JP2004246822A - 更新情報表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】更新情報を効率的に取得できる快適な更新情報表示環境の提供
【解決手段】更新情報管理サーバ3では、各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部3bと、取得した更新情報を一覧表示した更新情報一覧コンテンツ3dを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部3cとが設けられ、クライアント4には、更新情報管理サーバ3にて作成される更新情報一覧コンテンツ3dを一定時間毎に取得する一覧コンテンツ取得部4aと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部4dと、ここで更新有りと検知された場合に当該更新情報一覧コンテンツ3dをクライアント4の画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部4eとが設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】更新情報管理サーバ3では、各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部3bと、取得した更新情報を一覧表示した更新情報一覧コンテンツ3dを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部3cとが設けられ、クライアント4には、更新情報管理サーバ3にて作成される更新情報一覧コンテンツ3dを一定時間毎に取得する一覧コンテンツ取得部4aと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部4dと、ここで更新有りと検知された場合に当該更新情報一覧コンテンツ3dをクライアント4の画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部4eとが設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の情報コンテンツの更新を検知し、検知した更新情報を各利用者のマシンに表示して通知する更新情報表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上の情報コンテンツの更新状況を検知し、その更新情報や更新内容を各利用者の端末で効率的に受信することを可能としているシステムとして、次の先行技術文献に係る発明がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−350667号公報
【0004】
上記先行技術文献に係る発明は、データ更新通知サーバーがネットワーク上の指定された情報コンテンツを所定の周期で巡回し、データの更新が検知された時、その旨をデータ更新通知サーバーがデータ受信端末へ通知するというものである。そしてこの発明によれば、データ受信端末を使用するユーザは、データが更新されるまで情報コンテンツに何度もアクセスする必要がなくなり、データの更新通知を受けた後にその情報コンテンツにアクセスすれば更新されたデータを効率的に受信することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、例えば企業内の各部署が当該部署毎の情報コンテンツを管理し、各部署がそれぞれ他部署の従業員に対して最新の情報を提供するような場合において、上記従来技術を適用することは可能である。
【0006】
しかしながら、上述のような場合に上記従来技術を適用した場合、情報コンテンツの誤記訂正などの些細な修正箇所についても当該情報コンテンツの更新として検知され、その都度、各利用者の端末に更新情報として頻繁に報知されてしまう状態が起こり得る。このように、不必要な更新情報まで頻繁に報知されるとなると、各利用者はその都度不必要な情報に目を通さねばならないため、利便性の向上どころか、却って煩わしさや不快感を覚えることになりかねない。
【0007】
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、各利用者が手間と時間を掛けることなく、各利用者にとって有用な更新情報を効率的に取得することができる更新情報表示システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の更新情報表示システムは、利用者の使用するクライアントと、該クライアントに情報コンテンツを提供するWebサーバと、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を一括管理し、新規の更新情報が確認された場合に当該新規更新情報を各クライアントに提供する更新情報管理サーバとが、ネットワークに接続されて相互に通信可能に構成されており、前記更新情報管理サーバが、前記各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部と、該更新情報取得部にて取得した更新情報をまとめて一覧表示した更新情報一覧コンテンツを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部とを有し、且つ前記クライアントが、前記更新情報管理サーバにて作成される更新情報一覧コンテンツを当該更新情報管理サーバから一定時間毎に取得する一覧コンテンツ取得部と、取得した更新情報一覧コンテンツの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部と、取得した更新情報一覧コンテンツが更新有りと検知された場合に当該更新情報一覧コンテンツをクライアントの表示画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部とを有するものである。
【0009】
