JP2004261018A - Seedling transplanter - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜等の苗を移植する苗移植機に関し、詳しくは、苗移植機の苗載台及びタンク台の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、機体後部に設けた苗供給部より苗を移植爪内に投入し、該移植爪を畝中へ移動して該苗の移植を行う苗移植機が知られている。この苗移植機は、機体後部に左右横長の長円形状に複数の苗挿入用ポットを配置して、水平面上で回転させて受継部へ搬送する苗供給部を備え、該機体後部から後方へ向けてハンドルフレームが設けられている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開平11−332316号公報)に開示される従来技術では、同号公報の図1及び図2に示すように、苗移植機の走行部1aは、走行部ミッションケース7の前部にエンジン9が配置されている。走行部ミッションケース7の背面部に側面視長方形の左右に長い連結フレーム13が一体に設けられており、この連結フレーム13の背面右端部に走行部1aと操縦ハンドル6をつなぐメインフレーム14の前端部が固着連結されている。メインフレーム14は、後方に延び、途中で斜め上向きに湾曲し、そのまま植付部1bの後方位置まで延びている。そして、その後端部に操縦ハンドル6が固着して取り付けられている。
【0004】
苗移植機の植付部1bは、前記連結フレーム13の上面に走行部ミッションケース7から伝動される植付部ミッションケース30の下部が固着され、該植付部ミッションケース30の上部に左右第一植付伝動ケース31・31の基部が固着され、更に該左右第一植付伝動ケース31・31の各先端部に左右植付伝動ケース32・32の基部が固着されている。そして、左右第一植付伝動ケース31・31と左右植付伝動ケース32・32に後述する左右苗植付装置5・5の各作動機構が連結されている。左右苗植付装置5・5の後記各々の苗植付具60・60は、走行部1aよりも後側に左右方向に並んで配置している。
また、植付部ミッションケース30に基部を固着した上部フレーム34に、左右苗植付具60・60の上方に位置するように苗供給装置4と苗載台56が取り付けられている。
【0005】
苗供給装置4の前側には、上部フレーム34から前方に突設した取付棒56a・56aに取り付けられた苗載台56が設けられており、その上には育苗トレイが1個載せられる。この苗載台56は機体の左右一側部(左側部)に配置されて、作業者の手により、苗載台56に載置されている育苗トレイのポット苗を苗供給装置4の各苗供給カップ40・40・・・に補給するように構成されている。
【0006】
この特許文献1に開示されている苗移植機は、苗載台56の面積が比較的狭く、該苗載台56上にはそれほど多くの苗ポットを置くことができないために、苗移植作業中に畑の真中で苗ポットがなくなることがある。この場合、いちいち苗移植機を苗ポットの保管場所まで移動させて、苗載台56に苗ポットを補給してやる必要があり、作業効率があまりよくない。
【0007】
そこで、この点を鑑みて、苗載台の総面積を広く確保して作業性の向上を図った苗移植機が発明されている。この発明は本願と同一出願人により出願されており(特願2002−279407号)、本願の図2及び図3に示すように、苗移植機1の機体後部に苗供給部7が設けられ、該苗供給部7の上方に苗載部8が設けられている。苗載部8は、機体左右両側に配置される第1苗載台81L・81Rと、左右中央に配置される第2苗載台82とを備え、それぞれハンドルフレーム6又は支持フレーム69上に支持されている。この左右の第1苗載台81L・81Rは同じ高さ位置、若しくは、略同じ高さ位置に水平に配置されて、第2苗載台82は該第1苗載台81L・81Rよりも1段高くして水平に配置されている。
【0008】
この第1苗載台81L・81Rは左右回動可能、且つ、上下昇降可能に構成されており、該第1苗載台81L(81R)を支持する苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位がハンドルフレーム6に設けた取付孔に挿入されて、ボルトとナットから成る固定具を介して締結されている。この固定具を緩めると、該垂直部位が該取付孔に対して上下スライド自在、且つ、左右回転自在となり、作業者が作業しやすいように第1苗載台81L・81Rの高さ位置と向きとが調整できるようになっている。
【0009】
このような構成で、第1苗載台81L・81Rと、第2苗載台82とを上下に段違いに設けることで、苗載部8の総面積を広く確保しており、充分な量の苗を載置することができるようにしている。この苗移植機1を車庫などに収納するときなどは、該第1苗載台81L・81Rを左右内方向へ回動して苗供給部7の上方に収め、機体全体をコンパクトにまとめることもできる。
【0010】
【特許文献】
特開平11−332316号公報(図1、図2)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この苗供給部7の上方に収めた第1苗載台81L・81Rを機体の左右外側方へ戻すときには、作業者は一方の手で第1苗載台81L(81R)をしっかりと支えた上で、もう一方の手で前記の固定具を緩めてやる必要があるが、これを怠って不注意にも、該第1苗載台81L(81R)を支えることなく、固定具を緩めてしまうと、該第1苗載台81L(81R)が自然落下して、その下の苗供給部7にぶつかり、損傷させてしまうことがあった。
この苗供給部7には、左右横長の長円形状の循環経路に沿って苗挿入用ポット48・48・・・が配置されており、第1苗載台81L(81R)が自重で落ち込むと、この苗供給部7上の苗挿入用ポット48・48・・・を破損させてしまうことがあった。
【0012】
そこで、本発明では、この点を鑑みて、苗供給部7の上方に収めた第1苗載台81L・81Rが、その下方の苗供給部7へ落ち込むことがないように改良した苗移植機1を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
次に、この課題を解決するための手段を列挙する。
まず、請求項1に記載のように、機体本体に配置した苗供給部と、該苗供給部の側方に配置した苗載台とを備え、該苗載台を水平回動可能、且つ、上下昇降可能に構成して、該苗供給部と、該苗供給部側へ回動させた苗載台とが、上下に配置される構成の苗移植機において、前記苗移植機に、前記苗供給部の上方位置へ回動した苗載台の下降を所定高さで規制する規制手段を設ける。
【0014】
そして、請求項2に記載のように、前記規制手段は、苗載台を支持する支持フレームに取り付けたストッパと、該支持フレームを水平回動可能、且つ、上下昇降可能に取り付けた機体本体フレームと、で構成される。
【0015】
また、請求項3に記載のように、前記ストッパは、前記支持フレームの苗載台側の側部に突設させた突出部位と、該突出部位から下方へ延設した垂下部位と、を備えた構成とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例である歩行型苗移植機1について説明する。
図1は苗移植機1の側面図、図2は苗載部8の側面図、図3は同じく平面図、図4は同じく後面図、図5はストッパ89による第1苗載台81Lの下降規制を説明する苗載部8の後面図、図6は同じく平面断面図、図7は別構成のストッパ90を備えた第1苗載台81Lの後面図、図8は別構成のストッパ91を備えた第1苗載台81Lの後面図、図9はタンク台95の側面図、図10は同じく正面図、図11は同じく平面図、図12は覆土輪支持フレーム191の後面図、図13は覆土輪22の平面図、図14同じく側面図、図15は畝センサローラ50・50の後面図である。
【0017】
まず、苗移植機1の全体構成から説明する。
図1に示すように、苗移植機1は、機体後部に設けた苗供給部7より苗46が移植爪49内に投入され、該移植爪49を畝45中へ移動して該苗46の移植を行う農作業機であり、シャーシの前部を構成するエンジンフレーム24上にエンジン3が載置され、シャーシの前後中央部上にミッションケース4が配置されて、シャーシ後部上から後方に向けてハンドル部材となるハンドルフレーム6が水平方向に連設され、該ハンドルフレーム6の前後中途部上に苗載部8が支持されるとともに苗供給部7が配置されて、該ハンドルフレーム6後部が運転操作部9として構成され、各種操作レバーが配置されている。
【0018】
シャーシの前部には前輪回動支軸10が左右水平方向に横架されて、該前輪回動支軸10の左端部と右端部とにそれぞれ前輪支持体となる前輪支持アーム11・11の上端部が取り付けられている。この左右の前輪支持アーム11・11は、シャーシに対して回動可能に構成されていて、各前輪支持アーム11の下端部に従動輪である前輪12が回転自在に取り付けられている。
【0019】
