JP2004254462A - Conduit fixing method and u-bolt - Google Patents

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JP2004254462A
JP2004254462A JP2003044097A JP2003044097A JP2004254462A JP 2004254462 A JP2004254462 A JP 2004254462A JP 2003044097 A JP2003044097 A JP 2003044097A JP 2003044097 A JP2003044097 A JP 2003044097A JP 2004254462 A JP2004254462 A JP 2004254462A
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bolt
fixed
pipeline
pipe
fixing
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Application number
JP2003044097A
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Japanese (ja)
Inventor
Tatsuo Taniguchi
竜男 谷口
Hiromi Kobayashi
裕美 小林
Masao Ishikawa
正雄 石川
Atsushi Shimoyamada
篤 下山田
Shoichi Hirayama
省一 平山
Masato Igarashi
正人 五十嵐
Tetsuya Wada
哲也 和田
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Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a technology related to the fixing of a conduit and a U-bolt that improves the ease of work and can keep the fixed state of the conduit in fixing the conduit to a bridge or the like. <P>SOLUTION: When fixing an object 2 to be fixed such as the conduit to a support member 3, the fixed object 2 is fixed to the support member 3 with the U-bolt 1 having a coated part 1d of which the surface is coated with an elastic buffer member. At a contact where the object 2 and the support member 3 are contact with each other, a buffer spacer 4 composed of the elastic buffer member is arranged, and the buffer spacer 4 is locked to the U-bolt 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Uボルト及びUボルトを用いた管路固定に係る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、橋梁には、電力供給用などのケーブルが管路を用いて敷設されている。この電力供給用管路には、一般にFRP(強化プラスチック)製のものが用いられている。
【0003】
通常、上記の管路を橋梁等の支持部材に固定するには、この支持部材の固定位置にてUボルトを上記管路に掛けて、支持部材側からこのUボルトを締め付けて固定している。
【0004】
ところで、上記の管路を橋梁等に固定する際には、この管路を保護するためのゴム製のシート等の弾性緩衝部材を、管路とUボルト及び支持部材との間に介在させていた。
【0005】
しかしながら、この弾性緩衝部材は、管路、Uボルト及び支持部材の何れにも固定されていなかった。即ち、この弾性緩衝部材は、Uボルトが管路を支持部材に対して締め付ける締結力によってのみ位置決めされていた。
【0006】
このため、弾性緩衝部材は、永年に渉って橋梁に係る振動等の衝撃によって、管路とUボルトとの間における、ボルトの締め付けが緩むことにより、所定の固定位置から移動してしまい、この弾性緩衝部材本来の用途を為さない場合が生じていた。
【0007】
従って、Uボルトを用いて橋梁等に管路を固定する際において、弾性緩衝部材の移動を防止する必要が鑑みられた。
【0008】
従来、Uボルトを用いない管路固定方法として、管路固定用バンドにゴムスペーサを介する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平5−60269号公報
