JP2004233431A - Karaoke machine - Google Patents

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JP2004233431A JP2003018901A JP2003018901A JP2004233431A JP 2004233431 A JP2004233431 A JP 2004233431A JP 2003018901 A JP2003018901 A JP 2003018901A JP 2003018901 A JP2003018901 A JP 2003018901A JP 2004233431 A JP2004233431 A JP 2004233431A
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a karaoke machine that can automatically tune an external musical instrument to the key of karaoke music by sending data indicating the key of the karaoke music from the karaoke machine to the external musical instrument and input and score musical performance information from the external musical instrument. <P>SOLUTION: Initial transposition data as the difference between the key of the karaoke music and a basic key (C major etc.) are written to a hard disk 11 of the karaoke machine 1. When a musical performance starts, the initial transposition data are sent to the external musical instrument 2 and then the external musical instrument can be played in the basic key irrelevantly to the key of the karaoke music. Even when the key is changed during the musical performance, its key control information is sent to the external musical instrument 2, which can be made to follow up a transposed key of the karaoke music. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子楽器などの外部接続機器を接続して一緒に演奏することができるカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、MIDIインタフェースを介して外部機器を接続し、この外部機器に対してMIDIデータを出力できるものが提案されている(たとえば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−199792号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、カラオケ装置が演奏するカラオケ曲に合わせて歌唱するのみならず、楽器の練習をしたいというニーズがあるが、上記従来のカラオケ装置は、外部楽器を自動演奏するものであり、演奏者が自ら演奏する外部楽器に対してカラオケ曲の演奏に関する情報を送信するものではなかった。このため、歌唱者の歌唱音域が合わないためにカラオケ演奏の調を上下させた場合には、演奏者はそれに合わせて楽器演奏の調を上下に移調しなければならず、非常に高い演奏技量が要求された。
【0005】
また、上記従来のカラオケ装置は外部楽器から演奏情報を受信してそれを採点し、楽器演奏の上達を支援する機能を備えていなかった。
【0006】
この発明は、カラオケ装置から外部楽器に対して、カラオケ曲の調を指示するデータを送信して外部楽器を自動的にカラオケ曲の調に合わせることができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、この発明は、外部楽器から演奏情報を入力してこれを採点することができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、曲データを記憶する記憶手段と、曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、外部楽器が接続されるインタフェース手段と、演奏手段に対して、カラオケ曲を演奏する調を移調するトランスポーズ手段と、トランスポーズ手段によってカラオケ曲を演奏する調が移調されたとき、この移調量を表すトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、カラオケ曲の調と基準調との差であるイニシャルトランスポーズデータを含む曲データを記憶する記憶手段と、曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、外部楽器が接続されるインタフェース手段と、演奏手段がカラオケ曲の演奏をスタートする前に、前記イニシャルトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、カラオケ曲の調と基準調との差であるイニシャルトランスポーズデータを含む曲データを記憶する記憶手段と、曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、外部楽器が接続されるインタフェース手段と、演奏手段に対して、カラオケ曲を演奏する調を移調するトランスポーズ手段と、演奏手段がカラオケ曲の演奏をスタートする前に、前記イニシャルトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力するとともに、トランスポーズ手段によってカラオケ曲を演奏する調が移調されたとき、この移調量を表すトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項4の発明は、上記発明において、カラオケ曲の演奏中にインタフェース手段を介して外部楽器から入力される演奏情報を曲データと比較して外部楽器の演奏を採点する採点手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
<作用>
この発明では、歌唱者の歌唱音域に合わせるため、カラオケ曲の調(演奏キー)を上下に移調するトランスポーズ手段を備えている。このトランスポーズ手段でカラオケ曲の調を移調すると、このカラオケ曲の演奏に合わせて楽器を演奏している者もこれに合わせて移調しなければならなくなる。しかしながら、楽器演奏で移調は容易なことではなく、相当な技量を要するものである。
【0013】
そこで、この発明では、さらにカラオケ曲の調を移調したとき、同時にこの移調量をしめすトランスポーズデータを外部楽器に出力するようにした。これにより外部楽器においても演奏キーを自動的にトランスポーズすることが可能になるため、歌唱音域が合わないためにカラオケ演奏の調を移調(トランスポーズ)した場合でも、外部楽器では元のままの調の演奏操作で演奏を継続することができる。
【0014】
