JP2004252548A

JP2004252548A - Selling supporting device and selling managing system using same

Info

Publication number: JP2004252548A
Application number: JP2003039573A
Authority: JP
Inventors: Tetsuro Abe; 哲朗阿部
Original assignee: Toshiba TEC Corp
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 2003-02-18
Filing date: 2003-02-18
Publication date: 2004-09-09

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To allow a person in charge of selling to surely grasp a discountable sum for each merchandise in business negotiation with a guest. <P>SOLUTION: This selling supporting device 11 is connected through communicating means 13 and 14 to a host device 12 for storing at least the selling price and discountable information of merchandise for each merchandise. When merchandise data to be sold to a guest are inputted from a merchandise inputting means such as a touch panel or scanner, the discountable information of the data-inputted merchandise is acquired from the host device 12 through the communicating means 13 and 14. Then, the discountable sum based on the acquired discountable information is displayed on the touch panel. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接客販売担当者が客との商談の際に使用する販売支援装置及びこの装置を用いた販売管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
衣料品，履物，装飾品，家電製品等を販売する小売店では、客に商品の特徴等を説明したり、客の好みに合った商品を選んで客に勧めたりすることにより客の商品購入を促進する店員、いわゆる接客販売担当者を置いている場合がある。このような接客販売担当者に対しては、その利益貢献度に見合った給与が支払われるような歩合給与体系を採用している店が多い。
【０００３】
歩合給与体系を採用している店においては、接客販売担当者毎にその担当者が接客して販売した商品の売上金額を合計し、この売上合計金額の一部を歩合金額としてその担当者の給与に組み込む。そこで従来、接客販売担当者毎に売上金額及びこの売上金額に対応した歩合金額（コミッション額）を集計する電子式キャッシュレジスタがあった（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
【特許文献１】
特公平５‐８６５９５号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで一般に、各商品の標準販売価格（標準販売希望価格、一般通常価格）は、原価（例えば仕入れ原価）に利益額を上乗せして決定される。その利益額は、原価に対する利益率によって決定され、利益率は商品によって異なる。このため、接客販売担当者は客との商談の中で値引きする場合があるが、標準販売価格に対する値引率の上限も商品によって異なっていた。そこで接客販売担当者は、各商品の値引率の上限を頭に入れて客と商談し、標準販売価格から値引きする場合には値引率上限の範囲内で値引額を決めて客に希望販売価格として提示していた。
【０００６】
しかし、各接客販売担当者が全ての商品の値引率上限を把握しているとは限らず、また、接客販売担当者は接客した客が商品を購入してくれないと自身の売上には繋がらないので値引を積極的に行ないたいとの要望もあり、時には利益を度外視して値引率上限を超える値引額でつい販売してしまうこともあった。
【０００７】
また、接客販売担当者に支払われる歩合金額は、従来、その担当者が所定期間内に販売した商品の売上合計金額と所定のコミッションレート（歩合）とを乗算することで算出されていた。このため、値引があった場合には接客販売担当者に支払われる歩合金額も減るが、それ以上に店の利益が減る場合があった。
【０００８】
例えば、原価１万円の商品の利益率が原価の５０％であり、コミッションレートが１０％であった場合、当該商品は１万５千円で売り出される。この商品が値引なしに標準販売価格で販売されたならば、接客販売担当者に１千５百円が支払われ、店の利益は３千５百円となる。ところが、標準販売価格から２千円値引で販売された場合には、接客販売担当者には売上金額１万３千円の１０％である１千３百円が支払われ、店の利益は１千７百円となり、略半減してしまう。
【０００９】
そこで、このような不具合を解消するために、例えば商品を値引きしないで販売した接客販売担当者に支払う歩合金額として商品毎に利益額の一部（例えば店側で当該商品の販売単位数量当たり確保したい利益を当該商品単位数量当たりの利益額から差し引いた金額）を設定することが考えられた。これは、商品別歩合最高金額をその商品の値引可能額（値引最大金額）として接客販売担当者に値引可能額の範囲内での値引のみを許容し、商品を値引いて販売した場合には当該商品の値引可能額から実際の値引額を減じた分を当該接客販売担当者の歩合金額とする歩合給与体系である。
【００１０】
このような給与体系の採用により、店側は商品の販売に伴う利益としてその商品の利益額から値引可能額を減じた金額が保障されるので、常に安定した利益が得られるようになる。また、接客販売担当者は、商品単位毎に値引可能額の範囲内であれば自分の裁量のみで自由に値引額を決めることができるので、効率的に商談を進めることが可能になる。
【００１１】
しかし、この場合においても、各接客販売担当者が全ての商品の値引可能額を正確に把握しているとは限らないので、値引可能額を超える値引額を提示して販売してしまう恐れがあった。特に、値引可能額が異なった商品を組合わせて値引きして客に購入を勧める場合、当該接客販売担当者が値引可能額を正確に把握することは難しい。
【００１２】
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、販売担当者が客との商談の中で行う値引きが店の利益を損なうような大幅な値引額で行われるのを防止することができる販売支援装置及びこの装置を用いた販売管理システムを提供しようとするものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明の販売支援装置は、客に販売する商品を特定するデータを取得する商品特定データ取得手段と、商品の値引可能情報を取得する商品別値引可能情報取得手段と、商品を値引販売する際の値引データを取得する商品別値引データ取得手段と、この商品別値引データ取得手段により取得された値引データと前記値引可能情報取得手段により取得した値引可能情報とに基づいて商品の値引販売の適否を判別する商品値引判別手段と、この商品値引判別手段による判別結果を報知する商品値引適否報知手段とを備えている。
【００１４】
本発明の販売管理システムは、商品別に少なくともその商品の標準販売価格と値引可能情報とを記憶するとともに販売担当者別に歩合金額を記憶する上位装置と、この上位装置と通信手段を介して接続された販売支援装置とからなる。そして販売支援装置は、操作する販売担当者を特定するデータを入力する担当者特定データ入力手段と、客に販売する商品を特定するデータを入力する商品特定データ入力手段と、この商品特定データ入力手段により入力されたデータに基づいて特定される商品の値引可能情報を上位装置から通信手段を介して取得する商品別値引可能情報取得手段と、この商品別値引可能情報取得手段により取得した商品値引可能情報に基づいて値引可能額を表示する値引可能額表示手段と、商品特定データ入力手段により入力されたデータに基づいて特定される商品の値引額を入力する値引額入力手段と、この値引額入力手段により入力された値引額を値引可能額表示手段により表示している値引可能額と比較する値引額比較手段と、この値引額比較手段による比較の結果値引額が値引可能額以下である場合に商品特定データ入力手段により入力された商品特定データと値引額入力手段により入力された値引額とを担当者データ入力手段により入力された担当者特定データとともに上位装置に通信手段を介して送信するデータ送信手段とを備えている。一方、上位装置は、販売支援装置のデータ送信手段により通信手段を介して送信されるデータを受信するデータ受信手段と、このデータ受信手段により受信したデータから商品特定データ，値引額及び担当者特定データを取得するデータ解析手段と、このデータ解析手段により取得した商品特定データで特定される商品の標準販売価格から値引額を減算した金額を担当者特定データで特定される販売担当者の歩合金額に加算する歩合金額更新手段とを備えている。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、商品種別毎に利益額の中の一部を接客販売担当者に支払う歩合金額と設定し、この歩合金額をその商品の値引可能額として、接客販売担当者に値引可能額の範囲で値引があった場合には値引可能額から値引額を減じた分を販売担当者の歩合金額とする歩合給与体系を採用した小売店に適用した場合である。
【００１６】
図１は本実施の形態の販売管理システムを示す模式図である。この販売管理システムは、無線回路を内蔵した複数台（図では２台）の販売支援端末１１と、各販売支援端末１１の上位装置として機能する１台の電子式キャッシュレジスタ（ＥＣＲ）１２とから構成されている。電子式キャッシュレジスタ１２には、各販売支援端末１１と無線通信を利用してデータ信号を送受信可能な無線基地局１３が、有線ＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）１４を介して接続されている。販売支援端末１１は、販売支援装置の一例であり、各接客販売担当者がそれぞれ携帯し、客との商談の際に各接客販売担当者によって操作され、各接客販売担当者の商品販売業務を支援するものである。無線基地局１３による無線通信、有線ＬＡＮ１４等の通信網、及びこれらと通信網との通信処理を行なう各装置に設けられている各通信インターフェース等がこの実施の形態における通信手段として機能する。
【００１７】
図２は前記電子式キャッシュレジスタ１２の要部構成を示すブロック図である。電子式キャッシュレジスタは、制御部本体を形成するＣＰＵ（ＣｅｎｔｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｉｎｇＵｎｉｔ）２１，ＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）２２及びＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍｏｒｙ）２３の他、日時を計時する時計部２４、前記ＬＡＮ１４を通じて行なうデータ通信を司る通信インタフェース２５、各種のデータファイルを保存するＨＤＤ（ＨａｒｄＤｉｓｋＤｒｉｖｅ）装置２６、商品登録業務に必要な各種キーが配設されたキーボード２７、各商品に付されたバーコードを読取るスキャナ２８、オペレータに対してデータや情報等を表示する正面表示器２９、買物客に対してデータや情報等を表示する客用表示器３０、レシート等を印字するプリンタ３１、現金等を収容するためのドロワ３２等で構成されている。ＣＰＵ２１と各部２２〜３２とは、バスライン３３を介してそれぞれ接続されている。
【００１８】
ＨＤＤ装置２６には、商品ファイル３４と販売担当者ファイル３５が記憶されている。商品ファイル３４には、図３（ａ）に示すように、商品コード，商品名称，原価，標準販売価格，商品別の値引可能情報としての値引可能額，売上点数，売上金額，値引合計額等のデータ項目からなる商品レコードが商品別に格納されている。商品コードは、各商品を特定する商品特定データの一例であり、各商品別に割り振られた固有のコードである。なお、この実施の形態では、各々の商品を個々に特定するものではなく、各商品の種別を特定するデータとするが、同一種別商品を各々特定するコード体系としても良い。標準販売価格は、各商品の販売希望価格（一般通常価格）、すなわち当該店舗において当該商品を値引き無しで販売する際の単価であり、この例では各商品の各原価に各値引可能額を加算した金額となっている。値引可能額は、その商品を値引きすること無く販売した接客販売担当者に支払われる歩合金額である。値引合計額は、各接客販売担当者が当該商品を値引いて販売した際の値引額を累計した額である。
