JP2004232510A - 燃料吐出口の位置決め構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料吐出口を周方向に位置決めする燃料吐出口の位置決め構造を提供する。
【解決手段】高圧ポンプ10は、エンジンヘッド100にボルト50により取り付けられている。燃料吐出口14は小径部16を有し、小径部16の箇所に環状溝を形成している。エンジンヘッド100には、嵌合穴110が形成されている。位置決め部材70は円弧部72と、円弧部72の両端から延びている脚部74とを有している。円弧部72は小径部16に、脚部74は嵌合穴110にそれぞれ弾性力で嵌合している。エンジンヘッド100に対し高圧ポンプ10をボルト締めするにしたがい、位置決め部材70の脚部50は嵌合穴110に進入し、エンジンヘッド100に対し高圧ポンプ10は周方向に位置決めされる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料供給装置の燃料吐出口を周方向に位置決めする構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料供給装置として例えば高圧ポンプをエンジンに取り付ける場合、ボルトを締め付けることによりエンジンに高圧ポンプを取り付けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−195128号公報
【0004】
図12に、高圧ポンプ200のハウジングにボルト穴210を形成し、ボルト穴210に通したボルトをエンジン側に形成したねじ穴にねじ結合することによりエンジンに高圧ポンプ200を取り付ける構造を示す。
高圧ポンプ200の燃料吐出口202には鋼管である燃料配管220が接続され、燃料吐出口202はシール材として図示しないガスケット等を介して高圧ポンプ本体にねじ構造等により装着されている。燃料吐出口202から吐出される燃料圧力は高いので、燃料吐出口202に接続される燃料配管220は高い燃料圧力に耐えるために剛性が高くなっている。したがって、流入する燃料圧力が低い燃料流入口204あるいは流出する燃料圧力が低いリターン管206と比べ、燃料配管220の柔軟性は非常に低いものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、燃料配管220は、所定の位置に高圧ポンプ200が取り付けられることを前提に加工され、エンジンに対し位置決めされている。したがって、エンジンに対し高圧ポンプ200の燃料吐出口202の周方向位置がずれ、ずれた状態で燃料吐出口202に燃料配管220を接続すると、燃料吐出口202と高圧ポンプ本体との接続部に周方向の位置ずれによる力が加わる。さらに、エンジン等から振動が燃料吐出口202と高圧ポンプ本体との接続部に加わると、接続部の緩みや、ガスケットのシール面圧の低下を引き起こす恐れがある。
【0006】
以下、燃料吐出口202の周方向の位置ずれについて、より具体的に説明する。
すなわち、図12に示す高圧ポンプ200のように、ボルトでエンジンに高圧ポンプ200を取り付ける場合には、通常エンジン側に形成したねじ穴位置と高圧ポンプ200に形成したボルト穴210の位置との加工誤差を考慮し、ボルトの径よりもボルト穴210の径を大きくする必要がある。ボルトとボルト穴210との間に形成される間隙の範囲内で高圧ポンプ200の周方向位置は変化するので、エンジンに高圧ポンプ200をボルト締めするとき、エンジンに対し高圧ポンプ200の周方向位置がずれることがある。
【0007】
また、高圧ポンプ200は、上記ハウジングや燃料吐出口202等の複数の部材からなっているため、例えば、エンジンに対し高圧ポンプ200のハウジングを高精度に周方向に位置決めできたとしても、上記ハウジングと燃料吐出口202との組付誤差によって、エンジンに対し燃料吐出口202の周方向位置がずれる恐れもある。
【0008】
以上説明した理由により、図12に示すものにおいては、エンジンに対し、つまり燃料配管220に対し、燃料吐出口202の周方向の位置ずれが発生するという問題点がある。
なお、図12のようなものに限らず、特許文献1のように、ボルト穴をエンジン側に形成し、ねじ穴を高圧ポンプ側に形成する場合においても、エンジンに高圧ポンプをボルト締めするとき、エンジンに対し燃料吐出口の周方向位置がずれることがある。
【0009】
