JP2004242065A - 光アドドロップモジュールおよびそれを用いた波長多重伝送ネットワークのリモート制御方法 - Google Patents

光アドドロップモジュールおよびそれを用いた波長多重伝送ネットワークのリモート制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価で小型なリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールを提供する。
【解決手段】光アドドロップモジュール(ROADM)300において、伝送路からの入力WDM信号は入力ポート29に入力され、サーキュレータ30を介して偏光分離素子31によって2つの偏光モードに分離され、ループ33内を直交する偏波モードで時計回り、反時計回りにそれぞれ伝播する。ループ33の途中には所定の複屈折率を有する媒質32を設け、ループ内を伝播する光の偏光方位は、複屈折媒質32の固有偏光軸に対し45度方位の直線偏光が入射するようにそれぞれ調整されている。入力ポート29に波長間隔がΔλのWDM信号が供給されているものとし、複屈折媒質32の偏波分散PをP=λ/(CΔλ)となるよう設計する。送信側で特定チャンネルのレーザの波長をΔλの半分の量だけシフトさせると、ループ33を介してドロップポート36にドロップさせることができる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)伝送に用いる光アドドロップモジュールに関し、特にアドドロップするノードに切り替えスイッチを持たず送信部からアド/ドロップするチャンネルを制御できるパッシブ・リモート制御型アドドロップモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
波長多重(WDM)伝送システムは、1本の光ファイバに多数の波長の光を入射し一括して光アンプで増幅できるため、中継器の個数が従来の非WDM通信に比べて格段に減少し大きな経済効果をもたらした。しかしながら、これまで普及しているWDM通信方式は2点間のポイント・トゥ・ポイント大容量通信方式であって、ノードでチャンネルを自由に取り出したり(以下ドロップという)、加えたり(以下アドという)するためのアドドロップモジュール(図1に示すような信号の流れを制御するモジュール)は簡単ではないという難点があり、リングやメッシュで構成される実際のメトロやアクセスネットワークにはあまり普及していない。特にノードで任意のチャンネルの信号を取り出したり加えたりしてネットワークを自由に再構築できるいわゆるリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(以下ROADMという場合がある)は、今後のオール光ネットワークシステムで必要とされている。
【0003】
一般に光をアドする方法はいくつかある。第1に、偏波合成によって合成する方法がある。図2は偏波合成の基本構成図を示し、偏光ビームコンバイナ6によって信号光7,8を合成し、出力信号を得ることができる。しかし、この場合には入力信号7、アド信号8が直線偏光であるとする条件が必要であり、一般の光伝送路にはそのまま使うことができない。第2に、光フィルタで合成する方法がある。図3は薄膜フィルタ10を用いた合成の基本構成図を示す。しかし、この場合にはアドするチャンネルの数だけフィルタを用意する必要がある。
【0004】
このように、アドする方法に限っても偏波合成方式では直線偏光以外には使用できないという制限があり、また光フィルタによる合成方式ではアドするチャンネル(波長)の数に合わせて適切に設計した光フィルタをそれぞれ用意する必要があり、コストを増加させる。従って、従来の光アドドロップモジュール(以下OADMという場合がある)は、そのほとんどが合波器と分波器と光スイッチを使った方式である。すなわち図4に一構成図を示したように、OADM100は、分波器15、所定のチャンネル数に応じた2×2光スイッチ16、合波器17を備え、分波器15によって分波(Demultiplex)した後に各チャンネルに設けられた2×2光スイッチ16によってドロップモードかスルー(通過)モードかを切り替える方式である(例えば、非特許文献1参照。)。
OADMには、光スイッチとしてMEMS(Micor Electro Mechanical Systems)ミラーで反射、透過を切り替えるタイプも考えられる。図5はそうしたOADMの一構成例を示す。OADM200は、サーキュレータ22、分波器23、MEMSミラーアレイタイプ光スイッチ24を有し、MEMSミラーアレイタイプ光スイッチ24の後ろにチャンネル毎にサーキュレータ26を設置して、光スイッチ24において透過に切り換えたチャンネルについて、アド用レーザ25を駆動してアド信号をアドし、またはドロップポート27に接続された受光器28によりドロップ信号をドロップする(例えば、非特許文献1参照。)。
