JP2004273147A - 導光体、照明装置および液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明する必要のある領域だけに照明光を効率よく均一に照射可能な導光板および照明装置を提供する。
【解決手段】急斜面部(第2斜面)14bには、誘電体層30が形成されている。誘電体層30は、導光部11や突条14を構成する材料の屈折率よりも高い屈折率を持つ材料で形成されている。このような、高屈折率の誘電体層30を急斜面部(第2斜面)14bに形成することによって、急斜面部(第2斜面)14bに入射した光が、この急斜面部14bで反射されずに、図5中の矢印Dの如くそのまま突き抜けて出射してしまう、いわゆる漏れ光を殆ど無くすことを可能にする。高屈折率の誘電体層30は、急斜面部14bに入射した光を出射面12bに向けて確実に反射させる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一面に多数の突条を備えた導光体と、この導光体を備えた照明装置、液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示パネルを表面側から照明して視認性を向上させるフロントライトに代表される照明装置は、液晶表示パネルの面内をムラ無く均一に照明するために、導光体の一面に、例えば断面が略三角形の突条を多数配列した凹凸面を形成している。こうした導光体の凹凸面を構成する突条は、例えば一対の緩斜面と急斜面で構成されており、緩斜面は主に光の伝搬に寄与し、急斜面は主に光の反射に寄与する。こうした多数の突条からなる凹凸面の作用で、広い面を均等な明るさで照明することが可能になる。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−195915号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
フロントライトは照明能力に優れた効率的な照明手段として、様々な用途に利用が検討されつつあるが、液晶表示パネルの更なる視認性向上のために、一層の輝度向上を図ることが望まれている。しかしながら、輝度向上のために光源の光量を増加させると、導光体の凹凸面、特に突条の急斜面で反射せずにそのまま出射する、いわゆる漏れ光が顕著になり、視認性向上の妨げになっていた。
【0005】
一方、突条の急斜面での漏れ光を防止するために、この急斜面に金属薄膜などの全反射層を形成すると、導光材を介して液晶表示パネルを観察した際に、この金属薄膜などの全反射層が黒スジ状に目立ってしまい、逆に視認性が低下するといった問題も生じている。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、輝度を向上させても漏れ光の発生を防止することが可能な導光体および照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、基準面に対して傾斜した第1斜面、および基準面に対して前記第1斜面よりも急角度で傾斜した第2斜面とを有する断面視略三角形状の突条を略平板状の導光部の一面に複数配列した導光体であって、前記導光部の構成材よりも大きい屈折率を持つ誘電体層を前記第2斜面に形成したことを特徴とする導光体が提供される。
【0008】
このような導光体によれば、第2斜面で反射されずに出射してしまう漏れ光を誘電体層によって防止することで、漏れ光による液晶表示パネル等の視認性低下を防止することができ、液晶表示パネルを鮮明に観察することが可能になる。
【0009】
こうした誘電体層はまた、上面から導光体を介して液晶表示パネルを観察した際に、導光体に黒スジが観察されたり、導光体が黒ずんで見えてしまうことがない。導光体の透明性を良好に保つことができる。
【0010】
前記誘電体層は、屈折率が1.6〜2.5の範囲の材料で形成されるのが好ましい。また、前記基準面に対する前記第1斜面の傾斜角度を0.5°〜2.5°、前記基準面に対する前記第2斜面の傾斜角度を40°〜45°の範囲にそれぞれ設定することも好ましい。更に、前記突条の形成ピッチを50μm〜300μmの範囲に設定するのも好ましい。
【0011】
