JP2004249746A - Following traveling control device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自車両前方の追従制御対象車両に追従して走行制御を行うようにした車両用追従走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用追従走行制御装置としては、交差点において右折する自車両に対して、路側で収集した対向直進車両情報、道路線形情報及び自車両情報に基づいて、右折する自車両と直進する対向車両との衝突発生の危険性を判定して、その情報をドライバに提供して衝突の発生を防止し、またドライバの減速が不足の場合には、衝突を回避するために自動的に自車両を停止させるというものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平13−126199号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用追従走行制御装置にあっては、自車両が交差点を直進する場合に自車走行車線を横切る可能性がある対向車線での右折車に対しては、対処することができないという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、自車両が交差点を直進走行する場合に、自車線を横切る可能性がある対向車線の車両が死角となるような障害物が自車両の位置に対し道路の中央線側前方に存在するときに、加速を制限することが可能な車両用追従走行制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用追従走行制御装置は、走行地点検出手段で自車両の走行地点を検出すると共に、道路情報提供手段で道路情報を提供し、これら走行地点及び道路情報に基づいて交差点接近検出手段で、交差点から所定距離手前の範囲を走行中である交差点接近状態を検出し、この交差点接近検出手段で交差点接近を検出したときに、前方物体検出手段で自車両の走行車線前方に物体が検出されず、且つ自車両の位置に対し道路の中央線側前方に物体が検出されたときに加速制限手段で走行制御手段での加速制御を制限する。
ここで道路の中央線側とは、日本国のように左側通行の地域では右側、米国のように右側通行の地域では左側とする。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、交差点において自車両が直進走行する場合に、自車の中央線側前方に、自車両から見た場合に対向する車両であって自車の中央線側と反対側へ横切ろうする車両が死角となる物体が存在するときに、自車両の走行車線前方の物体を検出しない状態となったり、もともと存在しなかったりした場合の自車両の加速を制限することで、対向車両が自車両の存在に気付くことなく右折若しくは左折(左側通行か右側通行かによる)を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作にあたれると共に、自車の中央線側に対向車両から見た場合に死角となる物体が存在しない場合や先行車両が存在する場合には加速を許容するので、運転者に違和感のない加速制御を行うことができるという効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を後輪駆動車に適用した場合の実施形態を示す概略構成図であり、図中、1FL,1FRは従動輪としての前輪、1RL,1RRは駆動輪としての後輪であって、後輪1RL,1RRは、エンジン2の駆動力が自動変速機3、プロペラシャフト4、最終減速装置5及び車軸6を介して伝達されて回転駆動される。
【0008】
前輪1FL,1FR及び後輪1RL,1RRには、夫々制動力を発生する例えばディスクブレーキで構成されるブレーキアクチュエータ7が設けられていると共に、これらブレーキアクチュエータ7の制動油圧が制動制御装置8によって制御される。
ここで、制動制御装置8は、図示しないブレーキペダルの踏込みに応じて制動油圧を発生すると共に、後述する追従制御用コントローラ20からの制動圧指令値PBRに応じて制動油圧を発生し、これをブレーキアクチュエータ7に出力するように構成されている。
【0009】
また、エンジン2には、その出力を制御するエンジン出力制御装置11が設けられている。このエンジン出力制御装置11では、図示しないアクセルペダルの踏込量及び後述する追従制御用コントローラ20からのスロットル開度指令値θ* に応じてエンジン2に設けられたスロットル開度を調整するスロットルアクチュエータ12を制御するように構成されている。また、自動変速機3の出力側に配設された出力軸の回転速度を検出することにより、自車速Vsを検出する車速センサ13が配設されている。
【0010】
一方、車両の前方側の車体下部には、自車両と自車両前方の物体との間の相対距離を検出する前方物体検出手段としての、レーザ光を掃射して車両前方の物体からの反射光を受光するレーダ方式の構成を有する前方物体センサ14が設けられている。
この前方物体センサ14は、通常状態では、路肩の交通標識等を検出することによる先行車両誤認及び検出サンプリング時間の短縮(狭範囲であれば、レーザ光を左右に走査する必要がない)のため、図4(a)に示すように、位置が車両前方にレーザ光を掃射するように固定されて物体検出範囲を狭い範囲として作動しているが、追従制御用コントローラ20から右前方物体検出指令が入力されると、固定位置から右側部を走査するように作動されて、レーザ光の照射範囲を図4(b)に示すように右前方へ拡大し、左側通行における自車両の右前方に位置する右折車両等の障害物を確実に検出する右前方障害物検出機能を有する。
【0011】
また、車体には、自車両の走行位置を検出する走行地点検出手段としての全地球測位システム(GPS:global positioning system)16と、全地球測位システム16から入力された自車位置データとマッチングするための道路情報を格納した、例えばカーナビゲーションシステムで構成される道路情報提供手段としての道路地図データ格納部17が設けられている。
【0012】
そして、車速センサ13から出力される自車速VSと前方物体センサ14から出力される相対距離Lと、全地球測位システム16と道路地図データ格納部17とから出力された自車位置情報が追従制御用コントローラ20に入力され、この追従制御用コントローラ20によって、自車両の走行車線前方の物体を捕捉しているときに相対距離が目標相対距離となるように目標車速を設定して自車速を制御し、自車両の走行車線前方の物体を捕捉していないときに自車速VS を運転者が設定した設定車速VSET に制御し、自車両の走行車線前方の物体を捕捉しておらず且つ交差点において自車右前方に物体を捕捉しているときに自車両の加速を制限する制動圧指令値PBR及び目標スロットル開度θ* を制動制御装置8及びエンジン出力制御装置11に出力する。