また、この発明では、カラオケ曲の調(デフォルトで演奏される調)と基準調との差をイニシャルトランスポーズデータとして記憶した。基準調は、楽器の演奏において最も基本的な調(基本的にはハ長調やイ短調、管楽器の場合には変ロ長調など)に設定される。カラオケ曲の演奏スタート時に外部楽器に対してこのイニシャルトランスポーズデータを出力することにより、外部楽器をカラオケ曲の調に移調(トランスポーズ)することができ、カラオケ曲がどのような調(シャープやフラットが多く付いた調)で演奏されるものであっても、外部楽器ではこれを演奏が容易な基準調の演奏操作で演奏することができる。
【0015】
また、この発明では、カラオケ曲の演奏中に外部楽器から入力された演奏情報をカラオケ曲の曲データと比較して採点することができるため、カラオケ曲の演奏を歌唱の練習に用いるのみでなく楽器演奏の練習に用いて、その巧拙を採点することも可能になる。
また、この発明において、外部楽器から入力する演奏情報は、個別の演奏音を表すノートデータでも和音を表すコードデータであってもよい。また、ノートデータが入力される場合において、このノートデータを直接曲データと比較して採点してもよく、このノートデータからコード(和音)を検出して、このコードを曲データと比較して採点してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照してこの発明の実施形態であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ装置は、カラオケ曲の演奏と並行して歌詞テロップを表示するが、この歌詞テロップ上に歌詞とともに、図2(D)に示すように曲のコード(和音)が表示される。
【0017】
歌唱者は、この歌詞テロップを見ながら歌唱するとともに、歌詞とともに表示されるコードを見ながら、ギターやキーボードなどの外部楽器を用いてカラオケ装置の演奏に合わせて演奏することができる。この外部楽器は、カラオケ装置とMIDIケーブルで接続されており、カラオケ装置におけるキーコン操作等によるトランスポーズデータをMIDI経由で受信し、楽器の調律を自動で変更(トランスポーズ)する。ここでキーコン操作とは、カラオケ曲の音域を歌唱者の歌唱音域に合わせるために曲の調を上下に移調する操作である。また、外部楽器のトランスポーズは、同じ演奏操作でどの音高の楽音が発生させるかの設定を変更する処理である。たとえば、ハ長調の調律であれば「ドレミ」の演奏操作に応じて「CDE」の音高の楽音が発生し、ト長調の調律であれば「ドレミ」の演奏操作に応じて「GAB」の楽音が発生するが、トランスポーズはこの音高設定を変更する処理である。
【0018】
また、外部楽器で演奏されたコードはMIDI経由でカラオケ装置に入力され、コード採点プログラムによってこの演奏が採点される。なお、カラオケ曲を歌唱する歌唱者と外部楽器を演奏する演奏者は同一人であってもよく、別人であってもよい。
【0019】
図1は、同カラオケ装置1および外部楽器2のブロック図である。カラオケ装置1は、装置全体の動作を制御するCPU10と、これに接続された各種機器で構成されている。CPU10には、ハードディスク11、RAM12、音源13、ミキサ(エフェクタ)14、MIDIインタフェース19、MPEGデコーダ20、合成回路21、操作部23が接続されている。
【0020】
ハードディスク11は、システムプログラム、シーケンサ(シーケンスプログラム)30、背景映像再生プログラム34、コード採点プログラム33などのプログラムを記憶しているほか、カラオケ曲を演奏するための曲データ40やモニタ22に背景映像を表示するための背景映像データ41などを記憶している。RAM12は、上記のプログラムや曲データを読み出すエリアを備えている。システムプログラム、シーケンサ30、背景映像再生プログラム34、コード採点プログラム33は、ハードディスク11からRAM12に読み出されてCPU10によって実行される。
【0021】
シーケンサ30は、曲データのトラックデータ(図2参照)をテンポクロックに基づいて順次読み出してカラオケ曲の演奏や歌詞テロップの表示を実行するプログラムであり、曲の演奏を実行する曲シーケンサ31と歌詞テロップの表示を実行する歌詞シーケンサ32からなっている。これらは同じテンポクロックに基づいて同期して実行される。曲シーケンサ31は、楽音トラックのイベントデータを音源13に入力して演奏音の発生を制御する。歌詞シーケンサ32は、歌詞トラックのイベントデータに基づいて歌詞テロップの文字パターン画像を生成する。
【0022】
背景映像再生プログラム34は、ハードディスク11からMPEG圧縮された背景映像データ41を読み出してMPEGデコーダ20に入力するプログラムである。この背景映像再生プログラムもシーケンサ30の曲演奏動作に同期して実行される。
【0023】
また、コード採点プログラム33は、MIDIインタフェース19を介して入力されるノートイベントデータで構成されるコードと曲データのコードシーケンストラック(図2参照)から読み出される伴奏コードとを比較して、外部楽器2の演奏を採点するプログラムである。
【0024】
音源13は、CPU10が実行する曲シーケンサ31の処理によって入力された曲データ(ノートイベントデータ等)に応じて楽音信号を形成する。形成した楽音信号はミキサ14に入力される。ミキサ14は、音源13が発生した複数の楽音信号、および、マイク17−A/Dコンバータ18を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号に対してエコーなどの効果を付与するとともに、これらの信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタルの音声信号はサウンドシステム15に入力される。サウンドシステムはD/Aコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ16から放音する。ミキサ14が各音声信号に付与する効果およびミキシングのバランスはCPU10によって制御される。
【0025】
背景映像再生プログラム34は、ハードディスク11に記憶されている背景映像データ41を読み出してMPEGデコーダ20に入力する。背景映像データ41はMPEG2形式にエンコードされており、MPEGデコーダ20は、入力された背景映像データをNTSCの映像信号に変換して合成回路21に入力する。合成回路21は、この背景映像の映像信号の上に歌詞テロップなどを合成する回路である。この合成された映像信号はモニタ22に表示される。
【0026】
操作部23は、パネルスイッチインタフェースやリモコン受信回路などからなっており、利用者によるパネルスイッチやリモコン装置の操作に応じた操作信号をCPU10に入力する。CPU10は、操作入力処理プログラム35によってこの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。この操作入力処理プログラム35はシステムプログラムに含まれるものである。パネルスイッチやリモコン装置には、曲番号を選択するテンキーのほか、歌詞の表示モード(コードをルビ表示するか否か)を選択する歌詞表示モード選択スイッチ23aや演奏のキー(調)を上下するキーコンスイッチ23bが含まれている。
【0027】
また、外部楽器2は、制御装置であるマイコン50、および、このマイコン50に接続された操作部51、音源部52、MIDIインタフェース53を有している。操作部51は、楽器を演奏するための演奏操作子、音色などを設定するための設定操作子を含んでいる。音源部52は、演奏操作子の操作で指定された楽音を発生するとともに、これをアナログ信号に変換して内部のスピーカを鳴動させる。MIDIインタフェース53は、カラオケ装置1からトランスポーズデータを受信するとともに、演奏操作子から入力されたノートイベントデータをカラオケ装置1に対して出力する。マイコン50は、MIDIインタフェース53からトランスポーズデータが入力されると、発生する楽音の音高をこのトランスポーズデータ分上下する。すなわち、演奏操作子から入力された音高をトランスポーズデータ分上下して音源部52に入力するとともに、この上下した音高のMIDIデータを編集してカラオケ装置に送信する。