【0005】
【非特許文献1】
ケン・フォルタ(Ken Falta ),「ツーディー・メムス・フォー・ウェーブレングススイッチング(2D MEMS FOR OPTICAL WAVELENGTHSWITCHING )」,エレクトロニキャスト・コーポレーション(ElectroniCast Corporation ),セカンド・アニュアル・オプティカル・コミュニケーション・コンポーネンツ・コンファレンス −マーケット・アンド・テクノロジー・トレンヅ−(2ND ANNUAL OPTICALCOMMUNICATION COMP0NENTS CONFERENCE −MARKET & TECHNOLOGY TRENDS− ),2002年10月30日,東京,スライド#4,11
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の説明から明らかなように、従来のOADMは構成が固定であり、任意のチャンネルのみを選択的にアド/ドロップするためには、合波器と分波器のペアとWDM伝送のチャンネル数に対応する光スイッチが必要であった。このため価格、サイズの点で難点があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、このような従来の光アドドロップモジュールの問題点を解決し、安価で小型なリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールを提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、そのようなリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールを利用して伝送路障害に対するプロテクションを可能とした波長多重伝送ネットワークのリモート制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る光アドドロップモジュールは、偏光分離素子を起点と終点とする光ループと、入力端子と出力端子と前記偏光分離素子の第1の入力端子とに接続された第1のサーキュレータと、ドロップ端子とアド端子と前記偏光分離素子の第2の入力端子に接続された第2のサーキュレータとを含み、前記光ループの中に、所定の偏波分散を有する複屈折媒質を前記偏光分離素子と所定の偏光方位関係で配置させたことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る光アドドロップモジュール(OADM)においては、上記の構成を有することにより、いわゆる偏波ダイバーシティループミラー(PolarizationDiversity Loop Mirror、PDLM)のループの中に、アドド/ロップ用の偏光分離(合成)素子と、伝送路のチャンネル波長間隔で決まる所定の偏波分散を有する複屈折媒質とを、所定の偏光方位関係を保って組み込むことによりインターリービングフィルタ機能を実現している。これにより、OADMの入力信号の波長を送信側で制御することによってアド/ドロップを自由に制御できるようにしている。
【0011】
本発明に係る光アドドロップモジュールにおける信号のアド/ドロップの制御は、好ましくはモジュール入力信号の波長を所定量シフトさせることによってドロップとアドを切り替えることができる。この入力信号の波長のシフトは例えば送信側に接続したチューナブル光源によって行うことができるが、これに限定されるものではない。
【0012】
本発明の好ましい実施の形態において、複屈折媒質の偏波分散Pは、伝送路のチャンネル間の波長間隔Δλと以下の関係を満たすことが好ましい。
P=λ/(CΔλ)
ただしCは光速、λは動作波長である。複屈折媒質の偏波分散をこのように設定すると、伝送路を伝播するチャンネル間隔Δλの入力WDM信号を偶数波とみなせば、その偶数波はすべてのチャンネルの信号を第1のサーキュレータを介してスルー(通過)させる一方、特定チャンネルの波長のみをΔλの半分の量だけシフトさせるとそのチャンネルは奇数波となるので、偏光分離素子、光ループ、第2のサーキュレータを介して、その特定チャンネルの光を選択的にドロップ端子にドロップさせることができる。また、当該ドロップした奇数波の光をアド端子から入射すれば第2のサーキュレータ、光ループ、偏光分離素子、第1のサーキュレータを介して出力端子に導くことができる。
【0013】
