JP2004238156A - Conveyor belt and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として急傾斜搬送用のコンベヤに使用されるコンベヤベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、急傾斜搬送用のコンベヤに使用されるコンベヤベルトとしては、下記の公報に示すようなものが知られている。即ち、この種のコンベヤベルトは、帯状のベルト本体と、ベルトの長手方向に対して垂直に且つ等間隔となるように前記ベルト本体に立設された横桟と、該横桟の両端に接し且つ波形状に形成された一対の耳桟とから構成されたものである。このうち耳桟は、ベルト本体の長手方向全周に沿って設けられており、コンベヤを構成するプーリや折れ曲がり部分においてベルトの変形に適応するために、伸縮自在な波形状となって構成されている。
【0003】
従来、この種のコンベヤベルトに於いては、急傾斜で搬送物を搬送する際にこれらの横桟あるいは耳桟にかかる荷重を考慮し、底面積の広い平坦部を備えた横桟および耳桟を使用し、該平坦部を介して横桟および耳桟をベルト本体に接着する構造としている。
【0004】
【特許文献1】
実公昭58−20575号公報
【特許文献2】
実開昭55−54216号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下端に底面積の広い平坦部を備えた耳桟は、該公報にも示されているように非常に複雑な形状であるため、専用の金型に注型してプレス加硫するという方法でしか製造できず、桟の厚みや高さなどを容易に変更できないという問題がある。
【0006】
このため、搬送物の種類やコンベヤの特性に応じて最適な耳桟を使用できず、例えば比重の小さい軽量物を搬送する場合であっても重量物と同じ耳桟を使用せざるを得ないことが多く、要求される品質以上のベルトを使用するためにコスト高となる傾向にある。また、ベルト自体の重量も必要以上に大きくなるため、コンベヤの構造が重厚となり駆動に要する消費電力も増大することとなる。
さらに、平坦部を備えた耳桟は形状が複雑であるためにベルト本体への圧着方法も煩雑であり、しかも重量が大きいために強力な接着を行う必要があるなど、ベルトの組み立て加工費が高いという問題もある。
【0007】
そこで本発明は、上述のような問題点に鑑み、製造が容易であり且つ搬送物の種類やコンベヤの特性に適した仕様のコンベヤベルトを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明は、ベルト本体の長手方向に沿って立設された波形状の耳桟と、ベルト本体の長手方向に面して設けられた横桟とを備えたコンベヤベルトであって、前記耳桟はゴムシート材が波形状に成形されてなることを特徴とする。
【0009】
斯かる構成のコンベヤベルトは、ゴムシート材を用いて波形状に成形された耳桟を採用するため、従来のような専用の金型を用いて成形された耳桟を使用する場合と比較して要求される品質により近いものとなる。
具体的には、厚みや幅、又は種類の異なるゴムシート材の中から要求される品質に対して最適なものを選択でき、これを波形状に成形して耳桟とすることができるため、搬送物の性質やコンベヤ角度といった諸条件に応じた最適なコンベヤベルトとすることができるのである。
【0010】
また、本発明のコンベヤベルトは、前記耳桟表面の凹凸によって形成された稜線が、ベルトの進行方向に向かって傾斜していることを特徴とする。
斯かる構成のコンベヤベルトによれば、コンベヤの屈曲部やプーリ部における耐屈曲性を改善でき、また、該耳桟を横桟に固定する場合には、その横桟についても同じ角度で進行方向へ傾斜させると両者の固定が容易且つ確実なものとなるため、搬送角度の大きい急傾斜コンベヤに対してより一層適したコンベヤベルトとなる。
【0011】
また、本発明は、ゴムシート材を波形状に成形することによって耳桟を作成し、該耳桟をベルト本体に立設することを特徴とするコンベヤベルトの製造方法にある。
斯かるコンベヤベルトの製造方法によれば、搬送物の性質やコンベヤ角度などの諸条件に応じて厚みや幅、又は材質の異なるゴムシート材を適宜選択しやすくなり、要求される性能の耳桟を容易に作成することが可能となるため、常に最適な仕様のコンベヤベルトを提供することができる。
【0012】
また、本発明のコンベヤベルトの製造方法は、前記ゴムシート材を波形状に成形するに際し、2列に配された支柱を往復するようにゴムシート材を保持し、保持された状態の該ゴムシート材を加硫することによって行うことを特徴とする。