【0028】
ここで、図2を参照してハードディスク11に記憶されている曲データについて説明する。曲データは、同図(A)に示すように、カラオケ曲の管理用データが書き込まれたヘッダ、カラオケ曲を演奏するための楽音トラック、ガイドメロディを発生するためのガイドメロディトラック、歌詞テロップを表示するための歌詞トラック、伴奏用のコードデータが書き込まれたコードシーケンストラックなどからなっている。曲データは、これ以外に、音声データ、音声データ制御トラックなどを有しているが説明を簡略化するためにこの図では省略する。
【0029】
ヘッダには、曲番号、曲名、作詩者・作曲者などの書誌的情報のほか、このカラオケ曲が、基本的な調(ハ長調・イ短調)である基準調からどれだけ離れているかを示すイニシャルトランスポーズデータが書き込まれている。たとえばその曲がト長調であれば「+7」が書き込まれ、ト短調であれば「−3」が書き込まれる。このイニシャルトランスポーズデータを外部楽器2にMIDI送信して外部楽器2をトランスポーズすることにより、演奏するカラオケ曲がどのような調であっても、外部楽器2においてはハ長調またはイ短調の基本的なコードパターンで曲を演奏することができるようになる。
【0030】
楽音トラックなどの各トラックは、MIDIフォーマットに従って記述され、同図(B)に示すように、イベントデータと各イベントデータの読み出しタイミングを示すタイミングデータからなっている。タイミングデータは、各イベントデータ間の時間的間隔を示すデュレーションデータや曲のスタート時刻からの絶対時間を示す絶対時間データなどで構成することができる。楽音トラック、ガイドメロディトラックのイベントデータは、楽音の音高、音量、オン/オフなどを示すイベントデータなどで構成され、このノートイベントデータを音源13に入力することにより、音源13はこのイベントデータに対応する楽音を発音したり消音したりする。なお、楽音トラックは、多数の楽器の楽音を発生するための複数パートのトラックで構成されている。
【0031】
歌詞トラックは、カラオケ曲の演奏に同期してモニタ22に歌詞テロップを表示するためのデータトラックである。歌詞テロップは、カラオケ曲の歌詞のほか外部楽器で曲の伴奏をするためのコードを歌詞のルビの位置に表示するためのデータである。このトラックのイベントデータはシステムエクスクルーシブメッセージとして記述され、同図(C)に示すように、1ページ分の歌詞テロップを表示するためのデータが同じタイミングに読み出されるように記述されている。
【0032】
また、コードシーケンストラックは、上記楽音トラックおよびガイドメロディトラックと同期してこのカラオケ曲の伴奏コードを出力するトラックである。このコードシーケンストラックのデータは、外部楽器による演奏を採点するために使用されるが、楽音トラックによるカラオケ曲の演奏は、これと同様のコード進行に基づいている。
楽音トラックによるカラオケ曲の演奏におけるコード進行、コードシーケンストラックのコード進行、歌詞トラックによってルビとして表示されるコード進行はそれぞれ同期している。
【0033】
上記構成のカラオケ装置において、リモコン装置やパネルスイッチから曲番号が入力されると、操作入力処理プログラム35がこれを検出し、カラオケ曲のリクエストであるとしてシーケンサ30に伝達する。シーケンサ30は、これに応じて、この曲番号で識別されるカラオケ曲の曲データをハードディスク11の曲データ記憶エリア40から読み出して、RAM12にコピーする。そして、このRAM12上の曲データを用いてカラオケ曲の演奏を実行する。まず、ヘッダからイニシャルトランスポーズデータ読み出してMIDIインタフェース19を介して外部楽器2に送信するとともに、このイニシャルトランスポーズ値をモニタ22に表示する。モニタ22に表示するのは、トランスポーズされたことにより、外部楽器2は演奏操作された音高と異なる音高の楽音を出力するため、演奏者にこれを知らせるためである。
【0034】
シーケンサ30は、上記のように曲シーケンサ31および歌詞シーケンサ32からなっており、曲シーケンサ31は、曲データ中の演奏データトラックやガイドメロディトラックなどのトラックのデータを読み出し、このデータで音源13を制御することによってカラオケ曲の演奏音を発生させる。また、歌詞シーケンサ32は、曲データ中の歌詞トラックのデータを読み出し、このデータに基づいて歌詞テロップの画像パターンを作成して合成回路21に出力する。また、背景映像制御プログラム34は、シーケンサ30からの指示に応じて所定の背景映像データを読み出してMPEGデコーダ20に入力する。歌詞シーケンサ32によって表示される歌詞テロップは、図2(D)に示すように、歌詞に加えて伴奏コードがルビ表示されており、歌唱者は歌詞を見ながら歌唱してその音声信号をマイク17から入力するとともに、演奏者は伴奏コードを見ながら外部楽器2を演奏する。
【0035】
外部楽器2は、独自に楽音を発生するが、この楽音は上記のようにトランスポーズされたものであり、基本的な調であるハ長調やト長調で演奏操作をすることによってカラオケ曲の調に合った楽音を発生することができる。
【0036】
また、カラオケ曲の演奏中に歌唱者がキーコンスイッチ23bを操作してカラオケ曲の調を上下に移調した場合には、この移調量を表すトランスポーズデータがMIDIインタフェース19から外部楽器2に入力される。外部楽器2(マイコン50)は、このトランスポーズデータで調律を変更(トランスポーズ)する。これにより、カラオケ曲の調がどのように移調されても、外部楽器2では常に基準調の演奏操作によって演奏をすることができる。
【0037】
そして、演奏者が外部楽器2を演奏すると、外部楽器2はその楽音を発生するとともに、この演奏操作に応じたノートデータを編集してMIDIインタフェース53,19を介してカラオケ装置1に入力する。カラオケ装置1のコード採点プログラム33は、曲データのコードシーケンストラックから読み出したコードデータ(イベントデータ)と、このMIDIインタフェース19から入力されたノートデータから検出されるコードとを比較し、一致の度合いに基づいて、外部楽器2の演奏操作の巧拙を採点する。採点結果はカラオケ曲の終了後にモニタ22に表示される。
【0038】
図3、図4はカラオケ装置1の動作を示すフローチャートである。図3は、カラオケ曲の演奏処理動作を示すフローチャートである。図4は、外部楽器2から入力されるコードを採点するコード採点処理動作を示すフローチャートである。
【0039】
図3において、曲番号が入力されて選曲が行われると(s1)、その曲番号で識別される曲データをハードディスク11からRAM12に読み出す(s2)。そして、ヘッダのイニシャルトランスポーズデータをMIDI出力して外部楽器2をトランスポーズするとともに(s3)、このイニシャルトランスポーズ値をモニタ22に表示して、演奏者(歌唱者)にこのトランスポーズ値を知らせる(s4)。
【0040】
こののち、カラオケ曲の演奏をスタートさせる。楽音トラックに基づいてカラオケ曲の楽音を発生させながら(s5:曲シーケンサ31)、歌詞トラックに基づいて伴奏コードを含む歌詞テロップを表示させる(s6:歌詞シーケンサ32)。歌詞表示モード選択スイッチ23aの操作によって表示モードが切り替えられた場合には、その切り換えに応じて、表示歌詞テロップの表示態様を、歌詞およびコードの表示、歌詞のみの表示、コードのみの表示、何も表示しない、の4つの態様のいずれかに切り換えて表示する。
【0041】
