JP2004267530A - 自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、尿レシーバからの尿回収率を向上させ、小型かつ軽量化できる自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバを提供することにある。
【解決手段】吸尿材3から尿を吸収する吸尿孔5aが多数穿設されている多孔吸尿チューブ5を吸尿材3に当接配置した尿レシーバ1を装着者に装着する。多孔吸尿チューブ5に接続された導尿チューブ11a、11bを介して密閉されている尿タンクに真空ポンプにより尿を導くようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】吸尿材3から尿を吸収する吸尿孔5aが多数穿設されている多孔吸尿チューブ5を吸尿材3に当接配置した尿レシーバ1を装着者に装着する。多孔吸尿チューブ5に接続された導尿チューブ11a、11bを介して密閉されている尿タンクに真空ポンプにより尿を導くようにする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、寝たきり老人、入院患者、身障者、その他の自分の意志で排尿をコントロールしたり始末するのが困難な人に装着して排尿を処理する自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平7−171182号公報
【特許文献2】特開平11−113946号公報
人間は、老化、身体障害、怪我や病気での入院、その他様々な身体の状態によって、自分の意志で排尿をコントロールすることが困難になったり、また尿を自力での後始末が困難になることがある。このようになると、一般的には膀胱に管を直接挿入して採尿したり、紙おむつを使用するようにしている。
【0003】
膀胱に直接管を挿入する場合には、使用者の不快感も大きく、また尿道や膀胱を傷つけたり感染症を引き起こす可能性が高いなど、専門的な知識と滅菌された専用の器具が無いと処理が困難になる。
【0004】
また、紙おむつは、長時間装着すると尿漏れが起こったり、また装着者の不快感や、蒸れ、被れなどの皮膚疾患を生じることがある。そのため、頻繁な取替えが必要となり、装着者及び介護者の精神的、肉体的負担も多くなる。精神的、肉体的負担は日常生活の中でも非常に大きな割合を占め、その上、経済的な負担も大きくなる。
【0005】
このような問題を解決するために、尿レシーバ本体に収納された吸水性厚肉シートの吸尿材に吸収された尿を真空ポンプによって吸引し尿タンクに導尿するようにしている。真空ポンプは密閉された尿タンク内の空気を吸引して大気圧との差圧により導尿チューブによって吸尿材に吸収された尿を尿タンクに尿導する。このような自動排尿処理装置は、例えば、上述の特許文献1、2に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は吸尿材の一個所から尿を吸引するようにしているので、尿レシーバ(吸尿材)からの尿回収効率が低下する。このため、尿レシーバ(吸尿材)の残尿量が多くなり装着者に不快感を与えることになる。尿レシーバの残尿量を少なくするには真空ポンプの容量を大きくしなければならず、排尿処理装置自体の重量、容積が大きくならざるを得なくなる。
【0007】
このように、従来技術は尿レシーバの残尿量が多くなり、残尿量を低減しようとすると排尿処理装置が大型かつ重くなるという問題点を有する。
【0008】
本発明の目的は、尿レシーバからの尿回収率を向上させ、小型かつ軽量化できる自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、吸尿材から尿を吸収する吸尿孔が多数穿設されている多孔吸尿チューブを吸尿材に当接配置した尿レシーバを用い、多孔吸尿チューブに接続された導尿チューブを介して密閉されている尿タンクに真空ポンプにより尿を導くようにしたことにある。
【0010】
換言すると、本発明は多孔吸尿チューブに穿設されている多数の吸尿孔を負圧にして吸尿材から尿を吸引し、導尿チューブを介して尿タンクに尿を導くものである。
【0011】
本発明に用いる尿レシーバは多孔吸尿チューブに設けた多数の吸尿孔により吸尿材から尿を吸引しているので、尿レシーバからの尿回収率が向上し尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで吸尿材から吸尿できる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1〜4に示す。図1は本発明の自動排尿処理装置の全体構成図を示し、図2は尿レシーバの詳細構成図、図3は尿レシーバの外観斜視図、図4は図3のA−A拡大断面図を示している。
【0013】
図1〜4において、図示しない装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバ1は略矩形状で長手方向の中央部が幅が狭くなり絞られた形状に形成され、表面シート2、吸尿材3、支持シート4、多孔吸尿チューブ5およびギャザー6により構成されている。表面シート2は通水性の不織布、収尿材3はメラミンホーム、支持シート4とギャザー5は非通水性の不織布のような軟質可暁性材で形成され、また、多孔吸尿チューブ5は軟質樹脂のような軟質可暁性材で形成される。
