JP2004260297A - パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム - Google Patents

パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004260297A
JP2004260297A JP2003045974A JP2003045974A JP2004260297A JP 2004260297 A JP2004260297 A JP 2004260297A JP 2003045974 A JP2003045974 A JP 2003045974A JP 2003045974 A JP2003045974 A JP 2003045974A JP 2004260297 A JP2004260297 A JP 2004260297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digest
distribution
video
user terminal
personal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003045974A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Katooka
隆 加登岡
Takako Hashimoto
隆子 橋本
Kiyoshi Suzuki
清詞 鈴木
Atsushi Iizawa
篤志 飯沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003045974A priority Critical patent/JP2004260297A/ja
Publication of JP2004260297A publication Critical patent/JP2004260297A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの興味と緊張感を持続させながらダイジェストを配信できるパーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システムを提供する。
【解決手段】パーソナルダイジェスト配信装置は、ユーザ端末10のアクセスをダイジェスト処理部110にあるWebサーバ130が受け、ユーザの嗜好を嗜好情報設定処理部123が受け付けてユーザデータベース143に登録し、映像サーバ163がユーザ端末10に対して映像を配信する。ダイジェストサーバ120は、記録された映像配信ログをユーザデータベース143から読み取って、ユーザが配信によりすでに視聴した映像かどうかを判断し、視聴した範囲で、その映像のシーンが原因となって生じる結果を表現したダイジェスト文を作成し、あるいは作成されたダイジェスト文を選択して、ユーザ端末10に配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一連の映像を受信する情報端末に対して、受信に合わせてその一連の映像に関するダイジェストを配信するパーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信方法を実行するプログラム、およびその配信システムに関し、特に野球やサッカーなどのスポーツの一連の映像を受信するモバイル情報端末に対して、その受信に合わせて試合経過および試合結果に関するダイジェストを個人的嗜好を加味して配信するパーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信方法を実行するプログラム、およびその配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、PDA(Personal Digital Assistance=個人のための携帯情報機器)、携帯電話を始めとするモバイル端末の普及がめざましい。現在、試験的に運用されている次世代のモバイル端末(IMT2000)では、最大384Kbpsというネットワーク帯域によって、テキスト、静止画像のみならず動画像の受信も可能となる。また、今後、音声読み上げなどの高度な機能も実装可能になると考えられている。そのため、例えば、野球やサッカーの試合経過の一部または全部を携帯電話などの様なモバイル端末に送信して表示することも可能になる。
【0003】
一方で、現行のモバイル端末に対しては、現在、野球やサッカーの試合速報などのスポーツ番組関連情報を送出するサービスが開始されている。これは加点やイニング終了といったイベントの発生に従って文字列(ダイジェスト文)を作成し、ユーザのモバイル端末にメールとして送信するサービスである。例えばサービス提供者が、KチームとCチームの野球試合の進行に従って、「1回裏、Kチーム対Cチーム3−1。T選手のタイムリーヒットでKチーム逆転」といった文字列(ダイジェスト文)を作成してメール送信するものである。このサービスにより、ユーザが移動中でテレビを視聴できない場合でも、試合経過を視聴することが可能となる。現在、このようなサービスにおいて送られてくる情報は文字列が主であるが、今後、モバイル端末の性能向上によって、動画も送信可能であると予想される。しかも、試合の進行と同時送信のみならず、一度蓄積して遅延させた送信や、ノンリニア送信も可能になろうとしている。
【0004】
また、送信される情報もユーザ全てに同一のものでなく、ユーザ毎の嗜好を反映させて個人化されたものが送られてくると予想される。そのためにはユーザの嗜好を反映させて自動的にシーンを抽出し、そのシーンに対応するダイジェスト映像や説明文字列(ダイジェスト文)を生成する仕組みが必要となる。
【0005】
例えば、特開2002−232828号公報の発明は、事象情報がインデックスとして付加された映像からパーソナルなダイジェスト映像を作成する映像ダイジェスト作成方法であって、ユーザ個人の嗜好情報を加味して映像シーンを抽出し、その抽出したシーンの特徴量を計算し、計算された特徴量を参照して重要度を判定して映像を選択し、ダイジェスト映像を作成する方法が提案されている。
【0006】
上記の特開2002−232828号公報の発明によると、ユーザの嗜好に基づいた特徴量によって重要度を計算してそれに基づいてインデックス付けされた映像からダイジェスト映像を選択して作成するので、ユーザの嗜好を反映したパーソナルなダイジェスト映像を作成できる(特許文献1)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−232828号公報(4〜7頁、図2〜7)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同号公報の発明によると、例えば送信されて来た試合の映像をユーザが見ている場合に、試合のどの部分までユーザが見たのかを判断した上で、試合結果を示すダイジェストを送るべきかあるいは試合結果を示さないダイジェストを送るべきかというユーザの興味を持続させるための時系列的な判断を含む判定ステップがない。そのため、ともすればユーザが映像を見て試合結果を知らない状態であるにも関わらず、試合の結果を示すダイジェストを送ってしまうこともあり、その場合は試合中継を見ている緊張感が途切れて、いわゆる「興ざめしてしまう」ことが起こりうる問題点があった。
【0009】
例えば、KチームとCチームの野球試合で、1回裏、Kチーム対Cチーム3−1の時に、KチームのT選手が打席に入ったシーンの動画が表示されて、まだ投手が球を投げないうちに「1回裏、Kチーム対Cチーム3−1で、T選手のタイムリーヒットで逆転」というダイジェスト文やそのイニング終了のダイジェスト映像が送信されることもあり、T選手がヒットを打つダイジェストシーンの映像を見る前に、ヒットを打ったという結果が分かってしまうことが起こり得る。このような場合、それを見るユーザにとっては結果が試合経過よりも先に分かってしまって、予測できないことによる緊張感が薄れてしまう。しかし、その一方で、ヒットを打った映像を見た後では、その結果を文字で確認したいという、欲求が起きてくる。つまり、あるイベントによって生起された結果を表す結果的ダイジェストをどのように送信すべきか、あるいは送信すべきでないかの判断のステップがなかったために生じる問題点があった。
【0010】
また、一般的に試合の経過にそって重要なシーンを配信する場合、対戦チーム毎の配信シーン数に多寡の偏りがあると、ユーザが結果を予想できてしまう場合がある。それにより、試合経過の緊張感が途切れてしまい、最後まで興味を持って試合を見ることが難しくなるという問題点があった。
【0011】