【0013】
この追従制御用コントローラ20は、マイクロコンピュータとその周辺機器を備え、マイクロコンピュータのソフトウェア形態により、図2に示す制御ブロックを構成している。
この制御ブロックは、前方物体センサ14でレーザ光を掃射してから前方物体の反射光を受光するまでの時間を計測し、前方物体との相対距離Lを演算する測距信号処理部21と、測距信号処理部21で演算された相対距離L及び自車速VS に基づいて相対距離Lを目標相対距離L* に維持する目標車速VL * を演算する車間距離制御部40と、この車間距離制御部40で演算した目標車速VL * に基づいて目標駆動軸トルクTW * を演算する車速制御部50と、この車速制御部50で演算した目標駆動軸トルクTW * に基づいてスロットルアクチュエータ12及びブレーキアクチュエータ7に対するスロットル開度指令値θR 及び制動圧指令値PBRを演算し、これらをスロットルアクチュエータ12及びブレーキアクチュエータ7に出力する駆動軸トルク制御部60とを備えている。
【0014】
車間距離制御部40は、車速センサ13から入力される自車速VS に基づいて前方物体と自車両との間の目標相対距離L* を算出する目標車間距離設定部42と、この目標車間距離設定部42で算出された目標相対距離L* と、測距信号処理部21から入力される相対距離Lと、自車速VS とに基づいて相対距離Lを目標相対距離L* に一致させるための目標車速VL * を演算する車間距離制御演算部43とを備えている。
【0015】
ここで、目標車間距離設定部42は、自車速VS と、自車両が現在の自車両走行車線の前方物体の後方L0 [m]の位置に到達するまでの時間T0 (車間時間)とから、下記(1)式に従って自車両走行車線の前方物体と自車両との間の目標相対距離L* を算出する。
L* =VS ×T0 +LS …………(1)
この車間時間という概念を取り入れることにより、車速が速くなるほど、相対距離が大きくなるように設定される。なお、LS は停止時相対距離である。
【0016】
また、車間距離制御演算部43は、相対距離L、目標相対距離L* 及び自車速VS に基づいて、相対距離Lを目標相対距離L* に保ちながら追従走行するための目標車速VL * を演算する。
車速制御部50は、追従制御状態であるときには、前方物体センサ14で自車両走行車線の前方物体を捕捉しているときには車間距離制御部40から入力される目標車速VL * と運転者が設定した設定車速VSET との何れか小さい値を目標車速V* として設定し、自車両走行車線の前方物体を捕捉していないときには運転者が設定した設定車速VSET を目標車速V* として設定する目標車速設定部51と、この目標車速設定部51で設定された目標車速V* を制限する目標車速制限部52と、この目標車速制限部52で制限された目標車速V* に自車速VS を一致させるための目標駆動軸トルクTW * を演算する目標駆動軸トルク演算部53とを備えている。
【0017】
また、駆動軸トルク制御部60は、目標駆動トルクTW * を実現するためのスロットル開度指令値θR とブレーキ液圧指令値PBRとを演算し、スロットル開度指令値θR をエンジン出力制御装置11に出力すると共に、ブレーキ液圧指令値PBRを制動制御装置8に出力する。
なお、上述した車間距離制御部40、車速制御部50及び駆動軸トルク制御部60で走行制御手段を構成している。
【0018】
一方、目標車速制限部52では、図3に示す加速制限判断処理を実行する。
この加速制限判断処理は、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処理として実行され、先ず、ステップS1で、前方物体センサ14で検出した相対距離L(n)を読込み、次いでステップS2に移行して、追従走行制御中か否かを判定する。この判定は、前方物体センサ14で自車両の走行車線前方に物体を検出しているか否かによって行い、前方物体センサ14で検出した相対距離L(n)が予め設定された相対距離検出限界LMAX以下であるか否かを判定し、L(n)≦LMAXであるときには、自車両前方に物体を検出しており、追従走行制御中であると判断してステップS3に移行し、右前方障害物検出機能フラグFが“1”であるか否かを判定する。この判定結果が、右前方障害物検出機能フラグFが“1”にセットされている場合にはステップS4に移行して前方物体センサ14に対する右前方物体検出指令をオフ状態とすると共に、右前方障害物検出機能フラグFを“0”にリセットしてステップS5に移行する。
【0019】
このステップS5では、目標車速設定部51で設定された目標車速V*を今回の目標車速V* (n)として設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53へ入力してからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
また、ステップS2の判定結果が、L(n)>LMAXであって、自車両の走行車線前方に物体を検出しておらず、追従走行制御中でないときにはステップS7に移行する。
【0020】
このステップS7では、全地球測位システム16から入力される自車走行地点データを読込み、次いで、ステップS8に移行して、自車走行地点データをもとに道路地図データ格納部17をアクセスして、現在走行地点が交差点手前所定距離から交差点中心までの所定走行領域であるか否かを判定する。所定距離は、交差点において、自車両から見て対向右折車が死角となるような位置に、自車両から見て右前方に右折車両等の障害物が存在する場合を検出するためのもので、例えば交差点手前80〜100メートル程度に設定する。
【0021】
ステップS8の判定結果が、自車両の位置が所定走行領域でないときには、自車両の右前方障害物を検出する必要がないと判断して、前記ステップS3に移行し、右前方障害物検出機能フラグFが“1”であるか否かを判定する。
一方、ステップS8の判定結果が、自車両の位置が交差点手前所定距離から交差点中心までの所定走行領域であるときには、自車両の右前方に位置する右折車両等の障害物を検出する必要があると判断し、ステップS9に移行して、右前方障害物検出機能フラグFが“0”であるか否かを判定する。
【0022】
ステップS9の判定結果が、右前方障害物検出機能フラグFが“0”にリセットされているときには右前方障害物検出機能がオフ状態であるため、ステップS10に移行して前方物体センサ14に対する右前方物体検出指令をオン状態とすると共に、右前方障害物検出機能フラグFを“1”にセットすることにより、前方物体センサ14のレーザ光の走査範囲を右前方へ拡大してからステップS11へ移行する。
