JP2004258146A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、部品を増やさず、かつランプ部とストロボ発光部の射出面構造の自由度を増すことができる、ランプ部とストロボ発光部を一体化した照明装置とする。
【解決手段】定常光を放つランプ部と、ストロボ発光を行うストロボ発光部と、前記ランプ部と前記ストロボ発光部の前方に配置され、それぞれの射出面を覆う光学部材13とを有する照明装置において、前記光学部材を、前記ランプ部から放射される光束が通過する第1の面131aと、前記ストロボ発光部から放射される光束が通過する第2の面132aとを有する構成にしている。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ等に装着される照明装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラなどの撮像装置では、近年、動画に加えて静止画を撮影できるものがある。また、撮影時に被写体を照らすための照明装置としては、撮像装置に内蔵されたものの他に、撮像装置本体に接続されて、通信手段を介して本体と通信して制御されるものもある。この種の照明装置では、例えば動画撮影用のランプ(ライト)と静止画撮影用のストロボを一体化した外部照明装置となっており、動画撮影時にはランプが点灯して定常光を放ち、静止画撮影時にはストロボが点灯して閃光発光を行うことになる。
【0003】
また、例えば特許文献1など多数の公報にて開示されているように、ストロボ発光時の赤目緩和のためにプリ発光する赤目ランプをストロボ発光部近傍に具備し、該赤目ランプを撮影直前にプリ発光させ、その後の撮影時のストロボ発光による被写体の赤目現象の緩和を行う機能を有するカメラが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特許第3336394号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、動画撮影用のランプと静止画撮影用のストロボを一体化した照明装置では、一般的に動画撮影用のランプ部と静止画撮影用のストロボ部の射出窓は別々の部材で構成されているが、ランプ部の窓部材とストロボ部の窓部材を配置する際にはある程度自由度に制約があった。又、動画撮影用のランプはランプ切れを起こした時のランプ交換を可能にするため、脱着可能に構成されるが、その際にストロボ部に埃やごみ等の異物が混入しないようにする必要があった。
【0006】
また、カメラ等のストロボ発光部開口は透明の窓で構成され、組み立ての際はカメラの外装部品と接着等が行われ、カメラ内部の部品で受け面を構成して外部から押された時の圧力に耐える構成となっているものがある。このような構成のものは、組み立て時の接着が不十分であったり、スペースの関係上、カメラ内部の部品で十分な面積の受け面を構成できない場合においては外部から押された時の圧力に耐えることができない場合もあった。
【0007】
(発明の目的)
本発明の目的は、比較的簡単な構成で、部品を増やさず、かつランプ部とストロボ発光部の射出面構造の自由度を増すことのできる、ランプ部とストロボ発光部を一体化した照明装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、定常光を放つランプ部と、ストロボ発光を行うストロボ発光部と、前記ランプ部と前記ストロボ発光部の前方に配置され、それぞれの射出面を覆う光学部材とを有する照明装置において、前記光学部材は、前記ランプ部から放射される光束が通過する第1の面と、前記ストロボ発光部から放射される光束が通過する第2の面とを有する照明装置とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】
(実施の第1の形態)
図1及び図2は本発明の実施の第1の形態に係る撮像装置用照射装置を示す斜視図であり、図示のように、照明装置1は、後カバー11、前カバー12、窓部材13、本体通信部材14、ロック部材15、操作つまみ17で外観部を構成されている。なお、121はランプから発せられる熱を装置外に放出するための排熱口である。
【0011】