屈折率や傾斜角度、および形成ピッチを上述した範囲に設定することによって、導光体の輝度向上、および視認性の向上に大いに役立つ。このような導光体と光源とを備えることで、明るく視認性に優れた照明装置を提供することができる。さらに、こうした照明装置を液晶パネルと組み合わせることで、高輝度で視認性に優れた液晶表示装置を実現することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の照明装置の一実施の形態であるフロントライト(照明装置)を備えた液晶表示装置の全体斜視図であり、図2は、図1に示す液晶表示装置の側面断面図である。また、図3はバー導光体部分の分解斜視図である。液晶表示装置8は、液晶表示パネル9と、この液晶表示パネル9の上面(表示面)側に設けられて液晶表示パネル9を照明するフロントライト(照明装置)10とから構成される。
【0013】
液晶表示パネル9は、図2から明らかなように、液晶層41を挟持して対向する第1の基板42と第2の基板43をシール材44で接合一体化した透過型液晶表示パネルであり、第1の基板42の液晶層41側には、電極層や配向膜を含み、液晶層41を駆動制御するための表示回路45が形成されている。また、第2の基板43の液晶層41側には、電極層や配向膜を含み液晶層41を駆動制御するための表示回路46と、液晶表示パネル9に入射した光を反射させる反射層9aが順に積層形成されている。
【0014】
フロントライト(照明装置)10は、透明な樹脂材料からなる平板状の導光体12と、この導光体12の入射面12a(長方形状の導光体12の短辺側の一端部)に接するバー導光体13と、バー導光体13の長さ方向の両端部に設けられた発光素子(光源)15,15と、前記バー導光体13及び発光素子15,15並びに導光体12の入射面12a側の側端部を覆うように被着されたカバー部材18とを備えて構成されている。なお、発光素子15は1個または3個以上であってもよい。
【0015】
導光体12は、透明な平板状の導光部11と、この導光部11内に光を導入する入射面12aと、この入射面12aに直角に接続する基準面(上面)12dと、この基準面12dの一部に形成され、断面略三角型を成す多数の微細な突条14からなる凹凸面12cとを備えている。凹凸面12cは導光部11の内部を伝搬する光を伝搬および反射させる。突条14の一方の面には、後ほど詳述する誘電体層30が形成されている。
【0016】
こういった構成により、導光体12は入射面12aから内部に導入された光を、凹凸面12cで反射させてその伝搬方向を変え、凹凸面12cの反対側の出射面12bから出射させる構造とされている。出射面12bから出射した光(照明光)は液晶表示パネル9に入射した後、反射層9aで反射し、再び導光体12を透過して観察者に達する。これにより、観察者は透明な導光体12を介して、明るく照らされた液晶表示パネル9を鮮明に観察することが可能になる。
【0017】
導光体12は、例えば透明なアクリル樹脂などの樹脂材料を平板状に射出成形して形成されれば良い。導光体12を構成する材料としてはアクリル系樹脂のほか、脂環式重合体(例えば、アートン、ゼオノア(いずれも商品名))、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ樹脂などの透明な樹脂材料や、ガラスなどを用いることができる。
【0018】
バー導光体13は、図3に示すように、例えばアクリル系樹脂やポリカーボート系樹脂などからなる略四角柱状の透明の部材であり、その一側面13aと導光体12の入射面12aとが対向するように、導光体12側端面に沿って配設されている。また、バー導光体13の長さ方向両端部に1個または複数個の発光素子15,15が配設されている。このバー導光体13の側面のうち、導光体12と反対側の側面は、図2に示すように、複数のくさび状の溝16が形成された反射面13bとされており、これらの溝16の方向は発光素子15が設けられた端面と平行とされている。
【0019】
そして、バー導光体13は、発光素子15,15から出射されて内部に導入された光を、この溝16を構成する面で反射させることで、導光体12側へ光の伝搬方向を変え、導光体12の入射面12aに光を照射するようになっている。バー導光体13から導光体12内へ導入された光は、導光部11の内部を伝搬し、凹凸面12cに形成された突条14を構成する面で反射されて、その伝搬方向を変えられ、導光体12の出射面12bから出射されるようになっている。
