JP2004230745A - Inkjet print head - Google Patents

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JP2004230745A
JP2004230745A JP2003022911A JP2003022911A JP2004230745A JP 2004230745 A JP2004230745 A JP 2004230745A JP 2003022911 A JP2003022911 A JP 2003022911A JP 2003022911 A JP2003022911 A JP 2003022911A JP 2004230745 A JP2004230745 A JP 2004230745A
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JP
Japan
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ink
nozzle
print head
nozzle surface
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003022911A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Hitoshi Kida
仁司 木田
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Shinya Kobayashi
信也 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Printing Solutions Inc
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Publication date
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an inkjet print head which always maintains a region in the vicinity of nozzles in a uniform wet state, and can stably eject droplets over a long period of time without forming ink puddles around the nozzles or causing defective ejection due to an overflow or spray of ink from the nozzles at the time of ejection, even when an ink repellent film does not work in such cases as ejection of ink that can corrode the ink repellent film or ink that has small surface tension and is easily moistened. <P>SOLUTION: According to the inkjet print head, a plate is stuck to a nozzle surface such that its edge is arranged in the vicinity of the nozzles, and ink puddles in the vicinity of the nozzles are removed from the vicinity of the nozzles by capillarity occurring between the nozzle surface and the plate. The plate has an ink absorber attached thereto, and the ink is once stored in the ink absorber, which is then sucked by a pump or the like, thereby suppressing formation of the ink puddles in the vicinity of the nozzles over a long period of time. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノズルから液滴を吐出させるインクジェットプリントヘッドに関すし、特にノズル面を積極的に濡らして安定に吐出を行うインクジェットプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
ノズルから長時間液滴を吐出させていると、吐出時にノズルからインクが溢れ出して来たり、何かの拍子でしぶきが散ったりし、徐々にノズルの周りにインクが溜まって来て、溜まったインクに引っ張られたり、メニスカスが影響を受け、吐出方向が曲がってしまったり、溜まったインクがノズルを覆って吐出しなくなってしまったりといった不具合を引き起こす。
【0003】
そのような不具合を生じさせないために、従来は、ノズル面を撥インク処理し、インクがノズルから溢れ出しにくくする方法や、逆にノズル面を親インク処理し、溢れたインクを広げて溜まらないようにするという対策が取られていた(例えば特許文献1または特許文献2参照)。しかしながら、撥インク処理が施されていても、しぶきが散ったりした場合のインクはノズル面に溜まり、撥インク処理によりノズル面を動き易くなっているがために近くのインクが合体して、インク溜まりが大きくなると吐出に不具合を生じさせる。親インク処理においては、溢れ出して来るインクがどんどん溜まって行き、最終的にはノズル面全面に吐出に不具合を生じさせる程の量のインクが溜まる。このように、どちらの方法もある程度の時間でメンテナンスを必要としていた。
【0004】
そこで、ノズルの周りだけ撥インク処理を施してインクの溢れ出しを抑え、周辺部は全面親インク処理を施す事により、しぶき等で散ったインクは周辺部で広げてノズルに近付かないようにするという方法が考え出された(例えば特許文献3参照)。しかし、インクが固着してしまったり、汚れたり、清掃時に擦られる事による磨耗等で、撥インク性や親インク性は損なわれ易いため、そのような、撥インク膜や親インク膜に頼る方法では寿命が短いといった問題があった。