また、ミッションケース4より後輪駆動軸15・15が左右両側方に突出されている。各後輪駆動軸15の外側には、それぞれ後輪支持パイプ21が配置されて、各後輪支持パイプ21の外端部に後輪支持体となるチェーンケース16の上端部が固設されている。この左右のチェーンケース16・16はシャーシに対して回動可能に構成されていて、各チェーンケース16の下端部に駆動輪である後輪17が支持されている。この左側の後輪支持パイプ21の上方には水タンク93・93を載置するためのタンク台95が配置されている。
【0020】
そして、苗供給部7の下方に移植部40が配置され、該移植部40は移植爪49を昇降して、最上位置で苗供給部7より苗46を受け取り、下端位置で移植爪49を開いて畝45中に苗を落下させて、その後方に配置した覆土輪22により苗46の根部に土を寄せて覆土して移植する構成としている。
【0021】
苗供給部7には、左右横長の長円形状に連結した苗搬送体を連続的に回転駆動する構成を設けている。該苗搬送体は苗挿入用ポット48とポット取付基部41より構成され、苗46の挿入される苗挿入用ポット48をポット取付基部41が保持して回転駆動させる。そして、苗搬送体の長円形状となる移動軌跡の適宜位置に受継部が設けられて、該受継部より苗46を落下させて、移植部40の移植爪49に苗46が投入される。
【0022】
また、左右の後輪17・17間には、畝高さを検出する畝センサローラ50・50が配置され、エンジン3を支持するフレーム24に支持アーム53が回動自在に取り付けられて、該支持アーム53の下端部に畝センサローラ50・50が回転自在に取り付けられている。
【0023】
次に、苗載部8の構成について説明する。
図2及び図3に示すように、苗載部8は、機体左右両側に配置される主苗載台たる第1苗載台81L・81Rと、左右中央に配置される予備苗載台たる第2苗載台82とを備え、それぞれハンドルフレーム6上に支持されている。
この左右の第1苗載台81L・81Rは同じ高さ位置、若しくは、略同じ高さ位置に水平に配置されて、第2苗載台82は該第1苗載台81L・81Rよりも1段高くして水平に配置されている。
【0024】
図3に示すように、ハンドルフレーム6は、右フレーム6Rと中フレーム6Mと左フレーム6Lとを備え、該左フレーム6Lは機体の左右中央に、該右フレーム6Rは機体の右側部に配置されて、該左フレーム6Lと該右フレーム6Rとは、平面視、前方側が開口する「コ」字型に一体的に形成されている。左フレーム6Lの前半部と右フレーム6Rの前半部との左右間に中フレーム6Mが配置され、該右フレーム6Rの前端部と該中フレーム6Mの前端部とがミッションケース4の左右両側部に固設されている。そして、右フレーム6Rの前後中央部と中フレーム6Mの後部との間に支持プレート60Rが架設され、該支持プレート60Rの下部に苗供給部7の駆動ケース(図示略)が垂設されている。
【0025】
また、左フレーム6Lには前後中央部から左方(外側方)へ向けて支持プレート60Lが固設され、該支持プレート60Lの下面と、前記支持プレート60Rの下面とに、それぞれシャーシを構成する左右一対の後部フレーム5・5の後端上部が固設されている(図1参照)。そして、中フレーム6Mと左フレーム6Lとには、左側方へ延出する支持フレーム69が架設されて、この支持フレーム69や、支持プレート60R・60Lにより、苗供給部7が支持されている。
【0026】
前記支持プレート60Rに垂設された駆動ケースから上方に駆動軸76が突設されて、該駆動軸76に駆動スプロケット77が固設されている。また、支持プレート60Lの略左右中央部と支持フレーム69の左側部との間には取付フレーム73が架設されて、該取付フレーム73に上方に突設する支持軸78が枢設され、該支持軸78に従動スプロケット79が固設されている。この駆動スプロケット77と従動スプロケット79とは略機体の左右幅間に配置されて、該駆動スプロケット77と該従動スプロケット79とに、無端状に連結したポット取付基部41・41・・・連が巻回されている。ポット取付基部41にはそれぞれ、一の苗が挿入される苗挿入用ポット48が保持される。該駆動スプロケット77へは前記ミッションケース4よりチェーン等の伝動機構を介して動力が伝達される。このようにして苗供給部7が構成され、該苗供給部7の左右両側方に第1苗載台81L・81Rが配置される。
【0027】
支持フレーム69の左端部(外端部)と、右フレーム6Rの前後中央部とにそれぞれ支持部69e・6eが形成されて、各支持部69e・6eから、それぞれ側面視、「L」字形状の苗載台フレーム83L・83Rが斜前方へ向けて延設され、該苗載台フレーム83L(83R)上に第1苗載台81L(81R)が取り付けられている。
【0028】
この第1苗載台81L(81R)は、前後方向に長い矩形のフレーム81aと、左右方向に長い矩形のフレーム81bとが中心位置(重心位置)を合わせて接合され、平面視、略「十」字型に形成されている。一方のフレーム81aには、対向する一組の長辺部位の前後中央部間に取付プレート81cが架設されている。また、第1苗載台81L(81R)の前後両端部81d・81dと、左右両端部81e・81eとはそれぞれ上方に折曲されていて、この4箇所の折曲部に係合させて、矩形の苗載トレイがフレーム81a・81b上に置かれ、該苗載トレイ上に前記の苗46・46・・・が縦横に並べられる。
【0029】
図2及び図4に示すように、苗載台フレーム83L(83R)は、垂直部位83aと、該垂直部位83aの上端から前方へ延出される水平部位83bとを備え、該垂直部位83aの下部が前記フレーム69(6R)のパイプ状の支持部69e(6e)の取付孔69f(6f)に挿入されて、ノブネジなど手で締付可能な固定具85を介して締結されている。
【0030】
この固定具85を手で緩めると、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aがフレーム69(6R)の支持部69e(6e)の取付孔69f(6f)に対して上下昇降自在、且つ、左右水平回転自在となって、作業者が作業しやすいように苗載台フレーム83L(83R)の高さ位置と向きとを調整できるようになり、また、苗移植機1を車庫などに収納するときなどは、第1苗載台81L・81Rを左右内方向へ回動して苗供給部7の上方に収め、苗供給部7と、第1苗載台81L・81Rとが、上下にラップする構成として機体全体をコンパクトにまとめることもできる。あるいは、第1苗載台81L(81R)を苗載台フレーム83L(83R)ごと取り外して、機体をコンパクトに収めることもできる。
【0031】
また、この苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aには、苗供給部7の上方位置へ回動した第1苗載台81L(81R)の下降を所定高さで規制する規制手段が設けられていて、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置以外へ回動したときには、該規制手段による第1苗載台81L(81R)の下降規制がなくなるように構成されている。
【0032】
例えば、この規制手段は、第1苗載台81L(81R)を支持する苗載台フレーム83L(83R)に取り付けたストッパ89と、該苗載台フレーム83L(83R)を水平回動可能、且つ、上下昇降可能に取り付けた機体本体側のフレーム69(6R)と、で構成されている。
【0033】
このストッパ89は、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの第1苗載台81L(81R)側の側部に突設させた突出部位89aと、該突出部位89aの先端から下方へ延設した垂下部位89bと、を備え、該垂下部位89bの下端部が、機体本体側のフレーム69(6R)の上面と当接することで、第1苗載台81L(81R)の下降が規制されるように構成されている。
【0034】
詳述すると、図5、及び図6に示すように、苗載台フレーム83L(83R)を水平回動可能、且つ、上下昇降可能に支持する支持部69e(6e)は、機体本体側のフレーム69(6R)の反苗供給部7側に取り付けられており、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置へ回動したときには、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの第1苗載台81L(81R)側の側部に配置したストッパ89の垂下部位89bが、該苗載台フレーム83L(83R)の支持部69e(6e)に対して苗供給部7側に配置される機体本体側のフレーム69(6R)の上方に位置し、該苗載台フレーム83L(83R)を下降させると、該ストッパ89の垂下部位89bの下端部と該フレーム69(6R)の上面とが当接して、第1苗載台81(81R)の下降が規制され、この位置を規制位置として、該第1苗載台81(81R)が該苗供給部7の苗挿入用ポット48・48・・・に接触しないように構成されている。
【0035】