【0023】
一方、ステップS9の判定結果が、右前方障害物検出機能フラグFが“1”にセットされているときには右前方障害物検出機能がすでにオン状態であると判断して、直接ステップS11に移行する。
このステップS11では、右前方障害物検出機能により、自車両の右前方に位置する右折車両等の障害物を検出しているか否かを判定し、右折車両等の障害物を検出したときには、交差点において、自車両から見て対向右折車両が死角になっている可能性があるため、自車両の加速を制限する必要があると判断してステップS12に移行する。
【0024】
このステップS12では、前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の加速度を強制的に“0”とする加速制限制御処理を行ってから前記ステップS6に移行する。
一方、前記ステップS11の判定結果が、右前方障害物検出機能により右折車両等の障害物を検出しないときには、自車両から見て対向右折車両が死角になるような障害物が存在しないため自車両の加速を制限する必要はないと判断して前記ステップS5に移行する。
【0025】
この図3の処理において、ステップS8の処理が交差点接近検出手段に対応し、ステップS9〜S12の処理が加速制限手段に対応している。
したがって、今、図4(a)に示すように、左側通行において、直進左折レーンLS及び右折レーンLRが設けられた2車線の車道における交差点手前で自車両MCが前方物体センサ14の右前方障害物検出機能をオフ状態即ち誤検出を防止する狭い検出範囲として直進レーンLSを走行しているものとする。この状態で、自車両MCの走行車線前方に先行車両PCを検出している場合には、前方物体センサ14で検出限界LMAX以下の相対距離L(n)が検出されるので、図3の加速制限判断処理において、ステップS2で追従走行制御中であると判断する。このため、ステップS3を経てステップS5に移行し、目標車速設定部51で設定された相対距離L(n)を目標相対距離L* に保ちながら追従走行するための目標車速VL *に基づく目標車速V*を今回の目標車速V* (n)として設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53へ入力することにより追従走行制御を継続する。したがって、交差点において、対向右折車の挙動に応じて先行車両PCが減速すれば自車両もあわせて減速制御される。
【0026】
一方、図4(b)に示すように、右折レーンLRが設けられた2車線の車道における交差点の手前で自車両が直進レーンLSを先行車PCに追従走行している状態で、先行車両PCが左折したり右折レーンへ車線変更したりするなどにより検出できない状態となった場合には、目標車速設定部51で、運転者が設定した設定車速VSET が目標車速V*として設定され、この目標車速V*が追従走行時の目標車速V*より大きくなる。すなわち、先行車両PCが左折する場合には歩行者等を考慮して減速してから左折し、右折レーンLRに車線変更する場合も対向車両等を考慮して減速するので、これらに応じて自車速Vsも減速制御される。このため、目標車速V*は運転者が設定した設定車速VSET よりも小さくなっている。
【0027】
この場合には、ステップS2からステップS7に移行して全地球測位システム16から自車走行地点データを読込み、次いでステップS8に移行して、自車両が交差点手前所定距離から交差点中心までの所定走行領域に位置するか否かを判定し、所定走行領域に位置する場合には、右前方障害物検出機能がオフ状態であれば、ステップS9からステップS10に移行して右前方障害物検出機能をオン状態にすることにより前方物体センサ14のレーザ光の走査範囲を右前方へ拡大してからステップS11に移行する。
【0028】
このとき、図4(b)に示すように、自車両MCの右前方に右折車両等の障害物が存在することを検出した場合には、ステップS12に移行して前回の目標車速V*(n−1)を今回の目標車速V*(n)として設定することにより、自車両の加速度を強制的に“0”とする加速制限制御処理を行う。
このように、先行車両PCを検出している状態から検出できない状態となったときに、運転者の設定した設定車速VSETへの加速が制限されることにより、死角となる対向右折車が自車両に気付くことなく右折を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作を行うことができる。この状態が、自車両が交差点の中心に達するまで継続される。
【0029】
そして、自車両が交差点中心に達して所定走行領域から脱すると、ステップS8からステップS3に移行し、右前方障害物検出機能はオン状態であるためステップS4へ移行して右前方障害物検出機能をオフ状態にすることにより、前方物体センサ14のレーザ光の走査範囲を狭い範囲に復帰させて右前方障害物の検出を終了する。その後、ステップS5に移行して、目標車速設定部51で運転者が設定した設定車速VSET に設定された目標車速V*を今回の目標車速V* (n)として設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53へ入力することにより、加速制限制御を終了して加速走行制御に移行する。
【0030】
また、自車両が所定走行領域を走行しているときに右前方障害物を検出しない状態となると、ステップS11からステップS5に移行して前方物体センサ14の右前方障害物検出機能をオン状態に維持したまま加速走行制御に移行する。この場合には、自車両から見て対向右折車両が死角となる障害物がないので、運転者が対向右折車両の動向を判断しながら安全走行することができる。しかも、前方物体センサ14の右前方障害物検出機能がオン状態を継続するので、所定走行領域を走行している間に再度右前方に障害物がある場合に確実に検出することができる。
【0031】
また、自車両が所定走行領域を走行しているときに再度先行車両を検出したときには、ステップS2からステップS3を経てステップS4へ移行して前方物体センサ14の右前方障害物検出機能をオフ状態としてステップS5に移行し、目標車速設定部51で設定された相対距離L(n)を目標相対距離L* に保ちながら追従走行するための目標車速VL *に基づく目標車速V*を今回の目標車速V* (n)として設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53へ入力することにより追従走行制御に復帰する。
【0032】
