JP2004240478A

JP2004240478A - Information processor

Info

Publication number: JP2004240478A
Application number: JP2003025930A
Authority: JP
Inventors: Katsuharu Nagai; 克治永井; Kiichi Takemoto; 貴一竹本; Kazuhiro Miyamoto; 一宏宮本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2003-02-03
Filing date: 2003-02-03
Publication date: 2004-08-26

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an information processor in which an operation part is easily operated and a user can operate it by viewing it not only when it is operated by carrying it by a hand but also when it is operated in a placed state on a desk. <P>SOLUTION: The information processor is provided with a first casing 1 having an input part 11, a second casing 2 having a screen display part 21 on one face side, a hinge part 3 connecting the first casing 1 and the second casing 2 and the operation part 12 operating control of a picture plane display content. The hinge part 3 connects the first casing 1 and the second casing 2 so that a first state where the second casing 2 is opened to the first casing 1 in a state where the display part 21 faces an input part 11-side and a second state where the second casing 2 is overlapped with the first casing 1 so that an opposite face side of the screen display part 21 in the second casing is confronted with a face of the input part 11 can be selected. The operation part 12 is arranged in a switching axis part. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関し、より詳細にはＰＤＡ（ＰｅｒｓｏｎａｌＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｃｅ）などの携帯用の情報処理装置（以下、単に「装置」と記すことがある）に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ＰＤＡなどの携帯用情報処理装置では装置の小型化が何よりも重要な条件となる。このため、例えば表示画面の周囲や装置の側面にジョグダイヤルやキートップなど操作部を設け、画面に表示される選択項目やメッセージの選択・決定などの操作（以下、「選択・決定操作」と略すことがある）をこの操作部を用いて行うようにして装置の小型化を図っていた。
【０００３】
一方、携帯用情報処理装置を用いて受信のみならず送信をも行うことが近年急速に増加してきている。従来の装置において文字入力する場合は、前記選択・決定操作によって文字を選択入力するか、あるいは透明タッチパネルを取付けた表示画面からペンで入力していたが、これらの方法による文字入力は時間が掛かり手間であった。またキーボードによる入力では、装置を小さくしなければならない関係上、キーボードを設けるための充分な領域を装置表面に確保できず、必然的にキーが小さくなると共にキー間ピッチも狭くなり、使用者がキー入力しにくいといった問題があった。
【０００４】
そこで特許文献１では、情報処理装置を上ハーフ部と下ハーフ部とから構成し、キーボード部から入力する場合は上ハーフ部と下ハーフ部とを開いた状態とし、選択・決定操作を行う場合は表示画面が外側になるように上ハーフ部と下ハーフ部とを重ねた状態とすることを提案している。そして特許文献１の情報処理装置では、上ハーフ部と下ハーフ部とが重なっても外部に露出する部分、具体的には下ハーフ部の側面に操作部を設けている。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００１−２６８６１３号公報（請求項１、
【００２５】段、図１〜図５）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１の情報処理装置のように操作部が装置側面に設けられていると、情報処理装置を手で持って操作する場合には操作しやすいが、情報処理装置を机などに載置した状態で操作する場合には操作しにくいという問題があった。また、操作部が装置側面に設けられていると、使用者が視認しながら操作部を操作することは実際上困難であり、操作の確実性の点で問題があった。
【０００７】
またキーボード入力を行う場合、キー配置や入力しやすさ等の点などから装置が横長である方が好ましく、また入力される文字・記号を表示する画面も横長の方が一般に見やすい。一方、選択・決定操作を行う場合には、これらの操作は通常は装置を片手で持って行うので、縦長の装置の方が手のひらに収まりやすく使い勝手よい。
【０００８】
特許文献１の情報処理装置では使用方向が変わらないため、装置を、キーボード入力が行いやすい横長の状態で使用した場合は、選択・決定操作が行いにくくなり、反対に選択・決定操作が行いやすい縦長の状態とした場合は、キーボード入力が行いにくくなるという問題があった。
【０００９】
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、片手で持って操作する場合のみならず、机などに載置した状態で操作する場合にも操作部の操作がしやすく、また使用者が視認しながら操作できる情報処理装置を提供することにある。
【００１０】
また本発明の目的は、キーボード入力が行いやすく、しかも選択・決定操作を行う場合には装置を片手で支持でき簡単に操作できる情報処理装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、入力部を備えた第１の筐体と、一方面側に画面表示部を備えた第２の筐体と、前記第１の筐体と前記第２の筐体とを連結するヒンジ部、画面表示内容の制御に関する操作を行う操作部とを備えた情報処理装置において、前記ヒンジ部は、前記第１の筐体に対して、前記第２の筐体を開閉する開閉軸と、前記第２の筐体を回動させる、前記開閉軸に垂直な回動軸とを有し、前記画面表示部が入力部側を向いた状態で前記第１の筐体に対して前記第２の筐体が開けられた第１の状態と、前記第２の筐体の画面表示部と反対面側が前記入力部の面と対向するように前記第２の筐体が前記第１の筐体と重なっている第２の状態とに選択可能に、前記第１の筐体と前記第２の筐体とを連結し、前記操作部が開閉軸部に設けられていることを特徴とする情報処理装置が提供される。
