JP2004256474A

JP2004256474A - Liquid transparent skin-cleansing cosmetic

Info

Publication number: JP2004256474A
Application number: JP2003050653A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Takahashi; 康之高橋; Satoshi Yoshikawa; 聡吉川
Original assignee: Yakult Honsha Co Ltd
Current assignee: Yakult Honsha Co Ltd
Priority date: 2003-02-27
Filing date: 2003-02-27
Publication date: 2004-09-16
Anticipated expiration: 2023-02-27
Also published as: JP4034210B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a liquid transparent cleansing cosmetic having excellent cleansing effects, enabling the cleansing to be carried out more easily, and hardly leaving oily feeling after use. <P>SOLUTION: This liquid transparent cleansing cosmetic contains a nonionic surfactant having 10.0-13.0 HLB value, and a methylphenylpolysiloxane. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液状透明皮膚洗浄料に関し、詳細には、化粧料や皮膚の汚れ等油性の汚れを除去し、水で洗い流しやすく、洗浄後の使用感が良好な液状透明皮膚洗浄料に関する。
【０００２】
【従来の技術】
肌上に残ったファンデーション、口紅、マスカラ、アイシャドー等のメイク化粧料は主に油性の汚れであるため、これらを除去するために油分を多く含む洗浄料（クレンジング料）が用いられている。中でも油性成分と界面活性剤を配合した液状クレンジング料（クレンジングオイル）がメイク化粧料等とのなじみが良く、クレンジング効果が高いので多く使われている。このようなクレンジング料の基本的な使用方法は、液状クレンジング料を皮膚に塗布してメイク化粧料等の汚れとなじませた後にこれらを水またはお湯で洗い流すものである。
【０００３】
しかしながら、この液状クレンジング料はメイク化粧料等とのなじみを良くし、クレンジング効果を高めると、その反面、水等で流し落としにくくなり、例えば洗い流した後に油性感が残ることがある。また、場合によってはさらに石鹸や洗顔料等を用いて洗顔する必要があった。そして、石鹸等を用いて再度洗浄を行なうと、油性感の原因となっているクレンジング料由来の油脂だけでなく、皮脂も余分に洗い流してしまい、皮膚のパサツキ等を引き起こす原因となっていた。
【０００４】
これまで、上記問題を解決するため、液体油とＨＬＢ７以上の非イオン性界面活性剤を含有する洗浄料（例えば、特許文献１参照）や油性成分５０％以上とＨＬＢが５〜１６の非イオン性界面活性剤を含有する洗浄料（例えば、特許文献２参照）が報告されている。しかし、これらの化粧料では、流動パラフィンやスクワラン等、使用する油分や界面活性剤の組み合わせによっては製品中に濁りや沈殿が生じてしまい、品質に対する疑念を生じさせるといった新たな問題が生じていた。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００１−２８８０３６号公報
【特許文献２】
特開平１１−３５４２１号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は汚れ落とし効果に優れ、より簡単にクレンジングでき、なおかつ、使用後に油性感の残らない、透明な液状のクレンジング料を提供することをその課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】
かかる実状において鋭意研究した結果、本発明者等は特定の非イオン性界面活性剤とメチルフェニルポリシロキサンとを組み合わせて液状皮膚洗浄料に含有させることにより、沈殿や濁りを生じず、油性の汚れに対しても十分な洗浄力を有し、且つ洗浄後のべたつき感がない透明な液状皮膚洗浄料が得られることを見出した。また、この液状透明皮膚洗浄料に更に流動パラフィン等の廉価の油剤を含有させた場合でも、流動パラフィン等に起因する製品の白濁や沈殿の発生を抑えられることを見出し、本発明を完成させた。
【０００８】
すなわち、本発明はＨＬＢ値が１０．０〜１３．０の非イオン性界面活性剤とメチルフェニルポリシロキサンとを含有することを特徴とする液状透明皮膚洗浄料を提供するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の液状透明皮膚洗浄料（以下、「本発明の洗浄料」という）に配合される非イオン性界面活性剤は、そのＨＬＢ値が１０．０〜１３．０のものであれば特に制限無く、市販品や化学合成品を使用することができる。
【００１０】