【００１９】
販売担当者ファイル３５には、図３（ｂ）に示すように、担当者コード，氏名，ステータス，売上実績金額，歩合金額等のデータ項目からなる担当者レコードが接客販売担当者別に保存されている。担当者コードは、各接客販売担当者別に割り振られた固有のコードであり、各接客販売担当者を特定するデータである。氏名は、各接客販売担当者のものであるが、各接客販売担当者を特定するデータにも成り得る。ステータスは、後述する３パターンの販売支援処理（第１〜第３の販売支援処理）のうち、どのパターンを採用するかを接客販売担当者毎に設定する情報である。因みにこの実施の形態では、ステータス＝１が設定された接客販売担当者に対しては第１の販売支援処理が実行され、ステータス＝２が設定された接客販売担当者に対しては第２の販売支援処理が実行され、ステータス＝３が設定された接客販売担当者に対しては第３の販売支援処理が実行される。売上実績金額は、所定期間内に各接客販売担当者が夫々販売した各商品の実売価格（実際の販売価格）を累計した額である。歩合金額は、この実施の形態では、所定期間内に当該接客販売担当者が夫々販売した各商品の実売価格と原価との差額が累計された額である。また、この歩合金額が、この実施の形態においては、各接客販売担当者に割り当てられている担当者別値引情報であり、後述する第３の販売支援処理の実行の際に値引可能情報として供される。なお、売上実績金額や歩合金額は担当者コードとともに、プリンタ３１により打ち出されたり、通信インタフェース２５等を介してデータ送信されたりして給与計算システムによりデータ取得され、各接客販売担当者の給与計算に供される。
【００２０】
図４は前記販売支援端末１の要部構成を示すブロック図である。販売支援端末１は、制御部本体を形成するＣＰＵ４１，ＲＯＭ４２及びＲＡＭ４３の他、通信インターフェースの一種である無線回路４４、電源キー４５、スキャナ４６、タッチパネル付ディスプレイ４７等で構成されている。ＣＰＵ４１と各部４２〜４７とは、バスライン４８を介してそれぞれ接続されている。スキャナ４６は、商品に付されたバーコードを読取るもので、ペン式スキャナやタッチ式スキャナ等が用いられている。
【００２１】
ＲＡＭ４３には、図５に示すように、１からの連続番号順（データ取得順）に商品コード，商品名称，標準販売価格，値引可能額，販売点数及び値引額の各項目データを記憶する商品データメモリ５１と、担当者コード，氏名，ステータス及び歩合金額の各項目データを記憶する担当者データメモリ５２と、値引可能額合計器５３の各メモリエリアが形成されている。商品データメモリ５１の連続番号は、１客（個人又はグループ）との１回の商談取引内で実際に販売した商品の種別数となる。
【００２２】
しかして、販売支援端末１は、駆動電源としてバッテリを搭載しており、電源キー４５が操作入力されると電源をオンして、ＣＰＵ４１が図６の流れ図に示す処理を開始する。
【００２３】
すなわちＣＰＵ４１は、先ず、ＳＴ（ステップ）１としてＲＡＭ４３の各メモリエリア５１，５２，５３をクリアして初期化を行なう。次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２としてタッチパネル付ディスプレイ４７に、図１０に示すような販売担当者入力画面６０を表示させる。この画面６０は、当該販売支援端末１を操作する接客販売担当者自身の担当者コード等の数値データを置数入力するための１０種類の数字が各々一つずつ割り振られた１０個のボタンから成るテンキーボタン６１（担当者特定データ入力手段）と、このテンキーボタン６１によって置数入力された担当者コードを表示する担当者コード表示部６２と、この表示部６２に表示されているコードを確定させて担当者コードとして入力（取得）を指令するＯＫボタン６３と、その担当者コードの取消を指令するキャンセルボタン６４とから構成されている。
【００２４】
次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ３として担当者コードの入力確定が指令されるのを待機する。そして、タッチパネル付ディスプレイ４７からの入力信号により担当者コードの入力確定が指令されたことを検知すると、ＣＰＵ４１は、その入力確定の指令がされた担当者コードを担当者データメモリ５２に格納し（担当者特定データ取得手段）、ＳＴ４として無線回路４４を動作させて、その担当者コードによって特定される担当者データの問合せ伝文を電子式キャッシュレジスタ１２宛に無線送信する。
【００２５】
この問合せ伝文は、無線基地局１３にて受信され、有線ＬＡＮ１４を通じて電子式キャッシュレジスタ１２に送られる。これにより、電子式キャッシュレジスタ１２のＣＰＵ２１は、問合せ伝文中の担当者コードを検索キーとして販売担当者ファイル３５を検索し、該当する担当者レコードの担当者コード，氏名，ステータス及び歩合金額等からなる担当者データを問合せ元の販売支援端末１宛に通信インタフェース２５を介して送信する。この担当者データは、有線ＬＡＮ１４を通じて無線基地局１３に送られ、問合せ元の販売支援端末１に無線送信される。
【００２６】
そこでＣＰＵ４１は、ＳＴ５として担当者データの応答を待機し、無線回路４４にて担当者データ（氏名、ステータス、歩合金額等）を受信（歩合金額取得手段、担当者別値引情報取得手段）したならば、ＳＴ６として担当者データメモリ５２にその受信データに基づいて歩合金額等の所定データを格納する（担当者別値引情報取得手段）。
【００２７】
次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ７としてタッチパネル付ディスプレイ４７に、図１１に示すような商品仮登録開始画面７０を表示させる。この画面７０は、商品の販売点数，ＰＬＵ（ＰｒｉｃｅＬｏｏｋＵｐ）コード等を置数するためのテンキーボタン７１と、置数データが販売点数であることを指令する乗算ボタン７２と、置数データを確定させてＰＬＵコードとしての入力（取得）を指令するＰＬＵボタン７３（商品特定データ入力手段）と、置数データのクリアを指令するクリアボタン７４と、テンキーボタン７１によって置数された数値を表示する数値表示部７５と、販売点数を表示する点数表示部７６とから構成されている。なお、ＰＬＵコードは、商品コードと同様に各商品種別に割り振られた固有のコードであり、各商品の標準販売価格等を商品ファイル３４から取得する際に検索キーとして供されるデータである。
【００２８】
次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ８として担当者データメモリ５２に格納された担当者データのステータスを調べる。そして、ステータスが“１”であった場合には第１の販売支援処理を実行し、ステータスが“２”であった場合には第２の販売支援処理を実行し、ステータスが“３”であった場合には第３の販売支援処理を実行する。そして、いずれかの販売支援処理を終了したならば、電源をオフする（または、ＲＡＭ４３の各メモリエリア５１，５２，５３をクリアして初期化した後にセーブモードへ移行する）。
【００２９】
図７は第１の販売支援処理を具体的に示す流れ図である。すなわちＣＰＵ４１は、担当者データメモリ５２に格納された担当者データのステータスが“１”であって第１の販売支援処理を実行する場合、先ず、ＳＴ１１として番号カウンタＰを“０”にリセットする。ここで、番号カウンタＰは、商品コードの入力に基づいて取得した商品データを格納する商品データメモリ５１のエリアを指定するもので、ＲＡＭ４３の所定領域にソフト的に形成されている。次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１２として客に販売する商品の商品コード及び販売点数が入力されるのを待機する。なお、販売点数は初期値を“１”とし、商品仮登録開始画面７０のテンキーボタン７１と乗算ボタン７２とにより乗数が入力された場合にはその乗数に変更する。一方、商品コードは、スキャナ４６（商品特定データ入力手段）によって商品のバーコードが読取られた場合にはそのバーコードをデコードしたコードとし、テンキーボタン７１とＰＬＵボタン７３と（商品特定データ入力手段）によりＰＬＵコードが入力された場合にはそのＰＬＵコードとする。
【００３０】
ＣＰＵ４１は、スキャナ４６からの信号またはタッチパネル付ディスプレイ４７からの信号により商品コードの入力を検知すると、その入力された商品コードをＲＡＭ４３のバッファエリアに格納し（商品特定データ取得手段）、ＳＴ１３として無線回路４４を動作させて、その商品コードによって特定される商品データの問合せ伝文を電子式キャッシュレジスタ１２宛に無線送信する。
【００３１】
この問合せ伝文は、無線基地局１３にて受信され、有線ＬＡＮ１４を通じて電子式キャッシュレジスタ１２に送られる。これにより、電子式キャッシュレジスタ１２のＣＰＵ２１は、問合せ伝文中の商品コードを検索キーとして商品ファイル３４を検索し、該当する商品レコードの商品コード，商品名称，標準販売価格及び値引可能額等からなる商品データを問合せ元の販売支援端末１宛に通信インタフェース２５を介して送信する。この商品データは、有線ＬＡＮ１４を通じて無線基地局１３に送られ、問合せ元の販売支援端末１に無線送信される。
【００３２】
そこでＣＰＵ４１は、ＳＴ１４として商品データの応答を待機し、無線回路４４にて受信した商品データ中の商品コードとＲＡＭ４３のバッファエリアに格納されているコードの一致を確認したならば、ＳＴ１５として番号カウンタＰを“１”だけカウントアップした後、ＳＴ１６として商品データメモリ５１のＰ番目エリア（Ｐは番号カウンタＰの値）にその受信データ（商品コード，商品名称，標準販売価格及び値引可能額等）を格納する（商品特定データ取得手段、値引可能情報取得手段）。また、同Ｐ番目エリアに販売点数と値引額０円を格納する。なお、販売点数は、ＳＴ１２にて乗数が入力されなかった場合には初期値“１”とし、乗数が入力された場合にはその乗数とする。そして、販売点数として乗数が入力された場合には、販売価格及び値引可能額をそれぞれ乗数だけ倍にした値を格納する。
【００３３】
次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１７としてタッチパネル付ディスプレイ４７に、図１２に示すような値引額入力画面８０を表示させる。この画面８０は、商品名称表示部８１、販売点数表示部８２、価格表示部８３及び値引可能額表示部８４と、値引額を置数するためのテンキーボタン８５（値引額入力手段）と、置数データを確定させて値引額としての入力（取得）を指令する値引ボタン８６と、置数データのクリアを指令するクリアボタン８７と、値引額表示部８８と、仮登録された商品の買上を指令する買上ボタン８９と、仮登録された商品の取消を指令する取消ボタン８１０とから構成されている。ＣＰＵ４１は、この画面８０の商品名称表示部８１、販売点数表示部８２、価格表示部８３及び値引可能額表示部８４に、商品データメモリ５１のＰ番目エリアにデータが格納された商品の商品名称，販売点数，販売価格及び値引可能額を表示させる（値引可能額表示手段）。
【００３４】
次に、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１８として値引額が入力されるか、ＳＴ１９として買上ボタン８９が入力されるか、ＳＴ２０として取消ボタン８１０が入力されるのを待機する。そして、タッチパネル付ディスプレイ４７からの信号によりテンキーボタン８５と値引ボタン８６と（値引額入力手段）によって値引額が入力されたことを検知した場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２１としてその値引額を取得し（商品値引データ取得手段）、値引額入力画面８０の値引可能額表示部８４に表示させている値引可能額、つまりは商品データメモリ５１のＰ番目エリアにデータが格納された商品の値引可能額と比較する（商品値引判別手段、値引額比較手段）。その結果、入力された値引額の方が値引可能額より大きい場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２２として値引額入力画面８０にメッセージ“値引不可”を表示させる（商品値引適否報知手段）。一方、入力された値引額が値引可能額以下であった場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２３として商品データメモリ５１のＰ番目エリアにその値引額を格納するとともに、値引額入力画面８０にメッセージ“値引可”を表示させる（商品値引適否報知手段）。なお、値引額格納の際にＰ番目エリアに既に値引額が格納されていた場合には、上書き格納する。その後、再び値引額が入力されるか、買上ボタン８９が入力されるか、取消ボタン８１０が入力されるのを待機する。タッチパネル付ディスプレイ４７からの信号により買上ボタン８９が入力されたことを検知した場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２４としてタッチパネル付ディスプレイ４７に、図１３に示すような商品仮登録画面９０を表示させる。これに対し、取消ボタン８１０が入力されたことを検知した場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ２５として商品データメモリ５１のＰ番目エリアに格納されているデータを削除する。また、ＳＴ２６として番号カウンタＰを“１”だけカウントダウンしたならばＳＴ２４に進み、タッチパネル付ディスプレイ４７に商品仮登録画面９０を表示させる。