【0014】
尿レシーバ1を構成する支持シート4は図2に示すように略矩形状で、長手方向の中央部が幅が狭くなり絞られた形状に形成されている。長手方向の中央部が絞られた形状にしているのは装着者の股間にフィットするようにするためである。支持シート4は不織布にビニールを付着した非通水性の薄肉シートで、長さが200〜300mm程度で、幅が50〜100mm程度である。なお、支持シート4は長時間装着した時の蒸れ等に考慮した材質の部材を用いるのが望ましい。
【0015】
支持シート4は幅方向の断面が図4に示すように擂り鉢状(逆台形状)に形成され、略矩形状の外形輪郭の内側に植立して構成されるギャザー6が形成されている。植立した立体ギャザー6は装着者の動作や体位移動などによる横漏れを防止する。
【0016】
支持シート4の外面(表面)はポリプロピレン不織布などの表面材(図示せず)がラミネートされ、柔らかな肌触りにして装着者の肌触りの不快感をなくすようにしている。また、支持シート4の内面は撥水性を有するように表面処理が施されている。
【0017】
支持シート4の内面には長手方向に所定間隔をおいて一対の支持テープ9a、9bと一対の支持テープ10a、10bが設けられている。支持テープ9a、9bには表面シート2が装着され、支持テープ10a、10bには多孔吸尿チューブ5の取付板7が装着される。支持テープ9a、9b、10a、10bは面ファスナーや粘着テープなどが用いられる。
【0018】
3本の多孔吸尿チューブ5は図5に示すように一端を共通に接続されて長方形状の取付板7に接着され、他端は各チューブ5毎に取付板7に接着されている。3本の多孔吸尿チューブ5は取付板7に並置して接着されている。多孔吸尿チューブ5には図6に示すように多数の円形状の吸尿孔5aが穿設されている。吸尿孔5aは多孔吸尿チューブ5の周方向の上半分に穿設されている。
【0019】
長方形状の取付板7は軟質材で形成され、長方形状の角穴7aが穿設されている。長方形状の取付板7の底面には支持シート4の支持テープ10a、10bに接着する一対の固定テープ12a、12bが設けられている。
【0020】
支持シート4の支持テープ10a、10bに取付板7の固定テープ12a、12bを接着して多孔吸尿チューブ5を支持シート4に装着した後に、支持シート4の支持テープ9a、9bに表面シート2を装着すると図3に示すようになる。
【0021】
3本の多孔吸尿チューブ5は擂り鉢状の支持シート4に保持され、図6に示すように多数の吸尿孔5aが穿設されている周方向の上半分が吸尿材3に当接した状態になる。すなわち、吸尿材3から尿を吸収する多数の導尿孔5aが吸尿材3に当接配置された状態になる。なお、図4においては尿センサ14の図示を省略している。
【0022】
吸尿材3は表面シート2の裏面に接着して配置されている。表面シート2は吸尿材3の表面を覆うように配置されている。吸尿材3は厚みが5mm程度で、約500mlの尿を蓄積できるように構成されている。成人の平均的な一回分の排尿量では300ml程度の蓄積量があればよいが、装着者が座位の時に人体と座面との間に尿レシーバ1が当たった時の尿レシーバ1に加わる圧力や、股関節を閉じた時に尿レシーバ1が挟まれることによって生じる圧力等によって、尿レシーバ1の蓄尿率低下等を考慮し余裕を持たせた蓄尿量にしている。
【0023】
3本の多孔吸尿チューブ5の共通接続部は導尿チューブ11aの一端に接続されている。導尿チューブ11bの一端にワンタッチジョイント13が取付けられており、ジョイント13によって導尿チューブ11aの他端と導尿チューブ11bの一端が接続される。導尿チューブ11a、11bは軟質可暁性材で形成され、ワンタッチジョイント13は軟質材で形成される。
【0024】
尿タンク21は蓋22により密閉されている。導尿チューブ11bの他端は尿タンク21の蓋22を貫通して尿タンク21の気相部21aに位置するように配置されている。また、真空ポンプ23に一端を接続された吸引チューブ11cの他端も尿タンク21の蓋22を貫通して尿タンク21の気相部21aに位置するように配置されている。導尿チューブ11cも導尿チューブ11a、11bと同様に軟質可暁性材で形成されている。
【0025】
尿タンク21の容量は、2回分の排尿を蓄えられる500ml程度であるが、200ml、あるいは夜間などの長時間用として1000mlにすることもできる。
【0026】
真空ポンプ23はモータ24によって駆動される。モータ24はバッテリ25を駆動電源とし、制御基板26に搭載された制御装置により制御される。真空ポンプ23の体格は径が30mm×70mm程で小さく、また、バッテリ25の電圧は6V程度である。
【0027】
吸尿材3に尿が吸尿されたことを検知する尿センサ14は図5に示すように導尿チューブ11aに沿って配置され取付板7に支持されている。尿センサ14は電気導体で、抵抗値の変化により装着者の排尿を検知する。尿センサ14で検知した尿検知信号は真空ポンプ23を制御する制御基板26に加えられる。
【0028】
この構成において、尿レシーバ1は図7に示すように装着者(使用者)30の排尿部30aと排便部30bを表面シート2で覆うようにして装着される。尿タンク21、真空ポンプ23、モータ24などは装着者30が携帯したり、装着者30がベッドに寝ている場合にはベッドの上や下に載置される。
【0029】