【００１２】
ここで、キーボード入力が行いやすく、且つ選択・決定操作が行いやすくする観点から、前記画面表示部の画面表示を制御する制御部をさらに設け、前記第１の状態と前記第２の状態との装置の状態変化を検知する検知手段からの検知信号に基づいて、前記制御部は、前記第１の状態と前記第２の状態とで、その画面表示を９０°回転させるようにするのが好ましい。
【００１３】
また、使用者の利便性をさらに向上させる観点から、第２の筺体における画面表示部が設けられた反対面側に第２画面表示部をさらに設けてもよい。
【００１４】
装置の操作性や携帯性を向上させる観点から、第２の状態における平面視において、第１の筺体の平面領域内に第２の筺体とヒンジ部とが収まるようにするのが望ましく、さらには第１の筺体の平面視における形状を長方形とし、その短手方向の長さを７０〜１００ｍｍの範囲、長手方向の長さを１１０〜１５０ｍｍの範囲とするのが望ましい。また第２の筺体に加わる回転モーメントの大きさとヒンジ部の強度との関係を考慮すると、第２の状態における平面視において、ヒンジ部と第２の筺体との短手方向の長さの比を１：５〜１：８の範囲とするのが好ましい。
【００１５】
使用者における種々の使用状態を考慮し、画面表示の９０°回転機能を禁止させる回転禁止入力部をさらに設けてもよい。
【００１６】
第２の状態において、第２の筺体に加わる押圧力によって筺体が撓み、第１の筺体の入力部から誤入力されるのを防止する観点から、第２の状態における入力部の少なくとも一部からの入力信号を無効としてもよく、この場合、第１の筺体の縁辺で且つヒンジ部から離れた位置にある入力部分からの入力を無効とするのがよい。
【００１７】
画面表示部の表示領域を有効に活用するとともに、画面表示が使用者に見やすくなるように、画面表示部が長方形状の場合には、第１の状態と第２の状態とで画面表示部の縦・横の長さが変化するのに合わせて、画面表示内容の改行処理を行うのが好ましい。
【００１８】
また、装置の用途を広くする観点から、検知手段が第２の状態を検知するものであってもよい。
【００１９】
使用者の利便性を図る観点から、２以上の検知手段を用いて前記装置の状態変化を検知するとともに、第２の筐体の画面表示部の面が入力部の面と対向するように第２の筐体が第１の筐体と重なっている不使用状態をも検知するようにし、装置が不使用状態の場合には画面表示部を消灯するようにするのが好ましい。
【００２０】
ここで、装置の美観を損なわないために、検知手段の設置位置は、使用者の目に付きにくい第１の筐体と第２の筐体との連結部分が好ましい。あるいは検知手段としてホール素子を用いてもよい。
【００２１】
【発明の実施の形態】
本発明者は、キーボード部などの入力部を備えた第１の筐体と、一方面側に画面表示部を備えた第２の筐体とを、開閉軸と回動軸を有するヒンジ部で連結した情報処理装置において、手で持って操作する場合のみならず、机などに載置した状態で操作する場合にも操作部の操作がしやすく、また使用者が視認しながら操作できるようにすべく鋭意検討を重ねた結果、開閉軸部に操作部を設ければよいことを見出し本発明をなすに至った。
【００２２】
以下、本発明の情報処理装置について図に基づいて説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
【００２３】
図１は、本発明の装置の不使用状態を示す斜視図である。すなわち、第１の筐体１と第２の筐体２とが、ヒンジ部３を介して、入力部１１（図３に図示）の面と画面表示部２１（図３に図示）の面とが対向するように重なっている状態にある。このような状態とすることにより、外力などから画面表示部２１や入力部１１を保護することができる。装置を使用しないときはこの状態とする。ここで図の装置ではヒンジ部３は、開閉軸（Ａ軸）と回動軸（Ｂ軸）とを有し、第１の状態と第２の状態に切り替え可能に第１の筺体１と第２の筺体２とを連結している。そして開閉軸部には、シーソー型キートップ１２ａおよび単キートップ１２ｂ（いずれも操作部１２）が設けられ、装置の不使用状態のときにもこのように外部に露出するようになっている。これにより装置が不使用状態にあっても必要により操作部１２を操作し信号を入力することもできる。
【００２４】
またここで図２に示すように、画面表示部２１と反対側面の第２の筺体に第２画面表示部２２をさらに設けてもよい。これにより、装置を使用していない状態のときでも第２画面表示部２２を介して、例えば現在時刻や受信情報の有無などの情報を使用者に伝えられるようになる。なお、第２画面表示部２２の大きさに特に限定はなく、また第２画面表示部２２に表示させる内容に特に限定はない。そしてまた装置が使用状態のときには第２画面表示部２２を消灯するようにしてもよい。
【００２５】
図３は、図１の不使用状態から、第２の筐体２をヒンジ部３のＡ軸（開閉軸）を中心に回動させて、画面表示部２１が入力部１１側を向いた状態で、第１の筐体１に対して第２の筐体２が開けられた第１の状態としたときの斜視図である。この状態においても、操作部１２は開閉軸部に設けられているため使用者から見て正面位置に露出しており、キーボードを押下するのと同じように操作部１２を操作できる。図３の装置では、使用者から見て開閉軸部の右側部に操作部１２が設けられているが、操作部１２は開閉軸部のどの部分に設けて構わない。例えば図４及び図５の装置では、使用者から見て開閉軸部の右側部にシーソー型キートップ１２ａおよび単キートップ１２ｂ、左側部に単キートップ１２ｃ、１２ｄをそれぞれ設けている。
【００２６】
図３の装置において、第１の筐体１の上面には入力部１１が配設され、入力部１１の左上には凸状スイッチ（検知手段）Ｓ_１が設けられ、第２の筐体２の画面表示部２１の左下に形成されている突起（検知手段）Ｔ_１による押圧でオン−オフされ、後述するように装置の状態を検知する。また、第１の筐体１の上辺と第２の筐体２の下辺とがヒンジ部３で連結されている。そしてこのヒンジ部３のヒンジカバー３１の表面に突起（検知手段）Ｔ_２が形成され、第２の筐体２が閉まった状態のときにこの突起Ｔ_２により押圧される位置に凸状スイッチ（検知手段）Ｓ_２が設けられ、前記凸状スイッチＳ_１と同様に装置の状態を検知する。図３の装置では入力部１１としてキーボードが図示されているが、本発明における入力部はこれに限定されるものではなく、タッチパネルやトラックボール、トラックパッド、ポインティングスティックなど従来公知のものを含む。この第１の状態において使用者は入力部１１から入力を行うことができ、入力された信号は画面表示部２１に表示される。また開閉軸部に操作部１２が配置されているので、必要によりこれを用いて入力や決定などの操作を行うこともできる。さらにはペンや指によって画面表示部２１を押圧することによって入力することもできる。
【００２７】
次に、選択・決定操作を行う場合には、画面表示部２１が外側になるように第２の筐体２を第１の筐体１と重ねた第２の状態にする。具体的には、図３のように第２の筐体２を開いた状態から、図６に示すようにヒンジ部３のＢ軸（回動軸）を中心に第２の筐体２を１８０°回転させた後、今度はＡ軸を中心に第２の筐体２を回動させて第１の筐体１と重なった状態（第２の状態）とする。そして、装置の方向を９０°回転させて縦長として使用する。このとき、装置の使用方向に合わせて、画面表示部２１の表示は第１の状態から９０°回転している。これにより縦長の状態で文字などを認識できるようになる。図７に、装置を第２の状態にしたときの斜視図を示す。