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の管路を橋梁等に固定する作業は、一般的に橋梁本体の工事に影響を及ぼすことがないよう、作業のスケジュールが限定され且つ短時間で作業を完了する必要があった。また、その作業のコストを安く抑えることも、工程管理上重要な問題であった。
【0010】
しかしながら、特許文献1の技術は、管路固定用バンドであり、バンド部とボルト部とからなる複合構造である。従って、特許文献1の技術を用いた場合、コストアップの要因となった。
【0011】
また、特許文献1の技術では、管路への取付時にバンド部とボルト部との接合部に応力が集中する。このため、この接合部の強度が弱まり、バンドの安全性の確保が問題であった。
【0012】
本発明は、前記した事項に鑑みて為されたものであり、橋梁等への管路固定時に、作業の容易性を向上させ且つ管路の固定状態を維持できる、管路固定及び管路固定時に用いるUボルトに係る技術を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本発明は以下の手段とした。
【0014】
即ち、本発明の管路固定方法は、管路を含む被固定物を支持部材に固定する際に、前記被固定物を、表面が弾性緩衝部材で被覆された被覆部を有するUボルトによって前記支持部材に固定し、固定された前記被固定物と前記支持部材とが接触する接触部分には、弾性緩衝部材からなる緩衝スペーサが介在し、この緩衝スペーサが、前記Uボルトに対して係止されている。
【0015】
本発明は、Uボルト表面を弾性緩衝部材で被覆し、固定される管路と固定する支持部材との間にある接触部に緩衝スペーサを設けており、この緩衝スペーサがUボルトに対して係止されている。
【0016】
従って、本発明によれば、管路固定時にUボルト表面及び接触部の弾性緩衝部材が移動してしまうことを防止することができる。即ち、本発明によれば、管路の固定状態を維持することができる。
【0017】
また、本発明は、前記弾性緩衝部材には、クロロプレンゴムを用いるようにしてもよい。
【0018】
このクロロプレンゴムは、緩衝作用に優れ、衝撃荷重も均等に分散させることができ、管路を保護しつつ固定するのに優れている。また、このクロロプレンゴムは、耐油性、耐水性、耐候性にも優れた弾性緩衝部材である。
【0019】
また、本発明は、前記被覆部が、ネジ山部以外の前記Uボルト表面を被覆するようにしてもよい。
【0020】
本発明において、ネジ山部以外のUボルト表面を被覆することによって、Uボルトと管路との接触部全体が弾性緩衝部材になるため、管路を保護しつつ管路及び弾性緩衝部材双方の移動を防止することができる。
【0021】
さらに、本発明は、前記被覆部が、被固定物との接触部分の前記Uボルト表面を被覆するようにしてもよい。
【0022】
本発明において、Uボルトにおいて管路を含む被固定物との接触部分のみを被覆することで、ゴム等の弾性緩衝部材の使用量を最小限にすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
以下、本発明である、Uボルトの一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、本発明の管路固定方法に用いるUボルトの一例を示す図である。
【0025】
本発明におけるUボルト1は、両端に雄ネジを切ったネジ山部1a,1bを有する中実の棒状金属部材からなる。そして、このUボルト1は、その棒状金属部材の中点1cを起点にして、固定する管路の直径に合わせた半円弧状に曲げられている。このUボルト1内周における、中点1cから先端部1e,1eまでの高さHは、支持部材に対して適切に管路を締め付けることができるように、管路の直径より高く設定されている。
【0026】
また、このUボルト1は、その表面が被覆部1dによって被覆されている。図1において、その被覆部1dの内周の全長L1は、Uボルト1内周の半円弧状の部分、即ちUボルト1と管路との接触部分に相当する。なお、この被覆部1dの全長L1は、上記の長さに限定されることはない。
【0027】
例えば、被覆部1dは、Uボルト1のネジ山部1a,1b以外の表面を被覆してもよい。また、被覆部1dは、1つのUボルト1に対して被覆部1dの数が一つである必要はない。例えば、図2のように、Uボルト1の管路との接触部に対して、複数の被覆部1dを設けるようにしてもよい。
【0028】
即ち、管路との接触部の長さL2以下の、全長L3の被覆部1dを複数設ける。そして、複数の被覆部1dにおける内周の合計の長さをL2に近似させることによって、Uボルト1と管路との接触部における全てのUボルト表面をあたかも被覆したようにすることができる。
【0029】
次に、本実施の形態1における、被覆部1dの断面形状について説明する。被覆部1dの断面形状は、図3の形状1に示すように、Uボルト1の直径方向の断面を囲繞するように、円形にされている。この被覆部1dの断面形状は、円形でなくともよく、例えば図3の形状2に示すように管路との接触部分が平坦であってもよい。しかしながら、被覆部1dの断面形状を円形にすると、Uボルト1で固定された管路の動きを必要以上に規制することがなくなり、管路及び管路を支持する支持部材への影響を最小限に防ぐことができる。
【0030】
次に、本実施の形態1における、被覆部1dの材料について説明する。本実施の形態1において、被覆部1dの材料には、クロロプレンゴムを用いている。このクロロプレンゴムの特性について、図4に示すゴムの物性比較表10を参照して説明する。