【００３５】
商品仮登録画面９０は、前記商品仮登録開始画面７０と同一のテンキーボタン９１，乗算ボタン９２，ＰＬＵボタン９３，クリアボタン９４，数値表示部９５及び点数表示部９６に加えて、次の商品の仮登録を指令する継続ボタン９７と、仮登録の終了を指令する確定ボタン９８とから構成されている。
【００３６】
そこでＣＰＵ４１は、ＳＴ２７として継続ボタン９７が入力されるか、ＳＴ２８として確定ボタン９８が入力されるのを待機する。そして、タッチパネル付ディスプレイ４７からの信号により継続ボタン９７が入力されたことを検知した場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１２に戻り、次の商品の商品コード及び販売点数が入力されるのを待機する。
【００３７】
一方、確定ボタン９８が入力されたことを検知した場合には、ＣＰＵ４１は、番号カウンタＰが１以上か否かを判断する。ここで、番号カウンタＰが０の場合には電子式キャッシュレジスタ２に送信すべき仮登録データがないので、この第１の販売支援処理を終了する。
【００３８】
これに対し、番号カウンタＰが１以上の場合には、ＣＰＵ４１は、ＳＴ３０として商品データメモリ５１に格納されている商品仮登録データ（番号，商品コード，商品名称，販売価格，値引可能額，販売点数，値引額）を、担当者データメモリ５２に格納されている担当者コードとともに仮登録データ伝文に組込む。そして、無線回路４４を動作させて、この仮登録データ伝文を電子式キャッシュレジスタ２宛に無線送信する（データ送信手段）。以上で、ＣＰＵ４１は、第１の販売支援処理を終了する。
【００３９】
図８は第２の販売支援処理を具体的に示す流れ図である。なお、図７に示した第１の販売支援処理と同一部分には同一符号を付して説明を省略するとともに、類似する部分には同一符号にダッシュ“′”を付して異なる部分のみ説明する。
【００４０】
すなわちＣＰＵ４１は、第２の販売支援処理を開始し、ＳＴ１１〜ＳＴ１６の各処理を順に実行すると、ＳＴ３１として商品データメモリ５１のＰ番目エリアまでにデータ格納されている各商品の値引可能額を合算して値引可能額合計器５３に格納する（値引可能額合計手段）。その後、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１７としてタッチパネル付ディスプレイ４７に値引額入力画面８０を表示させるが、このとき、値引可能額表示部８４には、直前に受信した商品データの値引可能額ではなく、商品データメモリ５１のＰマイナス１番目エリアまでに格納されている各商品の値引額の合算値を値引可能額合計器５３に格納されている値から減額した値を表示させる（値引可能額表示手段）。
【００４１】
またＣＰＵ４１は、ＳＴ１８として値引額が入力されると、ＳＴ２１としてその値引額を値引可能額と比較するが、このときの比較対象である値引可能額は、値引額入力画面８０の値引可能額表示部８４に表示させている値引可能額、つまり商品データメモリ５１のＰマイナス１番目エリアまでに格納されている各値引額の合算値を値引可能額合計器５３に格納されている値から減額した値とする（値引額比較手段）。すなわち、この実施の形態においては、商品データメモリ５１のＰマイナス１番目エリアまでに格納されている各商品の値引額を合わせることにより、当該客との当該商談開始以降当該判別手段による当該判別前までに商品別値引データ取得手段により取得された複数商品の値引金額を合わせた値引合計金額を求める。そして、商品データメモリ５１のＰ番目エリアまでにデータ格納されている各商品の値引可能額を合わせることにより、当該期間内に商品別値引可能情報取得手段により取得された当該複数商品の値引可能金額を合わせた合計値引可能金額を求める。
【００４２】
またＣＰＵ４１は、ＳＴ１９として買上ボタン８９が入力されると、タッチパネル付ディスプレイ４７に商品仮登録画面９０を表示させる。またＣＰＵ４１は、ＳＴ２０として取消ボタン８１０が入力された場合には、商品データメモリ５１のＰ番目エリアに格納されているデータを削除する。その他のＳＴ２２〜３０の各処理は、第１の販売支援処理と同様である。そして、図８におけるＳＴ１２〜ＳＴ１８、ＳＴ２１′、ＳＴ２３、ＳＴ１９、ＳＴ３２、ＳＴ２４、ＳＴ２７の各ステップにより、商品データメモリ５１のＰマイナス１番目エリアまでには、当該客との当該商談開始以降今回値引判別対象となる商品の値引額入力までに既に値引判別された夫々の商品の値引額と値引可能額、更に商品データメモリ５１のＰ番目エリアには今回値引判別対象となる商品の値引可能額とが格納される。
【００４３】
図９は第３の販売支援処理を具体的に示す流れ図である。なお、図７及び図８に示した第１及び第２の販売支援処理と同一部分には同一符号を付して説明を省略するとともに、類似する部分には同一符号にダッシュ“′”を付して異なる部分のみ説明する。
【００４４】
すなわちＣＰＵ４１は、第３の販売支援処理を開始すると、先ず、ＳＴ４１として担当者データメモリ５２に格納されている接客販売担当者の歩合金額を値引可能額合計器５３にセットする。しかる後、ＣＰＵ４１は、ＳＴ１１の処理に進む。そしてＳＴ１１〜ＳＴ１６の各処理を順に実行すると、ＳＴ１７としてタッチパネル付ディスプレイ４７に値引額入力画面８０を表示させるが、このとき、値引可能額表示部８４には、値引可能額合計器５３のデータを表示させる（歩合金額表示手段）。
【００４５】
またＣＰＵ４１は、ＳＴ１８として値引額が入力されると、ＳＴ２１としてその値引額を値引可能額と比較するが、このときの比較対象である値引可能額も、値引可能額合計器５３のデータとする（値引額比較手段）。すなわち、図９のＳＴ２１′において、入力された値引額と担当者データメモリ５２に格納されている接客販売担当者の歩合金額との比較に基づいて当該値引の適否が判別され（担当者値引判別手段）、図９のＳＴ２２又は２３において、その判別結果が報知される（担当者別値引適否報知手段）。
【００４６】
またＣＰＵ４１は、ＳＴ１９として買上ボタン８９が入力された場合には、ＳＴ４２としてＰ番目商品データの値引可能額から値引額を減算した金額を値引可能額合計器５３のデータに加算する（担当者別値引可能金額更新手段）。その他のＳＴ２０，ＳＴ２２〜３０の各処理は、第１及び第２の販売支援処理と同様である。
【００４７】
図１４は電子式キャッシュレジスタのＣＰＵ２１が実行する仮登録データ受信処理の要部を示す流れ図である。すなわちＣＰＵ２１は、無線基地局１３で受信され有線ＬＡＮ１４を通じて送られてくる前記仮登録データ伝文を通信インタフェース２５を介して受信すると（データ受信手段）、この処理を開始する。
【００４８】
先ず、ＣＰＵ２１は、ＳＴ５１としてＲＡＭ２３のワークエリアＡ及びＢを“０”にクリアする。また、ＳＴ５２として番号カウンタｎを“０”にリセットする。
【００４９】
次に、ＣＰＵ２１は、ＳＴ５３として番号カウンタｎを“１”だけカウントアップしたならば、ＳＴ５４として受信した仮登録データ伝文から番号ｎ（ｎは番号カウンタｎの値）の商品仮登録データ（番号，商品コード，商品名称，販売価格，値引可能額，販売点数，値引額）を検出する（データ解析手段）。そして、ＳＴ５５として番号ｎの商品仮登録データを検出したならば、ＣＰＵ２１は、ＳＴ５６として商品ファイル３４の同一商品コードに対応する売上点数，売上金額及び値引合計額の各データに、当該商品仮登録データの販売点数，販売価格及び値引額をそれぞれ加算する。また、ＳＴ５７としてワークメモリＡに当該商品仮登録データの販売可能額から値引額を減算した金額をセットする。そして、ＳＴ５８としてこのワークメモリＡの値をワークメモリＢに加算する。
【００５０】
しかる後、ＣＰＵ２１は、ＳＴ５３に戻り、番号カウンタｎをさらに“１”だけカウントアップしたならば、ＳＴ５４〜ＳＴ５８の各処理を順次実行する。そして、ＳＴ５５にて受信した仮登録データ伝文に番号ｎの商品仮登録データが存在しないことを確認した場合には、ＣＰＵ２１は、ＳＴ５９として受信した仮登録データ伝文から担当者コードを検出する（データ解析手段）。そして、ＳＴ６０として販売担当者ファイル３５の同一担当者コードに対応する歩合金額にワークメモリＢの値を加算する（歩合金額更新手段）。以上で、ＣＰＵ２１は、この仮登録受信処理を終了する。
【００５１】
このように構成された本実施の形態の販売管理システムを導入する小売店においては、各接客販売担当者がそれぞれ販売支援端末１１を携帯して客と商談を行なう。そして、その商談の中で値引を提示する際には、接客販売担当者は、販売支援端末１１の電源キー４５を操作する。そうすると、タッチパネル付ディスプレイ４７に担当者入力画面６０が表示されるので、自身の担当者コードを入力する。なお、担当者コードの入力手段は、バーコードに変換された担当者コードをスキャナ４６で読取ることにより入力するものとしてもよい。また、販売支援端末１１にブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標））等の近距離無線通信機能を持たせて、接客販売担当者が所持する無線カード，携帯電話等の通信記憶媒体を介して非接触で担当者コードを販売支援端末１１に送信することにより入力するものとしてもよい。
【００５２】
担当者コードが入力されると、その担当者に対して設定されたステータスや現時点の歩合金額等の担当者データが電子式キャッシュレジスタ２から販売支援端末１１にダウンロードされる。そして、タッチパネル付ディスプレイ４７に商品仮登録開始画面７０が表示されるので、販売担当者は、値引する商品の商品コード（バーコードまたはＰＬＵコード）をスキャニング入力またはキー入力して商品の仮登録を行なう。そうすると、この商品コードで特定される商品の名称，販売価格，値引可能額等の商品データが電子式キャッシュレジスタ２から販売支援端末１にダウンロードされる。そして、タッチパネル付ディスプレイ４７に値引額入力画面８０が表示される。
【００５３】
ここで、接客販売担当者に対して設定されているステータスが“１”であったとすると、値引額入力画面８０の値引可能額表示部８４には当該商品の値引可能額が表示される。そこで接客販売担当者は、値引可能額表示部８４に表示された金額の範囲内で客に値引額を提示する。その結果、客が値引額を了承したならば、接客販売担当者は、値引額入力画面８０からその値引額を入力する。このとき、入力した値引額が値引可能額表示部８４に表示された金額の範囲内であれば、タッチパネル付ディスプレイ４７にメッセージ“値引可”が表示されるので、接客販売担当者は買上ボタン８９を操作する。そうすると、タッチパネル付ディスプレイ４７の画面が商品仮登録画面９０に変わる。
【００５４】
ここで、当該客から別の商品も購入したい申し出を受けたならば、接客販売担当者は商品仮登録画面９０の継続ボタン９７を操作した後、その商品の商品コードを入力して仮登録を行なう。そうすると、タッチパネル付ディスプレイ４７の画面が値引額入力画面８０に変わり、値引可能額表示部８４には当該商品の値引可能額が表示される。この場合も、値引を行なう場合には、接客販売担当者は、値引可能額表示部８４に表示されている金額の範囲内で値引に応じ、その値引額を入力後、買上ボタン８９を操作すればよい。なお、値引の必要がないときには値引額を入力せずに買上ボタン８９を操作する。
【００５５】
かくして、当該客が商品の購入を決めたならば、接客販売担当者は商品仮登録画面９０において確定ボタン９８を操作する。そうすると、当該客に販売する商品の販売価格，販売点数，値引額などの商品仮登録データが当該接客販売担当者の担当者コードとともに電子式キャッシュレジスタ２に無線送信される。これにより、電子式キャッシュレジスタ２においては、商品ファイル３４で商品別に管理されている販売商品の売上点数，売上金額及び値引合計額に、今回の販売価格，販売点数，値引額が累計されて売上登録される。また、販売担当者ファイル３５で管理されている当該担当者の歩合金額に、今回の販売商品の値引可能額から値引額を減じた金額が加算される。
【００５６】
一方、接客販売担当者に対して設定されているステータスが“２”であった場合には、１点目の商品仮登録についてはステータスが“１”の担当者の場合と同様に作用する。しかし、２点目の商品仮登録が行なわれた場合には、値引可能額が、１点目の商品の値引可能額から当該商品の値引額を減算した残金に２点目の商品の値引可能額を加算した金額となり、この値引可能額の範囲内で値引額を指示した場合も値引が許可される。
