JP2004239019A - Door - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板を折り曲げて形成される扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅(マンション)の共有部(廊下等)に設置されるパイプシャフト、メーターボックス、トランクルーム等には、鋼板からなる片面フラッシュ扉が用いられている。
【0003】
前記扉は、図9に示すように、鋼板2を所定の形状に切断及び切欠して鋼板に少なくとも上下の横片部3及び左右の縦片部4を形成し、これら横片部3及び縦片部4を裏側へ直角に折り曲げてなる。具体的には、亜鉛鍍金仕上げの鋼板2を所定の形状に切断及び切欠して鋼板に少なくとも上下の横片部3及び左右の縦片部4を形成し、これら横片部3及び縦片部4を裏側へ直角に折り曲げてなる。この場合、四方コーナー部7の仕口(上下の側面部と左右の側面部の合せ目)において、上下の横片部3の小口(板端)40が露出してしまい(扉を開けたときに見える)、見栄えが悪い。そこで、前記小口40を隠すために小口40を溶接し、その溶接部をサンダー(電動ヤスリ)で仕上げている。そして、前記扉は、工場で錆止め塗装をした後、建築現場で取付け及び仕上げ塗装を施して完成されている。
【0004】
なお、鋼板製の扉と関連する技術としては、一般的に両面フラッシュドアが知られている(例えば特開平7−91152号公報等参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−91152号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記扉においては、四方コーナー部の小口の溶接やサンダー仕上げ等を要するため、製作に手間がかかるという問題があった。また、前記扉は溶接を伴うため、溶接熱で塗装が剥げてしまうカラー鋼板等の塗装された鋼板を採用することができず、建築現場で仕上げ塗装を施しているのが現状であった。
【0007】
本発明は、前記事情を考慮してなされたもので、四方コーナー部の小口の溶接やサンダー仕上げ等を要せず、製作の手間を軽減することができる扉を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、鋼板を所定の形状に切断及び切欠して鋼板に少なくとも上下の横片部及び左右の縦片部を形成し、これら横片部及び縦片部を裏側へ直角に折り曲げてなる扉であって、前記扉の四方のコーナー部は前記縦片部の長手方向両端部に形成した突片部を内側へ直角に折り曲げることにより形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態を示す図で、(a)は扉の正面側斜視図、(b)は扉の裏面側斜視図、図2は同扉の要部を示す裏面側斜視図、図3は同扉の要部展開図である。図4は扉の取付状態を示す概略的縦断面図、図5は図4のA−A矢視断面図、図6は扉の取付状態を示す概略的横断面図である。
【0010】
図1において、1は例えば集合住宅の共有部に設置するパイプシャフト、メータボックス、トランクルーム等に取付けられる片面フラッシュ扉である。この扉1は、図2ないし図3にも示すように、鋼板2を所定の形状に切断及び切欠して鋼板2に少なくとも上下の横片部3及び左右の縦片部4を形成し、これら横片部3及び縦片部4を裏側へ直角に折り曲げることにより上面部、下面部及び左右の側面部が形成されている。また、前記横片部3及び縦片部4の縁側には縁片部5,6が隣接してそれぞれ形成され、これら縁片部5,6を内側へ直角に折り曲げることにより裏面縁部が形成されている。鋼板としては、通常の鋼板であっても良いが、例えばカラー鋼板や焼付鋼板等の塗装(印刷を含む)された鋼板を採用することができる。
【0011】
前記扉1には四方にコーナー部7が形成されているが、各コーナー部7は、前記左右の縦片部4の長手方向両端部に形成した突片部8を内側へ直角に折り曲げることにより形成されている。本実施例の突片部8は、左右の縦片部4の端部を底辺10とする直角三角形に形成されており、折り曲げたときに垂直辺11が扉1の縁片部5,6の位置に対応する。また、上下の横片部3の端部には、折り曲げたときに前記突片部8に対応する切欠部13が形成されており、横縁片部5の端部は縦縁片部6の寸法に対応して切断されている。なお、図3において、破線は谷折りとなる箇所を示している。
【0012】
上記したように鋼板2を折り曲げて形成される扉1の強度を高めるために、図4〜図6にも示すように扉1の各コーナー部7の内面には断面L字状のコーナー部補強用の裏板14が配置され、各裏板14は横片部3及び縦片部4に対して固着具例えばネジ15(又はリベット又は接着材)で固定されている。また、扉1の裏面中央部には長手方向(上下方向)に沿って断面コ字状で両側縁部が外側に折り曲げられた補強骨材16が両面接着テープで貼り付けられ、この補強骨材16の長手方向両端部の一部が上下の縁片部5にネジ17で固定されている。