一方、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置以外へ回動したときには、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの第1苗載台81L(81R)側の側部に配置したストッパ89の垂下部位89bの下方には、該苗載台フレーム83L(83R)の支持部69e(6e)に対して苗供給部7側に配置されているフレーム69(6R)がなくなり、ストッパ89の垂下部位89bの当接面がなくなる結果、第1苗載台81L(81R)の下降規制がなくなり、該第1苗載台81L(81R)の高さ位置を作業者が作業しやすいように下降させることができるようになる。
【0036】
ただし、この苗供給部7の上方位置以外へ回動した第1苗載台81L(81R)は、下降できる範囲が決まっており、ストッパ89の水平部位89aがフレーム69(6R)の取付孔69f(6f)の縁部に引っ掛かったときに、最下位置となる。この最下位置と前記の規制位置との間で、苗載台フレーム83L(83R)の水平部位83bの下端位置が、前記苗供給部7のポット取付基部41に保持される苗挿入用ポット48・48・・・の上端位置よりも下方に位置することがあるが、該最下位置と該規制位置との間で、機体右方の第1苗載台81Rを水平回動させると、ストッパ89の垂直部位89bの側部がフレーム6Rの外側面に当接して、該第1苗載台81Rが苗供給部7の上方へは回動しないように規制され、該第1苗載台81Rが苗供給部7上の苗挿入用ポット48・48・・・に接触しないとともに、該第1苗載台81Rが機体中央の第2苗載台82を支持する苗載台フレーム84Rとも接触しないように構成されている。
【0037】
また、前記フレーム69の先端部から前方と後方に規制部材を延設しておいて、前記最下位置と前記規制位置との間で、機体左方の第1苗載台81Lを水平回動させると、ストッパ89の垂直部位89bの側部がフレーム69先端部の前後の規制部材の外側面に当接して、該第1苗載台81Lが苗供給部7の上方へは回動しないように規制され、該第1苗載台81Lが苗供給部7上の苗挿入用ポット48・48・・・に接触しないように構成するとともに、該第1苗載台81Lが第2苗載台82を支持する苗載台フレーム84Lと接触しないように構成してもよい
【0038】
あるいは、前記最下位置と前記規制位置との間で、第1苗載台81L(81R)を左右に回動させたときに、該第1苗載台81L(81R)が第2苗載台82を支持する苗載台フレーム84L(84R)と当たらないように、該第1苗載台81L(81R)を支持する苗載台フレーム83L(83R)と、該苗載台フレーム83L(83R)が挿入されるフレーム69(6R)の取付孔69f(6f)との間に回転規制部材を設けて、第1苗載台81L(81R)の回転範囲を規制するように構成しておいてもよい。
この規制構造は、また、水平部位89aはピン等で構成し、支持部69e(6e)をパイプで構成して、パイプの上部に切欠を設けて、切欠以外が位置する高い部分を苗挿入用ポット48・48・・・に接触しない位置に設定する構成とすることもできる。
【0039】
以上のように、本実施例では、既存の部材である機体本体側のフレーム69(6R)を規制手段の一部として活用して、第1苗載台81L(81R)の下降を規制する構成としており、部品点数の削減を図っている。
【0040】
なお、ストッパ89の構成は、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの第1苗載台81L(81R)側の側部に突設させた突出部位89aと、該突出部位89aの先端から下方へ延設した垂下部位89bと、を備えた「L」字型の構成のほか、図7に示すような、苗載台フレーム83L(83R)の第1苗載台81L(81R)側の側部から斜下方へ延設した構成のストッパ90や、図8に示すような、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの第1苗載台81L(81R)側の側部に突設させた突出部位91aと、該突出部位91aの長手方向中途部から下方へ延設した垂下部位91bと、を備えた「T」字型の構成のストッパ91などを適用してもよく、ストッパの構成は特に限定はしないものとする。このストッパ90・91によっても、前記のストッパ89と同様な効果が得られ、「T」字型のストッパ91においては、突出部位91aの先端を把手として、手で該突出部位91aを把持して、第1苗載台81L(81R)を昇降並びに水平回動することができ、操作性の向上が図られている。
【0041】
また、ストッパ89・90・91の配置位置であるが、これについても、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83bの第1苗載台81L(81R)側の側部に限定はしない。例えば、フレーム69(6R)の支持部69e(6e)から前方、又は後方など他の部材と干渉しない方向に支持部材を延設して、該支持部材に対応する、苗載台フレーム83L(83R)の垂直部位83aの側部にストッパを配置する。すなわち、このストッパは、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置へ回動したときに、該ストッパの下方に、前記の支持部材が位置するように配置されて、該ストッパと該支持部材とによって、苗供給部7の上方位置へ回動した第1苗載台81L(81R)の下降が規制され、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置以外へ回動したときには、該ストッパと該支持部材による下降規制がなくなるように構成されている。
【0042】
以上のような構成で、第1苗載台81L(81R)を苗供給部7の上方位置へ回動したときには、該第1苗載台81L(81R)の下降がストッパ89、90、又は91等とフレーム69(6R)の上面等との規制手段によって所定高さで規制されるために、該第1苗載台81L(81R)はその下方の苗供給部7と接触することがなく、また、該第1苗載台81L(81R)を該苗供給部7の上方位置以外へ回動したときには、該規制手段による第1苗載台81L(81R)の下降規制がなくなって、該第1苗載台81L(81R)の高さ位置を作業者が作業しやすいように調整することができ、操作性が向上する。
【0043】
また、苗供給部7側へ回動させた第1苗載台81L(81R)を下降させて規制手段により所定高さで支持しておけば、該第1苗載台81L(81R)を誤って落下させてしまうこともなく、その下方の苗供給部7との衝突が未然に防がれて、安全性が向上する。
【0044】
また、従来は、苗供給部7側へ回動させた第1苗載台81L(81R)が万が一にも落下することがないように、スパナ等の工具を用いて固定具をかなり強固に締め付けて第1苗載台81L(81R)を支持する苗載台フレーム83L(83R)を位置固定していたが、本実施例のように、苗供給部7側へ回動させた第1苗載台81L(81R)をストッパ89、90、又は91等とフレーム69(6R)の上面等との規制手段により所定高さで支持しておけば、それ以上は落ち込むことはなく、固定具による締付強さを軽減することができる。このため、固定具85をノブネジなど手で締付操作が可能なものとすることができ、その結果、第1苗載台81L(81R)の位置固定にスパナ等の専用の工具が不要となり、操作性が向上する。
【0045】
そうして、図2に示すように、苗載台フレーム83L(83R)の水平部位83bの先端部(前端部)には第1苗載台81L(81R)の取付部83cが形成されている。この取付部83cは軸方向を上下に向けて配置される円筒体83dと、該円筒体83d内に挿入される軸体83eと、該軸体83eの上端に取り付けられた円盤体83fとを備え、該円盤体83fの外径は円筒体83dの内径より大きく形成されて、軸体83e及び円盤体83fは円筒体83dの上端面に回転自在に支持されて、該円盤体83f上に第1苗載台81L(81R)の取付プレート81cが固設されている。また、円筒体83dには苗載台フレーム83L(83R)の水平部位83bの軸方向にボルトとナットから成る固定具86が螺入されて、該固定具86の内端部が軸体83eの外周面を押圧して、該軸体83eの回転が規制されている。この固定具86を緩めると、軸体83eは円筒体83dに対して左右回転自在となって、作業者が作業しやすいように苗載台81L(81R)の向きを調整できるようになっている。
【0046】
図1及び図3に示すように、左フレーム6Lの前後中央部と、右フレーム6Rの前部とにそれぞれ支持部6g・6hが形成されて、各支持部6g・6hから、それぞれ側面視、「L」字形状の苗載台フレーム84L・84Rが前方へ向けて延設され、該苗載台フレーム84L・84R上に第2苗載台82が架設されている。左右の苗載台フレーム84L・84Rは、左側の苗載台フレーム84Lの方が右側の苗載台フレーム84Rよりもやや前方に配置されており、両苗載台フレーム84L・84Rとも、前後方向に伸縮可能に構成されて、該苗載台フレーム84L・84R上に第2苗載台82が前後にスライド可能に取り付けられている。