図3は、上記照射装置1をビデオカメラ2の接続部3を介して接続した状態を示す図であり、ビデオカメラ2の動作に連動して発光等の動作が制御されることになる。
【0012】
図4は、上記照射装置1の内部構成を示す分解斜視図である。
【0013】
後カバー11と前カバー12に囲まれるように本体ユニット20が配置され、本体ユニット20は各内部構成部品を保持している。窓部材13の上部には、定常光を発するランプの光束が通過するランプ放射面131(131a,131b)が、窓部材13の下部には、ストロボ発光の光束が通過するストロボ放射面132(132a,132b)が設けられている。
【0014】
なお、16はロック保持部材であり、照明装置1がビデオカメラ2の接続部3と接続される時は、使用者がロック部材15を、ロック保持部材16を中心に回転させて締め付け固定することになる。
【0015】
図5は、本体ユニット20を構成する部品を示す分解斜視図である。
【0016】
本体21は各構成部品を保持して本体ユニット20を構成するための保持部材である。本体21の上部には、ランプ反射笠22が取り付けられる。ランプ反射笠22の光軸中心にはランプ23が設けられ、ビデオカメラ2からの操作で発光する。また、ランプ23はランプ交換のために光軸方向に脱着可能なように取り付けられている。本体21の下部には、ストロボ発光ユニット24、ライトガイド28及び反射板29が取り付けられる。ストロボ発光ユニット24は、主にキセノン管25、ストロボ反射笠26、およびホルダー27で構成され、下方から本体21に組み込まれる。そして、ストロボ発光ユニット24の前面に、ライトガイド28及び反射板29が前方から組み込まれる。ライトガイド28はキセノン管25にて発せられた光を集光し、反射板29はキセノン管25にて発せられた光を反射して所望の角度へ放射する。
【0017】
30は基板であり、切り換えスイッチ31(図5では不図示)、メインコンデンサ32、トリガーコイル33、発振トランス34、その他不図示の電気素子が実装されており、ビデオカメラ2からの電気的信号により、ランプ及びストロボ発光の制御を行うものである。ここで、基板30は不図示のリード線によりランプ23及びキセノン管25と電気的に接続されている。また、トリガーコイル33も同様に不図示のリード線によりストロボ反射笠26と電気的に接続されている。さらに、基板30は不図示のリード線により本体通信部材14の端子と電気的に接続されており、本体通信部材14がビデオカメラ2の接続部3と接続されることでビデオカメラ2と電気的に接続され、電気的通信や電源の供給を行う。
【0018】
図6は、本体ユニット20とその関連する部品を上面から見た図である。
【0019】
本体21の背面には操作つまみ17が配置され、基板30に実装された切り換えスイッチ31の操作部と係合している。使用者が操作つまみ17の操作部171を動作させると、その動作に連動して切り換えスイッチ31が動作して、ランプとストロボ発光のモードを切り換えることができる。操作つまみ17は受け面172,173がその両端に2つ設けられ、受け面172は本体21の突起212により保持され、受け面173は基板30の端面でそれぞれ保持される。本体21の突起212、基板30は、照射装置の略中央部に配置されたメインコンデンサ32を避けるように両端に振り分けて配置されているので、操作つまみ17は安定的に保持される。
【0020】
上述した構成の照明装置1には、図4に示したように窓部材13に、定常光を発するランプの光束が通過するランプ放射面131と、ストロボ発光の光束が通過するストロボ放射面132が設けられている。
【0021】
図7は本発明の実施の第1の形態に係る主要部分の構成要素である窓部材13を内側から見た斜視図であり、図示のように、窓部材13の内側のランプ放射面131aとストロボ放射面132aとの間には、突起133が設けられている。図8は、上記窓部材13を前カバー12へ組み込んだ状態を示す断面図である。窓部材13の上部端面には突起134が設けられており、窓部材13のストロボ放射面132は下方側にストロボ光軸と略平行になるように湾曲面135を有している。
【0022】