歌唱者はカラオケ曲の演奏および歌詞テロップの表示に応じて曲を歌唱するとともに、演奏者は外部楽器2を演奏する。この外部楽器2の演奏により、MIDIインタフェース19からノートイベントデータが入力されてくるため、このノートイベントデータから検出されるコードをコードシーケンストラックから読み出される伴奏コードと比較することによって演奏を採点する(s7:コード採点プログラム33)。
【0042】
カラオケ曲の演奏中にキーコンスイッチ23bが操作されると、この操作に応じてカラオケ曲の調を上下に移調し(s9)、この移調量を表すトランスポーズデータをMIDI出力する(s10)。このトランスポーズデータにより、外部楽器2はカラオケ曲の移調に応じて自動的にトランスポーズされる。
曲が終了すると(s11)、コード採点プログラム33による採点結果を表示して(s12)、動作を終了する。
【0043】
図4はコード採点プログラム33が実行する採点処理動作を示すフローチャートである。MIDIインタフェース19を介して外部楽器2からノートイベントデータが入力された場合には、そのノートデータ(音高データ)をバッファする(s21)。コードシーケンストラックから伴奏コードが読み出された場合には(s22)、この伴奏コードを記憶する(s23)。MIDIインタフェース19を介して入力される音高データは所定時間分蓄積してバッファされるが、伴奏コードは最新のもののみ上書き記憶される。
【0044】
そして一定時間毎にコード検出および一致度採点処理を実行する。この一定時間は1秒〜数秒程度でよい。まずバッファしているノートデータ(音高データ)に基づいて和音(コード)を検出する(s25)。バッファしている音高データからコードが検出できた場合にはs26からs27以下の処理に進む。コードが検出できなかった場合には、入力された音高データと現在の伴奏コードとを比較し、伴奏コードの構成音が含まれているかなどの基準に基づいて演奏を採点する(s29)。
【0045】
コードが検出できた場合には、現在の伴奏コードと比較し(s27)、その一致の程度に応じて採点する(s28)。すなわち、完全に一致していた場合には満点とし、伴奏コードが属7和音のときに短7度の構成音が抜けていた場合や長和音が短和音になっていた場合などその一致(不一致)の度合いに応じて点数を与えて採点する。
【0046】
曲が終了するまで以上の処理動作を継続し、曲が終了すると(s30)、採点結果を集計し、表示動作(図3のs12)に出力して、動作を終了する。
【0047】
なお、この実施形態では、コード入力の有無にかかわらずカラオケ曲の演奏を継続するようにしているが、コードシーケンストラックから読み出された伴奏コードと同一のコードが外部楽器2から入力されるまで、カラオケ曲の演奏を停止するようにしてもよい。
【0048】
また、コードシーケンストラックから読み出された伴奏コードをMIDIインタフェース19,53経由で外部楽器2に入力し、外部楽器2においてこのコードを演奏するように演奏者にガイドを行うようにしてもよい。このようなガイド機能を備えた外部楽器としては、本出願人が先に出願した特開2002−287750に開示する電子弦楽器などがある。
【0049】
また、この実施形態では、外部楽器2から入力されたノートデータに基づいてコードを検出し、このコードを採点するようにしているが、ノートデータを直接採点するようにしてもよい。この場合、基準となるリファレンスデータとしてはガイドメロディデータや楽音トラックのデータを用いればよい。
【0050】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、カラオケ曲を演奏する調が移調された場合に、この移調量を表すトランスポーズデータが外部楽器に出力されるため、外部楽器も自動でトランスポーズすることが可能になり、演奏者はカラオケ曲の移調に合わせて楽器の調律をトランスポーズしたり、演奏の調を移調しなくてもそのままの演奏操作で演奏を継続することができる。
【0051】
また、この発明によれば、カラオケ曲の演奏キーと基準調との差であるイニシャルトランスポーズデータがカラオケ曲の演奏に先立って外部楽器に送られるため、外部楽器は自動でカラオケ曲の調にトランスポーズすることができるため、カラオケ曲がどのような調で演奏される場合でも、演奏者は外部楽器を演奏が容易な基準調で演奏することができる。
【0052】
また、この発明によれば、曲データに基づいて外部楽器から入力される演奏情報を採点することができるため、カラオケ曲の演奏を歌唱の練習のみならず、外部楽器の演奏の練習に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロック図
【図2】同カラオケ装置で用いられる曲データの構成図
【図3】同カラオケ装置の演奏処理動作を示すフローチャート
【図4】同カラオケ装置の採点処理動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…カラオケ装置、2…外部楽器、
10…CPU、11…ハードディスク、12…RAM、13…音源、14…ミキサ(エフェクタ)、15…サウンドシステム、16…スピーカ、17…マイク、18…A/Dコンバータ、19…MIDIインタフェース、20…MPEGデコーダ、21…合成回路、22…モニタ、23…操作部、23a…表示モード切換スイッチ、23b…キーコンスイッチ、
30…シーケンサ、31…曲シーケンサ、32…歌詞シーケンサ、33…コード採点プログラム、34…背景映像再生プログラム、35…操作入力処理プログラム、40…曲データ記憶エリア、41…背景映像記憶エリア
50…マイクロコンピュータ、51…操作部、52…音源部、53…MIDIインタフェース
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a karaoke apparatus that can be connected to an externally connected device such as an electronic musical instrument to perform together.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been proposed a device capable of connecting an external device via a MIDI interface and outputting MIDI data to the external device (for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-07-199792
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
On the other hand, there is a need not only to sing along with the karaoke song played by the karaoke apparatus, but also to practice musical instruments. It does not transmit information about the performance of a karaoke song to an external musical instrument to be played. For this reason, if the singer's singing range does not match and the karaoke performance is raised or lowered, the player must transpose the musical instrument performance up or down accordingly, resulting in a very high performance skill. Was requested.