【００２８】
図７の縦長の方向で使用する装置において、使用者から見て左側端に開閉軸部が位置し、その上側にシーソー型キートップ１２ａ、単キートップ１２ｂ（それぞれ操作部１２）が設けられている。シーソー型キートップ１２ａは例えばその一方を「決定」を入力するときに用い、もう一方は「取消」を入力するときに用いる。単キートップ１２ｂは例えば電源キーとして用いる。もちろん、画面表示部２１に取り付けた透明タッチパネルからペンや指で入力操作を行ってもよいし、操作部１２からの入力とペンや指による入力とを併用してもよい。
【００２９】
また操作部１２として前記のものの他、トラックボールやトラックパッド、ポインティングスティックなど従来公知のポインティングデバイスなどを設けても構わない。また、第１の状態と第２の状態とで操作部１２の発揮する機能を異なるようにしても構わない。
【００３０】
図７に示すように装置を縦長の状態で使用することにより、使用者の手のひらに装置がすっぽりと収まり、横長の状態に比べ使い勝手が格段によくなる。ここで大人の使用者の手のひらの大きさを考慮すると、長方形であるこの第１の筺体の短手方向の長さを７０〜１００ｍｍの範囲、長手方向の長さを１１０〜１５０ｍｍの範囲とするのが望ましい。また第２の筺体に加わる回転モーメントの大きさとヒンジ部の強度との関係を考慮すると、第２の状態における平面視において、ヒンジ部と第２の筺体との短手方向の長さの比ｘ：ｙ（図７に図示）を１：５〜１：８の範囲とするのが好ましく、１：６〜１：７の範囲がより好ましい。また、この第２の状態における平面視において、第２の筺体２とヒンジ部３とが第１の筺体１の平面領域内に収まるようにすることも、装置の操作性や携帯性を向上させる上で重要である。特に、第２の状態における平面視において、第２の筺体２とヒンジ部３とが第１の筺体１の平面領域全体を覆うように隙間なく収まるようにするのが望ましい。
【００３１】
また図７に示すように、装置の使用方向を変えることに合わせて、画面表示部２１の表示を第１の状態から９０°回転させて、縦長の状態で文字などを認識できるようにしてある。画面表示部２１の表示例を図８に示す。同図（ａ_１）は、装置が横長の状態（第１の状態）のときの、横書きされた文字列の画面表示例である。次に、この状態から装置を時計回りに９０°回転させて縦長の状態（第２の状態）で装置を使用するようにした場合、画面表示は反時計回りに９０°回転させる。すると、同図（ａ_２）に示すような表示となり、文字は使用者から見て通常方向となるように画面表示部２１に表示される。
【００３２】
同図（ｂ_１）および（ｂ_２）は、縦書きされた文字列の、装置が横長の状態と縦長の状態における画面表示例を示したものである。縦書きされた文字列の場合も、前記と同様に、装置を時計回りに９０°回転させて横長の状態から縦長の状態にして使用した場合には、画面表示は反時計回りに９０°回転されるので、文字は使用者から見て通常方向となるように画面表示部に表示される。なお、第１の状態と第２の状態とでは画面表示部２１の幅が異なるので、画面表示部２１の表示領域を有効に利用すべく、図８に例示してあるように、画面表示部２１の幅に合わせて改行処理などを適宜行うことが推奨される。
【００３３】
一方、装置の使用方向を変えたときでも画面表示部２１の表示を回転させたくない場合も使用者の種々の使用状況の中にはあり得る。そこで、画面表示の９０°回転を禁止させる回転禁止入力部を設け、前記状況に対応できるようにしてもよい。回転禁止入力部として例えば図９に示すような設定画面を設けておき、この設定画面から画面表示部の表示の回転禁止を入力する。あるいは回転禁止入力部として装置の所望の位置にスイッチを設けておき、スイッチの入切により表示の回転禁止を行うようにしてもよい。
【００３４】
図７に示した第２の状態において、画面表示部２１からペン入力やタッチ入力している時あるいは装置を手で把持している時に、それらの押圧力によって第２の筺体２が撓んで、第２の筺体２のちょうど下側に位置する入力部１１のキーに接触し誤入力が生じるおそれがある。かかる不具合を未然に防止するためには、装置が第２の状態にあるときは、入力部１１の少なくとも一部からの入力信号は無効とするように制御するのが好ましい。ここで言う入力部１１の一部とは、第２の状態において第２の筺体が撓みやすい部分の対向位置にある入力部分を意味し、個々の装置において具体的部分は異なるが、一般に第１の筺体の縁辺で且つヒンジ部から離れた位置の入力部分である。なお、前記不具合を完全に防止するには、装置が第２の状態にあるときは入力部１１の全体について入力を無効とするのがよい。
【００３５】
次に、第１の筐体と第２の筐体との装置の状態変化を検知する手段について説明する。検知手段としては押圧スイッチや発光素子・受光素子、ホール素子など従来公知のものを用いることができ、また検知手段の取り付け位置としては、第１の状態と第２の状態との状態変化を検知できる位置であればどこでもよい。例えば、装置が第１の状態あるいは第２の状態であることを検知する位置であってもよいし、第１の状態から第２の状態へ移行していることを検知する位置であってもよい。
【００３６】
検知手段を取り付けた本発明の装置の一つの形態を図１０に示す。図１０の装置では、Ｂ軸から見て一方側の第２の筐体２の底面及びこれに対向するヒンジカバー３１に、発光素子４１と受光素子４２とが設けられている。装置が第１の状態にあるときは発光素子４１からの光は受光素子４２で検知される。他方、第２の筐体２がＢ軸を中心に回動されると、発光素子４１に対向する位置に受光素子４２はなくなるため、発光素子４１からの光は受光素子４２で検知されなくなる。受光素子４２によるこのような光検知の有無により、第２の筐体２が第１の状態であるのか、それ以外（第２の状態）であるのかが検知される。
【００３７】
また、図示しないが、発光素子と受光素子を検知手段として用いた場合の他の形態として、第２の筐体２の底面およびヒンジカバー３１の一方に発光素子４１と受光素子４２を設け、もう一方に反射部材を設けた形態が例示される。この場合にも、前記と同様に受光素子に光検知の有無により、第２の筐体が第１の状態であるのか、それ以外（第２の状態）であるのかが検知し得る。すなわち、装置が第１の状態にあるときは発光素子からの光が反射部材で反射されて受光素子で検知されるのに対し、第２の筐体が回動軸を中心に回動されると、発光素子からの光は反射部材で反射されないため受光素子で検知されない。なお、これらの場合には、画面表示部の表示の回転は、第２の筐体がＢ軸を中心に回動して、第１の状態ではなくなったとき又は第１の状態になったときに行われることになる。
【００３８】
検知手段を取り付けた本発明の装置の他の形態を図１１に示す。図１１の装置では、図上、第１の筐体１の右下部にホール素子４３を内設すると共に、第２の筐体２の左上部に前記ホール素子４３と対となるホール素子４４を内設してある。この一対のホール素子４３，４４は両者が接近すると信号を発する。したがって図１１に示すような、装置が第１の状態の場合には検知信号は発せられない。一方、同図の状態からＢ軸を中心として第２の筐体２を１８０°回動させた後、Ａ軸の周りに回動させて第２の筐体２が第１の筐体１と重なった第２の状態とした場合には、一対のホール素子４３，４４がちょうど対向する位置となり、検知信号が発せられる。したがって、この装置では画面表示部２１の表示の回転は、第２の筐体２がＡ軸を中心に回動して、第２の状態ではなくなったとき又は第２の状態になったときに行われることになる。