斯かる構成のコンベヤベルトの製造方法によれば、波形状の耳桟を容易に加硫成形できるという利点がある。
また、2列に配された支柱を交互に往復するようにゴムシート材を保持した状態で加硫する際、全体をジグザグ状に折り返して加硫しても成形された耳桟の真直性が大きく損なわれることがない。よって、従来の加硫方法と比べて一度に長尺の耳桟を成形でき、製造コストの低減を図ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコンベヤベルトおよびその製造方法の一実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1実施形態のコンベヤベルト1は、例えば図1に示すような急傾斜コンベヤ10に使用されるものである。該コンベヤベルト1は、図2に示す如く、ベルト本体2と、ベルト本体2の両側部に該ベルト本体2の長手方向に沿って立設された一対の耳桟3,3と、ベルト本体2の長手方向に面するようにして搬送面を所定間隔で仕切る複数の横桟4,4…とを備えてなる。
【0014】
耳桟3は、帯状のゴムシート材が波形状となるように成形されたものであり、従来の急傾斜コンベヤ用のコンベヤベルトと同様に、例えば図1に示す急傾斜コンベヤ10両端のプーリ部11、11や、折れ曲がり部12、12…において伸縮自在となるように構成されている。
また、耳桟3は、図2に示す如く、波形状となったゴムシート材の下端3aが直接ベルト本体2の搬送面に接するようにベルト本体2上に立設されている。
【0015】
さらに、本実施形態においては、耳桟3は前記横桟4に固定されることによって支持されているだけであり、ベルト本体2と耳桟の下端3aとは接着されていない。耳桟3と横桟4との固定手段としては、例えば図2に示す如く、耳桟3を貫通して横桟4の側面へ螺入される螺子5aと、座金5bとからなる螺子手段5が好適に使用される。
【0016】
耳桟3を構成する帯状のゴムシート材としては、搬送物の比重や量、又はコンベヤの角度などに応じて最も適したもの適宜選択して使用することができ、例えば、軽比重物に対しては厚みが2〜10mm、好ましくは3〜5mmのゴムシート材を好適に使用できる。また、本実施形態のように、耳桟3をベルト本体2に接着しない場合には、耳桟3(即ち、ゴムシート材)とベルト本体2との接合性を考慮する必要がないため、より一層材料選択の自由度が高いものとなる。
【0017】
帯状のゴムシート材が波形状に成形された耳桟3は、従来の平坦部を備えた耳桟と比べて軽量であり、さらに厚みが薄ければより一層軽量となるため、軽比重物の搬送に対しては横桟4への固定のみで十分な耐久性を備えたものとなる。
【0018】
第2実施形態のコンベヤベルト1は、同じく図1の如き急傾斜コンベヤ10に使用されるものであり、ベルト本体2、耳桟3,3および横桟4、4…から構成される点で第1実施形態と同様である。
ただし、該コンベヤベルト1は、図3に示す如く、横桟4、4…および耳桟3,3の波形状が、ベルトの進行方向に向かって傾斜した状態でベルト本体2に立設されている点で第1実施形態とは異なる。
【0019】
より具体的に説明すると、該耳桟3は、帯状のゴムシート材の幅方向(即ち、ベルト本体2に対して垂直方向)よりもベルトの進行方向に向かって傾斜した稜線を備えた波形状に形成されている。また、横桟4は、ベルト進行方向に向かって傾斜するように設けられており、該横桟4の傾斜角度は、ベルト本体面から30乃至90度とされ、好ましくは50乃至80度とされる。
尚、本実施形態では、該横桟4は前記耳桟3の稜線と平行となるように傾斜した状態でベルト本体2上に接着された場合を示しており、これら耳桟3、3および横桟4,4…は、第1実施形態と同様の螺子手段(図示せず)によって固定されている。
【0020】
斯かる構成のコンベヤベルトによれば、横桟4がベルト進行方向に向かって傾斜するように設けられているため、急傾斜コンベヤに使用された場合に搬送効率を向上させることができる。
また、耳桟3の稜線と横桟4とが平行となるように傾斜させれば、該耳桟および横桟を螺子手段によって固定することが容易となる。
【0021】
前記第1および第2実施形態では、例えば螺子手段を介して横桟の側面にのみ固定する耳桟の固定方法を採用したが、このような耳桟の固定方法は、例えば大型の軽量搬送物を搬送する際などのように、ベルト本体と耳桟との間に隙間が生じても良い場合に好適である。
但し、本発明のコンベヤベルトはこのような耳桟の固定方法に限定されるものではなく、搬送物の種類や選択したゴムシート材の種類に応じて、他の固定方法を採用することができる。他の耳桟の固定方法としては、耳桟の下端部3aとベルト本体2とを常温接着剤で接着する方法や、耳桟の下端部3aをベルト本体2に接着するとともに横桟の側面に固定する方法などが挙げられる。
