【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の縦格子状に立脚した保護柵を備えた手摺の各縦格子間の隙間を目隠し状態となるよう植裁物を配置するために使用される縦格子手摺用植栽装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の縦格子状に立脚した保護柵を備えた手摺の各縦格子間の隙間を目隠し状態にするためには、手摺の保護柵を立設してある堰壁の内側に、植木鉢やプランター等の栽培容器を隣接配置したり、手摺自体に目隠し用の簾を掛架させたり等していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の目隠し方法において、手摺の保護柵を立設してある堰壁の内側において当該保護柵に沿った状態で植木鉢やプランター等の栽培容器を隣接配置させた場合では、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等のスペースが栽培容器によって狭くなってしまう。また手摺自体に目隠し用の簾を掛架させた場合では、当該簾によって堰壁の内側が日陰の状態となるために栽培容器が置けないばかりでなく、外観上からしても非常に不体裁なものとなるという問題点を有していた。
【０００４】
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等における縦格子状の保護柵を備えた手摺の互いに隣接する縦格子相互の隙間を、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等自体のスペースを狭くせず、しかも外観上からも体裁の良い状態となるように植栽でもって容易に目隠し状態にすることができるようにした縦格子手摺用植栽装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、縦格子状の保護柵Ｑを備えた手摺Ｐの各縦格子Ｆ間の隙間が目隠し状態となって植裁が施されるよう縦格子Ｆ間に、幅方向で圧縮挟持される可撓性部材から成る栽培容器本体１と、保護柵Ｑ下側を横架状に連結させた下弦材Ｓを跨るようにして載架可能とすべく栽培容器本体１の底面をアーチ状に窪ませて形成した二股状の脚部２と、保護柵Ｑの各縦格子Ｆ間に挟まれている栽培容器本体１の上側開口縁部を当該縦格子Ｆに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材１４を巻装可能とした締結固定用突起部１１とを備えて成るものである。
栽培容器本体１の脚部２間の底面窪み箇所には、栽培容器本体１内部の水を排出させる水抜き孔３が形成されて成るものとできる。
締結固定用突起部１１は、栽培容器本体１の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片１２それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部１３によって形成されているものとできる。
互いに隣接し合う二つの栽培容器本体１の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部１１同士、および外側離反位置における締結固定用突起部１１同士をそれぞれ一体連結することにより栽培容器本体１を二連に形成して成るものとできる。
栽培容器本体１の脚部２に、縦格子Ｆに例えば縛結することで支持可能にした補助脚３１を左右で対称的に連結することができ、更には、同様に栽培容器本体１の脚部２に、この脚部２に嵌り込む枠状の連結枠部３３に補助脚３１を左右で対称的に形成して成る連結脚体３０を着脱自在に連結することができる。
【０００６】
以上のように構成された本発明に係る縦格子手摺用植栽装置において、可撓性部材から成る栽培容器本体１は、上側開口縁部を略楕円形に圧潰しながら手摺Ｐの保護柵Ｑの縦格子Ｆ相互間に挟み込まれ、栽培容器本体１底面の二股状の脚部２を保護柵Ｑ下側の下弦材Ｓに跨がせるようにして載架させることで、栽培容器本体１自体が手摺Ｐの縦格子ＦのピッチＬ間隔に合わせて配置させられる。この栽培容器本体１内に、例えば灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、手摺Ｐの各縦格子Ｆ間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にさせる。
栽培容器本体１の脚部２間の底面窪み箇所に形成した水抜き孔３は、栽培容器本体１内に注いだ水を外部に排水させる。
栽培容器本体１の上側開口縁部における起立片１２、フック部１３それぞれによって形成されている締結固定用突起部１１は、縦格子Ｆを介して互いに隣接し合う状態でしかもフック部１３のコ字形開口側が互いに外側に向けられるようにして配置され、両フック部１３に対し保護柵Ｑと共に結束部材１４を巻装させることにより、互いに隣接し合う栽培容器本体１の上側開口縁部同士を保護柵Ｑに固定させる。
二連に形成した栽培容器本体１は、上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部１１相互間で縦格子Ｆを挟持させて両フック部１３に対し縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させると共に、上側開口縁部相互の外側離反位置における締結固定用突起部１１位のフック部１３それぞれを縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させることにより二連形成の栽培容器本体１を保護柵Ｑに固定させる。
栽培容器本体１の脚部２に設けられる補助脚３１は、縦格子Ｆのいずれの部位にも縦格子Ｆと補助脚３１とを例えば縛結することで支持でき、保護柵Ｑの任意の位置に栽培容器本体１を固定配置させ、栽培容器本体１とは別体構造の連結脚体３０は脚部２に嵌め合わせることで栽培容器本体１を保護柵Ｑに対する任位置固定支持構造のものとして実現させる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明すると、図１乃至図６において示される第１の実施の形態における符号１は、可撓性部材から成る栽培容器本体であり、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等の堰壁上に例えば１２０ｍｍ以下のピッチＬ間隔で複数の縦格子Ｆが隣接して成る保護柵Ｑを備えた手摺Ｐの各縦格子Ｆ間の隙間を目隠し状態となるよう植物を配置するためのものである。