また本発明の更新情報表示システムにおいて、前記クライアントが、前記一覧コンテンツ取得部にて取得した更新情報一覧コンテンツの全データを格納する一覧コンテンツ格納部を備え、且つ前記一覧コンテンツ更新検知部が、今回取得した更新情報一覧コンテンツデータと、前記一覧コンテンツ格納部に格納済の更新情報一覧コンテンツデータとのデータ内容を比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知するようにしても良く、あるいは前記一覧コンテンツ更新検知部が、取得した更新情報一覧コンテンツの最終更新時刻に予め設定されている取得間隔時間を加えて算出される算出時刻と、更新情報一覧コンテンツ取得時の時刻である現在時刻とを比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知するようにしても良い。
【0010】
さらに本発明の更新情報表示システムにおいて、前記更新情報管理サーバが、予め前記各Webサーバのアドレスが格納されたアドレス格納部を備えており、当該アドレス格納部に格納されるアドレスに基づいて一定時間おきに前記更新情報取得部が各Webサーバに順次アクセスし、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を自動取得するようにしても良い。尚、前記更新情報取得部が自動取得する時間間隔を、クライアントに予め設定されている取得間隔時間よりも短く設定すると一層良い。
【0011】
また上述の更新情報表示システムにおいて、前記更新情報管理サーバや各Webサーバにおける更新情報には、当該更新情報の内容により予め重要度が設定され、前記更新情報管理サーバの更新情報一覧コンテンツ作成部が、その重要度に応じて更新情報一覧コンテンツに更新情報を掲載するようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る更新情報表示システム1について、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る更新情報表示システム1の構成図である。また、図2は本実施形態の更新情報表示システム1におけるアドレス格納部3aの格納済データの構成図、図3は本実施形態において時間間隔設定変更時に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウの一例を示す図である。
【0013】
[更新情報表示システムの構成]
本実施形態に係る更新情報表示システム1は、図1のように、情報コンテンツを提供するWebサーバ2と、各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を一括管理し、新規の更新情報が確認された場合に当該新規更新情報を各クライアントに提供する更新情報管理サーバ3と、利用者の使用するクライアント4とが、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等といったネットワーク5に接続され、相互に通信可能に構成されている。尚、前記ネットワーク5には二台のWebサーバ2と一台のクライアント4とが接続されているが、前記Webサーバ2および前記クライアント4の台数はこれに限定されるものではない。以下、本実施形態に係る更新情報表示システム1における各構成要素について説明する。
【0014】
[Webサーバ]
前記Webサーバ2は、各Webサーバ2がネットワーク5を介して各クライアント4に提供する情報コンテンツ2a〜2cを、図1のようにそれぞれ有している。
【0015】
[更新情報管理サーバ]
前記更新情報管理サーバ3は、予め前記各Webサーバ2のアドレスが格納されたアドレス格納部3aと、前記各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部3bと、取得した更新情報をまとめて一覧表示した更新情報一覧コンテンツ3dを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部3cとを有している。
【0016】
ここで前記アドレス格納部3aに格納済のデータは、例えば図2のように、「各Webサーバにおける情報コンテンツの名称」項目および「各情報コンテンツのアドレス」項目から成るものである。
【0017】
[クライアント]
前記クライアント4は、前記更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツ3dを当該更新情報管理サーバ3から取得する一覧コンテンツ取得部4aと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの全データを格納する一覧コンテンツ格納部4bと、このクライアント4に内蔵されたタイマー(図示せず)を監視し且つ前記一覧コンテンツ取得部4aを一定時間毎に起動させる制御を行うタイマー監視部4cと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部4dと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dが更新有りと検知された場合にこの更新情報一覧コンテンツ3dをクライアント4の表示画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部4eとを有している。
【0018】
ここで、前記タイマー監視部4cが一覧コンテンツ取得部4aを起動させる時間の周期(更新情報一覧コンテンツの取得間隔時間)は、各クライアント4の管理者が画面上で設定できるようになっている。具体的には、例えば図3のように画面上に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウにおいて、各クライアント4の管理者がプルダウンメニューより任意の時間を選択することによって、起動間隔時間を任意に設定,変更できるようになっている。尚、本実施形態では標準起動間隔を60分としている。また、管理者が停止を選択した場合には、当該クライアント4における更新情報表示処理は行われなくなる。
【0019】
[更新情報表示システムによる処理手順]
次に、以上のような構成の更新情報表示システム1による処理手順について、図面を参照して以下説明する。図4は本実施形態に係る更新情報表示システム1の処理手順を説明するための図である。
【0020】
まず、本実施形態に係る更新情報表示システム1のクライアント4において、タイマー監視部4cが作動し、上述のように設定済の一定時間が経過した後に、一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST1)。
