【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システムに係り、災害時に安否情報確認を簡易に行えることを可能とする通信システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
予め移動局に、緊急データとそれに対応する緊急メッセージとを対応付けて記憶しておき、災害時等の緊急時において、基地局が、メインホスト局からの指示に従い、制御チャネルによって、伝送されるメッセージに特定の緊急データを入れて送信し、移動局が制御チャネルを受信すると、データを読み取って、予め記憶している緊急データに対応する緊急メッセージを音声としてスピーカに出力する携帯電話システムがある。
（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−４２３６５号公報（第３〜６頁、第１図〜第６図）
【０００４】
また、災害等の緊急時に、基地局において緊急用のタイムスロットにより配下の加入者の音声データを蓄積しておき、網側からの着信に対しては蓄積している音声データを送信することにより、無線回線の輻輳状態が発生した場合でも加入者の安否の情報を音声データで網側に通知することができる無線通信システムがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、災害時には、固定電話や携帯電話からの安否を確認するための通信要求や安否情報を通知するための通信要求が殺到するため、限りある電話回線を上回る通信要求により有線回線及び無線回線が輻輳状態となり、機能しなくなってしまい、緊急通報などの通信に支障を与えてしまうという課題があった。
【０００６】
本発明は、上記のような課題を解決するために鑑み為されたものであり、災害時等に有線回線及び無線回線の輻輳状態を防止し、安否情報の入力及び安否情報の確認を簡易に行うことができる通信システムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、安否情報を入力する通信端末と、通信端末からの安否情報を受信し、登録して管理する電話局と、前記電話局で管理されている安否情報を音声により確認する電話機と、前記電話局で管理されている安否情報をインタネット経由で文字により確認する情報端末とから構成され、通信端末では、安否情報を所定のフォーマット形式で入力して前記電話局へ送信し、電話局は、前記通信端末から送信された所定のフォマット形式の安否情報を受信して管理し、前記電話機からの問い合わせに対しては、管理している安否情報を音声に変換して出力し、前記情報端末からの問い合わせに対しては、管理している安否情報を表示形式にして出力することを特徴としている。
【０００８】
すなわち、本発明の通信システムによれば、通信端末からテンキー等の操作部から文字による安否情報を入力して、電話局に送信することにより、音声に比べて短時間で電話局に安否情報を登録することが可能となり、また、網側の電話機からの問い合わせに関しては、電話局により登録された文字からなる安否情報を音声メッセージに変換して電話機側へ送信し、網側の通信端末からの問い合わせに関しては、登録された安否情報を所定の表示形式に変換して出力することによ確認することが可能となり、電話局との接続時間を短時間とすることで、輻輳状態の防止を図ることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面をして説明する。図１に示すように本発明の通信システムは、電話局１１と無線回線により接続され、安否情報を入力する携帯電話１０と、携帯電話１０から送信された安否情報を受信し、携帯電話毎に登録して管理し、安否情報を音声またはインターネットによる表示形式に変換して出力する電話局１１と、電話局１１に通信回線を介して接続され、入力手段（例えばプッシュボタン）により入力された安否情報を確認したい相手先の電話番号を入力して、電話局１１に安否情報の問い合わせを行い、安否情報を音声により確認する電話機１２と、電話局１１にインターネットで接続され、入力手段（例えばキーボード）により入力された安否情報を確認したい相手先の電話番号を入力して、電話局１１に安否情報の問い合わせを行い、安否情報を表示装置により確認するパソコン１３と、を備えている。
【００１０】
上記携帯電話１０はテンキー等からなる入力手段を備えており、この入力手段により、後述する予め定められた形式で本人等の安否情報を入力して電話局１１へ送信する。
ここでは、携帯電話から安否情報を入力する構成を説明するが、安否情報を入力するのは携帯電話に限らず、電話回線に接続された電話機やインタネットに接続されたパソコン等の通信端末であっても構わない。
【００１１】
また、電話局１１は、携帯電話から送信された安否情報を、携帯電話の電話番号毎に安否情報格納メモリ（図示せず）に登録して管理を行い、電話機１２からの問い合わせに関しては、電話機１２のプッシュボタン等の入力手段により入力された電話番号に対応する安否情報を安否情報格納メモリから検索し、格納されている安否情報を音声情報変換手段（図示せず）により音声情報に変換して電話機１２へ出力する。ここで、電話機１２から入力する安否情報の確認のための電話番号は後述するように特殊番号を用いて行う。
また、パソコン１３からの問い合わせに関しては、パソコンのキーボード等の入力手段により入力された電話番号に対応する安否情報を安否情報格納メモリから検索し、格納されている安否情報を、例えばＨＴＭＬ（ｈｙｐｅｒｔｅｘｔ ｍａｒｋｕｐ ｌａｎｇｕａｇｅ）等の形式に変換して出力する。