【００３９】
このように第２の状態であるかどうかを検知手段で検知する場合には、画面表示部２１をＢ軸を中心として所望の角度に回動させた状態としても、前記実施形態の場合と異なり画面表示は回転しない。例えば図１２に示す状態は、画面表示部２１を入力部１１と反対側となるように１８０°回転させた状態である。このような機能を利用すれば、画面表示部２１を第三者の方に向けた状態で、使用者が入力部から入力しながらプレゼンテーションや広告宣伝を行うこともできる。
【００４０】
以上の実施形態は検知手段を１つ用いるものであったが、検知手段を２つ以上設けてももちろん構わない。この場合、装置の状態変化と共に不使用状態をも検知するようにし、装置が不使用状態の場合には画面表示部を消灯するように制御するのが好ましい。以下に、検知手段を２つ設けた場合の装置例について説明する。
【００４１】
図３に示した装置では、前述のように、第１の筐体１における入力部１１の左上部およびヒンジカバー３１の対向部にそれぞれ凸状スイッチＳ_１，Ｓ_２が設けられ、第２の筐体２の画面表示部２１のこれに対応する位置およびヒンジカバー３１にそれぞれ突起Ｔ_１，Ｔ_２が設けられている。凸状スイッチＳ_１を含む位置での側断面図を図１３、そして凸状スイッチＳ_２を含む位置での側断面図を図１４に示す。なお、凸状スイッチ及び突起の設置位置は上記位置に限定されるものではないが、ヒンジカバー３１の対向部（連結部分）は使用者から見えにくく、またＡ軸の位置によっては、ヒンジカバー３１の表面に突起を形成しなくても凸状スイッチＳ_２がヒンジカー３１で押圧され得るので、この部分に検知手段を設けるのが好ましい。
【００４２】
凸状スイッチＳ_１では、図１３（ａ）に示すように、入力部１１と画面表示部２１とが対向するように第１の筐体１と第２の筐体２とが重ねられた状態（不使用状態）のときには、凸状スイッチＳ_１のピンが突起Ｔ_１により押圧されて検知信号は”オン”状態となっている。次に、この不使用状態から第２の筐体２をＡ軸を中心に回動させると、突起Ｔ_１によるピンの押圧が解除されて凸状スイッチＳ_１は”オフ”となる（同図（ｂ））。そして同図（ｃ）に示すように、画面表示部２１を外側にして第２の筐体２を第１の筐体１に重ねた第２の状態とした場合でも、ピンは押圧されないので凸状スイッチＳ_１は”オフ”状態を維持する。
【００４３】
一方、凸状スイッチＳ_２では、図１４（ａ）に示すように、第１の筐体１に対して第２の筐体２が閉まった状態のときは、凸状スイッチＳ_２のピンが突起Ｔ_２により押圧されて”オン”となっている。第２の筐体２がＡ軸を中心に回動して開くと、同図（ｂ）に示すように、突起Ｔ_２によるピンへの押圧が解除される。これによりピンは上方に移動し、凸状スイッチＳ_２は”オン”から”オフ”になる。また、同図（ｃ）に示すように、装置が第２の状態である場合には、ピンは押圧されるので凸状スイッチＳ_２は”オン”状態となる。このような凸状スイッチＳ_１，Ｓ_２の検知信号と装置の状態との関係を表１にまとめて示す。
【００４４】
【表１】

【００４５】
表１によれば、装置が不使用状態のときは凸状スイッチＳ_１，Ｓ_２はどちらも”オン”となり、装置が第１の状態のときは凸状スイッチＳ_１，Ｓ_２はどちらも”オフ”、そして第２の状態のときは凸状スイッチＳ_１が”オフ”で、凸状スイッチＳ２が”オン”となる。したがって、この２つの検知手段Ｓ_１，Ｓ_２からの検知信号により、装置が第１の状態であるか第２の状態であるかのみならず不使用状態であることまでも検知できることが理解される。
【００４６】
これを利用して、画面表示部２１の点灯・消灯および画面表示の切替の制御を、表１に示すように制御するのが好ましい。すなわち、装置が不使用状態から第１の状態になった場合には画面表示部２１を自動的に点灯し、また装置が第１の状態から第２の状態になった場合には画面表示部２１の画面表示を第１の状態から９０°回転させる。反対に、装置が第２の状態から第１の状態になった場合には画面表示を前とは逆方向に９０°回転させ、第１の状態から不使用状態になった場合には画面表示部２１を自動的に消灯させるのである。また、不使用状態になった場合の別の方法としては、画面表示のバックライトのみをオフにしたり、装置の電源をオフにしたり、あるいは通信機能搭載のＰＤＡであれば通信機能以外のアプリケーションをオフにしたりして、無駄な電力消費が抑えられ省エネルギー化が図れる。
【００４７】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置では、画面表示内容の制御に関する操作を行う操作部を開閉軸部に設けたので、手で持って操作する場合のみならず、机などに載置した状態で操作する場合にも操作部の操作がしやすく、また使用者が視認しながら操作できる。これにより操作の確実性が向上する。
【００４８】
また第１の筐体と第２の筐体とを、画面表示部が入力部側を向いた状態で第１の筐体に対して第２の筐体が開けられた第１の状態と、第２の筐体の画面表示部と反対面側が入力部の面と対向するように第２の筐体が前記第１の筐体と重なっている第２の状態とに選択可能に連結し、第１の状態と第２の状態とでその画面表示を９０°回転させるようにすると、キーボードなどの入力部から入力する場合は装置を横長の状態で使用し、選択・決定操作を行う場合は装置を縦長の状態で使用することができる。これにより、従来に比べキーボードなどからの入力が行いやすく、また選択・決定操作を行う場合に、装置を片手で楽に支持・操作できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の情報処理装置の不使用状態の一例を示す斜視図である。
【図２】第２の筺体に補助画面表示を設けた装置の斜視図である。
【図３】装置を第１の状態にしたときの一例を示す斜視図である。
【図４】装置を第１の状態にしたときの他の例を示す斜視図である。
【図５】図４の装置を第２の状態にしたときの斜視図である。
【図６】装置を第１の状態から第２の状態へ変化させている斜視図である。
【図７】装置を第２の状態にしたときの一例を示す斜視図である。
【図８】第１の状態から第２の状態にしたときの画面表示部の表示の変化を示す図である。
【図９】設定画面から画面表示の回転禁止を入力する場合の一例を示す図である。
【図１０】本発明で使用できる検知手段の一例を示す斜視図である。
【図１１】本発明で使用できる検知手段の他の例を示す斜視図である。
【図１２】装置の使用形態の一例を示す斜視図である。
【図１３】検知手段の検知状態を示す装置の側断面図である。
【図１４】他の検知手段の検知状態を示す装置の側断面図である。
【符号の説明】
１第１の筐体
２第２の筐体
３ヒンジ部
１１入力部
１２操作部
１２ａシーソー型キートップ（操作部）
１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ単キートップ（操作部）
２１画面表示部
２２第２画面表示部
３１ヒンジカバー
４１発光素子（検知手段）
４２受光素子（検知手段）
４３，４４ホール素子（検知手段）
Ｓ_１，Ｓ_２凸状スイッチ
Ｔ_１，Ｔ_２突起[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus, and more particularly, to a portable information processing apparatus such as a PDA (Personal Digital Assistance) (hereinafter, may be simply referred to as “apparatus”).