【０００８】
尚、具体的な手摺Ｐの構成としては、図１に示すように、堰壁上において対向配置された支柱Ｒの上端部にわたって連設横架された手摺笠部Ｔと、支柱Ｒ下端部に横架された下弦材Ｓとの間に、複数の縦格子Ｆ部材が所定のピッチＬ間隔で隣接配置して成る保護柵Ｑが形成され、保護柵Ｑの各縦格子Ｆ部材の上下端部が手摺笠部Ｔと下弦材Ｓとにそれぞれ連結されている。このような手摺Ｐは、図１０に示すような例えばテラス、ベランダ等の堰壁上において外側に湾曲したアール型手摺であったり、図１１に示すような階段の片側もしくは両側に設置した階段手摺であったりしても良く、これらのような手摺に対しても栽培容器本体１は自由に着脱できるものとしてある。
【０００９】
図１、図６に示すように、栽培容器本体１は例えば軟質合成樹脂材等の可撓性部材から例えば上側開口縁部から底部にかけて次第に窄まった全体が略椀型形状を呈するように形成されており、しかも縦格子Ｆ間のピッチＬ間隔よりも大きな直径を有する円形の上側開口縁部を幅方向に沿う左右側から手指で押さえ付けて略楕円形に圧潰させて強制的に保護柵Ｑの縦格子Ｆ相互間に挿入配置されるようにしてある。この上側開口縁部は、左右側から圧潰力を加えないときには、縦格子Ｆ間の間隔よりも大きな直径を有するものとして予め形成されており、縦格子Ｆ間の間隔ピッチＬが種々に相違してもそれらに対応して圧縮されることで強制的にでも挿入できるようにしてあり、その圧縮力を加えない場合には原形の平面円形状に復帰できる弾性復元力を有している。
【００１０】
また、図４、図５に示すように、栽培容器本体１の底面には、略アーチ状の窪み部４によって形成した二股状の脚部２が形成されており、この脚部２の二股間を保護柵Ｑ下側の下弦材Ｓに跨がせるようにして載架できるようにしてある。このとき底面の二股状の脚部２相互間の窪み部４を形成する左右のテーパー状の広がりを大きくすることで、幅員の大きな下弦材Ｓでも十分に対応できるようにしてあり、例えば断面が略丸形または断面が略矩形等の下弦材Ｓであっても栽培容器本体１自体を転倒させずに下弦材Ｓに載架配置できるようにしてある。
【００１１】
また、図４に示すように、栽培容器本体１の脚部２間の窪み部４箇所には単数もしくは複数の水抜き孔３が形成されていて、栽培容器本体１内に注いだ水をスムーズに外部に排水させることができるようにしてある。
【００１２】
図４に示すように、栽培容器本体１の上側開口縁部の左右対称位置には、保護柵Ｑの各縦格子Ｆ間に挟まれている上側開口縁部を当該縦格子Ｆに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材１４を巻装可能とした締結固定用突起部１１を形成してある。すなわちこの締結固定用突起部１１は、栽培容器本体１の上側開口縁部から薄板片状に立脚した左右一対の起立片１２と、起立片１２それぞれの上端からコ字形開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部１３によって形成されている。
【００１３】
尚、このフック部１３のコ字形背面である外側面中央には、結束部材１４、装飾用の結束用ツル材１６を挿通して外方へ突出させるための挿通孔１５を穿設してある。また、両フック部１３に対し保護柵Ｑの縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させる替わりに、例えば針金を芯材とすると共に模擬葉材を連結することでツル状に成形して成る合成樹脂材製の結束用ツル材１６を両フック部１３に対し縦格子Ｆと共に巻装させ、挿通孔１５の内側から結束用ツル材１６の先端側を挿通して外方へ突出させるようにしても良い（図７参照）。このように模擬的なツル状を呈する結束用ツル材１６を使用することで縛結使用時の外観を一層自然に近い状態として体裁の良いものとすることができる。
【００１４】
次に以上のように構成された実施の形態についての使用方法の一例を説明するに、図６に示すように、可撓性部材から成る栽培容器本体１の上側開口縁部の左右側から手指で押さえ付けて略楕円形に圧潰しながら手摺Ｐの保護柵Ｑを形成する縦格子Ｆ相互間に強制的に挿入配置させ、同時に図２に示すように、栽培容器本体１底面の二股状の脚部２を保護柵Ｑ下側の下弦材Ｓに跨がせるようにして載架する。
【００１５】
そして、図３に示すように、栽培容器本体１の締結固定用突起部１１を、縦格子Ｆを介して互いに隣接し合う状態でしかもフック部１３のコ字形開口側が互いに外側に向けられるようにして配置し、両フック部１３に対し縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装することにより、互いに隣接し合う栽培容器本体１の上側開口縁部同士を保護柵Ｑにしっかりと固定する。
【００１６】
このようにして複数の栽培容器本体１を縦格子ＦのピッチＬ間隔に合わせて整然とした状態で配置する。そして、この栽培容器本体１内に例えば細長く植立するような灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、保護柵Ｑの各縦格子Ｆ間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にする。
【００１７】
また、栽培容器本体１は、図１０に示すように、テラス、ベランダ等の堰壁上において外側に湾曲したアール型手摺に使用したり、図１１に示すように、階段の片側もしくは両側に設置した階段手摺に使用したりすることもできる。
【００１８】
図７、図８には本発明に係る第２の実施の形態が示されており、第１の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、保護柵Ｑを形成する縦格子Ｆを介して互いに隣接し合う栽培容器本体１の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部１１同士、および外側離反位置における締結固定用突起部１１同士をそれぞれ一体に連設形成することにより栽培容器本体１を二連容器状に形成してある。
【００１９】
