、本実施例では、流体圧力により突起19が支持部材13の中に入り込み突起19部分が変位するため、初期変位量が大きくとれ、定流量弁の立ち上がり特性を改善することができる。さらに、突起19により高圧部と低圧部とが仕切られシールすることになるため、確実にシールされ定流量弁を安定して動作させることができるものである。
【0031】
(実施例4)
次に、図10〜図12により本発明の実施例4における定流量弁について説明する。実施例3との相違は、絞り流路17の構成の仕方にあり、他は同じである。
【0032】
すなわち、本実施例では、支持部材13の弁体12との当接面に、支持部材13の流路14を囲み、外周に達する一対の円弧状の突起19を設け、これにより、弁体12の当接面との間に弁体12の外周と支持部材13の流路14とを連通させる絞り流路17を構成したものである。実施例3とは、突起19を設ける部材が逆である。
【0033】
以上のように構成された定流量弁は、給水源10の圧力上昇により、弁体12に作用する流体圧力が上昇するため、弁体12が支持部材13に圧接する力が強くなり、一対の突起19自体が弾性変位する。その結果、絞り流路17の断面積が減少し、実施例1と同様、流量は一定になるよう制御されるものである。
【0034】
また、、本実施例では、流体圧力により突起19自体が弾性変位するため、実施例3と同様、定流量弁の立ち上がり特性の改善とシール効果が得られるものである。
【0035】
(実施例5)
次に、図13〜図15により本発明の実施例5における定流量弁について説明する。実施例3との相違は、弁体12に設けた一対の突起19の内側、すなわち、絞り流路17内に、さらに弁体12の外周と支持部材13の流路14とを連通させる溝20を形成し、この溝20の流れ方向の長さLを、溝20の断面の有効長さWより長くしたことにある。他は同じである。
【0036】
以上のように構成された定流量弁は、給水源10の圧力上昇により、弁体12に作用する流体圧力が上昇するため、弁体12が支持部材13に圧接する力が強くなり、一対の突起19の圧接で支持部材13が弾性変位する。その結果、弁体12に設けた突起19と支持部材13が圧接することで構成される絞り流路17の断面積が減少する。これにより、実施例1と同様、流量は一定になるよう制御されるものである。
【0037】
さらに、給水源10の圧力が上昇すると、弁体12の一対の突起19は支持部材13への受圧面積が小さいため、低圧領域でも比較的容易に変位し、支持部材13の中に吸収され、絞り流路17の面積はほぼ零となり、絞り流路17は閉塞される。この所定の圧力以後は、一対の突起19の内側に設けた、溝20が第2の絞り流路として機能する。この溝20は、高圧時の流路面積の変化は少ないが、流路断面の有効長さWに対して、流れ方向の長さLを長く設定しているため、第2の絞り流路の長さで圧力を低減して流量制御を行い、絞り作用の安定化を実現し、またキャビテーションなどの騒音を防止することができる。
【0038】
(実施例6)
次に、図16〜図18により本発明の実施例6における定流量弁について説明する。実施例4との相違は、支持部材13に設けた一対の突起19の内側、すなわち、絞り流路17内に、さらに弁体12の外周と支持部材13の流路14とを連通させる溝20を形成し、この溝20の流れ方向の長さLを、溝20の断面の有効長さWより長くしたことにある。他は同じである。
【0039】
以上のように構成された定流量弁は、給水源10の圧力上昇により、弁体12に作用する流体圧力が上昇するため、弁体12が支持部材13に圧接する力が強くなり、一対の突起19自体が弾性変位する。その結果、支持部材13に設けた突起19と弁体12が圧接することで構成される絞り流路17の断面積が減少する。これにより、実施例1と同様、流量は一定になるよう制御されるものである。
【0040】
さらに、給水源10の圧力が上昇することによる、絞り流路17と、第2の絞り流路として機能する溝20との動作、作用は実施例5と同様である。
【0041】
(実施例7)
次に、図19、図20により本発明の実施例7における定流量弁について説明する。
【0042】
本実施例においては、弁体12あるいは支持部材13に設ける突起19の形状を、先端の幅が小さく、根本の形状の幅を大きく設定したものである。図19は弁体12の突起19の断面形状を半円状とした例を示し、図20は同じく突起19の断面形状を台形状とした例を示している。しかし、前記趣旨に沿う突起形状であれば、例示以外の形状であっても何ら構わない。
【0043】
以上のように構成された定流量弁は、その突起19の形状により、低圧時に弁体12が変位する時のシール性を確保し、高圧時には突起19が根本側で幅を大きく設定しているため、変位量が抑えられて、定流量特性を改善することができるものである。特に、低圧時に突起19の変位量を大きくでき、定流量弁の立ち上がり特性をさらに改善したものである。
【0044】
(実施例8)
次に、図21により本発明の実施例8における定流量弁について説明する。
【0045】
本実施例では、実施例5、6における溝20の断面積Saより、絞り流路17の断面積Sbを大きく設定したものである。
【0046】
以上のように構成された定流量弁における流量面積の変化を、図の構成の場合で説明すると、絞り流路17の断面積Sbと溝20の断面積Saの和が初期値となり、立ち上がり特性が良くなる。また、水道元圧が低圧時は、流路面積の変化は主として断面積Sbで生じ、断面積Sbの通路面積の変化は一対の突起19と支持部材13で生ずるため、バネ定数は低く、圧力の変化により断面積Sbは大きく変化し、低圧時の定流量特性を確保することができる。また、断面積Saの変化は高圧時にも少なく、安定して流量制御を行うことができる。また、断面積Sbが断面積Saよりも大きな構成となっているため、低圧時の圧力損失の低下と高圧時の定流量特性の安定化が実現できる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明の定流量弁によれば、配管の内径に対して所定の隙間を有して設けた弁体と、弁体を弾性支持し、かつ中央付近に流路を有する支持部材との当接面間に、外周より中心に向けて弁体の外周と支持部材の流路とを連通させる絞り流路を構成したものであり、絞り流路の流れ方向の長さが確保され、この長さの中で圧力降下も生ずるため、流量設定はこの絞り流路の長さを調整することにより、非常に流量が少ない領域で流量制御する場合でも、安定して制御することが可能であり、また圧力降下がゆっくりと生ずるためキャビテーションなど騒音発生もなく動作特性の優れた定流量弁が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における定流量弁の断面図
【図2】同定流量弁の弁体を示す平面図