【0005】
また、ノズル周辺に放射状に溝を設け、毛細管現象によりノズル周辺に付着したインクを吸収して除去する方法が開示されている(例えば特許文献4参照)。しかし、その溝はすぐにインクで一杯になり、用を成さなくなってしまう。溝をヘッドの端まで伸ばして、そこでインクをポンプ等で吸引する方法も考えられているが、溝の本数は限られているため、インクの回収能力が低い上に、溝が長くなるため、途中ゴミ等で溝が分断されてインクが流れなくなるという不具合が発生し易いという問題があった。
【0006】
更に、ノズル間に溝を形成し、その溝内に多孔質体を充填する方法が開示されいるが、多孔質体の溝への充填は、非常に困難であり実用的ではなかった(例えば特許文献5参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開昭55−65564号公報
【特許文献2】
特開平2−55140号公報
【特許文献3】
特開平6−316079号公報
【特許文献4】
特開平8−230185号公報
【特許文献5】
特公平3−38986号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、特に、近年使われる事が多くなってきた、撥インク膜を侵すインクや、表面張力の小さい濡れやすいインク等を吐出させるような、撥インク膜が効かない場合に対しても、吐出時にノズルから溢れ出したり、しぶきが散ったりして出来るインク溜まりを除去して、常にノズルの近傍の濡れ状態を安定に保つ事により、長時間安定に液滴を吐出させることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、ノズル列から一定距離はなれた位置に、連続的なエッジを持つプレート等を貼り付ける事による連続的インク除去手段、及び、多孔質体等によりインクを安定に蓄積する蓄積手段を備えることで、ノズル近傍に溜まったインクを、ノズル面とプレートの間に生じる毛細管現象により、ノズル近傍より除去し、ノズル近傍は均一な濡れ状態を保つようにすることで達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一例となるインクジェットプリントヘッドを示す図である。インクジェットプリントヘッド1のノズル面2に、プレート3を貼り付ける。プレート3には、ノズル列4と重なる部分に、ノズル孔を塞がない大きさのスリット5が開けてある。このスリット5は、ノズルの近傍に溜まるインクを毛細管現象で吸い取るのが目的であるから、接着するのはプレート3の四隅程度で良く、スリット5の周辺は接着しない。ノズル面2とプレート3の間が常に濡れているのであれば、インクの表面張力によってノズル面2とプレート3は密着しているので、双方を位置決めピン等で動かないようにしておけば、接着しないことも可能である。
【0011】
例えば、インクが粘度9mPa・s、表面張力31mN/m程度で、ノズル面の材質がSUS316の場合、スリット5のエッジは、ノズル孔の端から20μm〜150μm程度が望ましい。エッジが20μm以下である場合はエッジ部に出来るインクの膜により吐出に影響が出てしまい、150μmを越えてしまうとインク溜まりがスリットのエッジまで達せず、吸引されないで溜まってしまう場所が出て来る可能性がある。なお、この条件は、インクの種類やノズル面の接触角等によって変わるので、本発明によるプレートの設置位置は、この値に限定したものでは無い。
【0012】
また、ノズル面2と、プレート3のノズル面側の面には、全面に、例えばコロイダルシリカを塗布する等の方法により、親インク処理を行うのが望ましい。少なくともノズルからスリットのエッジ部分までのノズル面は、親インク処理を行うのが良い。
【0013】
プレート3には穴6が開けてあり、そこに、ステンレスメッシュや焼結体等、多孔質のインク吸収体7を嵌め込むとよい。その際、インク吸収体7はノズル面2に接するようにするのが望ましく、インク吸収体7のノズル列4側のエッジは、プレート3の穴6のノズル列4側のエッジ及びノズル面2に接する部分が存在するようにする。このようにしないと、ノズル面とプレートの間に吸い込まれたインクは、殆どがノズル面とプレートの間で保持され、インク吸収体にインクがスムーズに吸収されにくくなる。プレート3とインク吸収体7を接着しなければならない場合は、インク吸収体に染み込み難い粘度の高い接着剤で、インク吸収体7の、ノズル面2と接しない側を接着する。穴6とインク吸収体7は、無くても本発明の基本的な効果は発揮されるが、穴6とインク吸収体7が設けられている方が、より確実にオリフィス面のインク除去が可能となる。
【0014】
ノズル面2とプレート3のギャップは、ノズル面が下向き或いは上向きで用いる場合は、ノズル近傍に溜まってはいけないインク膜厚以下にする必要があり、実験的に大体20μm程度以下である。
【0015】
図2に示したように、インク吸収体7がノズル列4よりも上にある場合は、「吸い上げられるインクの重さ=インクを吸い上げる力」であるから、
【0016】
【数1】

Figure 2004230745
【0017】
より、ノズル面とプレートのギャップGは下記の通りとなる。
【0018】
【数2】
Figure 2004230745
【0019】
インク吸収体7がノズル列4よりも下にある場合は、重力によってもインク溜まりはインク吸収体方向へ流れて行くので、ノズル面2とプレート3のギャップを、ノズル近傍に溜まってはいけないインク膜厚よりも多少広くすることが出来る。
【0020】
図3は、本発明による他の例を示した図である。プリントヘッド305の、ノズル面301上のインク吸収体302を嵌め込む穴303の枠内に入る位置に貫通穴304を開け、吸引ポンプ306を繋いで、インク吸収体に溜まったインクを吸引出来るようにすることによって、ノズル近傍に溜まろうとするインクを、長時間に渡って回収し続ける事が可能となる。
【0021】
なお、吸引を行うための穴は、図4に示したように、プレート401とインク吸収体402を、ノズル面からはみ出すような形とし、はみ出した部分403からインクの吸引を行うようにすれば、構造体が多く、穴を開ける場所の無いヘッドにも対応出来る。
【0022】