上記のとおり本発明のリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールは、そのアドドロップ機能を用い、入力WDM信号から特定波長の信号群をドロップ端子にドロップすることで、ネットワーク上の信号伝送経路を出力端子からドロップ端子へスイッチできるため、例えば出力端子に接続された伝送路で障害点が発生したときに信号をドロップ端子に接続された正常な伝送路に一括して切り替えることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面に基づき説明する。なお、本発明は以下に具体的に記述する各実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の技術思想の範囲内において種々の変更が可能である。
【0015】
図6は、本発明に係るリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)の一つの実施例の構成図を示す。このROADM300において、伝送路からの入力WDM信号は入力ポート29に入力され、サーキュレータ30を介して偏光分離素子31によって2つの偏光モードに分離され、ループ33内を直交する偏波モードで時計回り、反時計回りにそれぞれ伝播する。ループ33の途中には所定の複屈折率を有する媒質32を設け、ループ内を伝播する光の偏光方位は、複屈折媒質32の固有偏光軸に対し45度方位の直線偏光が入射するようにそれぞれ調整されている。ここでは複屈折媒質32として、偏波面保存光ファイバ(以下PMFという場合がある)、ルチル、方解石、YVO4などの結晶が使用できる。
【0016】
図6によりROADM300の動作概念を説明する前に、図7を用いてインターリーバの機能を説明する。図7はインターリーバ310の一例を示す基本構成図であり、サーキュレータ30、偏光分離素子31、複屈折媒質としての偏波面保存光ファイバ(PMF)321を有する。また、この例では、ループとして、上記PMF321と同様の構造を有する伝送用偏波面保存光ファイバ(PMF)331を用いている。このインターリーバ310において、複屈折媒質としてのPMF321の偏波分散Pを、
P=λ/(2CΔλ) …(1)
のように設計する。ただし、Cは光速、λは動作波長、Δλは伝送路のチャンネル間の波長間隔である。
【0017】
あるいは、複屈折媒質32としてのPMF321の複屈折率をB、長さをLとすると、上記(1)式は
L・B=λ/2Δλ …(2)
と等価であるので、PMF321の複屈折率Bを計測し、Lを所定の長さに設定する。
【0018】
ループは、複屈折媒質としてのPMF321と同様の構造を有する伝送用PMF331であるが、偏光分離素子31に対しループ33の固有偏光方位が図7に示すように90度ねじってある。今PMF321に印加される温度を制御し、ループを伝播する偶数チャンネルの光はPMF321を伝送しても偏光方位はその入出力端で不変とし、一方奇数チャンネルの光の偏光方位はPMF321を伝播することで90度回転するように偏波分散Pの値を精密に調整する。このように設定すると、図7では偶数波、奇数波の光が偏光分離素子31で分離でき、偶数波、奇数波はそれぞれサーキュレータ30を介して出力ポート35とドロップポート36に分離される。
【0019】
図6に戻って考察を続ける。今伝送路から図6のROADM300の入力ポート29に波長間隔がΔλのWDM信号が供給されているものとし、複屈折媒質32の偏波分散Pを以下のように設計した。
P=λ/(CΔλ) (3)
これは、上記(1)式との比較において、図7における複屈折媒質としてのPMF321の長さを2倍にしたことを意味する。このような複屈折媒質を図6で用いると、伝送路を伝播するWDM信号のチャンネル間隔の半分の間隔でインターリービングできることになるので、Δλの間隔の伝送路信号を偶数波とみなせば偶数波はすべてサーキュレータ30を介してスルー(通過)ポート(すなわち出力ポート)35に出力される。ここで送信側で特定チャンネルのレーザの波長をΔλの半分の量だけシフトさせると、そのチャンネルは奇数波となるので、偏光分離素子31、ループ33を介してドロップポート36にドロップさせることができる。実験では複屈折媒質32として複屈折率B=6×10−4のPMFを2m使用した。この場合インターリービングできる波長間隔は1nmとなる。伝送路のチャンネル間隔を2nmで実験し、光源波長λを1nm変化させることによってそのチャンネルの光を選択的にドロップポート36にドロップさせることができた。ここでドロップした奇数波の光をアドポート34から入射すればサーキュレータ30、ループ33、偏光分離素子31、サーキュレータ30を介してスルーポート(出力ポート)35に導くことができる。
【0020】