【図3】同弁体の側面図
【図4】本発明の実施例2における定流量弁の断面図
【図5】同定流量弁の支持部材を示す平面図
【図6】同支持部材の側面図
【図7】本発明の実施例3における定流量弁の断面図
【図8】同定流量弁の弁体を示す平面図
【図9】同弁体の側面図
【図10】本発明の実施例4における定流量弁の断面図
【図11】同定流量弁の支持部材を示す平面図
【図12】同支持部材の側面図
【図13】本発明の実施例5における定流量弁の断面図
【図14】同定流量弁の弁体を示す平面図
【図15】同弁体の側面図
【図16】本発明の実施例6における定流量弁の断面図
【図17】同定流量弁の支持部材を示す平面図
【図18】同支持部材の側面図
【図19】本発明の実施例7における定流量弁の突起形状を示す断面図
【図20】同他の突起形状を示す断面図
【図21】本発明の実施例8における定流量弁の絞り流路の説明図
【図22】従来の定流量弁示す断面図
【図23】同定流量弁の弁体を示す斜視図
【符号の説明】
10 給水源
11 配管
12 弁体
13 支持部材
14 流路
16 凹み部
17 絞り流路
19 突起
20 溝[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a constant flow valve in a device such as a hot water flush toilet seat that is used in direct connection with a water supply source, and is particularly suitable for a flow setting with a small constant flow characteristic.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in equipment used in direct connection with a water supply source such as a hot water flush toilet seat, a constant flow valve is incorporated in order to suppress a change in a discharge flow rate due to a change in a source pressure of the water supply source (for example, see Patent Document 1).
[0003]
As shown in FIGS. 22 and 23, the constant flow valve includes a container-
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Registration No. 2596767
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional constant flow valve has a simple configuration and a small shape, and is widely used for the purpose of simple flow control. However, when the source pressure of the water supply source is 0.75 MPa and the flow rate is 1. In the case where the flow rate is controlled to 5 L / min or less, that is, when the flow rate is controlled in a region where the flow rate is extremely small, the gap through which the fluid passes needs to be controlled on the order of about 0.1 mm. It is difficult to guarantee the accuracy on the order, and there is a problem that the flow rate varies widely. When the original pressure is 0.75 MPa and the flow rate is reduced to 1.5 L / min or less, the amount of restriction is very large, and unstable phenomena such as cavitation are likely to occur in the restricted portion, and water flow noise is generated. There were challenges.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a constant flow valve which is stable and does not generate noise even when the flow rate is controlled in a region where the flow rate is extremely small.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the constant flow valve of the present invention has a valve element provided with a predetermined gap with respect to the inner diameter of the pipe, the valve element elastically supports the valve element, and has a flow path near the center. A throttle flow path is provided between the contact surface with the support member and communicates the flow path of the support member with the outer circumference of the valve body from the outer circumference toward the center.