一方、先行車両を検出することなく、運転者の設定した設定車速VSETに基づく目標車速V*で定速走行している状態で、交差点手前の所定走行領域に入り、右前方に障害物を検出したときは、ステップS12に移行して加速制限処理を行って定速走行状態を継続する。また、定速走行状態で、所定走行領域に入り、右前方に障害物を検出しない場合には、運転者が対向右折車両を視認でき、対向右折車両の動向に応じた操作を行うことができるので、ステップS11からステップS5へ移行して、定速走行状態を継続する。
【0033】
また、先行車両を検出しない状態で、自車両が交差点手前所定距離から交差点中心までの所定走行領域でない地点を走行している場合には、ステップS8からステップS3に移行し、右前方障害物検出機能がオフ状態であるため直接ステップS5に移行して目標車速設定部51で運転者が設定した設定車速VSET に設定された目標車速V*を今回の目標車速V* (n)として設定してからステップS6に移行し、目標車速V*(n)を目標駆動軸トルク演算部53へ入力することにより、前方物体センサ14のレーザ光を通常状態の狭範囲で作動したまま定速走行制御を継続する。
【0034】
また、右折レーンのない追越車線及び1つ又は複数の走行車線を有する車道における走行車線の所定走行領域で、自車両の右前方即ち追越車線に車両等の物体を検出した場合にも、上記と同様の動作を行う。
このように、上記実施形態では、自車両が交差点を対向右折車が死角となる可能性がある車線を直進走行するときに、先行車両を検出しない場合で、自車両から見た場合に対向右折車が死角になるような障害物が自車右前方に存在する場合には、自車両の加速を制限することで、対向右折車が自車両の存在に気付くことなく右折を開始した場合であっても、余裕を持って回避操作にあたれると共に、右前方に死角となる物体が存在せず運転者が対向右折車を視認可能な場合には加速を許容するので、運転者に違和感のない走行制御を行うことができる。
【0035】
しかも、道路側に対向車両情報収集手段等を設ける必要がないので、全体のシステム構成を簡略化することができる。
また、自車両が交差点を直進走行するときに、先行車両を検出しない場合にのみ、前方物体センサ14のレーザ光の走査範囲を右前方へ拡大し、自車両の右前方に位置する右折車両等の障害物を検出するので、通常時は検出範囲を前方のみの狭い範囲に絞ることで車両以外の路肩に設置された物体を先行車両として誤検知する可能性を抑えつつ、交差点手前では自車両から対向右折車を死角となる障害物を確実に検知することができる。
【0036】
なお、上記実施形態においては、先行車両PCを検出している状態から検出できない状態となったときに、運転者の設定した設定車速VSETへの加速が制限される構成を示したが、これに加え、自車速が予め設定した制限車速VLTを超える場合にはこれを積極的に制限車速VLTまで減速させる構成としてもよい。具体的には、図5に示すように、ステップS21にて自車速VSが予め設定した制限車速VLT以下である場合はステップS12に移行するが、自車速VSが予め設定した制限車速VLTを超える場合には、ステップS22に移行して制限車速VLTを今回の目標車速V*(n)として設定することにより、加速制限処理として自車速を減速させる処理を行ってからステップS6に移行するようになす。
【0037】
なお、制限車速VLTは予め設定しておくが、具体的には、交差点を安全に通過できると考えられる車速を一律に設定することや、交差点の位置(市街地か郊外か)や交差点の存在する道路の制限車速に応じてナビゲーション装置の地図データに予め交差点ごとに設定することや、或いは走行中の道路の制限車速を路車間通信で取得するようにしてもよい。
【0038】
これにより、先行車両を検出しない状態で、運転者が設定した設定車速VSETに基づく目標車速V*で定速走行している状態で、交差点近傍の所定走行領域に入ったときに、右前方に障害物を検出したときには、自車速VSが制限車速VLTを超えている場合に減速制御するので、前記回避動作にさらに余裕をもたせることができる。
【0039】
なお、上記実施形態においては、加速制限制御処理において、ステップS12で自車両の加速度を強制的に“0”とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、加速度を比較的小さい所定値でリミットするものとしてもよく、加速度を制限するだけでなく、減速制御するものとしてもよい。
また、上記実施形態においては、道路情報提供手段として道路情報を格納した道路地図データ格納部17を適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、道路地図データ格納部17にデータ無線通信機能を設けて道路情報を車外から受信するようにしてもよい。
【0040】
なおさらに、上記実施形態においては、走行制御処理において、目標車速に基づいて目標駆動軸トルクTW * を算出し、目標駆動トルクTW * を実現するためのスロットル開度指令値θR とブレーキ液圧指令値PBRとを演算する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、加減速度を算出し、これらに基づいてエンジン出力制御装置及び制動制御装置を制御するようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施形態においては、前方物体センサ14としてレーザレーダを使用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ミリ波レーダ等の他の測距装置を適用することができる。
さらに、上記実施形態においては、追従制御用コントローラ20でソフトウェアによる演算処理を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、関数発生器、比較器、演算器等を組み合わせて構成した電子回路でなるハードウェアを適用して構成するようにしてもよい。
【0042】
また、上記実施形態においては、後輪駆動車に本発明を適用した場合について説明したが、前輪駆動車に本発明を適用することもでき、また回転駆動源としてエンジン2を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電動モータを適用することもでき、さらには、エンジンと電動モータとを使用するハイブリッド仕様車にも本発明を適用することができる。
【0043】
また、実施形態においては、左側通行を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、右側通行を行う場合には前方物体センサ14で固定位置から左前方へ拡大して走査する左前方障害物検出機能を設ければよく、要は自車走行車線を中央線側からその反対方向に横切る車両が死角となる障害物を検知できればよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の追従制御用コントローラの具体例を示すブロック図である。