【0031】
ゴムの物性比較表10には、主要なゴムの特徴及び性質を示す数値が、それぞれの数値の単位とともに示されている。
【0032】
このゴムの物性比較表10によれば、クロロプレンゴムは、耐油性、耐熱性、耐候性に優れたゴムであることが分かる。また、このクロロプレンゴムは、緩衝作用に優れるため、橋梁等の防振ゴムとして用いられ、本発明のように管路の固定に好適なゴム材料である。従って、クロロプレンゴムは、本発明における弾性緩衝部材として好適なゴムであることが分かる。
【0033】
上記の説明により、本発明のように被覆部1dを設けたUボルト1を管路の固定に用いた場合には、支持部材に固定された管路は、被覆部1dをUボルト1に固定することによって、振動等の衝撃で被覆部1dが移動することがなく、且つ管路をUボルトで締め付けることによる損傷からこの管路を保護することができる。
【0034】
〔実施の形態2〕
次に、本発明の管路固定方法の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0035】
図5は、本発明の管路固定方法によって、管路を橋梁等の支持部材に固定した様子を示す管路直径方向の断面図(正面図)である。
【0036】
図5において、管路2は、本実施の形態1で説明したUボルト1によって支持部材3に固定されている。
【0037】
まず、Uボルト1と管路2との接触部分には、Uボルト1表面を被覆する被覆部1dがある。管路2は、この被覆部1dを介してUボルト1を接触している。
【0038】
また、この管路2と支持部材3との接触部分には、弾性緩衝部材からなる緩衝スペーサ4が介在している。
【0039】
緩衝スペーサ4は、シート状乃至は板状に形成されたクロロプレンゴム等の弾性緩衝部材からなる。また、この緩衝スペーサ4は、設置時に移動することがないように、Uボルト1の幅Wより長く形成される。
【0040】
さらに、この緩衝スペーサ4は、Uボルト1のボルト位置に貫通穴であるボルト穴4a,4aを設けている。このボルト穴4a,4aによって、緩衝スペーサ4はUボルト1に貫通されて、管路2の固定後に移動することがないように係止される。
【0041】
また、緩衝スペーサ4は、図6に示すように管路2を固定したときに、この緩衝スペーサ4が管路2と支持部材3とに対して十分に接触するように、所定の幅を有する方形に形成されている。
【0042】
上記のように、管路2を表面が弾性緩衝部材によって被覆されたUボルト1で支持部材3に固定し、この支持部材3と管路2との接触部分には弾性緩衝部材からなる緩衝スペーサ4を設けることによって、本実施の形態2の管路固定方法は、橋梁等への管路固定時に、作業の容易性を向上させ且つ固定時の管路を保護できる。
【0043】
〔その他の実施形態〕
なお、本発明のUボルト、管路固定方法は、本実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
本実施の形態において、Uボルト1は1つの管路2を固定していたが、本発明ではこれに限定されることはない。例えば、図7に示すように、複数の管路2を重ねた場合であっても、本発明のUボルト及び管路固定方法は、管路の固定状態を維持することができる。
【0045】
また、本実施の形態において、Uボルトの形状は、図1及び図2に示されるように、半円弧状に曲げられているが、本発明のUボルトはこれに限定されない。例えば、図8及び図9のように、多段に重ねられた複数の管路2を固定する場合には、本発明のUボルト1の形状は、半円弧状ではなくともよい。即ち、本発明のUボルト1の形状は、図8のように頂部を直線上に形成されてもよく、また図9のように断面がコの字状に形成されていてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のUボルトによれば、橋梁等への管路固定時に、作業の容易性を向上させ且つ管路の固定状態を維持できる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るUボルトの正面図。
【図2】本実施の形態1に係るUボルトにおいて、被覆部の形状の変形例を示す図。
【図3】本実施の形態1に係る、被覆部の断面形状の例を示す断面図。
【図4】本実施の形態1に係る、物性比較表。
【図5】本発明の管路固定方法の一実施の形態に係る、管路固定の一例を示す正面図。
【図6】本実施の形態2に係る、管路固定時の管路を上方から見た図。
【図7】本実施の形態2に係る、Uボルトによるその他の管路固定方法を示す断面図。
【図8】本実施の形態1及び2に係る、その他のUボルトの形状を示す断面図。
【図9】本実施の形態1及び2に係る、その他のUボルトの形状を示す断面図。
【符号の説明】
1 ボルト
1a ネジ山部
1b ネジ山部
1c 中点
1d 被覆部
1e 先端部
2 管路
3 支持部材
4 緩衝スペーサ
4a ボルト穴
10 物性比較表
H 全高
L1 全長
L2 全長
L3 全長
W 幅
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique related to a U-bolt and pipe fixing using the U-bolt.