[0008]
As a result, the length of the throttle channel in the flow direction is ensured, and a pressure drop also occurs within this length. Therefore, the flow rate is set by adjusting the length of the throttle channel so that the flow rate is extremely small. In the case of controlling the flow rate by using the above method, stable control can be performed, and a constant flow rate valve having excellent operation characteristics without noise such as cavitation can be obtained because the pressure drop occurs slowly.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to
[0010]
According to the second aspect of the present invention, one of the contact surfaces of the valve element and the support member is provided with a recess toward the center from the outer periphery to form a throttle channel between the other contact surface. With the constant flow valve according to the first aspect of the present invention, the throttle flow path can be simply configured, and a constant flow valve with excellent operation characteristics can be obtained.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, the flow rate of the throttle channel in the flow direction is made longer than the effective length of the cross section of the throttle channel, thereby providing the constant flow valve according to the first or second aspect. It is possible to control the flow rate and suppress noise such as cavitation, and obtain a constant flow rate valve with excellent operation characteristics.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, one of the contact surfaces of the valve element and the support member surrounds the flow path of the support member and is provided with a pair of projections reaching the outer periphery. The constant flow valve according to
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, the constant flow valve according to the fourth aspect further includes a groove formed in the throttle flow path to communicate the outer periphery of the valve body and the flow path of the support member. After the protrusion is completely displaced by the displacement, the diaphragm becomes a two-stage diaphragm that forms a diaphragm with a groove. The rise characteristics are improved by the displacement of the easily displaceable protrusion, and stable at high pressure. The operation is to stably operate with the aperture by the groove.
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, the constant flow valve according to any one of the fourth to sixth aspects, wherein the shape of the protrusion is set to have a small width at the tip and a large width at the root, thereby reducing the pressure. In some cases, the amount of displacement of the projection can be increased, and the rising characteristics of the constant flow valve are further improved.
[0015]
According to a seventh aspect of the present invention, the cross-sectional area of the throttle channel is set to be larger than the cross-sectional area of the groove. The rising characteristics of the constant flow valve are improved, and a constant flow valve with good stability at high pressure can be configured.
[0016]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
(Example 1)
1 to 3 show a constant flow valve according to a first embodiment of the present invention.
[0018]
In the figure,
[0019]
A throttle channel that connects the outer periphery of the
[0020]
The operation and operation of the constant flow valve configured as described above will be described below.
[0021]
First, water supplied from the
[0022]
Although the pressure reduction by the constant flow valve mainly occurs in the
[0023]
As described above, the present embodiment can solve the problem in the conventional example, and can provide a constant flow valve that is stable and does not generate noise even when the flow rate is controlled in a region where the flow rate is extremely small.
[0024]
(Example 2)
Next, a constant flow valve according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference from the first embodiment lies in the configuration of the
[0025]
That is, in the present embodiment, the
[0026]
In the constant flow valve configured as described above, the supporting
[0027]
(Example 3)
Next, a constant flow valve according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference from the first embodiment lies in the configuration of the
[0028]
That is, in the present embodiment, a pair of arc-shaped
[0029]
In the constant flow valve configured as described above, the fluid pressure acting on the
[0030]
Further, in this embodiment, since the
[0031]
(Example 4)
Next, a constant flow valve according to a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference from the third embodiment lies in the configuration of the
[0032]
That is, in the present embodiment, a pair of arc-shaped
[0033]
In the constant flow valve configured as described above, the fluid pressure acting on the
[0034]
Further, in the present embodiment, since the
[0035]
(Example 5)
Next, a constant flow valve according to a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference from the third embodiment is that a
[0036]
In the constant flow valve configured as described above, the fluid pressure acting on the
[0037]
Further, when the pressure of the
[0038]
(Example 6)
Next, a constant flow valve according to a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The difference from the fourth embodiment is that a
[0039]
In the constant flow valve configured as described above, the fluid pressure acting on the
[0040]
Further, the operation and action of the
[0041]
(Example 7)
Next, a constant flow valve according to a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0042]
In this embodiment, the shape of the
[0043]
In the constant flow valve configured as described above, the shape of the
[0044]
(Example 8)
Next, a constant flow valve according to an eighth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0045]
In this embodiment, the sectional area Sb of the
[0046]
The change in the flow area in the constant flow valve configured as described above will be described in the case of the configuration shown in the drawing. The sum of the cross-sectional area Sb of the
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the constant flow valve of the present invention, a valve body provided with a predetermined gap with respect to the inner diameter of the pipe, a support that elastically supports the valve body and has a flow path near the center Between the contact surfaces with the members, a throttle flow path is formed to communicate the outer circumference of the valve body and the flow path of the support member from the outer circumference toward the center, and the length of the throttle flow path in the flow direction is ensured. Since the pressure drop occurs within this length, the flow rate can be set stably by adjusting the length of the throttle flow path, even when the flow rate is controlled in an area where the flow rate is extremely small. It is possible to obtain a constant flow valve having excellent operating characteristics without generating noise such as cavitation since the pressure drop occurs slowly.
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of a constant flow valve according to a first embodiment of the present invention; FIG. 2 is a plan view showing a valve body of an identification flow valve; FIG. 3 is a side view of the valve body; FIG. FIG. 5 is a plan view showing a support member of the identified flow valve. FIG. 6 is a side view of the support member. FIG. 7 is a cross-sectional view of the constant flow valve in
DESCRIPTION OF
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