[0002]
[Prior art]
In a portable information processing device such as a PDA, miniaturization of the device is the most important condition. For this reason, for example, an operation unit such as a jog dial or a key top is provided around the display screen or on the side of the apparatus, and operations such as selection and determination of selection items and messages displayed on the screen (hereinafter, abbreviated as “selection / determination operation”). Is performed using this operation unit to reduce the size of the apparatus.
[0003]
On the other hand, the use of a portable information processing device to perform not only reception but also transmission has been rapidly increasing in recent years. When inputting characters in a conventional device, characters are selected and input by the above-described selection / decision operation, or input with a pen from a display screen provided with a transparent touch panel. However, character input by these methods takes time. It was troublesome. In addition, in the case of input using a keyboard, a sufficient area for providing a keyboard cannot be secured on the surface of the device because the size of the device must be reduced, so that the keys are inevitably reduced in size and the pitch between the keys is reduced. There was a problem that key input was difficult.
[0004]
Therefore, in Patent Document 1, when the information processing device is configured of an upper half portion and a lower half portion, and when inputting from a keyboard portion, the upper half portion and the lower half portion are opened and a selection / determination operation is performed. Proposes that the upper half and the lower half are overlapped so that the display screen is on the outside. In the information processing apparatus of Patent Literature 1, an operation unit is provided on a portion exposed to the outside even when the upper half portion and the lower half portion overlap, specifically, a side surface of the lower half portion.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-268613 A (Claim 1,
Steps, FIGS. 1-5)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When the operation unit is provided on the side of the device as in the information processing device of Patent Literature 1, it is easy to operate the information processing device by hand, but the information processing device is placed on a desk or the like. When operating in the state, there is a problem that it is difficult to operate. Further, when the operation unit is provided on the side surface of the apparatus, it is practically difficult for the user to operate the operation unit while visually recognizing the operation unit, and there is a problem in the reliability of the operation.
[0007]
When performing keyboard input, it is preferable that the device is horizontally long in terms of key arrangement, ease of input, and the like. In addition, it is generally easier to view a screen that displays characters and symbols to be input when it is horizontally long. On the other hand, when performing the selection / decision operation, these operations are usually performed by holding the device with one hand, so that the vertically long device fits easily in the palm of the hand and is easy to use.
[0008]
Since the direction of use does not change in the information processing device of Patent Literature 1, when the device is used in a landscape state in which keyboard input is easy to perform, selection and determination operations are difficult to perform, and conversely, selection and determination operations are easy to perform. In the case of a vertically long state, there is a problem that keyboard input becomes difficult.
[0009]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and its purpose is not only when operating with one hand but also when operating with being placed on a desk or the like. It is an object of the present invention to provide an information processing apparatus that allows easy operation of the unit and allows the user to operate while visually recognizing.
[0010]
It is another object of the present invention to provide an information processing apparatus that can easily perform keyboard input and that can be easily operated by supporting the apparatus with one hand when performing a selection / decision operation.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a first housing provided with an input unit, a second housing provided with a screen display unit on one surface side, and the first housing and the second housing are provided. An information processing apparatus comprising: a hinge portion to be connected; and an operation portion for performing an operation related to control of screen display content, wherein the hinge portion opens and closes the second housing with respect to the first housing. An axis and a rotation axis perpendicular to the opening / closing axis for rotating the second housing, wherein the screen display unit faces the input unit with respect to the first housing. The first state in which the second housing is opened, and the second housing is connected to the first housing such that the surface of the second housing opposite to the screen display unit faces the surface of the input unit. The first housing and the second housing are connected to each other so as to be selectable between a second state overlapping with the second housing, and the operation unit is provided on an opening / closing shaft. The information processing apparatus is provided, wherein.
[0012]
Here, from the viewpoint of facilitating keyboard input and facilitating selection / decision operations, a control unit for controlling screen display of the screen display unit is further provided, and the first state and the second state are switched. It is preferable that the control unit rotates the screen display by 90 ° between the first state and the second state based on a detection signal from a detection unit that detects a state change of the device. .
[0013]
Further, from the viewpoint of further improving the convenience of the user, a second screen display unit may be further provided on the second housing on the side opposite to the screen display unit.
[0014]
From the viewpoint of improving the operability and portability of the device, it is preferable that the second housing and the hinge part be within the plane area of the first housing in a plan view in the second state. It is desirable that the shape of the first housing in a plan view is rectangular, the length in the short direction is in the range of 70 to 100 mm, and the length in the long direction is in the range of 110 to 150 mm. In consideration of the relationship between the magnitude of the rotational moment applied to the second housing and the strength of the hinge, the ratio of the length of the hinge to the second housing in the lateral direction in plan view in the second state is determined. It is preferred to be in the range of 1: 5 to 1: 8.
[0015]
A rotation prohibition input unit for prohibiting the 90-degree rotation function of the screen display may be further provided in consideration of various usage states of the user.
[0016]
In the second state, from the viewpoint of preventing the housing from bending due to the pressing force applied to the second housing and erroneous input from the input unit of the first housing, at least a part of the input unit in the second state is used. May be invalidated, and in this case, it is preferable to invalidate an input from an input portion that is located on the edge of the first housing and away from the hinge portion.
[0017]
In order to effectively utilize the display area of the screen display unit and to make the screen display easier for the user to see, when the screen display unit is rectangular, the screen display unit is switched between the first state and the second state. It is preferable to perform a line feed process on the screen display content according to the change in the vertical and horizontal lengths.
[0018]
Further, from the viewpoint of widening the use of the device, the detecting means may detect the second state.