もちろん、ボルトを用いずにエンジンに高圧ポンプを取り付ける場合においても、エンジンに対し燃料吐出口の周方向位置がずれる問題は生じる。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、燃料吐出口を周方向に位置決めする燃料吐出口の位置決め構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、燃料吐出口に直接組み付けた位置決め部材により支持部材に対し燃料吐出口を周方向に位置決めする。したがって、例えば燃料供給装置を構成する部材に組付誤差が生じても、支持部材に対し燃料吐出口を周方向に位置決めできる。
【0011】
本発明の請求項2記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、燃料供給装置はボルト穴を有し、ボルト穴に挿入したボルトを締め付けることにより支持部材に燃料供給装置を取り付ける。ボルト穴とボルトとの間に形成される間隙により、支持部材に燃料供給装置を取り付けるときに燃料供給装置の周方向位置がずれやすい構造であるが、燃料吐出口に組み付けた位置決め部材により、支持部材に対し燃料吐出口を周方向に位置決めできる。
【0012】
本発明の請求項3記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、燃料吐出口に位置決め部材を嵌合するので、燃料吐出口に位置決め部材を容易に組み付けることができる。
本発明の請求項4記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、位置決め部材は支持部材に形成した嵌合穴に嵌合することにより支持部材に対し燃料供給装置を周方向に位置決めする。支持部材に形成する燃料吐出口の位置決め構造が簡単である。
【0013】
本発明の請求項5記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、位置決め部材は燃料吐出口に弾性力で嵌合するので、燃料吐出口に位置決め部材を嵌合した状態で位置決め部材はがたつかない。さらに、位置決め部材は支持部材の嵌合穴に弾性力で嵌合するので、支持部材に位置決め部材を嵌合した状態で位置決め部材はがたつかない。燃料吐出口および支持部材に対し位置決め部材の組付位置がずれないので、支持部材に対し燃料吐出口を周方向に位置決めできる。
【0014】
本発明の請求項6記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、プランジャを往復駆動するカムの上死点から下死点の間で燃料吐出口を周方向に位置決めできる。カムの回転位置に関わらず、支持部材に対し燃料吐出口を周方向に確実に位置決めできる。
本発明の請求項7記載の燃料吐出口の位置決め構造によると、板材をプレス加工して位置決め部材を容易に形成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による燃料吐出口の位置決め構造を図1および図2に示す。
燃料供給装置としての高圧ポンプ10はガソリン直噴用の高圧ポンプである。高圧ポンプ10は、支持部材としてのエンジンヘッド100にボルト50により取り付けられている。エンジンヘッド100の外部には、高圧ポンプ10の燃料流入口12、燃料吐出口14、リターン管20およびコネクタ22等が現れている。燃料吐出口14に燃料配管130が接続されている。エンジンヘッド100の内部には、高圧ポンプ10のタペット40と、タペット40を往復移動可能にガイドするタペットガイド42とが収容されている。タペット40は図示しないプランジャとともに往復移動する。タペット40の外側底面40aがカムシャフト120とともに回転するカム122と摺動することにより、タペット40はプランジャとともに往復移動する。プランジャは、往復移動することにより燃料流入口12から図示しない加圧室に吸入した燃料を加圧し、燃料吐出口14から吐出する。
【0016】
高圧ポンプ10のハウジングの一部であるフランジ部材30には、ボルト50を挿入するボルト穴が2箇所形成されている。フランジ部材30とエンジンヘッド100との間に緩衝材60が挟持されている。ボルト穴にボルト50を通しボルト50をエンジンヘッド100に締め付けることにより、高圧ポンプ10はエンジンヘッド100に固定され取り付けられている。フランジ部材30に形成されているボルト穴の内径はボルト50の外径よりも大きい。したがって、エンジンヘッド100に形成されているねじ穴104(図4参照)の位置とボルト穴の位置とに加工誤差が生じても、ボルト穴を通してねじ穴104にボルト50を締め付け可能である。