すなわち二連容器状の栽培容器本体１は、図７に示すように、例えば正面側から見て中央部分が内側に窪まって重ね合わさることで、縦格子Ｆのピッチ間隔よりも大きな直径を有する円弧状の小湾曲部２２Ａ，２２Ｂが二連となって形成され、一方、背面側から見て縦格子ＦのピッチＬ間隔の例えば約２倍程度の直径を有する円弧状の大湾曲部２１が形成される。そして、前記したアーチ状の窪み部４によって形成された二股状の脚部２が縦格子Ｆを介して底部の左右対称位置に形成される。このとき二連の小湾曲部２２Ａ，２２Ｂ側は手摺Ｐに対し内側に向けられていたり、あるいは外側に向けられていたりし、それはいずれでも良い。尚、左右対称位置に形成されている二股状の脚部２相互の間隔は縦格子Ｆのピッチ間隔に対応する幅に設定されている。尚、栽培容器本体１は図示のように、二連形成の場合に限らず、三連形成あるいはそれ以上の複連形成にすることも可能である。
【００２０】
図９には本発明に係る第３の実施の形態が示されており、第１の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、保護柵Ｑを形成する縦格子Ｆの内外に位置して内部容積が大小あるように２つに分割することで円弧状の大湾曲部２１と、円弧状の小湾曲部２２とを区画形成したものであり、これらの大小湾曲部２１，２２間には縦格子Ｆに当接する平坦面状の当接部を形成してある。尚、大湾曲部２１は縦格子ＦのピッチＬ間隔の例えば約２倍程度の直径を有し、小湾曲部２２は縦格子Ｆのピッチ間隔よりもやや大きな直径を有するものとして形成されるも、これに限定されるものではない。
【００２１】
図１２、図１３には本発明に係る第４の実施の形態が示されており、第１の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、栽培容器本体１の脚部２に、縦格子Ｆに縛結可能にした補助脚３１を左右で対称的に連結したものであり、詳しくは図示のように、正面から見て好ましくは縦格子Ｆ相互間のピッチＬ間隔に比しやや大きい間隔で離反させてほぼ円弧状を呈するように形成すると共に、下端部位の内側面に係合部３２を突設したものである。こうすることで図１３に示すように、縦格子Ｆの高さ方向のいずれの部位にも、隣接する縦格子Ｆそれぞれとの間で補助脚３１の係合部３２に係合させた結束部材１４によって縦格子Ｆに縛結することで栽培容器本体１をしっかりと支持できるのであり、栽培容器本体１を上下方向で配置する場合に好適である。
【００２２】
図１４、図１５には本発明に係る第５の実施の形態が示されており、第１の実施の形態における構成と略同じ部分には同じ符号を付してあることでその詳細な説明を省略してある。本実施の形態においては、栽培容器本体１の脚部２に、縦格子Ｆに縛結可能にした連結脚体３０を着脱自在に連結連結したものであり、この連結脚体３０は図示のように、脚部２に嵌り込む枠状の連結枠部３３に、正面から見て好ましくは縦格子Ｆ相互間のピッチＬ間隔に比しやや大きい間隔で離反させてほぼ円弧状を呈するように形成すると共に、下端部位に湾曲状の係合部３２を一体状に連設したものである。こうすることで図１４に示すように、上述した第４の実施の形態におけるものと同様に、縦格子Ｆの高さ方向のいずれの部位にも、隣接する縦格子Ｆそれぞれとの間で補助脚３１の係合部３２に係合させた結束部材１４によって縦格子Ｆに縛結することで栽培容器本体１をしっかりと支持できる。しかも連結脚体３０として栽培容器本体１と別体構造のものとしたので、第１、第２、第３の実施の形態それぞれに示された栽培容器本体１のものに着脱自在に連結使用でき、それらの使用勝手を一層増大させることができる。
【００２３】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているために、例えばテラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等における縦格子状の保護柵Ｑを備えた手摺Ｐの互いに隣接する縦格子Ｆ相互の隙間を、テラス、ベランダ、バルコニー、屋上、階段等自体のスペースを狭くせず、しかも外観上からも体裁の良い状態となるように植栽でもって容易に目隠し状態にすることができる。
【００２４】
すなわちこれは本発明が、縦格子Ｆ間に圧縮挟持される可撓性部材から成る栽培容器本体１と、保護柵Ｑ下側を横架状に連結させた下弦材Ｓを跨るようにして載架可能とすべく栽培容器本体１の底面をアーチ状に窪ませて形成した二股状の脚部２と、保護柵Ｑの各縦格子Ｆ間に挟まれている栽培容器本体１の上側開口縁部を当該縦格子Ｆに締結固定すべく左右の上側開口縁部に結束部材１４を巻装可能とした締結固定用突起部１１とを備えて成るからであり、これにより、栽培容器本体１自体が保護柵Ｑの縦格子ＦのピッチＬ間隔に合わせて整然として配置でき、この栽培容器本体１内に、例えば直立状を呈する灌木類、ツタ類、ゴールドクレスト類等を植栽することにより、手摺Ｐの各縦格子Ｆ間の隙間を外観上、体裁の良い状態となるようにして目隠し状態にすることができる。
【００２５】
栽培容器本体１の脚部２間の底面窪み箇所には栽培容器本体１内部の水を排出させる水抜き孔３が形成されて成るので、栽培容器本体１内に注いだ水をスムーズに外部に排水させることができ、これによって、栽培容器本体１自体を保護柵Ｑから外さずに固定された状態のままでの植裁に対する水やりを安心して行うことができる。
【００２６】
締結固定用突起部１１は、栽培容器本体１の上側開口縁部から立脚した左右一対の起立片１２それぞれの上端から開口側を互いに内側に向けて相対峙するように形成したコ字形枠状のフック部１３によって形成されているので、両フック部１３に対し保護柵Ｑの縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させることにより、互いに隣接し合う栽培容器本体１の上側開口縁部同士を保護柵Ｑにしっかりと固定させることができ、強風や地震等によって栽培容器本体１が手摺Ｐから転落するのを未然に防止することができる。
【００２７】