[0019]
From the viewpoint of convenience for the user, the state change of the device is detected using two or more detection means, and the screen display unit of the second housing is arranged so that the surface of the screen display unit faces the surface of the input unit. It is preferable to detect the non-use state where the second housing overlaps the first housing, and to turn off the screen display unit when the apparatus is in the non-use state.
[0020]
Here, in order not to impair the aesthetic appearance of the device, the installation position of the detection means is preferably a connecting portion between the first housing and the second housing which is hard to be seen by the user. Alternatively, a Hall element may be used as the detecting means.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The inventor of the present invention has a first housing provided with an input unit such as a keyboard unit, and a second housing provided with a screen display unit on one surface side, with a hinge unit having an open / close axis and a rotation axis. In the connected information processing device, not only when operating by hand, but also when operating while placed on a desk etc., the operation unit is easy to operate, and the user can operate while visually recognizing As a result of intensive studies, the present inventors have found that an operation section may be provided on the opening / closing shaft section, and have accomplished the present invention.
[0022]
Hereinafter, an information processing apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to these embodiments.
[0023]
FIG. 1 is a perspective view showing an unused state of the apparatus of the present invention. That is, the first housing 1 and the second housing 2 are connected via the hinge 3 to the surface of the input unit 11 (shown in FIG. 3) and the surface of the screen display unit 21 (shown in FIG. 3). Are in an overlapping state so as to face each other. With such a state, the screen display unit 21 and the input unit 11 can be protected from external force and the like. This state is set when the device is not used. Here, in the illustrated device, the hinge portion 3 has an opening / closing axis (A axis) and a rotation axis (B axis), and is switchable between a first state and a second state. 2 are connected to the housing 2. The open / close shaft portion is provided with a seesaw type key top 12a and a single key top 12b (both of which are the operation unit 12), and is exposed to the outside even when the apparatus is not in use. Thus, even if the apparatus is in a non-use state, the operation unit 12 can be operated and a signal can be input as necessary.
[0024]
In addition, as shown in FIG. 2, a second screen display unit 22 may be further provided in the second housing on the side opposite to the screen display unit 21. Thus, even when the apparatus is not in use, information such as the current time and the presence or absence of received information can be transmitted to the user via the second screen display unit 22. The size of the second screen display unit 22 is not particularly limited, and the content displayed on the second screen display unit 22 is not particularly limited. When the apparatus is in use, the second screen display unit 22 may be turned off.
[0025]
FIG. 3 shows a state in which the second housing 2 is rotated about the A-axis (opening / closing axis) of the hinge unit 3 from the non-use state of FIG. 1 so that the screen display unit 21 faces the input unit 11 side. FIG. 3 is a perspective view when the first housing 1 is in a first state in which a second housing 2 is opened. Even in this state, since the operation unit 12 is provided on the opening / closing shaft unit, it is exposed at the front position when viewed from the user, and the operation unit 12 can be operated in the same manner as pressing the keyboard. In the apparatus shown in FIG. 3, the operation unit 12 is provided on the right side of the opening / closing shaft as viewed from the user, but the operating unit 12 may be provided at any part of the opening / closing shaft. For example, in the apparatus shown in FIGS. 4 and 5, the seesaw-type key top 12a and the single key top 12b are provided on the right side of the opening / closing shaft as viewed from the user, and the single key tops 12c and 12d are provided on the left side.
[0026]
In the apparatus shown in FIG. 3, an input unit 11 is provided on the upper surface of the first housing 1, and a convex switch (detection means) S ₁ is provided on the upper left of the input unit 11. screen projection (detecting means) which is formed at the lower left of the display section 21 on the pressing by T ₁ of the - is turned off, for detecting a state of the apparatus as will be described later. The upper side of the first housing 1 and the lower side of the second housing 2 are connected by a hinge 3. The hinge portion 3 of the projections on the surface of the hinge cover 31 (detecting means) T ₂ is formed convex switch position is pressed by the projection T ₂ in a state where the second housing 2 is closed ( detecting means) S ₂ is provided for detecting a state of similarly device and the convex switch S _1. In the apparatus of FIG. 3, a keyboard is illustrated as the input unit 11, but the input unit in the present invention is not limited to this, and includes a conventionally known one such as a touch panel, a trackball, a trackpad, and a pointing stick. In this first state, the user can make an input from the input unit 11, and the input signal is displayed on the screen display unit 21. Further, since the operation unit 12 is disposed on the opening / closing shaft portion, operations such as input and determination can be performed using the operation unit 12 as necessary. Further, the input can be performed by pressing the screen display unit 21 with a pen or a finger.
[0027]
Next, when performing a selection / decision operation, the second housing 2 is placed in the second state in which the second housing 2 is overlapped with the first housing 1 so that the screen display unit 21 is on the outside. Specifically, from the state where the second housing 2 is opened as shown in FIG. 3, the second housing 2 is moved 180 degrees around the B axis (rotation axis) of the hinge portion 3 as shown in FIG. After the rotation, the second housing 2 is rotated about the A-axis to be in a state of being overlapped with the first housing 1 (a second state). Then, the direction of the apparatus is rotated by 90 ° and used as a portrait. At this time, the display on the screen display unit 21 is rotated by 90 ° from the first state in accordance with the use direction of the apparatus. This makes it possible to recognize characters and the like in a vertically long state. FIG. 7 shows a perspective view when the device is in the second state.
[0028]
In the device used in the vertically long direction in FIG. 7, the open / close shaft is located at the left end when viewed from the user, and the seesaw type key top 12a and the single key top 12b (each operating unit 12) are provided above the shaft. I have. For example, one of the seesaw key tops 12a is used when inputting "OK" and the other is used when inputting "cancel". The single key top 12b is used, for example, as a power key. Of course, the input operation may be performed with a pen or a finger from the transparent touch panel attached to the screen display unit 21, or the input from the operation unit 12 and the input with the pen or a finger may be used together.
[0029]
In addition to the above-described operation unit 12, a conventionally known pointing device such as a trackball, a trackpad, and a pointing stick may be provided. Further, the functions performed by the operation unit 12 may be different between the first state and the second state.
[0030]
By using the apparatus in a vertically long state as shown in FIG. 7, the apparatus fits perfectly in the palm of the user's hand, and the usability becomes much better than in a horizontally long state. Here, considering the size of the palm of the adult user, the length of the rectangular first housing in the short direction is in the range of 70 to 100 mm, and the length in the long direction is in the range of 110 to 150 mm. Is desirable. Considering the relationship between the magnitude of the rotational moment applied to the second housing and the strength of the hinge, the ratio x of the length of the hinge and the second housing in the short direction in plan view in the second state is x. : Y (shown in FIG. 7) is preferably in the range of 1: 5 to 1: 8, more preferably in the range of 1: 6 to 1: 7. Further, in the plan view in the second state, the second housing 2 and the hinge portion 3 are made to fit within the plane area of the first housing 1, thereby improving the operability and portability of the device. Important above. In particular, in a plan view in the second state, it is desirable that the second housing 2 and the hinge portion 3 be fitted without gap so as to cover the entire plane area of the first housing 1.
