JP2004234870A - Electromagnetic shield cable - Google Patents

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Kaoru Matsumura
薫 松村
Yoshio Shimoyama
義夫 下山
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electromagnetic shield cable capable of obtaining an excellent electromagnetic shielding property up to a high-voltage area with an induction voltage per unit length of 300V/km or higher, with excellent workability, aiming at cost reduction. <P>SOLUTION: Of the electromagnetic shielding cable made by forming a conductive layer 4 and an electromagnetic shielding layer 8 in turn on cable core wires 2, the electromagnetic shielding layer 8 is constituted by combining tape materials 10a, 10b of directional silicon steel and tape materials 12a, 12b of electromagnetic iron, with widths 10a, 10b of the tape materials of the directional silicon steel at 0.29 mm or more and 0.31 mm or less. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁遮蔽ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、送電線等に近接して布設される通信用ケーブルなどは、送電線からの電磁界の影響を受けるのを防止する必要があるために、従来より電磁遮蔽ケーブルが使用されている。
【0003】
従来の電磁遮蔽ケーブルは、ケーブル心線の上に、導電層と電磁遮蔽層とが、順次形成されて構成されている。そして、導電層としては、低抵抗のAlやCuなどでできたコルゲート管等が使用され、また、電磁遮蔽層としては、高透磁率材料である方向性ケイ素鋼からなるテープ材、あるいは、電磁鉄のテープ材を単独に使用し、このテープ材を、導電層の上に巻き付けて構成されている。
【0004】
ところで、近年の電力需要の増大により、送電線の送電効率を高める必要から、送電線に加える電圧を従来よりも昇圧する傾向がある。したがって、これに伴い、単位長さ当たりの誘導電圧が、例えば、300V/km以上の高誘導電圧域においても、高い電磁遮蔽特性を有するケーブルが要求されている。
【0005】
しかしながら、電磁遮蔽層として、方向性ケイ素鋼からなるテープ材を単独で使用する場合、あるいは、電磁鉄からなるテープ材を単独で使用する場合には、いずれも、単位長さ当たりの誘導電圧が、例えば、300V/km以上の高電圧域では、電磁遮蔽特性が劣化してしまう。
【0006】
このため、方向性ケイ素鋼と電磁鉄の各テープ材を組み合わせて遮蔽層を構成した電磁遮蔽ケーブルも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−187846号公報(第2頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、方向性ケイ素鋼と電磁鉄の各テープ材を組み合わせて遮蔽層を構成する電磁遮蔽ケーブルにおいては、方向性ケイ素鋼のテープ材の厚みが、厚過ぎると、冬季のような低温の製造環境では、巻き付け作業中にテープ材に割れが生じて作業が困難となり、逆に薄過ぎると、十分な電磁遮蔽効果を得るためには、複数層に巻き付けねばならず、その分工数が増えることになる。また、方向性ケイ素鋼の薄いテープ材を形成するには、圧延工程が必要となるために、その分単価が高くなるという難点もある。
【0009】
また、方向性ケイ素鋼は、多種類あり、広い誘導電圧域で良好な電磁遮蔽特性を得るには、その選定が重要である。
【0010】
本発明は、上述のような点に鑑みて為されたものであって、単位長さ当たりの誘導電圧が、300V/km以上の高電圧域まで良好な電磁遮蔽特性が得られるとともに、作業性が良好でコストの低減を図った電磁遮蔽ケーブルを提供することを主たる目的とし、さらに、最適な方向性ケイ素鋼を用いた電磁遮蔽ケーブルを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
【0012】
すなわち、本発明の電磁遮蔽ケーブルは、ケーブル心線の外周に導電層が設けられ、この導電層の外周に電磁遮蔽層が設けられている電磁遮蔽ケーブルにおいて、前記電磁遮蔽層が、方向性ケイ素鋼からなるテープ材と電磁鉄からなるテープ材とを前記導電層の外周に同心に巻き付けて構成され、前記方向性ケイ素鋼からなるテープ材の厚みが、0.29mm以上0.31mm以下に設定されている。
【0013】
本発明によると、方向性ケイ素鋼と電磁鉄との各テープ材を組み合わせて電磁遮蔽層を構成することで、各テープ材をそれぞれ単独で使用する場合に比較して、広い誘導電圧域で、電磁遮蔽特性が大幅に改善され、さらに、方向性ケイ素鋼のテープ材の厚みを、0.29mm以上0.31mm以下としているので、方向性ケイ素鋼のテープ材の巻き付け作業において、冬季のような低温の製造環境においても、テープ材に割れが生じたりすることもなく、また、十分な電磁遮蔽効果を得るために、複数層に巻き付けねばならないといったこともなく、作業性が向上する。
【0014】