このような構成により、ポンプで吸引を行った際に、インク吸収体502全域に渡って、染み込んでいるインクの吸引が行われ、図3及び図4に示した例で起こる、吸引穴509の近くのインクのみが吸引されるという事が無く、ノズル近傍に溜まろうとするインクの回収能力を上げる事が出来る上に、一回吸引を行えばインク吸収体全域のインクが吸引されるため、その後暫く、インク吸収体が再びインクで満たされるまで、インク吸収体のインクの吸引を行う必要が無い。
【0023】
図5は、本発明によるさらに他の例を示した図である。図3の構成に加えて、最前面にカバー501を貼り付ける。カバー501とプレート504とを接着する等して、カバー501とプレート504の合わせ目から、インク吸収体を嵌め込む穴507に掛けて空気の抜けるような隙間を形成しないようにする。カバー501の大きさは、インク吸収体502を完全に覆う大きさであれば良い。図5に示したカバー501は、ノズル列503の周囲にまで及ぶ大きさとしてあり、プレート504に開けてあるスリット505と同じように、ノズル列503と重なる部分にスリット506が開けてあって、ノズルを塞がないように、又、液滴の吐出を妨げないようになっている。これにより、カバー501を、インク吸収体502だけを覆う大きさにした場合に比べて、ヘッド最前面に段差が出来ず、ノズルのキャッピングがし易くなる等の効果がある。カバー501を非常に薄い部材で作れば、インク吸収体502だけを覆う大きさにしてもノズルのキャッピングに対して大きな問題は無い。
【0024】
ヘッド511の、ノズル面508上のインク吸収体502を嵌め込む穴507の枠内に入る位置で、吸引穴509の反対側の端に穴が来るように貫通穴510を開け、空気抜きを設ける。なお、この空気抜きは、ヘッド511に開けずに、穴512のようにカバー501側に開けても良いし、プレート504の枠513に切り欠きを設けるようにしても良い。
【0025】
このような構成であれば、インク吸収体が無くても、プレート504とノズル面508の間に吸い込まれているインクを、空気抜きの穴510又は512から入って吸引穴509に抜ける風の流れによって回収する事が出来る。インク吸収体を無くす場合、プレート504に開ける穴507は、毛細管現象が働く程細くしてやると、プレート504とノズル面508の間に吸い込まれているインクを効率良く回収する事が出来る。もちろん、インク吸収体が設けられている場合は、インクの回収能力が向上する。
【0026】
本発明は、主に毛細管現象を利用しているため、プレート504とノズル面508のギャップや、インク吸収体502が汚れていると効果が低減する。そこで、これらの洗浄が必要になるが、空気抜きの穴510又は512や、プレート504とノズル面508の境目等から洗浄液を注入して、プレート504とノズル面508のギャップと、インク吸収体502を洗浄液で満たした後、吸引穴509から吸引を行い、吸引を止めてから再び洗浄液で満たした後、吸引を行うという動作を繰り返す事により、これらの洗浄が可能となる。勿論、洗浄液を注入するための専用の穴を設けてもよい。プレート504とノズル面508の境目等から洗浄液を注入する場合は、吸引穴509から吸引を続けた状態で洗浄液を注入しても良い。インク吸収体のみ洗浄すれば良い場合は、吸引穴509から吸引を続けた状態で、空気抜きの穴510又は512から洗浄液を注入すれば洗浄時間が短縮出来る。
【0027】
図6は、本発明によるさらに他の例を示す図である。図1の例に比べて、インク吸収手段であるプレート3と、インク蓄積手段であるインク吸収体7が一体構造のインク吸収体601となっており、ノズル面602へ貼り付けて、ノズル近傍に溜まるインクの吸収と蓄積を同時に行う構成となっている。
【0028】
図7は、本発明によるさらに他の例を示した図である。図1の例に比べて、プレート701にはスリットが無く、プレート701をノズル面702に貼り付けた際に、プレート701のエッジ703がノズル列704の下に来るように貼り付けられた構成となっている。
【0029】
図8は、本発明によるさらに他の例を示した図である。図1の例に比べて、プレート801には、スリットの代わりに、ノズル802の同心円上に来るように、ノズル径よりも大き目の穴803が開けてある。穴803の半径は、図1の例と同様、インクが粘度9mPa・s、表面張力31mN/m程度で、ノズル面の材質がSUS316の場合、ノズルの半径よりも20〜150μm程度大きい値に設定可能であるが、ノズル802の同心円上にインク吸収手段のエッジが構成されることの効果は、図1での例よりもさらに均一なインクの膜が、ノズル近傍に構成可能である事であり、その効果を出すためには、インクが粘度9mPa・s、表面張力31mN/m程度で、ノズル面の材質がSUS316の場合、穴803の半径はノズルの半径よりも20〜35μm程度大きい値に設定するのが良い。このような構成は、ノズルの位置があちこちに散在している場合においても、本発明を容易に適用出来るという効果もある。
【0030】
図9は、本発明によるさらに他の例を示した図である。図1の例の、穴6とインク吸収体7の無い構成に加え、プレート901を、ノズル列902よりも下方の任意の箇所で、折り曲げる等して、ノズル面とプレート901のギャップが徐々に広がるように設置されている。このような構成とする事により、インク吸収体が無い安価な構造でも、平らなプレートを貼り付けただけの構造に比べて、インクを蓄積出来る量を増す事が出来る。ノズル面とプレート901のギャップを徐々に広げる手段は、ノズル面にテーパーを付ける事でも実現可能である。ノズル面とプレート901のギャップを徐々に広げる箇所は、ノズル列902の上方であっても良い。
【0031】
図10は、本発明によるさらに他の例を示した図である。図1の例に比べて、インク吸収体1001がノズル列1002の両側に設けてある。このような構成にすることにより、インクを吸収する能力が、ノズル列の両側で等しくなり、インク吸収体が無いインク吸収能力の低い側に、インクが残り気味になる危険性が無くなる。
【0032】
本発明においては、装置の起動時に濡らし動作を行うのが望ましい。具体的な手段としては、インクタンクの水頭をノズル面よりも高くしたり、インクタンクに空気を送り込む等して、ヘッド内のインクを加圧し、ノズルからインクを溢れ出させる事が考えられる。その際、ヘッドを駆動して液滴を吐出させると、よりノズル面を濡らす効果がある。別の手段としては、ノズルからインクの吸引を行う方法や、インクを染み込ませる事が出来る部材で、ノズル近傍を擦る方法や、ノズル近傍にインクを吹付ける方法等が考えられる。