また、ファンの心理として、好きなチームの活躍は見たいのだが、相手チームが活躍したシーンは観たくないという気持ちがある一方で、試合の勝敗は好きなチームが勝った場合では、例え相手チームが活躍するシーンを見たとしても、逆にそれをはね返して勝利したという喜びが加わって、さらに喜びが増すという、ファン心理を満たすドラマ性を演出できないと言う問題点があった。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされ、その目的は、ユーザの嗜好およびユーザの視聴経過に基づいて動的に一連の映像に関するダイジェストを適切に選択して配信することによって、結果を先に見せずに予測しにくくして、ユーザの興味と緊張感を持続させながらユーザが視聴することができるパーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信方法を実行するプログラム、およびその配信システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、一連の記録データを取得し前記記録データから配信映像および前記配信映像に対応するメタデータ(Metadata)を生成する現場処理手段と、前記配信映像をユーザ端末に配信する映像配信手段と、前記配信映像に記録されたシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段と、前記ダイジェスト作成手段によって作成された前記ダイジェストを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記ダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段と、を有するパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された配信映像に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することを特徴とするパーソナルダイジェスト配信装置である。
【0014】
この請求項1に記載の発明によれば、一連の記録データを取得し記録データから配信映像および配信映像に対応するメタデータを生成する現場処理手段と、配信映像をユーザ端末に配信する映像配信手段と、配信映像に記録されたシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段と、ダイジェスト作成手段によって作成されたダイジェストを選択する選択手段と、選択手段によって選択されたダイジェストをユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段と、を有するパーソナルダイジェスト配信装置であって、選択手段は、ユーザ端末に配信された配信映像に基づいて、結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することによって、ユーザに対して映像のシーンが生起する結果を表す結果的情報を含まないダイジェストと含むダイジェストを選択して配信でき、興味を持続させて、かつ映像を視聴した後は結果を明瞭に知らせることができるので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0015】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記選択手段は、前記結果的情報を含むダイジェストを前記ユーザ端末に配信するか否かを前記ユーザ端末を介して指定させるユーザ指定手段を更に備え、前記ユーザ指定手段による指定に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする。
【0016】
この請求項2に記載の発明によれば、選択手段は、結果的情報を含むダイジェストをユーザ端末に配信するか否かをユーザ端末を介して指定させるユーザ指定手段を更に備えて、ユーザによる指定に基づいてダイジェストを選択することによって、ユーザの指定によって結果的情報を含むダイジェストを送ることができるので、ユーザの嗜好に応じたパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0017】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記ユーザ指定手段は、前記ユーザ端末からユーザの嗜好を指定させることを特徴とする。
【0018】
この請求項3に記載の発明によれば、ユーザ指定手段によってユーザ端末からユーザの嗜好を指定して選択的に受信できるので、ユーザの嗜好に沿ったパーソナルなダイジェスト配信装置を提供できる。
【0019】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された前記配信映像のシーンに対応する時点までの前記ダイジェストを選択し、それ以降のシーンに対応する前記ダイジェストを選択しないことを特徴とする。
【0020】
この請求項4に記載の発明によれば、選択手段はユーザ端末に配信された配信映像のシーンに対応する時点までのダイジェストを選択し、それ以降のシーンに対応するダイジェストを選択しないので、ユーザに対して映像のシーンが生起する結果を表す結果的情報を含まないダイジェストと含むダイジェストを選択して配信でき、興味を持続させて、かつ映像を視聴した後は結果を明瞭に知らせることができるので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0021】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記一連の記録データはスポーツ競技の映像データであることを特徴とする。
【0022】
この請求項5に記載の発明によれば、一連の映像はスポーツ競技の映像であることによって、スポーツダイジェストの配信視聴において興味と緊張感を持続させながら視聴することができるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0023】
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された前記配信映像のシーンに対応する時点までの前記競技のスコア情報を含むダイジェストを選択し、それ以降のスコア情報を含むダイジェストを選択しないことを特徴とする。
【0024】
この請求項6に記載の発明によれば、選択手段は、ユーザ端末に配信された映像シーンに対応する時点までの競技のスコア情報を含むダイジェストを選択し、それ以降のスコア情報を含むダイジェストを選択しないことによって、スポーツ映像を視聴した時点までの結果的ダイジェストのみを配信できるので、スポーツダイジェストの配信視聴において興味と緊張感を持続させながら視聴できるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0025】
また、請求項7にかかる発明は、請求項5または6に記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記スポーツ競技におけるシーンの重要度をチーム別に算定する重要度算定手段を、更に備え、前記選択手段は、前記算定された重要度に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする。
【0026】
この請求項7に記載の発明によれば、スポーツ競技におけるシーンの重要度をチーム別に算定する重要度算定手段を更に備えて、算定された重要度に基づいてダイジェストを選択するので、配信するダイジェスト数にチーム毎の偏りをなくせて試合の結果を予想しにくくさせ、スポーツダイジェストの配信において興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0027】
また、請求項8にかかる発明は、請求項5〜7のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記ダイジェスト作成手段は、前記ユーザ端末による嗜好情報の設定が記録されるユーザデータベースと、前記スポーツ競技の各シーンを解析する競技データベースと、前記スポーツ競技における選手の成績を記録する選手データベースと、を有し、前記ダイジェスト作成手段は、前記ユーザデータベースに設定された嗜好情報、前記競技データベースによるシーンの解析、および前記選手データベースに記録された選手の成績に基づいて、前記シーンの結果を予想するダイジェストを作成することを特徴とする。
【0028】