【0017】
燃料吐出口14は小径部16を有し、小径部16の箇所に環状溝を形成している。位置決め部材70は小径部16に嵌合している。図1に示す燃料吐出口14の断面は、図2のI−I線における断面である。燃料吐出口14の中心と円弧部72の中心とは一致している。位置決め部材70は、エンジンヘッド100に形成した嵌合穴110にも嵌合している。
【0018】
図3に示すように、位置決め部材70は、小径部16に嵌合する円弧部72と、円弧部72の両端から延びエンジンヘッド100の嵌合穴110に嵌合する脚部74とを有している。位置決め部材70は板材をプレス加工して形成されている。高圧ポンプ10およびエンジンヘッド100に位置決め部材70を嵌合していない図3に示す状態において、円弧部72の内径dは小径部16の外径Dよりも小さく、脚部74の先端部75は交差している。脚部74の先端部75は円弧部72の半分の幅になっている。
【0019】
図4に示すように、エンジンヘッド100にはタペットガイド42を挿入するポンプ孔102、ボルト50とねじ結合するねじ穴104、および位置決め部材70の脚部74が嵌合する嵌合穴110が形成されている。ねじ穴104は、ポンプ孔102を挟んで径方向反対側に形成されている。嵌合穴110は、本実施例では、ねじ穴104を底辺とする二等辺三角形のほぼ頂点に位置している。嵌合穴110は、奥に向かい狭くなる四角錐状のテーパ部112を入口側に有し、脚部74の板厚よりも僅かに幅が広くテーパ部112から奥に向かいほぼ一定幅のスリット状の嵌合部113を有している。
【0020】
次に、エンジンヘッド100に高圧ポンプ10を取り付ける手順について説明する。
(1)図5に示すように、位置決め部材70の先端部75を広げ小径部16に円弧部72を嵌合する。脚部74は閉じようとするので円弧部72は弾性力で小径部16に嵌合する。したがって、円弧部72は燃料吐出口に14にがたなく嵌合する。
(2)図6に示すように、ポンプ孔102にタペットガイド42を挿入し、タペット40の外側底面40aをカム122に当接させる。図6に示す状態で、図示しないスプリングの付勢力により、タペット40はエンジンヘッド100に高圧ポンプ10をボルト50で締め付けた状態よりもタペットガイド42から外側に突き出している。タペット40の突き出し量を含み、カム122の位置が上死点であっても、位置決め部材70の脚部74が嵌合穴110の嵌合部113に嵌合するよう位置決め部材70は寸法設定されている。つまり、位置決め部材70の円弧部72の中心から先端部75の先端までの長さをL、高圧ポンプ10をボルト50で締め付けた状態での燃料吐出口14の中心からテーパ部112と嵌合部113との境界までの距離をL1とすると(図1参照)、L>L1+(上死点におけるカム122のリフト量)+(タペット40の突き出し量)を満たすようにLは寸法設定されている。
(3)フランジ部材30のボルト穴にボルト50を挿入しエンジンヘッド100のねじ穴104にボルト50をねじ結合するにしたがい、フランジ部材30はエンジンヘッド100に近づきタペット40は上昇する。そして、位置決め部材70の脚部74は嵌合部113に進入していく。脚部74が嵌合部113に進入していくにしたがい、脚部74の円弧部72側が接近するので、脚部74は嵌合穴110に弾性力で嵌合する。したがって、脚部74は嵌合穴110にがたなく嵌合する。
【0021】
燃料吐出口14および嵌合穴110に円弧部72および脚部74ががたなく嵌合するので、脚部74が嵌合部113に進入するにしたがい、位置決め部材70の円弧部72の中心、つまり燃料吐出口14の中心は嵌合部113の長さ方向に沿った延長上に位置するようになる。フランジ部材30に形成されているボルト穴とボルト50との間に間隙が形成されていても、位置決め部材70が嵌合穴110に進入するにしたがい、ボルト50により高圧ポンプ10がエンジンヘッド100に固定されるまでの間に、エンジンヘッド100に対し燃料吐出口14の周方向を高精度に位置決めできる。ボルト締めによりエンジンヘッド100に高圧ポンプ10を取り付けた状態で、燃料吐出口14と燃料配管130との周方向位置が一致する。したがって、燃料吐出口14と高圧ポンプ本体との接続部に位置ずれによる力が加わることを防止し、燃料吐出口14と高圧ポンプ本体との接続部が緩む問題を防止できる。