【００５７】
また、接客販売担当者に設定されているステータスが“３”であった場合には、値引額入力画面８０の値引可能額表示部８４に表示される値引可能額が、商品データの値引可能額でなく、当該接客販売担当者の現時点における歩合金額となる。
【００５８】
例えば今、原価１万円，販売価格１万５千円，値引可能額２千円の商品Ａと、原価２万円，販売価格２万８千円，値引可能額３千円の商品Ｂの２点を購入する客と商談する場合を想定する。
【００５９】
先ず、ステータスが“１”に設定された接客販売担当者の場合は、商品Ａに対する値引可能額は２千円であり、その範囲内で自由に値引することができる。また、商品Ｂに対する値引可能額は、商品Ａの値引額に関わらず３千円であり、その範囲内で自由に値引することができる。そして、接客販売担当者には、それぞれ値引可能額から実際に値引した金額を減じた分が歩合金額として支払われる。また仮に、商品Ａ及び商品Ｂについてそれぞれ値引可能額の上限まで値引したとしても、その場合には当該接客販売担当者には歩合金額が支払われないので、店側は利益８千円が保障される。
【００６０】
次に、ステータスが“２”に設定された接客販売担当者の場合は、１点目の商品Ａに対する値引可能額は２千円であり、その範囲内で自由に値引することができる。ここで、例えば１千円を値引したとすると、２点目の商品Ｂに対する値引可能額は、当該商品の値引可能額３千円に商品Ａの値引可能額から値引額を減じた金額１千円が加算されて４千円となり、その範囲内で自由に値引することができる。この場合も、接客販売担当者には、それぞれ値引可能額から実際に値引した金額を減じた分が歩合金額として支払われる。また仮に、商品Ｂに対して４千円を値引したとしても、その場合には当該接客販売担当者には歩合金額が支払われないので、店側は利益８千円が保障される。したがって、例えば或る商品を値引可能額範囲一杯まで値引いても未だ依然として購入を躊躇している客に対して値引可能額が異なっている他の商品を組合わせて更なる値引きを行なう等の方策も講じることができ、歩合を得る機会、すなわち客に商品を販売できる機会が増やすことができる。
【００６１】
次に、ステータス“３”に設定された接客販売担当者の場合は、当該接客販売担当者が現時点までに得ている歩合金額が商品の値引可能額となる。例えば現時点の歩合金額が５千円であった場合には、１点目の商品Ａに対する値引可能額はその５千円となり、その範囲内で自由に値引することができる。ここで、例えば２千５百円を値引したとすると、２点目の商品Ｂに対する値引可能額は、現時点の歩合金額が５千円に、商品Ａの値引可能額２千円から値引額２千５百円を減じた金額−５百円を加算した金額４千５百円となり、その範囲内で自由に値引することができる。ここで、仮に４千５百円値引した場合には、接客販売担当者の歩合金額８千円に、商品Ａの値引可能額２千円から値引額２千５百円を減じた金額−５百円と、商品Ｂの値引可能額３千円から値引額４千５百円を減じた金額−１千５百円とを加算した金額−２千円が加算されて、歩合金額が６千円となる。このとき、商品Ａと商品Ｂとの売上に伴う利益は６千円（商品Ａ：５千円−２千５百円、商品Ｂ：８千円−４千５百円）だが、当該接客販売担当者の歩合金額が２千円減額されるので、店の利益８千円が保障される。
【００６２】
このように本実施の形態によれば、接客販売担当者が客に販売する商品の商品コードを販売支援端末１に入力すると、そのタッチパネル付ディスプレイ４７に当該商品の値引可能額が表示されるので、接客販売担当者は各商品の値引可能額を予め把握していなくても客との商談の中で適切な値引額を提示することができる。また、値引可能額の範囲内の値引であれば登録が許可され、電子式キャッシュレジスタ１２に仮登録商品データが送信されて売上登録されるが、値引可能額を上回る値引額を販売支援端末１に入力した場合には、メッセージ“値引不可”が表示されて仮登録が禁止されるので、店の利益を損なうような大幅な値引額で販売されるのを未然に防止することができる。しかも、販売支援端末１１で仮登録した商品を電子式キャッシュレジスタ１２で再度登録し直す必要がないので、処理効率も向上する。
【００６３】
なお、前記一実施の形態では、接客販売担当者毎に設定されたステータスによって第１〜第３の販売支援処理を選択的に実行したが、販売支援端末１１に第１〜第３の販売支援処理のいずれの処理を実行させるかを選択するスイッチを設け、各接客販売担当者が所望する販売支援処理を実行させるようにしてもよい。また、電子式キャッシュレジスタ１２側で全接客販売担当者共通にいずれかの販売支援処理を強制的に実行させるようにしてもよい。
【００６４】
また、前記一実施の形態では販売支援端末１１の上位装置を電子式キャッシュレジスタ１２としたが、ＰＯＳ（ＰｏｉｎｔＯｆＳａｌｅｓ）端末若しくはその上位装置であるストアコントローラを販売支援端末１１の上位装置としてもよい。
【００６５】
また、前記一実施の形態では、上位装置が商品別に記憶する値引可能情報を金額そのものとしたが、利益額に対する最大歩合金額の比率を記憶し、販売価格から原価を減算して算出された利益額にこの比率を乗算して値引可能額を求めて、販売支援端末１１のディスプレイ４７に表示させるようにしてもよい。この場合において、値引可能額の演算は、上位装置（電子式キャッシュレジスタ１２）側で行なってもよいし、販売支援端末１１側で行なってもよい。
【００６６】
更に、前記実施の形態では、無線基地局１３による無線通信、有線ＬＡＮ１４等の通信網通信回線を介して上位装置である電子式キャッシュレジスタ１２と接続された販売支援端末１１を販売支援装置とし、接客担当者データや商品データ等の販売支援業務に必要な各種データを上位装置からその都度（商談開始時や商品特定時等）取得する例を示したが、販売支援装置として必要な各種データを装置内に予め設定記憶させておくと、ネットワークを構成する必要が無くなるので、導入し易くなり、通信障害による業務中断を心配しなくても済む。
【００６７】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、接客販売担当者が客との商談の中で店の利益を損なうような大幅な値引額で行われるのを防止することができる販売支援装置及びこの装置を用いた販売管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態である販売管理システムの全体構成を示す模式図。
【図２】同販売管理システムにおける電子式キャッシュレジスタの要部構成を示すブロック図。
【図３】同電子式キャッシュレジスタが有する商品ファイル及び販売担当者ファイルのレコードフォーマットを示す模式図。
【図４】同販売管理システムにおける販売支援端末の要部構成を示すブロック図。
【図５】同販売支援端末のＲＡＭに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。
【図６】同販売支援端末のＣＰＵが実行する電源キー入力処理の要部を示す流れ図。
【図７】図６における第１の販売支援処理を具体的に示す流れ図。
【図８】図６における第２の販売支援処理を具体的に示す流れ図。
【図９】図６における第３の販売支援処理を具体的に示す流れ図。
【図１０】同販売支援端末のディスプレイに表示される担当者入力画面の一例を示す模式図。
【図１１】同販売支援端末のディスプレイに表示される商品仮登録開始画面の一例を示す模式図。
【図１２】同販売支援端末のディスプレイに表示される値引額入力画面の一例を示す模式図。
【図１３】同販売支援端末のディスプレイに表示される商品仮登録画面の一例を示す模式図。
【図１４】同販売管理システムにおける電子式キャッシュレジスタのＣＰＵが実行する仮登録データ受信処理の要部を示す流れ図。
【符号の説明】
１１…販売支援端末、１２…電子式キャッシュレジスタ（上位装置）、１３…無線基地局、２１，４１…ＣＰＵ、３４…商品ファイル、３５…販売担当者ファイル、４４…無線回路、４６…スキャナ、４７…タッチパネル付ディスプレイ、５１…商品データメモリ、５２…担当者データメモリ、５３…値引可能額合計器。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a sales support device used by a customer service clerk at the time of negotiations with a customer, and a sales management system using the device.
[0002]
[Prior art]
In retail stores that sell clothing, footwear, decorations, home appliances, etc., customers purchase their products by explaining the characteristics of the products to the customers and selecting and recommending products that match the customer's preferences. In some cases, a sales clerk, a so-called customer service clerk, is set up. Many stores adopt a commission salary system in which salaries corresponding to the degree of profit contribution are paid to such customer service sales personnel.
[0003]
In stores that use the commission salary system, each salesperson in charge of sales receives the sales amount of the products sold by that salesperson and sums up a part of this total sales amount as a step alloy value, Include in salary. Therefore, conventionally, there has been an electronic cash register for summing up the sales amount and the amount of commission alloy (commission amount) corresponding to the sales amount for each customer service clerk (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 5-86595
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, generally, the standard selling price (standard selling price, general ordinary price) of each product is determined by adding a profit amount to a cost (for example, a purchase cost). The profit amount is determined by a profit ratio with respect to cost, and the profit ratio varies depending on a product. For this reason, the customer service clerk sometimes discounts during negotiations with customers, and the upper limit of the discount rate with respect to the standard sales price also differs depending on the product. Therefore, the customer service clerk conducts negotiations with the customer, keeping in mind the upper limit of the discount rate of each product, and when discounting from the standard selling price, decides the discount amount within the upper limit of the discount rate and gives the customer the desired selling price Was presented as.