この請求項8に記載の発明によれば、ダイジェスト作成手段は、ユーザ端末による嗜好情報の設定が記録されるユーザデータベースと、スポーツ競技の各シーンを解析する競技データベースと、スポーツ競技における選手の成績を記録する選手データベースと、を有して、ユーザデータベースに設定された嗜好情報、競技データベースによるシーンの解析、および選手データベースに記録された選手の成績に基づいて、シーンの結果を予想するダイジェストを作成することによって、シーンの結果を知らせずにしかもユーザの嗜好と各種データに基づいた予想のダイジェストを配信できるので、スポーツダイジェストの配信視聴において興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0029】
また、請求項9にかかる発明は、請求項5〜8のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置であって、前記選択手段は、更に前記スポーツ競技の勝敗結果に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする。
【0030】
この請求項9に記載の発明によれば、選択手段は、更にスポーツ競技の勝敗結果に基づいてダイジェストを選択することによって、ドラマ性を演出でき、例えば最終的には勝利したチームのファンのユーザに対しては、相手チームの活躍ダイジェストを多数配信して、試合経過を盛り上げた演出ができるので、スポーツダイジェストの配信視聴において興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できる。
【0031】
また、請求項10にかかる発明は、スポーツ競技を記録した動画をユーザ端末に配信する動画配信ステップと、前記配信される動画のシーンが原因となって生じた結果を表す結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成ステップと、前記ユーザ端末が受信した前記動画に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択するダイジェスト選択ステップと、前記ダイジェスト選択ステップによって選択されたダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信ステップと、を、含むことを特徴とするパーソナルダイジェスト配信方法である。
【0032】
この請求項10に記載の発明によれば、スポーツ競技を記録した動画をユーザ端末に配信する動画配信ステップと、記録された動画のシーンが原因となって生じた結果を表す結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成ステップと、ユーザ端末が受信した動画のシーンに基づいて、結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択するダイジェスト選択ステップと、ダイジェスト選択ステップによって選択されたダイジェストをユーザ端末に配信するダイジェスト配信ステップと、を、含むことによって、パーソナルダイジェストを配信されるユーザに対して、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信方法を提供をできる。
【0033】
また、請求項11にかかる発明は、請求項10に記載されたパーソナルダイジェスト配信方法をコンピュータで実行するプログラムであるので、そのパーソナルダイジェスト配信方法をコンピュータで実行できるプログラムを提供できる。
【0034】
また、請求項12にかかる発明は、ユーザ端末と、一連の記録データを取得し前記記録データから前記ユーザ端末に配信する配信映像、および前記配信映像に対応するメタデータを生成する現場処理装置と、前記配信映像を前記ユーザ端末に配信する映像配信装置と、前記配信映像のシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段、前記ダイジェスト作成手段によって作成された前記ダイジェストを選択する選択手段、および前記選択手段によって選択された前記ダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段を有するダイジェスト処理装置と、を備えたパーソナルダイジェスト配信システムであって、前記選択手段は、前記ユーザ端末が受信した前記配信映像に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することを特徴とするパーソナルダイジェスト配信システムである。
【0035】
この請求項12に記載の発明によれば、ユーザ端末と、一連の記録データを取得し記録データからユーザ端末に配信する配信映像、および配信映像に対応するメタデータを生成する現場処理装置と、配信映像をユーザ端末に配信する映像配信装置と、配信映像のシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段、ダイジェスト作成手段によって作成されたダイジェストを選択する選択手段、および選択手段によって選択されたダイジェストをユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段を有するダイジェスト処理装置と、を備えたパーソナルダイジェスト配信システムであって、選択手段は、ユーザ端末が受信した配信映像に基づいて、結果的情報を含むダイジェストおよび結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することによって、結果的情報を含むダイジェストの配信を制御できるので、ユーザ端末に配信されるダイジェストを視聴するユーザが、ダイジェストの配信視聴において、興味と緊張感を持続させて視聴できるパーソナルダイジェスト配信システムを提供できる。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1は本実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムのネットワーク構成図である。図2はパーソナルダイジェスト配信システムの機能的ブロック図である。実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムの説明では以下、記録された映像として野球の試合映像を例に採る。
【0037】
[1.パーソナルダイジェスト配信システムの全体構成]
本実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムは、野球の試合を記録した一連の映像が放映されている環境の下において、その放送映像を受信して動画映像を作成し、また基本的な内容記述を行ってメタデータ(Metadata)を作成する現場処理部100と、メタデータからダイジェストを作成してユーザ端末10に送信するダイジェスト処理部110と、動画映像をユーザ端末10に配信する動画配信処理部160と、を備える。メタデータとは画像情報に付随してそのデータについて既述したデータである。
【0038】
ダイジェスト処理部110は、現場処理部100が作成したメタデータおよび動画映像を受信して、そのダイジェスト文を作成し、選択してユーザ端末10に向けて送信し、またユーザ端末10からのアクセスを受け付ける。動画配信処理部160は、現場処理部100の切り出し処理部103によって切り出されて作成された動画映像を受信し、ユーザ端末10に配信する。
【0039】
ここで、現場処理部100、ダイジェスト処理部110、および動画配信処理部160は、それぞれ中央演算装置(CPU)、RAM、ROM、メモリ、大容量記憶装置、バス、およびインタフェースを備えた一般的な電子計算機(PC)として構成する。また以下に述べる各種のサーバもまたPCとして構成する。ただし、PCとしての構成に限るものではない。
【0040】
[1.1.現場処理部]
現場処理部100は、ダイジェスト候補シーンの切り出しを行う切り出し処理部101と、切り出されたシーンからメタデータを作成するメタデータ作成処理部103と、選手・野球データベースレプリカ105とを備える。切り出し処理部101はユーザ端末10に配信する動画映像を切り出し、メタデータ作成処理部103は、切り出されたシーンの映像に対応するメタデータを作成する。そして、現場処理部100は、作成されたメタデータを、後述するダイジェスト処理部110のダイジェストサーバ120に送信する。ダイジェストサーバ120は野球データベース149および選手データベース147を有してメタデータによってそれらのデータベースを更新し、またメタデータをメタデータデータベース145に格納する。同時に、現場処理部100には、選手・野球データベースレプリカ105が作られ、あるいはその内容が更新される。
【0041】
ここで現場処理部100は、文字通りスポーツ競技の現場において映像を記録してデータ処理を行うように構成しても良く、あるいは上記のように放送局が放映した記録データを受信して、データ処理する構成としても良い。
【0042】
