JP2004255346A - 配管のフラッシング方法およびフラッシングシステム - Google Patents

配管のフラッシング方法およびフラッシングシステム Download PDF

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Abstract

【課題】配管の内部を洗浄する際に使用するフラッシング液の補給量を著しく抑制し、少ないフラッシング液で洗浄する。
【構成】フラッシング液槽1からフラッシング液を配管8内に高圧ジェット流で注入してフラッシングを行い、配管8から排出するフラッシング排液を濾過装置12に供給し、そのフィルタ16で濾過して得られた清浄な処理液をフラッシング液槽1に循環する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフラッシング液で配管の内部をフラッシングして洗浄するフラッシング方法およびフラッシングシステムに関し、特にフラッシングで排出するフラッシング排液をオンラインで清浄化して循環使用するフラッシング方法およびフラッシングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
工場やプラントなどの施設には多数の配管が敷設されるが、それら配管の新設工事後の新設配管、改造工事や更新工事の新旧配管の内部に付着した塵埃、錆、スケールなどの固形分を除去するために、それら配管内の清掃作業が行われる。
【0003】
一般的な配管内部の清掃方法は、先ずピグ、ブラスト材などを配管に供給して内部に付着する固形分を機械的に剥ぎ取り、次いで加圧気体や加圧液を配管に供給して剥ぎ取った固形分を洗浄する方法が採用されている。しかし多くの場合、水やオイル等の加圧液を使用して固形分を洗浄する方法、いわゆるフラッシングが行われる。フラッシングは使用する液体の種類によりウォーターフラッシングまたはオイルフラッシングと呼ばれる。なお、本発明でフラッシング液と言うときは、これらラッシング用の水やオイルを意味するものとする。
【0004】
フラッシング液は清掃・洗浄という観点から、清浄な液体を用いる必要があるが、洗浄後のフラッシング排液には配管から剥ぎ取った塵埃、錆、スケールなどの固形分が多く含まれている。そのためフラッシング排液をそのまま河川などに放流すると環境破壊の原因になるので、処理装置で環境基準を超えないように処理してから放流する必要がある。このようなフラッシング排液の処理は、沈降法によって行われることが多い。
【0005】
図2は沈降法によるフラッシング排液の処理手順の説明図である。先ず図2(a)のように、フラッシングした配管から流出するフラッシング排液40をホースなどでフラッシング排液貯留槽41に集める。フラッシング排液貯留槽41は沈降槽を兼ねており、そこでフラッシング排液中に浮遊する微細な固形分が比重差で時間と共に次第に沈降して底部に層状に沈殿する。
【0006】
図2(b)にこの状態が示されており、フラッシング排液貯留槽41の底部に固形分層42、上部に上澄み層43が形成される。このように固形分層42と上澄み層43が形成されたら、次に図2(c)のようにポンプ44で上澄み液のみを処理液46として汲み出し、配管45から処理液槽47に排出する。なお処理液槽47の処理液46は適宜外部に排出する。一方、上澄み液の排出後にフラッシング排液貯留槽41の底部に残ったスラリー状の固形分は、適宜外部に取り出し、焼却処理等により処分される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般にフラッシング排液に浮遊する固形分は微細な粒径を有しているので、このような沈降法では固形分層42と上澄み層43の形成に長い時間を必要とする。しかも沈降中に新しいフラッシング排液40をフラッシング排液貯留槽41に追加すると、液の動揺により沈降作用が乱され、完全に沈降するまでさらに多くの時間が必要になる。そのためフラッシング作業の終了後でなければフラッシング排液処理を開始できず、フラッシング作業が制約されるという問題があった。
【0008】
また、沈降法におけるフラッシング排液40の処理容量はフラッシング排液貯留槽41の面積に比例するので、十分な処理能力を得るためには槽設備をそれに応じて大きくする必要があり、それによって設備の設置コストや占有スペースも増加する。特に配管更新工事などにおいては、配管内の洗浄具合を確認しながらフラッシング作業を繰り返し行うことが多く、その場合には設備の設置コストや占有スペースの増加はより大きな問題になる。
【0009】
さらに、フラッシング排液貯留槽41から上澄み液を処理液として汲み出す際に、フラッシング排液貯留槽41の下方に滞留する固形分を処理液に混入させないためには、汲み出せる上澄み液の割合はそれ程高くならない。また注意しながら上澄み液の汲み出し操作を行っても幾らかの固形分混入は避けられない。そのため処理液槽47に流入する処理液の清浄度はそれほど高くできない。
【0010】
