JP2004237388A - ケガキが施された検査ジグの製造方法およびその検査ジグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】三次元物品1がガタツクことなく着脱可能に被せられるように三次元物品1の大きさおよび形状に律して製作された検査ジグ4の表面に、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1の一連のトリムライン2および孔3A〜3Dや曲率部7の透孔8などの三次元データに基づいて、多軸多関節型ロボット14を備えたレーザビ−ム照射手段11からレーザビ−ムを照射して、第1および第2のケガキ線5、6A〜6D、6Xを彫設する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケガキが施された検査ジグの製造方法およびその検査ジグに関する。
【従来の技術】
【0002】
従来より、三次元物品の検査手段として、三次元物品の一連の端面や任意の位置に設けれらている孔などの貫通部の形状および大きさに律したケガキ線を予め検査ジグの表面に施しておき、この検査ジグに三次元物品を着脱可能に被せて該三次元物品の一連の端面や任意の位置に設けれらている孔と既に施されているケガキ線との相対関係を目視することで、三次元物品の精度を確認する方法が知られている。
【0003】
ところで、ケガキ作業としては、ケガキ用工具を用いた作業者の手作業による様々な初歩的な手法が周知である(たとえば、非特許文献1参照。)。
【0004】
前記の手法によっても、検査ジグの表面に一連の端面や任意の位置に設けれらている孔などの貫通部の形状および大きさに律したケガキを施すことは可能である。しかし、ケガキ作業に困難性を伴い手間がかかるので、ケガキ作業能率がきわめて悪い欠点を有している。しかも、ケガキ作業者に高度な技能が要求されるばかりか作業者の熟練度によってバラツキが生じ易いため、高精度のケガキを期待することができない。
【0005】
一方、図10に示すように、垂直方向(Z軸方向)のガイドレール18に、水平方向(X軸方向)の光軸S1,S2を有する第1レーザ発光器16a,16bを上下移動可能かつ所定位置での停止可能に取付け、水平方向(X軸方向)のガイドレール22に、垂直方向(Z軸方向)の光軸S3,S4を有する第2レーザ発光器20a,20bを水平移動可能かつ所定位置での停止可能に取付けたレーザビ−ム照射手段が知られている(たとえば、特許文献2参照。)。
【0006】
前記図10で説明したレーザビ−ム照射手段は、工作物の曲がりの有無や大きさの検出に好適である。ところで、垂直方向のガイドレール18と水平方向のガイドレール22の両者をY軸方向への移動を可能に構成するかあるいは後述する検査ジグをY軸方向に移動させることで、該検査ジグの表面にケガキ線を彫設するのに利用できる。
【0007】
たとえば、図11に示すような板金製の三次元物品1の一連のトリムライン(一連の端面)2や任意の位置に設けれらている孔3A,3B,3C,3Dなどの貫通部3の形状および大きさに律して、図12に示す検査ジグ4に、前記三次元物品1の一連のトリムライン2に対応する一連の第1のケガキ線5(二点鎖線参照)および三次元物品1の孔3A,3B,3C,3Dに対応する四つの第2のケガキ線6A,6B,6C,6D(一点鎖線参照)を彫設することは、図11のように、平坦で水平もしくは水平に近い平坦な横面1Aと、平坦で垂直もしくは垂直に近い小さい傾斜角で傾斜する縦面1Bを備え、その横面1Aに孔3A,3B,3Cが穿設され、縦面1Bに孔3Dが穿設されている三次元物品1であれば、従来のレーザビ−ム照射手段における光軸S1,S2を有する第1レーザ発光器16a,16bのいずれか一方または光軸S3,S4を有する第2レーザ発光器20a,20bのいずれか一方から、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1の一連のトリムライン2および孔3A,3B,3C,3Dの三次元データに基づいてレーザビ−ムを照射することで、図12のように第1のケガキ線5と第2のケガキ線6A,6B,6C,6Dを彫設することができる。
【0008】
【非特許文献1】
塩川 満丸著「ゲガキ作業法」
実用機械工学文庫 10 1980年2月15日 第20版、理工学社発行
【0009】
【特許文献1】