[0005]
Further, the above-mentioned conventional karaoke apparatus does not have a function of receiving performance information from an external musical instrument, scoring the performance information, and assisting in improving the performance of the musical instrument.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a karaoke apparatus capable of automatically transmitting the tone of a karaoke song from a karaoke device to an external instrument and automatically adjusting the external instrument to the tone of the karaoke song. .
[0007]
Another object of the present invention is to provide a karaoke apparatus capable of inputting performance information from an external musical instrument and scoring the information.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a karaoke tune is played by a storage means for storing tune data, a performance means for playing a karaoke tune based on the tune data, an interface means to which an external instrument is connected, and a performance means. Transposition means for transposing a key to be played, and output means for outputting, when the key for playing the karaoke song is transposed by the transpose means, transposition data representing the transposition amount to an external instrument via the interface means. It is characterized by having.
[0009]
The invention according to claim 2 is a storage means for storing music data including initial transposition data which is a difference between a key of a karaoke music and a reference key, a performance means for playing a karaoke music based on the music data, and an external musical instrument. And an output means for outputting the initial transpose data to an external musical instrument via the interface means before the performance means starts playing the karaoke tune.
[0010]
The invention according to claim 3 is a storage means for storing music data including initial transposition data which is a difference between a key of a karaoke music and a reference key, a performance means for playing a karaoke music based on the music data, and an external musical instrument. Is connected to the playing means, transposing means for transposing a key for playing a karaoke song to the playing means, and the initial transposing data is sent to the interface means before the playing means starts playing the karaoke song. Output means for outputting to the external instrument via the interface means, when the key for playing the karaoke song is transposed by the transposing means, and outputting the transposed data to the external instrument via the interface means. It is characterized by having.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the above-mentioned invention, scoring means for scoring the performance of the external instrument by comparing performance information input from the external instrument via the interface means with the music data during performance of the karaoke song. It is characterized by.
[0012]
<Action>
According to the present invention, there is provided a transpose means for transposing the key (performance key) of the karaoke song up and down in order to match the singing range of the singer. If the key of the karaoke song is transposed by the transposing means, the person playing the musical instrument in accordance with the performance of the karaoke song must also transpose accordingly. However, transposition is not easy in musical instrument performance, and requires considerable skill.
[0013]
Therefore, in the present invention, when the key of a karaoke song is further transposed, transpose data indicating the transposition amount is output to an external musical instrument at the same time. This makes it possible to automatically transpose the performance keys on an external instrument, so that even if the karaoke performance is transposed (transposed) because the singing range does not match, the external instrument retains the original key. The performance can be continued by the key performance operation.
[0014]
Further, in the present invention, the difference between the key of the karaoke tune (the key played by default) and the reference key is stored as initial transpose data. The reference key is set to the most basic key in playing a musical instrument (basically in C major and A minor, and in the case of a wind instrument, in B flat major). By outputting this initial transpose data to the external instrument at the start of the performance of the karaoke song, the external instrument can be transposed to the key of the karaoke song (transpose). Even if the external musical instrument is played in a key with many flats), the external musical instrument can be played by a reference key performance operation that is easy to play.
[0015]
Further, according to the present invention, since the performance information input from the external instrument during the performance of the karaoke song can be compared with the song data of the karaoke song and scored, not only can the performance of the karaoke song be used for singing practice but also It can also be used to practice musical instrument performance and score its skill.
In the present invention, the performance information input from the external musical instrument may be note data representing individual performance sounds or chord data representing chords. When note data is input, the note data may be directly compared with the song data and scored. A chord (chord) is detected from the note data, and the chord is compared with the song data. You may score.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The karaoke apparatus displays the lyrics telop in parallel with the performance of the karaoke song, and the song code (chord) is displayed on the lyrics telop together with the lyrics as shown in FIG. 2 (D).
[0017]
The singer can sing while watching the lyrics telop, and perform the performance along with the performance of the karaoke apparatus using an external instrument such as a guitar or a keyboard while watching the code displayed together with the lyrics. The external musical instrument is connected to the karaoke apparatus via a MIDI cable, receives transpose data from the karaoke apparatus by key operation or the like via MIDI, and automatically changes (transposes) the tuning of the musical instrument. Here, the key operation is an operation of transposing the key of the karaoke song up and down in order to match the range of the karaoke song with the singing range of the singer. The transposing of the external musical instrument is a process of changing a setting of a musical tone at which pitch is generated by the same performance operation. For example, in the case of tuning in C major, a musical tone having a pitch of "CDE" is generated according to the operation of "Doremi", and in the case of tuning in G, the musical tone of "GAB" is generated in accordance with the operation of "Doremi" Is generated, and transpose is a process of changing the pitch setting.
[0018]
The chord played by the external instrument is input to the karaoke apparatus via MIDI, and the performance is scored by the chord scoring program. The singer who sings the karaoke song and the player who plays the external instrument may be the same person or different people.
[0019]
FIG. 1 is a block diagram of the karaoke apparatus 1 and the external musical instrument 2. The karaoke apparatus 1 includes a CPU 10 for controlling the operation of the entire apparatus, and various devices connected to the CPU 10. The CPU 10 is connected with a hard disk 11, a RAM 12, a sound source 13, a mixer (effector) 14, a MIDI interface 19, an MPEG decoder 20, a synthesizing circuit 21, and an operation unit 23.
