JP2004234196A - ユーザーインターフェース登録システム - Google Patents
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Abstract
【課題】PC上で使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティにおいて、設定変更を行いたいコントロールボタンが複数の互いに別のタグにまたがっているときは、それぞれのタグをいちいち選択し直す煩雑な手間が発生してしまっていた。
【解決手段】プリンタユーティリティの各々のタグ画面のコントロールボタンに対して使用する回数に応じてその使用頻度を変化させる使用頻度更新手段、各コントロールボタンの使用頻度を判断する使用頻度判断手段と、この使用頻度判断手段が、使用頻度が所定レベル以上であると判断したコントロールボタンは、高頻度タグ画面において使用するコントロールボタンとするユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【選択図】 図5
【解決手段】プリンタユーティリティの各々のタグ画面のコントロールボタンに対して使用する回数に応じてその使用頻度を変化させる使用頻度更新手段、各コントロールボタンの使用頻度を判断する使用頻度判断手段と、この使用頻度判断手段が、使用頻度が所定レベル以上であると判断したコントロールボタンは、高頻度タグ画面において使用するコントロールボタンとするユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナルコンピュータ上で使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティにおけるユーザーインタフェース登録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC上で使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティは、各々タグを有する画面を有し、ユーザは必要に応じてこのタグを選択し、この画面中の複数のコントロールボタンの内、設定変更を望むものに対して随意に変更をかけるしくみとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、設定変更を行いたいコントロールボタンが複数の互いに別のタグにまたがっているときは、それぞれのタグをいちいち選択し直す煩雑な手間が発生してしまっていた。本願発明は、上記問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本願第1の発明は、PCで使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティからなるユーザーインタフェース登録システムにおいて、このプリンタユーティリティは、各々タグを有する画面を有し、この各々の画面には複数のコントロールボタンが設けられ、このコントロールボタンを使用する回数に応じてこのコントロールボタンの使用頻度を変化させる使用頻度更新手段、各コントロールボタンの使用頻度を判断する使用頻度判断手段と、この使用頻度判断手段が、使用頻度が所定レベル以上であると判断したコントロールボタンは、前記画面のうち高頻度画面において使用するコントロールボタンとするユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0005】
本願第2の発明は、前記高頻度画面に登録された各コントロールボタンにおいて使用頻度がより低くなったものに関しては自動的に削除を行う第1の発明に記載のユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0006】
本願第3の発明は、パーソナルコンピュータの使用者を識別可能であるデータに基づき、各個人別の前記コントロールボタンの使用頻度を変化させ、各個人別のプリンタユーティリティを該使用頻度に基づき表示する第1の発明に記載のユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0007】
【作用】
本願発明は、使用頻度の高いコントロールボタンについてはプリンタユーティリティ内に別途設けられる高頻度画面タグ内に自動的に登録されるので、複数のタグをいちいち選択し直して、その中の必要なコントロールボタンを設定する作業を繰り返すというような煩雑な手間が省けることになる。
【0008】
【実施例】