【0020】
発光素子15は、その発光面をバー導光体13の側端面に向けて配設されている。ここで、本実施形態のフロントライトに備えられている発光素子15について、図4を参照して説明する。図3に示す発光素子15は、基板35と、基板35の中央部に配列形成されたLED(発光ダイオード)15R,15G,15Bと、これらのLEDを覆って形成された樹脂製の集光レンズ37と、集光レンズ37の両側方の基板35上に形成された電源端子36,36とを備えて構成されており、図示前面側(LEDが配設された側)に向けて発光するようになっている。また、図示されていないが、LED15R,15G,15Bそれぞれの発光強度を制御するための信号端子も基板35上に設けられている。あるいは、1つの青色LEDの発光部に黄色の蛍光体を塗布して白色光を得るものもある。
【0021】
LED15R,15G,15Bはそれぞれ赤、緑、青の発光色を有するダイオードとされており、これらのLEDの発光強度比を制御することで、集光レンズ37内で加法混色するとともに、レンズ37により集光された光をバー導光体13の端面に照射できるようになっている。このような構成の発光素子15を備えることで、本実施形態のフロントライトはその照明光を種々の色調で制御することが可能とされている。
【0022】
図4に示す発光素子15では、図示下側からそれぞれ赤、緑、青の発光色の発光体を縦方向一列に配置しているが、この配列方向及び配列順序に特に限定はなく、各LEDを三方に配置しても良い。また、上記三色のLEDに加えて白色のLEDを更に設け、輝度を高めた構成としても良い。また、集光レンズ37も、図4に示す形状に限定されるものではなく、略半球状のもの等に適宜変更することが可能である。
【0023】
さらに、本実施形態ではRGBのLED15R,15G,15Bの発光強度を自在に変更できる構成としたが、これらの発光強度は必ずしも可変にする必要はなく、発光強度比を固定して特定の発光色とすることもできる。また、発光色を固定、あるいは特定範囲で可変とする構成では、2つのLEDを組み合わせて発光色を生成する構成や、1つのLEDと集光レンズ37の色とを組み合わせて発光色を生成する構成なども適用することが可能である。
【0024】
導光体12の凹凸面12cに形成された突条14の詳細な構成について図5を参照して説明する。図5に示すように、突条14は、凹凸面12cの基準面12dに対して傾斜して形成された2つの斜面部により構成されており、その傾斜角度が比較的緩やかな斜面部が緩斜面部(第1斜面)14aと、緩斜面部14aよりも急な傾斜角度を有して形成された急斜面部(第2斜面)14bとされている。緩斜面部(第1斜面)14aと急斜面部(第2斜面)14bとは交互に形成されている。図5に示す緩斜面部(第1斜面)14aの基準面12dに対する傾斜角度θ1は、例えば0.5°以上2.5°以下に設定され、好ましくは1.0°以上2.0°以下に設定されている。急斜面部(第2斜面)14bの基準面12dに対する傾斜角度θ2は、例えば40°以上45°以下に設定され、好ましくは42°以上44°以下に設定されている。突条14をこれらの範囲で形成することで、出射面12bの面方向で出射光量の均一なフロントライトとすることができる。
【0025】
上記緩斜面部(第1斜面)14aの傾斜角度θ1が0.5°未満の場合には、照明装置として十分な輝度が得られず、2.5°を越える場合には、導光体の出射面からの出射光量の均一性が低下するので好ましくない。また、前記急斜面部(第2斜面)14bの傾斜角度θ2が、40°未満の場合、及び45°を越える場合には、照明装置の輝度が低下するため好ましくない。
【0026】
一方、凹凸面12cを構成する突条14の形成ピッチPは、例えば50μm以上300μm以下に設定され、好ましくは100μm以上250μm以下に設定されている。被照明物に規則性のあるパターンが存在する場合には、突条14のピッチPを適宜変更することで、被照明物に干渉縞が生じるのを抑えることができる。
【0027】