この状態で装着者30が排尿すると、尿レシーバ1に排尿された尿は表面シート(不織布)2を通って吸尿材3に吸尿される。吸尿材3は一時的に尿を溜めるバッファの役割を果たしている。吸尿材3に吸収された尿が尿センサ14の位置に達すると、尿センサ14が電気的に導通し尿検知信号を制御基板26に加える。制御基板26に搭載されている制御装置はモータ24を起動させ真空ポンプ23を駆動する。
【0030】
真空ポンプ23の駆動により尿タンク21内の空気が排気されると、3本の多孔吸尿チューブ5内の空気圧が低下し多数の吸尿孔5aに負圧が生じる。多孔吸尿チューブ5の各吸尿孔5aが負圧になると、吸尿材3に吸収されている尿が多数の吸尿孔5aから多孔吸尿チューブ5内に吸引される。
【0031】
多孔吸尿チューブ5内に吸引された尿は負圧によって導尿チューブ11a,11bを介して尿タンク21に導かれ蓄えられる。尿タンク21に蓄えられた尿はワンタッチジョイント13により導尿チューブ11aと11bの接続を外し尿タンク21を運んで廃棄する。
【0032】
なお、尿レシーバ1の表面シート2(吸尿材3を含む)は、装着者30が約1日使用した後に新しい表面シート2と交換し、交換した古い表面シート2を廃棄する。支持シート4と多孔吸尿チューブ5は再利用される。
【0033】
また、装着者30が排便部30bから排便した場合にも表面シート2(吸尿材3を含む)を交換して、支持シート4と多孔吸尿チューブ5は再利用される。
【0034】
このようにして装着者30の排尿を処理するのであるが、本発明の尿レシーバ1は多孔吸尿チューブ5に穿設した多数の吸尿孔5aから吸尿材3に吸収されている尿を吸引し、導尿チューブ11a、11bを介して密閉されている尿タンク21に真空ポンプ23により尿を導くようにしている。このため、真空ポンプ23の吸引力が小さくても尿回収率を高くすることができ。
【0035】
このように、本発明に用いる尿レシーバは多孔吸尿チューブに穿設した多数の吸尿孔から吸尿材に吸収されている尿を吸引するようにしているので、吸尿材からの尿の回収率が向上し尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで吸尿材から吸尿できることになる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0036】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【0037】
図8に多孔吸尿チューブの他の例を示す。
【0038】
図8の多孔吸尿チューブ5が図5に示す多孔吸尿チューブと異なるところは取付板7を取付板7A、7Bのように2枚に分割し、多孔吸尿チューブ5の長手方向中央部の幅を狭く絞られた形状に形成していることである。
【0039】
使用者の排尿部の近くは尿を確実に吸収するために吸尿材3の面積を大きくする必要がある。股下の部分の幅を広くすると脚部に接触し使用者に違和感を生じさせることになる。そのため,股下の位置になる多孔チューブ5を長手方向中央部を絞り幅を狭くして使用者に違和感を生じさせないようにしている。
【0040】
なお、図8は多孔吸尿チューブ5が5本の例を示している。
【0041】
図9に多孔吸尿チューブ5の他の例を示す。
【0042】
上述の実施例の多孔吸尿チューブ5は周方向の上半分に吸尿孔5aを穿設しているが、図9の多孔吸尿チューブ5は周方向の全周に吸尿孔5aを穿設したものである。
【0043】
多孔吸尿チューブ5は周方向の全周に吸尿孔5aを穿設しており、吸尿材3に吸収されている尿が支持シート4の内面に漏れても多孔吸尿チューブ5内に尿を吸引でき、尿回収率を良くすることができる。
【0044】
図10に吸尿材の他の例を示す。
【0045】
図10に示す吸尿材3が上述の実施例における吸尿材と異なるところは、吸尿材3を3層3a、3b、3cに積層して形成し、上位層の吸尿材3aと表面シート2の間に通水性シート16を配置したことである。
【0046】
吸尿材3a,3b,3cは吸水性(保水能力)に差をもたせ、吸水性を3a<3b<3cのように下層になるのに伴い高くしている。吸尿材3a,3b,3cの吸水性の差は,例えば空隙を持った繊維状骨格材料の密度や濡れ性を異ならせることで実現できる。
【0047】
吸尿材3a,3b,3cの吸水性をこのように異ならせることにより吸水性の高い下層の吸尿材3cに尿が集まり易くなる。尿は多孔吸尿チューブ5が当接する下層の吸尿材3cに集まるため多孔吸尿チューブ5による吸尿を効果的に行うことができる。
【0048】
また、吸尿材3と表面シート2の間に通水性シート16を設け吸尿材3(3a)を使用者の肌面から離しているので,吸尿材3aに含まれた尿が使用者の肌面に戻り不快感を与えるのを防ぐことができる。
【0049】
なお、吸尿材3a,3bを縦方向(厚み方向)に繊維を持つ素材で形成することにより横方向に尿を漏らすことなく吸尿材3cに尿を集めるようにすることもできる。
【0050】
以上のように、本発明は尿レシーバの収尿材からの尿回収率を向上させ尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで収尿材から吸尿できることになる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0051】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【0052】