[0006]
However, each customer service sales representative does not always know the upper limit of the discount rate of all products, and the customer service sales person is not connected to his own sales unless the customer who receives the customer purchases the product. There was also a demand for aggressive discounts because there was no such service, and in some cases the company ignored the profits and sold them at a discount exceeding the maximum discount rate.
[0007]
In addition, the amount of ga alloy paid to the customer service clerk has conventionally been calculated by multiplying the total sales amount of the products sold by the clerk within a predetermined period by a predetermined commission rate (rate). For this reason, if there is a discount, the amount of alloy alloy paid to the customer service clerk is reduced, but the profit of the store may be further reduced.
[0008]
For example, if the profit rate of a product with a cost of 10,000 yen is 50% of the cost and the commission rate is 10%, the product is sold for 15,000 yen. If this product is sold at the standard selling price without discount, the customer service rep will be paid 15,500 yen and the profit of the store will be 35,500 yen. However, if the sales price is reduced by 2,000 yen from the standard sales price, the customer service clerk is paid 13% of the sales amount of 13,000 yen, which is 10%, and the profit of the store is reduced. It is 17,100 yen, almost halved.
[0009]
Therefore, in order to solve such a problem, for example, a part of the profit amount for each product as a step alloy amount to be paid to a customer service clerk who sold the product without discounting the product (for example, the store side secures the sales per unit quantity of the product). It is conceivable to set an amount obtained by subtracting the desired profit from the profit per unit quantity of the product. This means that the maximum commission for each product can be set as the discountable amount of the product (maximum discount amount), and the customer service clerk can only discount within the range of the discountable amount, and sell the product by discounting it. In this case, the commission is a commission pay system in which the amount obtained by subtracting the actual discount from the discountable amount of the product is used as the step alloy value of the customer service representative.
[0010]
By adopting such a salary system, the store side is guaranteed an amount obtained by subtracting the discountable amount from the profit amount of the product as profit associated with the sale of the product, so that a stable profit can always be obtained. Also, the customer service clerk can freely decide the discount amount only at his own discretion within the range of the discount amount for each product unit, so that it is possible to proceed with the negotiation efficiently.
[0011]
However, even in this case, since each customer service clerk does not always accurately know the discountable amount of all the products, the salesperson presents and sells the discount amount exceeding the discountable amount. There was fear. In particular, in a case where a combination of products with different discount amounts are combined and discounts are recommended to customers, it is difficult for the customer service clerk to accurately grasp the discount amount.
[0012]
The present invention has been made in view of such circumstances, and it is intended that a sales person in charge of a business negotiation with a customer be made with a large discount so as to impair the profit of the store. And a sales management system using the same.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The sales support device according to the present invention includes a product specifying data obtaining unit that obtains data specifying a product to be sold to a customer, a product-specific discount information obtaining unit that obtains product discount information, and a product discount. Product-specific discount data acquisition means for acquiring discount data when selling, discount data acquired by the product-specific discount data acquisition means, and discount-capable information acquired by the discount-capable information acquisition means. And a merchandise discount judging means for judging the suitability of the discount sale of the merchandise based on the merchandise, and a merchandise discount suitability notifying means for notifying a result of the judgment by the merchandise discount judging means.
[0014]
A sales management system according to the present invention is configured to store at least a standard selling price and discountable information of a product for each product, and to store a step alloy amount for each salesperson, and to connect to the higher-level device via communication means. Sales support device. The sales support device includes a clerk specifying data input unit for inputting data for specifying a sales clerk to be operated, a product specifying data input unit for inputting data for specifying a product to be sold to a customer, and a product specifying data input unit. Merchandise-specific discount possible information acquiring means for acquiring, via communication means, commodity-specific discount information specified based on data input by the means, and the commodity-specific discount information acquiring means Discount amount display means for displaying a discount amount based on the provided product discount information, and a discount amount input for inputting a discount amount of a product specified based on data input by the product specifying data input means. Means, discount amount comparing means for comparing the discount amount input by the discount amount input means with the discount amount displayed by the discount amount display means, and the discount amount comparing means When the discount amount obtained by the comparison is equal to or less than the discountable amount, the product specifying data input by the product specifying data input unit and the discount amount input by the discount amount input unit are input by the person in charge data input unit. And a data transmitting means for transmitting, together with the person-in-charge specifying data, to the host device via the communication means. On the other hand, the higher-level device includes a data receiving unit that receives data transmitted by the data transmitting unit of the sales support device through the communication unit, and a product specifying data, a discount amount, and a person in charge specifying the data received by the data receiving unit. A data analysis means for acquiring data, and a value obtained by subtracting a discount amount from a standard selling price of a product specified by the product specification data obtained by the data analysis means, and a step alloy value of a sales person specified by the person in charge specifying data And a step alloy amount updating means for adding a step alloy amount.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In this embodiment, a part of the profit amount for each product type is set as a walk alloy amount to be paid to the customer service clerk, and the hop alloy amount is set as a discountable amount of the product to the customer service clerk. When there is a discount in the range of the discountable amount, this is a case where the discounted amount is subtracted from the discountable amount and applied to a retail store adopting a commission salary system in which a sales staff member's step alloy amount is used.
[0016]
FIG. 1 is a schematic diagram showing a sales management system according to the present embodiment. This sales management system includes a plurality of (two in the figure) sales support terminals 11 having a built-in wireless circuit and one electronic cash register (ECR) 12 functioning as a higher-level device of each sales support terminal 11. It is configured. A wireless base station 13 capable of transmitting and receiving data signals to and from each sales support terminal 11 using wireless communication is connected to the electronic cash register 12 via a wired LAN (Local Area Network) 14. The sales support terminal 11 is an example of a sales support device, is carried by each customer service clerk, is operated by each customer service clerk at the time of business negotiations with customers, and performs product sales operations of each customer service clerk. It is to support. A communication network such as the wireless communication by the wireless base station 13 and the wired LAN 14 and each communication interface provided in each device that performs a communication process with the communication network function as communication means in this embodiment.
[0017]
FIG. 2 is a block diagram showing a main configuration of the electronic cash register 12. As shown in FIG. The electronic cash register is provided through a CPU (Central Processing Unit) 21, a ROM (Read Only Memory) 22 and a RAM (Random Access Memory) 23 forming a control unit main body, a clock unit 24 for measuring date and time, and the LAN 14. A communication interface 25 for controlling data communication, a hard disk drive (HDD) device 26 for storing various data files, a keyboard 27 on which various keys necessary for product registration are arranged, and a bar code attached to each product. A scanner 28, a front display 29 for displaying data and information to an operator, a customer display 30 for displaying data and information to shoppers, a printer 31 for printing receipts, etc. Drawer 32 for In it is configured. The CPU 21 and each of the units 22 to 32 are connected via a bus line 33.
[0018]
The HDD device 26 stores a product file 34 and a salesperson file 35. As shown in FIG. 3A, the product file 34 includes a product code, a product name, a cost, a standard selling price, a discountable amount as discountable information for each product, sales points, a sales amount, and a discount. A product record including data items such as a total amount is stored for each product. The product code is an example of product specifying data for specifying each product, and is a unique code assigned to each product. In this embodiment, instead of individually specifying each product, data for specifying the type of each product is used. However, a code system for specifying each product of the same type may be used. The standard selling price is a desired selling price (general normal price) of each product, that is, a unit price when the product is sold at the store without discount. In this example, the discountable amount is added to each cost of each product. It is the added amount. The discountable amount is the amount of the alloy which is paid to the customer service clerk who sold the product without discounting. The total discount amount is the sum of the discount amounts when each customer service clerk discounts and sells the product.
[0019]
As shown in FIG. 3B, the salesperson file 35 stores salesperson records including data items such as a salesperson code, a name, a status, an actual sales amount, and an amount of pedometer, for each salesperson. I have. The clerk code is a unique code assigned to each customer service clerk, and is data that specifies each customer service clerk. The name is for each customer service clerk, but can also be data specifying each customer service clerk. The status is information for setting, for each customer service clerk, which pattern is to be adopted among three patterns of sales support processing (first to third sales support processing) described later. Incidentally, in this embodiment, the first sales support process is executed for the customer service clerk whose status is set to 1 and the second sales support process is performed for the customer service clerk whose status is set to 2. The sales support process is executed, and the third sales support process is executed for the customer service clerk to whom the status = 3 is set. The actual sales amount is an amount obtained by accumulating actual selling prices (actual selling prices) of the respective products sold by the customer service representatives within a predetermined period. In this embodiment, the step alloy amount is an amount in which the difference between the actual selling price and the cost of each product sold by the customer service clerk within a predetermined period is accumulated. Further, in this embodiment, the step alloy amount is the discount information for each clerk assigned to each customer service clerk, and the discountable information when executing a third sales support process described later. Served as In addition, the actual sales amount and the amount of the alloy are printed together with the person in charge code by the printer 31 or transmitted through the communication interface 25 or the like, and the data is acquired by the salary calculation system. Offered to
[0020]
FIG. 4 is a block diagram showing a main configuration of the sales support terminal 1. As shown in FIG. The sales support terminal 1 includes a CPU 41, a ROM 42, and a RAM 43 that form a control unit main body, a wireless circuit 44 that is a type of communication interface, a power key 45, a scanner 46, a display 47 with a touch panel, and the like. The CPU 41 and each of the units 42 to 47 are connected via a bus line 48. The scanner 46 reads a bar code attached to a product, and a pen-type scanner, a touch-type scanner, or the like is used.
[0021]
As shown in FIG. 5, the RAM 43 stores item data such as a product code, a product name, a standard selling price, a discountable amount, a selling point, and a discount amount in the order of consecutive numbers from 1 (data acquisition order). A product data memory 51, a staff data memory 52 for storing respective item data such as a staff code, a name, a status, and an amount of alloy, and a memory area for a discountable totalizer 53 are formed. The serial number in the product data memory 51 is the number of types of products actually sold in one negotiation transaction with one customer (individual or group).
[0022]
Thus, the sales support terminal 1 has a battery as a driving power supply, and when the power key 45 is operated and input, the power is turned on and the CPU 41 starts the processing shown in the flowchart of FIG.
[0023]
That is, the CPU 41 first clears and initializes each of the memory areas 51, 52, 53 of the RAM 43 as ST (step) 1. Next, the CPU 41 displays a salesperson input screen 60 as shown in FIG. The screen 60 is displayed from ten buttons to which ten kinds of numbers for assigning numerical data such as the person-in-charge code of the customer service representative who operates the sales support terminal 1 are assigned one by one. Numeric keypad 61 (person-in-charge specifying data input means), a person-in-charge code display part 62 for displaying the person-in-charge code entered by the ten-key button 61, and a code displayed on the display part 62 are determined. An OK button 63 for instructing input (acquisition) as a person in charge code and a cancel button 64 for instructing cancellation of the person in charge code are provided.
[0024]
Next, the CPU 41 waits for an instruction to input the person-in-charge code to be issued as ST3. When the CPU 41 detects that the input of the person in charge code is instructed by the input signal from the display 47 with the touch panel, the CPU 41 stores the person in charge code instructed to confirm the input in the person in charge data memory 52 ( The person-in-charge specifying data acquisition means) operates the wireless circuit 44 as ST4, and wirelessly transmits an inquiry message of the person-in-charge data specified by the person-in-charge code to the electronic cash register 12.