窓部材13を前カバー12へ組み込むと、窓部材13の上部端面に設けられた突起134と、窓部材13の下部に設けられた湾曲面135の端面135aが、前カバー12の受け面122,123それぞれと当接する。この受け面122,123により、照射装置1の前方から加わる圧力に対して十分に耐えうる構成となる。特に、端面135aは略面全体で前カバー12の受け面123と当接するので、強力な圧力に対しても容易に破壊することがない。
【0023】
また、窓部材13の内側のランプ放射面131aには、ランプの配光が撮影時に最適となるように散乱させる表面処理が施されている。ここでは、ランプ放射面131aにでこぼこしたしぼ形状を施すことでランプの配光はむらがなく、撮影範囲全体を均一に照射する光束としている。同様に、窓部材13の内側のストロボ放射面132aとその近傍には、ストロボの配光が撮影時に最適となるように散乱させる形状が施されている。ここでは、ストロボ放射面132aとその近傍に略円弧形状を連続的に施すことでストロボの配光はむらがなく、撮影範囲全体を均一に照射する光束としている。
【0024】
この実施の第1の形態では、窓部材13の内側のランプ放射面131aにしぼ形状を、ストロボ放射面132aに連続した略円弧形状を、それぞれ施しているが、窓部材13の外側のランプ放射面131b、ストロボ放射面132bに施してもよいし、配光が撮影時に最適となる形状であれば、どのような形状でもよい。
【0025】
図9は、本発明の実施の第1の形態に係る照明装置を組み立てた後を示す断面図である。
【0026】
前述したように前カバー12には排熱口121が設けられ、ランプ内部の熱された空気は外気と接することができる。この排熱口121を通して埃やごみ等の異物が侵入することが考えられる。特に、ストロボ発光部にごみ等が付着したままストロボ発光を行うと、焦げ、焼け等の問題が発生しやすい。
【0027】
そこで、この排熱口121から例えば埃やごみ等の異物が侵入することを考慮して、窓部材13の突起133と本体21の突起211で互い壁を形成する構造にしている。そのため、もし異物が侵入したとしても、異物はこの壁で遮られ、この壁よりも下のストロボ発光部へ到達することを防ぐことができる。
【0028】
また、本体21の突起211はランプ部とストロボ部の中間に設けられているので、ランプ部からの光束とストロボ部からの光束を分断する役割も果している。
【0029】
さらに、窓部材13は無色透明の材料で構成されるため、強いランプ光及びストロボ光が窓部材13に当る時に散乱や乱反射等が起こり、その結果有効光線範囲内に意図しない光束が侵入して配光むら等になるのを防いでいる。
【0030】
(実施の第2の形態)
図10乃至図13を用いて本発明の実施の第2の形態に係る撮像装置用照明装置について説明する。
【0031】
図10は本発明の実施の第2の形態に係る主要部分の構成要素であるランプ窓51、ストロボ窓61を内側から見た斜視図である。その他の構成は上記実施の第1の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】
本発明の実施の第2の形態に係る照射装置の射出面を覆う窓部材は、定常光を発するランプからの光束が通過するランプ放射面51a,51bを有するランプ窓部材51と、ストロボ発光された光束が通過するストロボ放射面612a,612bを有するストロボ窓部材61の、2つの部品で構成されている。ランプ窓部材51には、ランプ放射面51a,51bと突起51c、さらに切り欠き部51dが設けられている。また、ストロボ窓部材61には、ストロボ放射面612a,612bと突起613、突起614、湾曲面615、回転止め616が設けられている。
【0033】
ランプ窓部材51をストロボ窓部材61に組み込むと、ランプ窓部材51の突起51cがストロボ窓部材61の円弧形状と係合して結合が保持される。さらにストロボ窓部材61の回転止め616は、ランプ窓部材51の切り欠き部51dと係合してランプ窓部材51の回転を規制する。
【0034】
図11は、ランプ窓部材51をストロボ窓部材61に組み込んだ状態を内側から見た斜視図であり、図10及び図11で示すように、ストロボ窓部材61の突起613は、ランプ窓部材51の内側のランプ放射面51aと、ストロボ窓部材61の内側のストロボ放射面612aとの間に設けられている。
【0035】
図12は、ランプ窓部材51、ストロボ窓部材61を前カバー12へ組み込んだ状態を示す断面図である。
