JP2004256640A - Resin composition used for interlaminar adhesive film for printed wiring board - Google Patents

Resin composition used for interlaminar adhesive film for printed wiring board Download PDF

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Tetsuji Tokiwa
哲司 常盤
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a polyphenylene ether resin composition which yields an interlaminar adhesive film for a printed wiring board which shows high adhesion to a conductor circuitry layer, suppresses separation from the conductor circuitry layer and is excellent in dielectric property and heat resistance. <P>SOLUTION: The resin composition contains a functionalized polyphenylene ether having at least 0.1 functional group chosen from the group consisting of an epoxy group, an acid anhydride group, a carboxy group, an amino group, a hydroxy group, a cyano group and an isocyanate group per molecular chain. The interlaminar adhesive film for the printed wiring board is manufactured using the same. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パターン回路が形成された導体層と樹脂絶縁層を交互に積み上げたビルトアッププリント配線板において、樹脂絶縁層を簡易的に所望の厚みで形成するのに有用な接着フィルムに用いられるポリフェニレンエーテル樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポリフェニレンエーテルは高耐熱特性と低誘電特性を兼ね備え、プリント配線板の相間絶縁材料として有用であることが記載されている。(例えば、特許文献1参照。)
しかし、ポリフェニレンエーテルをプリント配線板用接着フィルムに用いた場合、フィルムと導体回路層との密着性が低いため、導体回路層とフィルムが剥れ易いという欠点が指摘されていた。
【0003】
【特許文献1】
特公平6−17456号公報(第3頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、導体回路層との密着性が高く、導体回路層との剥離が抑えられ、かつ誘電特性と耐熱特性に優れたプリント配線板用層間接着フィルムを与える、ポリフェニレンエーテル樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、プリント配線板用相間接着フィルムに用いるポリフェニレンエーテル樹脂組成物について鋭意検討を進めた結果、エポキシ基、酸無水基、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、シアノ基、イソシアネート基の官能基群(A)の中から選ばれる、少なくとも1種類の官能基を有する官能化ポリフェニレンエーテル(B)、を含む樹脂組成物のフィルムは導体回路層との接着性が高く、フィルムと導体回路層との剥れが抑えられたプリント配線板を与えることを見出し本発明に至った。
【0006】
即ち本発明は、
エポキシ基、酸無水基、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、シアノ基、イソシアネート基の官能基群(A)の中から選ばれる、少なくとも1種類の官能基を有する官能化ポリフェニレンエーテル(B)、を含むことを特徴とするプリント配線板用層間接着フィルム(C)に用いられる樹脂組成物である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の官能化ポリフェニレンエーテル(B)とは下記(式1)の主鎖構造を持つ重合体または共重合体で、なおかつ官能基を有するものである。
【0008】
【化1】

Figure 2004256640
【0009】
[R1、R2、R3、R4は各々独立して、水素原子、アルキル基またはハロゲン原子を表す。]
具体的には、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチルー6−フェニルー1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6−フェニルー1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレンエーテル)等である。
【0010】
