JP2004249386A

JP2004249386A - Power tool

Info

Publication number: JP2004249386A
Application number: JP2003040950A
Authority: JP
Inventors: Tomomasa Nishikawa; 智雅西河; Shinki Otsu; 新喜大津; Jinichi Yokoyama; 仁一横山
Original assignee: Hitachi Koki Co Ltd
Current assignee: Koki Holdings Co Ltd
Priority date: 2003-02-19
Filing date: 2003-02-19
Publication date: 2004-09-09

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a power tool for reducing noise by particularly improving a shape in the vicinity of a delivery port of a diffuser arranged on the outer peripheral part side of a centrifugal fan. <P>SOLUTION: An air delivery port 4a is formed in a position opposed to the outer peripheral edge of a fan body 14 of a gear cover 4. The diffuser 12 surrounding the centrifugal fan and communicating with the air delivery port is arranged outward in the radial direction of the centrifugal fan 13 in the gear cover. The vicinity of an air exhaust part 12-2 of the diffuser forms a shape of turning to the upstream side opening edge 4a1 of the delivery port in the fan rotational direction. The vicinity of the air exhaust part forms an expanding passage (e1<e2<e3) for gradually expanding in a distance between the outer edge of the centrifugal fan and an inner peripheral surface in the vicinity of the air exhaust part toward the delivery port. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は単一方向回転の遠心ファンを備えた電動工具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
電動工具の小型化、高出力化、低騒音化の要求から、小型で冷却能力が高く、騒音の小さいモータ冷却ファン及びファン周辺の開発の必要性が高まっている。そこで風量増加と騒音低減を目的として、羽根の形状の最適化が提案されている。（例えば特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−１５３１９４号公報
【０００４】
図４、図５に示されるように、特許文献１記載の冷却ファン１１３の複数の羽根１１５は、空気をファン本体１１４の半径方向外方に排出するために、ファン本体１１４の一面側においてファン本体１１４の所定半径位置から外縁まで延び、ファン本体１１４の周方向に沿って所定ピッチで配列され、一面側から図示せぬ駆動軸の軸方向に突出して設けられている。
【０００５】
冷却ファン１１３を回転させると、遠心作用により空気にエネルギが与えられ，空気は、羽根１１５の内端である入口部より羽根１１５およびファンガイド１１１により形成された風路を通過して羽根１１５の外周部である出口部より半径方向外方に排出される。
【０００６】