本発明の好ましい実施態様においては、前記方向性ケイ素鋼のテープ材の鉄損(W17/50)が、1.00(W/kg)以下であって、磁束密度(B)が、1.80(T)以上である。
【0015】
ここで、W17/50は、周波数50Hz、最大磁束密度17Tのときの鉄損であることを示し、Bは、磁化力800A/mにおける磁束密度であることを示している。
【0016】
本発明によると、鉄損(W17/50)が、1.00(W/kg)以下であって、磁束密度(B)が、1.80(T)以上である方向性ケイ素鋼のテープ材を使用することで、低電圧域から高電圧域までの広い電圧領域に亘って良好な電磁遮蔽特性が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一つの実施の形態に係る電磁遮蔽ケーブルの構成を示す側面図である。
【0019】
同図において、1は電磁遮蔽ケーブルの全体を示し、2はケーブル心線、4はAlでできたコルゲート管からなる導電層、6はポリエチレンテープでできた押さえ巻き層、8は電磁遮蔽層である。
【0020】
この電磁遮蔽層8は、高透磁率材料である方向性ケイ素鋼からなる2枚のテープ材10a,10bと、電磁鉄からなる2枚のテープ材12a,12bとを、導電層4の外周に、この順序で同心に巻き付けて構成されている。
【0021】
この実施の形態では、方向性ケイ素鋼からなる2枚のテープ材10a,10bの巻き付け作業性を向上させてコストの低減を図るために、これらテープ材10a,10bの厚みを、0.28mm以上0.32mm以下、好ましくは、0.29mm以上0.31mm以下、具体的には、0.30mmとし、幅は33mmとしている。
【0022】
さらに、この実施の形態では、方向性ケイ素鋼からなる2枚のテープ材10a,10bの鉄損は、周波数50Hz、最大磁束密度17Tにおいて、1.00(W/kg)以下、例えば、0.95(W/kg)であって、磁束密度は、磁化力800A/mにおいて、1.80(T)以上、例えば、1.88(T)としている。
【0023】
この方向性ケイ素鋼からなる2枚のテープ材10a,10bを、押さえ巻き層6の上に、最初にギャップ巻きし、その上にさらに、厚さが0.6mm、幅が33mmの電磁鉄からなる2枚のテープ材12a,12bを、ギャップ巻きすることで構成している。
【0024】
14は不織布テープからなる押さえ巻き層であり、16はポリエチレンでできた防食層である。
【0025】
上記構成の電磁遮蔽ケーブル1について、誘導電圧V/kmと遮蔽係数λとの関係を調べた結果を、図2の実線(図中の符号Aの曲線)で示す。なお、この場合の接地抵抗は、4Ω/km、信号周波数は50Hzである。
【0026】
電磁遮蔽層として高透磁率材料である方向性ケイ素鋼からなるテープ材を単独に使用した場合(図中の符号Bの破線で示す曲線)には、単位長さ当たりの誘導電圧が300V/km程度までの低、中の電圧域では、比較的良好な遮蔽係数λ(=V/V)[ここに、Vは電磁遮蔽ケーブルのケーブル心線に誘導される電圧、Vは単位長さ当たりの誘導電圧]を示すが、誘導電圧が300V/km以上の高電圧域では、遮蔽係数λが急激に増加し、電磁遮蔽特性が劣化する。
【0027】
また、電磁遮蔽層として、電磁鉄のテープ材を単独に使用した場合(図中の符号Cの一点鎖線で示す曲線)には、単位長さ当たりの誘導電圧が100〜300V/km程度の中電圧域では、比較的良好な遮蔽係数λを示すが、誘導電圧が100V/km以下の低電圧域および300V/km以上の高電圧域では、遮蔽係数λが増加し、電磁遮蔽係数が劣化する。
【0028】
これに対して、この実施の形態では、実線Aで示されるように、単位長さ当たりの誘導電圧が低電圧域から高電圧域までの全領域に亘って、遮蔽係数λが低く抑えられており、電磁遮蔽特性が大幅に改善されることが理解される。
【0029】
これは、単に、方向性ケイ素鋼と電磁鉄との両者の特性の加算的な効果ではなく、両者の相乗効果によって高透磁率を保ちつつ、磁気飽和も高い電磁領域が起こるためと考えられる。
【0030】
さらに、この実施の形態では、方向性ケイ素鋼からなる2枚のテープ材10a,10bの厚みを、0.30mmとしているので、冬季のような低温の製造環境において、テープ材10a,10bの巻き付け作業中に割れが生じるといったこともなく、また、圧延工程を必要とする程薄くないので、コストも比較的低く、複数層巻き付けることなく必要な電磁遮蔽特性を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、単位長さ当たりの誘導電圧が低電圧域から高電圧域までの広い電圧領域に亘って良好な電磁遮蔽特性が得られる。したがって、同じ電磁遮蔽特性を得るためには、接地抵抗の値は比較的大きくても許容されるので、従来に比べて接地工事にかける費用を削減することができる。
【0032】
しかも、方向性ケイ素鋼のテープ材の厚みを、0.29〜0.31mmとしているので、作業性に優れ、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る電磁遮蔽ケーブルの構造を示す側面図である。
【図2】単位長さ当たりの誘導電圧と遮蔽係数との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 電磁遮蔽ケーブル
2 ケーブル心線
4 導電層
8 電磁遮蔽層
10a,10b 方向性ケイ素鋼からなるテープ材
12a,12b 電磁鉄からなるテープ材
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic shielding cable.
[0002]
[Prior art]
In general, an electromagnetic shielding cable is conventionally used for a communication cable or the like laid in the vicinity of a power transmission line or the like because it is necessary to prevent the cable from being affected by an electromagnetic field from the power transmission line.