本発明の共重合体の具体例としては、2,6−ジメチルフェノールと他のフェノール類(例えば2,3,6−トリメチルフェノールや2−メチル−6−メチルブチルフェノール)との共重合体のようなポリフェニレンエーテル共重合体が挙げられる。
中でもポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)、2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノールとの共重合体が好ましく使用でき、最も好ましくはポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)である。
【0011】
本発明の官能化ポリフェニレンエーテル(B)が有する官能基とは、エポキシ基、酸無水基、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、シアノ基、イソシアネート基の官能基群(A)の中から選ばれる少なくとも1種類の官能基であり、中でもエポキシ基、酸無水基、カルボキシル基が密着フィルムと導体回路の密着性を向上させる観点から好ましく、エポキシ基が最も好ましい。
本発明の官能化ポリフェニレンエーテル(B)の数平均分子量は30,000未満であり、好ましくは10,000未満、特に好ましくは5,000未満である。分子量が低いほど溶剤への溶解性が向上し、溶剤キャストによる製膜時に製膜性が向上する。
【0012】
本発明の官能化ポリフェニレンエーテル(B)の製造方法は特に限定されるものではないが、その一例として、分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(D)とポリフェニレンエーテルを反応させる方法が挙げられる。
エポキシ化合物(D)の具体例としては、1,3−ブタジエンジエポキシド、1,2,5,6−ジエポキシシクロオクタン、1,2,7,8−ジエポキシオクタン、ビニルシクロヘキセンジオキサイド、ジグリシジルエーテル、エポキシ樹脂と総称される化合物の一群が具体例として挙げられる。エポキシ樹脂の具体例としては、ブタンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、トリグリシジルイソシアヌレート、1,3−ジグリシジルヒダントレイン、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジグリシジルアニリン等が挙げられ、中でもビスフェノールA型エポキシ樹脂、または、エチレングリコールジグリシジルエーテルが好ましく用いられる。
【0013】
別の一例として、特開2000−191769号公報では、固体状態のポリフェニレンエーテルと分子内に少なくとも1個の炭素−炭素二重結合または三重結合及び、カルボキシル基、酸化アシル基、イミノ基、イミド基、水酸基およびグリシジル基からなる群から選ばれる少なくとも1個の官能基を有する官能化化合物を反応させて得られる官能化ポリフェニレンエーテルの製造方法が開示されている。
【0014】
本発明のプリント配線板用相間接着フィルム(C)は樹脂組成物を熱成形するほか、支持体に樹脂組成物を溶解した樹脂溶液を塗布した後、乾燥させて得ることができる。支持体としてはポリエステル、ポリエチレン、ポリカーボネート、等が挙げられるが、中でもポリエチレンテレフタレートが好ましい。樹脂組成物を溶解する溶剤としては例えば、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケトンが挙げられるが、本発明の樹脂組成物が均一に溶解するものであれば特に限定されない。
本発明のプリント配線板用相間接着フィルム(C)の上に、スパッタリング法、蒸着法、無電解メッキ法等により金属薄膜を形成する。金属薄膜としては銅が好ましい。この金属薄膜にアディティブ法、サブトラクティブ法等により、回路パターンを形成する。
【0015】
本発明の樹脂組成物には他の熱可塑性樹脂、あるいは熱硬化性樹脂を一種または二種以上配合することも可能である。熱可塑性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン・プロピレン共重合体、ポリ(4−メチル−ペンテン)等のポリオレフィン類およびその誘導体、ナイロン4、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12などのポリアミド類およびその誘導体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート・ポリエチレングリコールブロック共重合体などのポリエステル類およびその誘導体、変性ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリスルフォン、ポリ塩化ビニ
ルおよびその共重合体、ポリ塩化ビニリデンおよびその共重合体、ポリメチルメタクリレート類、アクリル酸(またはメタクリル酸)エステル共重合体類、ポリスチレン類、アクリロニトリルスチレン共重合体類、アクリロニトリルスチレンブタジエン系共重合体等のポリスチレン類およびその共重合体類、ポリ酢酸ビニル類、ポリビニルホルマール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール類、エチレン酢酸ビニル共重合体およびその加水分解物類、ポリビニルアルコール類、スチレンブタジエンブロック共重合体類、ポリブタジエン、ポリイソプレン等のゴム類、ポリメトキシエチレン、ポリエトキシエチレン等のポリビニルエーテル類、ポリアクリルアマイド、ポリホスファーゼン類、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミドイミド、熱可塑性ポリイミド、芳香族ポリエステル等の液晶ポリマー、側鎖に液晶成分を含有する側鎖型液晶ポリマー等が挙げられる。熱硬化性樹脂としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド前駆体等が挙げられる。
