JP2004271108A - コレクタモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】捩れ耐性が高い自立装置が設けられ、コレクタ装置に繋がる処でコレクタ管に、熱膨張、輸送、取付又は組立から結果として生ずる外力が掛からないようにして改良されたコレクタモジュールを提供する
【解決手段】二つの室及びコレクタ装置の長手方向に垂直に少なくとも一つのニップルが配置されたコレクタ装置、特にコレクタマニホールドと、アブソーバー管、即ち前記コレクタ装置の少なくとも一つのニップルに嵌合するアブソーバー管と、該アブソーバー管の周りに配置された管状ジャケットとが備わる少なくとも一つのコレクタ管と、前記ニップルに配置され、その一端で前記アブソーバー管に、他の一端でコレクタ装置に固定された少なくとも一つの同軸管と、少なくとも一つの前記コレクタ管の各々のための各コネクタであって、少なくとも一つの前記コレクタ管の管状ジャケットが受容され、接着されるカップ状受容部と、前記コレクタ装置を取り囲むU字状連結部とを有してコレクタ装置を取り囲む各コネクタと、前記各コネクタのU字状連結部に配置されたシール装置とを含むコレクタモジュール。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、二つの室及びコレクタ装置に垂直に少なくとも一つのニップルが設けられたコレクタ装置、特にコレクタマニホールドと、ニップルに嵌合するアブソーバー管と管状ジャケットを有する少なくとも一つのコレクタ管と、ニップルに設けられ、一端でアブソーバー管に、他端でコレクタ装置に固定された同軸管と、コレクタ装置を囲繞し、管状ジャケットの開口端を受容するコネクタとが備わるコレクタモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のコレクタモジュールはドイツ国実用新案公報G20101139から知られている。アブソーバー管を備えたコレクタ管はニップルに挿入されている。また、コネクタは、それにコレクタ管を挿入出来るように構成される。このようにして、構成部品全てがプラグ連結で相互に連結されている。このため、一部が熱膨張のため、有る程度動いてしまうことが有る。種々の具体例、就中、コレクタへの力ロック又は形状ロック受容に関わる具体例が述べられている。
コレクタ管は、ハウジングを意味するコネクタ中に固定されるけれども、コレクタ管の回動又は捩れは完全に防ぐことはできない。このハウジングは、コレクタ管を受容し、そしてそれと一緒になって剛性のフレームを形成する。このような構造は本質的な欠点を内在している。避けることのできない、Oリング経由のニップルの押圧力及び熱伝達媒体の水圧とが好ましくないことにコレクタ管に作用する。又、ハウジングがコレクタ管上のニップルを垂直の押圧するから、コレクタの熱膨張に基づいて剛性ハウジングに対して外力が作用する。これらの形式の力は運搬や取り付けの際にも生じうる。更にコレクタ管内に挿入されたニップルは存在する自由度に基づいて傾いたりすることがある。これらの力は、常にニップルとコレクタ管の間の敏感の接続に作用するので、コレクタ管の破壊の危険を増大させる。もしそれに対応するために自由度を用意すると、モジュールのための自己支持によるフレームレス構造の強度もしくは剛性はもはや保証されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記種のコレクタモジュールであって、捩れ剛性が高い自立装置が設けられ、コレクタ装置に繋がる処でコレクタ管に、熱膨張、輸送、取付又は組立から結果として生ずる外力が掛からないようにした改良コレクタモジュールを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的及び他の目的は以下、より明瞭になるであろうが、二つの室及びコレクタ装置に垂直に少なくとも一つのニップルが配置されコレクタ装置、特にコレクタマニホールドと、上記ニップルに嵌合するアブソーバー管と管状ジャケットとが備わる少なくとも一つのコレクタ管と、上記ニップルに配置され、その一端で上記アブソーバー管に、他の一端でコレクタ装置に固定された少なくとも一つの同軸管と、上記コレクタ装置を囲繞し、上記アブソーバー管の開口端を受容するコネクタを含むコレクタモジュールにおいて達成される。