本願発明を採用するプリントシステムを図1に基づき説明する。ここで図1はパソコン1からプリンタ12に対してプリントアウトする場合のパソコン1のソフトモジュール構成を表したものである。同図では、GUI(GraphicUser Interface)2、アプリケーション4、API(Application Programing Interface)5、GDI(Graphic Device Interface)6、EMF(Enhanced Meta File)スプーラ7、プリンタドライバ8、スプーラ9、I/F10で構成され、特にGUI2はプリンタユーティリィティ13を呼び出して、このプリンタユーティリィティ13は本願発明である頻度別ユーザーインタフェース登録システム3により働きかけられる仕組みとなっている。そしてユーザーインタフェース登録システム3は使用頻度更新手段31と使用頻度判断手段32とで構成されている。
【0009】
より詳細には、アプリケーション4で、文書データ等を作成し、印刷をする際にはOSの描画手段であるGDI6に対してAPI5により描画データ(GDI関数と呼ぶ)として出力する。GUI2はアプリケーション4により起動され、プリンタユーティリィティ13等のアプリケーション4に対する各種設定項目を設定するための画面を呼び出したりその他のステータス等を確認するための画面である。プリンタユーティリィティ13はGUI2からさらに呼び出され、アプリケーション4により印刷するときの、各種機能の設定を行う画面である。プリンタドライバ8は、プリンタ12用のもので、米国マイクロソフト社製のOS(Windows(登録商標))内に組み込まれて動作する。EMFスプーラ7、スプーラ9はWindows(登録商標)内のプリンタスプーラで、Windows(登録商標)OSでは、EMF(Enhanced Meta File)と呼ばれるデバイスに依存しない中間データ形式のファイルでスプールすることが可能となっているので、このEMFはGDI6でGDI関数に基づいて作成され、描画内容をバイナリー形式で一時保存するものである。スプーラ9にはRAWデータがスプールされ、このRAWデータとはPDL(Page DescriptionLanguage)やPJL(Printer Job Language)データのことを言う。I/F10は、このパソコン1とネットワーク11を接続するためのインターフェースである。
【0010】
上記モジュールを用いて印刷を行う場合は2通りの方法があり。GDI6からDDI関数(Device Driver Interface)を送り、これとプリンタユーティリィティ13からの設定情報に基づきプリンタドライバ8がPDLやPJLデータを作成する方法と、GDI6がGDI関数に基づきEMFを作成しEMFスプーラ7に送り、このスプーラがEMFを一時保存し、このEMFをプリンタドライバ8が受け取ると、プリンタユーティリィティ13からの設定情報に基づきPDLやPJLデータを作成する方法がある。前者の方法は、DDI関数から複雑な処理があってPDLデータを作成する場合に時間を要することがあり、このときにアプリケーションを解放するまでの時間がかかることがある。一方後者は、GDI関数からEMFを作成する時間は、あまり変わらず時間も要さないのでアプリケーション4を早く解放することができる。よって後者の方法が一般的である。
【0011】
上記前者の方法により、アプリケーション4で印刷を行う場合は、API5で文書データを描画データであるGDI関数としてGDI6に出力し、GDI6は、DDI関数と呼ばれるプリンタドライバで実行可能な形式の描画コマンドに変換する。DDI関数を受け取ったプリンタドライバ8は、PDL、PJLデータに変換し、スプーラ9に一時蓄積する。これをプリントアウトするプリンタが解放されていることをネットワークモニタ(図示していない)で確認すると、これらのPDLデータ又はPJLデータはネットワーク11を介して送信される。
【0012】
上記後者の方法により、アプリケーション4で印刷を行う場合は、API5で文書データを描画データであるGDI関数としてGDI6に出力し、GDI6は、EMFを作成してEMFスプーラ7に一時保存し、このEMFを受け取ったプリンタドライバ8は、プリンタユーティリィティ13からの設定に基づき、PDL、PJLデータに変換し、スプーラ9に一時蓄積する。これをプリントアウトするプリンタが解放されていることをネットワークモニタ(図示していない)で確認すると、これらのPDLデータ又はPJLデータはネットワーク11を介して送信される。
【0013】
なお以上で述べたプリントシステムはいずれもプリンタユーティリティ13での設定に基づきGUI2からプリンタドライバ8を介して行うものであったが、その他にプリンタユーティリティ13から単独で、プリンタドライバ8を介さずに直接I/F10を通してプリンタとの通信を行う方法もある。
【0014】