【0047】
図3に示すように、第2苗載台82は、矩形の外枠フレーム82a内に棒状の縦フレーム82b・82b・・・と横フレーム・82c・82cとが縦横に複数架け渡されて、平面視、略「田」字状に形成されている。これらのフレーム82b・82b・・・、82c・82cはそれぞれ長手方向の両端部が上方に折曲されて、該折曲部の上端が外枠フレーム82aの下面に固設されている。そして、外枠フレーム82a内には矩形の苗載トレイが嵌め込まれ、該苗載トレイは複数のフレーム82b・82b・・・、82c・82cに支持されて、該苗載トレイ上に前記の苗46・46・・・が縦横に並べられる。
【0048】
図2及び図4に示すように、苗載台フレーム84L(84R)は、垂直部位84aと、該垂直部位84aの上端から前方へ延出される水平部位84bとを備え、該垂直部位84aの下部が前記フレーム6L(6R)の支持部6g(6h)の取付孔6j(6k)に挿入されて、ボルトとナットから成る固定具87を介して締結されている。この左右のフレーム6L・6Rの支持部6g・6hの固定具87・87をともに緩めると、苗載台フレーム84L(84R)の垂直部位84aがフレーム6L(6R)の取付孔6j(6k)に対して上下スライド自在となって、第2苗載台82を水平姿勢を保ちながら上下に平行移動させることができ、作業者が作業しやすいように苗載台フレーム84L・84Rの高さ位置を調整できるようになるとともに、また、苗移植機1を車庫などに収納するときなど、第2苗載台82を苗載台フレーム84L・84Rごと取り外して、機体をコンパクトに収めることもできる。
【0049】
また、苗載台フレーム84L・84Rの垂直部位84a・84aにストッパを形成して、苗載台フレーム84L・84Rが所定高さより下方に下がらないように構成しておいてもよい。具体的には、左右の苗載台フレーム84L・84Rのうち、少なくとも一方の垂直部位84aの上下中途部に凸部を形成しておき、該凸部がフレーム6L(6R)の取付孔6g(6h)の縁部に引っ掛かったときに、苗載台フレーム84L・84Rが最下位置となり、該最下位置で、苗載台フレーム84L・84Rの水平部位84bの下端位置が、前記苗供給部7のポット取付基部41に保持される苗挿入用ポット48・48・・・の上端位置よりも高くなるように構成しておく。
【0050】
以上のように、第1苗載台81L・81Rの苗載台フレーム83L・83Rと、第2苗載台82の苗載台フレーム84L・84Rとは上下に昇降スライド自在で、高さ調整が可能になっており、通常は、第1苗載台81L・81Rは同じ高さ位置、若しくは、略同じ高さ位置に配置されて、第2苗載台82は該第1苗載台81L・81Rよりもやや高く、上下に段違いに配置される。
【0051】
また、図2に示すように、苗載台フレーム84L(84R)の水平部位84bの前部には支持パイプ84cが前後スライド自在に外嵌されている。そして、図3に示すように、左側の苗載台フレーム84Lの支持パイプ84cは第2苗載台82の左右中央の縦フレーム82bに取り付けられ、右側の苗載台フレーム84Lの支持パイプ84cは最右方の縦フレーム82bに取り付けられている。このように、第2苗載台82は左右中央部と右端部とが苗載台フレーム84L・84Rに支持されていて、前後にスライド可能に構成されている。第2苗載台82の左半分は、左側の苗載台フレーム84Lの支持パイプ84cより左方へ突出して、該第2苗載台82は、前記苗供給部7の駆動スプロケット77と従動スプロケット79上に跨って、該苗供給部7の左右幅に配置されて、第2苗載台82に載置される苗載トレイの面積が広く確保され、多数の苗46・46・・・を載置できる。
【0052】
支持パイプ84cの前端部と後端部には、それぞれボルトとナットから成る固定具88・88が下方から螺入されて、該固定具88・88のうち、少なくとも一方の固定具88の内端部が苗載台フレーム84Lの水平部位84bの外周面を押圧することで、支持パイプ84cの摺動が規制されている。この固定具88・88を緩めると、第2苗載台82を支持する支持パイプ84cは水平部位84bに対して前後スライド自在となって、作業者が作業しやすいように苗載台82を前後にずらすことができるようになっている。
【0053】
以上のように、苗載部8は第1苗載台81L・81Rと第2苗載台82とを備えて、苗載台81L・81L・82に載置される苗載トレイの総面積が広く確保され、充分な量の苗46・46・・・を載置することができて、途中で苗46・46・・・を補給する必要が殆どなくなり、作業性が向上する。
【0054】
なお、前記の固定具86・87・88はボルトとナットとによる固定具に限らず、ノブネジなど手で締付可能な固定具を適用してもよく、その構成は特に限定はしない。このノブネジなどの固定具を適用する場合は、手で固定具を締め付けることができ、スパナ等の専用の工具が不要となって、操作性が向上する。
【0055】
次に、前記タンク台95の構成について説明する。
従来より、苗移植機は、機体本体に、水タンクを載置するためのタンク台と、該水タンク内の水を灌水ホースを介して移植爪内に挿入した灌水管に送水して灌水する灌水機構とを備えており、該タンク台には水タンクが1つ載置されていた。
しかしながら、圃場が広い場合には、苗移植作業中、圃場の真中で水タンク内の水がなくなることがあり、この場合、いちいち苗移植機を給水場所まで移動させて、該水タンクに水を補給してやる必要があり、作業効率があまりよくない。
そこで、この点を鑑みて、苗移植機のタンク台の総面積を広く確保し、作業性の向上を図ることを課題として、以下のようにタンク台95を構成する。
【0056】
図1及び図3に示すように、タンク台95は、左側の後輪17を支持する後輪支持パイプ22の上方で、苗供給部7の前方に配置され、該タンク台95の第1載置台95aがブラケット110・111を介して機体フレームに取り付けられている。
ブラケット110は後輪支持パイプ22の上方の機体フレームから立設され、ブラケット111は苗供給部7を支持するフレームから垂設されて、該ブラケット110・111にタンク台95が取り付けられ、固定されている。
【0057】
図9、図10及び図11に示すように、タンク台95は、機体本体フレームに水平に固定した水平な第1載置台95aと、該第1載置台95aに上下回動可能に取り付けられた第2載置台95bとを備え、該第2載置台95bを水平な状態に回動させることで、タンク台95の載置面積を拡大するように構成している。
この第2載置台95bは第1載置台95aに対して左右外方向へ向けて回動するように構成されている。
【0058】
第1載置台95aは載置部95cと、該載置部95cの幅方向両側部に立設されたガイド部95d・95dとを備え、同様に、第2載置台95bは、載置部95fと、該載置部95fの幅方向両側部に立設されたガイド部95g・95gとを備えて、該第1載置台95aのガイド部95d・95dの左右外端部に該第2載置台95bのガイド部95g・95gの左右内端部が回動自在に取り付けられている。このような構成で、第2載置台95bは第1載置台95aに対して回動支点軸95kを中心に回動自在に取り付けられている。
また、第1載置台95aの反回動支点軸95k側の端部にはガイド部95eが設けられ、第2載置台95bの反回動支点軸95k側の端部にはガイド部95hが立設されている。
【0059】
さらに、第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部には落下防止部材96が設けられており、該落下防止部材96は、該第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の上方で固定する「落下防止位置」と、該第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の上方を開放する「退避位置」との間で回動可能に構成されている。
【0060】
この落下防止部材96は、一対の立設部96a・96bと、該一対の立設部96a・96bの上端を繋ぐ連結部96cとで「門」型に構成され、一方の立設部96aの下端部を第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部における幅方向一側端部に水平回動可能に取り付け、該第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部における幅方向他側端部には係止手段を設けて、他方の立設部96bを着脱自在に係止するように構成されている。
【0061】
詳しくは、立設部96a・96bは垂直部位と傾斜部位とで「へ」字型に構成されて、該立設部96aの傾斜部位の先端と、該立設部96bの傾斜部位の先端とが、連結部96cで連結されている。一方の立設部96aの傾斜部位は軸心回りに回動自在に構成され、落下防止部材96の連結部96cは、該一方の立設部96aの傾斜部位に対して上下に回動するように構成されている。