これらの非イオン性界面活性剤の中でもＨＬＢ値が１１．０〜１３．０のものが好ましく、特にテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット（４０ＥＯ）が好ましい。このテトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット（４０ＥＯ）は、常温で液状であり、やや黄褐色の物質である。このものは、例えばレオドール４４０（花王社製：ＨＬＢ＝１１．８）、ユニオックスＳＴ−４０Ｅ（日本油脂社製：ＨＬＢ＝１２．５）等として市販されている。
【００１１】
このＨＬＢ値が１０．０〜１３．０の非イオン性界面活性剤（以下、単に「界面活性剤」という）の配合量は、洗浄料の全量に対して５．０〜３０．０重量％（以下、「％」と省略する）、好ましくは７．０〜２０．０％、特に好ましくは１０．０〜１５．０％である。配合量が５．０％よりも少ないと、十分な洗い流しの機能が得られないといった問題があり、３０．０％よりも多いと、皮膚に対する刺激性が生じるなどの問題があり、好ましくない。
【００１２】
また、本発明の洗浄料に配合されるメチルフェニルポリシロキサン（以下、単に「ポリシロキサン」という）としても、特に制限無く市販品や化学合成品のいずれも使用することができるが、低粘度のメチルフェニルポリシロキサン、すなわち、粘度が３０ｍｍ^２／ｓ以下のものが好ましく、特に粘度が２０ｍｍ^２／ｓ以下のものが好ましい。このポリシロキサンの市販品としては、例えばシリコンＫＦ５６（信越化学工業社製：１４ｍｍ^２／ｓ）やシリコンＳＨ５５６（東レ・ダウコーニング・シリコーン社製：２２ｍｍ^２／ｓ）が挙げられる。
【００１３】
このポリシロキサンの配合量は、洗浄料の全量に対して１．０〜３０．０％、好ましくは２．０〜２０．０％、特に好ましくは３．０〜１０．０％である。配合量が１．０％よりも少ないと、十分な機能が得られないといった問題があり、３０．０％よりも多いと、コスト的に高くなるといった問題があり、好ましくない。
【００１４】
本発明の洗浄料は上記界面活性剤とポリシロキサンを常法に従って配合することにより調製できるが、透明性や使用感等の問題を生じることなく一般に使用するエステル油や炭化水素を配合することができる。
【００１５】
本発明の洗浄料に配合することのできるエステル油は、脂肪酸類とアルコール類とをエステル結合したものであり、特に制限無く市販品や化学合成品のいずれも使用することができる。このエステル油としては、例えば、２−エチルヘキサン酸セチル、トリ２−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソノニル、２−オクチルドデシルミリステート等が挙げられるが、安定性の点からトリ２−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソノニルが好ましい。
【００１６】
本発明の洗浄料においてエステル油を配合する場合の配合量は、洗浄料の全量に対して１．０〜８０．０％、好ましくは５．０〜６０．０％、特に好ましくは１０．０〜４０．０％である。配合量が１．０％よりも少ないと、十分な機能が得られないといった問題があり、８０．０％よりも多いと、コスト的に高くなるといった問題があり、好ましくない。
【００１７】
上記エステル油は、２種以上を組み合わせて使用することができるが、その場合には、組み合わせるエステル油の種類によって適宜比率を調整すればよく、例えばトリ２−エチルヘキサン酸グリセリルとイソノナン酸イソノニルを組み合わせて使用する場合には、トリ２−エチルヘキサン酸グリセリルを全エステル油の配合量の１．０〜８０．０％、好ましくは５．０〜６０．０％、特に好ましくは１０．０〜４０．０％とし、残部をイソノナン酸イソノニルとすればよい。
【００１８】
一方、本発明の洗浄料に配合することのできる炭化水素は特に制限無く市販品や化学合成品のいずれも使用することができる。この炭化水素としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン等が挙げられる。これらの炭化水素の配合量は洗浄料の全量に対して、１０〜９０％、好ましくは２０〜８０％である。上記炭化水素の２種以上を組合わせて使用する場合には、組合わせる炭化水素の種類によって適宜比率を調整すればよく、例えば、流動パラフィンとスクワランとを組合わせて使用する場合には、流動パラフィンを全炭化水素の１０〜９０％、好ましくは２０〜６０％とし、残部をスクワランとすればよい。
【００１９】
更に、本発明の洗浄料には植物油を配合することができる。植物油としては、ホホバ油、オリーブ油、マカダミアナッツ油が挙げられる。これらの植物油の配合量は洗浄料全体に対して２０％以下、好ましくは０．１〜１０％である。
【００２０】
本発明の洗浄料には、上記成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、通常洗浄料に配合される成分、例えば、水、アルコール類、防腐剤、香料、色素、保湿剤、炎症剤、植物抽出物等を何れも配合することができる。
【００２１】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
【００２２】
実施例１
界面活性剤と油剤の配合による透明性の検討：
表１に示した界面活性剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット）および油剤を用い、これらの混合と透明性の関係を検討した。試験は、界面活性剤と各油剤を、界面活性剤：油剤＝１３．８：８６．２の比で混合した後、室温で静置し、翌日（２４時間後）に透明性の状態を目視で観察することにより行った。透明性は下記の評価基準に従って評価した。評価の結果も表１に示した。
【００２３】
＜評価基準＞
（評価）（判定）
透明： ○
濁り： △
沈殿： ×
【００２４】
【表１】

