JP2004278212A - 耐震壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】架構にせん断変形および曲げ変形の両方が生じた場合に、壁板に圧縮力のみが作用するようにし、もって、そのような変形が生じた場合に壁板が破損するのを防止する。
【解決手段】耐震壁10は、柱12と梁14で囲まれた架構16の面内に設置された壁体18により構成される。壁体18と架構16との間には隙間20,22が設けられ、この隙間20,22に緩衝材24が充填される。緩衝材24として、接着剤、グラウト材、粘性体、あるいは粘弾性体を用いる。緩衝材24を充填しない構成としてもよい。また、壁体18の何れか一辺は架構16に剛接してもよく、また、壁体18の上辺または下辺を梁14に対して水平方向に滑り変位できるように構成してもよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、柱梁の架構面内に壁体が設けられてなる耐震壁に係り、特に、架構に変形が生じた場合に壁体の損傷を防止するうえで好適な耐震壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特許文献1に開示される鉄筋コンクリート造耐震壁が公知である。この耐震壁における壁板は、上梁との取り合い部において強固に定着される一方、下梁との取り合い部ではせん断容易に固定されており、また、両側の柱との取り合い部は分離容易に固定されている。柱の、梁との接合部における主筋の周囲には、柱の水平移動を可能とする隙間が設けられると共に、梁にも柱の水平移動を許容する隙間が設けられている。梁は上下2段に互いにスライド可能に分離され、上段の梁の両端は柱と強固に定着される一方、下段の梁は圧縮力伝達要素として構成される。
【0003】
かかる構成によれば、架構にせん断変形が生ずると、壁両側の柱と壁とは引っ張り力により分離し、また、壁と下梁とはせん断すべりにより変形する。その際、架構に入力されたせん断力は上段梁に引っ張り力として作用し、この上段梁が耐震壁の耐力決定要素となる。
【0004】
【特許文献1】
特許第2772850号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示される耐震壁は、図1(a)に示すように建物架構Sに水平方向のせん断変形のみが生ずることを前提とし、そのせん断変形に対して上段梁で抵抗させようとするものである。しかし、実際には、図1(b)に示すように、建物架構Sにはせん断変形のみならず曲げ変形も生ずる。特許文献1に開示される耐震壁の構成では、このような曲げ変形を含んだ架構変形が生じた場合に、どの部材が耐力決定要素となるのか明確でない。また、柱の水平変位を許容するため、主筋の周囲に隙間を設けなければならず、構成が複雑になってしまう。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、架構にせん断変形および曲げ変形の両方が生じた場合に、壁板に圧縮力のみが作用するようにし、もって、そのような架構変形が生じた場合にも大きな耐力を確保しつつ、壁板が損傷するのを防止し得る耐震壁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、柱と梁からなる架構面内に壁板を設けてなる耐震壁であって、前記壁板は、その少なくとも3辺が前記架構と隙間を隔てるように設けられ、前記架構に一定以上の変形が生じた場合に、前記壁板の対角方向の2つのコーナー部が前記架構に拘束されて、前記壁板に当該対角方向の圧縮力が作用するように構成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、架構にせん断変位および曲げ変位の両方が生じた場合に、壁板の対角方向のコーナー部が架構に拘束されながら、壁体の少なくとも3辺と架構との間の隙間が変化することで、架構の変形に追従することができる。このため、壁体には、せん断力はほとんど作用せず、コーナー部が架構に拘束されることで対角方向の圧縮力のみが作用する。したがって、本発明によれば、架構にせん断変位および曲げ変位の両方が生じた場合に、大きな耐力を確保しつつ壁体の損傷を防止することができる。
【0009】