また、前記の係止手段は筒体97で構成されて、該筒体97には軸心を上下方向に向けた係止孔が形成され、該連結部96cを該一方の立設部96aの傾斜部位に対して上下に回動させることで、他方の立設部96bの下端部を該筒体97の係止孔に着脱するようにしている。
【0062】
このような構成で、落下防止部材96は、第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の上方で固定する「落下防止位置」と、第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の上方を開放する「退避位置」との間で回動可能に構成されている。
【0063】
なお、落下防止部材96は上記構成に限定するものではなく、例えば、落下防止部材を上下に回動する構成として、第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の上方で固定する「落下防止位置」と、該第2載置台95bの反回動支点軸95k側の側部の下方へ退避させる「退避位置」との間で回動するなどのように構成してもよく、その構成は特に限定はしないものとする。
【0064】
以上のようにタンク台95が構成され、前記水タンク93・93には水が入っていてかなり重く、該水タンク93を第1載置台95a上に載せる場合、第2載置台95bを水平な状態に回動させておくことで、該水タンク93を該第1載置台95a上へ容易に載せることができる。また、第2載置台95b上にも水タンク93を載せる場合には、該第2載置台95bをそのまま水平な状態にしておいて、該第2載置台95b上に水タンク93を載せるようにする。このように簡単な構成で、タンク台95の載置面積を拡大することができ、作業性が向上する。
【0065】
そうして、落下防止部材96により、第2載置台95b上に載せた水タンク93をガイドして落下を防止するようにしており、安全性が確保されている。
この落下防止部材96は、連結部96cを、一方の立設部96aに対して上下回動可能に構成し、他方の立設部96bを係止する係止手段は係止孔で構成して、該連結部96cを該一方の立設部96aに対して上下に回動させることで、該他方の立設部96bの下端部を該係止孔に着脱するように構成しており、片手で簡単に落下防止部材96を開閉することができるようになっている。
【0066】
以上のような構成で、タンク台95、及び落下防止部材96は片手で水タンク93を持った状態でも、もう一方の手で簡単に回動でき、第2載置台95bを水平な状態に回動させて、落下防止部材96を、「退避位置」に回動させることで、水タンク92を第1載置台95a、又は第2載置台95bへ載せ易くなる。そして、第2載置台にも水タンク93を載せた後は、落下防止部材96を元位置の「落下防止位置」に回動して固定し、該落下防止部材96で該第2載置台95b上の水タンク93をガイドして落下を防止するようにする。
【0067】
次に、前記覆土輪22の構成について説明する。
図1に示すように、前記左右の後部フレーム5・5の前後中途部下面から下方にステー172・172が突設され、該ステー172・172に覆土輪フレーム173の前端が枢支されている。この覆土輪フレーム173は平面視U字状に構成されており、その後端部より後方にハンドル174を突出し、左右中央部より上方に支持ステー175を突設し、下方に取付フレーム176を垂設している。
【0068】
図1、及び図12に示すように、前記取付ステー176下端に前後方向に枢支軸190を突設し、該枢支軸190上に覆土輪支持フレーム191の下部を枢支している。この覆土輪支持フレーム191は後面視において、倒「E」字型に構成されて、中央のフレーム下部に前記枢支軸190を枢支し、左右両側のフレームと中央のフレームの下部の間に覆土輪22・22・22・22を左右一対ずつ回転自在に配置している。この一対の覆土輪22・22・・・は前記移植爪49・49の進行方向の線を跨ぐ構成としている。こうして、左右中央下部に枢支軸190を配置して左右の覆土輪22・22・・・を左右傾倒自在に支持して、畝45上面の傾斜に追随して覆土精度を高め、移植後の苗46の根部の両側を押さえる構成としている。
【0069】
図12、図13及び図14に示すように、覆土輪支持フレーム191の左右下端部にはそれぞれ支持ブラケット208・208が固設されており、該覆土輪支持フレーム191の中央下端部には支持ブラケット209が固設されている。該支持ブラケット209は該支持ブラケット208の略2倍の長さで、覆土輪支持フレーム191の中央下端部から左右に突出させて取り付けられている。
この支持ブラケット208・209にはそれぞれ覆土輪22に対応させてスクレパー213が固設されている。支持ブラケット208には前面にスクレパー213が取り付けられおり、支持ブラケット209には前面の左側部と右側部にスクレパー213・213が取り付けられている。このスクレパー213の下部は前方へ曲折されて覆土輪22の外周後端に当接させており、該覆土輪22の外周上に付着した泥等の付着物を除去するようにしている。
【0070】
また、支持ブラケット208・209にはそれぞれ覆土輪22を支持する支持アーム211が取り付けられている。支持ブラケット208には前面に支持アーム211が取り付けられおり、支持ブラケット209には前面の左側部と右側部に支持アーム211・211が取り付けられている。
支持アーム211は平面視、「コ」字型に構成されており、その前端部で覆土輪22が回動自在に支持され、該支持アーム211の後端面がボルトとナットとから成る一対の固定具214・215を介して支持ブラケット208(209)の前面に締結固定されている。
この一対の固定具214・215の取付穴は、支持ブラケット208(支持ブラケット209の左右一側部)と支持アーム211の後端部に形成されており、支持ブラケット208(支持ブラケット209の左右一側部)に形成した一方の固定具215の取付穴に関しては長穴208b(209b)で構成され、詳しくは、該一方の固定具215の取付穴は、支持ブラケット208(支持ブラケット209の左右一側部)の他方の固定具214の取付穴を中心に円弧状に形成されている。
【0071】
この一方の固定具214を長穴208b(209b)に沿って移動させることで、覆土輪22を支持する支持アーム211を支持ブラケット208(支持ブラケット209の左右一側部)に対して傾けて取り付けることができる。このような構成で、支持アーム211は支持ブラケット208(支持ブラケット209の左右一側部)に対して回動可能に取り付けられ、覆土輪22を左右方向に所望の角度に傾倒させることができるようになっている。
【0072】
次に、前記畝センサローラ50・50の構成について説明する。
図15に示すように、エンジンフレーム24の左右の側部フレームの下端部間に回動支軸51が横架され、該回動支軸51の左端部と右端部とにそれぞれブラケット52・52の上端部が回動自在に取り付けられている。この一対のブラケット52・52の下端部に、畝センサローラ50の支持体となる支持アーム53の水平部位53aが軸支されている。
【0073】
前記支持アーム53は平面視「L」字型の部材で、水平部位53aと、該水平部位53aと直交する斜部位53bとを備え、水平部位53aは軸心を左右水平方向に向けて配置されて、該水平部位53aの左右外側端部から後斜方へ向けて斜部位53bが延出されている。この支持アーム53の水平部位53aにおける左端部と右端部とがそれぞれブラケット52・52の下端部に回動自在に取り付けられている。そして、該水平部位53aと畝センサローラ50・50の回転軸55とが前後に平行に配置されて、該回転軸55の左右外側端部が支持アーム53の斜部位53bの先端部に固設されている。つまり、支持アーム53と、回転軸55とは平面視で「コ」字型に構成されて、該回転軸55の左右内側部に畝センサローラ50・50が2個取り付けられている。
畝センサローラ50・50の配置数は2個に限定するものではなく、それ以上であってもよく、このように支持アーム53に支持された回転軸55に複数の畝センサローラ50・50を取り付けたことで、左右方向に幅広に畝45の凹凸を検出することができる。
【0074】
この畝センサローラ50・50は所定高さに回動自在に配置されており、畝45の最上部を検出して、畝45と機体下面との距離が一定距離以下にならないようにしている。苗移植機1は、機体本体に対して前輪12・12及び後輪17・17の支持部を傾倒させることで、機体本体が昇降可能に構成されており、この機体昇降リンク機構は、前輪12・12の回動支軸と後輪17・17の回動支軸とを連動して回動させる前後輪昇降リンク機構と、油圧シリンダの駆動により後輪17・17の回動支軸を回動させる往復クランク機構とを備え、畝センサローラ50・50が畝45に当たって回動すると、油圧シリンダが作動して自動的に機体本体が上昇するように構成されており、畝45と機体下面との距離を一定距離以上に保つように構成されている。