【0016】
本発明の硬化性樹脂組成物には目的に応じ、適当な添加剤を添加しても良い.添加剤としては、難燃剤、熱安定剤、酸化防止剤、UV吸収剤、界面活性剤、滑剤、無機充填剤、有機充填剤、ポリマー添加剤、ジアルキルパーオキサイド、パーオキシ、パーオキシカーボネート、ヒドロパーオキサイド、パーオキシケタール等が挙げられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるべきではない。
<評価方法>
1.反応直後のエポキシ基を有するポリフェニレンエーテルの精製
まず、反応後のエポキシ基を有するポリフェニレンエーテル粉末に残存する未反応の多官能エポキシ化合物を除去するために、反応生成物2gを20mlのトルエンに溶解し後、大過剰のメタノールを加えてポリマーを沈殿させた。沈殿したポリマーをろ過して分離した後、150℃、0.1mmHgの条件で1時間、減圧乾燥させた。
2.エポキシ基を有するポリフェニレンエーテルのプロトンNMR測定
1の精製操作によって得られた官能化ポリフェニレンエーテルを重クロロホルムに溶解し270MHzNMRにて測定を行った。ピークのケミカルシフトはテトラメチルシランのピーク(0.00ppm)を基準として決定した。ポリフェニレンエーテル1分子当たりのエポキシ基の数はポリフェニレンエーテルの芳香環3,5位プロトンに起因するピーク(6.47ppm)とエポキシ基に起因するピークの面積比から求めた。
【0018】
【実施例1】
数平均分子量2,100の粉体状ポリフェニレンエーテル2.0KgとビスフェノールA型エポキシ樹脂(旭化成エポキシ(株)製AER250)600g、トリ−n−ブチルアミン100gを良く混合した後オートクレーブに密閉し、150℃、2時間、加熱した。反応生成物を上記、1.エポキシ基を有するポリフェニレンエーテルの精製に記載の方法に従って処理し、GPC及びプロトンNMR測定を行った。反応後ポリマーのGPC曲線の形状は原料ポリフェニレンエーテルのGPC曲線の形状と良く一致し、架橋反応が起きていないことが確認された。エポキシ化ポリフェニレンエーテルのプロトンNMR測定を行い、2.73〜2.75ppm、2.87〜2.91ppm、および3.34ppmのピークはエポキシ基のプロトンに起因する。これらのピーク面積とフェニレンエーテルユニットの3,5位プロトンのピーク面積比から計算した結果、反応後ポリマーは1分子当たり平均1.2個のエポキシ基を有することが判った。
【0019】
【実施例2】
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(旭化成エポキシ(株)製AER250)100重量部、実施例1で得られたエポキシ化ポリフェニレンエーテル50重量部、ジシアンジアミド3部、2−メチルイミダゾール1部をメチルエチルケトンに溶解させワニスを作成した。このワニスをポリエチレンテレフタレート(PET)支持体の上にローラーコーターで塗布、乾燥させ、接着フィルムを得た。このフィルム上に0.5μmの銅箔層を形成し銅箔層付き接着フィルムを得た。この銅箔層付き接着フィルムを厚さ18μmのガラスエポキシ両面銅張積層板の両面にラミネートし、180℃、30分加熱し、両面に銅箔層付き接着フィルムが形成された銅張り積層板(1)を作成した。この積層板(1)をJISC6481に基づき銅密着強度を測定した結果、1.5Kg/cmであった。
【0020】
【比較例1】
数平均分子量2,100のポリフェニレンエーテルを用いた他は実施例2と同様に行った。銅密着強度は0.6Kg/cmであった。
【0021】
【発明の効果】
本発明はビルトアッププリント配線板において、樹脂絶縁層を簡易に形成可能な密着フィルムに用いられるポリフェニレンエーテル樹脂組成物に関するものである。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is used for an adhesive film useful for simply forming a resin insulating layer with a desired thickness in a built-up printed wiring board in which conductor layers and resin insulating layers on which pattern circuits are formed are alternately stacked. The present invention relates to a polyphenylene ether resin composition.
[0002]
[Prior art]
It is described that polyphenylene ether has both high heat resistance and low dielectric properties, and is useful as an interphase insulating material of a printed wiring board. (For example, refer to Patent Document 1.)