[0002]
[Prior art]
Generally, a cable for power supply or the like is laid on a bridge using a pipeline. Generally, a pipe made of FRP (reinforced plastic) is used for the power supply pipe.
[0003]
Usually, in order to fix the above-mentioned conduit to a supporting member such as a bridge, a U-bolt is hung on the above-mentioned conduit at a fixing position of the supporting member, and the U-bolt is tightened and fixed from the supporting member side. .
[0004]
By the way, when the above pipeline is fixed to a bridge or the like, an elastic cushioning member such as a rubber sheet for protecting the pipeline is interposed between the pipeline, the U-bolt, and the support member. Was.
[0005]
However, this elastic cushioning member was not fixed to any of the pipeline, the U-bolt, and the support member. That is, the elastic cushioning member is positioned only by the fastening force of the U bolt tightening the pipe to the supporting member.
[0006]
For this reason, the elastic cushioning member is moved from a predetermined fixed position due to the loosening of the bolt between the pipeline and the U-bolt due to shocks such as vibration on the bridge for many years, In some cases, the intended use of the elastic cushioning member is not performed.
[0007]
Therefore, when fixing a pipeline to a bridge or the like using a U-bolt, the need to prevent the movement of the elastic cushioning member has been considered.
[0008]
Conventionally, as a pipeline fixing method that does not use a U-bolt, a technique of interposing a rubber spacer on a pipeline fixing band has been disclosed (for example, see Patent Document 1).
[0009]
[Patent Document 1]
JP-A-5-60269 [Problems to be solved by the invention]
By the way, the work of fixing the above-mentioned pipeline to a bridge or the like has to be completed in a short time with a limited work schedule so as not to affect the construction of the bridge body. In addition, reducing the cost of the work was also an important issue in process management.
[0010]
However, the technique of Patent Document 1 is a pipeline fixing band, and has a composite structure including a band portion and a bolt portion. Therefore, when the technique of Patent Document 1 is used, it causes a cost increase.
[0011]
Further, according to the technique disclosed in Patent Document 1, stress is concentrated on the joint between the band portion and the bolt portion during attachment to a pipeline. For this reason, the strength of this joint is weakened, and there has been a problem in securing the safety of the band.
[0012]
The present invention has been made in view of the above-described matters, and when fixing a pipeline to a bridge or the like, it is possible to improve workability and maintain a fixed state of the pipeline, and fix the pipeline and the pipeline. It is an object of the present invention to provide a technique related to a U-bolt sometimes used.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention has the following means.
[0014]
That is, the pipe fixing method of the present invention, when fixing the fixed object including the pipe to the support member, the fixed object, the surface by a U-bolt having a coating portion coated with an elastic buffer member. A buffer spacer made of an elastic buffer member is interposed at a contact portion where the fixed object fixed to the support member comes into contact with the support member, and the buffer spacer is locked to the U bolt. Have been.