ここで切り出し処理部101、およびメタデータ作成部103は、それぞれ現場処理部100を実現する一般的なPCに組み込まれた切り出し処理プログラム、およびメタデータ作成処理プログラムとして構成する。以下、種々の処理を行う各部においても、本実施の形態では同様の構成とするが、PCを用いた構成に限定するものではない。
【0043】
ユーザ端末10に配信されるダイジェストは一般には、動画、静止画、および音声などのいわゆるマルチメディア映像と、それら映像のシーンを文字で説明するダイジェスト文との両方を含む。
【0044】
本実施の形態では、現場処理部100で作成されたメタデータおよび配信動画は、次に説明するダイジェスト処理部110に送信され、ダイジェスト処理部110はダイジェスト文を作成してそこからユーザ端末10に配信する。そして、動画映像はダイジェスト処理部110を介して動画配信処理部160に配信されて、そこからユーザ端末10に配信されるシステムとする。そして、本実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムは、その配信される動画映像に対応するダイジェスト文を生成して、あるいは生成されたものの内から選択して配信するシステムである。
【0045】
現場処理部100で作成された動画映像を、動画配信処理部160がユーザ端末10に配信し、ダイジェスト処理部110は、その動画映像に対応するダイジェスト文を作成して配信するパーソナルダイジェスト配信システムとして説明する。一般的には、ダイジェスト処理部110から配信されるダイジェストはダイジェスト文に限らず、配信されるシーンに関連する各種の映像であっても良く、音声を加えた映像であっても良い。
【0046】
[1.2.ダイジェスト処理部]
ダイジェスト処理部110は、メタデータをもとにダイジェストを作成するダイジェストサーバ120、作成されたダイジェストをユーザ端末に送信するWebサーバ130、および後述する各種のデータベースを制御するデータベースサーバ140とを備える。
【0047】
Webサーバ130は、メタデータを現場処理部100から受信し、ダイジェストサーバ120へと送信し、またダイジェストサーバ120で作成されたダイジェスト文をユーザ端末10に送信し、また現場処理部100の切り出し処理部101で作成された動画映像を動画配信処理部160へと送信する。またWebサーバ130は、ユーザ端末10からのアクセスを受ける。そして、Webサーバ130は、ユーザごとのパーソナルダイジェストをユーザ端末10の画面に提示するWebページを生成する。Webサーバ130はまた、動画映像データベース133を設けて、配信する動画像を格納する構成としても良い。
【0048】
データベースサーバ140は、ユーザデータベース143、メタデータデータベース145、選手データベース147、および野球データベース149を備えて、それらを制御する。
【0049】
ユーザデータベース143は、ユーザ端末10の動画映像へのアクセスログ、動画映像の配信ログ、ダイジェスト文の配信ログ、およびユーザの嗜好状況が登録される。メタデータデータベース145は、現場処理部100から送信されるメタデータおよび動画映像を格納する。選手データベース147は、競技を行う選手についてのデータを格納する。野球データベース149(図2)は、ユーザの嗜好情報に依存しない野球に関する情報を格納する。ここでメタデータデータベース145は動画映像を格納せず、動画映像は動画データベース165にのみ格納する構成も可能である。
【0050】
ダイジェストサーバ120は、配信動画映像のシーンにおける事象(イベント)を原因として生起した結果を表す結果的情報を含んだダイジェスト文と、含まないダイジェスト文とを生成する。ここで生成されたダイジェスト文は、メタデータデータベース145に格納する。ユーザ端末10は、動画映像の配信を求めてWebサーバ130にアクセスし、それを受けて動画配信処理部160はそれに対応する動画を配信するので、ユーザ端末10からのアクセスログがユーザデータベース143に残されている。ダイジェストサーバ120は、ユーザ端末10からの動画映像へのアクセスおよびその配信がユーザデータベース143に記録されたアクセスログ(不図示)を調べる。
【0051】
ダイジェストサーバ150はログを調べた結果、ユーザ端末10にはシーンの結果が表れた結果的映像が送信されていないと判定した場合、ユーザは結果を表す映像のシーンをまだ見ていないと判定し、映像シーンに対応する結果的情報を含まないダイジェスト文を選択する。ここで、ダイジェスト文は、上記のユーザが映像を見たか見ないかの判定を行ってからダイジェスト文を作成しても良く、そのダイジェスト文は一時的メモリに記憶させてそのままユーザに送信する構成としても良い。あるいは、既に作成されているダイジェスト文から選択して送信しても良い。
【0052】
その反対に、ダイジェストサーバ120が、ユーザデータベース143にあるユーザのログを読むことによって、既にユーザ端末10が結果的シーンを表す映像を受信していると判定した場合は、その結果的シーンを見たものと判定して、そのシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェスト文を選択して、Webサーバ130に送信する。そして、Webサーバ130は選択された上記のダイジェスト文を、ユーザー端末10に配信する。
【0053】
ダイジェスト処理部110は、ダイジェストの重要度を計算し、その重要度に基づいて配信する動画映像、およびダイジェスト文を選択する。重要度に基づいて選択した後、重要度の順番に配信しても良く、あるいは時系列に沿った順番で配信しても良い。ここで、嗜好情報設定処理部123において、そのどちらの順番で配信するかをユーザがユーザ端末10から入力して指定することもできる。また、ダイジェストの重要度の計算と選択については以下の[3.2.重要度に基づくダイジェスト文の配信]の項で説明するが、重要度に基づく動画配信も、メタデータを基に重要度を計算して選択する。
【0054】
こうして、ユーザ端末10に表示されたスポーツ動画映像を視聴するユーザは、見ていないシーンについては、そのシーンによって生起した結果についてのダイジェスト文を配信されることなく、進行中の映像を興味を持って見ることができる。そして、シーンの映像を見た後では、そのシーンについての結果を示すダイジェスト文が配信されて来て視聴することによって、その結果を映像のみならずダイジェスト文を読むことによって改めて結果をダイジェスト文で確認できる。
【0055】
ここで、ユーザによっては、結果を早く知りたいユーザもいれば、あるいはその反対に上記のように結果的映像を見ていない状態では、結果を表すダイジェスト文を見たくないユーザもいる。そのため、映像の示しているシーンによって生起した結果についての情報を含むダイジェスト文を配信するか否かの配信様式を、ユーザが指定できる構成とする。ここで、ダイジェストサーバ120は嗜好情報設定処理部123を備える。ユーザがユーザ端末10から嗜好情報設定処理部123にアクセスして上記いずれかの配信様式を選択して設定する。ユーザによる設定はユーザデータベース143に格納する。そして、ダイジェスト処理部110のデータベースサーバ140は、ユーザによる設定に基づいてダイジェストを配信するさいに、配信すべきダイジェスト文を選択・制御する。
【0056】
こうして、ダイジェスト処理部110は、ユーザの設定が、映像よりも後に生起した結果に関して早く結果を知りたいのか、あるいは結果を知らずにまず映像を見てから結果を知りたいのかを判定し、ユーザの嗜好に合わせたダイジェスト文の配信が可能になる。
【0057】
ここで、ダイジェストサーバ120は本発明のダイジェスト作成手段を構成する。同様にダイジェストサーバ120およびデータベースサーバ140は本発明の選択手段を、Webサーバ130はダイジェスト配信手段を、現場処理部100は現場処理手段および現場処理装置を、動画配信処理部160は映像配信手段および映像配信装置を、そして嗜好情報設定処理部123およびユーザデータベース143はユーザデータベースをそれぞれ構成する。
【0058】
[1.3動画配信処理部]
現場処理部100において作成された配信動画映像は、動画配信処理部160に送信される。動画配信処理部160は、動画サーバ163を備える。動画サーバ163は、一連の動画映像を格納する動画データベース165を有し、動画データベース165を制御する。動画サーバ163は、ユーザのリクエストに応じて必要な動画映像をユーザ端末に再生する。
【0059】
ユーザ端末10から、ユーザ端末10において映像を視聴するための映像再生リクエストが、ダイジェスト処理部110のWebサーバ130を介してダイジェストサーバ120に送信されると、ダイジェストサーバ120は、そのリクエストを動画サーバ163に送信し、動画サーバ163は動画データベース165に格納された該当する動画を指示に基づいて読み出すように命令する。動画サーバ163は、読み出した動画をユーザ端末10へ配信する。ここで、ユーザへの配信を映像配信ログとして動画データベース165およびユーザデータベース143に残す。