【図3】図2の車速制御部における加速制限判断処理を示すフローチャートである。
【図4】右前方障害物検出機能の説明図である。
【図5】図2の車速制御部における加速制限判断処理を示すフローチャートの他の例である。
【符号の説明】
2 エンジン
3 自動変速機
7 ディスクブレーキ
8 制動制御装置
11 エンジン出力制御装置
12 スロットルバルブ
13 車速センサ
14 前方物体センサ
16 全地球測位システム(GPS)
17 道路地図データ格納部
20 追従制御用コントローラ
50 車速制御部
51 目標車速設定部
52 目標車速制限部
53 目標駆動軸トルク演算部
60 駆動軸トルク制御部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle follow-up traveling control device that performs travel control by following a vehicle subject to follow-up control in front of a host vehicle.
[0002]
[Prior art]
As a conventional vehicle following travel control device, an oncoming vehicle that makes a right turn with a self-vehicle that makes a right turn based on on-coming straight-ahead vehicle information, road alignment information, and own-vehicle information collected for the own vehicle that makes a right turn at an intersection To determine the danger of collision with the vehicle and provide that information to the driver to prevent the collision from occurring.If the driver's deceleration is insufficient, the vehicle is automatically shut down to avoid the collision. It is known to stop the operation (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-13-126199
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional vehicle following travel control device, it is possible to cope with a right-turning vehicle in an oncoming lane that may cross the own vehicle traveling lane when the own vehicle travels straight at an intersection. There is an unsolved problem that cannot be solved.
Therefore, the present invention has been made by focusing on the unsolved problem of the above conventional example, and when the own vehicle travels straight at the intersection, the vehicle in the oncoming lane that may cross the own lane is a blind spot. It is an object of the present invention to provide a vehicle cruising control device capable of limiting acceleration when such an obstacle exists ahead of the position of the host vehicle on the center line side of the road.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a vehicle following traveling control device according to the present invention detects traveling points of an own vehicle by traveling point detecting means, provides road information by road information providing means, and outputs these traveling points and Based on the road information, the intersection approach detection means detects an intersection approach state where the vehicle is traveling a predetermined distance before the intersection, and when the intersection approach detection means detects the intersection approach, the forward object detection means automatically detects the intersection approach state. When an object is not detected in front of the traveling lane of the vehicle and an object is detected in front of the position of the host vehicle on the center line side of the road, the acceleration control unit limits the acceleration control by the traveling control unit.