[0015]
According to the present invention, the surface of the U bolt is covered with an elastic cushioning member, and a cushioning spacer is provided at a contact portion between the pipe to be fixed and the supporting member to be fixed. Has been stopped.
[0016]
Therefore, according to the present invention, it is possible to prevent the surface of the U-bolt and the elastic cushioning member of the contact portion from moving when the pipeline is fixed. That is, according to the present invention, the fixed state of the pipeline can be maintained.
[0017]
In the present invention, chloroprene rubber may be used for the elastic cushioning member.
[0018]
This chloroprene rubber has an excellent buffering effect, can evenly disperse an impact load, and is excellent in fixing while protecting a pipeline. Further, the chloroprene rubber is an elastic cushioning member having excellent oil resistance, water resistance, and weather resistance.
[0019]
In the present invention, the covering portion may cover the surface of the U bolt other than the thread portion.
[0020]
In the present invention, by covering the surface of the U-bolt other than the thread portion, the entire contact portion between the U-bolt and the pipeline becomes an elastic buffering member. Therefore, both the pipeline and the elastic buffering member are protected while protecting the pipeline. Movement can be prevented.
[0021]
Further, according to the present invention, the covering portion may cover a surface of the U-bolt in a contact portion with an object to be fixed.
[0022]
In the present invention, the amount of the elastic cushioning member such as rubber can be minimized by covering only the portion of the U bolt that comes into contact with the fixed object including the pipe.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[Embodiment 1]
Hereinafter, an embodiment of a U-bolt according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0024]
FIG. 1 is a diagram showing an example of a U-bolt used in the pipe fixing method of the present invention.
[0025]
The U-bolt 1 in the present invention is formed of a solid rod-shaped metal member having external threaded thread portions 1a and 1b at both ends. The U-bolt 1 is bent into a semicircular arc having a center point 1c of the rod-shaped metal member as a starting point, in accordance with the diameter of a pipe to be fixed. The height H from the midpoint 1c to the tip portions 1e, 1e on the inner circumference of the U-bolt 1 is set higher than the diameter of the conduit so that the conduit can be properly fastened to the support member. I have.
[0026]
The surface of the U bolt 1 is covered with a covering portion 1d. In FIG. 1, the entire length L1 of the inner periphery of the covering portion 1d corresponds to a semicircular portion of the inner periphery of the U bolt 1, that is, a contact portion between the U bolt 1 and the pipeline. Note that the overall length L1 of the covering portion 1d is not limited to the above length.
[0027]
For example, the covering portion 1d may cover the surface of the U bolt 1 other than the thread portions 1a and 1b. Further, the number of the covering portions 1d does not need to be one for one U-bolt 1. For example, as shown in FIG. 2, a plurality of covering portions 1 d may be provided for a contact portion between the U bolt 1 and the pipeline.
[0028]
That is, a plurality of covering portions 1d having a total length L3 that is equal to or less than the length L2 of the contact portion with the pipeline are provided. Then, by approximating the total length of the inner circumference of the plurality of covering portions 1d to L2, it is possible to cover all the U bolt surfaces at the contact portion between the U bolt 1 and the pipeline.
[0029]
Next, a cross-sectional shape of the covering portion 1d according to the first embodiment will be described. The cross-sectional shape of the covering portion 1d is circular as shown in shape 1 in FIG. 3 so as to surround the cross section in the diametrical direction of the U-bolt 1. The cross-sectional shape of the covering portion 1d may not be circular, and for example, the portion in contact with the pipeline may be flat as shown in shape 2 in FIG. However, if the cross-sectional shape of the covering portion 1d is circular, the movement of the pipeline fixed by the U-bolt 1 is not restricted more than necessary, and the influence on the pipeline and the supporting member supporting the pipeline is minimized. Can be prevented.