本発明によれば、各コレクタ管に対して、上記管状ジャケットが受容、接着されるカップ状受容部と、前記コレクタ装置を包囲するU字状連結部とを有する各コネクタが設けられる。更に、シール装置が上記各コネクタに配置される。
各コレクタ管に各コネクタが設けられるので、例えばコレクタ装置の熱膨張により外力が生じても、コレクタ管に伝達されることはない。どんな場合でも、コレクタ装置の長さが変わると、コレクタ管同士の間隔が変わるか、あるいはコネクタ自身がコレクタ装置に沿ってその位置を変える。
コレクタ装置、特にコレクタマニホールドがコネクタとシール装置との間で締結又は滑動自在に保持されるようにシール装置がコネクタ上に構成、配置されるから、どのような場合にもコレクタ装置には捩れに強い接続が形成される。そのような締結した又は滑動自在の取り付けは、コレクタ装置の外径に関する連結具とシール装置の内部寸法手段によって調整される。
シール装置は、他の実施例においては、個々の管を交換できるように開閉自在に作られる。
【0005】
コレクタ管をカップ状受容部に接着することにより、コレクタ管が水圧でニップルから押し離されることはない。また、コレクタ管がニップルの中心軸の周りに回ることもなくなる。更に、ニップル上にOリングを一つ又は二つ設けて行うアブソーバー管のシールに外力が掛からないので、その操作安全性と耐用寿命が増大する。ニップル軸に平行に掛からないどんな力も、例えば積雪負荷や不適切な取り付けによるもの等も含んで、外力と考えられる。
コレクタ管をそのコネクタのカップ状受容部に、コレクタ管とそれを囲む壁との間の全環状間隙がその全周に亘って充満されるように接着すると良い。硬化時に低収縮性の接着剤を用い、破れや弛みが生じないようにすると良い。この目的のために、シリコーンをベースとする一又は二成分接着剤が考えられる。
コレクタ管を接着剤でカップ状受容部に接着するにも拘らず、この接着剤がニップルでのOリングと相俟って可撓性が十分な接続を得させ、組立及び動作中の破壊の危険を低下させる。
カップ状受容部にコレクタ管を接着して接続することの他の利点は、アブソーバー管内で内管(同軸管)が破裂するといつでも管状ジャケットによって形成される中空空間内に伝熱液が流れる込むことである。これはニップルが破壊した場合にも云える。従って、伝熱媒体が系の外部に流れ出ることはない。
更に、接着剤によれば、要求される保持力がコレクタ管の周囲に亘って均一に分散される。製造公差的な小さな湾曲に係る不均一さが補償される。
連結部が伝熱媒体に接触することはなく、従って化学反応性物質に曝されない。これにより、耐熱性はあるが伝熱液に接すると敏感に反応するガラス繊維強化ポリマー等の概して経済的なプラスティック材料を用いることが出来る。
本発明の好適な実施例によれば、シール装置はコレクタ装置、特にコレクタマニホールドの長手方向に移動自在なスライダである。U字状連結具が、スライダの対応するロック具と協働する夫々のロック具が自由端にあるアーム二つを有するようにすると良い。
これ等のロック具複数が例えばタング及び溝であって、これ等がコレクタ装置の長手方向に延びるようにすると良い。
【0006】
もう一つの実施例によれば、シール装置はU字状連結部に枢動自在に取り付けられた枢動部である。コレクタの長手方向に延びる旋回軸の周りをこの枢動部が枢動するようにし、連結部と共にコレクタ管の交換が可能になるようにすると良い。枢動部又はヒンジ部を設けると、シール装置がU字状連結部にとどまり、交換中に無くならないと云う利点が有る。この枢動部がU字状連結部のアームにヒンジを介して枢動自在に連結されるようにすると良い。それはU字状連結部の反対側のアームに適宜にロックされる。また、この枢動部を、コレクタ装置、特にコレクタマニホールドが締結して又は滑動自在でロック状態に保持されるように形成することが出来る。
コレクタ装置の長手方向に延びるU字状連結部の幅が、カップ状受容部の外径より小さくなるようにすると良い。だが、捩れ耐性が無くなる程度まで小さくしてはならない。U字状連結部の幅Bは好ましくは、カップ状受容部の径をDとして、D/3〜Dの範囲である。