[0025]
This inquiry message is received by the wireless base station 13 and sent to the electronic cash register 12 through the wired LAN 14. As a result, the CPU 21 of the electronic cash register 12 searches the sales person file 35 using the person in charge code in the inquiry message as a search key, and retrieves the person in charge code, name, status, amount of alloy, etc. of the corresponding person record. Is transmitted via the communication interface 25 to the sales support terminal 1 of the inquiry source. This person-in-charge data is sent to the wireless base station 13 through the wired LAN 14 and wirelessly transmitted to the sales support terminal 1 of the inquiry source.
[0026]
Therefore, the CPU 41 waits for the response of the staff data in step ST5, and receives the staff data (name, status, pedometer amount, etc.) by the wireless circuit 44 (step alloy amount acquiring means, staff-specific discount information acquiring means). Then, in ST6, predetermined data such as the amount of gait alloy is stored in the staff data memory 52 based on the received data (person-in-charge discount information acquiring means).
[0027]
Next, the CPU 41 causes the display 47 with a touch panel to display a commodity temporary registration start screen 70 as shown in FIG. The screen 70 includes a numeric key button 71 for inputting the sales points of products, a PLU (Price Look Up) code, etc., a multiplication button 72 for instructing that the input data is sales points, and A PLU button 73 (commodity identification data input means) for instructing input (acquisition) as a PLU code after confirmation, a clear button 74 for instructing clearing of the number data, and a numerical value set by the ten-key button 71 are displayed. And a point display section 76 for displaying sales points. The PLU code is a unique code assigned to each product type similarly to the product code, and is data used as a search key when acquiring a standard selling price or the like of each product from the product file 34.
[0028]
Next, the CPU 41 checks the status of the staff data stored in the staff data memory 52 as ST8. When the status is "1", the first sales support process is executed. When the status is "2", the second sales support process is executed. If there is, a third sales support process is executed. Then, when any of the sales support processes is completed, the power is turned off (or, after clearing and initializing each of the memory areas 51, 52, and 53 of the RAM 43, a transition is made to the save mode).
[0029]
FIG. 7 is a flowchart specifically showing the first sales support process. That is, when the status of the clerk data stored in the clerk data memory 52 is “1” and the first sales support process is executed, the CPU 41 first resets the number counter P to “0” in ST11. . Here, the number counter P designates an area of the product data memory 51 for storing the product data acquired based on the input of the product code, and is formed in a predetermined area of the RAM 43 as software. Next, the CPU 41 waits for input of a product code and a sales point of a product to be sold to the customer in ST12. The initial value of the sales point is set to “1”, and when a multiplier is input by the ten-key button 71 and the multiplication button 72 on the commodity temporary registration start screen 70, the multiplier is changed to the multiplier. On the other hand, when the bar code of a product is read by the scanner 46 (product specifying data input means), the product code is a code obtained by decoding the bar code, and the numeric keypad 71, the PLU button 73, and the ), When the PLU code is input, the PLU code is used.
[0030]
When detecting the input of the product code based on the signal from the scanner 46 or the signal from the display 47 with the touch panel, the CPU 41 stores the input product code in the buffer area of the RAM 43 (product specifying data obtaining means) and wirelessly as ST13. The circuit 44 is operated to wirelessly transmit an inquiry message of the product data specified by the product code to the electronic cash register 12.
[0031]
This inquiry message is received by the wireless base station 13 and sent to the electronic cash register 12 through the wired LAN 14. Thus, the CPU 21 of the electronic cash register 12 searches the product file 34 using the product code in the inquiry message as a search key, and searches the product code, the product name, the standard selling price, the discountable amount, and the like of the corresponding product record. Is transmitted via the communication interface 25 to the sales support terminal 1 of the inquiry source. The product data is sent to the wireless base station 13 via the wired LAN 14 and wirelessly transmitted to the inquiry support terminal 1.
[0032]
Then, the CPU 41 waits for a response of the product data in ST14, and if it is confirmed that the product code in the product data received by the wireless circuit 44 matches the code stored in the buffer area of the RAM 43, the CPU 41 proceeds to ST15. After P is incremented by "1", the received data (product code, product name, standard selling price, discountable amount, etc.) is stored in the Pth area (P is the value of the number counter P) of the product data memory 51 as ST16. ) Is stored (commodity specifying data acquisition means, discount possible information acquisition means). In addition, the sales points and the discount amount of 0 yen are stored in the P-th area. Note that the sales point is set to an initial value “1” when no multiplier is input in ST12, and is set to the multiplier when a multiplier is input. Then, when a multiplier is input as a sales point, a value obtained by doubling the selling price and the discountable amount by the multiplier is stored.
[0033]
Next, the CPU 41 displays a discount input screen 80 as shown in FIG. The screen 80 includes a product name display section 81, a sales point display section 82, a price display section 83, a discountable amount display section 84, a numeric keypad 85 for entering a discount amount, and a discount input section. A discount button 86 for fixing the number data and instructing input (acquisition) as a discount amount, a clear button 87 for instructing clearing of the number data, a discount amount display unit 88, It comprises a purchase button 89 for instructing purchase and a cancel button 810 for instructing cancellation of the temporarily registered product. The CPU 41 displays, on the screen 80, the product name of the product whose data is stored in the P-th area of the product data memory 51 in the product name display section 81, the sales point display section 82, the price display section 83, and the discountable amount display section 84. The name, the number of sales, the selling price, and the discountable amount are displayed (discountable amount display means).
[0034]
Next, the CPU 41 waits for the input of the discount amount as ST18, the input of the purchase button 89 as ST19, or the input of the cancel button 810 as ST20. When the CPU 41 detects that a discount has been input by the numeric keypad 85, the discount button 86, and the (discount input unit) based on a signal from the display 47 with the touch panel, the CPU 41 obtains the discount in step ST21. (Commodity discount data acquisition means), the discountable amount displayed on the discountable amount display section 84 of the discount amount input screen 80, that is, the product whose data is stored in the P-th area of the product data memory 51. (Commodity discount discriminating means, discount comparing means). As a result, if the inputted discount amount is larger than the discountable amount, the CPU 41 displays a message “discount impossible” on the discount amount input screen 80 in ST22 (commodity discount appropriateness notification means). On the other hand, if the inputted discount amount is equal to or less than the discountable amount, the CPU 41 stores the discount amount in the P-th area of the product data memory 51 in ST23 and displays a message “ "Discount possible" is displayed (commodity discount appropriateness notification means). If the discount amount has already been stored in the P-th area at the time of storing the discount amount, it is overwritten and stored. After that, it waits until the discount amount is input again, the purchase button 89 is input, or the cancel button 810 is input. When the CPU 41 detects that the purchase button 89 has been input based on a signal from the display 47 with a touch panel, the CPU 41 causes the display 47 with a touch panel to display a temporary product registration screen 90 as shown in FIG. On the other hand, when detecting that the cancel button 810 has been input, the CPU 41 deletes the data stored in the P-th area of the product data memory 51 in ST25. If the number counter P is counted down by "1" in ST26, the process proceeds to ST24, and the display 47 with the touch panel displays the temporary product registration screen 90.
[0035]
The product temporary registration screen 90 includes the same numeric keypad 91, multiplication button 92, PLU button 93, clear button 94, numerical value display unit 95, and score display unit 96 as the product temporary registration start screen 70, as well as the next product. It is composed of a continue button 97 for instructing temporary registration and a confirm button 98 for instructing termination of temporary registration.
[0036]
Therefore, the CPU 41 waits for the continuation button 97 to be input in ST27 or the enter button 98 to be input in ST28. When the CPU 41 detects that the continuation button 97 has been input based on a signal from the display 47 with a touch panel, the CPU 41 returns to ST12 and waits for input of a product code and a sales point of the next product.
[0037]
On the other hand, when detecting that the enter button 98 has been input, the CPU 41 determines whether or not the number counter P is 1 or more. Here, if the number counter P is 0, there is no provisionally registered data to be transmitted to the electronic cash register 2, and thus the first sales support processing ends.
[0038]
On the other hand, if the number counter P is 1 or more, the CPU 41 determines that the product temporary registration data (number, product code, product name, sales price, discountable amount, The sales points and the discount amount) are incorporated into the temporary registration data message together with the clerk code stored in the clerk data memory 52. Then, the wireless circuit 44 is operated to wirelessly transmit the temporarily registered data message to the electronic cash register 2 (data transmitting means). As described above, the CPU 41 ends the first sales support process.
[0039]
FIG. 8 is a flowchart specifically showing the second sales support processing. The same portions as those in the first sales support process shown in FIG. 7 are denoted by the same reference numerals and the description thereof will be omitted, and similar portions will be denoted by the same reference numerals with a dash “′” and only different portions will be described. I do.
[0040]
That is, the CPU 41 starts the second sales support process, and executes each of the processes ST11 to ST16 in order. Then, as ST31, the CPU 41 calculates the discountable amount of each product stored up to the P-th area of the product data memory 51. The sum is stored in the discountable totalizer 53 (discountable totaling means). After that, the CPU 41 causes the display 47 with the touch panel to display the discount amount input screen 80 in ST17. At this time, the discount possible amount display unit 84 displays the product price instead of the product amount data received immediately before. A value obtained by subtracting the sum of the discounts of the products stored up to the P minus first area of the data memory 51 from the value stored in the discountable totalizer 53 (display the discountable amount) means).
[0041]
Further, when the discount amount is input in ST18, the CPU 41 compares the discount amount with the discountable amount in ST21. The discountable amount to be compared at this time is the discount amount on the discount amount input screen 80. The discountable amount displayed on the possible amount display portion 84, that is, the sum of the respective discount amounts stored up to the P minus the first area of the product data memory 51 is stored in the discountable amount totalizer 53. Value is subtracted from the existing value (discount comparing means). That is, in this embodiment, by matching the discount amount of each product stored up to the P minus first area of the product data memory 51, the discrimination means by the discrimination means after the start of the negotiation with the customer By the above, the total discount amount obtained by combining the discount amounts of a plurality of products obtained by the product-specific discount data obtaining means is obtained. Then, by matching the discountable amount of each product stored up to the P-th area of the product data memory 51, the value of the plurality of products acquired by the product-specific discountable information acquisition means during the period is obtained. A total discountable amount obtained by combining the discountable amounts is obtained.
[0042]
Further, when the purchase button 89 is input in ST19, the CPU 41 causes the display 47 with the touch panel to display a temporary product registration screen 90. When the cancel button 810 is input in ST20, the CPU 41 deletes the data stored in the P-th area of the product data memory 51. Other processes of ST22 to ST30 are the same as the first sales support process. By the steps of ST12 to ST18, ST21 ', ST23, ST19, ST32, ST24, and ST27 in FIG. 8, the current value after the start of the negotiation with the customer until the P minus first area of the product data memory 51 is reached. The discount amount and the discountable amount of each of the products that have already been discounted by the input of the discount amount of the product to be discounted, and the P-th area of the product data memory 51 contains The discountable amount is stored.
[0043]
FIG. 9 is a flowchart specifically showing the third sales support process. The same parts as those in the first and second sales support processes shown in FIGS. 7 and 8 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. Similar parts will be denoted by the same reference numerals with dashes “′”. Only the differences will be described.