However, when polyphenylene ether is used for an adhesive film for a printed wiring board, a drawback has been pointed out that the conductor circuit layer and the film are easily peeled off due to low adhesion between the film and the conductor circuit layer.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-17456 (page 3)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a polyphenylene ether resin composition having high adhesion to a conductor circuit layer, suppressing peeling from the conductor circuit layer, and providing an interlayer adhesive film for a printed wiring board having excellent dielectric properties and heat resistance properties. The purpose is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies on the polyphenylene ether resin composition used for the interphase adhesive film for a printed wiring board, and have found that the epoxy group, acid anhydride group, carboxyl group, amino group, hydroxyl group, cyano group, and isocyanate group A film of a resin composition containing a functionalized polyphenylene ether (B) having at least one type of functional group selected from the group (A) has high adhesion to a conductive circuit layer, and the film and the conductive circuit layer The present invention was found to provide a printed wiring board in which peeling of the printed wiring board was suppressed, and reached the present invention.
[0006]
That is, the present invention
Functionalized polyphenylene ether (B) having at least one kind of functional group selected from functional group (A) of epoxy group, acid anhydride group, carboxyl group, amino group, hydroxyl group, cyano group and isocyanate group. It is a resin composition used for an interlayer adhesive film (C) for a printed wiring board, characterized in that:
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
The functionalized polyphenylene ether (B) of the present invention is a polymer or copolymer having a main chain structure represented by the following (formula 1) and having a functional group.
[0008]
Embedded image
Figure 2004256640
[0009]
[R1, R2, R3 and R4 each independently represent a hydrogen atom, an alkyl group or a halogen atom. ]
Specifically, poly (2,6-dimethyl-1,4-phenylene ether), poly (2-methyl-6-phenyl-1,4-phenylene ether), poly (2-methyl-6-phenyl-1,4-phenylene ether) Phenylene ether) and poly (2,6-dichloro-1,4-phenylene ether).
[0010]
Specific examples of the copolymer of the present invention include copolymers of 2,6-dimethylphenol with other phenols (for example, 2,3,6-trimethylphenol and 2-methyl-6-methylbutylphenol). Polyphenylene ether copolymer.
Among them, poly (2,6-dimethyl-1,4-phenylene ether) and a copolymer of 2,6-dimethylphenol and 2,3,6-trimethylphenol can be preferably used, and most preferably, poly (2,6 -Dimethyl-1,4-phenylene ether).
[0011]
The functional group of the functionalized polyphenylene ether (B) of the present invention is at least one selected from the functional group group (A) of an epoxy group, an acid anhydride group, a carboxyl group, an amino group, a hydroxyl group, a cyano group, and an isocyanate group. It is one type of functional group, among which an epoxy group, an acid anhydride group, and a carboxyl group are preferred from the viewpoint of improving the adhesion between the adhesive film and the conductor circuit, and the epoxy group is most preferred.
The number average molecular weight of the functionalized polyphenylene ether (B) of the present invention is less than 30,000, preferably less than 10,000, particularly preferably less than 5,000. The lower the molecular weight is, the more the solubility in a solvent is improved, and the better the film forming property is at the time of film formation by solvent casting.
[0012]
The method for producing the functionalized polyphenylene ether (B) of the present invention is not particularly limited, but as an example, a method of reacting an epoxy compound (D) having at least two epoxy groups in a molecule with polyphenylene ether. Is mentioned.
Specific examples of the epoxy compound (D) include 1,3-butadiene diepoxide, 1,2,5,6-diepoxycyclooctane, 1,2,7,8-diepoxyoctane, vinylcyclohexene dioxide, A specific example is a group of compounds generally referred to as glycidyl ether and epoxy resin. Specific examples of the epoxy resin include butanediol diglycidyl ether, neopentyl glycol diglycidyl ether, trimethylolpropane triglycidyl ether, glycerin triglycidyl ether, triglycidyl isocyanurate, 1,3-diglycidyl hydantolein, and bisphenol A type Epoxy resins, ethylene glycol diglycidyl ether, diglycidyl aniline and the like can be mentioned, and among them, bisphenol A type epoxy resin or ethylene glycol diglycidyl ether is preferably used.