【0033】
ノズル近傍を濡らし、ノズルの近傍の濡れ状態を安定に保つ事で安定に液滴を吐出させる場合を例に取って例を示したが、本発明は、ノズル面に撥インク処理が施してあるヘッドに対しても適用可能であり、インク溜まりを除去する事で長時間安定に液滴を吐出させる効果がある。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、連続的なエッジを持つプレートとノズル面の間に生じる毛細管現象等によりインクを吸収するので、従来のような数点でのインク除去ではなく、線状にインク除去が行われるため、複数ノズルに渡って、どの個所でもインク溜まりが除去される上、単位時間当たりに除去出来るインクの量も多いインクジェットプリントヘッドが提供される。
【0035】
更に、インク蓄積手段を設けることにより、多量のインクの除去出来るインクジェットプリントヘッドが提供される。
【0036】
インクによって効果が異なり、種類を変えなければならない撥インク膜に頼らないので、同一のヘッドで、あらゆるインクを安定吐出可能なインクジェットプリントヘッドが提供される。
【0037】
インク蓄積手段のひとつであるインク吸収体は、吸引手段背面及びノズル面に接触して設けることで、インク吸引手段とインク吸収体に連続して毛細管現象が生じるため、ノズル近傍から除去したインクを、スムーズにインク吸収体に蓄積させる事が出来る。
【0038】
ノズル面と、プレートのノズル面側の全面に、親インク処理を行う事により、ノズル面とプレートの間に働くインク吸引の力が増すため、より早くノズル近傍のインク溜まりを除去する事が出来るインクジェットプリントヘッドが提供される。ノズルからスリットのエッジ部分までのノズル面に親インク処理を行う事により、インクが広がるため、ノズル近傍のインク膜厚が安定する上に、ノズル孔の端からスリットまでの距離が長くてもインク溜まりはスリットのエッジまで達して吸引されるため、スリットの加工精度が低くても良くなる。
【0039】
装置の起動時には、ノズル面が乾いた状態になっているので、液滴の吐出を始めても、ノズル近傍に広がるインクが、インク除去手段に達するまではインク溜りが生じて、吐出に悪影響を及ぼす危険性がある上に、通常の吐出でノズルから溢れ出したインクがノズル面に広がっていく程度の力では、インク除去手段まで達しない場所が出来て、インク溜りが生じ、吐出に悪影響を及ぼす危険性があるが、起動時に濡らし動作を行う事で、そのような危険性を無くす事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図2】プレートとノズル面のギャップの大きさについて説明する斜視図。
【図3】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図4】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図5】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図6】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図7】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図8】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図9】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【図10】本発明の他の例となるインクジェットヘッドの構成を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1はヘッド、2はノズル面、3はプレート、4はノズル列、5はスリット、6はインク吸収体を嵌め込む穴、7はインク吸収体、301はノズル面、302はインク吸収体、303はインク吸収体を嵌め込む穴、304は貫通穴、305はヘッド、306は吸引ポンプ、401はプレート、402はインク吸収体、403はインク吸収体のはみ出し部、501はカバー、502はインク吸収体、503はノズル列、504はプレート、505はプレートのスリット、506はカバーのスリット、507はインク吸収体を嵌め込む穴、508はノズル面、509は吸引穴、510は空気抜きの貫通穴、511はヘッド、512は空気抜きの穴、513はプレートの枠、601はプレートとインク吸収体が一体構造となったインク吸収体、602はノズル面、701はプレート、702はノズル面、703はプレートのエッジ、704はノズル列、801はプレート、803は穴、901はプレート、902はノズル列、1001はインク吸収体、1002…ノズル列である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ink jet print head that discharges droplets from nozzles, and more particularly to an ink jet print head that stably discharges by actively wetting a nozzle surface.
[0002]
[Prior art]
If the droplets are ejected from the nozzles for a long time, the ink will overflow from the nozzles at the time of ejection, or the spray will scatter due to some beat, and the ink will gradually accumulate around the nozzles and accumulate The ink may be pulled by the ink, the meniscus may be affected, and the ejection direction may be bent, or the accumulated ink may cover the nozzles and stop ejecting.