ここで冷却ファン１１３は、羽根１１５をファン本体１１４の所定半径位置から半径方向外方に延びる方向に対し回転方向と逆方向の傾斜を設けている。これはファン回転時の騒音は一般に流速に寄与するものが多く、流体騒音は流速の６乗に比例すると言われていることから、ファン回転時にファン内部の羽根１１５間を通過する流速をファンの回転周速度よりもを遅くすることで低騒音化を図るためである。また、羽根１１５のファン本体１１４からの突出長は、ファン回転時において羽根の内径側頂点から外周側まで流速が等しくなるかもしくは徐々に遅くなるように設定されている。具体的には、各羽根間のファン本体１１４周方向の間隔Ｌと羽根１１５の突出長ｈの積からなる面積と、直径Ｄとの積が各半径位置においてほぼ等しくすることにより騒音を低減している。即ち、図１２に示されるように、Ｌ×ｈ×Ｄが一定となるようにして、円滑に冷却風が流れて騒音低減の効果が発揮される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上記した先行技術１記載の遠心ファン１１３を、電動工具の外枠体内に配置したとき、図示せぬモータを回転させると、遠心ファンの回転により図示せぬ外枠体とモータとの間を空気が軸方向に流れ、羽根の内端である入口部より羽根およびファンガイドにより形成された風路を通過して羽根の外周部である出口部より半径方向外方に排出される。よって外枠体において、ファン本体の外周縁に対向する位置に空気吐出口を形成するのが、省スペースの観点から有利である。しかし上記した先行技術１記載の遠心ファンは、風量増と騒音低減は実現できるが、かような遠心ファンと吐出口との位置関係により、外枠体外部から遠心ファンを直接臨むことができ、音源である遠心ファンを遮音することができない。よって更なる低騒音化を行うにあたっては遠心ファン単体による改良には限界がある。
【０００８】
そこで本発明は、遠心ファンの外周部側に設けられたデフューザの特に吐出口付近の形状を改良して低騒音化が実現可能な電動工具を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、外枠体と、該外枠体内に設けられたモータと、該外枠体内に設けられ該モータの駆動軸に同軸固定されて駆動軸と共に回転する遠心ファンと、該駆動軸に連結された出力部とを備え、該遠心ファンは、円板状のファン本体と、該モータの軸方向に沿う空気を該ファン本体の半径方向外方に流すために該ファン本体の所定半径位置から外周縁まで延び該ファン本体の周方向に沿って所定ピッチで形成された複数の羽根とを有する電動工具において、該外枠体において、該ファン本体の外周縁に対向する位置には空気吐出口が形成され、該外枠体内であって該遠心ファンの半径方向外方には該遠心ファンを取り囲むように該空気吐出口に連通するディフューザが設けられ、該ディフューザの空気排出部付近はファン回転方向における該吐出口の上流側の開口縁に向かう形状をなすと共に、該空気排出部付近は、該吐出口に向かうに従って、該遠心ファンの外縁と該空気排出部付近の内周面との距離が徐々に広くなる拡大通路をなしている電動工具を提供している。
【００１０】
ここで、該遠心ファンの周方向における該拡大通路部の幅は、該遠心ファンの羽根間隔の１〜３倍であるのが好ましい。また該拡大通路部は、該空気排出部付近のディフューザの肉厚を該吐出口に向かって徐々に薄くするように該内周面側をテーパ状にして提供され、該拡大通路部の排出端は、該吐出口のうちファン回転方向における上流側の該開口縁に繋がっているのが好ましい。
【００１１】
【発明実施の形態】
本発明の電動工具を研削工具（ディスクグラインダ）に適用した実施の形態について、図１乃至図３に基づき説明する。図１はディスクグラインダ１の全体構造を示しており、後方よりテールカバー２、モータハウジング３、ギヤカバー４の順に接続されて外枠体を構成する。テールカバー２の後端部には吸気口２ａが形成されている。モータハウジング３内には駆動軸５を有するモータ６が収納され、またモータハウジング３とモータ６との間は環状の空間が提供される。モータ６の前方にはファンガイド１１がモータハウジング３に固定されている。
【００１２】
ギヤカバー４内であってファンガイド１１の前方には、遠心ファン１３が駆動軸５に固定されて駆動軸５と共に回転可能に設けられている。またギヤカバー４において、遠心ファン１３の半径方向外方位置には、空気吐出口４ａが形成されている。ギヤカバー４内において、遠心ファン１３の半径方向外方の周囲を取り囲むように、空気吐出口４ａに連通するディフューザ１２が設けられている。
またギヤカバー４内には駆動軸５に固定されたピニオンギヤ７と出力部たる出力軸９に固定されたギヤ８を含む動力伝達機構が配置され、ピニオンギヤ７がギヤ８と噛合して、モータ６の回転を出力軸９に伝達している。そして出力軸９には研削部材１０が固定されている。
【００１３】
モータ６の駆動軸５が回転すると、ピニオンギヤ７とギヤ８の噛合により出力軸９に回転が伝達され，出力軸９に取付けられた研削部材１０が回転して研削作業が行なわれる。このとき、駆動軸５に固着された遠心ファン１３の回転により、テールカバー２の吸気口２ａよりａ１、ａ２のように冷却風が導入される。その後モータハウジング３とモータ６により形成された風路ｂを通過し、遠心ファン１３の内径部より半径方向外方に冷却風が流れ、冷却風はディフューザ１２の内周面に沿って流れて吐出口４ａに至り外部に流出して、モータ６が冷却される。
【００１４】