[0013]
As another example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-191969 discloses that polyphenylene ether in a solid state, at least one carbon-carbon double bond or triple bond in a molecule, a carboxyl group, an acyl oxide group, an imino group, and an imide group are disclosed. A method for producing a functionalized polyphenylene ether obtained by reacting a functionalized compound having at least one functional group selected from the group consisting of a hydroxyl group and a glycidyl group is disclosed.
[0014]
The interphase adhesive film (C) for a printed wiring board of the present invention can be obtained by thermoforming a resin composition, applying a resin solution in which the resin composition is dissolved on a support, and then drying. Examples of the support include polyester, polyethylene, and polycarbonate. Among them, polyethylene terephthalate is preferable. Examples of the solvent that dissolves the resin composition include toluene, xylene, acetone, and methyl ethyl ketone, but are not particularly limited as long as the resin composition of the present invention can be uniformly dissolved.
A metal thin film is formed on the interphase adhesive film (C) for a printed wiring board of the present invention by a sputtering method, a vapor deposition method, an electroless plating method, or the like. Copper is preferred as the metal thin film. A circuit pattern is formed on the metal thin film by an additive method, a subtractive method, or the like.
[0015]
The resin composition of the present invention may contain one or more other thermoplastic resins or thermosetting resins. Examples of the thermoplastic resin include polyethylene, polypropylene, polybutene, ethylene / propylene copolymer, polyolefins such as poly (4-methyl-pentene) and derivatives thereof, nylon 4, nylon 6, nylon 6.6, nylon 6.6, Polyamides such as nylon 12 and derivatives thereof, polyethylene terephthalate, polybutylene terephthalate, polyethylene naphthalate, polyesters such as polyethylene terephthalate / polyethylene glycol block copolymer and derivatives thereof, modified polyphenylene ether, polycarbonate, polyacetal, polysulfone, poly Vinyl chloride and its copolymer, polyvinylidene chloride and its copolymer, polymethyl methacrylates, acrylic acid (or methacrylic acid) ester Polystyrenes such as copolymers, polystyrenes, acrylonitrile styrene copolymers, acrylonitrile styrene butadiene copolymers and copolymers thereof, polyvinyl acetates, polyvinyl formal, polyvinyl acetal, polyvinyl butyral, ethylene acetic acid Vinyl copolymers and their hydrolysates, polyvinyl alcohols, styrene butadiene block copolymers, rubbers such as polybutadiene, polyisoprene, polyvinyl ethers such as polymethoxyethylene and polyethoxyethylene, polyacrylamide, poly Phosphazenes, polyether sulfone, polyether ketone, polyether imide, polyphenylene sulfide, polyamide imide, thermoplastic polyimide, liquid crystal polymer such as aromatic polyester, Chain side chain type liquid crystal polymer or the like that includes the liquid crystal ingredient in a. Examples of the thermosetting resin include an epoxy resin, a phenol resin, and a polyimide precursor.
[0016]
An appropriate additive may be added to the curable resin composition of the present invention according to the purpose. Additives include flame retardants, heat stabilizers, antioxidants, UV absorbers, surfactants, lubricants, inorganic fillers, organic fillers, polymer additives, dialkyl peroxides, peroxy, peroxycarbonate, hydroper Oxides, peroxyketals and the like can be mentioned.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, the present invention will be described in more detail by way of examples, but the present invention should not be limited by these examples.
<Evaluation method>
1. Purification of Polyphenylene Ether Having Epoxy Group Immediately After Reaction First, in order to remove unreacted polyfunctional epoxy compound remaining in the polyphenylene ether powder having an epoxy group after reaction, 2 g of the reaction product was dissolved in 20 ml of toluene. Thereafter, a large excess of methanol was added to precipitate the polymer. After the precipitated polymer was separated by filtration, the polymer was dried under reduced pressure at 150 ° C. and 0.1 mmHg for 1 hour.
2. Proton NMR measurement of polyphenylene ether having an epoxy group The functionalized polyphenylene ether obtained by the purification operation of the first measurement was dissolved in deuterated chloroform and measured by 270 MHz NMR. The peak chemical shift was determined based on the tetramethylsilane peak (0.00 ppm). The number of epoxy groups per molecule of polyphenylene ether was determined from the area ratio of the peak (6.47 ppm) attributed to the proton at the aromatic ring 3,5 position of the polyphenylene ether and the peak attributed to the epoxy group.