[0003]
In order to prevent such a problem from occurring, conventionally, a method of ink repelling the nozzle surface to make it difficult for the ink to overflow from the nozzle, or conversely, processing the nozzle surface with the parent ink, so that the overflowed ink does not spread and accumulate A countermeasure has been taken (see, for example, Patent Document 1 or Patent Document 2). However, even if the ink-repellent treatment is applied, the ink in the case where the splash is scattered stays on the nozzle surface, and the ink-repellent treatment facilitates the movement of the nozzle surface. When the pool becomes large, the discharge becomes defective. In the ink-friendly processing, the overflowing ink accumulates steadily, and finally, an amount of ink is accumulated on the entire surface of the nozzle so as to cause a problem in ejection. Thus, both methods required maintenance in a certain amount of time.
[0004]
Therefore, the ink repellent treatment is applied only around the nozzles to suppress the overflow of the ink, and the entire peripheral portion is subjected to the ink-friendly process, so that the ink scattered due to the splash etc. is spread in the peripheral portion so as not to approach the nozzle. (For example, see Patent Document 3). However, ink repellency and ink affinity are easily impaired due to abrasion caused by ink sticking, dirt, or rubbing during cleaning. Then, there was a problem that life was short.
[0005]
In addition, a method is disclosed in which grooves are provided radially around the nozzle to absorb and remove ink attached to the periphery of the nozzle by capillary action (for example, see Patent Document 4). However, the groove quickly becomes full of ink and is useless. A method of extending the groove to the end of the head and suctioning ink with a pump or the like there has also been considered, but since the number of grooves is limited, the ability to collect ink is low, and the groove becomes longer, There has been a problem that a problem that the groove is divided by the dust on the way and the ink does not flow easily occurs.
[0006]
Further, a method is disclosed in which a groove is formed between nozzles and a porous body is filled in the groove, but filling the groove with the porous body is very difficult and impractical (for example, see Patent Reference 5).
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-55-65564 [Patent Document 2]
JP-A-2-55140 [Patent Document 3]
JP-A-6-316079 [Patent Document 4]
JP-A-8-230185 [Patent Document 5]
Japanese Patent Publication No. 3-38986
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and in particular, has been used in recent years, and has been used in many cases. Even when the ink-repellent film does not work, by removing the ink pool formed by overflowing or spraying from the nozzle at the time of ejection, the wet state near the nozzle is always kept stable and stable. It is an object to discharge droplets stably over time.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The object is to provide a continuous ink removing means by attaching a plate having a continuous edge at a position separated by a certain distance from the nozzle row, and a storage means for stably storing ink by a porous body or the like. This is achieved by removing ink accumulated near the nozzle from the vicinity of the nozzle by a capillary phenomenon generated between the nozzle surface and the plate, and maintaining a uniform wet state near the nozzle.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a diagram showing an ink jet print head as an example of the present invention. The plate 3 is attached to the nozzle surface 2 of the inkjet print head 1. In the plate 3, a slit 5 having a size not to block the nozzle hole is formed in a portion overlapping the nozzle row 4. Since the purpose of this slit 5 is to absorb ink accumulated near the nozzle by capillary action, it is sufficient to adhere only to the four corners of the plate 3 and the periphery of the slit 5 is not adhered. If the space between the nozzle surface 2 and the plate 3 is always wet, the nozzle surface 2 and the plate 3 are in close contact with each other due to the surface tension of the ink. It is also possible not to do it.
[0011]
For example, when the viscosity of the ink is 9 mPa · s, the surface tension is about 31 mN / m, and the material of the nozzle surface is SUS316, the edge of the slit 5 is preferably about 20 μm to 150 μm from the end of the nozzle hole. If the edge is less than 20 μm, the ink film formed on the edge will affect the ejection, and if it exceeds 150 μm, the ink pool will not reach the edge of the slit, and there will be places where it will be collected without being sucked. Could come. Since this condition varies depending on the type of ink, the contact angle of the nozzle surface, and the like, the installation position of the plate according to the present invention is not limited to this value.
[0012]
In addition, it is desirable that the entire surface of the nozzle surface 2 and the surface of the plate 3 on the nozzle surface side be subjected to the ink-philic treatment by a method such as applying colloidal silica. At least the nozzle surface from the nozzle to the edge of the slit is preferably subjected to the ink-friendly processing.
[0013]
A hole 6 is formed in the plate 3 and a porous ink absorber 7 such as a stainless mesh or a sintered body may be fitted therein. At this time, it is desirable that the ink absorber 7 is in contact with the nozzle surface 2, and the edge of the ink absorber 7 on the nozzle row 4 side is connected to the edge of the hole 6 of the plate 3 on the nozzle row 4 side and the nozzle face 2. Make sure there are touching parts. Otherwise, most of the ink sucked between the nozzle surface and the plate is retained between the nozzle surface and the plate, and it becomes difficult for the ink absorber to smoothly absorb the ink. When the plate 3 and the ink absorber 7 must be bonded, the side of the ink absorber 7 that is not in contact with the nozzle surface 2 is bonded with a high-viscosity adhesive that does not easily permeate the ink absorber. Although the basic effect of the present invention can be exhibited without the hole 6 and the ink absorber 7, the ink can be more reliably removed from the orifice surface by providing the hole 6 and the ink absorber 7. It becomes.