[0044]
That is, when starting the third sales support process, the CPU 41 first sets the step alloy amount of the customer service sales clerk stored in the clerk data memory 52 in the discountable totalizer 53 as ST41. Thereafter, the CPU 41 proceeds to the process of ST11. When the processes in ST11 to ST16 are sequentially executed, a discount input screen 80 is displayed on the display 47 with the touch panel as ST17. At this time, the discount display unit 84 displays the discount total display 53. The data is displayed (step alloy amount display means).
[0045]
Further, when the discount amount is input in ST18, the CPU 41 compares the discount amount with the discountable amount in ST21. The discountable amount to be compared at this time is also compared with the discountable amount totalizer 53. Data (discount amount comparing means). That is, in ST 21 ′ of FIG. 9, it is determined whether or not the discount is appropriate based on the comparison between the inputted discount amount and the step alloy value of the customer service clerk stored in the clerk data memory 52 (the clerk value). In step ST22 or ST23 in FIG. 9, the result of the determination is reported (individual person-in-charge discount adequacy reporting means).
[0046]
When the purchase button 89 is input in ST19, the CPU 41 adds the amount obtained by subtracting the discount amount from the discount amount of the P-th product data to the data of the discount amount totalizer 53 in ST42 (charge Means for updating individual discountable amount). Other processes in ST20 and ST22 to ST30 are the same as the first and second sales support processes.
[0047]
FIG. 14 is a flowchart showing a main part of the temporary registration data receiving process executed by the CPU 21 of the electronic cash register. That is, when the CPU 21 receives the temporary registration data message received by the wireless base station 13 and transmitted through the wired LAN 14 via the communication interface 25 (data receiving means), the CPU 21 starts this processing.
[0048]
First, the CPU 21 clears the work areas A and B of the RAM 23 to “0” in ST51. In step ST52, the number counter n is reset to "0".
[0049]
Next, if the number counter n is incremented by "1" in ST53, the CPU 21 determines from the temporary registration data message received in ST54 that the product temporary registration data (number is n) of the number n (n is the value of the number counter n). , Merchandise code, merchandise name, sales price, discountable amount, sales points, discount amount) are detected (data analysis means). Then, if the temporary product registration data of the number n is detected in ST55, the CPU 21 adds the temporary product registration data to the data of the sales point, the sales amount, and the total discount corresponding to the same product code in the product file 34 in ST56. The number of sales points, sales price, and discount amount of the registered data are added. In ST57, an amount obtained by subtracting the discount amount from the salable amount of the product temporary registration data is set in the work memory A. Then, the value of the work memory A is added to the work memory B as ST58.
[0050]
Thereafter, the CPU 21 returns to ST53, and if the number counter n is further incremented by "1", the CPU 21 sequentially executes the processing of ST54 to ST58. If it is confirmed in step ST55 that the temporary registration data message received does not include the product temporary registration data with the number n, the CPU 21 detects the person in charge code from the temporary registration data message received in step ST59. (Data analysis means). Then, as ST60, the value of the work memory B is added to the gait alloy amount corresponding to the same clerk code in the salesperson file 35 (a gait alloy amount updating means). As described above, the CPU 21 ends the temporary registration reception processing.
[0051]
In a retail store in which the sales management system of the present embodiment configured as described above is introduced, each customer service clerk carries the sales support terminal 11 and negotiates with the customer. Then, when presenting a discount in the negotiation, the customer service clerk operates the power key 45 of the sales support terminal 11. Then, the person in charge input screen 60 is displayed on the display 47 with the touch panel, and the user enters his / her person in charge code. The person in charge input means may be input by reading the person in charge code converted into a bar code by the scanner 46. In addition, the sales support terminal 11 is provided with a short-range wireless communication function such as Bluetooth (registered trademark), so that the sales support terminal 11 can contactlessly through a communication storage medium such as a wireless card or a mobile phone possessed by a customer service representative. The clerk code may be input by transmitting it to the sales support terminal 11.
[0052]
When the person in charge code is input, person in charge data such as the status set for the person in charge and the current amount of pedestal are downloaded from the electronic cash register 2 to the sales support terminal 11. Then, since the product temporary registration start screen 70 is displayed on the display 47 with the touch panel, the sales clerk scans or key-inputs the product code (barcode or PLU code) of the product to be discounted and temporarily registers the product. Perform Then, merchandise data such as the name of the merchandise specified by the merchandise code, the selling price, the discount amount, and the like are downloaded from the electronic cash register 2 to the sales support terminal 1. Then, the discount input screen 80 is displayed on the display 47 with the touch panel.
[0053]
Here, if the status set for the customer service clerk is “1”, the discountable amount display portion 84 of the discount input screen 80 displays the discountable amount of the product. . Therefore, the customer service clerk presents the customer with a discount amount within the range of the amount displayed on the discountable amount display section 84. As a result, if the customer accepts the discount, the customer service clerk inputs the discount from the discount input screen 80. At this time, if the entered discount amount is within the range of the amount displayed on the discountable amount display section 84, a message "Discount possible" is displayed on the display 47 with the touch panel. The button 89 is operated. Then, the screen of the display 47 with the touch panel is changed to the product temporary registration screen 90.
[0054]
Here, if the customer receives an offer to purchase another product, the customer service clerk operates the continue button 97 on the temporary product registration screen 90, and then inputs the product code of the product to temporarily register the product. Do. Then, the screen of the display 47 with the touch panel is changed to a discount input screen 80, and the discount possible display section 84 displays the discount possible of the product. Also in this case, in the case of performing a discount, the customer service clerk responds to the discount within the range of the amount displayed on the discountable amount display section 84, inputs the discount amount, and then purchases the purchase button 89. Can be operated. When there is no need for a discount, the purchase button 89 is operated without inputting the discount amount.
[0055]
Thus, when the customer decides to purchase a product, the customer service clerk operates the confirm button 98 on the temporary product registration screen 90. Then, the temporary registration data of the product to be sold to the customer, such as the selling price, the number of sales, and the discount amount, is wirelessly transmitted to the electronic cash register 2 together with the clerk code of the customer service clerk. As a result, in the electronic cash register 2, the current sales price, sales points, and discount amount are added to the sales points, sales amount, and discount total of the sales items managed for each product in the product file 34. Sales are registered. In addition, an amount obtained by subtracting the discount amount from the discountable amount of the sales product this time is added to the step alloy amount of the person in charge managed in the sales person file 35.
[0056]
On the other hand, when the status set for the customer service clerk is “2”, the first temporary product registration operates in the same manner as the clerk whose status is “1”. However, when the second product is temporarily registered, the discountable amount is calculated by subtracting the discount amount of the product from the discountable amount of the first product. The discount amount is the sum of the discount amount, and the discount is permitted even when the discount amount is instructed within the range of the discount amount.
[0057]
When the status set for the customer service clerk is “3”, the discount amount displayed on the discount amount display section 84 of the discount amount input screen 80 is the value of the product data. It is not the discountable amount but the current step alloy value of the customer service representative.
[0058]
For example, a product A with a cost of 10,000 yen, a selling price of 15,000 yen, and a discountable amount of 2,000 yen, and a product of cost 20,000 yen, a selling price of 28,000 yen, and a discountable amount of 3,000 yen It is assumed that a business negotiation is performed with a customer who purchases two points B.
[0059]
First, in the case of the customer service clerk whose status is set to "1", the discountable amount for the product A is 2,000 yen, and the discount can be made freely within that range. Also, the discountable amount for the product B is 3,000 yen regardless of the discount amount of the product A, and the discount can be made freely within that range. Then, the customer sales clerk is paid the amount obtained by subtracting the actual discounted amount from the discountable amount as the step alloy amount. Also, even if the discount is applied to the upper limit of the discount amount for each of the product A and the product B, in this case, the customer service sales representative is not paid the amount of alloy, so the store side has a profit of 8,000 yen. Guaranteed.
[0060]
Next, in the case of the customer service clerk whose status is set to “2”, the discountable amount for the first product A is 2,000 yen, and the discount can be made freely within that range. . Here, for example, if a discount of 1,000 yen is made, the discount amount for the second product B is obtained by subtracting the discount amount from the discount amount of the product A to the discount amount of 3,000 yen for the product. The added amount of 1,000 yen is added to 4,000 yen, and the price can be reduced freely within that range. In this case as well, the customer service clerk is paid the amount obtained by subtracting the actual discounted amount from the discountable amount as the step alloy amount. Also, even if the price of 4,000 yen is discounted for the product B, in this case, the customer is not paid the amount of step alloy, and the store is guaranteed a profit of 8,000 yen. Therefore, for example, even if a certain product is discounted to the full discountable price range, a customer who is still hesitant to purchase is further reduced by combining other products with different discountable amounts. And the like, and the opportunity to obtain a commission, that is, the opportunity to sell a product to a customer can be increased.
[0061]
Next, in the case of the customer service clerk set to the status “3”, the amount of pedometer obtained by the customer service clerk up to the present time is the discountable amount of the product. For example, if the current alloy value is 5,000 yen, the discountable amount for the first product A is 5,000 yen, and the discount can be made freely within that range. Here, for example, assuming that 25 million yen is discounted, the discountable amount for the second product B is calculated as follows: the current alloy value is 5,000 yen, and the discountable amount of the product A is 2,000 yen. The amount obtained by adding the amount obtained by subtracting the discount amount of 25,500 yen minus 5 yen is 45,500 yen, and the discount can be made freely within that range. Here, if the price is reduced by 45,500 yen, the amount obtained by subtracting the discount amount of 2,500 yen from the discountable amount of the product A of 2,000 yen to the pedestrian value of the customer service representative of 8,000 yen, −500 yen + 5,000 yen, which is the sum of the discountable amount of Product B minus 3,000 yen minus the discount amount of 4.5 yen −15,000 yen −2,000 yen Is 6,000 yen. At this time, the profit associated with the sales of Product A and Product B is 6,000 yen (Product A: 5,000 yen to 25,500 yen, Product B: 8,000 yen to 45,500 yen). Since the person in charge of the pedometer is reduced by 2,000 yen, the profit of the shop is guaranteed 8,000 yen.
[0062]
As described above, according to the present embodiment, when the customer service clerk inputs the product code of the product to be sold to the customer into the sales support terminal 1, the discountable amount of the product is displayed on the display 47 with the touch panel. Therefore, the customer service clerk can present an appropriate discount amount in negotiations with the customer without knowing in advance the possible discount amount of each product. If the discount is within the range of the discountable amount, the registration is permitted, the temporarily registered product data is transmitted to the electronic cash register 12 and the sales are registered, but the discount amount exceeding the discountable amount is sold. If the information is input to the support terminal 1, a message "discount is not allowed" is displayed and the provisional registration is prohibited. Therefore, it is necessary to prevent the sale at a large discount amount that would impair the profit of the store. Can be. In addition, since it is not necessary to re-register the merchandise provisionally registered in the sales support terminal 11 in the electronic cash register 12, the processing efficiency is improved.
[0063]
In the above embodiment, the first to third sales support processes are selectively executed according to the status set for each customer service clerk. A switch for selecting which of the processes to execute may be provided, and each customer service clerk may execute a desired sales support process. Further, the electronic cash register 12 may be configured to forcibly execute any of the sales support processes commonly to all the customer service clerks.