[0020]
The hard disk 11 stores programs such as a system program, a sequencer (sequence program) 30, a background video reproduction program 34, and a chord scoring program 33, as well as music data 40 for playing karaoke music and a monitor 22 for background video. Is stored. The RAM 12 has an area for reading the above-mentioned programs and music data. The system program, the sequencer 30, the background video reproduction program 34, and the code scoring program 33 are read from the hard disk 11 to the RAM 12 and executed by the CPU 10.
[0021]
The sequencer 30 is a program for sequentially reading out the track data (see FIG. 2) of the song data based on the tempo clock and executing the performance of the karaoke song and displaying the lyrics telop. The sequencer 30 executes the song and the song sequencer 31 executes the lyrics. It is composed of a lyrics sequencer 32 for executing telop display. These are executed synchronously based on the same tempo clock. The music sequencer 31 inputs event data of a musical sound track to the sound source 13 and controls generation of a performance sound. The lyrics sequencer 32 generates a character pattern image of the lyrics telop based on the event data of the lyrics track.
[0022]
The background video reproduction program 34 is a program that reads MPEG-compressed background video data 41 from the hard disk 11 and inputs the data to the MPEG decoder 20. This background video reproduction program is also executed in synchronization with the music playing operation of the sequencer 30.
[0023]
The chord scoring program 33 compares the chord composed of the note event data input via the MIDI interface 19 with the accompaniment chord read out from the chord sequence track of the music data (see FIG. 2), and This is a program for scoring the performance of No. 2.
[0024]
The sound source 13 forms a tone signal in accordance with music data (note event data or the like) input by the music sequencer 31 executed by the CPU 10. The formed tone signal is input to the mixer 14. The mixer 14 gives effects such as echo to a plurality of tone signals generated by the sound source 13 and a singing voice signal of the singer input via the microphone 17-A / D converter 18, and the like. Mix the signals with the proper balance. The mixed digital audio signal is input to the sound system 15. The sound system includes a D / A converter and a power amplifier, converts an input digital signal into an analog signal, amplifies the signal, and emits the sound from the speaker 16. The effect of the mixer 14 on each audio signal and the balance of the mixing are controlled by the CPU 10.
[0025]
The background video reproduction program 34 reads the background video data 41 stored on the hard disk 11 and inputs the data to the MPEG decoder 20. The background video data 41 is encoded in the MPEG2 format, and the MPEG decoder 20 converts the input background video data into an NTSC video signal and inputs the NTSC video signal to the synthesis circuit 21. The synthesizing circuit 21 is a circuit for synthesizing a lyric telop or the like on the video signal of the background video. The synthesized video signal is displayed on the monitor 22.
[0026]
The operation unit 23 includes a panel switch interface, a remote control receiving circuit, and the like, and inputs an operation signal corresponding to an operation of a panel switch or a remote control device by a user to the CPU 10. The CPU 10 detects this operation signal by the operation input processing program 35 and executes a corresponding process. This operation input processing program 35 is included in the system program. The panel switch and the remote controller are provided with a numeric keypad for selecting a song number, a lyrics display mode selection switch 23a for selecting a lyrics display mode (whether or not to display a code in ruby), and a performance key (key). A key control switch 23b is included.
[0027]
The external musical instrument 2 includes a microcomputer 50 as a control device, and an operation unit 51, a sound source unit 52, and a MIDI interface 53 connected to the microcomputer 50. The operation unit 51 includes performance operators for playing musical instruments and setting operators for setting timbres and the like. The tone generator 52 generates a musical tone designated by the operation of the performance operator, converts the musical tone into an analog signal, and sounds the internal speaker. The MIDI interface 53 receives the transpose data from the karaoke apparatus 1 and outputs note event data input from the performance operator to the karaoke apparatus 1. When the transpose data is input from the MIDI interface 53, the microcomputer 50 raises and lowers the pitch of the generated musical tone by this transpose data. That is, the pitch input from the performance operator is shifted up and down by the transposition data and input to the tone generator 52, and the MIDI data of the shifted pitch is edited and transmitted to the karaoke apparatus.
[0028]
Here, the music data stored in the hard disk 11 will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 2A, the song data includes a header in which karaoke song management data is written, a music track for playing the karaoke song, a guide melody track for generating a guide melody, and a lyrics telop. It is composed of a lyrics track for display, a chord sequence track in which chord data for accompaniment is written, and the like. The music data includes audio data, audio data control tracks, and the like in addition to the above, but is omitted in this figure for simplicity.
[0029]
The header shows the song number, title, bibliographic information such as the composer and composer, and also indicates how far the karaoke song is from the basic key (in C major and A minor). Initial transpose data has been written. For example, "+7" is written if the song is in G major, and "-3" is written if it is in G minor. By transmitting the initial transposition data to the external musical instrument 2 via MIDI and transposing the external musical instrument 2, the external musical instrument 2 can perform any basic karaoke in C major or A minor regardless of the key of the karaoke tune to be played. Music can be played with a typical chord pattern.
[0030]
Each track such as a musical tone track is described in accordance with the MIDI format, and includes event data and timing data indicating the read timing of each event data, as shown in FIG. The timing data can be composed of duration data indicating a time interval between event data, absolute time data indicating an absolute time from the start time of the music, and the like. The event data of the musical tone track and the guide melody track are composed of event data indicating the pitch, volume, on / off, etc. of the musical tone. When the note event data is input to the sound source 13, the sound source 13 Produces or silences the musical tone corresponding to. Note that the musical tone track is composed of a plurality of tracks for generating musical tones of a large number of musical instruments.
[0031]
The lyrics track is a data track for displaying the lyrics telop on the monitor 22 in synchronization with the performance of the karaoke song. The lyrics telop is data for displaying, in addition to the lyrics of the karaoke song, a code for accompaniment of the song with an external instrument at the ruby position of the lyrics. The event data of this track is described as a system exclusive message, and as shown in FIG. 10C, data for displaying one page of lyrics telop is described so as to be read out at the same timing.