互いに隣接し合う二つの栽培容器本体１の上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部１１同士、および外側離反位置における締結固定用突起部１１同士をそれぞれ一体連結することにより栽培容器本体１を二連に形成して成るので、上側開口縁部相互の内側接合位置における締結固定用突起部１１相互間に保護柵Ｑの縦格子Ｆを挟持して両フック部１３に対し縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させると共に、上側開口縁部相互の外側離反位置における締結固定用突起部１１のフック部１３それぞれを縦格子Ｆと共に結束部材１４を巻装させることで、二連に形成されている栽培容器本体１を保護柵Ｑにしっかりと固定させることができる。しかも栽培容器本体１を二連構成にしてあるため、植裁に要する容器内スペースを大きくすることができ、例えば幅広な灌木等でも容易に栽培できる。
【００２８】
栽培容器本体１の脚部２に、縦格子Ｆに支持可能にした補助脚３１を左右で対称的に連結したり、同様に栽培容器本体１の脚部２に、この脚部２に嵌り込む枠状の連結枠部３３に補助脚３１を左右で対称的に形成して成る連結脚体３０を着脱自在に連結したりしてあることで、縦格子Ｆのいずれの部位にも縦格子Ｆと補助脚３１とを例えば縛結することで支持できるのであり、これによって、保護柵Ｑの下弦材Ｓ上のみならず、保護柵Ｑの全域にわたって種々な配列で栽培容器本体１を支持でき、単なる目隠しにとどまらず、その興趣ある配列形態で植栽を一層楽しむことができる。そればかりでなく、栽培容器本体１とは別体構造の連結脚体３０とすることで、脚部２に嵌め合わせることによって、単独で形成される栽培容器本体１でも、保護柵Ｑに対する任位置固定支持構造のものとして使用でき、しかも栽培容器本体１自体に特別な加工処理は不要であるから、安価に提供できる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態における使用状態の斜視図である。
【図２】同じく手摺の下弦材に載架させた状態の一部拡大斜視図である。
【図３】同じく手摺の下弦材に載架させた栽培容器本体同士を縦格子に結束固定した状態の一部拡大側面図である。
【図４】同じく栽培容器本体を示すもので、（ａ）は一部切欠正面図、（ｂ）は側面図である。
【図５】同じく栽培容器本体の脚部を示すもので、（ａ）は丸パイプ状の下弦材に脚部が載架された状態の拡大側面図、（ｂ）は矩形パイプ状の下弦材に脚部が載架された状態の拡大側面図である。
【図６】同じく手摺の下弦材に載架させた状態の平面図である。
【図７】本発明の第２の実施の形態における使用状態の斜視図である。
【図８】同じく使用状態の側面図である。
【図９】本発明の第３の実施の形態における使用状態の斜視図である。
【図１０】アール型手摺に使用した例を示す正面図である。
【図１１】階段手摺に使用した例を示す正面図である。
【図１２】本発明の第４の実施の形態における斜視図である。
【図１３】同じくその使用状態の斜視図である。
【図１４】本発明の第５の実施の形態における分解斜視図である。
【図１５】同じくその使用状態の斜視図である。
【符号の説明】
Ｐ…手摺 Ｑ…保護柵
Ｒ…支柱 Ｓ…下弦材
Ｔ…手摺笠部 Ｆ…縦格子
Ｌ…縦格子相互間のピッチ
１…栽培容器本体 ２…脚部
３…水抜き孔 ４…窪み部
１１…締結固定用突起部 １２…起立片
１３…フック部 １４…結束部材
１５…挿通孔 １６…結束用ツル材
２１…大湾曲部 ２２，２２Ａ，２２Ｂ…小湾曲部
３０…連結脚体 ３１…補助脚部
３２…係止部 ３３…連結枠部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is used for arranging a plant so that a gap between each vertical lattice of a handrail provided with a protective fence standing in a vertical lattice such as a terrace, a veranda, a balcony, a rooftop, a staircase, etc. is in a blind state. The present invention relates to a vertical lattice handrail planting apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to make the gap between each vertical lattice of a handrail with a vertical protective fence such as a terrace, veranda, balcony, rooftop, stairs, etc. Cultivation containers such as flower pots and planters were arranged adjacent to the inside of a certain weir wall, and blinds were hung on handrails themselves.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional blindfolding method, when a cultivation container such as a flower pot or a planter is arranged adjacently along the protection fence inside the weir wall on which the protection fence of the handrail is erected, the terrace, Spaces such as verandas, balconies, rooftops, stairs, etc. are narrowed by cultivation containers. In addition, if the blinds are hung on the handrail itself, the inside of the weir wall will be shaded by the blinds, which not only prevents the cultivation container from being placed, but also makes the appearance extremely unsightly. There was a problem that it becomes a thing.