図２はギヤカバー４内部の遠心ファン１３が設置されているファン室１６の部分断面図であり、上述した吐出口４ａはファン室１６に開口している。遠心ファン１３は矢印Ａで示す方向に回転する。遠心ファン１３は、円板状のファン本体１４と、ファン本体１４に一体に設けられた複数の羽根１５を有する。複数の羽根１５は、モータ６の軸方向に沿う空気をファン本体１４の半径方向外方に流すためにファン本体１４の所定半径位置から外周縁まで延びファン本体１４の周方向に沿って所定ピッチで形成されている。そして羽根１５は、ファン本体１４の所定半径位置から半径方向外方に延びる方向に対し回転方向Ａと逆方向に傾斜している。
【００１５】
ディフューザ１２は断面が略円形をなしているが、その空気排出部１２―２付近は吐出口４１ａのうちファン回転方向における上流側の開口縁４ａ１に向かう形状をなすと共に、空気排出部１２―２付近は、吐出口４ａに向かうに従って、遠心ファンの外縁と空気排出部付近のディフューザ１２の内周面との距離が徐々に広くなる拡大通路をなしている（ｅ１＜ｅ２＜ｅ３）。詳細には、該空気排出部付近のディフューザの肉厚が吐出口４ａに向かって徐々に薄くなるように、ディフューザ内周面側がテーパ加工され、拡大通路部の排出端は、吐出口４ａのうちファン回転方向における上流側の開口縁４ａ１に繋がっている。
【００１６】
遠心ファン１３が矢印Ａ方向に回転していると、吐出口４ａのうち回転方向下流側の開口縁４ａ２側にあるディフューザ部分（１２−１）と遠心ファン１３との間にある空気の圧力がファン室１６内では最も低く、空気排出部１２−２側にある空気の圧力が最も高い。羽根１５の外縁が吐出口４ａ上に至ったときに、ディフューザ１２が存在しなくなるので、圧力が急激に開放されて、騒音の原因となるが、上述した実施の形態によれば、空気排出部１２―２において、徐々に通路の断面積が吐出口に向かって拡大していくので、その分流速を低下させることができ、羽根１５の外縁が吐出口４ａ上に至ったときの圧力の急変の度合いを低下できる。
【００１７】
また、ディフューザ１２の排出端は、吐出口４ａのうちファン回転方向における上流側の開口縁４ａ１に繋がっているので、吐出口４ａの開口面積を最大限利用することができる。具体的には、ディフューザ１２の排出端側の肉厚が一定と仮定すると、空気は図３に示されるような破線部に沿って流れるため、吐出口４ａのうち図３のＸに示す領域分が活用されないこととなり、その分排出効率が低下することになるが、上述した構成により、空気は吐出口４ａの上流側開口縁４ａ１を通過でき、風量の低下をもたらすことがなくなり、モータ６を効率的に冷却することができる。
【００１８】
また、遠心ファン１３の周方向におけるディフューザ１２が規定する排出部１２−２側の拡大通路部の幅（ファン本体周方向における幅）ｆ１は、遠心ファンの羽根間隔ｆ２の１〜３倍である。
これは、ｆ１がｆ２よりも小さいと、ディフューザ１２の排出端側における内周面の傾斜が急激過ぎ、また、ｆ１がｆ３の３倍を越えると、ディフューザ１２の肉厚が一定の場合と同様となり、いずれの場合も羽根１５の外縁がディフューザを通過した直後で吐出口４ａ上に至ったときの圧力の急変の問題を解決できなくなるからである。
【００１９】
ディフューザ排出端部の通路断面積が徐々に広がっている本実施の形態による場合（ｅ３−ｅ１＝１．５ｍｍ）と、図３の破線に示すように排出端部の通路断面積が一定の場合の騒音値を表１に比較した。広げ幅ｆ１は羽根間隔ｆ２と同じであった。なお表１において、全体騒音とは、可聴帯域である０〜２０ｋＨｚにおける騒音であり、羽根成分騒音とはピーク音を発生する１４ｋＨｚにおける騒音である。
【表１】

表１から明らかなように、本実施の形態におけるディスクグラインダは、全体騒音、羽根騒音共に騒音を低下できることが判る。
【００２０】
本発明による電動工具は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。例えば、電動工具はディスクグラインダに限定されず、切断工具や電動ドリル、ネジ締め機などに適用可能である。また、羽根間隔ｆ２が羽根毎に異なる不等ピッチファンにした場合でも、拡大通路部の幅ｆ１を羽根平均間隔の１〜３倍に設定すると圧力上昇の緩和を最適に行うことができ騒音が低下できる。
【００２１】
【発明の効果】
請求項１記載の電動工具によれば、外枠体においてファン本体の外周縁に対向する位置に空気吐出口が形成され、外枠体内であって遠心ファンの半径方向外方には遠心ファンを取り囲むように空気吐出口に連通するディフューザが設けられ、ディフューザの空気排出部付近はファン回転方向における吐出口の上流側の開口縁に向かう形状をなすと共に、空気排出部付近は、吐出口に向かうに従って、遠心ファンの外縁と空気排出部付近の内周面との距離が徐々に広くなる拡大通路をなしているので、遠心ファンが発生させる圧力上昇を風吐出口近傍で緩和させ、騒音を低下させることができる。
【００２２】