【0013】
前記扉1は、上枠20a、下枠20b及び左右の縦枠20cからなる枠体20内に上下のピボット軸部材21,22を介して回動開閉可能に取付けられる。上下のピボット軸部材21,25は、扉1の一側の縦片部4の内面にネジ23で固定されており、その軸部21a,22aが上下の横片部3と突片部8の合わせ部若しくはその近傍に形成した穴24を貫通して上面及び下面から突出されている。上枠20a及び下枠20bには前記軸部21a,22aを挿入して回動自在に支持する穴25,26が形成されていると共に上枠20aには軸部21aを支持する軸受27が取付けられている。
【0014】
建物の躯体には、前記上枠20a、下枠20bに対応する上下の下地骨材28a,28bが設けられ、左右の縦枠20cに対応する左右の下地骨材28cが設けられている。これら下地骨材28a,28b,28cに対して上枠20a、下枠20b及び左右の縦枠20cがネジ29,30で固定されている。なお、図4ないし図6において、31は下地骨材28a,28b,28cと枠体20の間のコーナー部に配置されるコーナー固定材である。
【0015】
以上の構成からなる扉1によれば、鋼板2を所定の形状に切断及び切欠して鋼板2に少なくとも上下の横片部3及び左右の縦片部4を形成し、これら横片部3及び縦片部4を裏側へ直角に折り曲げてなる扉であって、前記扉1の四方のコーナー部7は前記縦片部4の長手方向両端部に形成した突片部8を内側へ直角に折り曲げることにより形成されているので、四方コーナー部7の仕口(横片部と縦片部の合せ目)において、上下の横片部3の小口(板端)や左右の縦片部4の小口(板端)が露出することがなく、見栄えが良い(意匠性の向上が図れる)。このため、小口を隠すための溶接、及びその溶接部をサンダーで仕上げる作業を要せず、従来の扉に比して製作に要する手間を軽減することができる(工期の短縮及びコストの低減が図れる)。
【0016】
また、扉1の製作に溶接を伴わない(使用しない)ため、鋼板2として、例えばカラー鋼板や焼付鋼板等の塗装(印刷を含む)された鋼板を採用することができる。塗装された鋼板を採用することにより、工場錆止め塗装や現場仕上げ塗装を省くことができ、更なる工期の短縮、コストの低減等が図れる。特に、溶接、サンダー仕上げ、工場錆止め塗装及び現場仕上げ塗装を省くことができることにより、製作工程を簡略化でき、コストメリット、工程メリット及び安全メリットが向上し、更に意匠性が各段と良好になるメリットがある。また、扉1のコーナー部補強用の裏板14の取付けや補強骨材16の取付け、枠体20の取付け等においても、溶接を採用しないため、前記効果を奏することができる。
【0017】
図7は他の実施形態を示す扉の要部裏面側斜視図、図8は同扉の要部展開図である。本実施の形態では、左右の縦片部4の両端に形成される突片部8が縦片部4の端部を底辺10とする直角三角形ではなく、縦片部4の端部を底辺(下底)10とする台形に形成されている。この突片部8は、底辺10と平行な上辺(上底)35、一端の垂直辺36及び他端の斜辺37を有している。横片部3の両端部には前記突片部8に対応する切欠部38が形成されている。本実施の形態においても、四方コーナー部の仕口(折り曲げた横片部と縦片部の合せ目)において、上下の横片部3の小口(板端)や左右の縦片部4の小口(板端)が露出することがなく、前記実施の形態と同様の効果が得られる。
【0018】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、鋼板を所定の形状に切断及び切欠して鋼板に少なくとも上下の横片部及び左右の縦片部を形成し、これら横片部及び縦片部を裏側へ直角に折り曲げてなる扉であって、前記扉の四方のコーナー部は前記縦片部の長手方向両端部に形成した突片部を内側へ直角に折り曲げることにより形成されているため、四方コーナー部の小口の溶接やサンダー仕上げ等を要せず、製作の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である扉を示す図で、(a)は正面側斜視図、(b)は裏面側斜視図である。
【図2】扉の要部を示す裏面側斜視図である。
【図3】同扉の要部展開図である。
【図4】扉の取付状態を示す概略的縦断面図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【図6】扉の取付状態を示す概略的横断面図である。
【図7】他の実施形態を示す扉の要部裏面側斜視図である。
【図8】同扉の要部展開図である。
【図9】従来の扉の要部を説明する裏面側斜視図である。
【符号の説明】
1 扉
2 鋼板
3 横片部
4 縦片部
7 コーナー部
8 突片部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door formed by bending a steel plate.