[0004]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above-described various existing circumstances, and includes, for example, a vertical grid adjacent to a handrail provided with a vertical grid-shaped protection fence in a terrace, a veranda, a balcony, a roof, a staircase, or the like. The spaces between the terraces, verandas, balconies, rooftops, stairs, etc. can be easily blindfolded by planting without narrowing the space itself, and also in a good appearance from the appearance. It is an object of the present invention to provide a vertical lattice handrail planting device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, in the present invention, the vertical grids are arranged so that the gap between the vertical grids F of the handrail P provided with the vertical grid-shaped protection fence Q is blindfolded and planting is performed. Between F, the cultivation container body 1 made of a flexible member that is compressed and sandwiched in the width direction, and the lower chord S in which the lower side of the protection fence Q is connected in a horizontal manner so that the cultivation container body 1 can be mounted. A bifurcated leg 2 formed by depressing the bottom surface of the cultivation container body 1 in an arch shape and the upper opening edge of the cultivation container body 1 sandwiched between the vertical lattices F of the protective fence Q are connected to the vertical lattice. A fastening fixing projection 11 that enables the binding member 14 to be wound around the left and right upper opening edges so as to be fastened and fixed to F.
A drain hole 3 for draining water from the inside of the cultivation container body 1 may be formed in a concave portion on the bottom surface between the legs 2 of the cultivation container body 1.
The fastening fixing projection 11 has a U-shaped frame shape formed so that the opening sides face each other inward from the upper ends of the pair of right and left standing pieces 12 erected from the upper opening edge of the cultivation container body 1. It can be formed by the hook 13.
The cultivation container is formed by integrally connecting the fastening and fixing protrusions 11 at the inner joint position between the upper opening edges of the two cultivation container bodies 1 adjacent to each other and the fastening and fixing protrusions 11 at the outer separating position. The main body 1 can be formed in two rows.
Auxiliary legs 31 that can be supported by, for example, being tied to a vertical lattice F can be symmetrically connected to the legs 2 of the cultivation container body 1 in the left and right directions. The connecting leg 30 formed by symmetrically forming the auxiliary leg 31 on the left and right can be detachably connected to the frame 2 by the frame-shaped connecting frame 33 fitted into the leg 2.
[0006]
In the vertical lattice handrail planting apparatus according to the present invention configured as described above, the cultivation container main body 1 made of a flexible member crushes the upper opening edge into a substantially elliptical shape while protecting the handrail P with the protective fence Q. Of the cultivation container main body 1 itself, by being sandwiched between the vertical lattices F of the cultivation container main body 1 so that the forked legs 2 on the bottom surface of the cultivation container main body 1 are laid over the lower chord material S below the protection fence Q. Are arranged in accordance with the pitch L interval of the vertical lattice F of the handrail P. By planting shrubs, ivy, gold crests, and the like, for example, in the cultivation container body 1, the gaps between the vertical lattices F of the handrails P are blindfolded so as to be in a good appearance in appearance. Let it be in a state.
The drainage hole 3 formed in the bottom of the cultivation container body 1 between the legs 2 allows the water poured into the cultivation container body 1 to drain outside.
The fastening and fixing projections 11 formed by the upstanding pieces 12 and the hooks 13 at the upper opening edge of the cultivation container body 1 are adjacent to each other via the vertical lattice F and have a U-shape of the hooks 13. The opening sides are arranged so that they face outward, and the binding members 14 are wound around the hook portions 13 together with the protection fence Q, so that the upper opening edges of the cultivation container body 1 adjacent to each other are protected by the protection fence. Fix to Q.
The cultivation container main body 1 formed in two rows has the vertical lattice F sandwiched between the fastening fixing projections 11 at the inner joint positions of the upper opening edges, and the binding members 14 together with the vertical lattice F for both hook portions 13. And the binding member 14 is wound together with the vertical lattice F on each of the hook portions 13 at the positions of the fastening and fixing protrusions 11 at the outer separation positions of the upper opening edges, thereby forming the cultivation container main body 1 formed in two rows. To the protective fence Q.