また、本発明において、前記壁板の4辺全てが前記架構と隙間を隔てるように設けられていることとしてもよい。
【0010】
また、本発明において、前記隙間に緩衝材が介装されていることとしてもよい。この場合、緩衝材として接着材またはグラウト材を用いることにより、壁体を接着剤またはグラウト材で保持することができる。また、緩衝材として粘性体または粘弾性体を用いることにより、粘性体または粘弾性体の変形による制振効果を得ることもできる。
【0011】
また、本発明の耐震壁において、前記壁板の上辺または下辺と梁とを接触させると共に、両者を水平方向に滑り変位可能に構成することとしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の第1の実施形態である耐震壁10を模式的に示す正面図である。同図に示すように、本実施形態の耐震壁10は、柱12および梁14からなる架構16の面内に設けられたプレキャストコンクリート製の壁板18を含んで構成されている。壁板18の各辺と梁14および柱12との間には隙間20,22が設けられており、この隙間には、グラウト材または接着剤である緩衝材24が介装されている。なお、1階に設置される耐震壁10の場合は、下側の梁14は床コンクリートまたは基礎梁となるが、このような床コンクリートや基礎梁も本発明における梁に含まれるものとする。
【0013】
図3は、耐震壁10の施工過程における壁板18と梁14との取り合い部を拡大して示す正面図であり、図4は図3のIV−IV断面図である。図3および図4に示すように、耐震壁10を施工する場合、壁板18には、梁14と対向する辺に沿って隙間20を両側から挟むように型枠部材26が取り付けられる。型枠部材26は水平脚部26aと鉛直脚部26bとからなるL型の断面形状を有しており、例えば鋼板や木材合板その他適宜な材料で構成されている。型枠部材26の鉛直脚部26bは壁板18に例えばボルト28により取り付けられており、一方、水平脚部26aは、梁14に接している。また、型枠部材26の鉛直脚部26bには、隙間20の内部と外部とを連通する複数の貫通孔26cが形成されている。
【0014】
壁板18と柱12との取り合い部についても、上記した梁14との取り合い部と同様に、両者間の隙間22を両側から挟むように型枠部材26が壁板18に取り付けられる。
【0015】
以上のように、壁板18と架構16との間の隙間20,22を型枠部材26により両側から塞いだ状態で、型枠部材26の一部の貫通孔26cから隙間20,22へ緩衝材24を注入する。その際、残りの貫通孔26cは隙間20,22からの空気抜き孔として機能することになる。
【0016】
図5(a)〜(d)は、耐震壁10の施工手順をより詳細に示す。先ず、図5(a)に示すように、下側の梁14の上に柱12を建て込んで、この柱12をサポート30で支持すると共に、梁14の上面に鉄板等からなるスペーサー32を取り付ける。このスペーサー32は、壁板18のレベルを調整するためのものである。
【0017】
次に、図5(b)に示すように、壁板18を例えばクレーンで吊り下ろすことによりスペーサー32の上に設置する。壁板18の設置後、図5(c)に示すように、壁板18の両面をサポート34で支持し、この状態で上側の梁14を建て込んだ後、壁板18の外周辺に沿って型枠部材26を取り付ける。ただし、型枠部材26を予め壁板18に取り付けておいてもよい。
【0018】
次に、図5(d)に示すように、壁板18と架構16との間の隙間20,22へ緩衝材24を注入する。緩衝材24の硬化後、必要に応じて、型枠部材26を取り外してもよい。また、上側の梁14の建込みが完了した後、柱12のサポート30を撤去する。
【0019】
以上説明した耐震壁10によれば、架構16にせん断変形が生じた場合、図6に示すように、壁板18と柱12との間の隙間22が拡がると共に、壁板18が梁14に対して水平変位することで架構の変形に追従する。すなわち、壁板18と架構16との間には、強度の小さい緩衝材24が介装されているため、架構16に変形が生じた場合に、この緩衝材24が破壊することで、壁板18にせん断力はほとんど作用しない。架構16の変形が一定以上になると、壁板18の対角方向の2つのコーナー部(図6中左上および右下のコーナー部)が架構16によって拘束されるようになり、壁板18に対角方向の圧縮力が作用する。コンクリート製の壁板18は圧縮力に対しては大きな強度を有するから、壁板18に圧縮力のみが作用することで、架構16の変形に対して大きな耐力を確保しつつ、壁板18の損傷を防止することが可能となる。