従ってコレクタ装置の長手方向に要する空間は、カップ状受容部により決定される。これには、コレクタ装置上の連結部間に自由空間が残り、二つのコレクタ装置を簡単に、且つコレクタ装置上のコレクタ管にかなりの大きさを要することなく相互連結出来ると云う利点が有る。二つのコレクタモジュールを連結しても、一つのモジュールより管間隔は実質的に大きくならない。コレクタ領域では管間隔が等しいので、数個のコレクタモジュールの全体の配置がコンパクトであり、従って総面積当たりの熱収量は大きくなる。
各カップ状受容部には、その外側でコレクタ装置の長手方向に互いに向かい合う側壁と、これ等の側壁外側に配置され、隣接するカップ状受容部に配置された対応ロック部材又はロック具と協働する夫々のロック部材又はロック具とが備わるようにすると良い。この実施例では、隣接するコレクタ管が互いに引き合って、カップ状受容部の隣接側壁が互いに凭れ合うようになる。両側がロックされるので、捩れ耐性は相当に増大する。この実施例では、コレクタ装置、特にコレクタマニホールドが滑動自在に保持されるようにシール部と連結部を形成すると良い。
同時に、これ等のロック部材又はロック具は容易に解放、即ちアンロックされる。これは特に、ロック部材又はロック具を、コレクタ管の長手方向に延びるタング又は溝とするときに云える。コレクタ管の交換のためには、シール装置を開け、コネクタをもつコレクタ管を長手方向に押すことにより、カップ状受容部のロック具が隣接するカップ状連結部のロック具から滑り出るようにする。同様に、新たなコレクタ管を適宜のコネクタで装置内に容易に挿入することが出来る。
【0007】
カップ状受容部とU字状連結部との間のわたり(中間)部に、屋根(への)取り付け具を設けると良い。この屋根取り付け具に、前記コネクタの縦軸と垂直に延びる貫通孔が設けられた少なくとも一つの環状部が有るようにすると良い。この貫通孔を通してボルト等を挿入して取り付け、適宜の保持部材又は装置を介して屋根に連結することが出来る。
捩れ耐性を更に増大するため、各コレクタ管にフートキャップが接着される。これ等のフートキャップにも、カップ状受容部上のものと同様なロック部材又はロック具を隣接フートキャップ上のロック部材又はロック具と協働するようにして設ける。これ等のロック部材又はロック具も、コレクタマニホールドの長手方向に配置するタング及び溝である。そうすると、カップ状受容部及びフートキャップのロック部材又はロック具をコレクタ管の交換中に単一動作で取り外すことが出来る。
これ等のフートキャップには、保持具を有するベースが備わり、この保持具によってフートキャップは屋根に設けられた適宜の取り付け装置をグリップする。これ等の保持具を、屋根と取り付けた適宜のバー又はガーダーに固定するようにすると良い。このようにして、長さ膨張をベースの変位で補償すると良い。
【0008】
【実施態様】
図1に複数のコレクタ管2が備わるコレクタモジュール1を示す。コレクタ管2に対して、それ等のヘッド端ではコネクタ40が個々に相互連結され、それ等のフート端ではフートキャップ80が個々に相互連結されている。
図2はコレクタモジュール1の、そのヘッド部における一部拡大図であって、以下詳細に記載するコネクタ40をより明瞭に示している。コネクタ40には、コレクタ管2が接着されているカップ状受容部41が有る。ここではコレクタマニホールド20として示すコレクタ装置の方向に、U字状連結部45がコレクタ管2に連結している。U字状連結部45はコレクタマニホールド20を取り囲み、適宜のシール具60と協働する。図2に示すように、U字状連結部45の幅Bはその径Dより明らかに小さく、隣接する連結部との間に自由空間が残るようにしてある。従って、コレクタマニホールド20に沿う管間隔を著しく大きくせずに、コレクタマニホールド連結をそこに設けることが出来る。
コネクタ40、コレクタマニホールド20及びフートキャップ80が位置付けられたコレクタ管2の断面図を図3に示す。コレクタ管2には、溶着により連結壁5を介して内部アブソーバー管4に連結された管状ジャケット3が備わる。コレクタ管2のこの構造は周知である。アブソーバー管4の内部には開口部6において容易にアクセスでき、同軸管7とニップル24を内部に挿入することが出来る。
【0009】