[0030]
Next, the material of the covering portion 1d in the first embodiment will be described. In the first embodiment, chloroprene rubber is used as the material of the covering portion 1d. The characteristics of the chloroprene rubber will be described with reference to a rubber property comparison table 10 shown in FIG.
[0031]
In Table 10 of comparison of physical properties of rubber, numerical values indicating main rubber characteristics and properties are shown together with units of each numerical value.
[0032]
According to the physical property comparison table 10 of this rubber, it can be seen that chloroprene rubber is a rubber excellent in oil resistance, heat resistance and weather resistance. Further, the chloroprene rubber is used as an anti-vibration rubber for bridges and the like because of its excellent cushioning effect, and is a rubber material suitable for fixing a pipeline as in the present invention. Therefore, it can be seen that chloroprene rubber is a suitable rubber as the elastic cushioning member in the present invention.
[0033]
As described above, when the U-bolt 1 provided with the covering portion 1d is used for fixing the conduit as in the present invention, the conduit fixed to the support member fixes the covering portion 1d to the U-bolt 1. By doing so, it is possible to prevent the covering portion 1d from moving due to shock such as vibration, and to protect the pipeline from damage caused by tightening the pipeline with U bolts.
[0034]
[Embodiment 2]
Next, an embodiment of a pipe fixing method of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0035]
FIG. 5 is a sectional view (front view) in a pipe diameter direction showing a state in which the pipe is fixed to a support member such as a bridge by the pipe fixing method of the present invention.
[0036]
In FIG. 5, the pipe 2 is fixed to the support member 3 by the U bolt 1 described in the first embodiment.
[0037]
First, at a contact portion between the U bolt 1 and the conduit 2, there is a coating portion 1d that covers the surface of the U bolt 1. The pipe 2 is in contact with the U bolt 1 via the coating 1d.
[0038]
Further, a buffer spacer 4 made of an elastic buffer member is interposed at a contact portion between the pipe 2 and the support member 3.
[0039]
The buffer spacer 4 is formed of an elastic buffer member such as chloroprene rubber formed in a sheet or plate shape. The buffer spacer 4 is formed longer than the width W of the U bolt 1 so as not to move during installation.
[0040]
Further, the buffer spacer 4 has bolt holes 4a, 4a as through holes at the bolt positions of the U bolt 1. By the bolt holes 4a, 4a, the buffer spacer 4 is penetrated by the U bolt 1 and locked so as not to move after the pipe line 2 is fixed.
[0041]
The buffer spacer 4 has a predetermined width so that when the pipe 2 is fixed as shown in FIG. 6, the buffer spacer 4 sufficiently contacts the pipe 2 and the support member 3. It is formed in a square.
[0042]
As described above, the pipe 2 is fixed to the support member 3 with the U-bolt 1 whose surface is covered with the elastic buffer member, and a buffer spacer made of an elastic buffer member is provided at a contact portion between the support member 3 and the pipe 2. By providing the pipe 4, the pipe fixing method according to the second embodiment can improve workability and protect the pipe at the time of fixing the pipe to a bridge or the like.
[0043]
[Other embodiments]
It should be noted that the U-bolt and the conduit fixing method of the present invention are not limited to the present embodiment, and it is needless to say that various changes can be made without departing from the gist of the present invention.
[0044]
In the present embodiment, the U bolt 1 fixes one pipe line 2, but the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 7, even when a plurality of pipelines 2 are stacked, the U-bolt and the pipeline fixing method of the present invention can maintain the fixed state of the pipeline.
[0045]
Further, in the present embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, the shape of the U bolt is bent in a semicircular arc shape, but the U bolt of the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIGS. 8 and 9, when fixing a plurality of pipelines 2 stacked in multiple stages, the shape of the U bolt 1 of the present invention may not be a semicircular arc. That is, the shape of the U-bolt 1 of the present invention may be formed such that a top portion is formed in a straight line as shown in FIG. 8 or a U-shaped cross section as shown in FIG.
