JP2004275639A - マイナスイオンを発生するヘアドライヤー - Google Patents

マイナスイオンを発生するヘアドライヤー Download PDF

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Teiki Shimura
貞基 志村
Toshiaki Kurashina
俊昭 倉科
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Abstract

【課題】安定して多くのマイナスイオンを放出できるようにするとともに、併せて感電を起こすおそれのないヘアドライヤーを提供する。
【解決手段】空気流発生の駆動源となる直流モータMに電力を供給する整流器D1と、前記空気流にマイナスイオンを放出するマイナスイオン発生器IONと、が交流電源に対して並列に接続される。前記空気流のうち前記マイナスイオン発生器より下流側にある導電性部品12が、前記直流モータに対して導電材料14、R2によって接続される。特に、前記導電性部品が、前記直流モータのマイナス側端子15に対して接続されることが望ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、髪に温風をあてて乾かすためのヘアドライヤーに関し、特に、マイナスイオン発生器を備えたヘアドライヤーに関する。
【0002】
【従来の技術】
髪を乾かすとともにマイナスイオンを発生して頭髪に好影響を与えるヘアドライヤーが知られている。かかるヘアドライヤーにおいて、高温又は高電圧の電気部品に使用者が誤って触れることのないよう、かかる電気部品から隔離絶縁された金網などの部品で吹出口を塞ぐことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記吹出口に設けられた部品は、マイナスイオンを含む空気流に晒されるため、使用中にマイナスの電荷をもつ場合がある。吹出口に設けられた部品にマイナスの電荷が溜まることにより、空気流に含まれるマイナスイオンが反発を受け、放出されるイオン量が減少する。そのため、ヘアドライヤーを連続使用するうちに、髪に到達するイオン量が変動してしまう。また、もし、このような電荷をもった部品に触れると、場合によっては軽度の感電を起こすおそれもある。
【0004】
本発明は、安定して多くのマイナスイオンを放出できるようにするとともに、併せて感電を起こすおそれのないヘアドライヤーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のヘアドライヤーは、空気流発生の駆動源となる直流モータに電力を供給する整流器と、前記空気流にマイナスイオンを放出するマイナスイオン発生器と、が交流電源に対して並列に接続され、前記空気流のうち前記マイナスイオン発生器より下流側にある導電性部品が、前記直流モータに対して導電材料によって接続されている。
【0006】
上記ヘアドライヤーにおいて、前記導電性部品が、前記直流モータのマイナス側端子に対して接続されていることが望ましい。
【0007】
上記ヘアドライヤーにおいて、前記整流器の入力側端子に対して直列に抵抗素子が接続されていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
<内部構造>
図1は、本発明の実施形態によるヘアドライヤーの内部構造を示す一部透視図である。図に示すように、ヘアドライヤー1は、直流モータMと、直流モータMの回転軸に固定されたファン11と、電熱線からなるヒータHRと、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生器IONと、吹出口をふさぐ網状の導電性部品であるグリル12と、を備えており、これらが樹脂製の円筒状筐体10内に配置されている。
【0010】
直流モータMはファン11を一定方向に回転させる。これによりファン11は吹出口に向かって空気流を発生させる。ヒータHRは通電時に熱を発生し、その熱により空気流を加熱する。
【0011】
イオン発生器IONからはイオン電極13が延びており、イオン電極13の先端からマイナスイオンが放出される。グリル12は導電材料によって直流モータMに接続されている。特にグリル12はリード線14及び抵抗器R2を介して、直流モータMのマイナス側端子15に接続されている。抵抗器R2等には、ショート防止のため絶縁性のスリーブを被せている。
【0012】
筐体10からは、家庭用交流電源に接続するための電気コード16が引き出されている。また、筐体10の側面には、ドライヤー内の素子全体への電力供給をON/OFFできるメインスイッチSW1、直流モータM及びヒータHRの出力を増減するためのセレクションスイッチSW2、イオン発生器IONをON/OFFするためのイオンスイッチSW3が設けられている。吹出口には、図示しないアタッチメントを取り付けて使用する。
【0013】
<回路の構成及び動作>
図2は、上記ヘアドライヤーの電気回路図である。図1と図2の共通する素子には共通の符号を用いている。AC100V等の交流電源が接続される両端子間に、バッファ用のフィルムコンデンサCが接続されたのち、一方の端子には電源ON/OFF用のメインスイッチSW1が、他方の端子には配線ショート時などにおける電源遮断用の温度ヒューズFUSEが接続されている。そして、イオン発生器ION、後述の直流モータ用整流器D1、およびヒータHRが、上記メインスイッチSW1及び温度ヒューズFUSEを介して交流電源に並列に接続されている。
【0014】
メインスイッチSW1は、交流電源側端子からイオン発生器ION及び直流モータ用整流器D1に接続される端子(以下「ION−D1端子」という)と、ヒータHRに接続される端子(以下「HR端子」という)とに分岐する3端子構成となっている。このメインスイッチSW1は、イオン発生器ION及び整流器D1に対して交流電源を接続/遮断できるとともに、これらイオン発生器ION及び整流器D1に対して交流電源を接続した状態でのみ、交流電源をヒータHRに対して接続/遮断できるようになっている。つまり、このメインスイッチSW1は、交流電源をイオン発生器ION、直流モータ用整流器D1、およびヒータHRに接続した状態(温風)/イオン発生器IONと直流モータ用整流器D1にのみ接続した状態(冷風)/全体を遮断した状態(OFF)の3段階にスイッチングするHOT/COOL/OFFスイッチとして機能する。
【0015】