The auxiliary leg 31 provided on the leg portion 2 of the cultivation container main body 1 can be supported by tying the vertical lattice F and the auxiliary leg 31 to any part of the vertical lattice F, for example, at any position of the protective fence Q. The cultivation container main body 1 is fixedly disposed on the cultivation container main body 1, and the connecting leg 30 having a structure separate from the cultivation container main body 1 is fitted to the leg 2 so that the cultivation container main body 1 has a fixed position supporting structure with respect to the protective fence Q. make it happen.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. Reference numeral 1 in the first embodiment shown in FIGS. 1 to 6 denotes a cultivation container main body made of a flexible member, for example, a terrace, A gap between the vertical grids F of the handrail P provided with a protective fence Q having a plurality of vertical grids F adjacent to each other on a weir wall such as a veranda, a balcony, a rooftop, or a stair at a pitch L of 120 mm or less, for example. It is for arranging plants so that
[0008]
In addition, as a specific configuration of the handrail P, as shown in FIG. 1, a handrail shade portion T which is continuously provided across an upper end portion of a pillar R opposed to the dam wall and a lower end portion of the pillar R are provided. Protective fences Q formed by arranging a plurality of vertical lattice members F adjacent to each other at predetermined pitches L are formed between the suspended lower chord members S and upper and lower ends of each vertical lattice F member of the protective fences Q. Are connected to the handrail cap T and the lower chord material S, respectively. Such a handrail P is an R-shaped handrail curved outward on a weir wall such as a terrace or a veranda as shown in FIG. 10, or a staircase handrail installed on one side or both sides of a stair as shown in FIG. The cultivation container main body 1 can be freely attached to and detached from such handrails.
[0009]
As shown in FIGS. 1 and 6, the cultivation container main body 1 is formed from a flexible member such as a soft synthetic resin material, for example, so that the whole gradually narrowed from the upper opening edge to the bottom has a substantially bowl-shaped shape. In addition, a circular upper opening edge having a diameter larger than the pitch L interval between the vertical lattices F is pressed with fingers from the left and right sides along the width direction to be crushed into a substantially elliptical shape to forcibly protect the fence. It is arranged to be inserted between the vertical lattices F of Q. When no crushing force is applied from the left and right sides, the upper opening edge is formed in advance as having a diameter larger than the interval between the vertical lattices F, and the interval pitch L between the vertical lattices F is variously different. However, it can be forcibly inserted by being compressed correspondingly, and has an elastic restoring force capable of returning to the original planar circular shape when no compressive force is applied.
[0010]
As shown in FIGS. 4 and 5, a bifurcated leg 2 formed by a substantially arched depression 4 is formed on the bottom surface of the cultivation container body 1. On the lower chord S under the protection fence Q. At this time, the width of the left and right tapered shapes forming the depressions 4 between the bifurcated legs 2 on the bottom surface is increased so that the lower chord material S having a large width can be sufficiently coped with. Even if it is a lower chord material S having a substantially round shape or a substantially rectangular cross section, the cultivation container body 1 itself can be placed on the lower chord material S without falling down.
[0011]
As shown in FIG. 4, one or a plurality of drainage holes 3 are formed in four recesses between the legs 2 of the cultivation container main body 1 so that water poured into the cultivation container main body 1 can be smoothly discharged. So that it can be drained to the outside.
[0012]
As shown in FIG. 4, at the left-right symmetric position of the upper opening edge of the cultivation container body 1, the upper opening edge sandwiched between the vertical lattices F of the protective fence Q is fastened and fixed to the vertical lattice F. In order to be able to wind the binding member 14 on the left and right upper opening edges, a fastening and fixing projection 11 is formed. In other words, the fastening fixing projection 11 has a pair of right and left standing pieces 12 erected in the shape of a thin plate from the upper opening edge of the cultivation container body 1, and a U-shaped opening side facing inward from the upper end of each of the standing pieces 12. And is formed by a U-shaped frame-shaped hook portion 13 formed so as to face each other.
[0013]
In addition, an insertion hole 15 is formed in the center of the outer surface, which is the U-shaped rear surface of the hook portion 13, for inserting the binding member 14 and the binding vine material 16 for decoration and projecting outward. . In addition, instead of winding the binding member 14 together with the vertical lattice F of the protective fence Q on both the hook portions 13, for example, a synthetic material formed into a vine shape by using a wire as a core material and connecting a simulated leaf material. A binding tie material 16 made of a resin material is wound around the hook portions 13 together with the vertical lattice F, and the tip end side of the binding tie material 16 is inserted from the inside of the insertion hole 15 so as to project outward. (See FIG. 7). By using the binding crane material 16 having a simulated crane shape as described above, the appearance at the time of tying and use can be improved to a more natural state and a good appearance.
[0014]
Next, an example of a method of using the embodiment configured as described above will be described. As shown in FIG. 6, fingers are used from the left and right sides of the upper opening edge of the cultivation container body 1 made of a flexible member. While being crushed into a substantially elliptical shape while being pressed down, are forcibly inserted and arranged between the vertical lattices F forming the protection fence Q of the handrail P, and at the same time, as shown in FIG. The leg 2 is placed so as to straddle the lower chord material S below the protection fence Q.
[0015]
Then, as shown in FIG. 3, the fastening and fixing projections 11 of the cultivation container body 1 are arranged so that they are adjacent to each other via the vertical lattice F and the U-shaped opening sides of the hooks 13 are directed outward. By wrapping the binding member 14 together with the vertical lattice F on both hook portions 13, the upper opening edges of the cultivation container body 1 adjacent to each other are firmly fixed to the protective fence Q.