Here, the center line side of the road is defined as the right side in a left-hand traffic area such as Japan and the left side in a right-hand traffic area such as the United States.
[0006]
【The invention's effect】
According to the present invention, when the vehicle travels straight ahead at the intersection, the vehicle is located on the front side of the center line of the vehicle, facing the vehicle when viewed from the vehicle, and traverses to the side opposite to the center line of the vehicle. When there is an object in the blind spot of the vehicle to be cut, the vehicle will not detect an object in front of the traveling lane of the own vehicle, or by limiting the acceleration of the own vehicle when it does not exist originally, Even if the vehicle starts turning right or left (depending on left-hand or right-hand traffic) without noticing the existence of the vehicle, the driver can avoid the collision with sufficient margin, and Acceleration is permitted when there is no blind spot when viewed from the oncoming vehicle or when there is a preceding vehicle, so that an effect is obtained that acceleration control can be performed without discomfort for the driver.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment in which the present invention is applied to a rear-wheel drive vehicle. In the drawing, 1FL and 1FR are front wheels as driven wheels, and 1RL and 1RR are rear wheels as drive wheels. The rear wheels 1RL, 1RR are driven to rotate by the driving force of the
[0008]
Each of the front wheels 1FL, 1FR and the rear wheels 1RL, 1RR is provided with a
Here, the
[0009]
Further, the
[0010]
On the other hand, on the lower part of the vehicle body on the front side of the vehicle, reflected laser light is emitted from an object in front of the vehicle by sweeping laser light as front object detection means for detecting a relative distance between the host vehicle and an object in front of the vehicle. Is provided with a
In the normal state, the
[0011]
In addition, the vehicle body is matched with a global positioning system (GPS) 16 as a traveling point detecting means for detecting a traveling position of the own vehicle and own vehicle position data input from the
[0012]
The own vehicle speed V output from the
[0013]
The
This control block measures the time from when the
[0014]
The inter-vehicle distance control unit 40 calculates the own vehicle speed V input from the vehicle speed sensor 13.STarget relative distance L between the forward object and the host vehicle based on*And a target relative distance L calculated by the target inter-vehicle
[0015]
Here, the target inter-vehicle
L*= VS× T0+ LS ............ (1)
By adopting the concept of the inter-vehicle time, the relative distance is set to increase as the vehicle speed increases. Note that LSIs the relative distance at stop.
[0016]
The inter-vehicle distance
The vehicle speed control unit 50 is configured to output the target vehicle speed V input from the following distance control unit 40 when the
[0017]
Further, the drive shaft
The inter-vehicle distance control unit 40, the vehicle speed control unit 50, and the drive shaft
[0018]
On the other hand, the target
This acceleration limit determination process is executed as a timer interrupt process at predetermined time intervals (for example, 10 msec). First, in step S1, the relative distance L (n) detected by the
[0019]
In this step S5, the target vehicle speed V set by the target vehicle
Further, when the determination result of step S2 is L (n)> LMAXIf no object is detected in front of the traveling lane of the host vehicle and the following traveling control is not being performed, the process proceeds to step S7.
[0020]
In this step S7, the vehicle traveling point data input from the
[0021]
If the result of the determination in step S8 is that the position of the own vehicle is not in the predetermined traveling area, it is determined that it is not necessary to detect the right front obstacle of the own vehicle, and the process proceeds to step S3, where the right front obstacle detection function flag is set. It is determined whether or not F is "1".
On the other hand, when the result of the determination in step S8 is that the position of the own vehicle is in a predetermined traveling area from a predetermined distance before the intersection to the center of the intersection, it is necessary to detect an obstacle such as a right-turn vehicle located to the front right of the own vehicle. The process proceeds to step S9 to determine whether or not the right front obstacle detection function flag F is "0".
[0022]
When the result of the determination in step S9 is that the right front obstacle detection function flag F has been reset to “0”, the right front obstacle detection function is in the OFF state, so the flow proceeds to step S10 and the right By setting the front object detection command to the ON state and setting the right front obstacle detection function flag F to "1", the scanning range of the laser light of the
[0023]
On the other hand, if the result of the determination in step S9 is that the right front obstacle detection function flag F is set to "1", it is determined that the right front obstacle detection function is already on, and the process directly proceeds to step S11. .
In this step S11, it is determined whether or not an obstacle such as a right-turn vehicle located right ahead of the own vehicle is detected by the right-front obstacle detection function. In, since the oncoming right-turning vehicle may be in a blind spot when viewed from the own vehicle, it is determined that it is necessary to limit the acceleration of the own vehicle, and the process proceeds to step S12.
[0024]
In this step S12, the previous target vehicle speed V*(N-1) is the current target vehicle speed V*By setting as (n), the acceleration limit control process for forcibly setting the acceleration of the vehicle to “0” is performed, and then the process proceeds to step S6.