[0003]
A conventional electromagnetic shielding cable is configured such that a conductive layer and an electromagnetic shielding layer are sequentially formed on a cable core. As the conductive layer, a corrugated tube or the like made of low-resistance Al, Cu, or the like is used. As the electromagnetic shielding layer, a tape material made of directional silicon steel, which is a high magnetic permeability material, An iron tape material is used alone, and the tape material is wound around the conductive layer.
[0004]
By the way, there is a tendency that the voltage applied to the transmission line is increased more than before because the power transmission efficiency of the transmission line needs to be increased due to an increase in power demand in recent years. Accordingly, accordingly, there is a demand for a cable having high electromagnetic shielding characteristics even in an induced voltage per unit length of, for example, a high induced voltage region of 300 V / km or more.
[0005]
However, when the tape material made of directional silicon steel is used alone as the electromagnetic shielding layer, or when the tape material made of electromagnetic iron is used alone, the induced voltage per unit length is reduced. For example, in a high voltage range of 300 V / km or more, the electromagnetic shielding characteristics deteriorate.
[0006]
For this reason, an electromagnetic shielding cable in which a shielding layer is formed by combining tape materials of directional silicon steel and electromagnetic iron has been proposed (for example, see Patent Document 1).
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-6-187846 (page 2, FIG. 1)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in an electromagnetic shielding cable in which a shielding layer is formed by combining tape materials of directional silicon steel and electromagnetic iron, if the thickness of the tape material of directional silicon steel is too large, a low-temperature manufacturing environment such as in winter. Then, during the winding work, the tape material cracks and it becomes difficult to work.On the other hand, if it is too thin, it must be wound around multiple layers to obtain a sufficient electromagnetic shielding effect, and the number of steps increases Become. In addition, since a rolling step is required to form a thin tape material of directional silicon steel, there is also a disadvantage that the unit price increases accordingly.
[0009]
In addition, there are many types of directional silicon steel, and in order to obtain good electromagnetic shielding characteristics in a wide induction voltage range, its selection is important.