【0022】
(第2実施例)
本発明の第2実施例による位置決め部材を図7に示す。位置決め部材80は、燃料吐出口14に嵌合する円弧部82と、エンジンヘッド100に形成した嵌合穴に嵌合する脚部84とを有している。エンジンヘッド100に嵌合する前の状態で、脚部84の先端部85は交差している。
【0023】
第2実施例の位置決め部材80の脚部84は、第1実施例の位置決め部材70の脚部74よりも幅が広くなっている。したがって、エンジンヘッド100に形成した嵌合穴に脚部84の先端部85が嵌合するときの弾性力が大きくなる。また、位置決め部材80をプレスで抜き加工するときの抜き易さが向上する。
【0024】
(第3実施例、第4実施例)
エンジンヘッド100に形成した本発明の第3実施例による嵌合穴を図8に、第4実施例の嵌合穴を図9に示す。
第3実施例の嵌合穴130のテーパ部132は円錐状である。テーパ部132から奥に向けて形成されている嵌合部133の形状は第1実施例の嵌合部113と同様にスリット状である。テーパ部132が円錐状であるから、テーパ部132の加工が容易である。
第4実施例の嵌合穴140のテーパ部142は円錐状である。テーパ部142から奥に向けて形成されている嵌合部143は円柱状である。したがって、テーパ部142および嵌合部143の加工が容易である。
【0025】
(第5実施例)
本発明の第5実施例による位置決め部材を図10に示す。第5実施例の位置決め部材90は、同一幅の帯状に形成されている。したがって、円弧部92および脚部94の幅は等しい。高圧ポンプ10およびエンジンヘッド100に組み付ける前の状態で、円弧部92の内径dは燃料吐出口14の小径部16の外径Dよりも大きい。したがって、脚部94を広げて小径部16に位置決め部材90を嵌合するために要する力が小さくなり、燃料吐出口14への位置決め部材90の組み付けが容易である。燃料吐出口14に組み付けた状態で、位置決め部材90は小径部16を中心として周方向に自由に動くことができる。燃料吐出口14に組み付ける前の状態で、脚部94は交差しておらず先端で当接している。
【0026】
図11に示すように、エンジンヘッド100に形成された嵌合穴150は、テーパ部152と、テーパ部152から奥に向かうスリット状の嵌合部153とを有している。嵌合部153の幅は、脚部94の板厚2枚分とほぼ等しい。ボルト50をエンジンヘッド100に締め付け、脚部94が嵌合部153に進入するにしたがい、脚部94の円弧部92側は接近する。脚部94が嵌合部153に進入するにしたがい、円弧部92は小径部16を締め付けるとともに、脚部94は弾性力で嵌合部153に嵌合する。燃料吐出口14およびエンジンヘッド100に対し位置決め部材90の位置はずれず、エンジンヘッド100に対し燃料吐出口14を周方向に位置決めする。
【0027】
以上説明した上記複数の実施例では、燃料吐出口に位置決め部材を直接嵌合し、ボルト50でエンジンヘッド100に高圧ポンプを取り付けるときに、位置決め部材をエンジンヘッドの嵌合穴に嵌合させながらエンジンヘッドに対し燃料吐出口を周方向に位置決めした。エンジンヘッド100に対し燃料吐出口14の周方向位置を直接位置決めできるので、フランジ部材30に形成したボルト穴とボルト50との間隙、ならびに高圧ポンプの各部材の組付誤差に関わらず、エンジンヘッドに対し燃料吐出口を周方向に高精度に位置決めできる。
【0028】
さらに、位置決め部材は弾性力でエンジンヘッド100の嵌合穴および燃料吐出口14に嵌合しているので、エンジン側の振動が位置決め部材を通して高圧ポンプ10側に伝達しにくい。
また、従来の高圧ポンプの構成を変更することなく、エンジンヘッド100に嵌合穴を形成するだけで、エンジンヘッド100に対し燃料吐出口14を簡単に周方向に位置決めできる。
【0029】
上記複数の実施例では、燃料吐出口14の環状溝を形成している小径部16に位置決め部材を嵌合したが、燃料吐出口14の他の箇所に位置決め部材を嵌合してもよい。また、環状溝のない燃料吐出口に位置決め部材を嵌合することも可能である。
また、燃料吐出口に位置決め部材を嵌合して燃料吐出口に位置決め部材を組み付けたが、嵌合以外の構成で燃料吐出口に位置決め部材を組み付けてもよい。また、エンジンヘッド100に形成した嵌合穴に位置決め部材を嵌合したが、他の構成でエンジンヘッドに位置決め部材を組み付けてもよい。