【００２５】
表１より、界面活性剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット）と油剤を混合した場合、界面活性剤のＨＬＢ値が高くなるに従って多くの油剤では安定性が低下することがわかった。一方、ポリシロキサンは表１記載の界面活性剤のすべてにおいて高い安定性を示した。また、エステル油の中でも特にトリ２−エチルヘキサン酸グリセリルとイソノナン酸イソノニルの透明性が良いことが判明した。更に、炭化水素はＨＬＢ値に関係なく安定性が悪かった。
【００２６】
実施例２
界面活性剤と各種油剤の配合による透明性および使用感の検討：
表２に示す界面活性剤（テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット）および油剤（シリコン油、エステル油、炭化水素）を組合わせ、それらの配合による透明性および使用感を評価した。界面活性剤と各油剤とを表２の配合比で混合した後、室温で静置し、翌日（２４時間後）に透明性の状態を目視で観察して実施例１と同様に評価した。また、専門パネルラー５人に、口紅を塗布した肌に一定量の液状透明皮膚洗浄料を使用し洗い流した後の使用感を下記の評価基準に従って評価してもらい、その評点の平均点を下記の判定基準で判定した。透明性および判定の結果は表２に示した。
【００２７】
＜使用感の評価基準＞
（評価）（評点）
とてもさっぱりする：５点
ややさっぱりする：４点
どちらともいえない：３点
ややさっぱりしない：２点
さっぱりしない：１点
【００２８】
＜評点の平均点の判定基準＞
（評点の平均点）（判定）
４．５点以上： ◎
３．５点以上４．５点未満： ○
２．５点以上３．５点未満： △
２．５点未満： ×
【００２９】
【表２】

【００３０】
表２の結果より、界面活性剤とポリシロキサンとを組合わせることにより流動パラフィンやエステル油を添加しても透明性および使用感の優れた液状透明皮膚洗浄料が得られた。特に、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット（４０ＥＯ）とメチルフェニルポリシロキサン、トリ２−エチルヘキサン酸グリセリルの組合わせは透明性および使用感のいずれも優れたものであった。
【００３１】
実施例３
液状透明皮膚洗浄料（１）：
ＨＬＢ値の異なる界面活性剤を用いて、表３に示した処方および下記製造方法に従って液状透明皮膚洗浄料を製造した。
【００３２】
（製造方法）
表３の成分（１）〜（１１）までを混合し、そこに加熱溶解した（１２）および（１３）を混合し投入した。得られた組成物に成分（１４）と（１５）を順次加え十分に撹拌して液状透明皮膚洗浄料とした。
【００３３】
（評価方法）
得られた液状透明皮膚洗浄料の透明性および使用感について実施例２と同様に評価した。透明性および使用感の評価の結果は表３に示す。
【００３４】
【表３】

【００３５】
（結果）
表３の結果より、製品１は透明性および使用感に優れたものであった。一方、製品２は製品１よりはわずかに使用感が劣るものであったが、従来のものよりは優れたものであった。
【００３６】
実施例４
液状透明皮膚洗浄料（２）：
下記に示した処方および製造方法に従って液体透明皮膚洗浄料を製造した。
【００３７】