コレクタマニホールド20には外側管状壁21と同軸内側管状壁22があって、伝熱媒体の流入と流出路のための二つの室C1及びC2が形成されている。また、このコレクタマニホールド20には数個のニップル24が設けられている。これ等ニップル24の一つが図3に示されており、アブソーバー管4に延びて、そこでニップル24の外側に設けられた0リング25によりシールされている。更に、同軸管7は一端で内管22の開口部に堅く着座し、他端でアブソーバー管4に設けられたスプリング8により支持され、ニップル24の内部に挿入されている。このようにして、同軸管7は固定保持されている。伝熱媒体は同軸管7を通して矢印26の方向に流れ、スプリング8の近傍で向きを変え、再び同軸管7を通ってその外方端に向かって矢印27の方向に流れ、コレクタマニホールド20に流入する。
【0010】
コネクタ40には、管状ジャケット3が接着層9を介して接着されたカップ状受容部3が有る。この実施例では、接着層9はカップ状受容部41の全内面に沿って延びてはいない。これは、管状ジャケット3には外周ビード10が有り、この部分での接着層だけでコレクタ管2を確実に固定取り付け出来るからである。カップ状受容部41の底壁42には、ニップル24を受容するための開口43が設けられている。カップ状受容部41の、その開口部と反対側の端部に、U字状連結部45が設けられている。このU字状連結部45には、コレクタマニホールド20に係合又はこれを取り囲む、一対のあご状のアーム二つ46a、46bが有る。両アーム46a、46bの対応する自由端には、ロック具47a、47bが夫々設けられている。図示の実施例では、これ等のロック具はタングであって、シール具60の夫々のレッグ61a、61b上の対応するロック具62a、62bと協働する。これ等後記のロック具62a、62bは溝である。これ等のタングと溝は、コレクタマニホールドの長手方向Lsに延びている。シール具60の露出外壁には、ハンドル63が設けられている。シール具60はスライダ状に形成されており、ハンドルでコレクタマニホールドの長手方向Lsに押されると、コレクタ管2をコネクタ40と共に、ニップル24とコレクタマニホールド20から外せるように解放、即ちアンロックする。
【0011】
フートキャップ80は、コレクタ管2の対向端に設けられており、原則的には類似のカップ状受容部から成る。コレクタ管2及び/又はコレクタ管2の管状ジャケット3は、接着層81でこのフートキャップ80に接着されている。フートキャップ80には、その下端にベース82が有る。ベース82には、コレクタモジュールを屋根に取り付けるのに用いられる保持具88が設けられている。フートキャップ壁の下側湾曲部には出口開口87が設けられ、コレクタ管2とフートキャップ80との間に集まる雨水を妨げずに、逃がせるようにしてある。これは、コレクタモジュールを傾斜屋根に傾けた向きで取り付ける場合に特に有利である。
図4は、コネクタ40の斜視図である。カップ状受容部41には、コレクタモジュール20の長手方向に並べて、対向側壁48及び49に溝50及びタング50a,50bからなるロック具が有る。両側壁48及び49は平行面である。
図2に示すように、隣接するカップ状受容部4の隣接する側壁48、49は直接、互いに支え合って、隣接する側壁の一方のタング50a,50bが他方の側壁の溝50に係合するようにしてある。このようにして、コネクタ40は互いにロックされ、安定した配設を形成する。
【0012】
カップ状受容部41とU字状連結部45との間の中間(わたり)部に、貫通孔71を有するリング具状の屋根取り付け具が設けられている。貫通孔71はコネクタ40の縦軸Lcに対して垂直方向に延び、ボルト等の取り付け具をそれに挿入して、屋根への取り付けを容易に出来るようにしてある。屋根取り付け具70をもう一つ反対側に設けても良いが、通常、各コネクタ40に対して屋根取り付け具を一つ設ければ十分である。図示の実施例ではタングであるロック具47a、47bがU字状連結部45の両アーム46a、46bに設けられている。同様に関連する湾曲したシール具60には二つのレッグ61a、61bが有って、これ等レッグ夫々の外側に、U字状連結部45の対応するロック具が係合する夫々のロック具として二つの溝62a、62bが設けられている。従って、コレクタマニホールド20の長手方向に滑動自在なスライダとして形成され、コネクタ40をコレクタマニホールド20から外せるようにしてある。この目的のため、ハンドル63を外側に設けると良い。