図8に本発明に係るリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールのもう一つの実施の形態を示す。図8に示すROADM400は、図7に示したPMF321、PMF331に代えて、恒温槽40内で構成したフリースペースのマイクロオプティックスを使用したものである。図8に示す実施の形態において、レンズ37、38によって信号光をコリメートし、ループ用PMF321に代えてミラー39を用い、複屈折媒質32としてPMFに代えてルチル322を用いた。ルチル322の複屈折率と結晶厚さは上記(3)式を満足する条件とした。高温槽40を用いる代わりにルチルの傾きを変える方法も同様の効果が得られると期待できる。
【0021】
アドポート34に加えるアド信号のチャンネル数は一つに限られず複数であってもよい。図9は、アドポート34に加えるアド信号合成のための一例を示す構成図であり、41はレーザ、42はフィルタである。フィルタ42としては、アドするチャンネルが1個の場合にはチューナブルフィルタが、8ないし16チャンネルの場合には薄膜フィルタ(TFF)をカスケードに接続したタイプが、また16チャンネル以上の場合にはグレーティング(AWG)が適している。アドするチャンネルが数個で固定の場合にはTFFが、また可変の場合にはチューナブルフィルタを必要な個数だけ用意する。また、チューナブルフィルタの使用に代えてレーザ41にチューナブルレーザを使用しても良い。
【0022】
以上詳しく説明したよう、本発明によれば、従来のOADMと異なり合波器/分波器(Multiplex/Demultiplex)のペアを必要とせず光スイッチも使わないでリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)を構成できるので、コスト、モジュールサイズ、使い勝手の3点において大幅な改善効果を期待できる。その効果は、従来のOADMと比較したときのROADMの部品点数と簡略度から明白である。しかも、本発明のROADMでは入力WDM信号の光源の波長を変化させてアド/ドロップを制御するが、波長のシフト量はきわめて小さくてすむ(例えば、光源レーザの波長をWDM信号の波長間隔Δλの半分の量だけシフトさせればよい)ので、チューナブル光源に対する仕様も緩和でき安価なタイプで十分であるという効果もある。
【0023】
本発明のROADMを使うことによるもう一つの効果は、ROADMを使ってネットワークの構築をリモート制御できることである。図10にその基本概念図を示す。ROADM43のアドドロップ機能を用い、入力WDM信号29から特定波長の信号群をドロップポート36にドロップすることで、ネットワーク上の信号伝送経路をポート35からポート36へスイッチできることを示している。従って、例えば図11では伝送路45で障害点44が発生したときに信号を正常な伝送路46に一括して切り替えることができる。
【0024】
本発明のROADMの応用例を図12に示す。図12に示す応用例は、図6に示したROADMの基本構成において、ループ33の中に液晶光スイッチ47を更に追加したものである。液晶光スイッチ47に印加する電圧をON/OFF制御することによって、入力WDM信号をスルーポート(出力ポート)35からドロップポート36に一括してスイッチすることができる。このスイッチングはROADMの機能として行えるので、図11の場合と同様に伝送路障害に対するプロテクションが可能となる。
【0025】
本発明のアドドロップの変形として、図6に示したROADMの基本構成においてドロップポートに該ノードでドロップするかあるいは再び伝送路に帰還させるかの選択デバイスを用いかつ出力側においてもアド機能を選択できる機能をを持たせたものも考えられる。信号をドロップ側でドロップさせるかどうかの選択はサキュレータを二つ使用しそれらを接続するパスにドロップさせたい波長を反射するファイバブラッググレーティングを挿入するかしないかの切り替えを(2×2)光スイッチにて行うものである。サーキュレータを通過する信号を本発明ROADMに接続されるサーキュレータのもう一つの端子に帰還させれば該ノードではドロップしないで本ROADMの入力側のサーキュレータを介して伝送路の出力ポートに出力される。信号をアド側でアドさせるかどうかの選択はサーキュレータを一つ使用し出力ポートと該追加サーキュレータを接続するパスにアドさせたい波長を反射するファイバブラッググレーティングを挿入するかしないかの切り替えを行うものである。このようなアドドロップは本発明ROADMを伝送路に複数タンデムに接続して用いられる場合に必要となるものである。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来の光アドドロップモジュールで必要とされた合波器/分波器のペアと光スイッチを使うことなく、低コスト、小型で、使い勝手の良いリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールを実現することができる。
【0027】