【0020】
また、図7(a)に示すように、架構にせん断変位と曲げ変位の両方が生じた場合には、壁板18と梁14との間の隙間20に充填された緩衝材24が破壊してこの隙間20も拡がり、同図(b)に示すように、壁板18は回転するように変形する。したがって、この場合にも、壁板18にせん断力はほとんど作用せず、壁板18の対角方向の2つのコーナー部が架構16により拘束されるまで架構16が変位すると、壁板18に対角方向の圧縮力が作用する。
【0021】
このように本実施形態の耐震壁10によれば、架構16にせん断変形および曲げ変形の両方が生じた場合にも、壁板18に作用するせん断力を小さく抑えてほぼ圧縮力のみを作用させることができ、これにより、大きな耐力を確保しつつ、壁板18の損傷を防止することができる。
【0022】
また、架構16の変形時に、緩衝材24のみが破壊し、壁板18は損傷しないため、耐震壁10の補修を、緩衝材24を充填し直すだけの簡単な作業で行うことができる。
さらに、壁板18と架構14との間に接着剤やグラウト材等の緩衝材24が充填されることで、優れた遮音性を実現することもできる。
【0023】
図8は、本発明の第2実施形態における壁板18と梁14との取り合い部を拡大して示す正面図であり、図9は図8のIX−IX断面図である。
図8および図9に示すように、本実施形態では、型枠部材26の水平脚部26aをボルト50で梁14に永久的に固定する一方、鉛直脚部26bは壁板18に固定しないで、型枠部材26と壁板18との滑りを許容するようにしている。そして、この型枠部材26の鉛直脚部26bと壁板18との接触面にシール部材を介装するなどしてシール性を確保している。隙間20には、緩衝材24として粘性体または粘弾性体を貫通孔22cから注入する。ここで、粘性体は高い粘度を有するゼリー状の材料である。また粘弾性体は、例えば、スチレン系ゴムやアスファルト系ゴム等の粘弾性を有する材料である。
壁板18と柱12との取り合い部についても同様に、型枠部材26を柱12にボルトで固定し、隙間22に粘性体または粘弾性体である緩衝材24を注入している。
【0024】
かかる構成によれば、図6や図7に示すように架構16に変形が生ずると、壁板18と梁14や柱12との隙間20,22に充填された緩衝材24が変形して隙間20,22が変化する。このため、上記第1実施形態の場合と同様に、壁体18は回転するように変位し、その対角方向のコーナー部が架構16に拘束されることで、壁体18に対角方向の圧縮力が作用する。したがって、本実施形態においても、壁板18に作用するせん断力を抑制して圧縮力のみを作用させることができ、これにより、大きな耐力を確保しつつ、壁板18の損傷を防止することができる。
【0025】
また、本実施形態では、架構16の変形に伴い、粘性体または粘弾性体である緩衝材24が変形することによりエネルギーが吸収される。したがって、本実施形態によれば、粘性体あるいは粘弾性体による制振効果を得ることもできる。
【0026】
なお、上記各実施形態では、壁板18の4辺の全てと架構16との間に隙間が設けられる構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば、図10に示すように、壁板18の下辺と下側の梁14とを鉄筋60で接続するなど、壁板18の何れか1辺を架構16に剛接した構成としてもよい。
【0027】
また、壁板18と上下何れかの梁14とが接触する構成とし、その接触面に例えばテフロン加工を施すこと等により壁板18と梁14とが水平方向に滑り変位可能な構成としてもよい。この場合も、架構16の変形時に壁板18と梁14との相対的な水平変位が許容されるから、壁板18に作用するせん断力を小さく抑えることができる。
【0028】
なお、壁板18と梁14との取り合い部における上記3つの支持方法、すなわち、(i)緩衝材の充填、(ii)剛接、および(iii)滑り可能に支持は、上側の梁14と下側の梁14とで次のように適宜組み合わせて用いることができる。
▲1▼上下両側とも緩衝材の充填(上記第1および第2実施形態の構成)
▲2▼一方を緩衝材の充填、他方を剛接(図10に示す構成)