次に本願発明を採用するプリンタユーティリティ13について詳細に説明する。図2、図3がプリンタユーティリティ13の表示例である。まず設定変更をかけたい項目のタグ21aにマウスのカーソルを合わせてクリックしてすれば、その項目に関連した内容のコントロールボタン22が複数表示されるようになっている。表示例がそうであるように中には選択されたタグ下に小分類項目をさらに選択できるような小分類アイコン23等も表示され、それぞれに対応するコントロールボタンにさらに切り替え可能となっている場合もある。そしてこれらの内の変更したい内容のコントロールボタン22を操作することにより、任意に設定変更を行えるようになっている。ここまでは従来技術の範囲に含まれるものであり以降が本願発明であるユーザーインタフェース登録システムの内容となってくる。以上のようにコントロールボタンが操作されている最中に所定の使用頻度に到達したものが発生したら、図4のように高使用頻度コントロールボタン用タグ21bを作成し、このタグ下に該コントロールボタンが登録される仕組みになっている。表示例においては図2の使用頻度10であるデフォルト−印字品質−解像度の設定コントロールボタンと図3の使用頻度9であるマネージメント−システム−フロントパネル言語及び使用頻度8であるマネージメント−システム−タイムアウトの設定コントロールボタンが、図4の高使用頻度コントロールボタン用タグ21b下に登録されている。
【0015】
次に本願発明であるユーザーインタフェース登録システムについて図5の制御フローを基にさらに詳細に説明する。本願第1の発明においては、コントロールボタン22各々については操作された際、そのコントロールボタンに対応する使用頻度カウンタデータを検索し(ステップS1)、検索できたらそのカウンタデータをカウントアップさせる(ステップS2)。但しこのカウントアップはコントロールボタンに対し元の設定から変更がかかった状態にて確定がなされたときに行うのが良い。もしそのコントロールボタンについて使用頻度が所定のレベルに達したと判定がなされた場合(ステップS3)は、このとき以前に所定レベルの使用頻度に達したコントロールボタンが一つもなくて高使用頻度コントロールボタン用タグ21bそのものが存在していなかった場合(ステップS4)は、このときに初めて高使用頻度コントロールボタン用タグ21b自身の作成も合わせて行い表示させる(ステップS5)という仕様にするのがより合理的と思われるのだが、最初から、所定使用頻度レベルに達したコントロールボタンが未だ発生していない段階においても、高使用頻度コントロールボタン用タグ21bの準備はしておくという形をとっても良い。そしてさらにこのとき本願第2の発明に記載されているように、高使用頻度コントロールボタン用タグ21b下のコントロールパネルの許容数を超えてしまう場合(ステップS6)は、既に登録されているコントロールパネルの中で該コントロールパネルに追い越された使用頻度のものがあれば(ステップS7)、そのコントロールパネルを削除し(ステップS8)、代わりに登録させる(ステップS9)仕様にするのが良い。使用頻度カウンタの保持のさせ方においては、本願第3の発明のように、ログイン名等のパーソナルコンピュータの使用者を識別可能であるデータに基づき、個人別にコントロールボタンの使用頻度を記憶し、各個人別のプリンタユーティリティを該使用頻度に基づき表示するようにすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】
本願発明は、使用頻度の高いコントロールボタンについては高頻度画面タグ内に自動的に登録されるので、複数のタグをいちいち選択し直して、その中の必要なコントロールボタンを設定する作業を繰り返すというような煩雑な手間が省けることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用するプリントシステムのモジュール構成及びブロック図の概略である。
【図2】本願発明を採用するプリンタユーティリティの第1表示例である。
【図3】本願発明を採用するプリンタユーティリティの第2表示例である。
【図4】本願発明を採用するプリンタユーティリティの高使用頻度コントロールボタン用タグ下のコントロールボタンの表示例である。
【図5】本願発明である頻度別UI登録システムの詳細な制御フロー図である。
【符号の説明】
1;パソコン
2;GUI
21a;タグ
21b;高頻度タグ
22;コントロールボタン
23;小分類アイコン
3;頻度別UI登録システム
31;使用頻度更新手段
32;使用頻度判断手段
4;アプリケーション
5;API
6;GDI
7;EMFスプーラ
8;プリンタドライバ
9;スプーラ
10;I/F
11;ネットワーク
12;プリンタ
13;プリンタユーティリティ
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナルコンピュータ上で使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティにおけるユーザーインタフェース登録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC上で使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティは、各々タグを有する画面を有し、ユーザは必要に応じてこのタグを選択し、この画面中の複数のコントロールボタンの内、設定変更を望むものに対して随意に変更をかけるしくみとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、設定変更を行いたいコントロールボタンが複数の互いに別のタグにまたがっているときは、それぞれのタグをいちいち選択し直す煩雑な手間が発生してしまっていた。