また、本発明のリコンフィギュラブルな光アドドロップモジュールを波長多重ネットワークに組み込むことにより伝送路障害に対するプロテクションが容易に実現可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】アドドロップモジュールの信号の流れを示す説明図である。
【図2】偏波合成の基本構成図である。
【図3】フィルタを用いた合成の基本構成図である。
【図4】従来のOADMの一構成図である。
【図5】従来のOADMのもう一つの構成図である。
【図6】本発明に係る光アドドロップモジュールの基本構成図である。
【図7】本発明に係る光アドドロップモジュールを構成しているインターリーバの一例を示す基本構成図である。
【図8】本発明に係る光アドドロップモジュールの他の実施形態を示す構成図である。
【図9】アド信号合成の一例を示す構成図である。
【図10】ROADMの一用途としてネットワークの再構築への応用を示す説明図である。
【図11】ROADMの他の用途として、伝送路の障害に対するプロテクションを示す説明図である。
【図12】ROADMの他の用途として、光スイッチとしての応用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光アドドロップモジュール
2 入力WDM信号
3 出力信号
4 アド信号
5 ドロップ信号
6 偏光コンバイナ
7 入力直線偏光
8 アド用直線偏光
9 偏波合成信号
10 薄膜フィルタ
11 入力WDM信号
12 アド信号
13 合成信号
14 入力WDM信号
15 分波器
16 2×2光スイッチ
17 合波器
18 アド信号
19 ドロップ信号
20 出力WDM信号
21 入力WDM信号
22 サーキュレータ
23 分波器
24 MEMSミラーアレータイプ光スイッチ
25 アド用レーザ
26 サーキュレータ
27 ドロップポート
28 受光器
29 入力ポート
30 サーキュレータ
31 偏光分離素子
32 複屈折媒質
321 偏波面保存光ファイバ(PMF)
322 ルチル
33 ループ
331 伝送用偏波面保存光ファイバ(PMF)
34 アドポート
35 出力ポート
36 ドロップポート
37 レンズ
38 レンズ
39 ミラー
40 恒温槽
41 レーザ
42 フィルタ
43 ROADM
44 障害点
45 伝送路
46 伝送路
47 液晶光スイッチ
100 光アドドロップモジュール(OADM)
200 光アドドロップモジュール(OADM)
300 リコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)
310 リコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)
400 リコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)
500 リコンフィギュラブルな光アドドロップモジュール(ROADM)

Claims (6)

  1. 偏光分離素子を起点と終点とする光ループと、入力端子と出力端子と前記偏光分離素子の第1の入力端子とに接続された第1のサーキュレータと、ドロップ端子とアド端子と前記偏光分離素子の第2の入力端子に接続された第2のサーキュレータとを含み、
    前記光ループの中に、所定の偏波分散を有する複屈折媒質を前記偏光分離素子と所定の偏光方位関係で配置させたことを特徴とする光アドドロップモジュール。
  2. 請求項1に記載された光アドドロップモジュールにおいて、モジュール入力信号の波長を制御することによってドロップとアドを切り替えることを特徴とする光アドドロップモジュール。
  3. 請求項1または2に記載された光アドドロップモジュールにおいて、前記複屈折媒質の偏波分散Pが、伝送路のチャンネル間の波長間隔Δλと以下の関係を満たすことを特徴とする光アドドロップモジュール。
    P=λ/(CΔλ)
    ただしCは光速、λは動作波長である。
  4. 請求項2または3に記載された光アドドロップモジュールにおいて、モジュール入力信号の波長を所定量シフトすることによってドロップとアドを切り替えることを特徴とする光アドドロップモジュール。
  5. 請求項2、3または4のいずれかに記載された光アドドロップモジュールの入力端子に入力される入力波長多重信号の波長を一括して制御することにより、出力端子に接続される伝送路からドロップ端子に接続される伝送路へ信号伝送経路を切り替えることを特徴とする波長多重伝送ネットワークのリモート制御方法。
  6. 請求項5において、入力波長多重信号の波長を一括して所定量シフトすることを特徴とする波長多重伝送ネットワークのリモート制御方法。
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