なお、上述の実施例は多孔吸尿チューブが3本と5本の例を示しているが、1本あるいはより多くの多孔吸尿チューブを用いてもよいことは勿論のことである。
【0053】
また、多孔吸尿チューブに穿設する吸尿孔は円形でなく他の形状でも同様な効果が得られることは明らかなことである。
【0054】
【発明の効果】
本発明は尿レシーバからの尿回収率を向上させ尿レシーバの残尿量を低減できるので、小容量の真空ポンプにより吸尿でき尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0055】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】尿レシーバの一例詳細構成図である。
【図3】尿レシーバの外観斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】多孔吸尿チューブの一例詳細構成図である。
【図6】多孔吸尿チューブの一部破断した拡大図である。
【図7】尿レシーバの装着状態を示す図である。
【図8】多孔吸尿チューブの他の例を示す詳細構成図である。
【図9】多孔吸尿チューブの他の例を示す一部破断した拡大図である。
【図10】吸尿材の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…尿レシーバ、2…表面シート、3…吸尿材、4…支持シート、5…多孔吸尿チューブ、5a…吸尿孔、6…ギャザー、7…取付板、9、10…支持テープ、11a、11b…導尿チューブ、11c…吸引チューブ11、13…ワンタッチジョイント、14…尿センサ、21…尿タンク、22…尿タンク蓋、23…真空ポンプ、24…モータ、25…バッテリ、26…制御基板。
【発明の属する技術分野】
本発明は、寝たきり老人、入院患者、身障者、その他の自分の意志で排尿をコントロールしたり始末するのが困難な人に装着して排尿を処理する自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平7−171182号公報
【特許文献2】特開平11−113946号公報
人間は、老化、身体障害、怪我や病気での入院、その他様々な身体の状態によって、自分の意志で排尿をコントロールすることが困難になったり、また尿を自力での後始末が困難になることがある。このようになると、一般的には膀胱に管を直接挿入して採尿したり、紙おむつを使用するようにしている。
【0003】
膀胱に直接管を挿入する場合には、使用者の不快感も大きく、また尿道や膀胱を傷つけたり感染症を引き起こす可能性が高いなど、専門的な知識と滅菌された専用の器具が無いと処理が困難になる。
【0004】
また、紙おむつは、長時間装着すると尿漏れが起こったり、また装着者の不快感や、蒸れ、被れなどの皮膚疾患を生じることがある。そのため、頻繁な取替えが必要となり、装着者及び介護者の精神的、肉体的負担も多くなる。精神的、肉体的負担は日常生活の中でも非常に大きな割合を占め、その上、経済的な負担も大きくなる。
【0005】
このような問題を解決するために、尿レシーバ本体に収納された吸水性厚肉シートの吸尿材に吸収された尿を真空ポンプによって吸引し尿タンクに導尿するようにしている。真空ポンプは密閉された尿タンク内の空気を吸引して大気圧との差圧により導尿チューブによって吸尿材に吸収された尿を尿タンクに尿導する。このような自動排尿処理装置は、例えば、上述の特許文献1、2に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は吸尿材の一個所から尿を吸引するようにしているので、尿レシーバ(吸尿材)からの尿回収効率が低下する。このため、尿レシーバ(吸尿材)の残尿量が多くなり装着者に不快感を与えることになる。尿レシーバの残尿量を少なくするには真空ポンプの容量を大きくしなければならず、排尿処理装置自体の重量、容積が大きくならざるを得なくなる。
【0007】
このように、従来技術は尿レシーバの残尿量が多くなり、残尿量を低減しようとすると排尿処理装置が大型かつ重くなるという問題点を有する。
【0008】
本発明の目的は、尿レシーバからの尿回収率を向上させ、小型かつ軽量化できる自動排尿処理装置およびそれに用いる尿レシーバを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、吸尿材から尿を吸収する吸尿孔が多数穿設されている多孔吸尿チューブを吸尿材に当接配置した尿レシーバを用い、多孔吸尿チューブに接続された導尿チューブを介して密閉されている尿タンクに真空ポンプにより尿を導くようにしたことにある。
【0010】
換言すると、本発明は多孔吸尿チューブに穿設されている多数の吸尿孔を負圧にして吸尿材から尿を吸引し、導尿チューブを介して尿タンクに尿を導くものである。
【0011】
本発明に用いる尿レシーバは多孔吸尿チューブに設けた多数の吸尿孔により吸尿材から尿を吸引しているので、尿レシーバからの尿回収率が向上し尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで吸尿材から吸尿できる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1〜4に示す。図1は本発明の自動排尿処理装置の全体構成図を示し、図2は尿レシーバの詳細構成図、図3は尿レシーバの外観斜視図、図4は図3のA−A拡大断面図を示している。