[0031]
As shown in FIG. 7, the display of the screen display unit 21 is rotated by 90 ° from the first state in accordance with the change of the use direction of the apparatus, so that characters and the like can be recognized in a vertically long state. . FIG. 8 shows a display example of the screen display unit 21. FIG (a _1), the device landscape orientation when the (first state), a screen display example of a horizontal string. Next, when the apparatus is rotated 90 ° clockwise from this state to use the apparatus in a vertically long state (second state), the screen display is rotated 90 ° counterclockwise. Then, it is to indicate such a display figure (a _2), characters are displayed on the screen display unit 21 such that the normal direction as viewed from the user.
[0032]
FIG (b ₁₎ and (b ₂₎ is of vertical writing character string, in which device showed an example of a screen display in landscape orientation and portrait state. In the case of a vertically written character string, as described above, when the device is rotated clockwise by 90 ° and used from a landscape state to a portrait state, the screen display is rotated by 90 ° counterclockwise. Therefore, the characters are displayed on the screen display unit in the normal direction when viewed from the user. Since the width of the screen display unit 21 is different between the first state and the second state, as shown in FIG. 8, the screen display unit 21 is used to effectively use the display area of the screen display unit 21. It is recommended to appropriately perform a line feed process or the like according to the width of 21.
[0033]
On the other hand, even when the direction of use of the device is changed, there may be cases where the user does not want to rotate the display of the screen display unit 21 in various usage situations of the user. Therefore, a rotation prohibition input unit for prohibiting a 90-degree rotation of the screen display may be provided to cope with the above situation. For example, a setting screen as shown in FIG. 9 is provided as a rotation prohibition input unit, and from this setting screen, rotation prohibition of the display on the screen display unit is input. Alternatively, a switch may be provided at a desired position of the apparatus as a rotation prohibition input unit, and the rotation of the display may be prohibited by turning on and off the switch.
[0034]
In the second state shown in FIG. 7, when pen input or touch input is performed from the screen display unit 21 or when the device is gripped by hand, the second housing 2 is bent by the pressing force thereof, There is a possibility that erroneous input may occur due to contact with a key of the input unit 11 located just below the second housing 2. In order to prevent such a problem from occurring, it is preferable to control the input signal from at least a part of the input unit 11 to be invalid when the apparatus is in the second state. The part of the input unit 11 referred to here means an input part at a position opposite to a part where the second housing is easily bent in the second state. Although specific parts are different in each device, the first part is generally the first part. The input portion is located at the edge of the housing and at a position away from the hinge portion. In order to completely prevent the above problem, it is preferable to invalidate the input of the entire input unit 11 when the apparatus is in the second state.
[0035]
Next, means for detecting a change in the state of the device between the first housing and the second housing will be described. Conventionally known devices such as a push switch, a light-emitting element / light-receiving element, and a Hall element can be used as the detecting means. The mounting position of the detecting means detects a state change between the first state and the second state. Any location that can be used. For example, it may be a position for detecting that the device is in the first state or the second state, or a position for detecting that the device is transitioning from the first state to the second state. Good.
[0036]
FIG. 10 shows one embodiment of the device of the present invention equipped with a detecting means. In the device of FIG. 10, a light emitting element 41 and a light receiving element 42 are provided on the bottom surface of the second housing 2 on one side viewed from the B axis and the hinge cover 31 facing the bottom. When the device is in the first state, light from the light emitting element 41 is detected by the light receiving element 42. On the other hand, when the second housing 2 is rotated about the B axis, the light receiving element 42 is not located at a position facing the light emitting element 41, so that light from the light emitting element 41 is not detected by the light receiving element 42. The presence or absence of such light detection by the light receiving element 42 detects whether the second housing 2 is in the first state or other state (second state).
[0037]
Although not shown, as another mode in which the light emitting element and the light receiving element are used as the detecting means, a light emitting element 41 and a light receiving element 42 are provided on the bottom surface of the second housing 2 and one of the hinge covers 31. An example in which a reflection member is provided on one side is exemplified. Also in this case, whether or not the second housing is in the first state or the other state (the second state) can be detected based on the presence or absence of light detection in the light receiving element as described above. That is, when the device is in the first state, light from the light emitting element is reflected by the reflecting member and detected by the light receiving element, whereas the second housing is rotated about the rotation axis. Then, the light from the light emitting element is not reflected by the reflection member and is not detected by the light receiving element. Note that, in these cases, the rotation of the display on the screen display unit is performed when the second housing rotates around the B-axis and is not in the first state or is in the first state. Will be performed.
[0038]
FIG. 11 shows another embodiment of the device of the present invention to which the detecting means is attached. In the apparatus of FIG. 11, a Hall element 43 is provided in the lower right part of the first housing 1 and a Hall element 44 that is a pair with the Hall element 43 is provided in the upper left part of the second housing 2. It is installed internally. The pair of

Hall elements

43 and 44 emit a signal when they approach each other. Therefore, when the apparatus is in the first state as shown in FIG. 11, no detection signal is issued. On the other hand, after rotating the second housing 2 by 180 ° about the B-axis from the state shown in the figure, the second housing 2 is turned around the A-axis so that the second housing 2 In the case of the overlapping second state, the pair of

Hall elements

43 and 44 is at a position directly opposite to each other, and a detection signal is issued. Therefore, in this device, the display of the screen display unit 21 is rotated when the second housing 2 rotates around the A-axis and is not in the second state or in the second state. Will be done.
[0039]
As described above, when the detection unit detects whether or not the state is the second state, even when the screen display unit 21 is rotated at a desired angle about the B axis, unlike the case of the above-described embodiment, The screen display does not rotate. For example, the state shown in FIG. 12 is a state in which the screen display unit 21 is rotated by 180 ° so as to be on the opposite side to the input unit 11. If such a function is used, the user can perform a presentation or an advertisement while inputting from the input unit with the screen display unit 21 facing a third party.
[0040]
In the above embodiment, one detection unit is used. However, two or more detection units may be provided. In this case, it is preferable to detect the non-use state together with the state change of the apparatus, and to control the screen display unit to be turned off when the apparatus is in the non-use state. Hereinafter, an example of an apparatus provided with two detection units will be described.