【0021】
次に、起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込む(ST2)。そして一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとを比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST3)。尚、図4に示す処理状況では、ST3の処理において更新情報一覧コンテンツのデータ更新は検知されない。
【0022】
ST3の処理後も引き続いてタイマー監視部4cは作動を継続しており、前回の一覧コンテンツ取得部4aの起動時(図4におけるST1処理時)から一定時間経過後、再度一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST4)。そして起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込み(ST5)、一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとを比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST6)。尚、図4に示す処理状況では、ST6の処理においても更新情報一覧コンテンツのデータ更新は検知されない。
【0023】
そして、例えば図1におけるWebサーバ2の管理者が、当該Webサーバ2の情報コンテンツ2aを更新したとすると(P1)、この情報コンテンツの更新内容を具体的に示す更新情報が当該Webサーバ2の管理者によって作成され、この更新情報のデータが更新情報管理サーバ3に送信される(P2)。そして、更新情報管理サーバ3の更新情報取得部3bにて更新情報のデータが受信されると、更新情報一覧コンテンツ作成部3cによって新たな更新情報一覧コンテンツが作成される(P3)。
【0024】
このP3の処理について具体的に説明すると、例えば更新情報一覧コンテンツ作成部3cが、更新された情報コンテンツのアドレスに基づいてアドレス格納部3aからコンテンツの名称を検索し、そのコンテンツ名称と、更新情報一覧コンテンツの更新日時と、受信した更新情報のデータとを用いて、例えば図5のような内容の更新情報一覧コンテンツを作成する処理がP3で行われる。尚、更新情報一覧コンテンツの更新日時は、更新情報管理サーバ3に内蔵されるタイマー(図示せず)からの情報を更新情報一覧コンテンツ作成部3cが用いれば良い。
【0025】
そして、引き続き作動しているクライアント4のタイマー監視部4cが、前回の一覧コンテンツ取得部4aの起動時から一定時間経過後に、再度一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST7)。そして起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込み(ST8)、一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとのデータ内容を比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST9)。
【0026】
ここで、図1に示す更新情報表示システム1では、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとの間に新規更新情報の分だけデータ内容の差異があるため、図4の場合には、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける処理により、更新情報一覧コンテンツのデータ更新が検知されることとなる。
【0027】
こうして一覧コンテンツ更新検知部4dが更新情報一覧コンテンツのデータ更新を検知すると、ポップアップ表示部4eが起動し(ST10)、ST8の処理において取得した更新情報一覧コンテンツをクライアント4の表示画面上にポップアップ表示させる(ST11)。尚、このポップアップ表示部4eが、取得した更新情報一覧コンテンツと共に音声コンテンツをポップアップ表示させるようにすることで、クライアント4の利用者は音声により、更新情報一覧コンテンツが更新されたことを認識できるようになる。
【0028】
尚、本実施形態では、一覧コンテンツ更新検知部4dによる更新検知処理は、上述の如く今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとのデータ内容の比較により行われるが、次のようにして更新情報一覧コンテンツの更新有無を検知しても良い。以下、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける他の検知処理手順パターンについて、図6を参照して説明する。
【0029】
まず一覧コンテンツ更新検知部4dは、クライアント4に内蔵されるタイマー(図示せず)から現在時刻(更新情報一覧コンテンツ取得時の時刻)を取得し(ステップST21)、次に、取得した更新情報一覧コンテンツのデータから最終の更新時刻を取得する(ステップST22)。
【0030】
続いて一覧コンテンツ更新検知部4dは、取得した更新情報一覧コンテンツの最終更新時刻にタイマー監視部4cに設定済の取得間隔時間を加えることで算出される算出時刻と、取得した現在時刻とを比較し(ステップST23)、この算出時刻が現在時刻より遅い時刻となっていれば、取得した更新情報一覧コンテンツのデータは更新有りと判断される(ステップST24)。こうして更新有りと判断されると、図4に示すようにポップアップ表示部4eが起動し(ST10)、取得した更新情報一覧コンテンツがクライアント4の表示画面上にポップアップ表示されることとなる(ST11)。
【0031】
一方、算出時刻が現在時刻より早い時刻となっていれば、取得した更新情報一覧コンテンツは以前の取得時以降、更新されていないと判断され(ステップST25)、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける処理は終了となる。
【0032】