メインスイッチSW1のION−D1端子に接続された配線は、更にイオン発生器ION側と、整流器D1側とに分岐される。このうちイオン発生器ION側に分岐した配線には、イオン発生器IONが接続されるとともにイオンスイッチSW3が設けられ、イオン発生器のみを電源から遮断できるようになっている。また、イオンスイッチSW3と直列に、かつイオン発生器IONと並列に、発光ダイオードLEDが接続されている。これにより、イオン発生器IONに通電されている時、すなわちメインスイッチSW1及びイオンスイッチSW3を導通状態にした時には、発光ダイオードLEDが発光し、イオン発生中であることを表示することができる。なお、発光ダイオードLEDに直列に、電圧降下及び整流のための抵抗素子R1及びダイオードD3が接続されている。
【0016】
メインスイッチSW1のION−D1端子からイオン発生器側への配線と分かれて直流モータ用整流器D1側に分岐した配線は、電圧降下用の抵抗素子MRを介して、整流器D1の入力端子(交流端子)の一方に接続される。整流器D1は、良好な整流を得るためにブリッジ回路となっており、その出力端子間に直流モータMが接続される。直流モータMの端子(整流器D1の出力端子)には、抵抗器R2を含む導電材料を介して、図1の吹出口に設けられたグリル12が接続される。特に、本実施形態のヘアドライヤーでは、直流モータのマイナス側端子に、グリル12が接続される。
【0017】
メインスイッチSW1のHR端子によってヒータHR側に分岐した配線は、そのままヒータHRの一方の端子に接続される。ヒータHRに直列にサーモスタットTHが接続されており、ヒータが一定温度を超えている期間中はヒータHRへの電力供給が遮断される。
【0018】
直流モータ用整流器D1の他方の入力端子(交流端子)と、ヒータHRの他方の端子とは共通にされ、その合流点より電源側に、セレクションスイッチSW2が接続されている。セレクションスイッチSW2には、ダイオードD2が並列に接続されている。従って、セレクションスイッチSW2が導通状態にあるときは直流モータ用整流器D1及びヒータHRに大きな電流が供給される。これに対し、セレクションスイッチSW2が遮断状態にあるときは、直流モータ用整流器D1及びヒータHRに対してはダイオードD2のみを介しての電力供給となるので、直流モータ用整流器D1及びヒータHRに供給される電流が小さくなる。従って、セレクションスイッチSW2の開閉により直流モータ用整流器D1及びヒータHRの出力を増減することができる。
【0019】
セレクションスイッチSW2の交流電源側端子と、イオン発生器IONの他方の端子(メインスイッチSW1と反対側)とは共通にされ、更に交流電源側の温度ヒューズFUSEに接続される。
【0020】
<本実施形態の利点及び変形例>
本実施形態によれば、グリル12を導電性部品(好ましくは金属)とし、このグリル12を直流モータMに接続したことにより、グリル12に蓄積する電荷をモータ側に逃がし、グリル12の電位を一定にすることができる。なお、グリル12をモータ以外の配線部分に接続することも考え得るが、他の配線部分には交流電圧がかかっているので好ましくない。グリル12をアースできれば良いが、手持ち型のヘアドライヤーではアース線を設けることが困難である。これに対し、直流モータMの端子は、交流電源から整流器D1(本実施形態では更に抵抗素子MR)を経ているため、電位の絶対値が低く安定している。例えば抵抗素子MRを100〜200Ωとした場合、直流モータの端子電圧をDC20〜35V程度とすることができる。かかるモータ端子の電位は、多量の電荷が蓄積したグリル12の電位に比べれば実質上無視できる。よって、グリル12を直流モータMの端子に接続することで、グリル12をアースしているのと実質上同等の効果を得ることも可能である。
【0021】
グリル12は、直流モータMの2つの端子(プラス側及びマイナス側)のうち何れに接続しても良いが、プラス側の端子に接続した場合はグリル12の電位が正側にシフトし、逆にマイナスイオンをグリル12に引き付けてしまうことも考えられる。よってどちらかと言えばマイナス側の端子に、グリル12を接続することが望ましい。
【0022】
グリル12と直流モータMの端子との間には、抵抗器R2を介在させることが望ましい。これにより、一方から他方への急激な電流漏れを回避しつつ、グリル12に溜まった電荷を逃がすことができる。この抵抗器R2は、0.1〜10MΩ(メガオーム)程度の高い抵抗値とすることが望ましい。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、安定して多くのマイナスイオンを放出できるようにするとともに、併せて感電を起こすおそれのないヘアドライヤーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるヘアドライヤーの内部構造を示す一部透視図である。
【図2】上記ヘアドライヤーの電気回路図である。
【符号の説明】
M…直流モータ、D1…直流モータ用整流器、ION…マイナスイオン発生器、12…グリル(導電性部品)、14…リード線(導電材料)、R2…抵抗器(導電材料)、15…マイナス側端子、MR…抵抗素子、11…ファン、HR…ヒータ

Claims (3)

  1. 空気流発生の駆動源となる直流モータに電力を供給する整流器と、
    前記空気流にマイナスイオンを放出するマイナスイオン発生器と、
    が交流電源に対して並列に接続され、
    前記空気流のうち前記マイナスイオン発生器より下流側にある導電性部品が、前記直流モータに対して導電材料によって接続されている、ヘアドライヤー。
  2. 請求項1において、前記導電性部品が、前記直流モータのマイナス側端子に対して接続されている、ヘアドライヤー。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記整流器の入力側端子に対して直列に抵抗素子が接続された、ヘアドライヤー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007111096A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-04 Matsushita Electric Works, Ltd. ヘアーアイロン
WO2013038820A1 (ja) * 2011-09-16 2013-03-21 シャープ株式会社 ヘアケア装置

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