【0022】
耳桟3の下端部3aとベルト本体2とを接着させる場合、本発明の耳桟3は従来の耳桟のような平坦部を有しておらず、波形状に湾曲した耳桟下端部3aに沿って接着させるものとなる。これは、従来の耳桟と比べて接着力が低下したものとなるが、軽比重物の搬送においては十分な耐久性を備えたものとなる。
【0023】
耳桟3の下端部3aとベルト本体2とを接着させた場合の耐久性を確認すべく、耳桟3の下端部3aとベルト本体2とを接着させたコンベヤベルト1を用い、図4に示すような状態で連続無負荷走行試験を行った。
即ち、厚さ3mm、高さ100mmの耳桟3をベルト本体2上に接着したコンベヤベルト1を作成し、プーリ径φ250mm、プーリ中心間距離1500mmのコンベヤにて、ベルト速度240m/minで該コンベヤベルト1を走行させることにより、無負荷状態での走行試験を行った。
【0024】
その結果、耳桟の上端にクラックが入るために一般的には耳桟の寿命であると考えられる300万回屈曲後においても、前記コンベヤベルト1の耳桟下端部3aとベルト本体2との接着部分には剥離が生じていないことが認められた。
従って、軽比重物の搬送の場合のように、耳桟への負荷が少ない条件であれば、このような耳桟の固定方法でも十分であることが確認できた。
【0025】
尚、上記第1および第2実施形態では、急傾斜コンベヤに用いるコンベヤベルトについて説明したが、本発明のコンベヤベルトは急傾斜コンベヤ用に限定されることなく、当然ながら、その他の種々の形態のコンベヤにも採用し得るものである。
【0026】
さらに、前記第1および第2実施形態では、滑らかに湾曲した形状の耳桟について説明したが、本発明における波形状はこのような形態に限定されるものではなく、ベルト本体の長手方向に沿って立設された場合に、ベルト本体の湾曲に応じて伸縮自在な形状であればよい。
【0027】
また、前記第1およに第2実施形態では、横桟と耳桟の稜線とが平行となる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、横桟と耳桟の稜線とを異なる角度とすることも可能であり、例えば、横桟を傾斜させ、耳桟の稜線をベルト本体面に対して垂直とすることも可能である。このような場合には、螺子手段によって横桟と耳桟とを固定せず、横桟と耳桟はそれぞれベルト本体にのみ固定すればよい。
【0028】
次に、本発明に係るコンベヤベルトの製造方法の一実施形態について説明する。図5は、本発明の一実施形態としてのコンベヤベルトの製造方法において、耳桟の加硫工程を示したものである。耳桟の加硫工程は、図5(a)に示す如く、等間隔で2列に並んだ円注状の支柱7、7…を用い、該支柱7を交互に往復させるようにして未加硫状態の帯状のゴムシート材3’を保持し、その保持された状態のゴムシート材3’に所定の加熱加圧処理を施して加硫させるものである。
斯かる加硫工程により、帯状のゴムシート材3’は支柱7に保持された形状、即ち波形状に成形されることとなる。
【0029】
上述のようにして支柱7に保持されたゴムシート材3’の加硫を行うには、これらを加硫機の中に入れ、該加硫機内に直接蒸気を注入して圧力と熱とを加える方式が好適である。
特に、図5(b)に示す如く、ゴムシート材3’および2列に配された支柱7を一体として加硫装置内にジグザグ状に配置した場合、加硫装置の数倍の長さのゴムシート材を一度に加硫することができ、しかも真直性が比較的良好な耳桟を成形することができるため、高品質の耳桟を低コストで効率良く製造することが可能となる。
【0030】
尚、本実施形態で例示した支柱は、図5に示す如く帯状のゴムシート材の長手方向に垂直に設けられたものであり、前記第1実施形態に示したような耳桟を製造する場合に好ましいものである。
しかし、本発明のコンベヤベルトの製造方法は、これに限定されるものではなく、例えば前記第2実施形態に示したような耳桟を製造する際には、該支柱を傾斜させておくことも可能である。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るコンベヤベルトは、製造が容易であってしかも搬送物の性質やコンベヤ角度などの諸条件に応じた最適な耳桟構造であるため、要求される性能を満たした低コストのコンベヤベルトとなる。
【0032】
また、本発明のコンベヤベルトの製造方法によれば、そのような最適設計のコンベヤベルトを低コスト且つ効率的に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベヤベルトを用いたコンベヤの一実施形態として、急傾斜コンベヤを示した斜視図。