特開平6−88717号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図13に示すように、三次元物品1のたとえば横面1Aまたは縦面1Bあるいは横面1Aと縦面1Bとの境界部などに、中立線の曲率半径Rを有して曲成された曲率部7が存在し、この曲率部7に透孔8が穿設されていると、曲率半径R1を有し小さい隙間9を隔てて曲率部7が被せられる検査ジグ4の曲率部表面10に対して、透孔8に対応する正確な第2のケガキ線6Xを彫設するためには、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1の三次元データ一に基づいて、前記第1レーザ発光器16a,16bのいずれか一方の光軸S1,S2または第2レーザ発光器20a,20bのいずれか一方の光軸S3,S4を曲率部7の曲率中心Oと透孔8の中心を結ぶ傾斜線C1に平行に指向させた状態で作動させる必要がある。しかし、前記いずれか一方の光軸S1,S2またはいずれか一方の光軸S3,S4を傾斜線C1に平行して指向させる機能を有していないので、たとえば光軸S1を有する第1レーザ発光器16aから水平にレーザビ−ムが照射されることになって、図14に示すように、透孔8には全く対応しない大きいズレを生じた第2のケガキ線6X1が彫設されたり、あるいは、光軸S3を有する第2レーザ発光器16bからレーザビ−ムが照射されることになって、図15に示すように、透孔8には全く対応しない大きいズレを生じた第2のケガキ線6X2が彫設されることになる。つまり、従来のレーザビ−ム照射手段では、レーザビ−ムの照射指向が2軸に制約されるので、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1における曲率部7に穿設された透孔8の三次元データ一を使用して第2のケガキ線を彫設することができない。
【0011】
このことは、図13〜図15で説明した曲率部7に透孔8が穿設されている場合のみならず、たとえば、図16に示すように、大きい傾斜角θを有する縦面1Bに透孔8が穿設されている三次元物品1であっても、透孔8には全く対応しない大きいズレを生じた第2のケガキ線が彫設されることになる。すなわち、透孔8に対応する正確な第2のケガキ線6Xを彫設するためには、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1の三次元データ一に基づいて、前記第1レーザ発光器16a,16bのいずれか一方の光軸S1,S2または第2レーザ発光器20a,20bのいずれか一方の光軸S3,S4を傾斜している縦面1Bに直交して透孔8の中心を通る傾斜線C2に平行して指向させる必要がある。しかし、いずれか一方の光軸S1,S2またはいずれか一方の光軸S3,S4を傾斜線C2に平行して指向させる機能を有していないので、たとえば光軸S1を有する第1レーザ発光器16aからレーザビ−ムが照射されることになって、図17に示すように、透孔8には全く対応しない大きいズレを生じた第2のケガキ線6X1が彫設されたり、あるいは、光軸S3を有する第2レーザ発光器16bからレーザビ−ムが照射されることになって、図18に示すように、透孔8には全く対応しない大きいズレを生じた第2のケガキ線6X2が彫設されることになる。つまり、従来のレーザビ−ム照射手段では、レーザビ−ムの照射指向が2軸に制約されるので、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品1における大きい傾斜角θを有する縦面1Bに穿設された透孔8の三次元データ一を使用して第2のケガキ線を彫設することができない。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、従来は彫設不能であった曲率部や大きい傾斜角を有する縦面の貫通部に対応するケガキ線でも、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品の三次元データ一に基づいてレーザビ−ムを照射することで正確に彫設することができるケガキが施された検査ジグの製造方法およびその検査ジグを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係るケガキが施された検査ジグの製造方法は、三次元物品が着脱可能に被せられる検査ジグの表面に前記三次元物品の一連の端面に相当する第1のケガキ線と、前記三次元物品に設けれらている貫通部の位置と形状および大きさに相当する少なくとも一つの第2のケガキ線とを設けるケガキが施された検査ジグの製造方法であって、三次元CADシステムによって作成されている前記三次元物品の一連の端面および貫通部の三次元データに基づいて、多軸多関節型ロボットを備えたレーザビ−ム照射手段からレーザビ−ムを照射して、前記検査ジグの表面に前記第1および第2のケガキ線を彫設することを特徴としている。
【0014】
また、前記目的を達成するために、請求項2に記載の発明に係るケガキが施された検査ジグは、三次元物品が着脱可能に被せられるとともに、被せられた三次元物品の一連の端面に相当する第1のケガキ線と、前記三次元物品の任意の位置に設けれらている貫通部の形状および大きさに相当する少なくとも一つの第2のケガキ線が表面に設けられているケガキが施された検査ジグであって、前記第1および第2のケガキ線が多軸多関節型ロボットを備えたレーザビ−ム照射手段から照射されるレーザビ−ムによって彫設されていることを特徴としている。
【0015】