On the other hand, when the result of the determination in step S11 indicates that no obstacle such as a right-turning vehicle is detected by the right-front obstacle detecting function, there is no obstacle such that the right-turning opposite vehicle becomes a blind spot when viewed from the own vehicle. Then, it is determined that there is no need to limit the acceleration of the process, and the process proceeds to step S5.
[0025]
In the process of FIG. 3, the process of step S8 corresponds to the intersection approach detecting means, and the processes of steps S9 to S12 correspond to the acceleration limiting means.
Therefore, as shown in FIG. 4A, when the vehicle is traveling on the left side, the own vehicle MC is obstructed by the
[0026]
On the other hand, as shown in FIG. 4B, in a state where the own vehicle is following the preceding vehicle PC on the straight lane LS just before the intersection on the two-lane road where the right turn lane LR is provided, the preceding vehicle PC If the vehicle cannot be detected due to turning left or changing lanes to the right turning lane, the target vehicle
[0027]
In this case, the process proceeds from step S2 to step S7 to read the traveling point data of the own vehicle from the
[0028]
At this time, as shown in FIG. 4B, when it is detected that an obstacle such as a right-turning vehicle exists right ahead of the host vehicle MC, the process proceeds to step S12, and the previous target vehicle speed V*(N-1) is the current target vehicle speed V*By setting as (n), acceleration limit control processing for forcibly setting the acceleration of the vehicle to “0” is performed.
As described above, when the state in which the preceding vehicle PC is detected cannot be detected, the set vehicle speed V set by the driver is used.SETEven if the oncoming right-turn vehicle that becomes a blind spot starts right-turning without noticing the host vehicle, the avoidance operation can be performed with a margin by restricting the acceleration to the right. This state is continued until the vehicle reaches the center of the intersection.
[0029]
When the vehicle reaches the center of the intersection and exits the predetermined traveling area, the process proceeds from step S8 to step S3. Since the right front obstacle detection function is ON, the process proceeds to step S4 to execute the right front obstacle detection function. Is turned off, the scanning range of the laser beam of the
[0030]
Further, when the right front obstacle is not detected when the own vehicle is traveling in the predetermined traveling area, the process proceeds from step S11 to step S5, and the right front obstacle detection function of the
[0031]
When the preceding vehicle is detected again while the own vehicle is traveling in the predetermined traveling area, the process proceeds from step S2 to step S4 via step S3, and the right front obstacle detection function of the
[0032]
On the other hand, the vehicle speed V set by the driver is detected without detecting the preceding vehicle.SETTarget vehicle speed V based on*When the vehicle is traveling at a constant speed and enters a predetermined traveling area just before the intersection and detects an obstacle to the front right, the process proceeds to step S12 to perform acceleration restriction processing and continue the constant speed traveling state. In addition, when the vehicle enters a predetermined traveling region and does not detect an obstacle in the front right direction in the constant speed traveling state, the driver can visually recognize the oncoming right-turning vehicle and can perform an operation according to the movement of the oncoming right-turning vehicle. Therefore, the process shifts from step S11 to step S5 to continue the constant speed traveling state.
[0033]
If the host vehicle is not traveling in a predetermined traveling area from the predetermined distance before the intersection to the center of the intersection without detecting the preceding vehicle, the process proceeds from step S8 to step S3, and the right front obstacle detection is performed. Since the function is in the off state, the process directly proceeds to step S5 and the set vehicle speed V set by the driver in the target vehicle speed setting unit 51.SETTarget vehicle speed V set to*Is the current target vehicle speed V*(N), the process proceeds to step S6, and the target vehicle speed V*By inputting (n) to the target drive shaft
[0034]
Also, in a predetermined traveling region of the traveling lane in a lane having one or more traveling lanes without a right turn lane, even when an object such as a vehicle is detected in the right front of the own vehicle, that is, in the overtaking lane, The same operation as above is performed.
As described above, in the above-described embodiment, when the own vehicle travels straight ahead in a lane where the vehicle may turn into a blind spot, the vehicle may turn right in the intersection when the vehicle does not detect the preceding vehicle. If there is an obstacle in front of the host vehicle that may cause a blind spot in the vehicle, limiting the acceleration of the host vehicle may cause the oncoming right-turn vehicle to start turning right without noticing the presence of the host vehicle. However, the driver can perform the avoidance operation with plenty of time, and if the driver can see the oncoming right-turn car without any blind spot in the front right, acceleration is allowed. No running control can be performed.
[0035]
Moreover, since it is not necessary to provide oncoming vehicle information collecting means or the like on the road side, the overall system configuration can be simplified.
In addition, when the own vehicle travels straight ahead at the intersection, only when the preceding vehicle is not detected, the scanning range of the laser beam of the
[0036]
In the above-described embodiment, when a state in which the preceding vehicle PC is detected cannot be detected, the set vehicle speed V set by the driver is used.SETAlthough the configuration in which the acceleration to the vehicle speed is restricted is shown, in addition to this, the own vehicle speed is set to a preset vehicle speed limit VLTIf the vehicle speed exceeds VLTIt may be configured to decelerate to the maximum speed. More specifically, as shown in FIG.SIs the preset vehicle speed VLTIf it is less than or equal to the above, the process proceeds to step S12,SIs the preset vehicle speed VLTIf the vehicle speed exceeds the limit vehicle speed VLTIs the current target vehicle speed V*By setting as (n), the process proceeds to step S6 after performing the process of decelerating the own vehicle speed as the acceleration limiting process.