以上の理由から、沈降法ではフラッシング作業中にフラッシング排液を同時処理することが難しく、得られる処理液の清浄度もそれ程高くならない。一方、配管内部のフラッシングには大量のフラッシング液を必要とする。そこでフラッシング排液を処理した処理液をフラッシング作業に再利用すればその効果は極めて大きいが、従来の沈降法を採用する限りその処理液の再利用は困難である。そこで本発明は、このような問題を解決することを課題とし、そのための新しい配管のフラッシング方法およびフラッシングシステムの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明に係るフラッシング方法は、フラッシング液槽からフラッシング液を配管内に注入してフラッシングし、配管から排出するフラッシング排液を濾過装置に供給し、そのフィルタで濾過して得られた清浄な処理液をフラッシング液槽に循環することを特徴とする(請求項1)。
【0012】
上記フラッシング方法は、沈降法よりフラッシング排液から固形分を分離する速度が極めて速いので、フラッシング作業で発生するフラッシング排液をオンライン的に処理できる。また分離によって得られた処理液の清浄度も沈降法より極めて高い。そのためフラッシング作業を行いながら、そのフラッシング排液をオンライン的に処理して循環使用することが可能になる。したがってフラッシングに使用するフラッシング液の消費量もしくは新たな補給量を著しく抑制できる。
【0013】
上記フラッシング方法において、濾過を続けることにより固形分が付着したフィルタを逆洗して該固形分を除去し、濾過装置より流出する逆洗排液から固形分を分離して得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽に循環することができる(請求項2)。
【0014】
一般に濾過を長時間続けると、濾過装置におけるフィルタに付着する固形分の量が次第に多くなって濾過効率が低下してくるので、定期的にフィルタを逆洗して濾過効率を回復させる必要がある。その際、逆洗には清浄な処理液が使用されるが、本フラッシング方法では上記のように逆洗排液から固形分を分離した処理液をフラッシング液として循環再利用するので、さらにフラッシング液の消費量もしくは新たな補給量を抑制できる。
【0015】
本発明に係るフラッシングシステムは、フラッシング液を貯留するフラッシング液槽と、フラッシング液槽のフラッシング液を配管の内部に注入してフラッシングするフラッシング手段と、配管から排出するフラッシング排液を濾過する濾過装置と、濾過装置で得られた清浄な処理液を前記フラッシング液槽に循環する循環手段を備えていることを特徴とする(請求項3)。本システムにより前記フラッシング方法を好適に実施できる。
【0016】
上記フラッシングシステムにおいて、さらに、濾過装置のフィルタに付着した固形分を逆洗する逆洗手段と、濾過装置より流出する逆洗排液から固形分を分離する分離手段と、分離手段で得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽に循環する循環手段を設けることができる(請求項4)。このように構成したシステムにより前記フラッシング方法を実施すると、フラッシング液の消費量もしくは新たな消費量をさらに大きく抑制できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面により説明する。図1は本発明に係るフラッシングシステムのプロセスフロー図である。フラッシング液槽1にポンプ2と開閉弁3を設けた配管4が接続され、その配管4の先端にホース等の可撓性を有する配管5が接続され、その配管5の先端に洗浄ノズル6が取り付けられる。配管5および洗浄ノズル6によりフラッシング手段7が構成され、洗浄ノズル6は洗浄すべき配管8に挿入される。
【0018】
本実施形態に使用する洗浄ノズル6は傘型に形成され、その後側に設けた多数の小さい噴出孔から背面に向かってフラッシング液が噴出するようになっている。排液槽9は配管8の端部から排出するフラッシング排液を受け入れるもので、その排液槽9にはポンプ10と開閉弁11aを設けた配管11が接続され、配管11の先端は濾過装置12に接続される。濾過装置12は仕切板13によって仕切られた1次側室14と2次側室15を備え、前記配管11はその1次側室14に連通する。
【0019】
前記仕切板13には複数のフィルタ16が着脱自在に装着される。これらフィルタ16は1次側室14に流入したフラッシング排液から微細な固形分を捕捉し、液成分のみを2次側室15に流出するものである。フィルタ16としては濾布式、焼結金属式、多孔質セラミックス式、コイル式など、種々の方式のものを使用できる。しかし微細な固形分を効率よく分離するにはコイル型のフィルタが好ましい。
【0020】
コイル式フィルタは金属線を螺旋状に巻回して筒体とし、その筒体の外面に珪藻土などの濾過助剤を付着したものであり、筒体の外側が1次側室に連通し、内側が2次側室15に連通するように仕切板13に着脱自在に装着される。そしてポンプ10で加圧されて1次側室14に流入したフラッシング排液は、前記筒体の外側から内側に通過する際、浮遊する微細な固形分が濾過助剤に捕捉分離されると共に、清浄な処理液がコイルの間隙を通って2次側室15に流入する。