【図2】本発明に係るコンベヤベルトの第1実施形態において、該コンベヤベルトの一部を示した斜視図。
【図3】本発明に係るコンベヤベルトの第2実施形態において、該コンベヤベルトの一部を示した斜視図。
【図4】本発明に係るコンベヤベルトを用いて連続無負荷走行試験を行う様子を示した図。
【図5】本発明に係るコンベヤベルトの製造方法の一実施形態において、ゴムシート材の加硫工程の一例を示した図。
【符号の説明】
1…コンベヤベルト、2…ベルト本体、3…耳桟、3’…ゴムシート材、
4…横桟、5…螺子手段、7…支柱、10…急傾斜コンベヤ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a conveyor belt mainly used for a conveyor for steeply conveying.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a conveyor belt used for a conveyor for steeply inclined conveyance, the following belt is known. That is, this type of conveyor belt has a belt-shaped belt main body, a horizontal rail vertically erected on the belt main body so as to be perpendicular to the longitudinal direction of the belt and at equal intervals, and is in contact with both ends of the horizontal rail. And a pair of ear bars formed in a wavy shape. Of these, the ear rail is provided along the entire circumference in the longitudinal direction of the belt main body, and is formed in a stretchable wavy shape in order to adapt to the deformation of the belt at the pulleys and bent portions constituting the conveyor. I have.
[0003]
Conventionally, in the case of this type of conveyor belt, when a conveyed object is steeply inclined, a load applied to these lateral rails or ear rails is taken into consideration, and a horizontal rail and ear rails having a flat portion with a large bottom area are taken into consideration. And the side bar and the ear bar are bonded to the belt main body via the flat portion.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 58-20575 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 55-54216 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the ear bar having a flat portion with a large bottom area at the lower end has a very complicated shape as shown in the official gazette, it is cast in a dedicated mold and press vulcanized. There is a problem that it can be manufactured only by the method, and the thickness and height of the crosspiece cannot be easily changed.