【００３８】
（製造方法）
上記処方の成分（１）〜（１０）までを混合し、そこに（１１）および（１２）を加熱溶解して投入した後、（１３）を投入した。得られた組成物に、混合した（１４）〜（１７）を投入し十分に撹拌して液状透明皮膚洗浄料とした。
【００３９】
（結果）
得られた液体透明皮膚洗浄料は、汚れ落ちも良く、洗い流した後も油性感がなく、さっぱりとした感触と透明性を有するものであった。
【００４０】
【発明の効果】
本発明の液状透明皮膚洗浄料は、化粧料や皮膚の汚れ等を除去し、水で洗い流しやすく、かつ使用後に油性感が残ることなくさっぱりとした使用感を得ることができる。
【００４１】
また、本発明の液状透明皮膚洗浄料は、流動パラフィン等の油性成分を含有しても、保存により製品の白濁や沈殿を生じさせることのない、透明性が高く安定な製品とすることができる。
以上[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid transparent skin cleanser, and more particularly, to a liquid transparent skin cleanser which removes oily stains such as cosmetics and skin stains, is easily washed off with water, and has a good feeling after washing.
[0002]
[Prior art]
Makeup cosmetics such as foundation, lipstick, mascara, and eye shadow remaining on the skin are mainly oily stains, and a cleaning agent (cleansing agent) containing a large amount of oil is used to remove these. Among them, a liquid cleansing agent (cleansing oil) containing an oil component and a surfactant is widely used because it has good compatibility with makeup cosmetics and the like and has a high cleansing effect. The basic method of using such cleansing agents is to apply a liquid cleansing agent to the skin to disperse it with stains such as makeup cosmetics, and then wash them off with water or hot water.
[0003]
However, when this liquid cleansing agent improves the familiarity with makeup cosmetics and the like, and enhances the cleansing effect, on the other hand, it becomes difficult to wash off with water or the like, and for example, an oily feeling may remain after washing. Further, in some cases, it was necessary to wash the face with soap, face wash, or the like. Then, if the washing is performed again using soap or the like, not only the oils and fats derived from the cleansing agent causing the oily feeling, but also the sebum is washed away excessively, and this causes the skin to be dry and the like.
[0004]
Heretofore, in order to solve the above-mentioned problems, a detergent containing a liquid oil and a nonionic surfactant having an HLB of 7 or more (for example, see Patent Document 1) or a nonionic containing an oily component of 50% or more and an HLB of 5 to 16 has been used. A detergent containing a surfactant (for example, see Patent Document 2) has been reported. However, with these cosmetics, depending on the combination of oils and surfactants used, such as liquid paraffin and squalane, turbidity and sedimentation occur in the product, causing new problems such as raising doubts about quality. .
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-288036 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-35421
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a transparent liquid cleansing material which has an excellent dirt removing effect, can be more easily cleansed, and has no oily feeling after use.
[0007]
[Means for solving the problem]
As a result of intensive studies in such a situation, the present inventors have found that by combining a specific nonionic surfactant and methylphenylpolysiloxane into a liquid skin cleanser, precipitation and turbidity do not occur, and oily stains do not occur. It has been found that a clear liquid skin cleanser having a sufficient detergency and a non-greasy feeling after washing can be obtained. Further, they have found that even when an inexpensive oil such as liquid paraffin is further contained in this liquid transparent skin cleanser, it is possible to suppress the occurrence of cloudiness or precipitation of the product due to liquid paraffin or the like, and completed the present invention. .
[0008]
That is, the present invention provides a liquid transparent skin cleanser characterized by containing a nonionic surfactant having an HLB value of 10.0 to 13.0 and methylphenylpolysiloxane.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The nonionic surfactant to be incorporated in the liquid transparent skin cleansing agent of the present invention (hereinafter, referred to as “cleaning agent of the present invention”) is particularly limited as long as its HLB value is 10.0 to 13.0. No commercial products or chemically synthesized products can be used.
[0010]
Among these nonionic surfactants, those having an HLB value of 11.0 to 13.0 are preferred, and polyoxyethylene sorbite tetraoleate (40EO) is particularly preferred. This polyoxyethylene sorbite tetraoleate (40EO) is a liquid at room temperature and is a slightly yellow-brown substance. These are commercially available as, for example, Rheodol 440 (manufactured by Kao Corporation: HLB = 11.8), UNIOX ST-40E (manufactured by NOF Corporation: HLB = 12.5).
[0011]
The amount of the nonionic surfactant having an HLB value of 10.0 to 13.0 (hereinafter simply referred to as “surfactant”) is 5.0 to 30.0% by weight based on the total amount of the detergent. (Hereinafter abbreviated as “%”), preferably 7.0 to 20.0%, particularly preferably 10.0 to 15.0%. If the amount is less than 5.0%, there is a problem that a sufficient washing function cannot be obtained. If the amount is more than 30.0%, there is a problem that irritation to the skin occurs, which is not preferable.
[0012]
As methylphenylpolysiloxane (hereinafter simply referred to as "polysiloxane") to be incorporated in the cleaning agent of the present invention, any of commercially available products and chemically synthesized products can be used without any particular limitation. Methylphenylpolysiloxane, that is, one having a viscosity of 30 mm ² / s or less is preferable, and particularly one having a viscosity of 20 mm ² / s or less is preferable. Commercially available polysiloxanes include, for example, Silicon KF56 (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd .: 14 mm ² / s) and Silicon SH556 (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd .: 22 mm ² / s).
[0013]
The compounding amount of this polysiloxane is 1.0 to 30.0%, preferably 2.0 to 20.0%, particularly preferably 3.0 to 10.0%, based on the total amount of the detergent. If the amount is less than 1.0%, there is a problem that a sufficient function cannot be obtained. If the amount is more than 30.0%, there is a problem that the cost becomes high, which is not preferable.
[0014]
The detergent of the present invention can be prepared by blending the above surfactant and polysiloxane according to a conventional method, but it is possible to blend a commonly used ester oil or hydrocarbon without causing problems such as transparency and feeling of use. it can.
[0015]
The ester oil that can be blended in the detergent of the present invention is a product obtained by ester-bonding a fatty acid and an alcohol, and any commercially available product or chemically synthesized product can be used without any particular limitation. Examples of the ester oil include cetyl 2-ethylhexanoate, glyceryl tri-2-ethylhexanoate, isononyl isononanoate, and 2-octyldodecyl myristate. Glyceryl and isononyl isononanoate are preferred.
[0016]
When the ester oil is blended in the detergent of the present invention, the amount of the ester oil is 1.0 to 80.0%, preferably 5.0 to 60.0%, particularly preferably 10.0 to the total amount of the detergent. ４40.0%. If the compounding amount is less than 1.0%, there is a problem that a sufficient function cannot be obtained, and if it is more than 80.0%, there is a problem that the cost increases, which is not preferable.
[0017]
The above ester oils can be used in combination of two or more. In that case, the ratio may be appropriately adjusted depending on the type of the ester oil to be combined. For example, glyceryl tri-2-ethylhexanoate and isononyl isononanoate may be used. When used in combination, glyceryl tri-2-ethylhexanoate is used in an amount of 1.0 to 80.0%, preferably 5.0 to 60.0%, and particularly preferably 10.0 to 80.0% of the total amount of the ester oil. The content may be 40.0%, and the remainder may be isononyl isononanoate.
[0018]
On the other hand, the hydrocarbon which can be blended in the detergent of the present invention is not particularly limited, and any of commercially available products and chemically synthesized products can be used. Examples of the hydrocarbon include liquid paraffin and squalane. The amount of these hydrocarbons is 10 to 90%, preferably 20 to 80%, based on the total amount of the cleaning agent. When two or more of the above hydrocarbons are used in combination, the ratio may be appropriately adjusted depending on the type of hydrocarbon to be combined. For example, when liquid paraffin and squalane are used in combination, Paraffin may be 10 to 90%, preferably 20 to 60% of the total hydrocarbons, and the remainder may be squalane.
[0019]
Furthermore, vegetable oil can be blended in the detergent of the present invention. Vegetable oils include jojoba oil, olive oil and macadamia nut oil. The blending amount of these vegetable oils is 20% or less, and preferably 0.1 to 10%, based on the whole detergent.
[0020]
In the cleaning composition of the present invention, in addition to the above-described components, components that are usually blended with the cleaning composition, for example, water, alcohols, preservatives, fragrances, coloring agents, humectants, as long as the effects of the present invention are not impaired. Any of inflammatory agents, plant extracts and the like can be blended.
[0021]
【Example】
Next, the present invention will be described in detail with reference to examples, but the present invention is not limited thereto.
[0022]
Example 1
Examination of transparency by blending surfactant and oil agent:
Using the surfactants (polyoxyethylene sorbite tetraoleate) and oils shown in Table 1, the relationship between the mixing thereof and the transparency was examined. In the test, the surfactant and each oil agent were mixed at a ratio of surfactant: oil agent = 13.8: 86.2, and then allowed to stand at room temperature, and the state of transparency was visually observed the next day (after 24 hours). Observation was carried out. The transparency was evaluated according to the following evaluation criteria. The results of the evaluation are also shown in Table 1.
[0023]
<Evaluation criteria>
(Evaluation) (Judgment)
Transparency: ○
Turbidity: △
Settlement: ×
[0024]
[Table 1]