【0075】
【発明の効果】
以上、本発明は、以上のように構成したので、次のような効果を奏するのである。
まず、請求項1に記載の発明では、苗載台を苗供給部の上方位置へ回動したときには、該苗載台の下降が規制手段によって所定高さで規制されるために、該苗載台はその下方の苗供給部と接触することがなく、また、該苗載台を該苗供給部の上方位置以外へ回動したときには、該規制手段による苗載台の下降規制がなくなって、該苗載台の高さ位置を作業者が作業しやすいように調整することができ、操作性が向上する。
また、苗供給部側へ回動させた苗載台を下降させて規制手段により所定高さで支持しておけば、該苗載台を誤って落下させてしまうこともなく、その下方の苗供給部との衝突が未然に防がれて、安全性が向上する。
また、従来は、苗供給部側へ回動させた苗載台が万が一にも落下することがないように、スパナ等の工具を用いて固定具をかなり強固に締め付けて苗載台を支持する支持フレームを位置固定していたが、本発明のように、苗供給部側へ回動させた苗載台を規制手段により所定高さで支持しておけば、それ以上は落ち込むことはなく、固定具による締付強さを軽減することができる。このため、固定具をノブネジなど手で締付操作が可能なものとすることができ、その結果、苗載台の位置固定にスパナ等の工具が不要となって、操作性が向上する。
【0076】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の一形態であり、苗載台を支持する支持フレームに取り付けたストッパと、該支持フレームを水平回動可能、且つ、上下昇降可能に取り付けた機体本体フレームとで構成した規制手段によって、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する。
【0077】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の一形態であり、支持フレームの苗載台側の側部に突設させた突出部位と、該突出部位から下方へ延設した垂下部位と、を備えたストッパは、配置構成上、最適な位置に配置されて、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する。
詳述すると、苗載台の支持フレームを水平回動可能、且つ、上下昇降可能に支持する支持部は、機体本体フレームの反苗供給部側に取り付けられており、苗載台を苗供給部の上方位置へ回動したときには、前記支持フレームの苗載台側の側部に配置したストッパの垂下部位が、該支持フレームの支持部に対して苗供給部側に配置される機体本体フレームの上方に位置し、該苗載台の支持フレームを下降させると、該ストッパの垂下部位の下端部と該機体本体フレームの上面とが当接して、その下降が規制され、苗載台が苗供給部に接触しないように構成されている。
一方、苗載台を苗供給部の上方位置以外へ回動したときには、支持フレームの苗載台側の側部に配置したストッパの垂下部位の下方には、該支持フレームの支持部に対して苗供給部側に配置される機体本体フレームがなくなり、ストッパの垂下部位の当接面がなくなる結果、苗載台の下降規制がなくなり、該苗載台の高さ位置を作業者が作業しやすいように下降させることができるようになる。このように、既存の部材である機体本体フレームを規制手段の一部として活用して、苗載台の下降を規制する構成とすることができ、部品点数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗移植機1の側面図。
【図2】苗載部8の側面図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく後面図。
【図5】ストッパ89による第1苗載台81Lの下降規制を説明する苗載部8の後面図。
【図6】同じく平面断面図。
【図7】別構成のストッパ90を備えた第1苗載台81Lの後面図。
【図8】別構成のストッパ91を備えた第1苗載台81Lの後面図。
【図9】タンク台95の側面図。
【図10】同じく正面図。
【図11】同じく平面図。
【図12】覆土輪支持フレーム191の後面図。
【図13】覆土輪22の平面図。
【図14】同じく側面図。
【図15】畝センサローラ50・50の後面図。
【符号の説明】
1 苗移植機
7 苗供給部
6 ハンドルフレーム
6R 右フレーム
8 苗載部
69 支持フレーム
81L 第1苗載台
81R 第1苗載台
83L 苗載台フレーム
83R 苗載台フレーム
85 固定具
89 ストッパ
89a 突出部位
89b 垂下部位
90 ストッパ
91 ストッパ
91a 突出部位
91b 垂下部位[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a seedling transplanter for transplanting seedlings such as vegetables, and more particularly, to a configuration of a seedling mounting table and a tank table of the seedling transplanter.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a seedling transplanting machine has been known in which a seedling is introduced into a transplanting nail from a seedling supply unit provided at a rear portion of the machine body, and the transplanting nail is moved into a ridge to transplant the seedling. This seedling transplanter is provided with a seedling supply unit that arranges a plurality of seedling insertion pots in a horizontally long oblong shape at the rear of the machine body, rotates on a horizontal plane, and transports the seedling to a succession unit, and from the rear of the machine body to the rear. A handle frame is provided facing the same.
[0003]
For example, in the related art disclosed in Patent Document 1 (Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-332316), as shown in FIGS. The engine 9 is arranged at the front of the vehicle. A left and right long connecting frame 13 of a rectangular shape in a side view is integrally provided on a rear portion of the traveling
[0004]
The planting portion 1b of the seedling transplanting machine has a lower portion of a planting portion transmission case 30 that is transmitted from the traveling
Further, the seedling supply device 4 and the seedling mounting table 56 are attached to the upper frame 34 having the base fixed to the planting section mission case 30 so as to be located above the left and right
[0005]
On the front side of the seedling supply device 4, a seedling mounting table 56 attached to mounting rods 56a projecting forward from the upper frame 34 is provided, and one seedling raising tray is mounted thereon. The seedling mounting table 56 is disposed on one side (left side) of the machine body, and a pot of a seedling tray placed on the seedling mounting table 56 placed on the seedling mounting table 56 is manually transferred to each seedling of the seedling supply device 4 by an operator. The