尚、上記実施形態において、更新情報管理サーバ3が、他のWebサーバ2と同様に、当該更新情報管理サーバ3よりクライアント4に独自に提供する情報コンテンツを備えていても良い。この場合には、図4のP1の処理において当該更新情報管理サーバ3の情報コンテンツを更新し、この情報コンテンツの更新内容を具体的に示す更新情報を当該更新情報管理サーバ3の管理者が作成すると、この作成された更新情報データをP2の処理において更新情報取得部3bが取得し、この更新情報データに基づいて更新情報一覧コンテンツ作成部3cが新たな更新情報一覧コンテンツを作成する。こうして、更新情報管理サーバ3が独自の情報コンテンツを備えている場合でも、上記実施形態に係る更新情報表示システム1を適用することができる。
【0033】
[第二実施形態]
また、上記第一実施形態に係る更新情報表示システム1では、各Webサーバ2の管理者から情報コンテンツの更新情報に関するデータが送信される構成となっているが、第二実施形態に係る更新情報表示システムとして、更新情報管理サーバ3のアドレス格納部3aに格納されるアドレスに基づいて、一定時間おきに更新情報取得部3bが各Webサーバ2に順次アクセスして各Webサーバ2の更新情報を自動取得するようにしても良い。ここで、更新情報管理サーバ3が独自の情報コンテンツを備えている場合には、当該更新情報管理サーバ3の管理者により作成された更新情報データを更新情報取得部3bが自動取得することとなる。尚、この各Webサーバ2に順次アクセスする時間間隔は、管理者が更新情報取得部3bに任意設定可能である。
【0034】
以上のように、更新情報取得部3bが各Webサーバ2に順次アクセスして、あるいは当該更新情報管理サーバ3から、各サーバ2,3の更新情報を自動取得することで、各サーバ2,3の管理者は更新情報を随時作成しておくだけで良く、特に各Webサーバ2の管理者は、わざわざ更新情報管理サーバ3に送信する手間が省ける。
【0035】
尚、このように更新情報取得部3bが一定時間おきに自動取得するという更新情報表示システムの場合、更新情報取得部3bが自動取得する時間間隔を、クライアント4のタイマー監視部4cの設定時間間隔よりも短く設定しておくことで、更新情報一覧コンテンツの最新の更新情報をより効率的に取得することが可能となる。
【0036】
[第三実施形態]
また上記第一および第二実施形態に係る更新情報表示システムにおいて、更新情報管理サーバ3や各Webサーバ2の管理者は、各管理者の作成する更新情報に予め重要度を設定しておき、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツ作成部3cは、その重要度に応じて更新情報一覧コンテンツ3dに更新情報を掲載するようにしても良い。
【0037】
具体的に説明すると、各管理者は、例えば、全クライアントが内容確認をするべき更新情報はAランク,一部のクライアントに関係する更新情報はBランク,誤記訂正に関する更新情報はCランク,というように、各更新情報の重要度に応じて各更新情報のランク付けをしておく。さらに、例えば更新情報一覧コンテンツ作成部3cに「AランクあるいはBランクの更新情報のみを更新情報一覧コンテンツに表示する」旨を設定しておく。そして、以上のように設定された更新情報表示システムにおいて、更新情報取得部3bが各サーバ2,3から更新情報を取得後、取得した全更新情報の内のA,Bランクの更新情報のみを更新情報一覧コンテンツ作成部3cが抽出し、更新情報一覧コンテンツ3dに掲載する処理を行う。
【0038】
以上のような処理により、重要度の高い更新情報のみが更新情報一覧コンテンツに掲載されるようになり、例えば誤記訂正による更新情報のような重要度の極めて低い更新情報がその都度ポップアップ表示されることがなくなるため、更新情報を効率的に取得できるようにするばかりでなく、各クライアント4において従来感じることのあった煩わしさや不快感を各利用者に対して与えることを抑制できる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の更新情報表示システムによれば、各クライアントにおいて更新情報の一覧コンテンツが自動的にポップアップ表示されるため、各利用者はデータが更新されるまで情報コンテンツを何回もアクセスするという手間と時間を掛けることがなくなり、更新情報を効率的に取得することができるようになる。
【0040】
また本発明の更新情報表示システムによれば、前記更新情報一覧コンテンツには、重要度の高い内容の更新情報のみを掲載させることができるようになるため、従来のように不必要な更新情報まで頻繁に報知されることで各利用者に煩わしさや不快感を与えることもなくなり、快適な更新情報表示の環境を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る更新情報表示システムの構成図である。
【図2】第一実施形態の更新情報表示システムにおけるアドレス格納部の格納済データの構成図である。
【図3】第一実施形態において時間間隔設定変更時に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウの一例を示す図である。
【図4】第一実施形態に係る更新情報表示システムの処理手順を説明するための図である。
【図5】第一実施形態において作成,表示される更新情報一覧コンテンツの一例を示す図である。
【図6】第一実施形態に係る更新情報表示システムの一覧コンテンツ更新検知部における他の検知処理手順パターンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…更新情報表示システム、2…Webサーバ、2a〜2c…情報コンテンツ、3…更新情報管理サーバ、3a…アドレス格納部、3b…更新情報取得部、3c…更新情報一覧コンテンツ作成部、3d…更新情報一覧コンテンツ、4…クライアント、4a…一覧コンテンツ取得部、4b…一覧コンテンツ格納部、4c…タイマー監視部、4d…一覧コンテンツ更新検知部、4e…ポップアップ表示部、5…ネットワーク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上の情報コンテンツの更新を検知し、検知した更新情報を各利用者のマシンに表示して通知する更新情報表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワーク上の情報コンテンツの更新状況を検知し、その更新情報や更新内容を各利用者の端末で効率的に受信することを可能としているシステムとして、次の先行技術文献に係る発明がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−350667号公報