【0021】
2次側室15の上部に開閉弁17を設けた処理液排出用の配管18が接続され、その配管18の先端は処理液槽20に連通する。さらに配管18から開閉弁21を設けた循環用の配管22が分岐し、その配管22の先端は前記フラッシング液槽1に連通する。そしてこれら開閉弁21と配管22により、濾過した処理液をフラッシング液槽1に循環するための循環手段23が構成される。
【0022】
さらに、前記処理液槽20にはポンプ24、開閉弁25を設けた逆洗液供給用の配管26が接続され、その配管26の先端は2次側室15の上部に連通している。そしてこれらポンプ24、開閉弁25および配管26により清浄な逆洗液を2次側室15に供給してフィルタ16を逆洗する逆洗手段27が構成される。
【0023】
濾過装置12を構成する1次側室14の下部は円錐状に形成され、その底部に開閉弁28を設けた配管29が接続される。配管29の先端は洗浄排液貯留槽30に連通し、その洗浄排液貯留槽30は配管31を介して固液分離処理を行う分離手段32が接続される。この分離手段32は遠心分離式、スクリュープレス式またはフィルタプレス式など、一般的に使用されている形式の脱液装置により構成することができる。
【0024】
分離手段32から前記フラッシング液槽1に連通する配管33が接続され、固形分を分離された清浄な排液が循環される。そしてこの配管33により分離手段32で固形分を分離した排液をフラッシング液槽1に循環する循環手段34が構成される。一方、分離手段32には固形分排出用の配管35が接続され、その配管35の先端は図示しない回収容器に連通する。
【0025】
フラッシング作業に先立ってフラッシング液槽1には清浄液(例えば清浄水)をフラッシング液として配管36から補給する。次にポンプ2を運転して開閉弁を開けることにより、高圧ジェット液が噴出ノズル6から噴出し、配管8の内部に残留する固形分を洗い流す。
【0026】
前記のように噴出ノズル6はフラッシング液を背面に向かって噴出するようになっているので、噴出ノズル6にはその噴出液の背圧により配管8の先方に向かう力が発生する。そのためホース等の可撓性の配管5を手で支持しているだけで、配管5を配管8の内部に沿って順次延長しながらフラッシングできる。
【0027】
フラッシングにより配管8の端部から流出するフラッシング排液は、フラッシング排液槽9に流入し、次いで濾過装置12で清浄な処理液に処理される。濾過装置12を運転するには開閉弁11a、17を閉じ、開閉弁21,28を閉じた状態でポンプ10を運転する。
【0028】
ポンプ10の運転によりフラッシング排液槽9のフラッシング排液が配管11を経て濾過装置12の1次側室14に供給され、内部に装着したフィルタ16を通過する際に固形分が捕捉分離され、清浄な処理液が2次側室15に流入する。2次側室15に流入した処理液は配管17から処理液槽20に貯留される。
【0029】
濾過運転中に前記開閉弁17を閉じ、または前記開閉弁17の開度を絞り、循環手段23を構成する開閉弁21を開けることにより、濾過装置12からの処理液の全てまたは一部が配管22からフラッシング液槽1に循環され、フラッシング液として再利用される。
【0030】
濾過装置12により濾過運転を長時間続けると、前記のようにフィルタ16の1次側における固形分の付着量が次第に増加し濾過能力が低下していく。そこでフィルタ16の1次側に付着した固形分が限界量に達したら、濾過工程から逆洗工程に切り換える。逆洗工程に移行するにはポンプ10を停止すると共に開閉弁11a、17,21を閉じ、開閉弁25,28を開けてポンプ24を運転する。なおフィルタ16に付着する固形分の限界量は、例えばそれまでの濾過量、濾過時間および濾過差圧の少なくとも1つを計測し、それら計測値から判断することができる。
【0031】
ポンプ24の運転により処理液槽20から配管26を経て加圧された清浄な処理液が逆洗液として2次側室15に供給される。2次側室15に供給された逆洗液はフィルタ16を通って1次側室に排出されるが、その際、フィルタ16の1次側に付着した固形分が洗浄水により剥離して除去される。
【0032】
1次側室14内には剥離した固形分と液が混合した洗浄排液が形成され、その洗浄排液は1次側室14の底部から配管28を経て洗浄排液貯留槽30に排出する。そしてフィルタ16の逆洗が終了したら再び濾過工程に戻る。なお濾過装置12を複数並列に接続し、それらを切り換え運転することにより逆洗による濾過運転の中断を回避することができる。
【0033】
逆洗工程では洗浄液の代わりに加圧空気を使用することもできる。その場合には加圧空気によりフィルタ16から1次側室14内に剥離した固形分を洗浄排液として洗浄排液貯留槽30に排出するため、例えば配管11からフラッシング排液を1次側室14に補給する。
【0034】
洗浄排液貯留槽30の洗浄排液は配管31から分離手段32に供給される。分離手段では前記のように洗浄排液から固形分が分離され、清浄な排液が配管33からフラッシング液槽1に循環し再利用される。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明のフラッシング方法は、フラッシング液槽からフラッシング液を配管内に注入してフラッシングし、配管から排出するフラッシング排液を濾過装置に供給し、そのフィルタで濾過して得られた清浄な処理液をフラッシング液槽に循環することを特徴とする。