本願発明は、上記問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本願第1の発明は、PCで使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティからなるユーザーインタフェース登録システムにおいて、このプリンタユーティリティは、各々タグを有する画面を有し、この各々の画面には複数のコントロールボタンが設けられ、このコントロールボタンを使用する回数に応じてこのコントロールボタンの使用頻度を変化させる使用頻度更新手段、各コントロールボタンの使用頻度を判断する使用頻度判断手段と、この使用頻度判断手段が、使用頻度が所定レベル以上であると判断したコントロールボタンは、前記画面のうち高頻度画面において使用するコントロールボタンとするユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0005】
本願第2の発明は、前記高頻度画面に登録された各コントロールボタンにおいて使用頻度がより低くなったものに関しては自動的に削除を行う第1の発明に記載のユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0006】
本願第3の発明は、パーソナルコンピュータの使用者を識別可能であるデータに基づき、各個人別の前記コントロールボタンの使用頻度を変化させ、各個人別のプリンタユーティリティを該使用頻度に基づき表示する第1の発明に記載のユーザーインタフェース登録システムを用いる。
【0007】
【作用】
本願発明は、使用頻度の高いコントロールボタンについてはプリンタユーティリティ内に別途設けられる高頻度画面タグ内に自動的に登録されるので、複数のタグをいちいち選択し直して、その中の必要なコントロールボタンを設定する作業を繰り返すというような煩雑な手間が省けることになる。
【0008】
【実施例】
本願発明を採用するプリントシステムを図1に基づき説明する。ここで図1はパソコン1からプリンタ12に対してプリントアウトする場合のパソコン1のソフトモジュール構成を表したものである。同図では、GUI(GraphicUser Interface)2、アプリケーション4、API(Application Programing Interface)5、GDI(Graphic Device Interface)6、EMF(Enhanced Meta File)スプーラ7、プリンタドライバ8、スプーラ9、I/F10で構成され、特にGUI2はプリンタユーティリィティ13を呼び出して、このプリンタユーティリィティ13は本願発明である頻度別ユーザーインタフェース登録システム3により働きかけられる仕組みとなっている。そしてユーザーインタフェース登録システム3は使用頻度更新手段31と使用頻度判断手段32とで構成されている。
【0009】
より詳細には、アプリケーション4で、文書データ等を作成し、印刷をする際にはOSの描画手段であるGDI6に対してAPI5により描画データ(GDI関数と呼ぶ)として出力する。GUI2はアプリケーション4により起動され、プリンタユーティリィティ13等のアプリケーション4に対する各種設定項目を設定するための画面を呼び出したりその他のステータス等を確認するための画面である。プリンタユーティリィティ13はGUI2からさらに呼び出され、アプリケーション4により印刷するときの、各種機能の設定を行う画面である。プリンタドライバ8は、プリンタ12用のもので、米国マイクロソフト社製のOS(Windows(登録商標))内に組み込まれて動作する。EMFスプーラ7、スプーラ9はWindows(登録商標)内のプリンタスプーラで、Windows(登録商標)OSでは、EMF(Enhanced Meta File)と呼ばれるデバイスに依存しない中間データ形式のファイルでスプールすることが可能となっているので、このEMFはGDI6でGDI関数に基づいて作成され、描画内容をバイナリー形式で一時保存するものである。スプーラ9にはRAWデータがスプールされ、このRAWデータとはPDL(Page DescriptionLanguage)やPJL(Printer Job Language)データのことを言う。I/F10は、このパソコン1とネットワーク11を接続するためのインターフェースである。
【0010】