[0037]
Note that the vehicle speed limit VLTIs set in advance.Specifically, the vehicle speed that can safely pass through the intersection is set uniformly, or the position of the intersection (city or suburb) and the speed limit of the road where the intersection exists Accordingly, the vehicle speed may be set in advance in the map data of the navigation device for each intersection, or the vehicle speed limit of the traveling road may be obtained by road-to-vehicle communication.
[0038]
As a result, the set vehicle speed V set by the driver in a state where the preceding vehicle is not detected.SETTarget vehicle speed V based on*When the vehicle is traveling at a constant speed and enters a predetermined traveling area near the intersection, and detects an obstacle to the front right, the vehicle speed VSIs the vehicle speed limit VLTIs exceeded, the deceleration control is performed, so that the avoidance operation can be given more margin.
[0039]
In the above-described embodiment, a case has been described in which the acceleration of the host vehicle is forcibly set to “0” in step S12 in the acceleration limit control process. However, the present invention is not limited to this. Limiting may be performed at a predetermined value, and not only acceleration may be limited, but also deceleration control may be performed.
Further, in the above embodiment, the case where the road map
[0040]
Furthermore, in the above embodiment, the target drive shaft torque T based on the target vehicle speed in the travel control process.W *Is calculated and the target driving torque TW *Throttle opening command value θ to achieveRAnd brake fluid pressure command value PBRHas been described, but the present invention is not limited to this. The acceleration / deceleration may be calculated, and the engine output control device and the brake control device may be controlled based on the calculated acceleration / deceleration.
[0041]
In the above embodiment, the case where the laser radar is used as the
Furthermore, in the above-described embodiment, the case has been described in which the arithmetic processing by software is performed by the
[0042]
Further, in the above embodiment, the case where the present invention is applied to a rear wheel drive vehicle has been described. However, the present invention can also be applied to a front wheel drive vehicle, and a case where the
[0043]
Further, in the embodiment, the case where the vehicle travels on the left side has been described. However, the invention is not limited to this. It suffices to provide a front obstacle detection function, that is, it is only necessary to detect an obstacle in which a vehicle crossing the own vehicle traveling lane from the center line side in the opposite direction becomes a blind spot.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a specific example of the tracking control controller of FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart illustrating an acceleration restriction determination process in a vehicle speed control unit in FIG. 2;
FIG. 4 is an explanatory diagram of a right front obstacle detection function.
FIG. 5 is another example of a flowchart showing an acceleration restriction determination process in the vehicle speed control unit in FIG.
[Explanation of symbols]
2 Engine
3 automatic transmission
7 Disc brake
8 Brake control device
11 Engine output control device
12 Throttle valve
13 Vehicle speed sensor
14 Forward object sensor
16 Global Positioning System (GPS)
17 Road map data storage
20 Tracking control controller
50 Vehicle speed control unit
51 Target vehicle speed setting section
52 Target vehicle speed limiter
53 Target drive shaft torque calculator
60 Drive shaft torque control unit
Claims (3)
自車両の走行地点を検出する走行地点検出手段と、自車両が走行する道路情報を有する道路情報提供手段と、前記走行地点検出手段で検出した走行地点及び前記道路情報提供手段で提供される道路情報に基づいて自車両が交差点から所定距離手前の範囲を走行中であることを検出する交差点接近検出手段と、該交差点接近検出手段で交差点接近を検出したときに、前記前方物体検出手段で自車両の走行車線前方に物体が検出されず、且つ自車両の位置に対し道路の中央線側前方に物体が検出されたときに、前記走行制御手段での加速制御を制限する加速制限手段とを備えたことを特徴とする車両用追従走行制御装置。A forward object detecting means for detecting an object in front of the own vehicle, a vehicle speed detecting means for detecting a vehicle speed of the own vehicle, and a self-vehicle when the object is not detected in front of the own vehicle traveling lane by the forward object detecting means. Constant speed traveling control to control the set vehicle speed, and when an object is detected in front of the own vehicle traveling lane, the own vehicle speed, based on the relative positional relationship between the detected object and the own vehicle with the set vehicle speed as an upper limit And a cruise control means capable of performing cruise control for controlling the vehicle speed to be the target vehicle speed to be calculated.
Traveling point detecting means for detecting a traveling point of the own vehicle, road information providing means having information on a road on which the own vehicle travels, a traveling point detected by the traveling point detecting means, and a road provided by the road information providing means Intersection approach detection means for detecting that the vehicle is traveling a predetermined distance before the intersection based on the information; and when the intersection approach detection means detects the intersection approach, the forward object detection means detects Acceleration limiting means for limiting acceleration control by the travel control means, when an object is not detected in front of the traveling lane of the vehicle and an object is detected in front of the position of the host vehicle on the center line side of the road. A follow-up running control device for a vehicle, comprising:
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