請求項２記載の電動工具によれば、遠心ファンの周方向における該拡大通路部の幅は、該遠心ファンの羽根間隔の１〜３倍に設定されているので、圧力上昇の緩和を最適に行うことができ、効率よく騒音を低下させることができる。
【００２３】
請求項３記載の電動工具によれば、拡大通路部は、空気排出部付近のディフューザの肉厚を吐出口に向かって徐々に薄くすることにより提供されるので、簡単な機械加工にて所望のディフューザ形状を得ることができ、また、拡大通路部の排出端は、吐出口のうちファン回転方向における上流側の開口縁に繋がっているので、吐出口の開口面積を最大限生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による電動工具を研削工具に適用した実施の形態を示す部分断面図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿ったギヤカバー内部の遠心ファンが設置されているファン室の部分断面図であり、ディフューザの形状を説明した図。
【図３】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿ったギヤカバー内部の遠心ファンが設置されているファン室の部分断面図であり、ディフューザの吐出口付近の形状を説明した図。
【図４】従来の遠心ファンの部分正面図。
【図５】従来の遠心ファンの部分断面図。
【符号の説明】
２：テールカバー、２ａ：吸気口、３：モータハウジング、４：ギヤカバー、４ａ：吐出口、５：駆動軸、６：モータ、１１；ファンガイド、１２：ディフューザ、１３：遠心ファン１４：ファン本体、１５：羽根、１６：ファン室[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a power tool provided with a unidirectional rotating centrifugal fan.
[0002]
[Prior art]
Due to demands for downsizing, high output, and low noise of power tools, there is an increasing need to develop a motor cooling fan that is small in size, has high cooling capacity, and has low noise, and its surroundings. Therefore, optimization of the blade shape has been proposed for the purpose of increasing the air volume and reducing noise. (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 10-153194 A
As shown in FIGS. 4 and 5, the plurality of blades 115 of the cooling fan 113 described in Patent Literature 1 dispose a fan on one surface side of the fan body 114 in order to discharge air to the outside of the fan body 114 in the radial direction. It extends from a predetermined radial position of the main body 114 to the outer edge, is arranged at a predetermined pitch along the circumferential direction of the fan main body 114, and is provided to protrude from one surface side in the axial direction of a drive shaft (not shown).
[0005]
When the cooling fan 113 is rotated, energy is given to the air by centrifugal action, and the air passes through an air path formed by the blade 115 and the fan guide 111 from an inlet portion which is an inner end of the blade 115, and the air is supplied to the air. It is discharged radially outward from an outlet portion which is an outer peripheral portion.