[0014]
The gap between the nozzle surface 2 and the plate 3 needs to be less than the ink film thickness that should not accumulate in the vicinity of the nozzle when the nozzle surface is used facing downward or upward, and is experimentally about 20 μm or less.
[0015]
As shown in FIG. 2, when the ink absorber 7 is located above the nozzle row 4, “weight of ink to be sucked up = power to suck up ink”
[0016]
(Equation 1)
Figure 2004230745
[0017]
Therefore, the gap G between the nozzle surface and the plate is as follows.
[0018]
(Equation 2)
Figure 2004230745
[0019]
When the ink absorber 7 is located below the nozzle row 4, the ink pool flows toward the ink absorber by gravity, so that the gap between the nozzle surface 2 and the plate 3 should not be stored near the nozzles. It can be slightly wider than the film thickness.
[0020]
FIG. 3 is a diagram showing another example according to the present invention. A through-hole 304 is formed in the print head 305 at a position on the nozzle surface 301 which is inside the frame of the hole 303 into which the ink absorber 302 is fitted, and a suction pump 306 is connected so that the ink accumulated in the ink absorber can be sucked. By doing so, it is possible to continue collecting ink that is about to accumulate near the nozzles over a long period of time.
[0021]
In addition, as shown in FIG. 4, the holes for performing suction are formed so that the plate 401 and the ink absorber 402 protrude from the nozzle surface, and the ink is suctioned from the protruding portion 403. Also, it has a lot of structures and can be used for heads without holes.
[0022]
With such a configuration, when the suction is performed by the pump, the ink that has permeated is suctioned over the entire area of the ink absorber 502, and the suction hole 509, which occurs in the examples illustrated in FIGS. Since only nearby ink is not sucked, it is possible to improve the ability to collect ink that is likely to accumulate near the nozzles.In addition, once suction is performed, ink in the entire area of the ink absorber is sucked. For a while, there is no need to suction ink from the ink absorber until the ink absorber is filled with ink again.
[0023]
FIG. 5 is a diagram showing still another example according to the present invention. In addition to the configuration of FIG. 3, a cover 501 is attached to the forefront. The cover 501 and the plate 504 are bonded to each other so that no gap is formed from the joint between the cover 501 and the plate 504 so as to hang the hole 507 into which the ink absorber is fitted so that air can escape. The size of the cover 501 may be a size that completely covers the ink absorber 502. The cover 501 shown in FIG. 5 has a size that extends to the periphery of the nozzle row 503, and a slit 506 is formed in a portion overlapping the nozzle row 503, like the slit 505 formed in the plate 504. The nozzle is not blocked and does not hinder the ejection of the droplet. As a result, as compared with the case where the cover 501 is sized to cover only the ink absorber 502, there is an effect that a step is not formed on the frontmost surface of the head and nozzle capping is easily performed. If the cover 501 is made of a very thin member, there is no major problem with respect to nozzle capping even if the cover 501 is large enough to cover only the ink absorber 502.
[0024]
At a position of the head 511 in the frame of the hole 507 for fitting the ink absorber 502 on the nozzle surface 508, a through-hole 510 is formed so that a hole comes to an end opposite to the suction hole 509, and an air vent is provided. The air vent may be opened on the cover 501 side like the hole 512 without opening the head 511, or a notch may be provided on the frame 513 of the plate 504.
[0025]
With such a configuration, even if there is no ink absorber, the ink sucked between the plate 504 and the nozzle surface 508 is allowed to flow through the air vent holes 510 or 512 and flow through the suction hole 509 by the flow of wind. Can be collected. When eliminating the ink absorber, the holes 507 formed in the plate 504 are made thin enough to cause the capillary action, so that the ink sucked between the plate 504 and the nozzle surface 508 can be efficiently collected. Of course, when the ink absorber is provided, the ink collecting ability is improved.
[0026]
Since the present invention mainly uses the capillary phenomenon, the effect is reduced if the gap between the plate 504 and the nozzle surface 508 or the ink absorber 502 is dirty. Therefore, these cleanings are required. However, a cleaning liquid is injected from holes 510 or 512 for venting air, a boundary between the plate 504 and the nozzle surface 508, and the like, and the gap between the plate 504 and the nozzle surface 508 and the ink absorber 502 are removed. After filling with the cleaning liquid, suction is performed from the suction hole 509, and after stopping the suction, the operation of refilling with the cleaning liquid and then performing suction is repeated, these cleanings can be performed. Of course, a dedicated hole for injecting the cleaning liquid may be provided. When the cleaning liquid is injected from the boundary between the plate 504 and the nozzle surface 508 or the like, the cleaning liquid may be injected while suction is being continued from the suction hole 509. When only the ink absorber needs to be cleaned, the cleaning time can be reduced by injecting the cleaning liquid from the air vent hole 510 or 512 while suction is continued from the suction hole 509.