【0013】
図1〜4において、図示しない装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバ1は略矩形状で長手方向の中央部が幅が狭くなり絞られた形状に形成され、表面シート2、吸尿材3、支持シート4、多孔吸尿チューブ5およびギャザー6により構成されている。表面シート2は通水性の不織布、収尿材3はメラミンホーム、支持シート4とギャザー5は非通水性の不織布のような軟質可暁性材で形成され、また、多孔吸尿チューブ5は軟質樹脂のような軟質可暁性材で形成される。
【0014】
尿レシーバ1を構成する支持シート4は図2に示すように略矩形状で、長手方向の中央部が幅が狭くなり絞られた形状に形成されている。長手方向の中央部が絞られた形状にしているのは装着者の股間にフィットするようにするためである。支持シート4は不織布にビニールを付着した非通水性の薄肉シートで、長さが200〜300mm程度で、幅が50〜100mm程度である。なお、支持シート4は長時間装着した時の蒸れ等に考慮した材質の部材を用いるのが望ましい。
【0015】
支持シート4は幅方向の断面が図4に示すように擂り鉢状(逆台形状)に形成され、略矩形状の外形輪郭の内側に植立して構成されるギャザー6が形成されている。植立した立体ギャザー6は装着者の動作や体位移動などによる横漏れを防止する。
【0016】
支持シート4の外面(表面)はポリプロピレン不織布などの表面材(図示せず)がラミネートされ、柔らかな肌触りにして装着者の肌触りの不快感をなくすようにしている。また、支持シート4の内面は撥水性を有するように表面処理が施されている。
【0017】
支持シート4の内面には長手方向に所定間隔をおいて一対の支持テープ9a、9bと一対の支持テープ10a、10bが設けられている。支持テープ9a、9bには表面シート2が装着され、支持テープ10a、10bには多孔吸尿チューブ5の取付板7が装着される。支持テープ9a、9b、10a、10bは面ファスナーや粘着テープなどが用いられる。
【0018】
3本の多孔吸尿チューブ5は図5に示すように一端を共通に接続されて長方形状の取付板7に接着され、他端は各チューブ5毎に取付板7に接着されている。3本の多孔吸尿チューブ5は取付板7に並置して接着されている。多孔吸尿チューブ5には図6に示すように多数の円形状の吸尿孔5aが穿設されている。吸尿孔5aは多孔吸尿チューブ5の周方向の上半分に穿設されている。
【0019】
長方形状の取付板7は軟質材で形成され、長方形状の角穴7aが穿設されている。長方形状の取付板7の底面には支持シート4の支持テープ10a、10bに接着する一対の固定テープ12a、12bが設けられている。
【0020】
支持シート4の支持テープ10a、10bに取付板7の固定テープ12a、12bを接着して多孔吸尿チューブ5を支持シート4に装着した後に、支持シート4の支持テープ9a、9bに表面シート2を装着すると図3に示すようになる。
【0021】
3本の多孔吸尿チューブ5は擂り鉢状の支持シート4に保持され、図6に示すように多数の吸尿孔5aが穿設されている周方向の上半分が吸尿材3に当接した状態になる。すなわち、吸尿材3から尿を吸収する多数の導尿孔5aが吸尿材3に当接配置された状態になる。なお、図4においては尿センサ14の図示を省略している。
【0022】
吸尿材3は表面シート2の裏面に接着して配置されている。表面シート2は吸尿材3の表面を覆うように配置されている。吸尿材3は厚みが5mm程度で、約500mlの尿を蓄積できるように構成されている。成人の平均的な一回分の排尿量では300ml程度の蓄積量があればよいが、装着者が座位の時に人体と座面との間に尿レシーバ1が当たった時の尿レシーバ1に加わる圧力や、股関節を閉じた時に尿レシーバ1が挟まれることによって生じる圧力等によって、尿レシーバ1の蓄尿率低下等を考慮し余裕を持たせた蓄尿量にしている。
【0023】
3本の多孔吸尿チューブ5の共通接続部は導尿チューブ11aの一端に接続されている。導尿チューブ11bの一端にワンタッチジョイント13が取付けられており、ジョイント13によって導尿チューブ11aの他端と導尿チューブ11bの一端が接続される。導尿チューブ11a、11bは軟質可暁性材で形成され、ワンタッチジョイント13は軟質材で形成される。
【0024】
尿タンク21は蓋22により密閉されている。導尿チューブ11bの他端は尿タンク21の蓋22を貫通して尿タンク21の気相部21aに位置するように配置されている。また、真空ポンプ23に一端を接続された吸引チューブ11cの他端も尿タンク21の蓋22を貫通して尿タンク21の気相部21aに位置するように配置されている。導尿チューブ11cも導尿チューブ11a、11bと同様に軟質可暁性材で形成されている。
【0025】
尿タンク21の容量は、2回分の排尿を蓄えられる500ml程度であるが、200ml、あるいは夜間などの長時間用として1000mlにすることもできる。
【0026】
真空ポンプ23はモータ24によって駆動される。モータ24はバッテリ25を駆動電源とし、制御基板26に搭載された制御装置により制御される。真空ポンプ23の体格は径が30mm×70mm程で小さく、また、バッテリ25の電圧は6V程度である。