【0013】
図5はコネクタ40の断面図である。
図6は、コレクタモジュール1の下側を破断図で示している。二つのコネクタ40の屋根取り付け具70の貫通孔71を通してボルト72が夫々挿入され、L字状セクション73にネジ込まれている。このL字状セクション73は、コレクタマニホールド20の長手方向と平行に延びるバー74に係合し、それに対しネジで堅く取り付けられている。隣接するコレクタモジュールをこのL字状セクション73で取り付けておけば、コレクタマニホールド20が熱膨張しても、隣接コレクタモジュールは互いに変位し、即ち滑動するようになる。
図7は、図6に示す装置の上部平面図である。
コレクタ管2が屋根取り付け装置71と共に、図8に示されている。ボルト72が貫通孔71に固定され、L字状セクション73にネジ込まれている。このセクション73はバー74に係合している。短レッグ側がバー74の外側に係合し、係止部を形成する。フート端にはU字状湾曲バー75が設けられ、それにフートキャップ80が夫々のプレート状の保持具88で取り付けられる。バー75は別のバー74に取り付けられる。この種の屋根取り付け装置では、コレクタ管2はバー間で張力下に保持される。
【0014】
図9は、フートキャップ80の下側の斜視図である。フートキャップには互いに対向する二つの平行外壁83、84が有り、それ等に夫々のタング及び溝からなるロック具85、86が設けられている。従って、カップ状受容部41の場合の構成と同様の構成となり、隣接するフートキャップ80との連結が可能になる。ベース部82をその下側に設け、それのプレート状の保持具88を用いてU字状バー75に連結することが出来る。図3及び図10に関して既述の出口開口87がその裏側下部に設けられる。
図11に互いに挿入された二つのコレクタ管20のコレクタ連結部30を示す。連結部30は二つのOリング31でシールされる。
図12に図4で示した実施例とは異なる、コネクタ40の別の実施例を示す。シール具60はヒンジ64により下部アーム46bの自由端に枢軸旋回自在に連結されている。ロック具47aは上部アーム46aに設けられ、シール具60が畳み込まれると、対応するロック具61aと係合してロックし、図12bに示す閉位置を取るようにしてある。
以上コレクタモジュールに具現されるものとして本発明を例示、記載したが、本発明の精神を如何ようにも逸脱することなく種々の修正や変更をなし得ることから、本発明は示された詳細に限定されるものではない。
即ち、以上の記載は、他者が現在の知識を適用することにより、従来技術の観点から本発明の一般的又は特定の側面の本質的特徴と云うべき特徴を省略することなく、本発明の要旨を種々の応用に適用出来る程度まで、それを十分に明示するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コレクタ管、コネクタ及びフートキャップが備わるコレクタモジュールの斜視図である。
【図2】コネクタ近傍におけるコレクタモジュールの詳細な破断図である。
【図3】コネクタとフートキャップが備わるコレクタ管の縦断面図である。
【図4】シール装置が備わるコネクタの斜視図である。
【図5】図4に示すコネクタの断面図である。
【図6】コレクタモジュールを屋根に取り付けるための手段が備わるコレクタモジュールの一部の下側を示す斜視図である。
【図7】図6に示す配置、特に屋根取り付け手段の上面図である。
【図8】適宜の屋根取り付け手段が備わるコレクタモジュールの側面図である。
【図9】フートキャップの斜視図である。
【図10】図9に示すフートキャップを線X−Xに沿って取った縦断面図である。
【図11】二つのコレクタモジュール同士の連結を示す破断断面図である。
【図12】a.開状態で示す、本発明のもう一つに実施例によるシール装置が備わるコネクタの断面図である。
b.閉状態で示すコネクタの断面図である。
【符号の説明】
1 コレクタモジュール
2 コレクタ管
3 管状ジャケット
4 アブソーバー管
5 連結壁
6 開口部
7 同軸管
8 スプリング
9 接着層
10 外周ビード