[0041]
In the device shown in FIG. 3, as described above, the convex switches S ₁ and S ₂ are provided on the upper left portion of the input unit 11 and the opposing portion of the hinge cover 31 in the first housing 1, respectively. Projections T ₁ , T ₂ are provided on the corresponding position of the screen display unit 21 of the housing 2 and on the hinge cover 31, respectively. A side cross-sectional view at a position including a convex switch S ₁ 13, and shows a side cross-sectional view at a position including a convex switch S ₂ in FIG. 14. In addition, the installation positions of the convex switch and the projection are not limited to the above positions, but the opposing portion (connection portion) of the hinge cover 31 is difficult to be seen by a user, and depending on the position of the A axis, the hinge cover 31 may be provided. since the convex switch S ₂ without forming a protrusion on the surface of the can be pressed by Hinjika 31, preferably provided with detection means in this portion.
[0042]
In the convex switch S _1, as shown in FIG. 13 (a), the state in which the input unit 11 and the screen display unit 21 and the first casing 1 so as to face the second housing 2 are stacked when the (unused state), the detection signal is pressed by the convex switch S pin projection T ₁ of the ₁ is "on" state. Next, is rotated from this non-use state of the second housings 2 around the A axis, the convex switch S ₁ push pin the projections T ₁ is being released is "OFF" (FIG. (B)). Then, as shown in FIG. 3C, even when the screen display unit 21 is turned outside and the second housing 2 is placed in the second state in which the second housing 2 is overlaid on the first housing 1, the pins are not pressed and thus are convex. Jo switch _{S 1} is kept "off" state.
[0043]
On the other hand, the convex switch S _2, as shown in FIG. 14 (a), when the first casing 1 of the second state in which the housing 2 is closed, the pin of the convex switch S ₂ has become is pressed "on" by the projection T _2. When the second housing 2 is opened by rotating around the A axis, as shown in FIG. (B), pressure on the pin by the projection T ₂ is released. Thus the pin is moved upward, the convex switch S ₂ becomes "OFF" to "ON". Further, as shown in FIG. (C), when the device is in the second state, the convex switch S ₂ the pin is pressed is "on" state. Table 1 summarizes the relationship between the detection signals of such convex switches S ₁ and S ₂ and the state of the device.
[0044]
[Table 1]

[0045]
According to Table 1, the convex switch S _1, S ₂ are both "on" and when the device is unused state, when device is in the first state both convex switches S _1, S ₂ is in "off", and convex switch S ₁ is the second state is "off", the convex switch S2 becomes "oN". Therefore, it can be understood that the detection signals from the _two detection means S ₁ and S ₂ can detect not only whether the apparatus is in the first state or the second state but also the non-use state. You.
[0046]
By utilizing this, it is preferable to control the turning on / off of the screen display unit 21 and the switching of the screen display as shown in Table 1. That is, the screen display unit 21 is automatically turned on when the device changes from the unused state to the first state, and when the device changes from the first state to the second state. The screen display 21 is rotated by 90 ° from the first state. Conversely, when the device changes from the second state to the first state, the screen display is rotated by 90 ° in a direction opposite to the previous direction, and when the device changes from the first state to the non-use state, the screen display is changed. The unit 21 is automatically turned off. In addition, as another method in the case of the non-use state, turning off only the backlight of the screen display, turning off the power of the apparatus, or, if the PDA has a communication function, an application other than the communication function may be used. By turning it off, wasteful power consumption can be suppressed and energy can be saved.
[0047]
【The invention's effect】
In the information processing apparatus of the present invention, since the operation unit for performing the operation related to the control of the screen display content is provided on the opening / closing shaft unit, not only when the operation is performed by hand, but also when the operation is performed on a desk or the like. The operation of the operation unit is easy, and the user can operate while visually recognizing. Thereby, the reliability of the operation is improved.
[0048]
A first state in which the second housing is opened with respect to the first housing with the screen display unit facing the input unit side; A second housing selectively connected to a second state in which the second housing overlaps with the first housing such that a surface of the second housing opposite to the screen display unit faces a surface of the input unit; When the screen display is rotated by 90 ° between the first state and the second state, when inputting from an input unit such as a keyboard, the apparatus is used in a horizontally long state, and when performing a selection / decision operation, The device can be used in a portrait orientation. As a result, input from a keyboard or the like is easier than before, and the device can be easily supported and operated with one hand when performing a selection / decision operation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of an unused state of an information processing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of an apparatus in which an auxiliary screen display is provided in a second housing.
FIG. 3 is a perspective view showing an example when the device is in a first state.
FIG. 4 is a perspective view showing another example when the device is in a first state.
FIG. 5 is a perspective view when the device of FIG. 4 is in a second state.
FIG. 6 is a perspective view in which the device is changed from a first state to a second state.
FIG. 7 is a perspective view showing an example when the device is in a second state.
FIG. 8 is a diagram showing a change in display on the screen display unit when the state is changed from the first state to the second state.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a case where a screen display rotation prohibition is input from a setting screen.
FIG. 10 is a perspective view showing an example of a detecting means that can be used in the present invention.
FIG. 11 is a perspective view showing another example of the detecting means that can be used in the present invention.
FIG. 12 is a perspective view showing an example of a usage mode of the device.
FIG. 13 is a side sectional view of the device showing a detection state of the detection means.
FIG. 14 is a side sectional view of the apparatus showing a detection state of another detection unit.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 1st housing | casing 2 2nd housing | casing 3 Hinge part 11 Input part 12 Operation part 12a Seesaw type key top (operation part)
12b, 12c, 12d Single key top (operation unit)
21 screen display unit 22 second screen display unit 31 hinge cover 41 light emitting element (detection means)
42 light receiving element (detection means)
43, 44 Hall element (detection means)
S ₁ , S ₂ convex switch T ₁ , T ₂ protrusion

Claims

A first housing provided with an input unit, a second housing provided with a screen display unit on one surface side, a hinge unit connecting the first housing and the second housing, and a screen An information processing device including an operation unit that performs an operation related to control of display content;
The hinge portion includes, with respect to the first housing, an opening / closing axis that opens and closes the second housing, and a rotation axis that rotates the second housing and that is perpendicular to the opening / closing axis. A first state in which the second housing is opened with respect to the first housing with the screen display unit facing the input unit side, and a screen display of the second housing. A second state in which the second housing is overlapped with the first housing such that a surface opposite to the unit faces the surface of the input unit; Connecting with the second housing,
An information processing apparatus, wherein the operation unit is provided on an opening / closing shaft unit.

A control unit that controls screen display of the screen display unit, based on a detection signal from a detection unit that detects a change in the state of the apparatus between the first state and the second state, the control unit 2. The information processing apparatus according to claim 1, wherein the screen display is rotated by 90 degrees between the first state and the second state.

The information processing apparatus according to claim 1, further comprising a second screen display unit provided on a side of the second housing opposite to the surface on which the screen display unit is provided.