[0006]
Here, the cooling fan 113 is provided with an inclination in a direction opposite to the rotation direction with respect to a direction in which the blade 115 extends radially outward from a predetermined radial position of the fan main body 114. This is because the noise generated during the rotation of the fan generally contributes to the flow velocity, and it is said that the fluid noise is proportional to the sixth power of the flow velocity. This is to reduce the noise by lowering the rotational peripheral speed. The protruding length of the blade 115 from the fan main body 114 is set so that the flow velocity becomes equal or gradually decreases from the top on the inner diameter side to the outer peripheral side of the blade when the fan rotates. More specifically, noise is reduced by making the product of the area D, which is the product of the circumferential distance L between the blades 114 in the circumferential direction of the fan body 114 and the protruding length h of the blade 115, and the diameter D substantially equal at each radial position. ing. That is, as shown in FIG. 12, by setting L × h × D to be constant, the cooling air flows smoothly and the effect of noise reduction is exhibited.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
When the centrifugal fan 113 described in the prior art 1 is disposed in the outer frame of the electric tool, when the motor (not shown) is rotated, the rotation of the centrifugal fan causes air to flow between the outer frame (not shown) and the motor. Flows in the axial direction, passes through the air path formed by the blades and the fan guide from the inlet portion, which is the inner end of the blade, and is discharged radially outward from the outlet portion, which is the outer peripheral portion of the blade. Therefore, it is advantageous from the viewpoint of space saving to form an air discharge port in the outer frame at a position facing the outer peripheral edge of the fan body. However, the centrifugal fan described in the prior art 1 described above can increase the air volume and reduce noise, but can directly face the centrifugal fan from the outside of the outer frame body due to the positional relationship between the centrifugal fan and the discharge port. The sound source, the centrifugal fan, cannot be shielded. Therefore, there is a limit to improvement with a single centrifugal fan in order to further reduce noise.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a power tool which can improve the shape of a diffuser provided on the outer peripheral side of a centrifugal fan, particularly in the vicinity of a discharge port, thereby realizing low noise.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an outer frame, a motor provided in the outer frame, and a centrifugal fan provided in the outer frame and coaxially fixed to a drive shaft of the motor and rotated together with the drive shaft. And a drive unit connected to the drive shaft.The centrifugal fan includes a disk-shaped fan main body, and the air for flowing air along the axial direction of the motor radially outward of the fan main body. A power tool having a plurality of blades extending from a predetermined radial position of the fan main body to an outer peripheral edge thereof and formed at a predetermined pitch along a circumferential direction of the fan main body, wherein the outer frame body faces the outer peripheral edge of the fan main body; A diffuser communicating with the air discharge port is provided in the outer frame inside the outer frame and radially outward of the centrifugal fan so as to surround the centrifugal fan. The area near the air outlet is And the shape near the opening edge on the upstream side of the discharge port in the rotation direction, and near the air discharge portion, the outer edge of the centrifugal fan and the inner peripheral surface near the air discharge portion toward the discharge port. The power tool has an enlarged passage where the distance of the power tool gradually increases.
[0010]
Here, the width of the enlarged passage portion in the circumferential direction of the centrifugal fan is preferably 1 to 3 times the blade interval of the centrifugal fan. The enlarged passage portion is provided with a tapered inner peripheral surface so as to gradually reduce the thickness of the diffuser near the air discharge portion toward the discharge port. Is preferably connected to the opening edge of the discharge port on the upstream side in the fan rotation direction.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment in which the power tool of the present invention is applied to a grinding tool (disk grinder) will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows the entire structure of the disc grinder 1, and a tail cover 2, a motor housing 3, and a gear cover 4 are connected in this order from the rear to form an outer frame. An intake port 2 a is formed at the rear end of the tail cover 2. A motor 6 having a drive shaft 5 is housed in the motor housing 3, and an annular space is provided between the motor housing 3 and the motor 6. A fan guide 11 is fixed to the motor housing 3 in front of the motor 6.
[0012]
In the gear cover 4 and in front of the fan guide 11, a centrifugal fan 13 is fixed to the drive shaft 5 and provided rotatably with the drive shaft 5. In the gear cover 4, an air discharge port 4a is formed at a position radially outward of the centrifugal fan 13. In the gear cover 4, a diffuser 12 communicating with the air discharge port 4 a is provided so as to surround a radially outer periphery of the centrifugal fan 13.
A power transmission mechanism including a pinion gear 7 fixed to the drive shaft 5 and a gear 8 fixed to the output shaft 9 serving as an output portion is disposed in the gear cover 4. The rotation is transmitted to the output shaft 9. A grinding member 10 is fixed to the output shaft 9.
[0013]
When the drive shaft 5 of the motor 6 rotates, the rotation is transmitted to the output shaft 9 by the engagement of the pinion gear 7 and the gear 8, and the grinding member 10 attached to the output shaft 9 rotates to perform a grinding operation. At this time, by the rotation of the centrifugal fan 13 fixed to the drive shaft 5, cooling air is introduced from the intake port 2a of the tail cover 2 as indicated by a1 and a2. Thereafter, the cooling air passes through the air passage b formed by the motor housing 3 and the motor 6 and flows radially outward from the inner diameter of the centrifugal fan 13, and the cooling air flows along the inner peripheral surface of the diffuser 12 and is discharged. The motor 6 is cooled by flowing to the outlet 4a to the outside.