【0027】
吸尿材3に尿が吸尿されたことを検知する尿センサ14は図5に示すように導尿チューブ11aに沿って配置され取付板7に支持されている。尿センサ14は電気導体で、抵抗値の変化により装着者の排尿を検知する。尿センサ14で検知した尿検知信号は真空ポンプ23を制御する制御基板26に加えられる。
【0028】
この構成において、尿レシーバ1は図7に示すように装着者(使用者)30の排尿部30aと排便部30bを表面シート2で覆うようにして装着される。尿タンク21、真空ポンプ23、モータ24などは装着者30が携帯したり、装着者30がベッドに寝ている場合にはベッドの上や下に載置される。
【0029】
この状態で装着者30が排尿すると、尿レシーバ1に排尿された尿は表面シート(不織布)2を通って吸尿材3に吸尿される。吸尿材3は一時的に尿を溜めるバッファの役割を果たしている。吸尿材3に吸収された尿が尿センサ14の位置に達すると、尿センサ14が電気的に導通し尿検知信号を制御基板26に加える。制御基板26に搭載されている制御装置はモータ24を起動させ真空ポンプ23を駆動する。
【0030】
真空ポンプ23の駆動により尿タンク21内の空気が排気されると、3本の多孔吸尿チューブ5内の空気圧が低下し多数の吸尿孔5aに負圧が生じる。多孔吸尿チューブ5の各吸尿孔5aが負圧になると、吸尿材3に吸収されている尿が多数の吸尿孔5aから多孔吸尿チューブ5内に吸引される。
【0031】
多孔吸尿チューブ5内に吸引された尿は負圧によって導尿チューブ11a,11bを介して尿タンク21に導かれ蓄えられる。尿タンク21に蓄えられた尿はワンタッチジョイント13により導尿チューブ11aと11bの接続を外し尿タンク21を運んで廃棄する。
【0032】
なお、尿レシーバ1の表面シート2(吸尿材3を含む)は、装着者30が約1日使用した後に新しい表面シート2と交換し、交換した古い表面シート2を廃棄する。支持シート4と多孔吸尿チューブ5は再利用される。
【0033】
また、装着者30が排便部30bから排便した場合にも表面シート2(吸尿材3を含む)を交換して、支持シート4と多孔吸尿チューブ5は再利用される。
【0034】
このようにして装着者30の排尿を処理するのであるが、本発明の尿レシーバ1は多孔吸尿チューブ5に穿設した多数の吸尿孔5aから吸尿材3に吸収されている尿を吸引し、導尿チューブ11a、11bを介して密閉されている尿タンク21に真空ポンプ23により尿を導くようにしている。このため、真空ポンプ23の吸引力が小さくても尿回収率を高くすることができ。
【0035】
このように、本発明に用いる尿レシーバは多孔吸尿チューブに穿設した多数の吸尿孔から吸尿材に吸収されている尿を吸引するようにしているので、吸尿材からの尿の回収率が向上し尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで吸尿材から吸尿できることになる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0036】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【0037】
図8に多孔吸尿チューブの他の例を示す。
【0038】
図8の多孔吸尿チューブ5が図5に示す多孔吸尿チューブと異なるところは取付板7を取付板7A、7Bのように2枚に分割し、多孔吸尿チューブ5の長手方向中央部の幅を狭く絞られた形状に形成していることである。
【0039】
使用者の排尿部の近くは尿を確実に吸収するために吸尿材3の面積を大きくする必要がある。股下の部分の幅を広くすると脚部に接触し使用者に違和感を生じさせることになる。そのため,股下の位置になる多孔チューブ5を長手方向中央部を絞り幅を狭くして使用者に違和感を生じさせないようにしている。
【0040】
なお、図8は多孔吸尿チューブ5が5本の例を示している。
【0041】
図9に多孔吸尿チューブ5の他の例を示す。
【0042】
上述の実施例の多孔吸尿チューブ5は周方向の上半分に吸尿孔5aを穿設しているが、図9の多孔吸尿チューブ5は周方向の全周に吸尿孔5aを穿設したものである。
【0043】
多孔吸尿チューブ5は周方向の全周に吸尿孔5aを穿設しており、吸尿材3に吸収されている尿が支持シート4の内面に漏れても多孔吸尿チューブ5内に尿を吸引でき、尿回収率を良くすることができる。
【0044】
図10に吸尿材の他の例を示す。
【0045】
図10に示す吸尿材3が上述の実施例における吸尿材と異なるところは、吸尿材3を3層3a、3b、3cに積層して形成し、上位層の吸尿材3aと表面シート2の間に通水性シート16を配置したことである。
【0046】
吸尿材3a,3b,3cは吸水性(保水能力)に差をもたせ、吸水性を3a<3b<3cのように下層になるのに伴い高くしている。吸尿材3a,3b,3cの吸水性の差は,例えば空隙を持った繊維状骨格材料の密度や濡れ性を異ならせることで実現できる。
【0047】
吸尿材3a,3b,3cの吸水性をこのように異ならせることにより吸水性の高い下層の吸尿材3cに尿が集まり易くなる。尿は多孔吸尿チューブ5が当接する下層の吸尿材3cに集まるため多孔吸尿チューブ5による吸尿を効果的に行うことができる。
【0048】