【0036】
ストロボ窓部材61の上部端面には突起614が設けられており、ストロボ窓部材61のストロボ放射面612(612a,612b)は下方側にストロボ光軸と略平行になるように湾曲面615を有している。
【0037】
ランプ窓部材51、ストロボ窓部材61を前カバー12へ組み込むと、ストロボ窓部材61の上部端面に設けられた突起614と、ストロボ窓部材61の下部に設けられた湾曲面615の端面615aが、前カバー12の受け面122,123それぞれと当接する。この受け面122,123により、照射装置の前方から加わる圧力に対して十分に耐えうる構成となる。特に、端面615aは略面全体で前カバー12の受け面123と当接するので強力な圧力に対しても容易に破壊することがない。
【0038】
また、ランプ窓部材51の内側のランプ放射面51aには、ランプの配光が撮影時に最適となるように散乱させる表面処理が施されている。ここでは、ランプ放射面51aにしぼ形状を施すことでランプの配光はむらがなく、撮影範囲全体を均一に照射する光束としている。同様に、ストロボ窓部材61の内側のストロボ放射面612aとその近傍には、ストロボの配光が撮影時に最適となるように散乱させる形状が施されている。ここでは、ストロボ放射面612aとその近傍に連続的に略円弧形状を施すことでストロボの配光はむらがなく、撮影範囲全体を均一に照射する光束としている。
【0039】
この実施の第2の形態では、ランプ窓部材51の内側のランプ放射面51aにしぼ形状を、ストロボ窓部材61のストロボ放射面612aに連続した略円弧形状をそれぞれ施しているが、ランプ窓部材51の外側のランプ放射面51b、ストロボ窓61のストロボ放射面612bに施してもよいし、配光が撮影時に最適となる形状であれば、どのような形状でもよい。
【0040】
図13は、本発明の実施の第2の形態に係る照明装置1の組み立て後を示す断面図である。
【0041】
前述したように前カバー12には排熱口121が設けられ、ランプ内部の熱された空気は外気と接することができる。この排熱口121を通して埃やごみ等の異物が侵入することが考えられる。特に、ストロボ発光部にごみ等が付着したままストロボ発光を行うと、焦げ、焼け等の問題が発生しやすい。
【0042】
そこで、この排熱口121から例えば埃やごみ等の異物が侵入することを考慮して、ストロボ窓部材61の突起613と本体21の突起211で互い壁を形成する構造にしている。そのため、もし異物が侵入したとしても、異物はこの壁で遮られ、この壁よりも下のストロボ発光部へ到達することを防ぐことができる。
【0043】
また、本体21の突起211はランプ部とストロボ部の中間に設けられているので、ランプの光束とストロボの光束を分断する役割も果している。
【0044】
さらに、ランプ窓部材51、ストロボ窓部材61は無色透明の材料で構成されるため、強いランプ光及びストロボ光がランプ窓部材51、ストロボ窓部材61に当る時に散乱や乱反射等が起こり、その結果有効光線範囲内に意図しない光束が侵入して配光むら等になるのを防いでいる。
【0045】
また、ランプ部とストロボ部ではそれらを覆う窓部材の耐熱温度が異なり、特にランプ部では連続した定常光の熱で変形しない材質、ストロボ部では焦げの出ない材質を使用する必要があることから、各部において特性の異なる材質を使用して、これらを一体化した構造にすることで、熱による劣化防止を図ることができる。
【0046】
上記の実施の各形態によれば、定常光を放つ、ランプ反射笠22及びランプ23より成るランプ部と、ストロボ発光を行う、ストロボ発光ユニット24、ライトガイド28及び反射板29より成るストロボ発光部と、前記ランプ部と前記ストロボ発光部の前方に配置され、射出面を覆う光学部材であるところの窓部材(窓部材13、もしくは、ランプ窓部材51とストロボ窓部材61)とを有し、前記窓部材は、前記ランプ部から放射される光束が通過する第1の面(ライト放射面131、51a,51b)と、前記ストロボ発光部から放射される光束が通過する第2の面(ストロボ放射面132、612a,612b)とを具備した構造にしたので、従来のように設計上、ランプ部の窓部材とストロボ部の窓部材を配置する際の自由度が制限されてしまうといったことが無くなる。
【0047】