[0027]
FIG. 6 is a diagram showing still another example according to the present invention. Compared with the example of FIG. 1, the plate 3 serving as the ink absorbing means and the ink absorbing body 7 serving as the ink storing means constitute an ink absorber 601 having an integral structure. It is configured to simultaneously absorb and accumulate accumulated ink.
[0028]
FIG. 7 is a diagram showing still another example according to the present invention. Compared to the example of FIG. 1, the plate 701 has no slit, and when the plate 701 is attached to the nozzle surface 702, the plate 701 is attached so that the edge 703 of the plate 701 is below the nozzle row 704. Has become.
[0029]
FIG. 8 is a diagram showing still another example according to the present invention. Compared to the example of FIG. 1, a hole 803 larger than the nozzle diameter is formed in the plate 801 instead of the slit so as to be on the concentric circle of the nozzle 802. The radius of the hole 803 is set to a value larger than the radius of the nozzle by about 20 to 150 μm when the viscosity of the ink is 9 mPa · s and the surface tension is about 31 mN / m, and the material of the nozzle surface is SUS316, as in the example of FIG. Although it is possible, the effect of forming the edge of the ink absorbing means on the concentric circle of the nozzle 802 is that a more uniform ink film can be formed near the nozzle than in the example of FIG. In order to obtain the effect, when the ink has a viscosity of 9 mPa · s, the surface tension is about 31 mN / m, and the material of the nozzle surface is SUS316, the radius of the hole 803 is set to a value larger by about 20 to 35 μm than the radius of the nozzle. Good to set. Such a configuration also has an effect that the present invention can be easily applied even when nozzle positions are scattered around.
[0030]
FIG. 9 is a diagram showing still another example according to the present invention. In addition to the configuration of FIG. 1 in which the holes 6 and the ink absorber 7 are not provided, the gap between the nozzle surface and the plate 901 is gradually reduced by bending the plate 901 at an arbitrary position below the nozzle row 902. It is installed to spread. With such a configuration, the amount of ink that can be stored can be increased even in an inexpensive structure without an ink absorber, compared to a structure in which a flat plate is simply attached. The means for gradually widening the gap between the nozzle surface and the plate 901 can also be realized by tapering the nozzle surface. The location where the gap between the nozzle surface and the plate 901 is gradually widened may be above the nozzle row 902.
[0031]
FIG. 10 is a diagram showing still another example according to the present invention. As compared with the example of FIG. 1, ink absorbers 1001 are provided on both sides of the nozzle row 1002. With such a configuration, the ability to absorb ink is equal on both sides of the nozzle row, and there is no danger of remaining ink on the side with low ink absorption ability without the ink absorber.
[0032]
In the present invention, it is desirable to perform a wetting operation when the device is started. As a specific means, it is conceivable to pressurize the ink in the head by making the water head of the ink tank higher than the nozzle surface, or to send air into the ink tank to overflow the ink from the nozzles. At this time, if the head is driven to discharge droplets, there is an effect of further wetting the nozzle surface. As other means, a method of sucking ink from the nozzle, a method of rubbing the vicinity of the nozzle with a member capable of penetrating the ink, a method of spraying the ink near the nozzle, and the like can be considered.
[0033]
Although an example has been described in which the liquid droplet is stably ejected by wetting the vicinity of the nozzle and stably maintaining the wet state in the vicinity of the nozzle, an ink-repellent treatment is applied to the nozzle surface in the present invention. The present invention is also applicable to a head, and has the effect of removing droplets of ink and stably ejecting droplets for a long time.
[0034]
【The invention's effect】
According to the present invention, ink is absorbed by a capillary phenomenon or the like that occurs between a plate having a continuous edge and a nozzle surface, so that ink removal is performed in a linear manner instead of ink removal at several points as in the related art. Therefore, an ink jet print head is provided which removes ink puddles at any locations over a plurality of nozzles and also allows a large amount of ink to be removed per unit time.
[0035]
Further, the provision of the ink storage means provides an ink jet print head capable of removing a large amount of ink.
[0036]
Since the effect differs depending on the ink and it does not rely on an ink-repellent film whose type needs to be changed, an ink jet print head capable of stably ejecting all inks with the same head is provided.
[0037]
By providing the ink absorber, which is one of the ink storage units, in contact with the back surface of the suction unit and the nozzle surface, a capillary phenomenon occurs continuously between the ink suction unit and the ink absorber. , Can be smoothly accumulated in the ink absorber.