【0060】
[2.各部における処理の流れ]
[2.1.現場処理部のデータ処理の流れ]
図3は、実施の形態による現場処理部おけるデータ処理の流れを説明する図である。まず、野球場において放送局(不図示)が実況解説と録画撮影を行った番組中継映像70が、現場処理部100に、デジタルビデオデータあるいはMPEG(Moving Picture Expert Group)による記録データとして送信される。番組中継映像70はメタデータ作成処理部103に送られ、そこでメタデータが作成される(ステップS301)。それと同時に、番組中継映像はまた、ダイジェスト候補シーンの切り出し処理部101に送られて、動画映像が切り出され、そして必要に応じて編集される(ステップS302)。メタデータ作成処理部103で作成されたメタデータは、ダイジェスト処理部110に送信され、データベースサーバ140によってメタデータデータベース145に書き込まれる(ステップS303)。そして、配信する動画映像およびその候補シーンは、動画配信処理部160の動画サーバ163に送られ、動画データベース165に書き込まれる(ステップS304)。
【0061】
[2.2ダイジェスト処理部におけるデータ処理の流れ]
図4は、ダイジェスト処理部110においてメタデータに基づいてダイジェスト解析用データを作成する流れを説明する図である。ダイジェスト解析用データとは、ダイジェスト文を作成する際に必要となる解析用データであって、例えば、事象が起きたことにより生起する結果を考慮する際の、時系列的な判断のために必要となる時刻などの事項を含むデータである。
【0062】
現場処理部100によって作成されたメタデータはダイジェスト処理部110に送信され、メタデータデータベース145に格納される。ダイジェストサーバ120は、データベースサーバ140にアクセスして、メタデータの更新をチェックする(ステップS401)。その確認を受けて、ダイジェストサーバ120は、ダイジェスト作成用解析データを作成する(ステップS402)。作成されたダイジェスト作成用解析データは、データベースサーバ140を介してメタデータデータベース145に書き込まれる(ステップS403)。
【0063】
[2.3ユーザ端末のアクセスと、動画映像およびダイジェスト配信の流れ]
図5は、ユーザ端末からのアクセスに対応して動画映像およびダイジェスト文を配信する処理を説明する図である。ユーザ端末10を操作するユーザは、ユーザ端末10からの入力によって、ダイジェスト処理部110のWebサーバ130にアクセスする(ステップS501)。Webサーバ130は、そのアクセスに基づいてダイジェストサーバ120に対して、ダイジェスト作成リクエストを送信する(ステップS502a)。また、同時にWebサーバ130はデータベースサーバ140にアクセスして、ユーザデータベース145からユーザの嗜好情報を読み出す(ステップS502b)。
【0064】
ダイジェストサーバ120は、データベースサーバ140にアクセスして、ダイジェスト作成用の解析データの読み込みを行う(ステップS503)。そして、ダイジェストサーバ120は、読み込んだダイジェスト作成用の解析データおよびユーザの嗜好情報に基づいてパーソナルダイジェストを作成する(ステップS504)。そして、作成されたパーソナルダイジェストをWebサーバ130に送信し(ステップS505)、それを受信したWebサーバ130はユーザ端末10に対してパーソナルダイジェストを送信し、ユーザ端末10の表示画面にパーソナルダイジェストを表示させる(ステップS506a)。また、それと同時にダイジェストサーバ120は、作成したパーソナルダイジェストをデータベースサーバ140を介してユーザデータベースに書き込む(ステップS506b)。
【0065】
次に、ユーザ端末10から動画映像の配信リクエストが、Webサーバ130に送信されると(ステップS507)、Webサーバ130は動画配信処理部160にそのリクエストを送り(ステップS508)、動画サーバ163は動画データベース165から動画映像を読み出し、動画サーバ163はユーザ端末10に動画映像を送信して、ユーザ端末10は映像再生を行う(ステップS509)。
【0066】
ここで、ユーザ端末10からのアクセスによってユーザデータベース145にはアクセスログが残され、また映像が配信されると映像配信ログが同様に残される。ダイジェストサーバ120は、ログを読み込むことによって、ユーザの嗜好情報が読み込まれたユーザデータベースの記録および配信した映像に基づいて、結果を知らせないダイジェストか結果を含めたダイジェストを配信すべきかを判定して、ユーザ端末10に配信する。
【0067】
[3.各種の運用形態]
[3.1.試合における得点経過の配信]
ここで野球チームの攻守が交代する映像を配信する毎に、試合の得点経過、とくに合計得点をダイジェストとして配信する。攻守交代時の合計得点は、蓄積されたメタデータデータベース145から取得して計算できる。そして、ユーザデータベース143に格納されたユーザのアクセスログを調べて、その試合において最も新しいイニング終了の動画配信を調べ、その合計スコアをユーザ端末10に配信する。そして、それ以降の得点は配信しない。こうして、試合の映像を見終わるまで、見ている映像のシーンより先の結果を知ることがないようにすることができて、それにより試合の最終結果を最後まで知ることなく映像を見ることができるので、ユーザは興味を持続させながら動画映像とダイジェスト文の配信を楽しむことができる。
【0068】
[3.2.重要度に基づくダイジェスト文の配信]
ダイジェストサーバ120は、試合の各シーンの重要度を計算する重要度計算部125(図2)を備え、重要度の高いシーンを選択して配信する。野球データベース149は、野球の競技各シーンについて重要度を定めた重要度テーブルデータ(図6)を有する。重要度計算部125は、送信されてくるメタデータを読み取り、その読み取ったシーンに対応する重要度を野球データベース149のテーブルデータ(図6)から読み取る。シーンの読取は、メタデータの検索によって可能である。
【0069】
図6は、実施に形態によるパーソナルダイジェスト配信システムに用いる重要度テーブルデータの1例を示す模式図である。重要度の項目は例えば、イニング数、アウトカウント数、ランナーの出塁状況、バッターの打率である。図6の重要度テーブルデータでは、ランナーの出塁状況を例として示す。ランナーの出塁状況はそれぞれ1塁、2塁、3塁、1・2塁、1・3塁、2・3塁、および満塁であり、それぞれの項目の重要度パラメタはそれぞれ、1、2、3、3、4、5、および6である。
【0070】
今、イニングがxであった場合、その重要度パラメタはxとする。またアウトカウントがyである重要度パラメタはそのアウトカウント数とyとする。また、バッターの打率をzとした場合、そのzが重要度パラメタの合計に対する重み付けとする。即ち、重要度を求める式は、
重要度={x+y+Σ(出塁重要度パラメタ)}×z (1)
として計算する。一例として、「7回、ワンアウト、ランナー2・3塁、バッターの打率が2割8分」の場合、その重要度は式(1)に代入して
重要度={7+1+(5)}×0.28=13×0.28=3.64
となる。ここで、バッターの打率は選手毎の打率を計算して保持している選手データベース149から得るものである。こうして求めた重要度を表す数値に基づいて、データベースサーバ140は配信するダイジェストを選択する。ここで、重要度計算部125は、本発明の重要度算定手段を構成する。
【0071】
また、重要度、シーンの解析、および/またはユーザの嗜好状況によってダイジェスト文を作成し選択して送信する方式については、本出願人による特願2002−230604号の発明に記載された発明を用いることができる。
【0072】
[3.3.チーム毎のシーン配信数の制御]
シーンの配信数については、一般に1つの試合においてシーンの重要度に基づいて配信するので、チームによらずにその試合全体の重要度に基づいて配信すると自然に、勝ったチームのシーンの重要度が高くなるので、勝ちチームの配信数が増えがちである。そのため、あるチームのシーンの配信数が多くなると、試合結果を知らないユーザであったとしてもシーン数の偏りから、どちらのチームが勝ったのかをある程度類推できてしてしまう場合がある。そのため、試合の進行に対する興味がそがれがちとなる。
【0073】
そこで、ダイジェストサーバ120は、チーム毎にそれぞれ、シーンの重要度を計算する重要度計算部125(図2)を備え、それぞれのチーム毎に重要度の高いシーンを選択して、配信し、ダイジェストの数に偏りがないようにする。試合における重要度ではなく、試合に参加したチームそれぞれ毎に重要度を計算してそれに基づきダイジェストを配信することによって、試合結果の予測ができにくくなるので、ユーザは興味を持続して配信されたシーンを見続けることができる。ここで、重要度計算部125は、本発明の重要度算定手段を構成する。