[0010]
The present invention has been made in view of the above points, and provides good electromagnetic shielding characteristics up to a high voltage range of 300 V / km or more in an induced voltage per unit length, and has high workability. Another object of the present invention is to provide an electromagnetically shielded cable which is excellent in cost and reduces cost, and further provides an electromagnetically shielded cable using an optimal directional silicon steel.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is configured as follows to achieve the above object.
[0012]
That is, in the electromagnetic shielded cable according to the present invention, the conductive layer is provided on the outer periphery of the cable core wire, and the electromagnetic shield layer is provided on the outer periphery of the conductive layer. A tape material made of steel and a tape material made of electromagnetic iron are concentrically wound around the outer periphery of the conductive layer, and the thickness of the tape material made of directional silicon steel is set to 0.29 mm or more and 0.31 mm or less. Have been.
[0013]
According to the present invention, by forming the electromagnetic shielding layer by combining each tape material of directional silicon steel and electromagnetic iron, compared with the case of using each tape material alone, in a wide induction voltage range, The electromagnetic shielding properties have been greatly improved, and the thickness of the directional silicon steel tape material has been set to 0.29 mm or more and 0.31 mm or less. Even in a low-temperature manufacturing environment, the workability is improved without cracking of the tape material, and without having to be wound around a plurality of layers in order to obtain a sufficient electromagnetic shielding effect.
[0014]
In a preferred embodiment of the present invention, the tape material of the directional silicon steel has an iron loss (W 17/50 ) of 1.00 (W / kg) or less and a magnetic flux density (B 8 ) of 1 or less. .80 (T) or more.
[0015]
Here, W 17/50 indicates that the frequency 50 Hz, a core loss at the maximum magnetic flux density 17T, B 8 shows that a magnetic flux density at a magnetizing force 800A / m.
[0016]
According to the present invention, there is provided a directional silicon steel having an iron loss (W 17/50 ) of 1.00 (W / kg) or less and a magnetic flux density (B 8 ) of 1.80 (T) or more. By using a tape material, good electromagnetic shielding characteristics can be obtained over a wide voltage range from a low voltage range to a high voltage range.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a side view showing a configuration of an electromagnetic shielded cable according to one embodiment of the present invention.
[0019]
In the figure, 1 is an entire electromagnetic shielded cable, 2 is a cable core, 4 is a conductive layer made of a corrugated tube made of Al, 6 is a holding layer made of polyethylene tape, and 8 is an electromagnetic shielding layer. is there.
[0020]
The electromagnetic shielding layer 8 includes two tapes 10 a and 10 b made of directional silicon steel, which is a high magnetic permeability material, and two tapes 12 a and 12 b made of electromagnetic iron, on the outer periphery of the conductive layer 4. Are wound concentrically in this order.
[0021]
In this embodiment, in order to improve the winding workability of the two tape materials 10a and 10b made of directional silicon steel and reduce the cost, the thickness of these tape materials 10a and 10b is set to 0.28 mm or more. 0.32 mm or less, preferably 0.29 mm or more and 0.31 mm or less, specifically 0.30 mm, and the width is 33 mm.
[0022]
Furthermore, in this embodiment, the iron loss of the two tape materials 10a and 10b made of directional silicon steel is 1.00 (W / kg) or less at a frequency of 50 Hz and a maximum magnetic flux density of 17T, for example, 0. 95 (W / kg), and the magnetic flux density is 1.80 (T) or more, for example, 1.88 (T) at a magnetization force of 800 A / m.
[0023]
The two tape materials 10a and 10b made of the directional silicon steel are first wound in a gap on the press-winding layer 6, and then further formed of an electromagnetic iron having a thickness of 0.6 mm and a width of 33 mm. The two tape materials 12a and 12b are wound by a gap.
[0024]
Numeral 14 denotes a holding layer made of a non-woven tape, and numeral 16 denotes an anticorrosion layer made of polyethylene.
[0025]
The result of examining the relationship between the induced voltage V / km and the shielding coefficient λ for the electromagnetic shielding cable 1 having the above configuration is shown by the solid line in FIG. 2 (curve A in FIG. 2). In this case, the ground resistance is 4Ω / km, and the signal frequency is 50 Hz.