[0032]
The chord sequence track is a track that outputs the accompaniment code of the karaoke song in synchronization with the musical tone track and the guide melody track. The data of the chord sequence track is used for scoring the performance by the external musical instrument. The performance of the karaoke tune by the musical tone track is based on the same chord progression.
The chord progression in the performance of the karaoke song by the musical tone track, the chord progression of the chord sequence track, and the chord progression displayed as ruby by the lyrics track are synchronized.
[0033]
In the karaoke apparatus having the above configuration, when a music number is input from a remote controller or a panel switch, the operation input processing program 35 detects this and transmits it to the sequencer 30 as a karaoke music request. In response, the sequencer 30 reads out the song data of the karaoke song identified by the song number from the song data storage area 40 of the hard disk 11 and copies it to the RAM 12. Then, the performance of the karaoke tune is executed using the tune data on the RAM 12. First, the initial transpose data is read from the header and transmitted to the external musical instrument 2 via the MIDI interface 19, and the initial transpose value is displayed on the monitor 22. The display on the monitor 22 is for the purpose of notifying the performer that the external musical instrument 2 outputs a musical tone having a pitch different from the pitch at which the performance operation has been performed due to the transposition.
[0034]
The sequencer 30 is composed of the music sequencer 31 and the lyrics sequencer 32 as described above. The music sequencer 31 reads data of a track such as a performance data track or a guide melody track in the music data, and uses the data to generate the sound source 13. By performing the control, the performance sound of the karaoke tune is generated. The lyrics sequencer 32 reads out the data of the lyrics track in the music data, creates an image pattern of the lyrics telop based on the data, and outputs it to the synthesizing circuit 21. Further, the background video control program 34 reads out predetermined background video data according to an instruction from the sequencer 30 and inputs the data to the MPEG decoder 20. As shown in FIG. 2 (D), the lyrics telop displayed by the lyrics sequencer 32 has an accompaniment code displayed in ruby in addition to the lyrics. The player plays the external instrument 2 while watching the accompaniment chord.
[0035]
The external musical instrument 2 independently generates musical tones, which are transposed as described above, and are performed in a basic key, such as C major or G major, to produce a karaoke tune. A combined musical tone can be generated.
[0036]
If the singer operates the key-con switch 23b to transpose the key of the karaoke song up or down during the performance of the karaoke song, transpose data representing the transposition amount is input from the MIDI interface 19 to the external musical instrument 2. You. The external musical instrument 2 (microcomputer 50) changes (transposes) the tuning with the transpose data. Thus, no matter how the key of the karaoke song is transposed, the external musical instrument 2 can always perform by the reference key performance operation.
[0037]
Then, when the player plays the external musical instrument 2, the external musical instrument 2 generates the musical tone, edits note data corresponding to the musical operation, and inputs the edited note data to the karaoke apparatus 1 through the MIDI interfaces 53 and 19. The code scoring program 33 of the karaoke apparatus 1 compares the code data (event data) read from the code sequence track of the music data with the code detected from the note data input from the MIDI interface 19, and determines the degree of coincidence. Based on the above, the skill of the performance operation of the external musical instrument 2 is scored. The scoring result is displayed on the monitor 22 after the end of the karaoke song.
[0038]
3 and 4 are flowcharts showing the operation of the karaoke apparatus 1. FIG. 3 is a flowchart showing a karaoke song performance processing operation. FIG. 4 is a flowchart showing a chord scoring processing operation for scoring chords input from the external musical instrument 2.
[0039]
In FIG. 3, when a song number is input and song selection is performed (s1), song data identified by the song number is read from the hard disk 11 to the RAM 12 (s2). Then, the initial transposition data in the header is output as MIDI to transpose the external musical instrument 2 (s3), and the initial transpose value is displayed on the monitor 22 so that the performer (singer) receives the transpose value. Notify (s4).
[0040]
After this, the performance of the karaoke song is started. While generating the music sound of the karaoke tune based on the music track (s5: music sequencer 31), the lyrics telop including the accompaniment code is displayed based on the lyrics track (s6: lyrics sequencer 32). When the display mode is switched by operating the lyrics display mode selection switch 23a, the display mode of the displayed lyrics telop is changed to display lyrics and chords, display only lyrics, display only chords, The display is switched to any one of the four modes of not displaying.
[0041]
The singer sings the song in accordance with the performance of the karaoke song and the display of the lyrics telop, and the performer plays the external instrument 2. Since the note event data is input from the MIDI interface 19 by the performance of the external musical instrument 2, the performance is scored by comparing the chord detected from the note event data with the accompaniment chord read from the chord sequence track ( s7: Code scoring program 33).
[0042]
When the key-con switch 23b is operated during the performance of the karaoke song, the key of the karaoke song is transposed up and down in response to this operation (s9), and transpose data representing the transposition amount is output as MIDI (s10). According to the transposition data, the external musical instrument 2 is automatically transposed in accordance with the transposition of the karaoke tune.
When the music ends (s11), the result of scoring by the chord scoring program 33 is displayed (s12), and the operation ends.
[0043]
FIG. 4 is a flowchart showing the scoring processing operation executed by the code scoring program 33. When note event data is input from the external musical instrument 2 via the MIDI interface 19, the note data (pitch data) is buffered (s21). When the accompaniment code is read from the chord sequence track (s22), the accompaniment code is stored (s23). The pitch data input via the MIDI interface 19 is accumulated and buffered for a predetermined time, but only the latest accompaniment code is overwritten and stored.
[0044]
Then, code detection and matching score processing are executed at regular intervals. This fixed time may be about one second to several seconds. First, a chord (chord) is detected based on the buffered note data (pitch data) (s25). If a code is detected from the buffered pitch data, the process proceeds from s26 to s27. If the chord cannot be detected, the input pitch data is compared with the current accompaniment chord, and the performance is scored based on a criterion such as whether or not a constituent sound of the accompaniment chord is included (s29).