請求項1に記載の発明によれば、多軸多関節型ロボットによってレーザビ−ムの照射指向が多軸に拡大されるので、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品の三次元データ一に基づいて、第1および第2のケガキ線を検査ジグ正確かつ容易に彫設することができる。
【0016】
また、請求項2に記載の発明によれば、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品の三次元データ一に基づいて、第1および第2のケガキ線が正確に彫設された検査ジグを得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図11に示すような板金製の三次元物品1の一連のトリムライン(一連の端面)2や任意の位置に設けれらている孔3A,3B,3C,3Dなどの貫通部3の形状および大きさに律して、図12に示す検査ジグ4への前記三次元物品1の一連のトリムライン2に対応する一連の第1のケガキ線5(二点鎖線参照)および三次元物品1の孔3A,3B,3C,3Dに対応する四つの第2のケガキ線6A,6B,6C,6D(一点鎖線参照)は、図1に示すレーザビ−ム照射手段11から照射されるレーザビ−ムによって彫設される。
【0018】
レーザビ−ム照射手段11は、門型フレーム12と、Y軸方向の横行を可能に門型フレーム12に取付けられた横行部13と、Z軸方向の昇降を可能に横行部13に取付けられた多軸多関節型ロボット14と、X軸方向の進退移動を可能に門型フレーム12の下側に設けたテーブル15とを備え、多軸多関節型ロボット14はレーザビ−ム照射ヘッド14Aを具備しており、このレーザビ−ム照射ヘッド14Aは、図2に示すように、C軸まわりとA軸まわりへの回転が可能に構成されている。したがって、レーザビ−ム照射手段11における多軸多関節型ロボット14のレーザビ−ム照射ヘッド14Aは、コントローラ17から出力される制御信号に基づいて前記X軸,Y軸,Z軸,C軸,A軸の三次元5軸作動することになる。
【0019】
図12に示す検査ジグ4は、図11の三次元物品1がガタツクことなく着脱可能に被せられるものであり、三次元物品1の大きさおよび形状に律して、たとえば低比重ウレタン系樹脂、中比重ウレタン系樹脂、高比重ウレタン系樹脂などによって製作されている。
【0020】
つぎに、検査ジグ4に対して三次元物品1の一連のトリムライン2に対応する一連の第1のケガキ線5(二点鎖線参照)および三次元物品1の孔3A,3B,3C,3Dに対応する四つの第2のケガキ線6A,6B,6C,6D(一点鎖線参照)を彫設する作動の一例を説明する。
【0021】
図1のコントローラ17は、三次元CAD30Aと三次元オフラインティーチングシステム30Bとを備えたオフラインプログラミング方式30からの指令に基づいて、レーザビ−ム照射手段11における多軸多関節型ロボット14のレーザビ−ム照射ヘッド14Aに制御信号を出力する。たとえば、図12に示す検査ジグ4を図1のレーザビ−ム照射手段11におけるテーブル15上の所定位置に固定した状態で、コントローラ17から制御信号を出力し、図11の三次元物品1の三次元データ一に基づいて、レーザビ−ム照射手段11を作動させると、図3および図4に示すように、レーザビ−ム照射ヘッド14Aが下向き垂直姿勢に保持されてX,Yの2軸作動しながらレーザビ−ムを照射することで、三次元物品1の一連のトリムライン2における横面1Aのトリムラインに対応する第1のケガキ線5の一部と、三次元物品1の横面1Aに穿設されている孔3A,3B,3Cに対応する第2のケガキ線6A,6B,6Cが彫設される。
【0022】
また、図5〜図8に示すように、レーザビ−ム照射ヘッド14AがX,Z,A,Cの4軸作動しながらレーザビ−ムを照射することで、三次元物品1の一連のトリムライン2における縦面1Bのトリムラインに対応する第1のケガキ線5の一部と、三次元物品1の縦面1Bに穿設されている孔Dに対応する第2のケガキ線6Dが彫設される。
【0023】
さらに、図9に示すように、レーザビ−ム照射ヘッド14AがX,Z,A,Cの4軸作動しながらレーザビ−ムを照射することで、三次元物品1の一連のトリムライン2における横面1Aのトリムラインと縦面1Bのトリムラインの境界部に対応する第1のケガキ線5が彫設される。
【0024】
一方、図13に示すように、三次元物品1のたとえば横面1Aまたは縦面1Bあるいは横面1Aと縦面1Bとの境界部などに、中立線の曲率半径Rを有して曲成された曲率部7が存在し、この曲率部7に透孔8が穿設されていても、レーザビ−ム照射ヘッド14Aを傾斜線C1に平行に指向させた状態で作動させることができるので、透孔8に対応する正確な第2のケガキ線6Xを容易に彫設することができる。
【0025】
他方、図16に示すように、大きい傾斜角θを有する縦面1Bに透孔8が穿設されている三次元物品1であっても、レーザビ−ム照射ヘッド14Aを傾斜している縦面1Bに直交して透孔8の中心を通る傾斜線C2に平行して指向させた状態で作動させることができるので、透孔8に対応する正確な第2のケガキ線6Xを容易に彫設することができる。
【0026】