【００１２】
また、上記電話局１１では、電話機１２からの問い合わせに対し、安否情報を音声情報として出力後、所定時間経過した後又は所定回数音声情報の生成した後には強制的に回線を切断し、また、パソコン１３からの問い合わせに対しても、安否情報を所定の形式にして出力後、一定時間経過した後には強制的に回線を切断するように動作する。このようにすることことにより、限りある通信回線を有効に利用することが可能となり輻輳状態を防止することができる。
【００１３】
ここで、携帯電話１０から入力される安否情報について、図面を参照しながら説明する。図３は安否情報を電話局に登録するための特殊番号（所定のフォーマット形式）の設定例を示す図である。
特殊番号は、図３に示すように５桁で構成され、先頭２桁は安否情報を表す識別子であって、例えば「９９」等の２桁の数字で表される。次に、３桁目は本人の安否を表す識別子であって、数字の「０」〜「４」で表される。具体的には、数字と安否情報とが対応付けられており、「０」が「無事」、「１」が「軽傷」、「２」が「重傷」、「３」が「行方不明」、「４」が「死亡」をそれぞれ表している。次に４桁目は家族の安否を表す識別子であって、数字の「０」〜「４」で表される。具体的には、数字と安否情報とが対応付けられており、「０」が「全員無事」、「１」が「軽傷者あり」、「２」が「重傷者あり」、「３」が「行方不明者あり」、「４」が「死亡者あり」をそれぞれ表している。最後に５桁目は家屋の状態を表す識別子であって、数字の「０」〜「４」で表される。具体的には、数字と安否情報とが対応付けられており、「０」が「無事（在宅可能）」、「１」が「無事（要非難）」、「２」が「半壊（軽度）」、「３」が「半壊（重度）」、「４」が「全壊又は焼失」をそれぞれ表している。
【００１４】
このように、携帯電話１０では、上記した５桁の特殊番号を入力して送信するだけで、安否情報を電話局に登録することが可能となるため、入力操作が短時間となると共に無線回線の接続時間の短縮を図ることが可能となる。
また、携帯電話１０での特殊番号の入力操作では、表示部に上記識別子と安否情報と表示しながら入力操作を行えるようにしておくとよい。
【００１５】
次に、電話局１１の安否情報の登録処理の動作を説明する。図２は電話局１１における安否情報を登録処理を示すフローチャートである。
まず、携帯電話１０からの発呼を検出すると（ステップＳ２０１）、次に携帯電話１０の電話番号の受信を行い（ステップＳ２０２）、そして、続いて特殊番号が送信されるか否かの検出を行う（ステップＳ２０３）。
ここで、特殊番号が送信されない場合には、回線の設定操作を行い（ステップＳ２０４）、回線の空き状態の確認（接続可能か否かの確認）を行って（ステップ）、回線に空きがある場合（接続可能の場合）には、回線を接続して、呼出音の送出（ステップＳ２０６）及び通話処理を行う（ステップＳ２０７）。そして、オンフックされると、回線の切断を行い（ステップＳ２０８）、処理を終了する。
【００１６】
また、上記ステップＳ２０５で、回線に空きがない場合（接続不可能の場合）には、話中音の送出を行い（ステップＳ２０９）、オンフックされると、回線の切断を行い（ステップＳ２０８）、処理を終了する。
また、上記ステップＳ２０３で携帯電話１０から特殊番号が送信されると、安否情報であると認識し、携帯電話１０からの電話番号と受信した特殊番号とを対応付けて安否情報蓄積メモリに登録して（ステップＳ２１０）、オンフックにより、回線の切断を行って（ステップＳ２０８）、処理を終了する。
このように、電話番号と安否情報とを対応付けて登録しておき、電話機１２あるいはパソコン１３からの安否情報の問い合わせに関しては、電話番号を基に検索して、対応する安否情報の送信が可能となる。
【００１７】
次に、電話機１２及びパソコン１３からの安否情報の問い合わせに対する照会について説明する。図４は、電話機１２及びパソコン１３からの安否情報の問い合わせに対する照会の一例を説明する図である。
まず、電話機１２からの安否情報の問い合わせに対する照会について説明する。電話機１２による照会は、電話機のプッシュボタン等の入力手段により、特殊番号（例えば「１１８」の３桁）及び安否情報を確認したい相手の電話番号（例えば「０９０」から始まる１１桁）を入力して送信する。すると、電話局１１は、「１１８」により特殊番号であると認識し、続いて送られてくる電話番号に基づいて、登録されている安否情報の検索を行い、安否情報が登録されていれば、登録されている内容から、例えば、図４に示すように、問い合わせのあった電話機１１に対して、「ＸＸＸＸ年ＸＸ月ＸＸ日、午前○○時○○分、０９０−ＸＸＸＸ−ＸＸＸＸの安否情報は、本人は無事、家族は全員無事、家屋は無事で在宅可能です」との音声情報を出力する。
このように、安否情報を確認したい本人と連絡が取れない場合であっても、電話局に特殊番号を入力することにより、簡単に安否情報を取得することができる。
【００１８】
また、パソコン１３による照会は、パソコン１３のキーボード等の入力手段から、電話局１１で管理している安否情報の確認をするためのＵＲＬ（ｕｎｉｆｏｒｍ ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｌｏｃａｔｏｒ（例えば、ｈｔｔｐ／／ｘｘｘｘ．ｘｘ．ｈｔｍｌ））を入力して、電話局１１にアクセスし、安否情報を確認したい相手の電話番号を入力して送信する。すると、電話局１１は、送信された電話番号を取得して、この電話番号に基づいて、登録されている安否情報の検索を行い、安否情報が登録されていれば、登録されている内容から、例えば、図４に示すように、パソコン１３の表示部に「ＸＸＸＸ年ＸＸ月ＸＸ日 午前○○時○○分 ０９０−ＸＸＸＸ−ＸＸＸＸ 安否情報：本人＝無事、家族＝全員無事、家屋＝無事（在宅可能）」等の表示がなされるようにＨＴＭＬ（ｈｙｐｅｒｔｅｘｔ ｍａｒｋｕｐ ｌａｎｇｕａｇｅ）等の形式に変換して出力する。