また、前記窓部材に具備される前記第1の面と前記第2の面のうち、第2の面(第1の面の一部であってもよいし、両方の面の端部であってもよい)の一部(一端部)(135a,615a)は、前記ストロボ発光部から放射される光束と略水平となる形状(図8や図12参照)を有しているので、従来に比べて、外部から押された時の圧力に構造上十分に耐えうるものとなる。
【0048】
さらに、前記窓部材には、前記ストロボ発光部と前記ランプ部それぞれから放射される光束を分断できるように、別言すれば、前記ストロボ発光部から放射される光束と前記ランプ部から放射される光束で挟まれる領域に、突起133,613を設けた形状にしているので、外装上面に排熱のための開口(排熱口121)が設けられていても、又実施の第2の形態においてランプの交換のためにランプ窓部材が取り外されたとしても、ストロボ部に埃やごみ等の異物が容易に混入しない照明装置とする事ができる。
【0049】
最後に、請求項1に記載の発明以外の本発明に係る照明装置の実施形態について,以下に列挙する。
【0050】
(実施態様1) 定常光を放つランプ部と、ストロボ発光を行うストロボ発光部と、前記ランプ部と前記ストロボ発光部の前方に配置され、それぞれの射出面を覆う光学部材とを有する照明装置において、前記光学部材は、前記ランプ部から放射される光束が通過する第1の面と、前記ストロボ発光部から放射される光束が通過する第2の面とを有し、前記第1の面と前記第2の面のうち、少なくとも一方の面の一部は、前記ストロボ発光部または前記ランプ部から放射される光束と略水平となる形状となっていることを特徴とする照明装置。
【0051】
照明装置の前方からの圧力に対して十分に耐える構造とするために、上記構成にしている。
【0052】
(実施態様2) 前記光学部材は、前記ストロボ発光部から放射される光束と前記ランプ部から放射される光束で挟まれる領域に突起部を有すること特徴とする実施態様1に記載の照明装置。
【0053】
ランプ交換の際に異物がランプ部に侵入したとしても、ストロボ発光部へその異物が混入することを防止するために、上記構成にしている。
【0054】
(実施態様3) 前記第1の面の一部または全部に、前記ランプ部から放射される光束を散乱させる形状を施したことを特徴とする実施態様1又は2に記載の照明装置。
【0055】
ランプの配光にむらがなく、照明範囲全体を均一に照射することを可能にするために、上記構成にしている。
【0056】
(実施態様4) 前記第2の面の一部または全部に、前記ストロボ発光部から放射される光束を散乱させる形状を施したことを特徴とする実施態様1乃至3の何れかに記載の照明装置。
【0057】
ストロボ発光部の配光にむらがなく、照明範囲全体を均一に照射することを可能にするために、上記構成にしている。
【0058】
(実施態様5) 前記ランプ部から放射される光束を散乱させる形状は、しぼ形状であることを特徴とする実施態様3に記載の照明装置。
【0059】
(実施態様6) 前記ストロボ発光部から放射される光束を散乱させる形状の一部は、略円弧形状であることを特徴とする実施態様4に記載の照明装置。
【0060】
(実施態様7) 撮像装置本体に通信手段を介して接続されることを特徴とする実施態様1乃至6の何れかに記載の照明装置。
【0061】
(実施態様8) 前記光学部材の第1の面と第2の面は、光軸に対して垂直方向に近接して配置されることを特徴とする実施態様1乃至7の何れかに記載の照明装置。
【0062】
ストロボ発光部の開口は一般に横長であるが、ランプ部とストロボ発光部を組み合わせる際にはお互いを光軸に対して垂直方向に近接して、つまり上下方向に配置することで、コンパクトな照明装置とすることができることから、上記構成にしている。。
【0063】
(実施態様9) 撮像装置本体に通信手段を介して固定して接続される照明装置であって、前記光学部材の前記第2の面は、前記第1の面よりも撮像装置本体側に配置されることを特徴とする実施態様1乃至8の何れかに記載の照明装置。
【0064】
定常光を発するランプ部(第1の面)の近傍に該ランプ部の熱を逃がす排熱口を設ける必要があり、撮像装置本体から離れたところに排熱口を配置すると排熱効率が良くなることから、上記構成にしている。
【0065】