[0046]
【The invention's effect】
As described above, according to the U-bolt of the present invention, when a pipeline is fixed to a bridge or the like, it is possible to achieve an excellent effect that workability can be improved and a fixed state of the pipeline can be maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a U bolt according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a modification of the shape of the covering portion in the U bolt according to the first embodiment.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a cross-sectional shape of a covering portion according to the first embodiment.
FIG. 4 is a physical property comparison table according to the first embodiment.
FIG. 5 is a front view showing an example of pipe fixing according to an embodiment of the pipe fixing method of the present invention.
FIG. 6 is a diagram of a pipe according to the second embodiment when the pipe is fixed, as viewed from above.
FIG. 7 is a sectional view showing another method of fixing a pipeline with U bolts according to the second embodiment.
FIG. 8 is a sectional view showing the shape of another U bolt according to the first and second embodiments.
FIG. 9 is a sectional view showing another U-bolt shape according to the first and second embodiments.
[Explanation of symbols]
1 Bolt 1a Thread 1b Thread 1c Midpoint 1d Cover 1e Tip 2 Pipe 3 Support Member 4 Buffer Spacer 4a Bolt Hole 10 Physical Property Comparison Table H Height L1 Length L2 Length L3 Length W Width

Claims (8)

管路を含む被固定物を支持部材に固定する際に、
前記被固定物を、表面が弾性緩衝部材で被覆された被覆部を有するUボルトによって前記支持部材に固定し、
固定された前記被固定物と前記支持部材とが接触する接触部分には、
弾性緩衝部材からなる緩衝スペーサが介在し、
この緩衝スペーサが、前記Uボルトに対して係止されている、管路固定方法。
When fixing the fixed object including the pipe to the support member,
The object to be fixed is fixed to the support member by a U-bolt having a covering portion whose surface is covered with an elastic cushioning member,
In the contact portion where the fixed object and the support member are in contact with each other,
A buffer spacer consisting of an elastic buffer member intervenes,
A pipe fixing method, wherein the buffer spacer is locked to the U bolt.
前記弾性緩衝部材には、
クロロプレンゴムを用いる、請求項1に記載の管路固定方法。
In the elastic cushioning member,
The pipe fixing method according to claim 1, wherein chloroprene rubber is used.
前記被覆部が、
ネジ山部以外の前記Uボルト表面を被覆する、請求項1または2に記載の管路固定方法。
The covering portion is
The pipe line fixing method according to claim 1, wherein the surface of the U bolt other than the thread portion is covered.
前記被覆部が、
被固定物との接触部分の前記Uボルト表面を被覆する、請求項1から3の何れかに記載の管路固定方法。
The covering portion is
The method for fixing a pipeline according to any one of claims 1 to 3, wherein a surface of the U-bolt at a contact portion with the object to be fixed is coated.
管路を橋梁を含む支持部材に固定するUボルトにおいて、
Uボルト表面を弾性緩衝部材によって被覆する被覆部を有する、Uボルト。
In a U-bolt for fixing a pipeline to a support member including a bridge,
A U-bolt having a coating portion for covering a surface of the U-bolt with an elastic cushioning member.
前記被覆部には、
クロロプレンゴムを用いる、請求項5に記載のUボルト。
In the covering portion,
The U-bolt according to claim 5, wherein chloroprene rubber is used.
前記被覆部が、
ネジ山部以外の前記Uボルト表面を被覆する、請求項5または6に記載のUボルト。
The covering portion is
The U-bolt according to claim 5 or 6, which covers the surface of the U-bolt other than the thread portion.
前記被覆部が、
被固定物との接触部分の前記Uボルト表面を被覆する、請求項5から7の何れかに記載のUボルト。
The covering portion is
The U-bolt according to any one of claims 5 to 7, wherein the U-bolt covers a surface of the U-bolt at a contact portion with an object to be fixed.
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