【0004】
上記先行技術文献に係る発明は、データ更新通知サーバーがネットワーク上の指定された情報コンテンツを所定の周期で巡回し、データの更新が検知された時、その旨をデータ更新通知サーバーがデータ受信端末へ通知するというものである。そしてこの発明によれば、データ受信端末を使用するユーザは、データが更新されるまで情報コンテンツに何度もアクセスする必要がなくなり、データの更新通知を受けた後にその情報コンテンツにアクセスすれば更新されたデータを効率的に受信することができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、例えば企業内の各部署が当該部署毎の情報コンテンツを管理し、各部署がそれぞれ他部署の従業員に対して最新の情報を提供するような場合において、上記従来技術を適用することは可能である。
【0006】
しかしながら、上述のような場合に上記従来技術を適用した場合、情報コンテンツの誤記訂正などの些細な修正箇所についても当該情報コンテンツの更新として検知され、その都度、各利用者の端末に更新情報として頻繁に報知されてしまう状態が起こり得る。このように、不必要な更新情報まで頻繁に報知されるとなると、各利用者はその都度不必要な情報に目を通さねばならないため、利便性の向上どころか、却って煩わしさや不快感を覚えることになりかねない。
【0007】
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、各利用者が手間と時間を掛けることなく、各利用者にとって有用な更新情報を効率的に取得することができる更新情報表示システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の更新情報表示システムは、利用者の使用するクライアントと、該クライアントに情報コンテンツを提供するWebサーバと、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を一括管理し、新規の更新情報が確認された場合に当該新規更新情報を各クライアントに提供する更新情報管理サーバとが、ネットワークに接続されて相互に通信可能に構成されており、前記更新情報管理サーバが、前記各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部と、該更新情報取得部にて取得した更新情報をまとめて一覧表示した更新情報一覧コンテンツを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部とを有し、且つ前記クライアントが、前記更新情報管理サーバにて作成される更新情報一覧コンテンツを当該更新情報管理サーバから一定時間毎に取得する一覧コンテンツ取得部と、取得した更新情報一覧コンテンツの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部と、取得した更新情報一覧コンテンツが更新有りと検知された場合に当該更新情報一覧コンテンツをクライアントの表示画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部とを有するものである。
【0009】
また本発明の更新情報表示システムにおいて、前記クライアントが、前記一覧コンテンツ取得部にて取得した更新情報一覧コンテンツの全データを格納する一覧コンテンツ格納部を備え、且つ前記一覧コンテンツ更新検知部が、今回取得した更新情報一覧コンテンツデータと、前記一覧コンテンツ格納部に格納済の更新情報一覧コンテンツデータとのデータ内容を比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知するようにしても良く、あるいは前記一覧コンテンツ更新検知部が、取得した更新情報一覧コンテンツの最終更新時刻に予め設定されている取得間隔時間を加えて算出される算出時刻と、更新情報一覧コンテンツ取得時の時刻である現在時刻とを比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知するようにしても良い。
【0010】
さらに本発明の更新情報表示システムにおいて、前記更新情報管理サーバが、予め前記各Webサーバのアドレスが格納されたアドレス格納部を備えており、当該アドレス格納部に格納されるアドレスに基づいて一定時間おきに前記更新情報取得部が各Webサーバに順次アクセスし、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を自動取得するようにしても良い。尚、前記更新情報取得部が自動取得する時間間隔を、クライアントに予め設定されている取得間隔時間よりも短く設定すると一層良い。
【0011】
また上述の更新情報表示システムにおいて、前記更新情報管理サーバや各Webサーバにおける更新情報には、当該更新情報の内容により予め重要度が設定され、前記更新情報管理サーバの更新情報一覧コンテンツ作成部が、その重要度に応じて更新情報一覧コンテンツに更新情報を掲載するようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る更新情報表示システム1について、図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る更新情報表示システム1の構成図である。また、図2は本実施形態の更新情報表示システム1におけるアドレス格納部3aの格納済データの構成図、図3は本実施形態において時間間隔設定変更時に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウの一例を示す図である。
【0013】
[更新情報表示システムの構成]