[0006]
In the seedling transplanter disclosed in
[0007]
Therefore, in view of this point, a seedling transplanter has been invented in which the total area of the seedling mounting table is widened to improve workability. The present invention has been filed by the same applicant as the present application (Japanese Patent Application No. 2002-279407). As shown in FIGS. 2 and 3 of the present application, a
[0008]
The first seedling mounting tables 81L and 81R are configured to be able to rotate left and right and to be able to move up and down, and to be vertically movable in a
[0009]
With such a configuration, the first seedling mounting table 81L / 81R and the second seedling mounting table 82 are provided at different levels vertically, so that the total area of the
[0010]
[Patent Document]
JP-A-11-332316 (FIGS. 1 and 2)
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
When returning the first seedling mounting tables 81L and 81R housed above the
In the
[0012]
Therefore, in the present invention, in view of this point, the seedling transplanter improved so that the first seedling mounting tables 81L and 81R accommodated above the
[0013]
[Means for Solving the Problems]
Next, means for solving this problem will be listed.
First, as described in
[0014]
And a stopper attached to a support frame that supports the seedling mounting table, and a body frame attached to the support frame so that the support frame can be horizontally rotated and vertically moved up and down. And
[0015]
Further, as set forth in claim 3, the stopper includes a protruding portion protruding from a side portion of the support frame on the seedling mounting table side, and a hanging portion extending downward from the protruding portion. Configuration.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a walking-
1 is a side view of the
[0017]
First, the overall configuration of the
As shown in FIG. 1, in the
[0018]
A front wheel
[0019]
Further, rear
[0020]
Then, the transplanting
[0021]
The
[0022]
Further,
[0023]
Next, the configuration of the
As shown in FIGS. 2 and 3, the
The left and right first seedling mounting tables 81L and 81R are horizontally disposed at the same or substantially the same height position, and the second seedling mounting table 82 is one position lower than the first seedling mounting tables 81L and 81R. It is arranged horizontally with a step height.
[0024]
As shown in FIG. 3, the handle frame 6 includes a
[0025]
A
[0026]
A
[0027]
[0028]
In the first seedling mounting table 81L (81R), a
[0029]
As shown in FIGS. 2 and 4, the
[0030]
When the fixing
[0031]
In the
[0032]
For example, the restricting means includes a
[0033]
The
[0034]
More specifically, as shown in FIG. 5 and FIG. 6, a
[0035]
On the other hand, when the first seedling mounting table 81L (81R) is rotated to a position other than the position above the
[0036]
However, the range in which the first seedling mounting table 81L (81R) that has rotated to a position other than the position above the
[0037]
In addition, a restricting member extends forward and rearward from the front end of the
[0038]
Alternatively, when the first seedling mounting table 81L (81R) is rotated left and right between the lowermost position and the regulation position, the first seedling mounting table 81L (81R) is moved to the second seedling mounting table. The
In this regulating structure, the
[0039]
As described above, in the present embodiment, the configuration in which the lowering of the first seedling mounting table 81L (81R) is restricted by utilizing the frame 69 (6R) on the body main body side, which is an existing member, as a part of the restriction means. To reduce the number of parts.