図5に示す急斜面部(第2斜面)14bには、誘電体層30が形成されている。誘電体層30は、導光部11や突条14を構成する材料の屈折率よりも高い屈折率を持つ材料で形成されている。このような、高屈折率の誘電体層30を急斜面部(第2斜面)14bに形成することによって、急斜面部(第2斜面)14bに入射した光が、この急斜面部14bで反射されずに、図5中の矢印Dの如くそのまま突き抜けて出射してしまう、いわゆる漏れ光を殆ど無くすことを可能にする。高屈折率の誘電体層30は、急斜面部14bに入射した光を出射面12bに向けて確実に反射させる。
【0028】
このような、急斜面部(第2斜面)14bで反射されずに出射してしまう漏れ光を誘電体層30の形成によって防止することで、漏れ光による液晶表示パネル9の視認性低下を防止することができ、観察者は液晶表示パネル9を鮮明に観察することが可能になる。
【0029】
こうした高屈折率の誘電体層30はまた、上面から導光体12を介して液晶表示パネル9を観察した際に、急斜面部(第2斜面)14bに全反射の金属薄膜などを積層した場合と異なり、導光体12に黒スジが観察されたり、導光体12が黒ずんで見えてしまうことがない。即ち、急斜面部(第2斜面)14bに高屈折率の誘電体層30を形成することによって、この急斜面部14bに入射した光を出射面12bに向けて確実に反射させるとともに、導光体12を凹凸面12c側から観察した際に、良好な透明性を保つ役割を果たす。
【0030】
以上のように、急斜面部(第2斜面)14bに、導光部11や突条14を構成する材料の屈折率よりも高屈折率の誘電体層30を形成することによって、液晶表示パネル9の輝度を高めて、視認性を大いに向上させることが可能になる。
【0031】
このような誘電体層30は、導光部11や突条14を構成する材料の屈折率よりも高い屈折率を持つ誘電体材料であれば、どのようなものでも適用可能であるが、例えば、屈折率は1.6〜2.5の範囲に設定される。導光部11や突条14を構成する材料の屈折率は、アートン(商品名)で約1.52、アクリル(商品名)で約1.49、ポリカーボネートで約1.6程度であり、これよりも屈折率が大きいことが好ましい。こうした高屈折率の誘電体として好ましい材料例と、その成膜温度、及び得られる屈折率を表1に示す。
【0032】
【表1】
Figure 2004273147
【0033】
なお、こうした誘電体層30を急斜面部(第2斜面)14bに形成する方法としては、例えば、例えば、特開平6−136513号公報等に示されるパターン蒸着法が好ましく挙げられる。
【0034】
本実施形態のフロントライト10においては、バー導光体13の構造を適切なものとすることにより、出射光量の均一化を実現している。このバー導光体13の構成について図6を参照して以下に詳細に説明する。図6は、図3に示すバー導光体13の一部を拡大して示す部分平面図であり、バー導光体の反射面13bには、反射膜19が設けられている。この反射膜19は、AlやAg等からなる金属薄膜であり、バー導光体13内部を伝搬する光が、反射面13bから外部へ漏洩するのを防ぎ、導光体12へ入射する光量を増加させるために設けられている。
【0035】
本実施形態に係るバー導光体13の反射面13bには、複数のくさび状の溝16が形成されており、これらの溝16は、バー導光体13の出射面13aに対して傾斜して形成された2つの斜面部16a、16bから構成され、これらの斜面部16a、16bどうしが成す角度αは、例えば105度以上115度以下とされている。角度αが105度未満の場合には、望ましい方向への出射光が得られず、結果として輝度が低下する。また角度αが115度を超える場合には、出射光量分布の均一性が保てない。前記角度αは、108度以上112度以下とすることがより好ましい。このような範囲とするならば、導光体12方向へ出射される光量をより増加させることができ、フロントライト10の輝度をさらに高めることができる。
【0036】
バー導光体、および、導光体の一部は、反射膜で覆われている構成であっても良い。第2の実施形態においては、照明装置40を構成する発光素子41およびバー導光体42は、カバー部材43に覆われている。こうしたカバー部材43は、バー導光体42に接する内面側が反射面にされており、例えば、金属鏡面であればよい。カバー部材43は、バー導光体42からそのまま導光体44の入射面側の端部を覆うように延長されている。このうち、カバー部材43の上面部43aは、カバー部材43の下面部43bよりも図中長さL分だけ長く導光体44の突条45に向けて延びている。こうした長さLは、例えば0.5mm以上に設定される。突条45は、前述した実施形態と同様に、緩斜面部(第1斜面)45aと急斜面部(第2斜面)45bとからなり、急斜面部(第2斜面)45bには、高屈折率の誘電体層46が形成されている。