本実施形態に係る更新情報表示システム1は、図1のように、情報コンテンツを提供するWebサーバ2と、各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を一括管理し、新規の更新情報が確認された場合に当該新規更新情報を各クライアントに提供する更新情報管理サーバ3と、利用者の使用するクライアント4とが、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等といったネットワーク5に接続され、相互に通信可能に構成されている。尚、前記ネットワーク5には二台のWebサーバ2と一台のクライアント4とが接続されているが、前記Webサーバ2および前記クライアント4の台数はこれに限定されるものではない。以下、本実施形態に係る更新情報表示システム1における各構成要素について説明する。
【0014】
[Webサーバ]
前記Webサーバ2は、各Webサーバ2がネットワーク5を介して各クライアント4に提供する情報コンテンツ2a〜2cを、図1のようにそれぞれ有している。
【0015】
[更新情報管理サーバ]
前記更新情報管理サーバ3は、予め前記各Webサーバ2のアドレスが格納されたアドレス格納部3aと、前記各Webサーバ2の情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部3bと、取得した更新情報をまとめて一覧表示した更新情報一覧コンテンツ3dを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部3cとを有している。
【0016】
ここで前記アドレス格納部3aに格納済のデータは、例えば図2のように、「各Webサーバにおける情報コンテンツの名称」項目および「各情報コンテンツのアドレス」項目から成るものである。
【0017】
[クライアント]
前記クライアント4は、前記更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツ3dを当該更新情報管理サーバ3から取得する一覧コンテンツ取得部4aと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの全データを格納する一覧コンテンツ格納部4bと、このクライアント4に内蔵されたタイマー(図示せず)を監視し且つ前記一覧コンテンツ取得部4aを一定時間毎に起動させる制御を行うタイマー監視部4cと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部4dと、取得した更新情報一覧コンテンツ3dが更新有りと検知された場合にこの更新情報一覧コンテンツ3dをクライアント4の表示画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部4eとを有している。
【0018】
ここで、前記タイマー監視部4cが一覧コンテンツ取得部4aを起動させる時間の周期(更新情報一覧コンテンツの取得間隔時間)は、各クライアント4の管理者が画面上で設定できるようになっている。具体的には、例えば図3のように画面上に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウにおいて、各クライアント4の管理者がプルダウンメニューより任意の時間を選択することによって、起動間隔時間を任意に設定,変更できるようになっている。尚、本実施形態では標準起動間隔を60分としている。また、管理者が停止を選択した場合には、当該クライアント4における更新情報表示処理は行われなくなる。
【0019】
[更新情報表示システムによる処理手順]
次に、以上のような構成の更新情報表示システム1による処理手順について、図面を参照して以下説明する。図4は本実施形態に係る更新情報表示システム1の処理手順を説明するための図である。
【0020】
まず、本実施形態に係る更新情報表示システム1のクライアント4において、タイマー監視部4cが作動し、上述のように設定済の一定時間が経過した後に、一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST1)。
【0021】
次に、起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込む(ST2)。そして一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとを比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST3)。尚、図4に示す処理状況では、ST3の処理において更新情報一覧コンテンツのデータ更新は検知されない。
【0022】
ST3の処理後も引き続いてタイマー監視部4cは作動を継続しており、前回の一覧コンテンツ取得部4aの起動時(図4におけるST1処理時)から一定時間経過後、再度一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST4)。そして起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込み(ST5)、一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとを比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST6)。尚、図4に示す処理状況では、ST6の処理においても更新情報一覧コンテンツのデータ更新は検知されない。
【0023】
そして、例えば図1におけるWebサーバ2の管理者が、当該Webサーバ2の情報コンテンツ2aを更新したとすると(P1)、この情報コンテンツの更新内容を具体的に示す更新情報が当該Webサーバ2の管理者によって作成され、この更新情報のデータが更新情報管理サーバ3に送信される(P2)。そして、更新情報管理サーバ3の更新情報取得部3bにて更新情報のデータが受信されると、更新情報一覧コンテンツ作成部3cによって新たな更新情報一覧コンテンツが作成される(P3)。
【0024】
このP3の処理について具体的に説明すると、例えば更新情報一覧コンテンツ作成部3cが、更新された情報コンテンツのアドレスに基づいてアドレス格納部3aからコンテンツの名称を検索し、そのコンテンツ名称と、更新情報一覧コンテンツの更新日時と、受信した更新情報のデータとを用いて、例えば図5のような内容の更新情報一覧コンテンツを作成する処理がP3で行われる。尚、更新情報一覧コンテンツの更新日時は、更新情報管理サーバ3に内蔵されるタイマー(図示せず)からの情報を更新情報一覧コンテンツ作成部3cが用いれば良い。