[0014]
FIG. 2 is a partial cross-sectional view of the fan chamber 16 in which the centrifugal fan 13 is installed inside the gear cover 4, and the above-described discharge port 4 a is open to the fan chamber 16. The centrifugal fan 13 rotates in the direction indicated by arrow A. The centrifugal fan 13 has a disk-shaped fan main body 14 and a plurality of blades 15 provided integrally with the fan main body 14. The plurality of blades 15 extend from a predetermined radial position of the fan main body 14 to the outer peripheral edge to flow air along the axial direction of the motor 6 radially outward of the fan main body 14, and a predetermined pitch along the circumferential direction of the fan main body 14. It is formed with. The blade 15 is inclined in a direction opposite to the rotation direction A with respect to a direction extending radially outward from a predetermined radial position of the fan main body 14.
[0015]
The diffuser 12 has a substantially circular cross section. The vicinity of the air discharge portion 12-2 has a shape toward the upstream opening edge 4a1 in the fan rotation direction of the discharge port 41a, and the air discharge portion 12-2. The vicinity forms an enlarged passage in which the distance between the outer edge of the centrifugal fan and the inner peripheral surface of the diffuser 12 near the air discharge portion gradually increases toward the discharge port 4a (e1 <e2 <e3). In detail, the inner peripheral surface side of the diffuser is tapered so that the thickness of the diffuser near the air discharge portion gradually decreases toward the discharge port 4a, and the discharge end of the enlarged passage portion is formed of the discharge port 4a. It is connected to the opening edge 4a1 on the upstream side in the fan rotation direction.
[0016]
When the centrifugal fan 13 is rotating in the direction of arrow A, the pressure of the air between the diffuser portion (12-1) of the discharge port 4a on the opening edge 4a2 side on the downstream side in the rotation direction and the centrifugal fan 13 is increased. The pressure inside the fan chamber 16 is the lowest, and the pressure of the air on the side of the air discharge unit 12-2 is the highest. When the outer edge of the blade 15 reaches the discharge port 4a, the diffuser 12 is not present, so that the pressure is suddenly released, which causes noise. However, according to the above-described embodiment, the air discharging unit At 12-2, since the cross-sectional area of the passage gradually increases toward the discharge port, the flow velocity can be reduced by that amount, and the pressure changes suddenly when the outer edge of the blade 15 reaches the discharge port 4a. Can be reduced.
[0017]
In addition, the discharge end of the diffuser 12 is connected to the upstream opening edge 4a1 in the fan rotation direction of the discharge port 4a, so that the opening area of the discharge port 4a can be used to the maximum. Specifically, assuming that the thickness at the discharge end side of the diffuser 12 is constant, the air flows along the broken line as shown in FIG. Is not utilized, and the discharge efficiency is reduced accordingly. However, with the above-described configuration, the air can pass through the upstream opening edge 4a1 of the discharge port 4a and does not cause a decrease in the air volume, and the motor 6 It can be cooled efficiently.
[0018]
Further, the width (width in the circumferential direction of the fan body) f1 of the enlarged passage portion on the discharge portion 12-2 side defined by the diffuser 12 in the circumferential direction of the centrifugal fan 13 is 1 to 3 times the blade interval f2 of the centrifugal fan. .
This is because, when f1 is smaller than f2, the inclination of the inner peripheral surface on the discharge end side of the diffuser 12 is too steep, and when f1 exceeds three times f3, the thickness of the diffuser 12 is constant. In either case, the problem of a sudden change in pressure when the outer edge of the blade 15 reaches the discharge port 4a immediately after passing through the diffuser cannot be solved.
[0019]
According to the present embodiment in which the passage cross-sectional area of the diffuser discharge end gradually widens (e3-e1 = 1.5 mm), and in the case where the passage cross-sectional area of the discharge end is constant as shown by the broken line in FIG. Table 1 compares the noise values. The spread width f1 was the same as the blade interval f2. In Table 1, the overall noise is noise in the audible band of 0 to 20 kHz, and the blade component noise is noise at 14 kHz at which peak sound is generated.