【0074】
[3.4.シーンに相応しいダイジェスト文の作成]
更にダイジェストサーバ120は、蓄積されたメタデータデータベース145から、選手ごとの打率を計算して選手データベース147に記録されたデータを更新し、読み出して用いることによって、ダイジェストにおける結果をある程度予測して状況に応じたダイジェスト文を生成する。例えば次のように、打率だけでなく、盗塁数、ホームラン数などから、選手の特徴を生かしたダイジェスト文を生成する。
【0075】
5回の裏、点数が2対1、ランナー2・3塁、打者が打率の高い4番打者の場合、ダイジェスト文は「5回裏2対1、1死2塁、○○、『一打逆転のチャンス!』」である(○○には打者の選手名がはいる)。
【0076】
9回の裏、点数が 4対1、満塁、ホームランが多い打者○○が打席に立った場合、ダイジェスト文は「9回裏、4対1、2死満塁、『○○逆転サヨナラのチャンス!』」である。
【0077】
盗塁のリーグ記録がかかった選手が塁に出たとき、ダイジェスト文は「3回表、3対1、1死1塁、ランナー○○、『盗塁数リーグ記録更新か?』」である。
【0078】
[3.5.ドラマ性を高めたダイジェスト文の配信]
記録されたメタデータデータベース145から、試合の結果が既に判明している場合には、ダイジェストサーバ120は、データベースサーバ140を介してユーザデータベース143のユーザの嗜好情報から好きなチーム名を取得し、そのチームが勝ったかどうかをメタデータデータベース145から取得する。そして、好きなチームが勝った試合の場合は、相手チームの活躍シーンおよびダイジェスト文も多数配信する。こうすることによって、試合終了まで試合のシーンを観るユーザの緊張感を高め、最後は勝利で終わる結末を見せることができるので、ドラマ性を高めた配信ができる。即ち、映像のシーンおよびダイジェスト文を視聴するユーザの緊張感を高めて、更にドラマ性を持たせた演出によって満足度を高めたダイジェストの配信を可能にする。
【0079】
なお、この実施形態によるパーソナルダイジェスト配信装置、およびパーソナルダイジェスト配信システムで実行されるそれらの配信方法を実行するプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
【0080】
また、本実施形態の記録部、および記録検索部を、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供および配布するように構成しても良い。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、ユーザに対して視聴する映像のシーンが原因となって生じる結果を表す結果的情報を含まないダイジェストと結果的情報を含むダイジェストとを選択して配信できるので、映像を視聴しながらそのダイジェストの配信を受けるユーザに対して、結果を先に示すことなく視聴させることができ、かつ映像を視聴した後は結果を明瞭に知らせるダイジェストの配信を行うので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0082】
この請求項2に記載の発明は、ユーザの指定によって結果的情報を含むダイジェストと含まないダイジェストの配信を選択できるので、ユーザの嗜好に対応したパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0083】
この請求項3に記載の発明は、ユーザがユーザの嗜好を指定して選択的に配信を受けることができるので、ユーザの嗜好に沿ったパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0084】
この請求項4に記載の発明は、視聴している映像のシーンより後に起きた結果を配信しないようにできるので、結果を見せない配信によってユーザの興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0085】
この請求項5に記載の発明は、一連の映像はスポーツ競技の映像であるので、スポーツ映像とそのダイジェストを、映像に見られるシーン以降の結果を知らせないダイジェストの配信によって、興味と緊張感を持続させながら視聴することができるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0086】
この請求項6に記載の発明は、映像を視聴した時点までの結果的ダイジェストのみを配信できるので、シーンに対応する結果的ダイジェストを配信せずに、興味と緊張感を持続させながら視聴できるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0087】
この請求項7に記載の発明は、配信するダイジェスト数にチーム毎の偏りがないので、試合の結果を予想しにくくさせ、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0088】
この請求項8に記載の発明は、シーンの結果を知らせずにしかも各種データとユーザの嗜好に基づいた予想ダイジェストを配信できるので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0089】
この請求項9に記載の発明は、ドラマ性のある演出、例えば最終的には勝利したチームのファンのユーザに対しては相手チームの活躍ダイジェストを多数配信して試合経過を盛り上げた演出ができるので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信装置を提供できるという効果を奏する。
【0090】
この請求項10に記載の発明は、映像とその映像に対応するダイジェストを配信されるユーザに対して、その映像のシーンに対応する結果を示すダイジェストを、見たシーンまでしか配信しないので、興味と緊張感を持続させるパーソナルダイジェスト配信方法を提供をできるという効果を奏する。
【0091】
また、請求項11にかかる発明は、請求項10に記載されたパーソナルダイジェスト配信方法をコンピュータで実行できるという効果を奏する。
【0092】
この請求項12に記載の発明は、ユーザ端末に配信されるダイジェストを視聴するユーザが、興味と緊張感を持続させて視聴できるパーソナルダイジェスト配信システムを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムのネットワーク構成図である。
【図2】実施の形態によるパーソナルダイジェスト配信システムの機能的ブロック図である。
【図3】実施の形態の現場処理部おけるデータ処理の流れを説明する図である。
【図4】実施の形態のダイジェスト処理部においてメタデータに基づいてダイジェスト解析用データを作成する流れを説明する図である。
【図5】実施の形態によるユーザ端末からのアクセスに対応して映像再生およびダイジェスト文を配信する処理を説明する図である。
【図6】実施に形態によるパーソナルダイジェスト配信システムに用いる重要度テーブルデータの1例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末
100 現場処理部
101 切り出し処理部
103 メタデータ作成処理部
105 選手・野球データベースレプリカ
110 ダイジェスト作成部
120 ダイジェストサーバ
123 嗜好情報設定処理部
125 重要度計算部
130 Webサーバ
133 動画映像データベース
140 データベースサーバ
143 ユーザデータベース
145 メタデータデータベース
147 選手データベース
149 野球データベース
160 動画配信処理部
163 動画サーバ

Claims (12)

  1. 一連の記録データを取得し前記記録データから配信映像および前記配信映像に対応するメタデータ(Metadata)を生成する現場処理手段と、
    前記配信映像をユーザ端末に配信する映像配信手段と、
    前記配信映像に記録されたシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段と、
    前記ダイジェスト作成手段によって作成された前記ダイジェストを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記ダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段と、を有するパーソナルダイジェスト配信装置であって、