このように、安否情報を確認したい本人と連絡が取れない場合であっても、電話局に特殊番号を入力することにより、簡単に安否情報を取得することができる。
【００１９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の通信システムによると、携帯電話からの安否情報の入力が簡易化し、電話局が携帯電話からの安否情報を電話番号と対応付けて登録及び管理することにより、電話機又はパソコンから入力される電話番号から安否情報を検索して、安否情報を音声あるいは表示形式での送信が可能となるため、通信時間及びアクセス時間が短時間で済むため、災害時の通信回線が輻輳することを防止することが可能となり、緊急通報などの通信に支障を与える可能性を大幅に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係る通信システムの構成図である。
【図２】本発明の電話局の一実施例に係る制御動作を示すフローチャートである
【図３】本発明の安否情報の一実施例に係る入力形式を説明する図である
【図４】本発明の安否情報の一実施例に係る出力形式を説明する図である
【符号の説明】
１０・・・携帯電話、１１・・・電話局、１２・・・電話機、
１３・・・パソコン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a communication system, and more particularly to a communication system capable of easily confirming safety information at the time of a disaster.
[0002]
[Prior art]
The mobile station stores in advance the emergency data and the corresponding emergency message in association with each other, and in an emergency such as a disaster, the base station is transmitted by the control channel according to the instruction from the main host station. There is a mobile phone system that transmits specific emergency data in a message, and when the mobile station receives a control channel, reads the data and outputs an emergency message corresponding to emergency data stored in advance to a speaker as voice. .
(For example, refer to Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-42365 (pages 3 to 6, FIGS. 1 to 6)
[0004]
Also, in the event of an emergency such as a disaster, the base station stores voice data of subordinate subscribers in an emergency time slot, and transmits the stored voice data for incoming calls from the network side. There is a wireless communication system capable of notifying the network side of the safety of a subscriber by voice data even when a wireless line congestion state occurs.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional technology, at the time of a disaster, a communication request for confirming safety from a fixed telephone or a mobile phone or a communication request for notifying safety information rushes, so that a communication request exceeding a limited telephone line causes There has been a problem that the wired line and the wireless line are congested and do not function, which hinders communication such as emergency notification.