また、吸尿材3と表面シート2の間に通水性シート16を設け吸尿材3(3a)を使用者の肌面から離しているので,吸尿材3aに含まれた尿が使用者の肌面に戻り不快感を与えるのを防ぐことができる。
【0049】
なお、吸尿材3a,3bを縦方向(厚み方向)に繊維を持つ素材で形成することにより横方向に尿を漏らすことなく吸尿材3cに尿を集めるようにすることもできる。
【0050】
以上のように、本発明は尿レシーバの収尿材からの尿回収率を向上させ尿レシーバの残尿量を低減できる。尿の回収率が向上すると吸引力の小さい小容量の真空ポンプで収尿材から吸尿できることになる。したがって、尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0051】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【0052】
なお、上述の実施例は多孔吸尿チューブが3本と5本の例を示しているが、1本あるいはより多くの多孔吸尿チューブを用いてもよいことは勿論のことである。
【0053】
また、多孔吸尿チューブに穿設する吸尿孔は円形でなく他の形状でも同様な効果が得られることは明らかなことである。
【0054】
【発明の効果】
本発明は尿レシーバからの尿回収率を向上させ尿レシーバの残尿量を低減できるので、小容量の真空ポンプにより吸尿でき尿レシーバが装着者に不快感を与えることなく尿を回収でき、装置を小型かつ軽量化することができる。
【0055】
また、装置を小型かつ軽量化することができるので、特に携帯用の自動排尿処理装置として用いると顕著な効果を奏し得る。さらに、装置を小型かつ軽量化し、真空ポンプで余分な空気を吸引しないので騒音を小さくできるので夜間に病室で利用しても他人に迷惑をかけることなく尿処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】尿レシーバの一例詳細構成図である。
【図3】尿レシーバの外観斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】多孔吸尿チューブの一例詳細構成図である。
【図6】多孔吸尿チューブの一部破断した拡大図である。
【図7】尿レシーバの装着状態を示す図である。
【図8】多孔吸尿チューブの他の例を示す詳細構成図である。
【図9】多孔吸尿チューブの他の例を示す一部破断した拡大図である。
【図10】吸尿材の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…尿レシーバ、2…表面シート、3…吸尿材、4…支持シート、5…多孔吸尿チューブ、5a…吸尿孔、6…ギャザー、7…取付板、9、10…支持テープ、11a、11b…導尿チューブ、11c…吸引チューブ11、13…ワンタッチジョイント、14…尿センサ、21…尿タンク、22…尿タンク蓋、23…真空ポンプ、24…モータ、25…バッテリ、26…制御基板。
Claims (13)
- 排泄される尿を吸収する吸尿材に当接配置され尿を吸入する多孔吸尿チューブが支持シートに配置されている尿レシーバと、密閉されている尿タンクと、前記多孔吸尿チューブから前記尿タンクに尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させる真空ポンプとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 排泄される尿を吸収する吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている多孔吸尿チューブが支持シートに配置されている尿レシーバと、密閉されている尿タンクと、前記多孔吸尿チューブから前記尿タンクに尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の空気を吸引する真空ポンプとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 排泄される尿を吸収する吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブが支持シートに配置されている尿レシーバと、密閉されている尿タンクと、前記複数本の多孔吸尿チューブから前記尿タンクに尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させて前記複数本の多孔吸尿チューブから前記尿タンクに尿を吸引する真空ポンプと、前記吸尿材に尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 排泄される尿を吸収する吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブが略矩形状の支持シートに配置されている尿レシーバと、蓋により密閉されている尿タンクと、前記複数本の多孔吸尿チューブから前記尿タンクに前記蓋を通して尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させ前記複数本の多孔吸尿チューブの吸尿孔を負圧にして前記尿タンクに尿を吸引する真空ポンプと、前記吸尿材に尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 