[0018]
Embodiment 1
2.0 Kg of powdery polyphenylene ether having a number average molecular weight of 2,100, 600 g of bisphenol A type epoxy resin (AER250 manufactured by Asahi Kasei Epoxy Co., Ltd.), and 100 g of tri-n-butylamine were mixed well, and the mixture was sealed in an autoclave and heated at 150 ° C. Heated for 2 hours. The reaction product was prepared as described in 1. above. Treatment was performed according to the method described in Purification of Polyphenylene Ether Having Epoxy Group, and GPC and proton NMR measurements were performed. After the reaction, the shape of the GPC curve of the polymer was in good agreement with the shape of the GPC curve of the raw material polyphenylene ether, and it was confirmed that no crosslinking reaction had occurred. Proton NMR measurement of the epoxidized polyphenylene ether was performed, and the peaks at 2.73 to 2.75 ppm, 2.87 to 2.91 ppm, and 3.34 ppm were attributed to epoxy group protons. As a result of calculation from these peak areas and the peak area ratio of the protons at the 3,5-positions of the phenylene ether unit, it was found that the polymer after the reaction had an average of 1.2 epoxy groups per molecule.
[0019]
Embodiment 2
100 parts by weight of a bisphenol A type epoxy resin (AER250 manufactured by Asahi Kasei Epoxy Co., Ltd.), 50 parts by weight of the epoxidized polyphenylene ether obtained in Example 1, 3 parts of dicyandiamide, and 1 part of 2-methylimidazole are dissolved in methyl ethyl ketone to prepare a varnish. Created. The varnish was applied on a polyethylene terephthalate (PET) support with a roller coater and dried to obtain an adhesive film. A 0.5 μm copper foil layer was formed on this film to obtain an adhesive film with a copper foil layer. This adhesive film with a copper foil layer is laminated on both sides of a glass epoxy double-sided copper-clad laminate having a thickness of 18 μm, and heated at 180 ° C. for 30 minutes to form a copper-clad laminate having an adhesive film with a copper foil layer on both sides ( 1) was created. As a result of measuring the copper adhesion strength of this laminate (1) based on JIS C6481, it was 1.5 kg / cm 2 .
[0020]
[Comparative Example 1]
Example 2 was repeated except that polyphenylene ether having a number average molecular weight of 2,100 was used. The copper adhesion strength was 0.6 kg / cm 2 .
[0021]
【The invention's effect】
The present invention relates to a polyphenylene ether resin composition used for an adhesive film that can easily form a resin insulating layer in a built-up printed wiring board.

Claims (5)

エポキシ基、酸無水基、カルボキシル基、アミノ基、水酸基、シアノ基およびイソシアネート基の官能基群(A)の中から選ばれる少なくとも1種類の官能基を、分子鎖あたり少なくとも0.1個有する官能化ポリフェニレンエーテル(B)を含むことを特徴とする樹脂組成物。A functional group having at least 0.1 functional group per molecular chain selected from functional group (A) of epoxy group, acid anhydride group, carboxyl group, amino group, hydroxyl group, cyano group and isocyanate group. A resin composition comprising a functionalized polyphenylene ether (B). (B)が数平均分子量10,000未満であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。The resin composition according to claim 1, wherein (B) has a number average molecular weight of less than 10,000. 官能基がエポキシ基であることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂組成物。3. The resin composition according to claim 1, wherein the functional group is an epoxy group. (B)官能化ポリフェニレンエーテルが、ポリフェニレンエーテルと、分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物(D)の反応生成物であることを特徴とする請求項3に記載の樹脂組成物。The resin composition according to claim 3, wherein (B) the functionalized polyphenylene ether is a reaction product of polyphenylene ether and an epoxy compound (D) having at least two epoxy groups in a molecule. 請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物を用いてなるプリント配線板用相間接着フィルム。An interphase adhesive film for printed wiring boards, comprising the resin composition according to claim 1.
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