[0016]
In this way, the plurality of cultivation container bodies 1 are arranged in an orderly manner in accordance with the pitch L interval of the vertical lattice F. By planting shrubs, ivy, gold crests, and the like that are elongate in the cultivation container main body 1, for example, the gaps between the vertical lattices F of the protective fence Q are formed in appearance. Make it in good condition and make it blindfolded.
[0017]
Further, the cultivation container body 1 is used for a curved handrail that is curved outward on a weir wall such as a terrace or a veranda as shown in FIG. 10, or installed on one side or both sides of a stair as shown in FIG. It can also be used for stair railings.
[0018]
FIGS. 7 and 8 show a second embodiment according to the present invention. The same reference numerals are given to substantially the same parts as those in the first embodiment, and a detailed description thereof will be given. Is omitted. In the present embodiment, the fastening and fixing protrusions 11 at the inner joining position between the upper opening edges of the cultivation container body 1 adjacent to each other via the vertical lattice F forming the protective fence Q, and the outer separating position. The cultivation container main body 1 is formed in the shape of a double container by integrally forming the fastening fixing projections 11 with each other.
[0019]
That is, as shown in FIG. 7, the double container-shaped cultivation container main body 1 has a diameter larger than the pitch interval of the vertical lattice F, for example, when the central portion is depressed inward and overlapped when viewed from the front side. The arc-shaped small curved portions 22A and 22B are formed in two rows, while the arc-shaped large curved portion 21 having a diameter of, for example, about twice the pitch L interval of the vertical lattice F when viewed from the back side is formed. It is formed. The bifurcated legs 2 formed by the arch-shaped depressions 4 are formed at symmetrical positions on the bottom via the vertical lattice F. At this time, the two small curved portions 22A and 22B are directed inward or outward with respect to the handrail P, and either may be used. The interval between the bifurcated legs 2 formed at symmetrical positions is set to a width corresponding to the pitch interval of the vertical lattice F. In addition, as shown in the figure, the cultivation container main body 1 is not limited to the case of the double formation, but may be a triple formation or a multiple formation of more.
[0020]
FIG. 9 shows a third embodiment according to the present invention, and the same reference numerals are given to substantially the same components as those in the first embodiment, and a detailed description thereof will be omitted. It is. In this embodiment, the arc-shaped large curved portion 21 and the arc-shaped small curved portion are divided into two so as to be located inside and outside the vertical lattice F forming the protective fence Q so that the internal volume is large and small. A flat surface contact portion that contacts the vertical lattice F is formed between the large and small curved portions 21 and 22. The large curved portion 21 has a diameter of, for example, about twice the pitch L interval of the vertical lattice F, and the small curved portion 22 has a diameter slightly larger than the pitch interval of the vertical lattice F. However, the present invention is not limited to this.
[0021]
FIGS. 12 and 13 show a fourth embodiment according to the present invention. The same reference numerals are given to substantially the same components as those in the first embodiment, and a detailed description thereof will be given. Is omitted. In the present embodiment, the auxiliary legs 31 tied to the vertical lattice F are symmetrically connected to the legs 2 of the cultivation container main body 1 in the left and right directions. In view of the above, it is preferable that the engaging portions 32 are formed so as to be substantially arc-shaped by being separated from each other at a slightly larger interval than the pitch L interval between the vertical lattices F, and to have an engaging portion 32 protruding from the inner surface of the lower end portion. is there. As a result, as shown in FIG. 13, the binding member that is engaged with the engaging portion 32 of the auxiliary leg 31 between each of the adjacent vertical lattices F at any position in the height direction of the vertical lattice F. The cultivation container main body 1 can be firmly supported by being tied to the vertical lattice F by 14, which is suitable when the cultivation container main body 1 is arranged in the vertical direction.
[0022]
FIGS. 14 and 15 show a fifth embodiment according to the present invention. The same reference numerals are given to substantially the same parts as those in the first embodiment, and a detailed description thereof will be given. Is omitted. In the present embodiment, a connection leg 30 capable of being tied to the vertical lattice F is detachably connected to the leg 2 of the cultivation container main body 1, and the connection leg 30 is as shown in the figure. A frame-shaped connecting frame 33 fitted into the leg 2 is formed so as to have a substantially arc shape by being separated from the vertical lattice F at a slightly larger interval than the pitch L between the vertical lattices F when viewed from the front. In addition, a curved engaging portion 32 is integrally and continuously provided at a lower end portion. By doing so, as shown in FIG. 14, as in the above-described fourth embodiment, any portion of the vertical lattice F in the height direction can be supplemented between each adjacent vertical lattice F. The cultivation container main body 1 can be firmly supported by being bound to the vertical lattice F by the binding member 14 engaged with the engaging portion 32 of the leg 31. Moreover, since the connecting leg 30 has a separate structure from the cultivation container body 1, it can be detachably connected to the cultivation container body 1 shown in each of the first, second, and third embodiments. , And their usability can be further increased.
[0023]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, for example, a gap between mutually adjacent vertical grids F of a handrail P having a vertical grid-shaped protection fence Q in a terrace, a veranda, a balcony, a rooftop, a stair, etc. It can be easily closed by planting so that the space of the terrace, veranda, balcony, rooftop, stairs, and the like itself is not narrowed, and the appearance is good.