[0006]
For this reason, it is not possible to use the most suitable ear rail according to the type of the conveyed object or the characteristics of the conveyor, and for example, even when conveying a light weight object having a small specific gravity, it is necessary to use the same ear rail as the heavy object. In many cases, the use of a belt having a quality higher than the required quality tends to increase the cost. Further, since the weight of the belt itself becomes unnecessarily large, the structure of the conveyor becomes heavy, and the power consumption required for driving increases.
Furthermore, since the ear bar with a flat portion has a complicated shape, the method of crimping to the belt body is complicated, and the weight is large, so that strong bonding is required. There is also the problem of being expensive.
[0007]
In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a conveyor belt which is easy to manufacture and has specifications suitable for the type of conveyed object and the characteristics of the conveyor.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a conveyor belt having a wavy ear bar standing upright along the longitudinal direction of a belt body and a horizontal bar provided facing the longitudinal direction of the belt body. The ear bar is characterized in that a rubber sheet material is formed into a corrugated shape.
[0009]
Since the conveyor belt having such a configuration employs an ear bar formed in a wave shape using a rubber sheet material, it is compared with a conventional case using an ear bar formed using a dedicated mold. Quality closer to the required quality.
Specifically, the thickness and width, or from the different types of rubber sheet material can be selected the most suitable for the required quality, because it can be formed into a corrugated ear bar, This makes it possible to provide an optimal conveyor belt according to various conditions such as the properties of the conveyed object and the conveyor angle.
[0010]
Further, the conveyor belt of the present invention is characterized in that a ridge formed by irregularities on the surface of the ear rail is inclined toward the traveling direction of the belt.
According to the conveyor belt having such a configuration, it is possible to improve the bending resistance of the bent portion and the pulley portion of the conveyor, and when the ear rail is fixed to the horizontal rail, the horizontal rail is also moved in the traveling direction at the same angle. Inclination makes it easy and reliable to fix both, so that the conveyor belt is more suitable for a steeply inclined conveyor with a large conveying angle.
[0011]
The present invention is also a method of manufacturing a conveyor belt, characterized in that an ear rail is formed by shaping a rubber sheet material into a wave shape, and the ear rail is erected on a belt body.
According to such a method of manufacturing a conveyor belt, it is easy to appropriately select a rubber sheet material having a different thickness, width, or material in accordance with various conditions such as the properties of a conveyed material and a conveyor angle, and the required performance of the earpiece is improved. Can be easily prepared, and therefore, a conveyor belt having optimal specifications can always be provided.
[0012]
Further, in the method for manufacturing a conveyor belt according to the present invention, when the rubber sheet material is formed into a corrugated shape, the rubber sheet material is held so as to reciprocate two columns of columns, and the rubber in the held state is held. It is characterized by performing by vulcanizing the sheet material.
According to the method for manufacturing a conveyor belt having such a configuration, there is an advantage that a corrugated ear bar can be easily vulcanized and formed.
In addition, when vulcanizing while holding the rubber sheet material so as to alternately reciprocate the struts arranged in two rows, even if the whole is folded in a zigzag shape and vulcanized, the straightness of the formed ear bar is improved. There is no significant loss. Therefore, compared to the conventional vulcanization method, a long ear bar can be formed at a time, and the manufacturing cost can be reduced.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a conveyor belt and a method for manufacturing the same according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
The conveyor belt 1 of the first embodiment is used, for example, for a steeply
[0014]
The
As shown in FIG. 2, the
[0015]
Further, in the present embodiment, the
[0016]
As the belt-shaped rubber sheet material constituting the
[0017]
The
[0018]
The conveyor belt 1 according to the second embodiment is used for a steeply
However, as shown in FIG. 3, the conveyor belt 1 is erected on the belt
[0019]
More specifically, the
In this embodiment, the horizontal rail 4 is bonded to the belt
[0020]
According to the conveyor belt having such a configuration, since the cross rail 4 is provided so as to be inclined in the traveling direction of the belt, the transfer efficiency can be improved when the conveyor belt is used for a steeply inclined conveyor.