【0030】
上記複数の実施例では、ガソリン直噴用の高圧ポンプの燃料吐出口の位置決め構造について説明したが、ディーゼル用サプライポンプの燃料吐出口の位置決め構造、あるいははガソリン用低圧ポンプの燃料吐出口の位置決め構造に本発明の位置決め構造を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料吐出口の位置決め構造を示す部分断面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】(A)は第1実施例の位置決め部材を示す正面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図である。
【図4】(A)は第1実施例のエンジンヘッドを高圧ポンプの取付側からみた図であり、(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図5】燃料吐出口に位置決め部材を嵌合した状態を示す説明図である。
【図6】エンジンヘッドに高圧ポンプを挿入した状態を示す説明図である。
【図7】(A)は本発明の第2実施例の位置決め部材を示す正面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図である。
【図8】本発明の第3実施例のエンジンヘッドを高圧ポンプの取付側からみた図である。
【図9】本発明の第4実施例のエンジンヘッドを高圧ポンプの取付側からみた図である。
【図10】(A)は本発明の第5実施例の位置決め部材を示す正面図であり、(B)は(A)のB方向矢視図である。
【図11】第5実施例による燃料吐出口の位置決め構造を示す部分断面図である。
【図12】従来の高圧ポンプを示す平面図である。
【符号の説明】
10 高圧ポンプ(燃料供給装置)
12 燃料流入口
14 燃料吐出口
16 小径部
30 フランジ部材
40 タペット
70、80、90 位置決め部材
72、82、92 円弧部
74、84、94 脚部
100 エンジンヘッド(支持部材)
104 ねじ穴
110、130、140、150 嵌合穴
120 カムシャフト
122 カム
130 燃料配管

Claims (7)

  1. 加圧した燃料を燃料吐出口から吐出する燃料供給装置を支持部材に取り付けるときの前記燃料吐出口の位置決め構造であって、
    前記燃料吐出口に組み付けた位置決め部材により、前記支持部材に対し前記燃料吐出口を周方向に位置決めすることを特徴とする燃料吐出口の位置決め構造。
  2. 前記燃料供給装置はボルト穴を有し、前記ボルト穴に挿入したボルトを締め付けることにより前記支持部材に前記燃料供給装置を取り付けることを特徴とする請求項1記載の燃料吐出口の位置決め構造。
  3. 前記位置決め部材は前記燃料吐出口に嵌合することを特徴とする請求項1または2記載の燃料吐出口の位置決め構造。
  4. 前記位置決め部材は前記支持部材に形成した嵌合穴に嵌合することにより前記支持部材に対し前記燃料吐出口を周方向に位置決めすることを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料吐出口の位置決め構造。
  5. 前記位置決め部材は、前記燃料吐出口に弾性力で嵌合する円弧部と、前記円弧部の両端から延び前記嵌合穴に弾性力で嵌合する脚部とを有していることを特徴とする請求項4記載の燃料吐出口の位置決め構造。
  6. 前記燃料供給装置は、往復移動することにより加圧室に吸入した燃料を加圧するプランジャを備え、
    前記位置決め部材は前記プランジャを往復駆動するカムの上死点から下死点の間で前記燃料吐出口を周方向に位置決め可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の燃料吐出口の位置決め構造。
  7. 前記位置決め部材は板材をプレス加工して形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の燃料吐出口の位置決め構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109072841A (zh) * 2016-04-18 2018-12-21 大陆汽车有限公司 包括壳体和凸缘的组合装置以及布置

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