    前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された配信映像に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することを特徴とするパーソナルダイジェスト配信装置。
  2. 前記選択手段は、前記結果的情報を含むダイジェストを前記ユーザ端末に配信するか否かを前記ユーザ端末を介して指定させるユーザ指定手段を更に備え、前記ユーザ指定手段による指定に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする請求項1に記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  3. 前記ユーザ指定手段は、前記ユーザ端末からユーザの嗜好を指定させることを特徴とする請求項2に記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  4. 前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された前記配信映像のシーンに対応する時点までの前記ダイジェストを選択し、それ以降のシーンに対応する前記ダイジェストを選択しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  5. 前記一連の記録データはスポーツ競技の映像データであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  6. 前記選択手段は、前記ユーザ端末に配信された前記配信映像のシーンに対応する時点までの前記競技のスコア情報を含むダイジェストを選択し、それ以降のスコア情報を含むダイジェストを選択しないことを特徴とする請求項5に記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  7. 前記スポーツ競技におけるシーンの重要度をチーム別に算定する重要度算定手段を、更に備え、
    前記選択手段は、前記算定された重要度に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする請求項5または6に記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  8. 前記ダイジェスト作成手段は、前記ユーザ端末による嗜好情報の設定が記録されるユーザデータベースと、前記スポーツ競技の各シーンを解析する競技データベースと、前記スポーツ競技における選手の成績を記録する選手データベースと、を有し、
    前記ダイジェスト作成手段は、前記ユーザデータベースに設定された嗜好情報、前記競技データベースによるシーンの解析、および前記選手データベースに記録された選手の成績に基づいて、前記シーンの結果を予想するダイジェストを作成することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  9. 前記選択手段は、更に前記スポーツ競技の勝敗結果に基づいて前記ダイジェストを選択することを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載のパーソナルダイジェスト配信装置。
  10. スポーツ競技を記録した動画をユーザ端末に配信する動画配信ステップと、
    前記配信される動画のシーンが原因となって生じた結果を表す結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成ステップと、
    前記ユーザ端末が受信した前記動画に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択するダイジェスト選択ステップと、
    前記ダイジェスト選択ステップによって選択されたダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信ステップと、
    を、含むことを特徴とするパーソナルダイジェスト配信方法。
  11. 請求項10に記載されたパーソナルダイジェスト配信方法をコンピュータで実行するプログラム。
  12. ユーザ端末と、
    一連の記録データを取得し前記記録データから前記ユーザ端末に配信する配信映像、および前記配信映像に対応するメタデータを生成する現場処理装置と、
    前記配信映像を前記ユーザ端末に配信する映像配信装置と、
    前記配信映像のシーンが原因となって生じる結果を表した結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストを作成するダイジェスト作成手段、前記ダイジェスト作成手段によって作成された前記ダイジェストを選択する選択手段、および前記選択手段によって選択された前記ダイジェストを前記ユーザ端末に配信するダイジェスト配信手段を有するダイジェスト処理装置と、
    を備えたパーソナルダイジェスト配信システムであって、
    前記選択手段は、前記ユーザ端末が受信した前記配信映像に基づいて、前記結果的情報を含むダイジェストおよび前記結果的情報を含まないダイジェストのうちいずれかを選択することを特徴とするパーソナルダイジェスト配信システム。
JP2003045974A 2003-02-24 2003-02-24 パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム Pending JP2004260297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003045974A JP2004260297A (ja) 2003-02-24 2003-02-24 パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003045974A JP2004260297A (ja) 2003-02-24 2003-02-24 パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004260297A true JP2004260297A (ja) 2004-09-16

Family

ID=33112644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003045974A Pending JP2004260297A (ja) 2003-02-24 2003-02-24 パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004260297A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754529B1 (ko) 2005-11-28 2007-09-03 삼성전자주식회사 동영상 요약 서비스 장치 및 그 방법
US8902480B1 (en) 2013-08-27 2014-12-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, reading apparatus and reading method
JP2018501533A (ja) * 2014-10-09 2018-01-18 スーズ,インコーポレイテッド 1または複数のイベントを描写するカスタマイズハイライトシーケンスの生成
JP2018182591A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日本放送協会 情報処理システム、コンテンツ配信サーバ、端末及びプログラム
US10536758B2 (en) 2014-10-09 2020-01-14 Thuuz, Inc. Customized generation of highlight show with narrative component
US11025985B2 (en) 2018-06-05 2021-06-01 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of crowd noise in sporting event television programming
US11138438B2 (en) 2018-05-18 2021-10-05 Stats Llc Video processing for embedded information card localization and content extraction
US11264048B1 (en) 2018-06-05 2022-03-01 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of loud sound characterized by brief audio bursts