上記モジュールを用いて印刷を行う場合は2通りの方法があり。GDI6からDDI関数(Device Driver Interface)を送り、これとプリンタユーティリィティ13からの設定情報に基づきプリンタドライバ8がPDLやPJLデータを作成する方法と、GDI6がGDI関数に基づきEMFを作成しEMFスプーラ7に送り、このスプーラがEMFを一時保存し、このEMFをプリンタドライバ8が受け取ると、プリンタユーティリィティ13からの設定情報に基づきPDLやPJLデータを作成する方法がある。前者の方法は、DDI関数から複雑な処理があってPDLデータを作成する場合に時間を要することがあり、このときにアプリケーションを解放するまでの時間がかかることがある。一方後者は、GDI関数からEMFを作成する時間は、あまり変わらず時間も要さないのでアプリケーション4を早く解放することができる。よって後者の方法が一般的である。
【0011】
上記前者の方法により、アプリケーション4で印刷を行う場合は、API5で文書データを描画データであるGDI関数としてGDI6に出力し、GDI6は、DDI関数と呼ばれるプリンタドライバで実行可能な形式の描画コマンドに変換する。DDI関数を受け取ったプリンタドライバ8は、PDL、PJLデータに変換し、スプーラ9に一時蓄積する。これをプリントアウトするプリンタが解放されていることをネットワークモニタ(図示していない)で確認すると、これらのPDLデータ又はPJLデータはネットワーク11を介して送信される。
【0012】
上記後者の方法により、アプリケーション4で印刷を行う場合は、API5で文書データを描画データであるGDI関数としてGDI6に出力し、GDI6は、EMFを作成してEMFスプーラ7に一時保存し、このEMFを受け取ったプリンタドライバ8は、プリンタユーティリィティ13からの設定に基づき、PDL、PJLデータに変換し、スプーラ9に一時蓄積する。これをプリントアウトするプリンタが解放されていることをネットワークモニタ(図示していない)で確認すると、これらのPDLデータ又はPJLデータはネットワーク11を介して送信される。
【0013】
なお以上で述べたプリントシステムはいずれもプリンタユーティリティ13での設定に基づきGUI2からプリンタドライバ8を介して行うものであったが、その他にプリンタユーティリティ13から単独で、プリンタドライバ8を介さずに直接I/F10を通してプリンタとの通信を行う方法もある。
【0014】
次に本願発明を採用するプリンタユーティリティ13について詳細に説明する。図2、図3がプリンタユーティリティ13の表示例である。まず設定変更をかけたい項目のタグ21aにマウスのカーソルを合わせてクリックしてすれば、その項目に関連した内容のコントロールボタン22が複数表示されるようになっている。表示例がそうであるように中には選択されたタグ下に小分類項目をさらに選択できるような小分類アイコン23等も表示され、それぞれに対応するコントロールボタンにさらに切り替え可能となっている場合もある。そしてこれらの内の変更したい内容のコントロールボタン22を操作することにより、任意に設定変更を行えるようになっている。ここまでは従来技術の範囲に含まれるものであり以降が本願発明であるユーザーインタフェース登録システムの内容となってくる。以上のようにコントロールボタンが操作されている最中に所定の使用頻度に到達したものが発生したら、図4のように高使用頻度コントロールボタン用タグ21bを作成し、このタグ下に該コントロールボタンが登録される仕組みになっている。表示例においては図2の使用頻度10であるデフォルト−印字品質−解像度の設定コントロールボタンと図3の使用頻度9であるマネージメント−システム−フロントパネル言語及び使用頻度8であるマネージメント−システム−タイムアウトの設定コントロールボタンが、図4の高使用頻度コントロールボタン用タグ21b下に登録されている。
【0015】
次に本願発明であるユーザーインタフェース登録システムについて図5の制御フローを基にさらに詳細に説明する。本願第1の発明においては、コントロールボタン22各々については操作された際、そのコントロールボタンに対応する使用頻度カウンタデータを検索し(ステップS1)、検索できたらそのカウンタデータをカウントアップさせる(ステップS2)。但しこのカウントアップはコントロールボタンに対し元の設定から変更がかかった状態にて確定がなされたときに行うのが良い。もしそのコントロールボタンについて使用頻度が所定のレベルに達したと判定がなされた場合(ステップS3)は、このとき以前に所定レベルの使用頻度に達したコントロールボタンが一つもなくて高使用頻度コントロールボタン用タグ21bそのものが存在していなかった場合(ステップS4)は、このときに初めて高使用頻度コントロールボタン用タグ21b自身の作成も合わせて行い表示させる(ステップS5)という仕様にするのがより合理的と思われるのだが、最初から、所定使用頻度レベルに達したコントロールボタンが未だ発生していない段階においても、高使用頻度コントロールボタン用タグ21bの準備はしておくという形をとっても良い。そしてさらにこのとき本願第2の発明に記載されているように、高使用頻度コントロールボタン用タグ21b下のコントロールパネルの許容数を超えてしまう場合(ステップS6)は、既に登録されているコントロールパネルの中で該コントロールパネルに追い越された使用頻度のものがあれば(ステップS7)、そのコントロールパネルを削除し(ステップS8)、代わりに登録させる(ステップS9)仕様にするのが良い。使用頻度カウンタの保持のさせ方においては、本願第3の発明のように、ログイン名等のパーソナルコンピュータの使用者を識別可能であるデータに基づき、個人別にコントロールボタンの使用頻度を記憶し、各個人別のプリンタユーティリティを該使用頻度に基づき表示するようにすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】