【0025】
そして、引き続き作動しているクライアント4のタイマー監視部4cが、前回の一覧コンテンツ取得部4aの起動時から一定時間経過後に、再度一覧コンテンツ取得部4aを起動させる(ST7)。そして起動した一覧コンテンツ取得部4aは、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツを読み込み(ST8)、一覧コンテンツ更新検知部4dが、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとのデータ内容を比較して、一定時間内に更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを確認する(ST9)。
【0026】
ここで、図1に示す更新情報表示システム1では、今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとの間に新規更新情報の分だけデータ内容の差異があるため、図4の場合には、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける処理により、更新情報一覧コンテンツのデータ更新が検知されることとなる。
【0027】
こうして一覧コンテンツ更新検知部4dが更新情報一覧コンテンツのデータ更新を検知すると、ポップアップ表示部4eが起動し(ST10)、ST8の処理において取得した更新情報一覧コンテンツをクライアント4の表示画面上にポップアップ表示させる(ST11)。尚、このポップアップ表示部4eが、取得した更新情報一覧コンテンツと共に音声コンテンツをポップアップ表示させるようにすることで、クライアント4の利用者は音声により、更新情報一覧コンテンツが更新されたことを認識できるようになる。
【0028】
尚、本実施形態では、一覧コンテンツ更新検知部4dによる更新検知処理は、上述の如く今回取得した更新情報一覧コンテンツのデータと、一覧コンテンツ格納部4bに格納済の更新情報一覧コンテンツのデータとのデータ内容の比較により行われるが、次のようにして更新情報一覧コンテンツの更新有無を検知しても良い。以下、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける他の検知処理手順パターンについて、図6を参照して説明する。
【0029】
まず一覧コンテンツ更新検知部4dは、クライアント4に内蔵されるタイマー(図示せず)から現在時刻(更新情報一覧コンテンツ取得時の時刻)を取得し(ステップST21)、次に、取得した更新情報一覧コンテンツのデータから最終の更新時刻を取得する(ステップST22)。
【0030】
続いて一覧コンテンツ更新検知部4dは、取得した更新情報一覧コンテンツの最終更新時刻にタイマー監視部4cに設定済の取得間隔時間を加えることで算出される算出時刻と、取得した現在時刻とを比較し(ステップST23)、この算出時刻が現在時刻より遅い時刻となっていれば、取得した更新情報一覧コンテンツのデータは更新有りと判断される(ステップST24)。こうして更新有りと判断されると、図4に示すようにポップアップ表示部4eが起動し(ST10)、取得した更新情報一覧コンテンツがクライアント4の表示画面上にポップアップ表示されることとなる(ST11)。
【0031】
一方、算出時刻が現在時刻より早い時刻となっていれば、取得した更新情報一覧コンテンツは以前の取得時以降、更新されていないと判断され(ステップST25)、一覧コンテンツ更新検知部4dにおける処理は終了となる。
【0032】
尚、上記実施形態において、更新情報管理サーバ3が、他のWebサーバ2と同様に、当該更新情報管理サーバ3よりクライアント4に独自に提供する情報コンテンツを備えていても良い。この場合には、図4のP1の処理において当該更新情報管理サーバ3の情報コンテンツを更新し、この情報コンテンツの更新内容を具体的に示す更新情報を当該更新情報管理サーバ3の管理者が作成すると、この作成された更新情報データをP2の処理において更新情報取得部3bが取得し、この更新情報データに基づいて更新情報一覧コンテンツ作成部3cが新たな更新情報一覧コンテンツを作成する。こうして、更新情報管理サーバ3が独自の情報コンテンツを備えている場合でも、上記実施形態に係る更新情報表示システム1を適用することができる。
【0033】
[第二実施形態]
また、上記第一実施形態に係る更新情報表示システム1では、各Webサーバ2の管理者から情報コンテンツの更新情報に関するデータが送信される構成となっているが、第二実施形態に係る更新情報表示システムとして、更新情報管理サーバ3のアドレス格納部3aに格納されるアドレスに基づいて、一定時間おきに更新情報取得部3bが各Webサーバ2に順次アクセスして各Webサーバ2の更新情報を自動取得するようにしても良い。ここで、更新情報管理サーバ3が独自の情報コンテンツを備えている場合には、当該更新情報管理サーバ3の管理者により作成された更新情報データを更新情報取得部3bが自動取得することとなる。尚、この各Webサーバ2に順次アクセスする時間間隔は、管理者が更新情報取得部3bに任意設定可能である。
【0034】
以上のように、更新情報取得部3bが各Webサーバ2に順次アクセスして、あるいは当該更新情報管理サーバ3から、各サーバ2,3の更新情報を自動取得することで、各サーバ2,3の管理者は更新情報を随時作成しておくだけで良く、特に各Webサーバ2の管理者は、わざわざ更新情報管理サーバ3に送信する手間が省ける。
【0035】
尚、このように更新情報取得部3bが一定時間おきに自動取得するという更新情報表示システムの場合、更新情報取得部3bが自動取得する時間間隔を、クライアント4のタイマー監視部4cの設定時間間隔よりも短く設定しておくことで、更新情報一覧コンテンツの最新の更新情報をより効率的に取得することが可能となる。
【0036】
[第三実施形態]
また上記第一および第二実施形態に係る更新情報表示システムにおいて、更新情報管理サーバ3や各Webサーバ2の管理者は、各管理者の作成する更新情報に予め重要度を設定しておき、更新情報管理サーバ3の更新情報一覧コンテンツ作成部3cは、その重要度に応じて更新情報一覧コンテンツ3dに更新情報を掲載するようにしても良い。
【0037】