[0045]
If a chord is detected, the chord is compared with the current accompaniment chord (s27) and scored according to the degree of coincidence (s28). In other words, a perfect score is given when they completely match, and when the accompaniment chord is a genus 7 chord, a minor seventh component is missing or when a major chord becomes a minor chord, the match (mismatch) Scores are given according to the degree of).
[0046]
The above processing operations are continued until the music ends, and when the music ends (s30), the scoring results are totaled, output to the display operation (s12 in FIG. 3), and the operation ends.
[0047]
In this embodiment, the performance of the karaoke tune is continued regardless of the presence or absence of the chord input. However, until the chord same as the accompaniment chord read from the chord sequence track is input from the external musical instrument 2. Alternatively, the performance of the karaoke song may be stopped.
[0048]
Alternatively, the accompaniment chord read out from the chord sequence track may be input to the external musical instrument 2 via the MIDI interfaces 19 and 53, and the external instrument 2 may guide the player to play the chord. As an external musical instrument having such a guide function, there is an electronic stringed musical instrument disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-287750 previously filed by the present applicant.
[0049]
In this embodiment, the chord is detected based on the note data input from the external musical instrument 2 and the chord is scored. However, the note data may be scored directly. In this case, guide melody data or data of a musical sound track may be used as reference data serving as a reference.
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when the key for performing a karaoke song is transposed, the transpose data representing the transposition amount is output to the external instrument, so that the external instrument can be automatically transposed. This makes it possible for the player to transpose the tuning of the instrument in accordance with the transposition of the karaoke song, or to continue the performance by performing the operation without changing the performance key.
[0051]
Further, according to the present invention, since the initial transpose data, which is the difference between the performance key of the karaoke song and the reference tone, is sent to the external instrument prior to the performance of the karaoke song, the external instrument automatically adjusts the tone of the karaoke song. Since the transpose can be performed, the performer can play the external instrument in a standard tone that is easy to play, regardless of the key of the karaoke song.
[0052]
Further, according to the present invention, performance information input from an external instrument can be scored based on music data, so that the performance of a karaoke song can be used not only for practicing singing but also for practicing performance of an external instrument. Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a karaoke apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a configuration diagram of music data used in the karaoke apparatus.
FIG. 3 is a flowchart showing a performance processing operation of the karaoke apparatus.
FIG. 4 is a flowchart showing a scoring process operation of the karaoke apparatus.
[Explanation of symbols]
1. Karaoke device 2. External instrument,
10 CPU, 11 hard disk, 12 RAM, 13 sound source, 14 mixer (effector), 15 sound system, 16 speaker, 17 microphone, 18 A / D converter, 19 MIDI interface, 20 MPEG decoder, 21 synthesis circuit, 22 monitor, 23 operation unit, 23a display mode changeover switch, 23b key control switch,
30 ... sequencer, 31 ... music sequencer, 32 ... lyrics sequencer, 33 ... code scoring program, 34 ... background video reproduction program, 35 ... operation input processing program, 40 ... music data storage area, 41 ... background video storage area
50 microcomputer, 51 operating unit, 52 sound source unit, 53 MIDI interface

Claims (4)

曲データを記憶する記憶手段と、
曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、
外部楽器が接続されるインタフェース手段と、
演奏手段に対して、カラオケ曲を演奏する調を移調するトランスポーズ手段と、
トランスポーズ手段によってカラオケ曲を演奏する調が移調されたとき、この移調量を表すトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、
を備えたカラオケ装置。
Storage means for storing song data;
Performance means for playing a karaoke song based on the song data,
An interface means to which an external instrument is connected;
Transposing means for transposing a key for playing a karaoke song with respect to the playing means;
Output means for outputting, when the key for playing the karaoke song is transposed by the transposing means, transposition data representing the transposition amount to an external instrument via the interface means;
Karaoke device equipped with.
カラオケ曲の調と基準調との差であるイニシャルトランスポーズデータを含む曲データを記憶する記憶手段と、
曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、
外部楽器が接続されるインタフェース手段と、
演奏手段がカラオケ曲の演奏をスタートする前に、前記イニシャルトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、
を備えたカラオケ装置。
Storage means for storing song data including initial transpose data which is the difference between the key of the karaoke song and the reference tone;
Performance means for playing a karaoke song based on the song data,
An interface means to which an external instrument is connected;
Output means for outputting the initial transpose data to an external musical instrument via an interface means before the performance means starts playing a karaoke song;
Karaoke device equipped with.
カラオケ曲の調と基準調との差であるイニシャルトランスポーズデータを含む曲データを記憶する記憶手段と、
曲データに基づいてカラオケ曲を演奏する演奏手段と、
外部楽器が接続されるインタフェース手段と、
演奏手段に対して、カラオケ曲を演奏する調を移調するトランスポーズ手段と、
演奏手段がカラオケ曲の演奏をスタートする前に、前記イニシャルトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力するとともに、トランスポーズ手段によってカラオケ曲を演奏する調が移調されたとき、この移調量を表すトランスポーズデータをインタフェース手段を介して外部楽器に出力する出力手段と、
を備えたカラオケ装置。
Storage means for storing song data including initial transpose data which is the difference between the key of the karaoke song and the reference tone;
Performance means for playing a karaoke song based on the song data,
An interface means to which an external instrument is connected;
Transposing means for transposing a key for playing a karaoke song with respect to the playing means;
Before the performance means starts playing the karaoke song, the initial transposition data is output to an external instrument via the interface means, and when the key for performing the karaoke song is transposed by the transposition means, the transposition amount is calculated. Output means for outputting transpose data representing the following to an external instrument via the interface means:
Karaoke device equipped with.
カラオケ曲の演奏中にインタフェース手段を介して外部楽器から入力される演奏情報を曲データと比較して外部楽器の演奏を採点する採点手段を備えた請求項1、請求項2または請求項3に記載のカラオケ装置。4. A scoring means for scoring the performance of an external instrument by comparing performance information input from an external instrument via an interface means with music data during performance of a karaoke song. A karaoke device as described.
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