[0025]
From Table 1, it was found that when a surfactant (polyoxyethylene sorbite tetraoleate) and an oil agent were mixed, the stability of many oil agents decreased as the HLB value of the surfactant increased. On the other hand, polysiloxane showed high stability in all of the surfactants shown in Table 1. It was also found that among the ester oils, glyceryl tri-2-ethylhexanoate and isononyl isononanoate had particularly good transparency. In addition, hydrocarbons had poor stability irrespective of the HLB value.
[0026]
Example 2
Examination of transparency and usability by blending surfactant and various oils:
A surfactant (polyoxyethylene sorbite tetraoleate) and an oil agent (silicone oil, ester oil, hydrocarbon) shown in Table 2 were combined, and the transparency and usability of the mixture were evaluated. After mixing the surfactant and each oil agent at the compounding ratio shown in Table 2, the mixture was allowed to stand at room temperature, and the state of transparency was visually observed on the next day (after 24 hours), and evaluated in the same manner as in Example 1. In addition, five professional panelists evaluated the feeling of use after rinsing using a certain amount of liquid transparent skin cleanser on the skin to which lipstick was applied according to the following evaluation criteria, and the average of the scores was as follows: The judgment was made based on the judgment criteria. Table 2 shows the results of the transparency and the judgment.
[0027]
<Evaluation criteria for usability>
(Evaluation) (Score)
Very refreshing: 5 points or refreshing: 4 points Neither can be said: 3 points or not refreshing: 2 points Not refreshing: 1 point
<Judgment criteria for average score>
(Average score) (Judgment)
4.5 points or more: ◎
3.5 points or more and less than 4.5 points: ○
2.5 points or more and less than 3.5 points: △
Less than 2.5 points: ×
[0029]
[Table 2]