[0024]
That is, the present invention is mounted so that the present invention straddles the cultivation container body 1 made of a flexible member compressed and sandwiched between the vertical lattices F and the lower chord S in which the lower side of the protection fence Q is connected in a horizontal manner. An upper opening edge of the cultivation container body 1 sandwiched between the bifurcated legs 2 formed by depressing the bottom surface of the cultivation container body 1 in an arch shape so as to be able to be bridged, and each vertical lattice F of the protective fence Q. This is because the left and right upper opening edges are provided with fastening and fixing projections 11 on which the binding member 14 can be wound so as to fasten and fix the portion to the vertical lattice F. Thereby, the cultivation container body 1 itself Can be arranged neatly in accordance with the pitch L interval of the vertical lattice F of the protective fence Q. In this cultivation container main body 1, for example, shrubs, ivy, gold crests, etc. exhibiting an upright state are planted. The gap between the vertical lattices F of the handrail P will be in a good appearance in appearance. It can be blindfolded state in the.
[0025]
A drain hole 3 for draining water from the inside of the cultivation container body 1 is formed in a recessed portion between the legs 2 of the cultivation container body 1 so that water poured into the cultivation container body 1 can be smoothly discharged to the outside. The cultivation container body 1 itself can be drained, so that watering for planting in a fixed state without removing the cultivation container body 1 from the protective fence Q can be performed with confidence.
[0026]
The fastening fixing projection 11 has a U-shaped frame shape formed so that the opening sides face each other inward from the upper ends of the pair of right and left standing pieces 12 erected from the upper opening edge of the cultivation container body 1. Since the binding members 14 are formed by the hooks 13 and the binding members 14 are wound around the hooks 13 together with the vertical lattice F of the protective fence Q, the upper opening edges of the cultivation container body 1 adjacent to each other are protected. The cultivation container main body 1 can be firmly fixed to the fence Q, and can be prevented from falling down from the handrail P due to a strong wind or an earthquake.
[0027]
The cultivation container is formed by integrally connecting the fastening and fixing protrusions 11 at the inner joint position between the upper opening edges of the two cultivation container bodies 1 adjacent to each other and the fastening and fixing protrusions 11 at the outer separating position. Since the main body 1 is formed in two rows, the vertical grid F of the protective fence Q is sandwiched between the fastening fixing projections 11 at the inner joint positions of the upper opening edges, and the vertical grid is formed on both hooks 13. F and the hooks 13 of the fastening projections 11 at the outer separation positions of the upper opening edges are wound around the binding member 14 together with the vertical lattice F, thereby forming a double unit. The formed cultivation container body 1 can be firmly fixed to the protection fence Q. In addition, since the cultivation container body 1 has a double structure, the space in the container required for planting can be increased, and for example, wide shrubs can be easily cultivated.
[0028]
Auxiliary legs 31 that can be supported on the vertical lattice F are symmetrically connected to the legs 2 of the cultivation container body 1 in the left and right directions, and are similarly fitted into the legs 2 of the cultivation container body 1. The connection legs 30 formed by symmetrically forming the auxiliary legs 31 on the left and right sides of the frame-shaped connection frame 33 are detachably connected to each other. And the auxiliary legs 31 can be supported, for example, by tying them, so that the cultivation container body 1 can be supported in various arrangements not only on the lower chord S of the protection fence Q but also over the entire area of the protection fence Q, It is not just a blindfold, but you can enjoy planting in this interesting arrangement. Not only that, the cultivation vessel main body 1 is formed separately from the cultivation vessel main body 1, so that the cultivation vessel main body 1 can be formed independently by being fitted to the legs 2. Since the cultivation container body 1 itself can be used as a fixed support structure, and no special processing is required for the cultivation container body 1 itself, there is an advantage that it can be provided at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a use state according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged perspective view of a state in which the handrail is mounted on a lower chord material.
FIG. 3 is a partially enlarged side view showing a state where cultivation container bodies mounted on a lower chord of a handrail are bound and fixed to a vertical lattice.
4A and 4B also show the cultivation container body, wherein FIG. 4A is a partially cutaway front view, and FIG. 4B is a side view.
5A and 5B show the legs of the cultivation container body, wherein FIG. 5A is an enlarged side view of a state in which the legs are mounted on a round pipe-shaped lower chord, and FIG. 5B is a rectangular pipe-shaped lower chord. FIG. 4 is an enlarged side view of a state in which a leg is mounted on the vehicle.
FIG. 6 is a plan view showing a state in which the handrail is mounted on the lower chord material.
FIG. 7 is a perspective view of a use state according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side view of the same use state.
FIG. 9 is a perspective view of a use state according to the third embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a front view showing an example used for a round-shaped handrail.
FIG. 11 is a front view showing an example used for a stair railing.
FIG. 12 is a perspective view according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a perspective view of the same use state.
FIG. 14 is an exploded perspective view according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a perspective view of the same use state.
[Explanation of symbols]
P: Handrail Q: Protective fence R: Prop S: Lower chord T: Handrail cap F: Vertical lattice L: Pitch between vertical lattices 1 ... Cultivation container body 2 ... Leg 3 ... Drain hole 4 ... Depression 11 ························································································································ Leg 32: Locking part 33: Connection frame part