[0002]
[Prior art]
A single-sided flash door made of a steel plate is used for a pipe shaft, a meter box, a trunk room, and the like installed in a common part (corridor or the like) of an apartment house (apartment).
[0003]
As shown in FIG. 9, the door is formed by cutting and notching a
[0004]
As a technique related to a steel plate door, a double-sided flush door is generally known (see, for example, JP-A-7-91152).
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-7-91152
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a problem in that the door requires welding, sanding, and the like at the small corners of the four-sided corners, so that it takes time to manufacture the door. In addition, since the door involves welding, a painted steel plate such as a color steel plate whose coating is peeled off by welding heat cannot be adopted, and the present situation is that a finish coating is applied at a building site.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a door that does not require welding of small edges at four-sided corners, sanding, or the like, and can reduce the labor of manufacturing.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a door formed by cutting and notching a steel sheet into a predetermined shape to form at least upper and lower horizontal pieces and left and right vertical pieces in the steel sheet, and bending the horizontal pieces and the vertical pieces at right angles to the back side. The four corners of the door are formed by bending inwardly perpendicularly protruding pieces formed at both ends in the longitudinal direction of the vertical piece.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1A and 1B are views showing an embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a front perspective view of a door, FIG. 1B is a rear perspective view of the door, and FIG. 2 is a rear perspective view of a main part of the door. FIG. 3 is a development view of a main part of the door. 4 is a schematic longitudinal sectional view showing the state of attachment of the door, FIG. 5 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 4, and FIG. 6 is a schematic transverse sectional view showing the state of attachment of the door.
[0010]
In FIG. 1,
[0011]
[0012]
In order to increase the strength of the
[0013]
The
[0014]
The building frame is provided with upper and
[0015]
According to the
[0016]
Further, since the manufacturing of the
[0017]
FIG. 7 is a perspective view of a principal part rear side of a door showing another embodiment, and FIG. 8 is a development view of a principal part of the door. In the present embodiment, the projecting
[0018]
As described above, the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings. However, the present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes and the like can be made without departing from the gist of the present invention. is there.
[0019]
【The invention's effect】
In short, according to the present invention, a steel sheet is cut and cut into a predetermined shape to form at least upper and lower horizontal pieces and left and right vertical pieces in the steel sheet, and these horizontal pieces and the vertical pieces are perpendicular to the back side. A bent door, wherein the four corners of the door are formed by bending the protruding pieces formed at both ends in the longitudinal direction of the vertical piece inward at right angles, so that This eliminates the need for welding, sanding, and the like, and can reduce the time and effort of manufacturing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing a door according to an embodiment of the present invention, wherein (a) is a front perspective view and (b) is a back perspective view.
FIG. 2 is a rear side perspective view showing a main part of a door.
FIG. 3 is a development view of a main part of the door.
FIG. 4 is a schematic vertical cross-sectional view showing a mounting state of a door.
FIG. 5 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 4;
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view showing a mounting state of a door.
FIG. 7 is a perspective view of a main part rear surface side of a door showing another embodiment.
FIG. 8 is a development view of a main part of the door.
FIG. 9 is a back side perspective view illustrating a main part of a conventional door.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003032219A JP2004239019A (en) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | Door |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003032219A JP2004239019A (en) | 2003-02-10 | 2003-02-10 | Door |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004239019A true JP2004239019A (en) | 2004-08-26 |
Family
ID=32958531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004239019A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031492A (en) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Sanwa Shutter Corp | Assembly structure of door body |
-
2003
- 2003-02-10 JP JP2003032219A patent/JP2004239019A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010031492A (en) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Sanwa Shutter Corp | Assembly structure of door body |
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