(実施態様10) 撮像装置本体に通信手段を介して固定して接続される照明装置であって、前記光学部材の前記第2の面は、前記第1の面よりも下側である撮像装置本体側に配置されることを特徴とする実施態様8に記載の照明装置。
【0066】
定常光を発するランプ部(第1の面)の近傍に該ランプ部の熱を逃がす排熱口を設ける必要があり、ランプ部をストロボ部(第2の面)よりも上方(撮像装置本体側よりも離れる側)に配置すると、ランプ部の熱は上方へ向かい、排熱口から逃げ易くなり、排熱効率が良くなることから、上記構成にしている。
【0067】
(実施態様11) 前記光学部材の前記第1の面を構成する部材と前記第2の面を構成する部材は、互いに異なる材質で構成されることを特徴とする実施態様1乃至10に記載の照明装置。
【0068】
定常光を発するランプ部とストロボ光を発するストロボ部ではそれらを覆う窓部材の耐熱温度が異なり、特にランプ部では連続した定常光の熱で変形しない材質、ストロボ部では焦げの出ない材質を使用する必要がある点に着目し、各部において特性の異なる材質を使用することで、熱による劣化防止を図る目的から、上記構成にしている。
【0069】
(実施態様12) 前記光学部材の前記第1の面を構成する部材は略円筒形状を有し、前記第2の面との結合部に係合する突起を設けたことを特徴とする実施態様11に記載の照明装置。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、比較的簡単な構成で、部品を増やさず、かつランプ部とストロボ発光部の射出面構造の自由度を増すことができる、ランプ部とストロボ発光部を一体化した照明装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の外観斜視図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置をビデオカメラに接続した際の外観斜視図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の内部構成を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示す本体ユニットの内部構成を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の内部構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置に具備される窓を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の前面部を示す断面図である。
【図9】本発明の実施の第1の形態に係る照射装置の組み立て後を示す側面図である。
【図10】本発明の実施の第2の形態に係る照射装置に具備される窓を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施の第2の形態に係る照射装置に具備される窓を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の第2の形態に係る照射装置の前面部を示す断面図である。
【図13】本発明の実施の第2の形態に係る照射装置の組み立て後を示す側面図である。
【符号の説明】
1 照射装置
2 ビデオカメラ
3 接続部
13 窓部材
14 本体通信部材
15 ロック部材
16 ロック保持部材
20 本体ユニット
21 本体
22 ランプ反射笠
23 ランプ
24 ストロボ発光ユニット
25 キセノン管
26 ストロボ反射笠
28 ライトガイド
29 反射板
51 ランプ窓部材
61 ストロボ窓部材
51a,51b,131a,131b ライト放射面
132a,132b,612a,612b ストロボ放射面
135a,615a 端面

Claims (1)

  1. 定常光を放つランプ部と、ストロボ発光を行うストロボ発光部と、前記ランプ部と前記ストロボ発光部の前方に配置され、それぞれの射出面を覆う光学部材とを有する照明装置において、
    前記光学部材は、前記ランプ部から放射される光束が通過する第1の面と、前記ストロボ発光部から放射される光束が通過する第2の面とを有することを特徴とする照明装置。
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