[0030]
From the results shown in Table 2, the combination of the surfactant and the polysiloxane gave a liquid transparent skin cleanser having excellent transparency and feeling in use even when liquid paraffin or ester oil was added. In particular, the combination of polyoxyethylene sorbite tetraoleate (40EO) with methylphenyl polysiloxane and glyceryl tri-2-ethylhexanoate was excellent in both transparency and usability.
[0031]
Example 3
Liquid transparent skin cleanser (1):
Using the surfactants having different HLB values, a liquid transparent skin cleanser was produced according to the formulation shown in Table 3 and the following production method.
[0032]
( Production method )
Components (1) to (11) in Table 3 were mixed, and (12) and (13), which were dissolved by heating, were mixed and charged. The components (14) and (15) were sequentially added to the obtained composition, and the mixture was sufficiently stirred to obtain a liquid transparent skin cleanser.
[0033]
( Evaluation method )
The transparency and feeling of use of the obtained liquid transparent skin cleanser were evaluated in the same manner as in Example 2. Table 3 shows the results of the evaluation of the transparency and the feeling upon use.
[0034]
[Table 3]

[0035]
(Result)
From the results shown in Table 3, Product 1 was excellent in transparency and usability. On the other hand, the product 2 was slightly inferior in use feeling to the product 1, but was superior to the conventional product.
[0036]
Example 4
Liquid transparent skin cleanser (2):
A liquid transparent skin cleanser was manufactured according to the following formulation and manufacturing method.
[0037]

[0038]
( Production method )
Components (1) to (10) of the above formulation were mixed, and (11) and (12) were heated and dissolved therein, and then (13) was charged. The mixed (14) to (17) were added to the obtained composition and sufficiently stirred to obtain a liquid transparent skin cleanser.
[0039]
(Result)
The obtained liquid transparent skin cleanser had good stain removal, had no oily feeling even after washing off, and had a refreshing feel and transparency.
[0040]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION The liquid transparent skin cleanser of this invention removes cosmetics, a stain | pollution | contamination, etc. of a skin, is easy to wash away with water, and can obtain a refreshing feeling of use without leaving an oily feeling after use.
[0041]
Further, the liquid transparent skin cleanser of the present invention can be a highly transparent and stable product which does not cause clouding or precipitation of the product upon storage even if it contains an oily component such as liquid paraffin. .
that's all

Claims

A liquid transparent skin cleanser comprising a nonionic surfactant having an HLB value of 10.0 to 13.0 and methylphenylpolysiloxane.

The liquid transparent skin cleanser according to claim 1, wherein the nonionic surfactant is 40 moles of ethylene oxide and polyoxyethylene sorbite tetraoleate.

The liquid transparent skin cleanser according to claim 1, further comprising one or more selected from ester oils and hydrocarbons.

The liquid transparent skin cleanser according to claim 3, wherein the hydrocarbon is one or two selected from liquid paraffin and squalane.

The liquid transparent skin cleanser according to claim 3, wherein the ester oil is one or two selected from glyceryl tri-2-ethylhexanoate and isononyl isononanoate.