すなわち、三次元物品1の三次元データ一に基づいてレーザビ−ムを照射することで第1のケガキ線5と第2のケガキ線6A,6B,6C,6Xを正確かつ容易に検査ジグ4に彫設することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は構成されているので、以下のような格別の効果を奏する。
【0028】
請求項1に記載の発明によれば、多軸多関節型ロボットによってレーザビ−ムの照射指向が多軸に拡大されるので、たとえ三次元物品の曲率部や大きい傾斜角を有する縦面に貫通部が設けられていても、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品の三次元データ一に基づいて、第1および第2のケガキ線を検査ジグ正確に彫設することができる。
【0029】
請求項2に記載の発明によれば、三次元物品の曲率部や大きい傾斜角を有する縦面に貫通部が設けられていても、三次元CADシステムによって作成されている三次元物品の三次元データ一に基づいて、第1および第2のケガキ線が正確に彫設された検査ジグを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適用されるレーザビ−ム照射手段の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施に適用されるレーザビ−ム照射ヘッドの一例を示す斜視図である。
【図3】三次元物品の横面に対応する第2のケガキ線の彫設例を示す斜視図である。
【図4】三次元物品の横面に対応する第1のケガキ線の彫設例を示す斜視図である。
【図5】三次元物品の縦面に対応する第1のケガキ線の彫設例を示す斜視図である。
【図6】三次元物品の縦面に対応する第1のケガキ線の他の彫設例を示す斜視図である。
【図7】三次元物品の縦面に対応する第1のケガキ線または第2のケガキ線の彫設例を示す斜視図である。
【図8】三次元物品の縦面に対応する第1のケガキ線または第2のケガキ線の他の彫設例を示す斜視図である。
【図9】三次元物品の横面と縦面の境界部に対応する第1のケガキ線の彫設例を示す斜視図である。
【図10】レーザビ−ムの照射手段の従来例を示す斜視図である。
【図11】三次元物品の一例を示す斜視図である。
【図12】図11の三次元物品の検査ジグを示す斜視図である。
【図13】曲率部の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態を示す説明断面図である。
【図14】従来のレーザビ−ム照射手段による図13の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態の一例を示す説明断面図である。
【図15】従来のレーザビ−ム照射手段による図13の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態の他の例を示す説明断面図である。
【図16】大きい傾斜角の縦面の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態を示す説明断面図である。
【図17】従来のレーザビ−ム照射手段による図16の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態の一例を示す説明断面図である。
【図18】従来のレーザビ−ム照射手段による図16の透孔に対応する第2のケガキ線の彫設状態の他の例を示す説明断面図である。
【符号の説明】
1 三次元物品
2 一連のトリムライン(一連の端面)
3A〜3D 孔(貫通部)
4 検査ジグ
5 第1のケガキ線
6A〜6D、6X 第2のケガキ線孔
8 透孔(貫通部)
11 レーザビ−ム照射手段
14 多軸多関節型ロボット
Claims (2)
- 三次元物品が着脱可能に被せられる検査ジグの表面に前記三次元物品の一連の端面に相当する第1のケガキ線と、前記三次元物品に設けれらている貫通部の位置と形状および大きさに相当する少なくとも一つの第2のケガキ線とを設けるケガキが施された検査ジグの製造方法であって、三次元CADシステムによって作成されている前記三次元物品の一連の端面および貫通部の三次元データに基づいて、多軸多関節型ロボットを備えたレーザビ−ム照射手段からレーザビ−ムを照射して、前記検査ジグの表面に前記第1および第2のケガキ線を彫設することを特徴とするケガキが施された検査ジグの製造方法。
- 三次元物品が着脱可能に被せられるとともに、被せられた三次元物品の一連の端面に相当する第1のケガキ線と、前記三次元物品の任意の位置に設けれらている貫通部の形状および大きさに相当する少なくとも一つの第2のケガキ線が表面に設けられているケガキが施された検査ジグであって、前記第1および第2のケガキ線が多軸多関節型ロボットを備えたレーザビ−ム照射手段から照射されるレーザビ−ムによって彫設されていることを特徴とするケガキが施された検査ジグ。
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