20 コレクタマニホールド
21 外側管状壁
22 内側管状壁、内管
24 ニップル
25 Oリング
30 連結部
40 コネクタ
41 カップ状受容部
42 底壁
43 開口
45 U字状連結部
46a アーム
46b アーム
47a ロック具
47b ロック具
48 側壁
49 側壁
50 溝
50a タング
50b タング
60 シール具
61a レッグ
61b レッグ
62a ロック具
62b ロック具
63 ハンドル
70 屋根取り付け具
71 貫通孔
72 ボルト
73 L字状セクション
74 バー
75 U字状バー
80 フートキャップ
81 接着層
82 ベース部
85 ロック具
86 ロック具
87 出口開口
88 プレート状の保持具

Claims (15)

  1. 二つの室及びコレクタ装置の長手方向に垂直に少なくとも一つのニップルが配置されたコレクタ装置、
    前記コレクタ装置の少なくとも一つのニップルに嵌合するアブソーバー管と、該アブソーバー管の周りに配置された管状ジャケットを備えた少なくとも一つのコレクタ管、
    前記ニップルに配置され、その一端で前記アブソーバー管に、他の一端でコレクタ装置に固定された少なくとも一つの同軸管、
    前記少なくとも一つのコレクタ管の各々のための各コネクタであって、前記少なくとも一つのコレクタ管の管状ジャケットが受容され、接着されるカップ状受容部と、前記コレクタ装置を取り囲むU字状連結部とを有してコレクタ装置を取り囲む各コネクタ、
    前記各コネクタのU字状連結部に配置されたシール装置、
    を含むコレクタモジュール。
  2. 前記コレクタ装置がコレクタマニホールドであり、前記シール装置がコレクタ装置の長手方向に移動自在なスライダ部である請求項1に記載のコレクタモジュール。
  3. 前記U字状連結部には、二つのアームと、これ等のアームの自由端にある夫々のロック具とが備わり、前記滑り部には、前記連結部のこれ等の複数のロック具と協働する複数の対応ロック具がある請求項2に記載のコレクタモジュール。
  4. 前記U字状連結部の二つのアーム上の夫々の複数のロック具と前記スライダ部の複数の対応ロック具が夫々溝とタングを備える請求項3に記載のコレクタモジュール。
  5. 前記タングと溝が前記コレクタ装置の長手方向に延びる請求項4に記載のコレクタモジュール。
  6. 前記シール装置が前記U字状連結部に枢動自在に取り付けられた枢動部である請求項1に記載のコレクタモジュール。
  7. 前記コレクタ装置の長手方向の前記U字状連結部の幅が前記カップ状受容部の外径より小さい請求項1に記載のコレクタモジュール。
  8. コレクタ管は少なくとも二つから成り、これ等少なくとも二つのコレクタ管の各カップ状受容部には、コレクタ装置方向に互いに離間して対向する側壁と、これ等の側壁外側に配置され、隣接するカップ状受容部に配置された対応ロック具材と協働する夫々のロック具材とが備わる請求項1に記載のコレクタモジュール。
  9. 前記コネクタには、前記カップ状受容部と前記U字状連結部との間の中間部に配置された屋根取り付け装置が備わる請求項1に記載のコレクタモジュール。
  10. 前記屋根取り付け装置には、前記コネクタの長手方向軸と垂直に延びる貫通孔が設けられた少なくとも一つのリング部がある請求項9に記載のコレクタモジュール。
  11. 前記少なくとも一つのコレクタ管の各々の閉端にフートキャップが接着されている請求項1に記載のコレクタモジュール。
  12. 前記フートキャップに排出開口が備わる請求項11に記載のコレクタモジュール。
  13. 前記フートキャップには、その対向する外側に側壁と、これ等の側壁に配置されたロック部材が備わり、これ等のロック部材が隣り合うフートキャップに設けられた対応ロック部材と協働する手段を含んで成る請求項11に記載のコレクタモジュール。
  14. 前記フートキャップに設けられたロック部材がタングと溝を含んで成る請求項13に記載のコレクタモジュール。
  15. 前記フートキャップに、少なくとも一つの保持部を有するベースが備わる請求項13に記載のコレクタモジュール。
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