▲3▼一方を緩衝材の充填、他方を滑り可能に支持
▲4▼上下両側とも滑り可能に支持
▲5▼一方を剛接、他方を滑り可能に支持
【0029】
また、上記各実施形態では、壁板18と架構16との間の隙間20,22に緩衝材24(接着剤、グラウト材、粘性体、または粘弾性体)を充填する構成としたが、隙間20,22に何も充填しない構成としてもよい。すなわち、例えば上記図8および図9に示す構成と同様に、型枠部材26を梁14に固定して壁板18と型枠部材26との間の水平方向の滑りを許容するように構成し、隙間20,22には緩衝材を充填せずに空間のまま残すのである。その場合、壁板18と下側の梁14の隙間は、例えば上記図4に示すようなスペーサー32によって確保するものとする。なお、隙間20,22の何も充填しない場所にはロックウール等の材料を入れて耐火性・遮音性を高めてもよい。
【0030】
また、上記各実施形態では、壁板18がプレキャストコンクリート製であるものとして説明したが、本発明はこれに限らず、壁板18が鋼板コンクリートや鋼板により構成されていてもよい。また、壁板18を単体のまま工事現場に搬入して施工する場合に限らず、複数枚に分割した壁板18を現場で接合して施工することとしてもよい。さらに、コンクリートブロックを積載してコンクリートブロック壁を構築し、このコンクリートブロック壁により壁板18を構成してもよい。要するに、架構の変形時に想定される圧縮力に壁板18が耐え得る構成であればよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、架構にせん断変形および曲げ変形の両方が生じた場合に、壁板に圧縮力のみが作用するようにでき、これにより、そのような架構変形が生じた場合にも大きな耐力を確保しつつ、壁板が損傷するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)および(b)は、建物架構の変形の2種類の態様を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である耐震壁を模式的に示す正面図である。
【図3】本実施形態の壁板と梁との取り合い部を拡大して示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図5(a)〜(d)は、耐震壁の施工手順を詳細に示す図である。
【図6】架構にせん断変位が生じた場合の耐震壁の変形の様子を示す図である。
【図7】架構にせん断変位と曲げ変位の両方が生じた場合の耐震壁の変形の様子を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における壁板と梁との取り合い部を拡大して示す正面図である。
【図9】図8のIX−IX断面図である。
【図10】壁板と梁とを鉄筋で剛接した構成を示す図である。
【符号の説明】
10 耐震壁
12 柱
14 梁
16 架構
18 壁体
20,22 隙間
24 緩衝材
26 型枠部材
28 ボルト
30 サポート
32 スペーサー
34 サポート
50 ボルト

Claims (6)

  1. 柱と梁からなる架構面内に壁板を設けてなる耐震壁であって、前記壁板は、その少なくとも3辺が前記架構と隙間を隔てるように設けられ、前記架構に一定以上の変形が生じた場合に、前記壁板の対角方向の2つのコーナー部が前記架構に拘束されて、前記壁板に当該対角方向の圧縮力が作用するように構成されていることを特徴とする耐震壁。
  2. 前記壁板の4辺全てが前記架構と隙間を隔てるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の耐震壁。
  3. 前記隙間に緩衝材が介装されていることを特徴とする請求項1または2記載の耐震壁。
  4. 前記緩衝材は、接着材またはグラウト材であることを特徴とする請求項3記載の耐震壁。
  5. 前記緩衝材は、粘性体または粘弾性体であることを特徴とする請求項3記載の耐震壁。
  6. 前記壁板の上辺または下辺と梁とを接触させると共に、両者を水平方向に滑り変位可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の耐震壁。
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