[Table 1]

As is clear from Table 1, the disk grinder according to the present embodiment can reduce both the overall noise and the blade noise.
[0020]
The power tool according to the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope described in the claims. For example, the power tool is not limited to a disc grinder, but can be applied to a cutting tool, a power drill, a screw tightening machine, and the like. Further, even when the blade pitch f2 is set to be an irregular pitch fan different for each blade, if the width f1 of the enlarged passage portion is set to be 1 to 3 times the blade average interval, the pressure rise can be alleviated optimally and noise can be reduced. Can be lowered.
[0021]
【The invention's effect】
According to the power tool of the first aspect, an air discharge port is formed in the outer frame body at a position facing the outer peripheral edge of the fan body, and the centrifugal fan is provided in the outer frame body and radially outward of the centrifugal fan. A diffuser communicating with the air discharge port is provided so as to surround the air outlet, and the vicinity of the air discharge portion of the diffuser has a shape directed toward the opening edge on the upstream side of the discharge port in the fan rotation direction, and the vicinity of the air discharge portion faces the discharge port. , The distance between the outer edge of the centrifugal fan and the inner peripheral surface near the air discharge section is gradually increased, so the pressure rise generated by the centrifugal fan is reduced near the wind discharge port and noise is reduced. Can be done.
[0022]
According to the power tool of the second aspect, the width of the enlarged passage portion in the circumferential direction of the centrifugal fan is set to be 1 to 3 times the blade interval of the centrifugal fan, so that the pressure rise is optimally reduced. And noise can be efficiently reduced.
[0023]
According to the power tool of the third aspect, the enlarged passage portion is provided by gradually reducing the thickness of the diffuser near the air discharge portion toward the discharge port. The diffuser shape can be obtained, and the discharge end of the enlarged passage portion is connected to the upstream opening edge of the discharge port in the fan rotation direction, so that the opening area of the discharge port can be maximized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial sectional view showing an embodiment in which a power tool according to the present invention is applied to a grinding tool.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view of a fan chamber in which a centrifugal fan inside a gear cover is installed along a line II-II in FIG. 1, illustrating a shape of a diffuser.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view of a fan chamber in which a centrifugal fan inside a gear cover is installed along a line II-II in FIG. 1, illustrating a shape near a discharge port of a diffuser.
FIG. 4 is a partial front view of a conventional centrifugal fan.
FIG. 5 is a partial sectional view of a conventional centrifugal fan.
[Explanation of symbols]
2: tail cover, 2a: intake port, 3: motor housing, 4: gear cover, 4a: discharge port, 5: drive shaft, 6: motor, 11: fan guide, 12: diffuser, 13: centrifugal fan 14: fan body , 15: feather, 16: fan room

Claims

An outer frame, a motor provided in the outer frame, a centrifugal fan provided in the outer frame, coaxially fixed to a drive shaft of the motor and rotating with the drive shaft, and an output connected to the drive shaft. The centrifugal fan includes a disk-shaped fan main body, and a predetermined radial position of the fan main body to an outer peripheral edge for flowing air along the axial direction of the motor outward in the radial direction of the fan main body. A power tool having a plurality of blades extending at a predetermined pitch along a circumferential direction of the fan body;
In the outer frame, an air discharge port is formed at a position facing the outer peripheral edge of the fan body,
A diffuser communicating with the air discharge port is provided in the outer frame body and radially outward of the centrifugal fan so as to surround the centrifugal fan,
The vicinity of the air discharge portion of the diffuser has a shape toward the opening edge on the upstream side of the discharge port in the fan rotation direction, and the vicinity of the air discharge portion has the outer edge of the centrifugal fan and the air near the discharge port. An electric tool characterized by forming an enlarged passage in which a distance from an inner peripheral surface near a discharge portion gradually increases.

The power tool according to claim 1, wherein a width of the enlarged passage portion in a circumferential direction of the centrifugal fan is 1 to 3 times a blade interval of the centrifugal fan.

The enlarged passage portion is provided with a tapered inner peripheral surface side so as to gradually reduce the thickness of the diffuser near the air discharge portion toward the discharge port, and a discharge end of the enlarged passage portion is provided. 3. The power tool according to claim 1, wherein the discharge port is connected to the opening edge on the upstream side in the fan rotation direction.