【0037】
このようなカバー部材43を照明装置40に備え、かつカバー部材43の上面部43aをカバー部材43の下面部43bよりも長さL分だけ長くすることによって、照明装置40は、大幅な輝度の向上を実現している。前記長さLは、0.7mm以上とすることが好ましく、0.8mm以上とすることがより好ましい。このような範囲とすることで、さらなる輝度の向上を実現することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の導光体および照明装置によれば、第2斜面で反射されずに出射してしまう漏れ光を誘電体層によって防止することで、漏れ光による液晶表示パネル等の視認性低下を防止することができ、液晶表示パネルを鮮明に観察することが可能になる。
【0039】
こうした誘電体層はまた、上面から導光体を介して液晶表示パネルを観察した際に、導光体に黒スジが観察されたり、導光体が黒ずんで見えてしまうことがない。導光体の透明性を良好に保つことができる。
【0040】
前記誘電体層は、屈折率が1.6〜2.5の範囲の材料で形成されるのが好ましい。また、前記基準面に対する前記第1斜面の傾斜角度を0.5°〜2.5°、前記基準面に対する前記第2斜面の傾斜角度を40°〜45°の範囲にそれぞれ設定することも好ましい。更に、前記突条の形成ピッチを50μm〜300μmの範囲に設定するのも好ましい。屈折率や傾斜角度、および形成ピッチを上述した範囲に設定することによって、導光体の輝度向上、および視認性の向上に大いに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の照明装置の一実施の形態であるフロントライト(照明装置)を備えた液晶表示装置の全体斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す液晶表示装置の側面断面図である。
【図3】図3は、図3はバー導光体部分の分解斜視図である。
【図4】図4は、光源である発光素子の構成をしめす斜視図である。
【図5】図5は、凹凸面と誘電体層の作用を説明する部分平面図である。
【図6】図6は、バー導光体の一部を拡大して示す部分平面図である。
【図7】図7は、本発明の第2実施形態を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
8 液晶表示装置
9 液晶表示パネル
10 フロントライト(照明装置)
11 導光部
12 導光体
12a 入射面
12b 出射面
12c 凹凸面
12d 基準面
14 突条
14a 緩斜面部(第1斜面)
14b 急斜面部(第2斜面)
15 発光素子(光源)
30 誘電体層

Claims (6)

  1. 基準面に対して傾斜した第1斜面、および基準面に対して前記第1斜面よりも急角度で傾斜した第2斜面とを有する断面視略三角形状の突条を略平板状の導光部の一面に複数配列した導光体であって、
    前記導光部の構成材よりも大きい屈折率を持つ誘電体層を前記第2斜面に形成したことを特徴とする導光体。
  2. 前記誘電体層は、屈折率が1.6〜2.5の範囲の材料で形成されたことを特徴とする請求項1に記載の導光体。
  3. 前記基準面に対する前記第1斜面の傾斜角度を0.5°〜2.5°、前記基準面に対する前記第2斜面の傾斜角度を40°〜45°の範囲にそれぞれ設定したことを特徴とする請求項1または2に記載の導光体。
  4. 前記突条の形成ピッチを50μm〜300μmの範囲に設定したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の導光体。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の導光体と光源とを備えたことを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5に記載の照明装置と液晶表示パネルとを備えたことを特徴とする液晶表示装置。
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