【0036】
上記のように本方法は、フラッシング排液の処理に濾過方式を採用しているので、沈降法よりフラッシング排液から固形分を分離する速度が極めて速く、フラッシング作業で発生するフラッシング排液をオンライン的に処理できる。また分離によって得られた処理液の清浄度も沈降法より極めて良好であるため、フラッシング作業を行いながらそのフラッシング排液をオンライン的に処理して循環使用することが可能になる。そのためフラッシングに使用するフラッシング液の消費量もしくは新たな補給量を著しく抑制できる。
【0037】
上記フラッシング方法において、濾過を続けることにより固形分が付着したフィルタを逆洗して該固形分を除去し、濾過装置より流出する逆洗排液から固形分を分離して得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽に循環することができる。このように構成すると、逆洗排液から固形分を分離した処理液をフラッシング液として循環再利用するので、さらにフラッシング液の消費量もしくは新たな補給量を抑制できる。
【0038】
本発明に係るフラッシングシステムは、フラッシング液を貯留するフラッシング液槽と、フラッシング液槽のフラッシング液を配管の内部に注入してフラッシングするフラッシング手段と、配管から排出するフラッシング排液を濾過する濾過装置と、濾過装置で得られた清浄な処理液を前記フラッシング液槽に循環する循環手段を備えていることを特徴とする。本システムを使用することにより、前記フラッシング方法を好適に実施できる。
【0039】
上記フラッシングシステムにおいて、さらに、濾過装置のフィルタに付着した固形分を逆洗する逆洗手段と、濾過装置より流出する逆洗排液から固形分を分離する分離手段と、分離手段で得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽に循環する循環手段を設けることができる。このように構成したシステムを使用して前記フラッシング方法を実施することにより、フラッシング液の消費量もしくは新たな補給量をより効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシングシステムのプロセスフロー図。
【図2】従来行われている沈降法によるフラッシング排液の処理手順の説明図。
【符号の説明】
1 フラッシング液槽
2 ポンプ
3 開閉弁
4,5 配管
6 洗浄ノズル
7 フラッシング手段
8 配管
9 排液槽
10 ポンプ
11 配管
11a 開閉弁
12 濾過装置
13 仕切板
14 1次側室
15 2次側室
16 フィルタ
17 開閉弁
18 配管
20 処理液槽
21 開閉弁
22 配管
23 循環手段
24 ポンプ
25 開閉弁
26 配管
27 逆洗手段
28 開閉弁
29 配管
30 洗浄排液貯留槽
31 配管
32 分離手段
33 配管
34 循環手段
35,36 配管
40 フラッシング排液
41 フラッシング排液貯留槽
42 固形分層
43 上澄み層
44 ポンプ
45 配管
46 処理液
47 処理液槽

Claims (4)

  1. 配管8の内部をフラッシングにより洗浄するフラッシング方法において、フラッシング液槽1からフラッシング液を配管8内に注入してフラッシングし、配管8から排出するフラッシング排液を濾過装置12に供給し、その濾過装置12に設けたフィルタ16で濾過して得られた清浄な処理液をフラッシング液槽1に循環することを特徴とする配管のフラッシング方法。
  2. 請求項1において、濾過を続けることにより固形分が付着したフィルタ16を逆洗して該固形分を除去し、濾過装置12より流出する逆洗排液から固形分を分離して得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽1に循環することを特徴とする配管のフラッシング方法。
  3. フラッシング液で配管8の内部をフラッシングして洗浄するフラッシングシステムにおいて、フラッシング液を貯留するフラッシング液槽1と、フラッシング液槽1のフラッシング液を配管8の内部に注入してフラッシングするフラッシング手段7と、配管8から排出するフラッシング排液を濾過する濾過装置12と、濾過装置12で得られた清浄な処理液を前記フラッシング液槽1に循環する循環手段23を備えていることを特徴とする配管のフラッシングシステム。
  4. 請求項3において、濾過装置12のフィルタ16に付着した固形分を逆洗する逆洗手段27と、濾過装置12より流出する逆洗排液から固形分を分離する分離手段32と、分離手段32で得られた清浄な排液を前記フラッシング液槽1に循環する循環手段34を設けたことを特徴とする配管のフラッシングシステム。
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