[0006]
The present invention has been conceived in order to solve the above-described problems, and prevents congestion of a wired line and a wireless line at the time of a disaster or the like, and facilitates input of safety information and confirmation of safety information. It is an object of the present invention to provide a communication system capable of performing the communication.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a communication system according to the present invention includes a communication terminal that inputs safety information, a telephone station that receives safety information from the communication terminal, and registers and manages the information. It consists of a telephone that confirms the safety information by voice and an information terminal that confirms the safety information managed by the central office by text via the Internet. The communication terminal inputs the safety information in a predetermined format. To the telephone station, the telephone station receives and manages safety information in a predetermined format transmitted from the communication terminal, and in response to an inquiry from the telephone, manages the safety information. Is converted to voice and output, and in response to an inquiry from the information terminal, the managed safety information is output in a display format and output.
[0008]
That is, according to the communication system of the present invention, by inputting safety information in characters from an operation unit such as a numeric keypad from a communication terminal and transmitting the information to the telephone station, the safety information is transmitted to the telephone station in a shorter time than voice. It is possible to register, and for inquiries from the telephone on the network side, the safety information consisting of the characters registered by the central office is converted into a voice message and transmitted to the telephone side, and transmitted from the communication terminal on the network side. Inquiries can be confirmed by converting the registered safety information into a predetermined display format and outputting it. By shortening the connection time with the telephone station, the congestion state is prevented. be able to.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the communication system of the present invention is connected to a telephone station 11 by a wireless line, receives a safety information transmitted from the mobile phone 10 and inputs safety information, and A telephone station 11 that registers and manages the information, converts the safety information into a display format by voice or the Internet, and outputs the information. A safety station connected to the telephone station 11 via a communication line and input by input means (for example, a push button) The telephone number of the other party whose information is desired to be confirmed is input, the safety information is inquired to the telephone office 11, and the safety information is confirmed by voice. The telephone 12 is connected to the telephone office 11 via the Internet and input means (for example, a keyboard) ), Input the telephone number of the other party whose safety information is desired to be confirmed, inquire the telephone station 11 of the safety information, and display the safety information on the display device. Is provided with a personal computer 13 to check more, the.
[0010]
The mobile phone 10 is provided with input means such as a numeric keypad and the like, and the safety information of the person or the like is input in a predetermined format described later and transmitted to the telephone station 11.
Here, a configuration for inputting safety information from a mobile phone will be described. However, the input of safety information is not limited to a mobile phone, but may be performed by a communication terminal such as a telephone connected to a telephone line or a personal computer connected to the Internet. It does not matter.
[0011]
The telephone station 11 manages the safety information transmitted from the mobile phone by registering it in a safety information storage memory (not shown) for each mobile phone number. The safety information corresponding to the telephone number input by the input means such as the push button 12 is searched from the safety information storage memory, and the stored safety information is converted into voice information by voice information conversion means (not shown). To the telephone 12. Here, a telephone number for confirming the safety information input from the telephone 12 is made using a special number as described later.
Further, with respect to the inquiry from the personal computer 13, the safety information corresponding to the telephone number input by the input means such as the keyboard of the personal computer is searched from the safety information storage memory, and the stored safety information is, for example, HTML (hypertext markup). (language) and output.
[0012]
Further, in response to the inquiry from the telephone 12, the telephone station 11 forcibly disconnects the line after outputting the safety information as voice information, after a predetermined time has elapsed or after generating the voice information a predetermined number of times, In response to an inquiry from the personal computer 13, the safety information is output in a predetermined format, and after a certain period of time, the line is forcibly disconnected. By doing so, a limited communication line can be used effectively, and a congestion state can be prevented.
[0013]
Here, the safety information input from the mobile phone 10 will be described with reference to the drawings. FIG. 3 is a diagram showing a setting example of a special number (predetermined format format) for registering safety information at a telephone station.
The special number is composed of five digits as shown in FIG. 3, and the first two digits are identifiers indicating safety information, and are represented by two-digit numbers such as “99”. Next, the third digit is an identifier indicating the safety of the person, and is represented by numerals “0” to “4”. Specifically, numbers and safety information are associated with each other, and “0” is “safe”, “1” is “slightly injured”, “2” is “severely injured”, “3” is “missing”, “4” represents “death”. Next, the fourth digit is an identifier indicating the safety of the family, which is represented by numerals “0” to “4”. Specifically, numbers and safety information are associated with each other, with “0” indicating “all are safe”, “1” indicating “slightly injured”, “2” indicating “severely injured”, and “3” indicating “slightly injured”. “There is a missing person” and “4” represent “there is a dead person”, respectively. Finally, the fifth digit is an identifier indicating the state of the house, which is represented by numerals “0” to “4”. Specifically, the numbers and the safety information are associated with each other, and “0” is “safe (can be at home)”, “1” is “safe (needs refusal)”, and “2” is “slightly damaged (mild). "," 3 "represent" semi-destruction (severe) ", and" 4 "represents" completely destroyed or burned ".