[0040]
The configuration of the
[0041]
The positions of the
[0042]
With the above configuration, when the first seedling mounting table 81L (81R) is rotated to a position above the
[0043]
Also, if the first seedling mounting table 81L (81R) rotated to the
[0044]
Conventionally, the fixture is tightened with a tool such as a spanner so that the first seedling mounting table 81L (81R) rotated to the
[0045]
Then, as shown in FIG. 2, a mounting
[0046]
As shown in FIGS. 1 and 3,
[0047]
As shown in FIG. 3, the second seedling mounting table 82 has a plurality of bar-shaped
[0048]
As shown in FIGS. 2 and 4, the
[0049]
Further, a stopper may be formed at the
[0050]
As described above, the
[0051]
As shown in FIG. 2, a support pipe 84c is fitted to the front of the
[0052]
[0053]
As described above, the
[0054]
The fixing
[0055]
Next, the configuration of the tank table 95 will be described.
2. Description of the Related Art Conventionally, a seedling transplanting machine has a tank body for mounting a water tank on a body of the machine, and water is supplied from a water tank to a watering pipe inserted into a transplanting nail via a watering hose to be watered. An irrigation mechanism, and one water tank was mounted on the tank base.
However, if the field is large, the water in the water tank may be exhausted in the middle of the field during the seedling transplanting operation.In this case, the seedling transplanter is moved to the water supply location and the water is supplied to the water tank. It needs to be replenished, and the working efficiency is not very good.
Therefore, in view of this point, the tank table 95 is configured as described below with an object of securing a large total area of the tank table of the seedling transplanter and improving the workability.
[0056]
As shown in FIGS. 1 and 3, the tank table 95 is disposed above the rear
The
[0057]
As shown in FIG. 9, FIG. 10 and FIG. 11, the tank table 95 is horizontally fixed to the body frame of the vehicle, and is mounted on the first mounting table 95a so as to be rotatable up and down. A second mounting table 95b is provided, and the mounting area of the tank table 95 is enlarged by rotating the second mounting table 95b in a horizontal state.
The second mounting table 95b is configured to rotate left and right outward with respect to the first mounting table 95a.
[0058]
The first mounting table 95a includes a mounting
A
[0059]
Further, a
[0060]
The
[0061]
In detail, the
Further, the locking means is constituted by a
[0062]
With such a configuration, the
[0063]
Note that the
[0064]
The tank table 95 is configured as described above. The
[0065]
In this way, the
The
[0066]
With the above configuration, the tank table 95 and the
[0067]
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 1, stays 172 and 172 project downward from the front and rear lower surfaces of the left and right rear frames 5.5, and the front ends of the covering ring frames 173 are pivotally supported by the
[0068]
As shown in FIGS. 1 and 12, a
[0069]
As shown in FIGS. 12, 13, and 14,
[0070]
The
The
The mounting holes for the pair of
[0071]
By moving this one
[0072]
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 15, a
[0073]
The
The number of
[0074]
The
[0075]
【The invention's effect】
As described above, the present invention is configured as described above, and has the following effects.
First, according to the first aspect of the present invention, when the seedling mounting table is rotated to a position above the seedling supply unit, the lowering of the seedling mounting table is regulated at a predetermined height by the regulating means. The stand does not come into contact with the seedling supply section below it, and when the seedling table is rotated to a position other than the position above the seedling supply section, the lowering of the seedling table by the restricting means is eliminated, The height position of the seedling mounting table can be adjusted so that the operator can easily work, and the operability is improved.
In addition, if the seedling table rotated to the seedling supply unit side is lowered and supported at a predetermined height by the regulating means, the seedling table is not accidentally dropped and the seedlings below the seedling table are not accidentally dropped. Collision with the supply unit is prevented beforehand, and safety is improved.
Conventionally, the fixture is tightened considerably firmly using a tool such as a spanner so that the seedling table rotated to the seedling supply unit side does not fall by any chance to support the seedling table. Although the position of the support frame was fixed, as in the present invention, if the seedling table rotated to the seedling supply unit side is supported at a predetermined height by the regulating means, it does not fall any further, The tightening strength of the fixture can be reduced. For this reason, the fixing tool can be made to be able to be manually tightened with a knob screw or the like. As a result, a tool such as a spanner is not required for fixing the position of the seedling mounting table, and the operability is improved.
[0076]
A second aspect of the present invention is an embodiment of the first aspect of the present invention, in which a stopper attached to a support frame supporting a seedling mounting table, the support frame can be horizontally rotated, and can be vertically moved up and down. The same effect as the first aspect of the invention is exerted by the restricting means constituted by the body frame attached to the main body.
[0077]
Further, the invention according to claim 3 is an embodiment of the invention according to
More specifically, a support portion that supports the support frame of the seedling mounting table so as to be able to rotate horizontally and to be able to move up and down is attached to the side of the body frame that is opposite to the seedling supply portion. When rotated to the upper position, the hanging portion of the stopper disposed on the side of the support frame on the side of the seedling mounting table is located at the side of the seedling supply unit with respect to the support of the support frame. When the support frame of the seedling table is located at an upper position, the lower end of the hanging portion of the stopper comes into contact with the upper surface of the body frame, whereby the lowering is restricted, and the seedling table is supplied with seedlings. It is configured so as not to contact the part.
On the other hand, when the seedling mounting table is rotated to a position other than the upper position of the seedling supply section, the support section of the support frame is located below the hanging portion of the stopper disposed on the side of the support frame on the seedling mounting table side. As a result, the machine body frame disposed on the side of the seedling supply unit is eliminated, and the contact surface of the hanging portion of the stopper is eliminated. As a result, the lowering of the seedling mounting table is eliminated, and the height position of the seedling mounting table is easy for the operator to work. So that it can be lowered. As described above, the body main body frame, which is an existing member, is used as a part of the regulating means, so that the lowering of the seedling mounting table can be regulated, and the number of parts can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a
FIG. 2 is a side view of the
FIG. 3 is a plan view of the same.
FIG. 4 is a rear view of the same.
FIG. 5 is a rear view of the
FIG. 6 is a plan sectional view of the same.
FIG. 7 is a rear view of a first seedling mounting table 81L provided with a
FIG. 8 is a rear view of a first seedling mounting table 81L provided with a
FIG. 9 is a side view of the
FIG. 10 is a front view of the same.
FIG. 11 is a plan view of the same.
FIG. 12 is a rear view of the earth covering
FIG. 13 is a plan view of the
FIG. 14 is a side view of the same.
FIG. 15 is a rear view of the
[Explanation of symbols]
1 Seedling transplanter
7 Seedling Supply Department
6 Handle frame
6R right frame
8 Seedling section
69 Support frame
81L first seedling platform
81R 1st seedling platform
83L seedling mounting frame
83R seedling mounting frame
85 Fixture
89 Stopper
89a Projection site
89b hanging part
90 Stopper
91 Stopper
91a Projection site
91b Drooping site
Claims (3)
前記苗移植機に、前記苗供給部の上方位置へ回動した苗載台の下降を所定高さで規制する規制手段を設けたことを特徴とする苗移植機。A seedling supply unit disposed on the body of the machine, and a seedling table disposed on a side of the seedling supply unit; the seedling table is configured to be horizontally rotatable and capable of moving up and down; And the seedling mounting table rotated toward the seedling supply unit side, in a seedling transplanter configured to be arranged vertically,
A seedling transplanting machine, wherein the seedling transplanting machine is provided with a regulating means for regulating a lowering of the seedling mounting table rotated to a position above the seedling supply section at a predetermined height.
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