[0038]
By performing the ink-affinity treatment on the nozzle surface and the entire surface of the plate on the nozzle surface side, the ink suction force acting between the nozzle surface and the plate increases, so that the ink pool near the nozzle can be removed more quickly. An inkjet printhead is provided. By performing ink-friendly processing on the nozzle surface from the nozzle to the edge of the slit, the ink spreads, so that the ink film thickness in the vicinity of the nozzle is stable, and even if the distance from the end of the nozzle hole to the slit is long, the ink is spread. Since the pool reaches the edge of the slit and is sucked, the processing accuracy of the slit may be low.
[0039]
When the apparatus is started, since the nozzle surface is in a dry state, even if the discharge of the droplet is started, the ink which spreads in the vicinity of the nozzle forms an ink pool until the ink reaches the ink removing means, and adversely affects the discharge. In addition to the danger, there is a place where the ink that has overflowed from the nozzle during normal ejection spreads over the nozzle surface and does not reach the ink removing means, creating an ink pool, which adversely affects the ejection. Although there is a danger, such danger can be eliminated by performing a wetting operation at startup.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head as an example of the invention.
FIG. 2 is a perspective view illustrating the size of a gap between a plate and a nozzle surface.
FIG. 3 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 4 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 5 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 6 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 7 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 8 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 9 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
FIG. 10 is a schematic perspective view illustrating a configuration of an inkjet head according to another example of the invention.
[Explanation of symbols]
1 is a head, 2 is a nozzle surface, 3 is a plate, 4 is a nozzle row, 5 is a slit, 6 is a hole for fitting an ink absorber, 7 is an ink absorber, 301 is a nozzle surface, 302 is a nozzle surface, 302 is an ink absorber, 303 Is a hole for fitting an ink absorber, 304 is a through hole, 305 is a head, 306 is a suction pump, 401 is a plate, 402 is an ink absorber, 403 is a protruding portion of the ink absorber, 501 is a cover, and 502 is ink absorption. Body, 503 is a nozzle row, 504 is a plate, 505 is a plate slit, 506 is a cover slit, 507 is a hole for fitting the ink absorber, 508 is a nozzle surface, 509 is a suction hole, 510 is an air vent through hole, 511 is a head, 512 is an air vent hole, 513 is a plate frame, 601 is an ink absorber in which the plate and the ink absorber are integrated, 602 Nozzle surface, 701 is a plate, 702 is a nozzle surface, 703 is an edge of the plate, 704 is a nozzle row, 801 is a plate, 803 is a hole, 901 is a plate, 902 is a nozzle row, 1001 is an ink absorber, 1002 ... nozzle row It is.

Claims (8)

液滴を吐出させるノズルが、複数並んでいるインクジェットプリントヘッドにおいて、ノズル列から一定距離はなれた位置に、ノズル面のインクを除去するインク除去手段を備えることを特徴とするインクジェットプリントヘッド。An ink jet print head comprising a plurality of nozzles for discharging droplets, the ink jet print head comprising an ink removing means for removing ink on a nozzle surface at a position separated from a nozzle row by a predetermined distance. 前記インク除去手段は、インクを安定に吸引する吸引手段及びインクを安定に蓄積する蓄積手段からなることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリントヘッド。2. The ink jet print head according to claim 1, wherein said ink removing means comprises a suction means for stably sucking the ink and a storage means for stably storing the ink. 前記インク吸引手段は、ノズル面との間に毛細管現象が働くように取りつけられた板であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のインクジェットプリントヘッド。3. The ink jet print head according to claim 1, wherein said ink suction means is a plate attached so that a capillary phenomenon acts between the ink suction means and a nozzle surface. インク蓄積手段は、吸引手段背面及びノズル面に接触して設けられたステンレスメッシュもしくは多孔質体よりなるインク吸収部材であることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のインクジェットプリントヘッド。4. The ink jet print head according to claim 2, wherein the ink accumulating means is an ink absorbing member made of a stainless mesh or a porous body provided in contact with the back surface of the suction means and the nozzle surface. . インク吸収手段及びインク蓄積手段として、エッジ部がノズル近傍に来るようにノズル表面に取り付けられた板状部材を設けることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリントヘッド。2. The ink-jet printhead according to claim 1, wherein a plate-like member attached to the nozzle surface such that an edge portion is located near the nozzle is provided as the ink absorbing means and the ink storing means. 前記的インク除去手段は、ノズル列に沿って連続的に存在するインク吸収手段のエッジ部であることを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリントヘッド。2. The ink jet print head according to claim 1, wherein the target ink removing unit is an edge portion of the ink absorbing unit continuously existing along the nozzle row. インクジェットプリントヘッドの起動時に、ノズル面を濡らす手段を設けることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のインクジェットプリントヘッド。7. The ink jet print head according to claim 1, wherein a means for wetting the nozzle surface is provided when the ink jet print head is started. 前記ノズル表面と前記インク吸収手段に親インク処理が施してあることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のインクジェットプリントヘッド。The ink jet print head according to any one of claims 1 to 7, wherein the nozzle surface and the ink absorbing means are subjected to an ink-philic treatment.
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