[0026]
When a tape material made of directional silicon steel, which is a high magnetic permeability material, is used alone as the electromagnetic shielding layer (the curve indicated by the broken line B in the drawing), the induced voltage per unit length is 300 V / km. In the low and medium voltage range to the extent, a relatively good shielding coefficient λ (= V 0 / V) [where V 0 is the voltage induced in the cable core of the electromagnetic shielding cable, and V is the unit length In the high voltage range where the induced voltage is 300 V / km or more, the shielding coefficient λ sharply increases, and the electromagnetic shielding characteristics deteriorate.
[0027]
In addition, when an electromagnetic iron tape material is used alone as the electromagnetic shielding layer (the curve indicated by the dashed-dotted line of the symbol C in the figure), the induced voltage per unit length is about 100 to 300 V / km. In the voltage range, a relatively good shielding coefficient λ is shown, but in the low voltage range where the induced voltage is 100 V / km or less and in the high voltage range where the induced voltage is 300 V / km or more, the shielding factor λ increases, and the electromagnetic shielding factor deteriorates. .
[0028]
On the other hand, in the present embodiment, as shown by the solid line A, the shielding coefficient λ is suppressed low over the entire region from the low voltage region to the high voltage region in the induced voltage per unit length. Thus, it is understood that the electromagnetic shielding characteristics are greatly improved.
[0029]
It is considered that this is not merely an additive effect of the characteristics of the directional silicon steel and the electromagnetic iron, but an electromagnetic region where the magnetic saturation is high while maintaining high magnetic permeability due to a synergistic effect of the two.
[0030]
Further, in this embodiment, since the thickness of the two tape materials 10a and 10b made of directional silicon steel is set to 0.30 mm, the winding of the tape materials 10a and 10b is performed in a low-temperature manufacturing environment such as winter. There is no occurrence of cracks during the operation, and it is not thin enough to require a rolling step. Therefore, the cost is relatively low, and the required electromagnetic shielding characteristics can be obtained without winding a plurality of layers.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, good electromagnetic shielding characteristics can be obtained over a wide voltage range where the induced voltage per unit length is from a low voltage range to a high voltage range. Therefore, in order to obtain the same electromagnetic shielding characteristics, a relatively large value of the grounding resistance is permissible, so that the cost for grounding work can be reduced as compared with the related art.
[0032]
Moreover, since the thickness of the tape material of the directional silicon steel is set to 0.29 to 0.31 mm, the workability is excellent and the cost can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a structure of an electromagnetic shielded cable according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a characteristic diagram showing a relationship between an induced voltage per unit length and a shielding coefficient.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Electromagnetic shielding cable 2 Cable core 4 Conductive layer 8 Electromagnetic shielding layers 10a, 10b Tape materials 12a, 12b made of directional silicon steel Tape materials made of electromagnetic iron

Claims (2)

ケーブル心線の外周に導電層が設けられ、この導電層の外周に電磁遮蔽層が設けられている電磁遮蔽ケーブルにおいて、
前記電磁遮蔽層が、方向性ケイ素鋼からなるテープ材と電磁鉄からなるテープ材とを前記導電層の外周に同心に巻き付けて構成され、前記方向性ケイ素鋼からなるテープ材の厚みが、0.29mm以上0.31mm以下に設定されていることを特徴とする電磁遮蔽ケーブル。
A conductive layer is provided on the outer periphery of the cable core, and an electromagnetic shield layer is provided on the outer periphery of the conductive layer,
The electromagnetic shielding layer is formed by winding a tape material made of directional silicon steel and a tape material made of electromagnetic iron concentrically around the outer periphery of the conductive layer, and the thickness of the tape material made of directional silicon steel is 0. An electromagnetically shielded cable, which is set to be from 29 mm to 0.31 mm.
前記方向性ケイ素鋼のテープ材の鉄損(W17/50)が、1.00(W/kg)以下であって、磁束密度(B)が、1.80(T)以上である請求項1記載の電磁遮蔽ケーブル。The iron loss (W 17/50 ) of the tape material of the directional silicon steel is 1.00 (W / kg) or less, and the magnetic flux density (B 8 ) is 1.80 (T) or more. Item 7. The electromagnetically shielded cable according to Item 1.
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