US11863848B1 (en) 2014-10-09 2024-01-02 Stats Llc User interface for interaction with customized highlight shows

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100754529B1 (ko) 2005-11-28 2007-09-03 삼성전자주식회사 동영상 요약 서비스 장치 및 그 방법
US8902480B1 (en) 2013-08-27 2014-12-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, reading apparatus and reading method
US11290791B2 (en) 2014-10-09 2022-03-29 Stats Llc Generating a customized highlight sequence depicting multiple events
US11582536B2 (en) 2014-10-09 2023-02-14 Stats Llc Customized generation of highlight show with narrative component
US10536758B2 (en) 2014-10-09 2020-01-14 Thuuz, Inc. Customized generation of highlight show with narrative component
US11882345B2 (en) 2014-10-09 2024-01-23 Stats Llc Customized generation of highlights show with narrative component
US11863848B1 (en) 2014-10-09 2024-01-02 Stats Llc User interface for interaction with customized highlight shows
US11778287B2 (en) 2014-10-09 2023-10-03 Stats Llc Generating a customized highlight sequence depicting multiple events
JP2018501533A (ja) * 2014-10-09 2018-01-18 スーズ,インコーポレイテッド 1または複数のイベントを描写するカスタマイズハイライトシーケンスの生成
JP2018182591A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 日本放送協会 情報処理システム、コンテンツ配信サーバ、端末及びプログラム
US11373404B2 (en) 2018-05-18 2022-06-28 Stats Llc Machine learning for recognizing and interpreting embedded information card content
US11594028B2 (en) 2018-05-18 2023-02-28 Stats Llc Video processing for enabling sports highlights generation
US11615621B2 (en) 2018-05-18 2023-03-28 Stats Llc Video processing for embedded information card localization and content extraction
US11138438B2 (en) 2018-05-18 2021-10-05 Stats Llc Video processing for embedded information card localization and content extraction
US11264048B1 (en) 2018-06-05 2022-03-01 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of loud sound characterized by brief audio bursts
US11025985B2 (en) 2018-06-05 2021-06-01 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of crowd noise in sporting event television programming
US11922968B2 (en) 2018-06-05 2024-03-05 Stats Llc Audio processing for detecting occurrences of loud sound characterized by brief audio bursts

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10877644B2 (en) Fantasy sports contest highlight segments systems and methods
US11290791B2 (en) Generating a customized highlight sequence depicting multiple events
US9238172B2 (en) Highlight management for fantasy gaming
US7988560B1 (en) Providing highlights of players from a fantasy sports team
CN107113453B (zh) 产生具有叙述的定制高光展现的方法、计算机可读媒体和系统
US9069651B2 (en) Systems and methods for using an interactive television program guide to access fantasy sports contests
US8556722B2 (en) Streaming media casts, such as in a video game or mobile device environment
US20080082922A1 (en) System for providing secondary content based on primary broadcast
JP6947985B2 (ja) ゲーム動画編集プログラムならびにゲーム動画編集システム
US9393485B2 (en) Transmission and retrieval of real-time scorekeeping
US20080083003A1 (en) System for providing promotional content as part of secondary content associated with a primary broadcast
US20080081700A1 (en) System for providing and presenting fantasy sports data
JP4139253B2 (ja) ストリーミング配信方法
US10158925B2 (en) Techniques for backfilling content
US8527880B2 (en) Method and apparatus for virtual editing of multimedia presentations
US20130222418A1 (en) Providing a Graphic for Video Production
JP2004260297A (ja) パーソナルダイジェスト配信装置、その配信方法、その配信プログラム、およびパーソナルダイジェスト配信システム
JP2003250142A (ja) 映像配信サーバ
JP2003333500A (ja) パーソナルダイジェスト配信システム
JP2003250140A (ja) 映像配信サーバ
WO2022004202A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP7360715B2 (ja) 制御システム、情報システム、情報処理方法およびプログラム
US12010371B2 (en) Information processing apparatus, video distribution system, information processing method, and recording medium
JP2002041541A (ja) 映像検索装置
JP7336684B2 (ja) ゲームシステム及び装置