Further, if the ridge line of the
[0021]
In the first and second embodiments, for example, a method of fixing the ear rail to be fixed only to the side surface of the horizontal rail via screw means is employed. This is suitable for a case where a gap may be generated between the belt body and the ear rail, for example, when transporting paper.
However, the conveyor belt of the present invention is not limited to such a method of fixing the ear rail, and other fixing methods can be adopted according to the type of the conveyed object and the type of the selected rubber sheet material. . Other methods of fixing the ear bar include a method of bonding the
[0022]
When the
[0023]
In order to confirm the durability when the
That is, a conveyor belt 1 is prepared by adhering an
[0024]
As a result, even after 3 million times of bending, which is generally considered to be the life of the ear rail because a crack is formed at the upper end of the ear rail, the
Therefore, it was confirmed that such a fixing method of the ear bar is sufficient if the load on the ear bar is small as in the case of transporting a light specific gravity object.
[0025]
In the first and second embodiments, the conveyor belt used for the steeply inclined conveyor has been described. However, the conveyor belt of the present invention is not limited to the steeply inclined conveyor, and, of course, may have various other forms. It can also be used for conveyors.
[0026]
Further, in the first and second embodiments, the ear bar having a smoothly curved shape has been described. However, the wavy shape in the present invention is not limited to such a shape, and may be along the longitudinal direction of the belt main body. When it is set upright, any shape may be used as long as it can expand and contract according to the curvature of the belt body.
[0027]
Further, in the first and second embodiments, the case where the ridge lines of the horizontal rail and the ear rail are parallel has been described, but the present invention is not limited to this. That is, it is also possible to set the angle between the horizontal rail and the ridge line of the ear rail to be different angles. For example, it is also possible to incline the horizontal rail and make the ridge line of the ear rail perpendicular to the belt body surface. In such a case, the horizontal rail and the ear rail need not be fixed by the screw means, but the horizontal rail and the ear rail may be fixed to the belt body only.
[0028]
Next, one embodiment of a method for manufacturing a conveyor belt according to the present invention will be described. FIG. 5 shows a step of vulcanizing the ear bars in the method of manufacturing a conveyor belt according to one embodiment of the present invention. As shown in FIG. 5 (a), the vulcanizing step of the ear studs is performed by using circular injection-shaped
By such a vulcanization step, the belt-shaped
[0029]
In order to vulcanize the rubber sheet material 3 'held on the
In particular, as shown in FIG. 5 (b), when the rubber sheet material 3 'and the
[0030]
In addition, the support | pillar illustrated in this embodiment is provided perpendicularly to the longitudinal direction of the strip | belt-shaped rubber sheet material as shown in FIG. 5, and when manufacturing the ear bar shown in the said 1st Embodiment Is preferred.
However, the method of manufacturing the conveyor belt of the present invention is not limited to this. For example, when manufacturing the ear bars as shown in the second embodiment, the columns may be inclined. It is possible.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, the conveyor belt according to the present invention satisfies the required performance because it is easy to manufacture and has an optimal ear structure according to various conditions such as the properties of the conveyed material and the conveyor angle. A low cost conveyor belt.
[0032]
Further, according to the method for manufacturing a conveyor belt of the present invention, it is possible to efficiently and efficiently manufacture a conveyor belt having such an optimal design.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a steeply inclined conveyor as one embodiment of a conveyor using the conveyor belt of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a part of the conveyor belt in the first embodiment of the conveyor belt according to the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a part of the conveyor belt in a second embodiment of the conveyor belt according to the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing a state in which a continuous no-load running test is performed using the conveyor belt according to the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of a vulcanizing step of a rubber sheet material in one embodiment of the method of manufacturing a conveyor belt according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Conveyor belt, 2 ... Belt body, 3 ... Ear bar, 3 '... Rubber sheet material,
4 horizontal rail, 5 screw means, 7 column, 10 steep conveyor
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