[0064]
In the above-described embodiment, the upper device of the sales support terminal 11 is the electronic cash register 12. However, a POS (Point Of Sales) terminal or a store controller which is a higher device thereof may be used as the upper device of the sales support terminal 11. Good.
[0065]
In the above-described embodiment, the discountable information stored by the host device for each product is the price itself. However, the ratio of the maximum step alloy amount to the profit amount is stored, and the ratio is calculated by subtracting the cost from the selling price. The profit amount may be multiplied by this ratio to obtain a discountable amount, which may be displayed on the display 47 of the sales support terminal 11. In this case, the calculation of the discountable amount may be performed on the host device (electronic cash register 12) side or on the sales support terminal 11 side.
[0066]
Further, in the above-described embodiment, the sales support terminal 11 connected to the electronic cash register 12 as a higher-level device through a wireless communication by the wireless base station 13 and a communication network communication line such as a wired LAN 14 is referred to as a sales support device. In this example, various data required for sales support operations, such as customer service data and product data, are acquired from the host device each time (such as at the start of negotiations or product identification). If the settings are stored in advance in the apparatus, it is not necessary to configure a network, so that the apparatus can be easily introduced and there is no need to worry about business interruption due to a communication failure.
[0067]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a sales support apparatus and a sales support apparatus capable of preventing a customer service sales representative from performing a business negotiation with a customer at a large discount amount that impairs the profit of the store. A sales management system using the device can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing the overall configuration of a sales management system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a main configuration of an electronic cash register in the sales management system.
FIG. 3 is a schematic diagram showing a record format of a product file and a salesperson file included in the electronic cash register.
FIG. 4 is a block diagram showing a main configuration of a sales support terminal in the sales management system.
FIG. 5 is a schematic diagram showing a main memory area formed in a RAM of the sales support terminal.
FIG. 6 is a flowchart showing a main part of a power key input process executed by a CPU of the sales support terminal.
FIG. 7 is a flowchart specifically showing a first sales support process in FIG. 6;
FIG. 8 is a flowchart specifically showing a second sales support process in FIG. 6;
FIG. 9 is a flowchart specifically showing a third sales support process in FIG. 6;
FIG. 10 is a schematic diagram showing an example of a clerk input screen displayed on the display of the sales support terminal.
FIG. 11 is a schematic diagram showing an example of a product temporary registration start screen displayed on a display of the sales support terminal.
FIG. 12 is a schematic diagram showing an example of a discount input screen displayed on the display of the sales support terminal.
FIG. 13 is a schematic diagram showing an example of a product temporary registration screen displayed on the display of the sales support terminal.
FIG. 14 is a flowchart showing a main part of temporary registration data reception processing executed by the CPU of the electronic cash register in the sales management system.
[Explanation of symbols]
11: Sales support terminal, 12: Electronic cash register (upper device), 13: Wireless base station, 21, 41: CPU, 34: Product file, 35: Sales person file, 44: Wireless circuit, 46: Scanner, 47: display with touch panel, 51: product data memory, 52: staff data memory, 53: discountable totalizer.

Claims

A sales support device that supports the sales clerk of the sales clerk based on the operation by the sales clerk,
A product specifying data obtaining means for obtaining data for specifying a product to be sold to a customer;
Product-specific discount-capable information acquiring means for acquiring discount-capable information of the product based on the product specific data acquired by the product specific data acquiring means,
A product-specific discount data acquisition unit that acquires product-specific discount data as discount data when a product specified based on the product specification data is sold at a discount.
Product-specific determining whether the discount sale of the product is appropriate based on the discount data obtained by the product-specific discount data obtaining means and the discountable information obtained by the product-specific discount information obtaining means. Discount determining means,
A sales support apparatus comprising: a product-specific discount determining unit that reports a determination result by the product-specific discount determining unit.

The merchandise-specific discount determining means includes a plurality of merchandise-specific discount data obtained by the merchandise-specific discount data obtaining means after the commencement of the negotiation with the customer and before the discrimination by the determining means. 2. The sales support according to claim 1, further comprising determining whether the discount sale of the product is appropriate based on the discount availability information of the plurality of products acquired by the product-specific discount availability information acquisition unit. apparatus.

The product-specific discount information obtaining means obtains discount information of a product specified based on the product specifying data as a product-specific discount amount,
The product-specific discount data obtaining means obtains discount data when a product specified based on the product specifying data is discounted and sold as a product-specific discount amount,
The merchandise-specific discount determining means includes a discount total obtained by adding a discount amount of a plurality of commodities obtained by the merchandise-specific discount data obtaining means after the start of the negotiation with the customer and before the determination by the determining means. Based on the magnitude relationship between the amount and the total discounted amount obtained by combining the discountable amounts of the plurality of products acquired by the product-specific discountable information acquisition means during the period, the discount sale of the product is 3. The sales support apparatus according to claim 2, wherein the propriety is determined.

A sales support device that supports the sales clerk of the sales clerk based on the operation by the sales clerk,
Sales person-specific discount information acquiring means for acquiring discountable information assigned to the sales person,
A product specifying data obtaining means for obtaining data specifying a product to be sold to the customer by the sales representative;
A commodity-specific discount data acquiring means for acquiring commodity-specific discount data when discounting a commodity identified based on the commodity specifying data acquired by the commodity specifying data acquiring means,
Based on the merchandise-specific discount data acquired by the merchandise-specific discount data acquiring means and the person-in-charge discount information acquired by the person-in-charge person discount information acquiring means, the propriety of the discount sale of the commodity is determined. A person-in-charge discount determining means for determining;
A sales support apparatus comprising: a clerk discount appropriateness notifying unit for notifying the determination result by the clerk discount determining unit.

Acquisition of a person-specific discount possible amount as the person-specific discount possible information obtained by the person-specific discount information acquisition means,
Acquire a discount amount as commodity-specific discount data obtained by the commodity-specific discount data acquisition means,
5. The sales support apparatus according to claim 4, further comprising a person-in-charge discountable amount updating unit that updates the person-in-charge discount amount based on the acquired discount amount.

It comprises a high-level device that stores at least the standard selling price and discountable information of the product for each product and stores the amount of ga alloy for each salesperson, and a sales support device connected to this high-level device via communication means. ,
The sales support device includes a clerk specifying data input unit for inputting data for specifying a sales clerk to be operated, a product specifying data input unit for inputting data for specifying a product to be sold to a customer, and the product specifying data input. Merchandise-specific discount-possible information acquisition means for acquiring the discount-capable information of a commodity specified based on data input by the means from the higher-level device via the communication means; Means for displaying a discountable amount based on the commodity discountable information obtained by the means, and a discounted amount of the commodity specified based on the data inputted by the commodity identification data inputting means. Discount amount input means, and a discount amount comparison means for comparing the discount amount input by the discount amount input means with the discount amount displayed by the discount amount display means, When the discount amount is less than the discountable amount as a result of the comparison by the discount amount comparing unit, the product specifying data input by the product specifying data input unit and the discount amount input by the discount amount inputting unit are used. Data transmission means for transmitting to the upper apparatus via the communication means together with the person in charge data input by the person in charge data input means,
The higher-level device includes a data receiving unit that receives data transmitted by the data transmitting unit of the sales support device via the communication unit, and a product specifying data, a discount amount, and a person in charge based on the data received by the data receiving unit. A data analysis unit for acquiring specific data; and a sales person specified by the person-in-charge specifying data, the amount obtained by subtracting the discount amount from a standard selling price of the product specified by the product specification data obtained by the data analysis unit. Sales management system comprising: a step alloy amount updating means for adding to a person's step alloy amount.

A high-level device that stores at least the standard selling price and discountable information of the product for each product and stores the amount of ga alloy for each salesperson, and a sales support device connected to the high-level device via communication means. ,
The sales support device includes a clerk specifying data input unit for inputting data for specifying a sales clerk to be operated, a product specifying data input unit for inputting data for specifying a product to be sold to a customer, and the product specifying data input. Merchandise-specific discount-possible information acquisition means for acquiring the discount-capable information of a commodity specified based on data input by the means from the higher-level device via the communication means; Means for summing the discountable amounts of a plurality of products based on the product discountable information obtained by the means, and the total discountable amount of the plurality of products totaled by the discountable amount totaling means. Discount amount display means for displaying as a discount amount, and discount amount input means for inputting the discount amount of each product specified based on the data input by the product specification data input means. A discount comparing means for comparing the discount amount of each product input by the discount input means with the total discountable amount of the plurality of products displayed as a discountable amount by the discountable amount display means; A value displayed by the discount amount display means on the discount amount input by the discount amount input means when the result of the comparison by the discount amount comparison means is that the discount amount is equal to or less than the total sum of the plurality of product discount amounts. A discount subtraction means for subtracting from the discountable amount, a value for summing the discountable amount after the subtraction by the discount amount subtraction means and the discountable amount of the commodity to which the discount amount is newly input by the discount amount input means. Discountable amount total updating means, discountable amount update display means for displaying the discountable amount total updated by the discountable amount total updating means as a new discountable amount, and inputting the commodity specifying data By means The higher-level device includes the input product specifying data and the discount amount input by the discount amount input unit and the discount amount subtracted by the discount amount subtracting unit together with the person-in-charge specifying data input by the person-in-charge specifying data input unit. Data transmission means for transmitting via communication means,
The higher-level device includes a data receiving unit that receives data transmitted by the data transmitting unit of the sales support device via the communication unit, and a product specifying data, a discount amount, and a person in charge based on the data received by the data receiving unit. A data analysis unit for acquiring specific data; and a sales person specified by the person-in-charge specifying data, the amount obtained by subtracting the discount amount from a standard selling price of the product specified by the product specification data obtained by the data analysis unit. Sales management system comprising: a step alloy amount updating means for adding to a person's step alloy amount.

A high-level device that stores at least the standard selling price of the product for each product and stores the amount of gait alloy for each salesperson, and a sales support device connected to this high-level device via communication means,
The sales support device includes a clerk specifying data input unit for inputting data specifying a sales clerk to be operated, and the commission of the sales clerk specified based on the data input by the clerk specifying data input unit. Pedometer value acquisition means for acquiring the price from the higher-level device via the communication means, pedometer value display means for displaying the pedometer value of the salesperson acquired by the pedometer value acquisition means, and a product to be sold to the customer. Product specifying data input means for inputting data to be input, a discount input means for inputting a discount amount of a product specified based on the data input by the product specifying data input means, and the product by the discount input means. When the discount amount is input, the discount amount comparing means compares the discount amount with the gaim alloy value displayed by the step alloy amount display means. When the discount amount is equal to or less than the step alloy value by the step, the commodity specifying data input by the commodity specifying data input means and the discount amount input by the discount input means are input by the person in charge specifying data input means. Data transmission means for transmitting to the higher-level device along with the responsible person identification data via the communication means,
The higher-level device includes a data receiving unit that receives data transmitted by the data transmitting unit of the sales support terminal via the communication unit, a product specifying data, a discount amount, and a person in charge based on the data received by the data receiving unit. A data analysis unit for acquiring specific data; and a sales person specified by the person-in-charge specifying data, the amount obtained by subtracting the discount amount from a standard selling price of the product specified by the product specification data obtained by the data analysis unit. Sales management system comprising: a step alloy amount updating means for adding to a person's step alloy amount.