[0014]
As described above, the mobile phone 10 can register the safety information in the telephone office only by inputting and transmitting the above-mentioned five-digit special number. Can be shortened.
In the operation of inputting a special number on the mobile phone 10, it is preferable that the input operation can be performed while the identifier and the safety information are displayed on the display unit.
[0015]
Next, the operation of the safety information registration processing of the telephone station 11 will be described. FIG. 2 is a flowchart showing a process for registering safety information in the telephone station 11.
First, when a call from the mobile phone 10 is detected (step S201), the telephone number of the mobile phone 10 is received (step S202), and subsequently, it is determined whether or not a special number is transmitted. Perform (Step S203).
Here, if the special number is not transmitted, a line setting operation is performed (step S204), and a free state of the line is checked (confirmation of whether connection is possible) (step), and there is a free line. In this case (when connection is possible), a line is connected, a ringing tone is transmitted (step S206), and a call process is performed (step S207). Then, when on-hook, the line is disconnected (step S208), and the process ends.
[0016]
If there is no free line (if connection is impossible) in step S205, a busy tone is transmitted (step S209). If the line is hooked, the line is disconnected (step S208). The process ends.
When the special number is transmitted from the mobile phone 10 in step S203, the special number is recognized as safety information, and the telephone number from the mobile phone 10 and the received special number are associated with each other and registered in the safety information storage memory. (Step S210), the line is disconnected by on-hook (step S208), and the process is terminated.
As described above, the telephone number and the safety information are registered in association with each other, and the inquiry about the safety information from the telephone 12 or the personal computer 13 can be searched based on the telephone number and the corresponding safety information can be transmitted. It becomes.
[0017]
Next, a description will be given of an inquiry for an inquiry about safety information from the telephone 12 and the personal computer 13. FIG. 4 is a diagram illustrating an example of an inquiry for an inquiry about safety information from the telephone 12 and the personal computer 13.
First, an inquiry to the safety information inquiry from the telephone 12 will be described. The inquiry by the telephone 12 is made by inputting a special number (for example, three digits of "118") and a telephone number of the partner whose safety information is to be confirmed (for example, 11 digits starting from "090") by input means such as a push button of the telephone. To send. Then, the telephone station 11 recognizes the special number by “118”, searches the registered safety information based on the subsequently transmitted telephone number, and if the safety information is registered, From the registered contents, for example, as shown in FIG. 4, to the telephone 11 inquired about, XX minutes of XXX, XX hours in the morning, XX minutes in the morning, XX-XXXXX-XXXX safety As for the information, the person is safe, all the family members are safe, and the house is safe.
As described above, even if the person who wants to confirm the safety information cannot be contacted, the safety information can be easily obtained by inputting the special number to the telephone office.
[0018]
The inquiry by the personal computer 13 is performed by inputting a URL (uniform resource locator (for example, http // xxxxxx.xx.html) for confirming the safety information managed by the telephone station 11 from input means such as a keyboard of the personal computer 13. )) To access the telephone office 11, enter the telephone number of the party whose safety information you want to check, and send it. Then, the telephone office 11 obtains the transmitted telephone number, searches the registered safety information based on the telephone number, and if the safety information is registered, the registered information is For example, as shown in FIG. 4, the display unit of the personal computer 13 displays "XXXX, XX, XX am, XX hours, XX minutes 090-XXXX-XXXX Safety information: person = safe, family = all safe, house = safe. (Available at home) ”and the like, and output it after converting it to a format such as HTML (hypertext markup language).
As described above, even if the person who wants to confirm the safety information cannot be contacted, the safety information can be easily obtained by inputting the special number to the telephone office.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the communication system of the present invention, the input of the safety information from the mobile phone is simplified, and the telephone station registers and manages the safety information from the mobile phone in association with the telephone number. Or, it is possible to search for safety information from a telephone number entered from a personal computer, and to transmit the safety information in voice or in a display format. It is possible to prevent congestion, and it is possible to greatly reduce the possibility of hindering communication such as an emergency call.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a communication system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a control operation according to an embodiment of the telephone station of the present invention; FIG. 3 is a diagram illustrating an input format according to an embodiment of safety information of the present invention; FIG. FIG. 4 is a diagram illustrating an output format according to an embodiment of the safety information of the present invention.
10: mobile phone, 11: central office, 12: telephone,
13 ・ ・ ・ PC