具体的に説明すると、各管理者は、例えば、全クライアントが内容確認をするべき更新情報はAランク,一部のクライアントに関係する更新情報はBランク,誤記訂正に関する更新情報はCランク,というように、各更新情報の重要度に応じて各更新情報のランク付けをしておく。さらに、例えば更新情報一覧コンテンツ作成部3cに「AランクあるいはBランクの更新情報のみを更新情報一覧コンテンツに表示する」旨を設定しておく。そして、以上のように設定された更新情報表示システムにおいて、更新情報取得部3bが各サーバ2,3から更新情報を取得後、取得した全更新情報の内のA,Bランクの更新情報のみを更新情報一覧コンテンツ作成部3cが抽出し、更新情報一覧コンテンツ3dに掲載する処理を行う。
【0038】
以上のような処理により、重要度の高い更新情報のみが更新情報一覧コンテンツに掲載されるようになり、例えば誤記訂正による更新情報のような重要度の極めて低い更新情報がその都度ポップアップ表示されることがなくなるため、更新情報を効率的に取得できるようにするばかりでなく、各クライアント4において従来感じることのあった煩わしさや不快感を各利用者に対して与えることを抑制できる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の更新情報表示システムによれば、各クライアントにおいて更新情報の一覧コンテンツが自動的にポップアップ表示されるため、各利用者はデータが更新されるまで情報コンテンツを何回もアクセスするという手間と時間を掛けることがなくなり、更新情報を効率的に取得することができるようになる。
【0040】
また本発明の更新情報表示システムによれば、前記更新情報一覧コンテンツには、重要度の高い内容の更新情報のみを掲載させることができるようになるため、従来のように不必要な更新情報まで頻繁に報知されることで各利用者に煩わしさや不快感を与えることもなくなり、快適な更新情報表示の環境を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る更新情報表示システムの構成図である。
【図2】第一実施形態の更新情報表示システムにおけるアドレス格納部の格納済データの構成図である。
【図3】第一実施形態において時間間隔設定変更時に表示される時間間隔のメニューオプションウィンドウの一例を示す図である。
【図4】第一実施形態に係る更新情報表示システムの処理手順を説明するための図である。
【図5】第一実施形態において作成,表示される更新情報一覧コンテンツの一例を示す図である。
【図6】第一実施形態に係る更新情報表示システムの一覧コンテンツ更新検知部における他の検知処理手順パターンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…更新情報表示システム、2…Webサーバ、2a〜2c…情報コンテンツ、3…更新情報管理サーバ、3a…アドレス格納部、3b…更新情報取得部、3c…更新情報一覧コンテンツ作成部、3d…更新情報一覧コンテンツ、4…クライアント、4a…一覧コンテンツ取得部、4b…一覧コンテンツ格納部、4c…タイマー監視部、4d…一覧コンテンツ更新検知部、4e…ポップアップ表示部、5…ネットワーク。
Claims (6)
- 利用者の使用するクライアントと、該クライアントに情報コンテンツを提供するWebサーバと、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を一括管理し、新規の更新情報が確認された場合に当該新規更新情報を各クライアントに提供する更新情報管理サーバとが、ネットワークに接続されて相互に通信可能に構成され、
前記更新情報管理サーバは、前記各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を取得する更新情報取得部と、該更新情報取得部にて取得した更新情報をまとめて一覧表示した更新情報一覧コンテンツを作成する更新情報一覧コンテンツ作成部とを有し、
前記クライアントは、前記更新情報管理サーバにて作成される更新情報一覧コンテンツを当該更新情報管理サーバから一定時間毎に取得する一覧コンテンツ取得部と、取得した更新情報一覧コンテンツの更新有無を検知する一覧コンテンツ更新検知部と、取得した更新情報一覧コンテンツが更新有りと検知された場合に当該更新情報一覧コンテンツをクライアントの表示画面上にポップアップ表示させるポップアップ表示部とを有することを特徴とする更新情報表示システム。 - 前記クライアントは、前記一覧コンテンツ取得部にて取得した更新情報一覧コンテンツの全データを格納する一覧コンテンツ格納部を備え、前記一覧コンテンツ更新検知部が、今回取得した更新情報一覧コンテンツデータと、前記一覧コンテンツ格納部に格納済の更新情報一覧コンテンツデータとのデータ内容を比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知することを特徴とする請求項1に記載の更新情報表示システム。
- 前記一覧コンテンツ更新検知部は、取得した更新情報一覧コンテンツの最終更新時刻に予め設定されている取得間隔時間を加えて算出される算出時刻と、更新情報一覧コンテンツ取得時の時刻である現在時刻とを比較することによって更新情報一覧コンテンツのデータが更新されたか否かを検知することを特徴とする請求項1に記載の更新情報表示システム。
- 前記更新情報管理サーバは、予め前記各Webサーバのアドレスが格納されたアドレス格納部を備えており、当該アドレス格納部に格納されるアドレスに基づいて一定時間おきに前記更新情報取得部が各Webサーバに順次アクセスし、各Webサーバの情報コンテンツの更新情報を自動取得することを特徴とする請求項1,2又は3の何れかに記載の更新情報表示システム。
- 前記更新情報取得部が自動取得する時間間隔は、クライアントに予め設定されている取得間隔時間よりも短く設定されていることを特徴とする請求項4に記載の更新情報表示システム。
- 前記更新情報管理サーバや各Webサーバにおける更新情報は、当該更新情報の内容により予め重要度が設定され、前記更新情報管理サーバの更新情報一覧コンテンツ作成部が、その重要度に応じて更新情報一覧コンテンツに更新情報を掲載することを特徴とする請求項1,2,3,4又は5の何れかに記載の更新情報表示システム。
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