排泄される尿を吸収する吸尿材に当接配置され、略矩形状の支持シートに長手方向に沿って並置されている尿を吸引する複数本の多孔吸尿チューブを有する尿レシーバと、蓋により密閉されている尿タンクと、前記複数本の多孔吸尿チューブから前記尿タンクに前記蓋を通して尿を導くジョイントにより接続されている導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させて前記複数本の多孔吸尿チューブ内を負圧にして前記尿タンクに尿を吸引する真空ポンプと、前記吸尿材に尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 下層の吸水率が高くなるように吸水率の異なる複数の吸尿材を積層した吸尿材の下層に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブが支持シートに配置されている尿レシーバと、蓋により密閉されている尿タンクと、前記複数本の多孔吸尿チューブから前記尿タンクに前記蓋を通して尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させ前記複数本の多孔吸尿チューブの吸尿孔を負圧にして前記尿タンクに尿を吸引する真空ポンプと、前記吸尿材に尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバと、密閉されている尿タンクと、前記尿レシーバから前記尿タンクに尿を導く導尿チューブと、前記尿タンク内の圧力を低下させる真空ポンプと、前記尿レシーバに尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備し、前記尿レシーバは、略矩形状の支持シートと、前記支持シートに取付けられ、前記導尿チューブに接続される多孔吸尿チューブと、前記多孔吸尿チューブに当接配置される吸尿材と、裏面に前記吸尿材が取付られている表面シートを有することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバと、蓋により密閉されている尿タンクと、前記尿レシーバから前記尿タンクに尿を前記蓋を通して導く導尿チューブと、前記尿タンク内の空気を吸引する真空ポンプと、前記吸尿材に尿が吸入したことを検知し前記真空ポンプを起動させるための尿センサとを具備し、前記尿レシーバは、略矩形状の支持シートと、前記支持シートに接着支持されて前記導尿チューブに接続され、前記真空ポンプの作動によって尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブと、前記多孔吸尿チューブに当接配置される吸尿材と、裏面に前記吸尿材が取付られている表面シートを有することを特徴とする自動排尿処理装置。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバであって、尿を吸収する吸尿材と、前記吸尿材の表面を覆うように配置されている表面シートと、前記吸尿材に当接配置され尿を吸入する多孔吸尿チューブと、前記多孔吸尿チューブを支持する支持シートを具備することを特徴とする尿レシーバ。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバであって、尿を吸収する吸尿材と、前記吸尿材の表面を覆うように配置されている表面シートと、前記吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている多孔吸尿チューブと、前記多孔吸尿チューブを支持する支持シートを具備することを特徴とする尿レシーバ。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバであって、尿を吸収する吸尿材と、前記吸尿材の表面を覆うように配置されている表面シートと、前記吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブと、前記複数本の多孔吸尿チューブを支持する略矩形状の支持シートを具備することを特徴とする尿レシーバ。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバであって、尿を吸収する吸尿材と、前記吸尿材の表面を覆うように配置されている表面シートと、前記吸尿材に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿チューブと、前記複数本の多孔吸尿チューブを支持する略矩形状で非通水性の支持シートと、前記支持シートの縁部輪郭に沿って植立して設けられているギャザーとを具備することを特徴とする尿レシーバ。
- 装着者の排尿部から排泄される尿を吸収する尿レシーバであって、 下層の吸水率が高くなるように吸水率の異なる複数の吸尿材を積層して形成された吸尿材と、前記吸尿材を裏面に接着配置されている表面シートと、前記吸尿材の下層に当接配置され、尿を吸入する多数の吸尿孔が穿設されている複数本の多孔吸尿円筒チューブと、前記複数本の多孔吸尿円筒チューブを支持する略矩形状で非通水性の支持シートと、前記支持シートの縁部輪郭に沿って植立して設けられているギャザーとを具備することを特徴とする尿レシーバ。
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