本願発明は、使用頻度の高いコントロールボタンについては高頻度画面タグ内に自動的に登録されるので、複数のタグをいちいち選択し直して、その中の必要なコントロールボタンを設定する作業を繰り返すというような煩雑な手間が省けることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用するプリントシステムのモジュール構成及びブロック図の概略である。
【図2】本願発明を採用するプリンタユーティリティの第1表示例である。
【図3】本願発明を採用するプリンタユーティリティの第2表示例である。
【図4】本願発明を採用するプリンタユーティリティの高使用頻度コントロールボタン用タグ下のコントロールボタンの表示例である。
【図5】本願発明である頻度別UI登録システムの詳細な制御フロー図である。
【符号の説明】
1;パソコン
2;GUI
21a;タグ
21b;高頻度タグ
22;コントロールボタン
23;小分類アイコン
3;頻度別UI登録システム
31;使用頻度更新手段
32;使用頻度判断手段
4;アプリケーション
5;API
6;GDI
7;EMFスプーラ
8;プリンタドライバ
9;スプーラ
10;I/F
11;ネットワーク
12;プリンタ
13;プリンタユーティリティ
Claims (3)
- PCで使用されるプリンタドライバ等のアプリケーションのプリンタユーティリティからなるユーザーインタフェース登録システムにおいて、
このプリンタユーティリティは、各々タグを有する画面を有し、この各々の画面には複数のコントロールボタンが設けられ、このコントロールボタンを使用する回数に応じてこのコントロールボタンの使用頻度を変化させる使用頻度更新手段、各コントロールボタンの使用頻度を判断する使用頻度判断手段と、この使用頻度判断手段が、使用頻度が所定レベル以上であると判断したコントロールボタンは、前記画面のうち高頻度画面において使用するコントロールボタンとするユーザーインタフェース登録システム。 - 前記高頻度画面に登録された各コントロールボタンにおいて使用頻度がより低くなったものに関しては自動的に削除を行う請求項1のユーザーインタフェース登録システム。
- パーソナルコンピュータの使用者を識別可能であるデータに基づき、各個人別の前記コントロールボタンの使用頻度を変化させ、各個人別のプリンタユーティリティを該使用頻度に基づき表示する請求項1のユーザーインタフェース登録システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003020393A JP2004234196A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | ユーザーインターフェース登録システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003020393A JP2004234196A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | ユーザーインターフェース登録システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004234196A true JP2004234196A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32950034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003020393A Pending JP2004234196A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | ユーザーインターフェース登録システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004234196A (ja) |
-
2003
- 2003-01-29 JP JP2003020393A patent/JP2004234196A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050225 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080313 |